JP3294123B2 - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
- Publication number
- JP3294123B2 JP3294123B2 JP29500296A JP29500296A JP3294123B2 JP 3294123 B2 JP3294123 B2 JP 3294123B2 JP 29500296 A JP29500296 A JP 29500296A JP 29500296 A JP29500296 A JP 29500296A JP 3294123 B2 JP3294123 B2 JP 3294123B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ceiling panel
- air conditioner
- ceiling
- spool
- wire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は天井埋込み形又は天
井吊下げ形の空気調和機に関するものである。
井吊下げ形の空気調和機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図５は従来の天井埋込み形空気調和機の
断面図、図６は同空気調和機のグリル部の断面図、図７
は同空気調和機のグリル昇降装置の斜視図である。天井
１内に埋設されたユニット本体２の内部には熱交換器
７、ドレンパン１０、送風機６、ファンモータ５、導風
板１２等が配置され、このユニット本体２にはその下部
開口を覆う天井パネル８が着脱自在に装着されている。
天井パネル８の中央部には吸込口３が形成されており、
この吸込口３の両側には吹出口４が形成されている。吸
込口３には吸込グリル１１が嵌合され、その背後にはフ
ィルタ１３が着脱自在に係止されている。天井パネル８
の内壁に取りつけられたブラケット１５，１６には正逆
転可能なモータ２０が４ヶ固定されており、これらのモ
ータ２０に駆動されるそれぞれのスプール２１には、そ
れぞれワイヤ２２の基端が巻き着けられている。これら
のワイヤ２２の先端はブラケット１５，１６に取りつけ
られたリング２４を経て、吸込グリル１１の４つの角隅
部にそれぞれ連結されている。そして、これら各スプー
ル２１は各々別のモータ２０の出力軸２０ａに固着され
ている。
断面図、図６は同空気調和機のグリル部の断面図、図７
は同空気調和機のグリル昇降装置の斜視図である。天井
１内に埋設されたユニット本体２の内部には熱交換器
７、ドレンパン１０、送風機６、ファンモータ５、導風
板１２等が配置され、このユニット本体２にはその下部
開口を覆う天井パネル８が着脱自在に装着されている。
天井パネル８の中央部には吸込口３が形成されており、
この吸込口３の両側には吹出口４が形成されている。吸
込口３には吸込グリル１１が嵌合され、その背後にはフ
ィルタ１３が着脱自在に係止されている。天井パネル８
の内壁に取りつけられたブラケット１５，１６には正逆
転可能なモータ２０が４ヶ固定されており、これらのモ
ータ２０に駆動されるそれぞれのスプール２１には、そ
れぞれワイヤ２２の基端が巻き着けられている。これら
のワイヤ２２の先端はブラケット１５，１６に取りつけ
られたリング２４を経て、吸込グリル１１の４つの角隅
部にそれぞれ連結されている。そして、これら各スプー
ル２１は各々別のモータ２０の出力軸２０ａに固着され
ている。
【０００３】本装置において、フィルタ１３を洗浄する
場合には、モータ２０を逆回転させる。そして、スプー
ル２１から４本のワイヤ２２が巻き戻されて吸込グリル
１１が水平状態のまま所定の高さに降下したときモータ
２０を停止させる。この状態で床上の作業者が吸込グリ
ル１１からフィルタ１３を取り外してこれを洗浄する。
洗浄が終了すれば、フィルタ１３を吸込グリル１１に再
び取りつけ、モータ２０を正回転させることによりスプ
ール２１がワイヤ２２を巻き取る。そして、吸込グリル
１１が上昇して天井パネル８の下面に当接したとき、モ
ータ２０を停止させる。
場合には、モータ２０を逆回転させる。そして、スプー
ル２１から４本のワイヤ２２が巻き戻されて吸込グリル
１１が水平状態のまま所定の高さに降下したときモータ
２０を停止させる。この状態で床上の作業者が吸込グリ
