JP2015081735A - 空気調和装置 - Google Patents
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Abstract
Description
≪実施形態1≫
<概要>
図1は、本実施形態1に係る空気調和装置(10)の構成概略図である。空気調和装置(10)は、通常モード、初期設定モード及びメンテナンスモード等を有している。通常モードは、空気調和装置(10)が冷房運転及び暖房運転を含む空気調和運転を室内(RM)に対して行うモードである。初期設定モードは、室内ユニット(40)のメンテナンス時に下降されるグリルパネル(60)が、どの位置まで最大限下降できるかを実際に測定して把握するモードである。メンテナンスモードは、室内ユニット(40)のメンテナンスの際に用いられるモードである。室内ユニット(40)のメンテナンスには、室内ユニット(40)内部を構成する各種部品の点検や整備、グリルパネル(60)に取り付けられている吸入フィルタ(48)の交換等が挙げられる。故に、メンテナンスモードでは、グリルパネル(60)が実際に下降するが、空気調和運転は停止されていることが好ましい。
図2〜6に示すように、室内ユニット(40)は、主として、室内ケーシング(41)と、グリルパネル(パネルに相当)(60)と、パネル駆動ユニット(70)と、室内制御部(80)とを備える。
図3に示すように、室内ケーシング(41)は、空調室の天井(CE)に形成された開口に挿入され配置されている。図2、図3及び図5に示すように、室内ケーシング(41)は、天板(42)と、天板(42)の周縁部から下方に延びる側板(43)と、側板(43)の下端部に接触し天板(42)と略平行な略4角形状の下板(44)と、で構成される箱状の形状である。下板(44)には、概ね中央に位置する略4角形状の1つの吸い込み口(44a)と、吸い込み口(44a)を囲う環状の吹き出し口(44b)とが形成されている。
図2及び図5に示すように、グリルパネル(60)は、中央に吸込グリルが形成された略4角形の板状部材であって、環状の吹き出し口(44b)の内側に位置している。通常運転モード時、グリルパネル(60)は、吸い込み口(44a)を塞ぐようにして、室内ケーシング(41)の下板(44)に取り付けられている。つまり、空気調和運転の際、グリルパネル(60)は、室内ケーシング(41)に収納されており、吸込グリル部分から室内ケーシング(41)内へと空気を導入する。以下では、室内ケーシング(41)に収納されている時のグリルパネル(60)が取り得る位置を、取り付け位置(P0)と言う(図7参照)。
パネル駆動ユニット(70)は、グリルパネル(60)を2本のワイヤー(w1,w2)にて2点吊りした状態で、グリルパネル(60)を上下方向に移動させるためのものである。図2、図3及び図5に示すように、パネル駆動ユニット(70)は、取り付け位置(P0)にあるグリルパネル(60)の相対する2辺に対応して2つ設けられている。図4に示すように、パネル駆動ユニット(70)は、主として、昇降機構(71)(昇降部に相当)とリミットスイッチ(77)とで構成されている。
図6に示すように、室内制御部(80)は、メモリ(81)及びCPU(82)等によって構成されている。室内制御部(80)は、羽根駆動モータ(46a)及び室内ファンモータ(51a)と接続されており、これらのモータ(46a,51a)の回転数制御を行う。羽根駆動モータ(46a)の回転数制御により水平羽根(46)の回動角度が制御され、これにより吹き出し口(44b)から吹き出された空気の風向はユーザの所望する方向へと変更される。また、室内ファンモータ(51a)の回転数制御により室内ファン(51)の回転数が制御され、これにより吹き出し口(44b)から吹き出される空気量が調節される。
次に、本実施形態1に係る目標下降距離の設定方法及びグリルパネル(60)の下降動作について、図7〜図9を用いて説明する。図7は、グリルパネル(60)の目標下降距離の設定方法を説明するための図である。図8は、室内ユニット(40)の初期設定モード時の動作の流れを示すフロー図である。図9は、実施形態1において、室内ユニット(40a,40b,40c)毎に所定高さ(Ha,Hb,Hc)が設定された場合を示す図である。
そこで、初期設定モード時、移動距離把握部(82b)は、グリルパネル(60)が取り付け位置(P0)から最大限下降することのできる距離(以下、最大下降可能距離(h0))を、リミットスイッチ(77)の押下回数に基づいて把握する。即ち、初期設定モード時、パネル移動制御部(82a)は、実際にグリルパネル(60)を下降できるところまで下降させ、リミットスイッチ(77)及び移動距離把握部(82b)は、その際の最大下降可能距離(h0)を測定する。初期設定モードにおける最大下降可能距離(h0)の測定動作は、空気調和装置(10)の設置の際のみならず、室内(RM)のレイアウト変更後にも行われることが好ましい。
