JP2005162237A - 薬剤供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】薬剤の排出スピードをより高速にするための小型化や高密度化を進めた場合でも、薬剤排出時の運動エネルギーをうまく吸収・緩和して、薬剤の破損を防止すると共に、効率的にホッパーの出口部分に薬剤を案内できるようにした薬剤供給装置を提供すること。
【解決手段】本体と、薬剤を収納する複数のタブレットケースと、前記本体に収納され前記タブレットケースから排出された薬剤が落下するシュートと、前記本体に収納され前記シュートの下方に対応して設けられ薬剤を収集するホッパー14と、前記本体に収納されホッパー14で収集された薬剤を薬包紙や容器に充填する充填装置とを備え、ホッパー14は、前記シュートを通過する薬剤の落下によるホッパー14での飛び跳ね、あるいは回転の防止及び運動エネルギーの吸収のためのカーテン41,45,49を有するもの。
【選択図】図6

Description

本発明は、病院や調剤薬局などにおいて、タブレットケースに収納された薬剤を処方箋により指定された剤種や数量だけ包装袋に供給する薬剤供給装置、特に、本体に対して引き出し可能に取り付けられたホッパーと、該ホッパーにおける薬剤の運動エネルギーを良好に吸収しつつその排出速度を高速に維持しうるカーテンとを備えたものに関する。
従来より病院や調剤薬局においては、例えば引用文献1に示されるように、薬剤供給装置(文献1では錠剤包装機と称している)を用いて、医師により処方された薬剤を患者に提供している。この方式では、処方箋に記載された種類及び数量の薬剤(錠剤、カプセル剤など)をタブレットケース内の排出ドラム(文献1では整列盤と称している)から一個ずつ排出し、シュートを経てホッパーにより集め、その後、包装紙にて包装する錠剤の抽出から包装までの作業がすべて自動化されたものであった。
一方、引用文献2に示すように、タブレットケースの清掃や交換などのメンテナンス作業を極めて容易に行うことができるように、タブレットケースを、薬剤供給装置の本体から引き出し、且つ、着脱可能に取り付けたものがあった。
実公昭57−5282号公報 特開平2003−237702号公報 ところで、特許文献1に示すような薬剤供給装置にあっては、これらタブレットケースやシュート、ホッパーなどは、薬剤の落下による衝撃に伴い薬剤から生ずる微粉末などによって汚損され、最終段に位置するホッパーの部分にて集積されることとなるこれらの微粉末が、誤って包装紙に封入されることがあった。しかしながら、従来の薬剤供給装置では、薬剤の落下による運動エネルギーが最も大きくなる(最終段に位置する)ホッパーにおける衝撃をうまく吸収するようには構成されていないため、薬剤排出のスピードを向上すればするほど、薬剤のホッパーへの衝突時に薬剤がその衝撃力に耐え切れずにその一部が破損することは否めない。しかも、当該破損に伴い薬剤の微粉末が生じる結果となり、この微粉末による汚損を防ぐことは極めて困難なものとなっていた。
他方、特許文献2に示すような薬剤供給装置にあっては、薬剤の排出スピードをより高速にするための小型化や高密度化が進められた関係上、スピードに比例して薬剤の運動エネルギーも増加するため、高速化された薬剤スピードによる衝突に伴うエネルギーを効率的に吸収・緩和する緩衝材について、考慮されていなかった。
本発明は、このような薬剤供給装置にあって、薬剤の排出スピードをより高速にするための小型化や高密度化を進めた場合でも、薬剤排出時の運動エネルギーをうまく吸収・緩和して、薬剤の破損を防止すると共に、効率的にホッパーの出口部分に薬剤を案内できるようにした薬剤供給装置を提供することを目的とする。また、これに加えて、本発明は、ホッパー部分における薬剤の飛び跳ねを抑制・防止する薬剤供給装置を提供することを目的とするものである。