ル１１からフィルタ１３を取り外してこれを洗浄する。
洗浄が終了すれば、フィルタ１３を吸込グリル１１に再
び取りつけ、モータ２０を正回転させることによりスプ
ール２１がワイヤ２２を巻き取る。そして、吸込グリル
１１が上昇して天井パネル８の下面に当接したとき、モ
ータ２０を停止させる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記の空気調和機にあ
っては、吸込グリル等の昇降に、それぞれ４個のモー
タ、スプールおよびワイヤが必要であり、高価になると
いう問題があった。本発明は上記従来技術の欠点を解消
し、モータ、スプール、ワイヤの数を減少させて構造を
簡単化し、低価格化を図ろうとするものである。
っては、吸込グリル等の昇降に、それぞれ４個のモー
タ、スプールおよびワイヤが必要であり、高価になると
いう問題があった。本発明は上記従来技術の欠点を解消
し、モータ、スプール、ワイヤの数を減少させて構造を
簡単化し、低価格化を図ろうとするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
したものであって、熱交換器、送風機を内蔵したユニッ
ト本体を天井に設置し、同ユニット本体に装着される天
井パネル、又は天井パネルに装着されるフィルタ内蔵の
吸込グリルを、これらに連結されたワイヤを介してユニ
ット本体又は天井パネルに対して昇降自在に装着した空
気調和機において、次の特徴を有する空気調和機に関す
るものである。上記ユニット本体又は天井パネルの４隅
部にそれぞれワイヤガイドを設け、同４箇所のワイヤガ
イドに計２本のワイヤを通し、その各端部をそれぞれ上
記天井パネル又は吸込グリルの４隅に連結すると共に、
各ワイヤを上記ユニット本体又は天井パネル側に設けら
れた１個又は２個の正逆回転可能なモータに連結された
１個の２溝付き又は２個の１溝付きスプールにその貫通
孔を通して巻き掛けた。
したものであって、熱交換器、送風機を内蔵したユニッ
ト本体を天井に設置し、同ユニット本体に装着される天
井パネル、又は天井パネルに装着されるフィルタ内蔵の
吸込グリルを、これらに連結されたワイヤを介してユニ
ット本体又は天井パネルに対して昇降自在に装着した空
気調和機において、次の特徴を有する空気調和機に関す
るものである。上記ユニット本体又は天井パネルの４隅
部にそれぞれワイヤガイドを設け、同４箇所のワイヤガ
イドに計２本のワイヤを通し、その各端部をそれぞれ上
記天井パネル又は吸込グリルの４隅に連結すると共に、
各ワイヤを上記ユニット本体又は天井パネル側に設けら
れた１個又は２個の正逆回転可能なモータに連結された
１個の２溝付き又は２個の１溝付きスプールにその貫通
孔を通して巻き掛けた。
【０００６】上記手段において、モータを正回転させ、
スプールを正転させることによりワイヤをスプールに巻
き取る。スプールを逆転させることにより巻き戻す。こ
れにより吸込グリルを均等に上昇ないし、降下を行なわ
せることができる。
スプールを正転させることによりワイヤをスプールに巻
き取る。スプールを逆転させることにより巻き戻す。こ
れにより吸込グリルを均等に上昇ないし、降下を行なわ
せることができる。
【０００７】
【発明の実施の形態】図１は本発明の実施の第１形態に
係る空気調和機のグリル昇降装置の斜視図、図２は同装
置に用いられる溝付きスプールの図であり、（ａ）は斜
視図、（ｂ）は断面図、図３は同装置に用いられるガイ
ドの斜視図であり、（ａ）はリング形式のもの、（ｂ）
は滑車形式のものを示している。
係る空気調和機のグリル昇降装置の斜視図、図２は同装
置に用いられる溝付きスプールの図であり、（ａ）は斜
視図、（ｂ）は断面図、図３は同装置に用いられるガイ
ドの斜視図であり、（ａ）はリング形式のもの、（ｂ）
は滑車形式のものを示している。
【０００８】削除
【０００９】削除
【００１０】削除
【００１１】削除
【００１２】本実施の形態においては、天井パネル８に
連なるブラケット（図示せず）の４隅部にガイド３０が
設けられ、且つ天井パネルに連なるブラケットには、図
２に示されるような、２個の溝と各溝部に設けられた２
個の貫通穴２１ａを有するスプール２１を連結したモー
タ２０が取り付けてある。貫通穴２１ａを通した２本の
ワイヤ２２のそれぞれの両端は、ガイド３０を通してか
