JPH1019297A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH1019297A
JPH1019297A JP8176069A JP17606996A JPH1019297A JP H1019297 A JPH1019297 A JP H1019297A JP 8176069 A JP8176069 A JP 8176069A JP 17606996 A JP17606996 A JP 17606996A JP H1019297 A JPH1019297 A JP H1019297A
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JP
Japan
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wire
ring
suction
wires
suction grill
Prior art date
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Application number
JP8176069A
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English (en)
Inventor
Nobuo Kamaike
信雄 蒲池
Toshio Kuboki
俊夫 窪木
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Publication date
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 昇降装置に関し、一個のモーター17を駆動
するだけで吸い込みグリル12を昇降する機能を図る。 【解決手段】 複数のワイヤー13を巻き取り又は巻き
戻すための円形のリング15aへ固定し、これに摺接し
た複数のローラー16を設け、内一個に正逆回転可能な
モーター17を取付け、これを駆動することにより、吸
い込みグリル12を昇降する機能が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、吸い込みフィルタ
ーの清掃を容易にする昇降装置を備えた空気調和機に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、空気調和機の吸い込みフィルター
のメンテナンスにおいて、脚立などに上って高所で作業
する危険をなくすための方策がいくつか考案されてい
る。
【0003】従来の昇降装置を備えた空気調和機として
は特開平6−159718号公報に示されているものが
ある。
【0004】以下、図面を参照しながら上記従来の昇降
装置を備えた空気調和機を説明する。
【0005】図6は、従来の昇降装置を備えた空気調和
機の斜視図である。図7は、従来の昇降装置を備えた空
気調和機の吸い込みグリルの到達状態を示す部分的縦断
面図である。
【0006】図6において、1は吸い込みグリルであり
4つの角隅部にはそれぞれワイヤー2の先端が連結さ
れ、これらのワイヤー2はそれぞれリング3を経て各別
のスプロール4に巻装されている。そして、これら各ス
プロール4は各別のモータ5の出力軸6に固着されてい
る。
【0007】以上のように構成された昇降装置を備えた
空気調和機について、以下その動作を説明する。
【0008】まず、フィルター7を洗浄する場合、各モ
ーター5を逆回転させることにより各スプロール4から
それぞれワイヤー2を巻き戻して吸い込みグリル1を下
降させる。次にフィルター7の洗浄が終了すれば、各モ
ーター5を正回転させ、各ワイヤー2を各スプロール4
に巻き取るこにより吸い込みグリル1を上昇させて天井
パネル8の吸い込み口9内に嵌合する。
【0009】また、スプロール4におけるワイヤー2の
巻き取り状態の相違やワイヤー2の伸縮量の相違等によ
り各ワイヤー2の巻き取り長さにバラツキが発生した場
合、吸い込みグリル1は傾いたまま上昇し、最も短いワ
イヤー2に連結された吸い込みグリル1の一つの角隅部
が天井パネル8に当接すると、このワイヤー2を巻き取
るモーター5に負荷が掛かって空回りし、このモーター
5が空回りをしている間に他のモーター5がそれぞれの
ワイヤー2を巻き取ることによって、他のワイヤー2に
連結された吸い込みグリル1の角隅部を順次上昇させる
ことができ、従って、吸い込みグリル1の全面を天井パ
ネル8の下面に当接させて吸い込み口9内に嵌合するこ
とができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成は、複数のワイヤー2に対し各別にモーター5