請求項1の発明の薬剤供給装置(1)は、本体(2)と、薬剤を収納する複数のタブレットケース(6)と、前記本体に収納され前記タブレットケースから排出された薬剤が落下するシュート(12)と、前記本体に収納され前記シュートの下方に対応して設けられ薬剤を収集するホッパー(14)と、前記本体に収納され前記ホッパーで収集された薬剤を薬包紙や容器に充填する充填装置(15)とを備え、前記ホッパー(14)は、前記シュートを通過する薬剤の落下による当該ホッパーでの飛び跳ね、あるいは回転の防止及び運動エネルギーの吸収のためのカーテン(41,45,49)を有するものである。
請求項2の発明の薬剤供給装置(1)は、ホッパー(14)の出口部分(14A)に対応させて、薬剤の運動エネルギーを吸収する第1のカーテン(41)を設けたものである。
請求項3の発明の薬剤供給装置(1)は、シュート(12)から落下する薬剤が最初に接触するホッパー部分(14)で反射する方向(位置)に、薬剤の飛び跳ねを抑制・防止する第2のカーテン(45)を設けたものである。
請求項4の発明の薬剤供給装置(1)は、前記第2のカーテン(45)は、樹脂製であり、且つ、ホッパー(14)に対して回動自在に保持されるものである。
請求項5の発明の薬剤供給装置(1)は、前記第2のカーテン(45)とホッパー(14)との間には、薬剤が通過する隙間(T)があるものである。
請求項6の発明の薬剤供給装置(1)は、傾斜面を有する前記ホッパー(14)に接触した薬剤の回転方向への移動を規制する仕切部材(35)を設けたものである。
請求項7の発明の薬剤供給装置(1)は、前記仕切部材(35)には、前記ホッパー(14)を貫通し薬剤の回転方向の運動エネルギーを吸収する第3のカーテン(49)を設けたものである。
請求項8の発明の薬剤供給装置(1)は、前記第3のカーテン(49)が透明樹脂製であるものである。
請求項9の発明の薬剤供給装置(1)は、前記第3のカーテン(49)と、前記第1のカーテン(41)とを、同一直線上に位置させたものである。
請求項10の発明の薬剤供給装置(1)は、前記第1のカーテン(41)は、その一端が回動自在に支持されたすだれ部材であるものである。
請求項11の発明の薬剤供給装置(1)は、前記すだれ部材(41)は、前記仕切部材(35)に支持される軸部(42)と、一端がこの軸部に対して回動自在に支持される複数の吸収体(43)とからなるものである。
請求項12の発明の薬剤供給装置(1)は、前記すだれ部材(41)を前記仕切部材(35)の下端に取り付けたものである。
請求項13の発明の薬剤供給装置(1)は、前記仕切部材(35)及び前記すだれ部材(41)をステンレス製としたものである。
請求項14の発明の薬剤供給装置(1)は、前記第1のカーテン(41)の一部が前記ホッパー(14)の出口(14A)に臨んでいるものである。
請求項15の発明の薬剤供給装置(1)は、本体(2)と、薬剤を収納する複数のタブレットケース(6)と、前記本体に収納され前記タブレットケースから排出された薬剤が落下するシュート(12)と、前記本体に収納され前記シュートの下方に対応して設けられ薬剤を収集するホッパー(14)と、前記本体に収納され前記ホッパーで収集された薬剤を薬包紙や容器に充填する充填装置(15)とを備え、前記ホッパー(14)は、その出口部分(14A)に対応して設けられ薬剤の運動エネルギーを吸収する第1のカーテン(41)と、前記シュート(12)から落下する薬剤が最初に接触するホッパー部分(14)で反射する方向(位置)に設けられ、薬剤の飛び跳ねを抑制・防止する第2のカーテン(45)と、傾斜面を有する前記ホッパーに接触した薬剤の回転方向への移動を規制する仕切部材(35)と、該仕切部材に設けられ前記ホッパーを貫通し薬剤の回転方向の運動エネルギーを吸収する第3のカーテン(49)とを有し、前記シュートを通過する薬剤の落下による当該ホッパーでの飛び跳ね、あるいは回転の防止するとともに薬剤の運動エネルギーを吸収するものである。
以上詳述した如く請求項1の発明によれば、薬剤を収集するホッパー(14)は、シュートを通過する薬剤の落下によるホッパーでの飛び跳ね、あるいは回転の防止及び運動エネルギーの吸収のためのカーテン(41,45,49)を有するため、このカーテン(41,45,49)により、高速化された薬剤のエネルギーによる飛び跳ね・回転を抑制・防止することができるとともに、運動エネルギーを効率的に吸収・緩和することができるので、薬剤の破損防止に加えて、速度の低下を抑制できる。