ら、吸込グリル１１の各隅部に固定してある。モータ２
０の回転により溝付きのスプール２１も回転し、ワイヤ
２２を巻き取り、巻き戻すことによって吸込グリル１１
を上昇、下降させることができる。また、スプール２１
の形は図２に示した形のものであり、ワイヤの数と同数
の溝が設けてある。なお、上記吸込グリル１１には、図
１には示していないが、従来技術の項（図６，図７）で
述べたように、フィルタ１３が取付けてある。また図１
には、図３（ａ）のリング形のものを示しているが、図
３（ｂ）の滑車形のものを使用するようにしてもよい。
本装置において、フィルタ１３を洗浄する場合、各モー
タ２０を逆回転させることにより、溝付スプール２１か
らそれぞれワイヤ２２を巻き戻して吸込グリル１１を下
降させ、また、フィルタ１３の洗浄が終了すれば、各モ
ータ２０を正回転させ、各ワイヤ２２を溝付スプール２
１に巻きとることにより、吸込グリル１１を上昇させて
天井パネル８の吸込口３内に嵌合させる。
連なるブラケット（図示せず）の４隅部にガイド３０が
設けられ、且つ天井パネルに連なるブラケットには、図
２に示されるような、２個の溝と各溝部に設けられた２
個の貫通穴２１ａを有するスプール２１を連結したモー
タ２０が取り付けてある。貫通穴２１ａを通した２本の
ワイヤ２２のそれぞれの両端は、ガイド３０を通してか
ら、吸込グリル１１の各隅部に固定してある。モータ２
０の回転により溝付きのスプール２１も回転し、ワイヤ
２２を巻き取り、巻き戻すことによって吸込グリル１１
を上昇、下降させることができる。また、スプール２１
の形は図２に示した形のものであり、ワイヤの数と同数
の溝が設けてある。なお、上記吸込グリル１１には、図
１には示していないが、従来技術の項（図６，図７）で
述べたように、フィルタ１３が取付けてある。また図１
には、図３（ａ）のリング形のものを示しているが、図
３（ｂ）の滑車形のものを使用するようにしてもよい。
本装置において、フィルタ１３を洗浄する場合、各モー
タ２０を逆回転させることにより、溝付スプール２１か
らそれぞれワイヤ２２を巻き戻して吸込グリル１１を下
降させ、また、フィルタ１３の洗浄が終了すれば、各モ
ータ２０を正回転させ、各ワイヤ２２を溝付スプール２
１に巻きとることにより、吸込グリル１１を上昇させて
天井パネル８の吸込口３内に嵌合させる。
【００１３】図４は本発明の実施の第２形態に係る空気
調和機のグリル昇降装置の斜視図である。本実施形態は
モータ２０を２個とし、各溝付きスプール２１の溝数及
び貫通穴を各１個とし、ガイド３０の数を減らした点が
第１実施形態と異なる点であり、使い方は第１実施形態
と同じである。
調和機のグリル昇降装置の斜視図である。本実施形態は
モータ２０を２個とし、各溝付きスプール２１の溝数及
び貫通穴を各１個とし、ガイド３０の数を減らした点が
第１実施形態と異なる点であり、使い方は第１実施形態
と同じである。
【００１４】
【発明の効果】本発明の空気調和機においては、ユニッ
ト本体又は天井パネルの４隅部にそれぞれワイヤガイド
を設け、同４箇所のワイヤガイドに計２本のワイヤを通
し、その各端部をそれぞれ上記天井パネル又は吸込グリ
ルの４隅に連結すると共に、各ワイヤを上記ユニット本
体又は天井パネル側に設けられた１個又は２個の正逆回
転可能なモータに連結された１個の２溝付き又は２個の
１溝付きスプールにその貫通孔を通して巻き掛けてある
ので、従来に比して、特にモータの数を減少して、構造
の簡単化と低価格化を図ることができる。
ト本体又は天井パネルの４隅部にそれぞれワイヤガイド
を設け、同４箇所のワイヤガイドに計２本のワイヤを通
し、その各端部をそれぞれ上記天井パネル又は吸込グリ
ルの４隅に連結すると共に、各ワイヤを上記ユニット本
体又は天井パネル側に設けられた１個又は２個の正逆回
転可能なモータに連結された１個の２溝付き又は２個の
１溝付きスプールにその貫通孔を通して巻き掛けてある
ので、従来に比して、特にモータの数を減少して、構造
の簡単化と低価格化を図ることができる。
【図１】本発明の実施の第１形態に係る空気調和機のグ
リル昇降装置の斜視図。
リル昇降装置の斜視図。
【図２】同装置に用いられる溝付きスプールの図であ
り、（ａ）は斜視図、（ｂ）は断面図。
り、（ａ）は斜視図、（ｂ）は断面図。