を設けているため部品数が多くコスト高になり、又、モ
ーター5の何れか一個でも故障すれば昇降機能を果たさ
なくなるという欠点があった。
【0011】本発明は従来の課題を解決するもので、一
個のモーターで吸い込みグリルを昇降できる昇降装置を
備えた空気調和機を提供することを目的とする。
【0012】また、上記従来の構成は、ワイヤー2をス
プロール4に巻き取るとき、ワイヤー2同士が交差し重
なり又擦れ合いながらスプロール4の外周に何重にもな
るため、ワイヤー2同士が弾けきしみ音を発生するとい
う欠点があった。
【0013】本発明の他の目的は、ワイヤーからのきし
み音発生を抑制することである。また、上記従来の構成
は、吸い込みグリル1の水平を調整するために、複数の
ワイヤー2に対し各別のモーター5を有した構成である
ため、構成上複雑になる欠点があった。
【0014】本発明の他の目的は、一個のモーターで容
易に吸い込みグリルの水平を調整することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明は、吸い込みグリルに取り付けられた複数のワイ
ヤーを巻き取り又は巻き戻すための円形のリングと、こ
れを駆動するための正逆転可能な一個のモーターを設け
た構成である。
【0016】これにより、吸い込みフィルターを保持し
た吸い込みグリルを一個のモーターにて昇降させること
ができる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、吸い込み空気を浄化する吸い込みフィルターと、前
記吸い込みフィルターを保持する吸い込みグリルと、前
記吸い込みグリルに片端を取り付け吊り下げる複数のワ
イヤーを備え、前記吸い込みグリルの上方に、水平に保
持され前記吸い込みグリルと前記ワイヤーの取付部のほ
ぼ真上に位置し、かつ、前記ワイヤーのもう一方の端を
固定し、前記ワイヤーを巻き取るための溝を形成した円
形のリングと、前記リングを水平に保持し摺接した複数
のローラーと、前記ローラーを駆動して前記リングを正
逆に回転させる1個のモーターとを備え、前記ワイヤー
取付部ごとの真上で前記ワイヤーの上下の動きを略水平
方向に変え、かつ、前記ワイヤーを前記リングの前記溝
に対し略真横に巻き取る高さに近接して設けたプーリー
を有したものであり、前記モーターの正逆回転駆動によ
って前記ローラーから前記リングに回転が連動し前記ワ
イヤーが前記リングの前記溝に巻き取られ又は前記リン
グの前記溝から巻き戻され、これに伴って前記吸い込み
フィルターを保持した前記吸い込みグリルが昇降すると
いう作用を有する。
【0018】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明に、さらに、前記リングの側面へ複数の前記ワイ
ヤーに対し、これと同数の各別に巻き取る溝を配列して
形成し、かつ、複数の前記ワイヤーを各前記溝に対しそ
れぞれ略真横に巻き取る高さに近接して設けたプーリー
を有したものであり、複数の前記ワイヤーが前記溝に一
本づつ一列に巻き取られ又は巻き戻され、前記ワイヤー
同士が接触しないという作用を有する。
【0019】請求項3に記載の発明は、請求項1または
請求項2に記載の発明において、複数の前記ワイヤーに
対し、これと同数のリングを分割し形成したものであ
り、複数の前記ワイヤーにそれぞれ異なった負荷が加わ
った状態で前記吸い込みが昇り切った場合、前記リング
の分割によって前記吸い込みグリルの水平が調整される
という作用を有する。
【0020】以下、本発明による昇降装置を備えた空気
調和機の実施の形態について、図面を参照しながら説明
する。なお、従来と同一構成については、同一符号を付
して詳細な説明を省略する。
【0021】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1による昇降装置を備えた空気調和機の斜視図であ
る。図2は、同実施の形態の昇降装置を備えた空気調和
機の要部縦断面図である。
【0022】図1、図2において、11は吸い込み空気
を浄化する吸い込みフィルターで、吸い込みグリル12
に保持されている。
【0023】前記吸い込みグリル12に複数のワイヤー
13の片端をそれぞれ取り付け吊り下げている。さら
に、前記吸い込みグリル12の上方には、水平に保持さ
れ前記吸い込みグリル12と前記ワイヤー13の取付部
のほぼ真上に位置し、かつ、前記ワイヤー13のもう一
方の端を固定し、前記ワイヤー13を巻き取るための溝
14aを形成した円形のリング15aを配置している。
【0024】前記リング15aは、複数のローラー16