以上詳述した如く請求項2の発明によれば、ホッパー(14)の出口部分(14A)に対応させて設けた第1のカーテン(41)により、ホッパーの最終段にある出口部分において薬剤の運動エネルギーを効率よく吸収することができ、薬剤が高速化されても破損することなく薬剤の収集ができる。
以上詳述した如く請求項3の発明によれば、シュート(12)から落下する薬剤が最初に接触するホッパー部分(14)で薬剤の反射する方向(位置)に設けた第2のカーテン(45)により、薬剤の飛び跳ねを抑制・防止することができ、ホッパー部分における薬剤の収集スピードが損なわれず、効果的に薬剤を収集できる。
以上詳述した如く請求項4の発明によれば、第2のカーテン(45)が、樹脂製であり、且つ、ホッパー(14)に対して回動自在に保持されるため、ホッパー(14)に衝突した薬剤の飛び跳ねによる運動エネルギーを若干吸収してそのエネルギーを低下することに加え、跳ねる方向を変更することが可能となる。
以上詳述した如く請求項5の発明によれば、第2のカーテン(45)とホッパー(14)との間に、薬剤が通過する隙間(T)があるため、この第2のカーテン(45)で若干のエネルギーが吸収されその方向を変更された薬剤を、ホッパー(14)の傾斜面に沿ってこの隙間(T)から下方に滑るように案内することができる。
以上詳述した如く請求項6の発明によれば、傾斜面を有するホッパー(14)に接触した薬剤の回転方向への移動を規制する仕切部材(35)を設けたので、この仕切部材(35)により薬剤の回転方向への移動が規制され、効率的に薬剤を傾斜面に沿って出口部分に案内できるようになる。
以上詳述した如く請求項7の発明によれば、前記仕切部材(35)の下部にホッパー(14)を貫通するように設けた第3のカーテン(49)により、回転方向へ移動しようとする薬剤の回転方向の運動エネルギーを効率的に吸収することができ、回転エネルギーによる薬剤の破損を抑制できる。
以上詳述した如く請求項8の発明によれば、前記第3のカーテン(49)が樹脂製であるので、回転エネルギーによってその回転方向に撓みやすく、撓むことによりエネルギーの一部を吸収するため、薬剤を傾斜面に沿って落下方向に案内することが可能となる。
以上詳述した如く請求項9の発明によれば、前記第3のカーテン(49)と、前記第1のカーテン(41)とを、同一直線上に位置させることにより、第3のカーテン(49)に沿って薬剤が案内された場合に、最終的に第1のカーテン(41)により運動エネルギーを吸収しつつ出口部分へ薬剤を案内することができる。
以上詳述した如く請求項10の発明によれば、前記第1のカーテン(41)は、その一端が回動自在に支持されたすだれ部材であるため、仮に薬剤が勢い良くすだれ部材に衝突したとしても、薬剤の持つ運動エネルギーの大きさに応じてすだれ部材(41)がこの一端を中心にすることになり、すだれ部材(41)の回転によって薬剤の運動エネルギーを吸収・緩和することができる。
以上詳述した如く請求項11の発明によれば、前記すだれ部材(41)が、前記仕切部材(35)に支持される軸部(42)と、一端がこの軸部に対して回動自在に支持される複数の吸収体(43)とからなるため、大きさの異なる薬剤がホッパーに案内された際に、大きな薬剤の場合には多くの吸収体によって薬剤の持つエネルギーを吸収しつつ薬剤を下方に案内し、小さな薬剤の場合にはその大きさに見合う本数の吸収体によって運動エネルギーを吸収することができる。即ち、複数の吸収体によって、薬剤の大きさにあわせた本数の吸収体が回転することによって、薬剤の大きさに関係なく運動エネルギーを効率よく吸収・緩和することが可能となる。
以上詳述した如く請求項12の発明によれば、前記すだれ部材(41)を前記仕切部材(35)の下端に取り付けたので、すだれ部材(41)をホッパー(14)の出口部分(14A)に合わせて配置することが可能となり、薬剤を効率よく出口部分(14A)に案内することができる。