そして、本実施形態1の空調コントローラ(30)は、最大下降可能位置(h0)まで下降した際のグリルパネル(60)の位置を基準とした所定高さ(H)、のユーザによる設定を、受け付けることができる。つまり、ユーザは、メンテナンスの際にどの位置でグリルパネル(60)を停止させるのかを、障害物がある場合には障害物の上面を基準とし、障害物がない場合には床を基準として、基準からの高さ(H)で設定することができる。
本実施形態1によると、グリルパネル(60)の下方に障害物がある場合、グリルパネル(60)は障害物近傍にまでしか下降できないため、取り付け位置(P0)から障害物付近までの距離が、実際のグリルパネル(60)の最大下降可能距離(h0)として測定される。更に、最大下降可能距離(h0)まで下降した際のグリルパネル(60)の位置を基準とし、この基準からの所定高さ(H)を最大下降可能距離(h0)から減算することで、グリルパネル(60)の目標下降距離(h0−H)が設定される。つまりここでは、例えば障害物がある場合には、障害物の上面を基準面として、そこからどの程度の高さのところまでグリルパネル(60)を下降させるかが設定される。従って、ユーザの手間をかけることなく、且つグリルパネル(60)を障害物に接触させることなく、所定位置までグリルパネル(60)を下降させることができる。
≪実施形態2≫
上記実施形態1では、図9に示すように、所定高さ(Ha,Hb,Hc)が室内ユニット(40a,40b,40c)毎に設定されている場合について説明した。ここでは、所定高さ(H)が、複数台の室内ユニット(40a,40b,40c)にて共通して1つ設定される場合について説明する。
各室内ユニット(40a,40b,40c)の設置環境が異なるために最大下降可能距離(h0a,h0b,h0c)が異なると、所定高さ(H)の基準となる基準面(PA,PB,PC)も異なる場合がある。ここでは、所定高さ(H)は、複数台の室内ユニット(40a,40b,40c)にて共通しているため、各室内ユニット(40a,40b,40c)のグリルパネル(60)が下降を停止する位置は、いずれも、各基準面(PA,PB,PC)から同じ高さ(H)となる。
≪その他の実施形態≫
上記実施形態については、以下のような構成としてもよい。
30 空調コントローラ(指示受付部、設定受付部)
40,40a,40b,40c 室内ユニット
41 室内ケーシング
60 グリルパネル(パネル)
71 昇降機構(昇降部)
77 リミットスイッチ(測定部)
82a パネル移動制御部(制御部)
82b 移動距離把握部(測定部)
82c 目標下降距離設定部(制御部)
P0 取り付け位置
h0,h0a,h0b,h0c 最大下降可能距離
H,Ha,Hb,Hc 所定高さ
Claims (5)
- 室内ケーシング(41)と、上記室内ケーシング(41)への取り付け位置(P0)から下方に移動可能なパネル(60)と、上記パネル(60)を昇降させる昇降部(71)と、を含む室内ユニット(40)と、
上記取り付け位置(P0)からの上記パネル(60)の最大下降可能距離(h0)を測定する測定部(77,82b)と、
上記パネル(60)の下降指示を受付可能な指示受付部(30)と、
上記指示受付部(30)が上記下降指示を受け付けた場合、上記パネル(60)を上記取り付け位置(P0)から目標下降距離下降させる制御部(82a,82c)と、
を備え、
上記制御部(82a,82c)は、上記最大下降可能距離(h0)下降した際の上記パネル(60)の位置を基準とした所定高さ(H)、を上記最大下降可能距離(h0)から減算することで、上記目標下降距離を設定する
ことを特徴とする空気調和装置。 - 上記請求項1において、
上記所定高さ(H)の設定を受け付け可能な設定受付部(30)
を更に備えることを特徴とする空気調和装置。 - 請求項1または請求項2において、
上記室内ユニット(40a,40b,40c)は複数台あって、
上記所定高さ(Ha,Hb,Hc)は、上記室内ユニット(40a,40b,40c)毎に設定され、
上記最大下降可能距離(h0a,h0b,h0c)は、上記室内ユニット(40a,40b,40c)それぞれにおいて個々に測定される
ことを特徴とする空気調和装置。 - 請求項1または請求項2において、
上記室内ユニット(40a,40b,40c)は複数台あって、
上記所定高さ(H)は、複数台の上記室内ユニット(40a,40b,40c)において共通して設定され、
上記最大下降可能距離(h0a,h0b,h0c)は、上記室内ユニット(40a,40b,40c)それぞれにおいて個々に測定される
ことを特徴とする空気調和装置。 - 請求項3または請求項4において、
上記最大下降可能距離(h0a,h0b,h0c)は、上記パネル(60)それぞれを概ね同時に下降させて測定される
ことを特徴とする空気調和装置。
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2013
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