と摺接し、水平に保持されている。なお、前記ワイヤー
13が前記リング15aに全て巻き取られたとき、前記
ローラー16と接触しない前記溝14aの深さとする。
【0025】また、複数の前記ローラー16の内、任意
の一個に正逆に回転できるモーター17を一個直結さ
せ、前記ローラー16を駆動して摺接された前記リング
15aを連動して回転させる手段としている。さらに、
前記ワイヤー13取付部ごとの真上で前記リング15a
に近接して前記ワイヤー13の上下の動きを略水平方向
に変えるプーリー18を設けている。このとき、前記プ
ーリー18は、前記ワイヤー13を前記リング15aの
前記溝14aに対し略真横に巻き取る高さの所に近接し
て設けている。
【0026】以上のように構成された昇降装置を備えた
空気調和機について、以下その動作を説明する。
【0027】前記モーター17の正逆回転駆動によって
任意の一個に直結された前記ローラー16から前記リン
グ15aに摺接し回転が連動しこれに伴い他の前記ロー
ラー16も摺動する。このとき前記ワイヤー13が前記
リング15aの前記溝14aに巻き取られ又は前記リン
グ15aの前記溝14aから巻き戻され、その先の前記
プーリー18によって、前記ワイヤー13は略水平方向
から上下方向に変わり、これに伴って前記吸い込みフィ
ルター11を保持した前記吸い込みグリル12は前記ワ
イヤー13の先端を取り付けているため昇降できる。
【0028】以上のように本実施の形態の昇降装置を備
えた空気調和機は、吸い込み空気を浄化する吸い込みフ
ィルター11と、前記吸い込みフィルター11を保持す
る吸い込みグリル12と、前記吸い込みグリル12に片
端を取り付け吊り下げる複数のワイヤー13を備え、前
記吸い込みグリル12の上方に、水平に保持され前記吸
い込みグリル12と前記ワイヤー13の取付部のほぼ真
上に位置し、かつ、前記ワイヤー13のもう一方の端を
固定し、前記ワイヤー13を巻き取るための溝14aを
形成した円形のリング15aと、前記リング15aを水
平に保持する複数のローラー16と、前記ローラー16
を駆動して前記リング15aを正逆に回転させる1個の
モーター17とを備え、前記ワイヤー13取付部ごとの
真上で前記リング15aに近接して前記ワイヤー13の
上下の動きを略水平方向に変え、かつ、前記ワイヤー1
3を前記リング15aの前記溝14aに対し略真横に巻
き取る高さに近接して設けたプーリー18を有したこと
から構成されており、円形の前記リング15aと、これ
を駆動するための正逆転可能な一個の前記モーター17
により、前記吸い込みフィルター11を保持した前記吸
い込みグリル12が昇降できる。
【0029】(実施の形態2)図3は、本発明の実施の
形態2による昇降装置を備えた空気調和機の要部縦断面
図である。
【0030】図3において、14bは溝で、前記リング
15aの側面へ複数の前記ワイヤー13に対し、これと
同数の各別に巻き取る前記溝14bを配列して形成し、
かつ、複数の前記ワイヤー13を各前記溝14bに対し
それぞれ略真横に巻き取る高さに近接して設けたプーリ
ー18を有している。
【0031】本実施の形態は、実施の形態1による昇降
装置を備えた空気調和機に、さらに前記溝14aと異な
る溝14bを設けたものである。
【0032】以上のように構成された昇降装置を設けた
空気調和機について、以下その動作を図1と図3をもと
にして説明する。
【0033】前記モーター17の正逆回転駆動によって
任意の一個に直結された前記ローラー16から前記リン
グ15aに摺接し回転が連動しこれに伴い他の前記ロー
ラー16も摺動する。このとき複数の前記ワイヤー13
が前記リング15aの各別の前記溝14bに一本づつ一
列に前記ワイヤー13同士が接触しないで巻き取られ又
は前記リング15aの前記溝14bから巻き戻され、そ
の先の前記プーリー18によって、前記ワイヤー13は
略水平方向から上下方向に変わり、これに伴って前記吸
い込みフィルター11を保持した前記吸い込みグリル1
2は前記ワイヤー13の先端を取り付けているため昇降
できる。
【0034】以上のように本実施の形態の昇降装置を備
えた空気調和機は、吸い込み空気を浄化する吸い込みフ
ィルター11と、前記吸い込みフィルター11を保持す
る吸い込みグリル12と、前記吸い込みグリル12に片
端を取り付け吊り下げる複数のワイヤー13を備え、前
記吸い込みグリル12の上方に、水平に保持され前記吸
い込みグリル12と前記ワイヤー13の取付部のほぼ真
上に位置し、かつ、前記ワイヤー13のもう一方の端を
固定し、前記ワイヤー13を巻き取るための円形のリン
グ15aと、前記リング15aの側面へ複数の前記ワイ