【図３】同装置に用いられるガイドの斜視図であり、
（ａ）はリング形式のもの、（ｂ）は滑車形式のものを
示している。
（ａ）はリング形式のもの、（ｂ）は滑車形式のものを
示している。
【図４】本発明の実施の第２形態に係る空気調和機のグ
リル昇降装置の斜視図。
リル昇降装置の斜視図。
【図５】従来の天井埋込み形空気調和機の断面図。
【図６】同空気調和機のグリル部の断面図。
【図７】同空気調和機のグリル昇降装置の斜視図。
１ 天井 ２ ユニット本体 ３ 吸込口 ４ 吹出口 ５ ファンモータ ６ 送風機 ７ 熱交換器 ８ 天井パネル １０ ドレンパン １１ 吸込グリル １２ 導風板 １３ フィルタ １５，１６ ブラケット ２０ モータ ２１ スプール ２２ ワイヤ ２４ リング ３０ ガイド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平６−159718（ＪＰ，Ａ) 特開 平８−291938（ＪＰ，Ａ) 実開 昭59−174518（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) F24F 1/00 F24F 13/32
Claims (1)
- 【請求項１】 熱交換器、送風機を内蔵したユニット
本体を天井に設置し、同ユニット本体に装着される天井
パネル、又は天井パネルに装着されるフィルタ内蔵の吸
込グリルを、これらに連結されたワイヤを介してユニッ
ト本体又は天井パネルに対して昇降自在に装着した空気
調和機において、上記ユニット本体又は天井パネルの４
隅部にそれぞれワイヤガイドを設け、同４箇所のワイヤ
ガイドに計２本のワイヤを通し、その各端部をそれぞれ
上記天井パネル又は吸込グリルの４隅に連結すると共
に、各ワイヤを上記ユニット本体又は天井パネル側に設
けられた１個又は２個の正逆回転可能なモータに連結さ
れた１個の２溝付き又は２個の１溝付きスプールにその
貫通孔を通して巻き掛けたことを特徴とする空気調和
機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29500296A JP3294123B2 (ja) | 1996-11-07 | 1996-11-07 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29500296A JP3294123B2 (ja) | 1996-11-07 | 1996-11-07 | 空気調和機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10141695A JPH10141695A (ja) | 1998-05-29 |
| JP3294123B2 true JP3294123B2 (ja) | 2002-06-24 |
Family
ID=17815074
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29500296A Expired - Lifetime JP3294123B2 (ja) | 1996-11-07 | 1996-11-07 | 空気調和機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3294123B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102734872B (zh) * | 2012-07-05 | 2017-12-26 | 海尔集团公司 | 嵌入式空调室内机 |
| KR102187748B1 (ko) * | 2017-12-21 | 2020-12-07 | 엘지전자 주식회사 | 공기조화기의 천장형 실내기 |
-
1996
- 1996-11-07 JP JP29500296A patent/JP3294123B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH10141695A (ja) | 1998-05-29 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20020226 |
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