以上詳述した如く請求項13の発明によれば、前記仕切部材(35)及び前記すだれ部材(41)をステンレス製としたので、耐食性に優れ、薬剤が衝突した部分が薬剤により腐食することがなく、装置としての長期使用に耐えられ、きわめて衛生的な薬剤供給装置を提供することができる。
以上詳述した如く請求項14の発明によれば、前記第1のカーテン(41)の一部が前記ホッパーの出口(14A)に臨んでいるため、第1のカーテン(41)に衝突する薬剤がこのホッパー(14)の出口に向けて案内されやすくなり、薬剤を確実に出口部分に収集することが可能となる。
以上詳述した如く請求項15の発明によれば、シュート(12)から落下する薬剤が最初に接触するホッパー部分(14)で反射する方向(位置)に設けられた第2のカーテン(45)により、薬剤の飛び跳ねを抑制・防止し、仕切部材(35)によりホッパーに接触した薬剤の回転方向への移動を規制し、この仕切部材にホッパーを貫通して設けた第3のカーテン(49)により薬剤の回転方向の運動エネルギーを吸収するとともに、このホッパー(14)の出口部分(14A)に対応して設けられた第1のカーテン(41)により、薬剤の運動エネルギーを吸収することで、シュートを通過する薬剤の落下によるホッパー(14)での飛び跳ね、あるいは回転の防止に加えて、薬剤の運動エネルギーを効率的に吸収することができる。
以下、図面に基づき本発明の実施例を詳述する。図1は本発明の薬剤供給装置のある引き出しを引き出した状態の斜視図、図2は各引き出しの扉パネルを取り外ししたパネルを開放した状態の薬剤供給装置の正面図、図3は薬剤供給装置の引き出し・ホッパーを引き出した状態における側面図、図4はタブレットケースの斜視図、図5は充填装置(包装機)の側面図、図6は本発明のホッパー部分における要部斜視図、図7は仕切部材と第1のカーテンの斜視図、図8はホッパーの出口部分と仕切部材並びに第1のカーテンとの関係を示す一部切欠き状態の断面図、図9はすだれ部材と出口部分との関係を示す斜視図である。
本発明の薬剤供給装置1は、病院や調剤薬局などに設置されるものであり、処方箋に記載された種類及び数量の薬剤(錠剤、カプセル剤など)をタブレットケース内の排出口から一個ずつ排出し、薬剤の重量を利用して自然落下させる通路にあたるシュートを経てホッパーにより一個所に集め、その後、包装紙にて包装するという、錠剤の抽出から包装までの作業がすべて一連の機構の中で為され、全てが自動化されたものである。図1に示されるように、この薬剤供給装置1は、縦長矩形状の本体2と制御用のパソコン(図示せず)から構成される。
本体2は、相互に分離可能な上部構造体3と下部構造体4とから構成されており、下部構造体4上に上部構造体3が積層されて連結された構造とされている。そして、この上部構造体3内には後述するタブレットケース6を収納するために前方並びに上下が開放したケース収納部が構成され、このケース収納部の天面は着脱可能な天板3Aにて閉塞されている。
上部構造体3のケース収納部内には、左右4列、上下5段(合わせて20個)の引き出しとしての棚5……が引き出し自在に架設されている。各棚5の前端には扉パネル11がそれぞれ取り付けられており、全ての棚5……がケース収納部内に収納された状態で各扉パネル11が上部構造体3の前面開口を閉塞する。棚5の中央には上下に開放した通路12が前後に渡って形成されており、その棚の上に位置する棚5のタブレットケース6から排出された薬剤の下方への落下通路となるものである。この通路12の左右両側に、タブレットケース6の駆動ベース(図示せず)が前後に8個ずつ(左右合計で16個)前後方向に並設して取り付けられている(図面の関係上全てを示していない)。尚、図4に示すように、タブレットケース6は、この駆動ベースとその上に連結される収納容器21とから構成される。
また、下部構造体4は前面及び上面が開放しており、上面において上部構造体3と連通する。そして、この下部構造体4内には、後述する充填装置としてのシャッター13、ホッパー14及び包装機15等がそれぞれ上下関係に収納設置されると共に、前面の開口は観音開き式の下パネル8、8によって開閉自在に閉塞されている。