ヤー13に対し、これと同数の各別に巻き取る配列形成
にした溝14bと、前記リング15aを水平に保持する
複数のローラー16と、前記ローラー16を駆動して前
記リング15aを正逆に回転させる1個のモーター17
とを備え、前記ワイヤー13取付部ごとの真上で前記リ
ング15aに近接して前記ワイヤー13の上下の動きを
略水平方向に変え、かつ、複数の前記ワイヤー13を各
前記溝14bに対しそれぞれ略真横に巻き取る高さに近
接して設けたプーリー18を有したことから構成されて
いるので、前記ワイヤー13同士が接触しないで巻き取
られ又巻き戻され、前記ワイヤー13からのきしみ音発
生を抑制することができる。
【0035】(実施の形態3)図4は、本発明の実施の
形態3による昇降装置を備えた空気調和機の要部縦断面
図である。図5は、同実施の形態の吸い込みグリルの到
達状態を示す部分的縦断面図である。
【0036】図4において、15bはリングで、複数の
前記ワイヤー13に対し、これと同数の前記リング15
bを分割し形成し各別に前記溝14bを設けている。
【0037】本実施の形態は、実施の形態2による昇降
装置を備えた空気調和機に、さらに前記リング15aと
異なるリング15bを設けたものである。
【0038】以上のように構成された昇降装置を備えた
空気調和機について、以下その動作を図1と図4と図5
をもとにして説明する。
【0039】前記モーター17の正逆回転駆動によって
任意の一個に直結された前記ローラー16から前記リン
グ15aに摺接し回転が連動しこれに伴い他の前記ロー
ラー16も摺動する。このとき複数の前記ワイヤー13
が前記リング15aの各別の前記溝14bに一本づつ一
列に前記ワイヤー13同士が接触しないで巻き取られ、
その先の前記プーリー18によって、前記ワイヤー13
は略水平方向から上下方向に変わり、これに伴って前記
吸い込みフィルター11を保持した前記吸い込みグリル
12は前記ワイヤー13の先端を取り付けているため上
昇し、天井パネル19の吸い込み口20内に嵌合する。
【0040】このとき、前記リング15bにおける複数
の前記ワイヤー13の巻き取り状態の相違や前記ワイヤ
ー13の伸縮量の相違等により前記ワイヤー13の巻き
取り長さにバラツキが発生した場合、前記吸い込みグリ
ル12は傾いたまま上昇し、最も短いワイヤー13に連
結された吸い込みグリル12の一つの角隅部が前記天井
パネル19に当接すると、この前記ワイヤー13を巻き
取る前記リング15bに負荷が掛かって回転が止まり、
この前記リング15bが止まっている間に他の前記リン
グ15bがそれぞれの前記ワイヤー13を巻き取ること
によって他の前記ワイヤー13に連結された前記吸い込
みグリル12の角隅部を順次上昇させることができ、従
って、前記吸い込みグリル12の全面を前記天井パネル
19の下面に当接させて前記吸い込み口20内に嵌合す
ることができ、水平が得られる。
【0041】以上のように本実施の形態の昇降装置を備
えた空気調和機は、吸い込み空気を浄化する吸い込みフ
ィルター11と、前記吸い込みフィルター11を保持す
る吸い込みグリル12と、前記吸い込みグリル12に片
端を取り付け吊り下げる複数のワイヤー13を備え、前
記吸い込みグリル12の上方に、水平に保持され前記吸
い込みグリル12と前記ワイヤー13の取付部のほぼ真
上に位置し、かつ、複数の前記ワイヤー13のもう一方
の端を固定し、これらの複数の前記ワイヤー13に対
し、これと同数の分割し形成したリング15bと、前記
リング15bの側面へ前記ワイヤー13に対し、各別に
巻き取る溝14bと、前記リング15bを水平に保持す
る複数のローラー16と、前記ローラー16を駆動して
前記リング15bを正逆に回転させる1個のモーター1
7とを備え、前記ワイヤー13取付部ごとの真上で前記
リング15bに近接して前記ワイヤー13の上下の動き
を略水平方向に変え、かつ、複数の前記ワイヤー13を
各前記溝14bに対しそれぞれ略真横に巻き取る高さに
近接して設けたプーリー18を有したことから構成され
ているので、容易に一個の前記モーター17で前記吸い
込みグリル12の水平を調整し全面を前記天井パネル1
9の下面に当接させて前記吸い込み口20内に嵌合する
ことができる。
【0042】
【実施例】以上説明したように本発明は、吸い込み空気
を浄化する吸い込みフィルターと、吸い込みフィルター
保持する吸い込みグリルと、吸い込みグリルに片端を取
り付け吊り下げる複数のワイヤーを備え、吸い込みグリ
ルの上方に、水平に保持され吸い込みグリルとワイヤー
の取付部のほぼ真上に位置し、かつ、ワイヤーのもう一
方の端を固定し、ワイヤーを巻き取るための溝を形成し
た円形のリングと、リングを水平に保持し摺接した複数
のローラーと、ローラーを駆動してリングを正逆に回転
させる1個のモーターとを備え、ワイヤー取付部ごとの
真上でワイヤーの上下の動きを略水平方向に変え、か
つ、ワイヤーをリングの溝に対し略真横に巻き取る高さ
に近接して設けたプーリーを有する構成としたので、一
個のモーターで吸い込みグリルを昇降することができ、
部品数が減少しコストダウンを図ることができる。
【0043】また、さらに、リングの側面へ複数のワイ
ヤーに対し、これと同数の各別に巻き取る溝を配列して
形成し、かつ、複数のワイヤーを各溝に対しそれぞれ略
真横に巻き取る高さに近接して設けたプーリーを有する
構成としたので、複数のワイヤーが溝に一本づつ一列に
巻き取られ又は巻き戻され、ワイヤー同士が接触せずワ
イヤーからのきしみ音発生を抑制することができる。
【0044】また、さらに、複数のワイヤーに対し、こ
れと同数のリングを分割し形成したものを備えることに
よって、複数のワイヤーにそれぞれ異なって負荷が加わ
った状態で吸い込みグリルが上昇し天井パネルの下面に
到達した場合、容易に一個のモーターで吸い込み具立の
水平を調整し全面を天井パネルの下面に当接させて吸い
込み口内に嵌合することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による昇降装置を備えた空気調和機の実
施の形態1の斜視図
【図2】同実施の形態の昇降装置を備えた空気調和機の
要部縦断面図
【図3】本発明による昇降装置を備えた空気調和機の実
施の形態2の要部縦断面図
【図4】本発明による昇降装置を備えた空気調和機の実
施の形態3の要部縦断面図
【図5】同実施の形態の昇降装置を備えた空気調和機の
吸い込みグリルの到達状態を示す部分的縦断面図
【図6】従来の昇降装置を備えた空気調和機の斜視図
【図7】従来の昇降装置を備えた空気調和機の吸い込み
グリルの到達状態を示す部分的縦断面図
【符号の説明】
11 吸い込みフィルター 12 吸い込みグリル 13 ワイヤー 14a,14b 溝 15a,15b リング 16 ローラー 17 モーター 18 プーリー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸い込み空気を浄化する吸い込みフィル
    ターと、前記吸い込みフィルターを保持する吸い込みグ
    リルと、前記吸い込みグリルに片端を取り付け吊り下げ
    る複数のワイヤーを備え、前記吸い込みグリルの上方
    に、水平に保持され前記吸い込みグリルと前記ワイヤー
    の取付部のほぼ真上に位置し、かつ、前記ワイヤーのも
    う一方の端を固定し、前記ワイヤーを巻き取るための溝
    を形成した円形のリングと、前記リングを水平に保持し
    摺接した複数のローラーと、前記ローラーを駆動して前
    記リングを正逆に回転させる1個のモーターとを備え、
    前記ワイヤー取付部ごとの真上で前記ワイヤーの上下の
    動きを略水平方向に変え、かつ、前記ワイヤーを前記リ
    ングの前記溝に対し略真横に巻き取る高さに近接して設
    けプーリーを有したことからなる昇降装置を備えたこと
    を特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 リングの側面へ複数のワイヤーに対し、
    これと同数の各別に巻き取る溝を配列して形成し、か
    つ、複数の前記ワイヤーを各前記溝に対しそれぞれ略真
    横に巻き取る高さに接して設けたプーリーを有したこと
    を特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  3. 【請求項3】 複数のワイヤーに対し、これと同数のリ
    ングを分割し形成したことを特徴とする請求項1または
    請求項2に記載の空気調和機。
JP8176069A 1996-07-05 1996-07-05 空気調和機 Pending JPH1019297A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102054923B1 (ko) * 2019-03-20 2019-12-11 장성록 천정 공조 장치
KR20210012241A (ko) * 2019-07-24 2021-02-03 엘지전자 주식회사 공기조화기
CN113606714A (zh) * 2020-05-04 2021-11-05 Lg电子株式会社 空气净化器

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