また、図2に示すように、各棚5がケース収納部内に収納された状態で、上下に位置する各棚5の通路12は相互に対応し、この対応関係が一致したとき(即ち、上下関係の棚5が全て定位置に押し込まれたとき)に、上下に連通した一連のシュートを構成する。従って、この実施例では、上下に渡る左右4列のシュート12A,12B,12C,12Dがケース収納部内に構成されることになる。
次に、図2および図3に示すように、この下部構造体4内の上部には二つのシャッター13、13が左右に並設されている。各シャッター13、13はその上方の前記シュート12の下方に対応しており、向かって右側のシャッター13は向かって右端及びその左側のシュート12C、12Dに対応しており、向かって左側のシャッター13は向かって左端及びその右側のシュート12A、12Bに対応している。そして、各シャッター13は、各シュート12から後述するホッパー14に落下する薬剤を一時的に受け止める役割を果たすものである。
さらに、下部構造体4内には、各シャッター13、13の下方に対応して前記ホッパー14が設けられている。このホッパー14は、上面が広く開口し、下端に向けて窄まった矩形漏斗状を呈しており、前記各シュート12から落下してシャッター13、13を通過した薬剤を受け止め、その下端に形成した出口部分となる開口14Aから排出するものである。
そして、このホッパー14の上端左右は下部構造体4内の上部左右に取り付けられた引出レール26、26に着脱可能にネジ止めされると共に、各シャッター13、13も引出レール26、26の上側に位置して当該引出レール26、26に着脱可能にネジ止めされる。これによって、ホッパー14及びシャッター13、13は、下パネル8、8を開放した状態で、下部構造体4内から前方に同時に引出自在とされ、更に、引き出した状態で当該引出レール26、26に対して着脱可能とされている。
また、下部構造体4内の上部中央には、前記両シャッター13、13の間に位置して追加薬剤フィーダ(UTC)17が取り付けられている。この場合、追加薬剤フィーダー17は、下パネル8、8に覆われることなく、下パネルの開閉とは無関係に独自に前方に引き出し、且つ、着脱自在に取り付けられている(図1、図2参照)。この追加薬剤フィーダー17は、上述のタブレットケース6に収納して排出するほど排出頻度の多くない特別な追加の薬剤を、任意に供給するためのフィーダであり各容器の下面がそれぞれシャッター機構により開閉される。この追加薬剤フィーダ17は、シャッター13を介することなく直接前記ホッパー14の上方に位置し、その内部に連通している。
一方、図4に示すように、タブレットケース6の収納容器21は上面に開口しており、この開口は開閉自在の蓋22にて閉塞されている。また、収納容器21内底部には排出ドラム23が取り付けられており、この排出ドラム23の側面周囲には複数の縦溝24が所定の間隔で形成されている。この収納容器21内に(蓋22を開放することにより)上面開口から充填された薬剤が、排出ドラム23の縦溝24内に上下に2個ずつ入り込むかたちとなる。また、収納容器21の下部側面には光学的に識別可能な識別コード(バーコードなど)25が貼付されている。この識別コード25は、収納容器21内に充填された薬剤の種類を識別するためのコードである。
係る収納容器21は前述したが図示しない駆動ベース上に載置され、この駆動ベースに対して着脱可能に連結される。この場合、識別コード25が棚5の外側(通路12とは反対側)に向くように取り付けられ、逆に排出ドラムの23の出口部分が棚5の内側即ち通路12と同じ側を向くように取付けられる。これによって、タブレットケース6が構成されることになる。このとき、排出ドラム23はドラムモータの駆動軸(共に図示せず)に着脱自在に係合する。そして、ドラムモータが正転駆動されると、排出ドラム23が正転され、その縦溝24が順次駆動ベースの排出口上に合致して内部の薬剤が一つずつ排出シュート13に向けて自動落下する仕組みとなっている。
次に、図5を用いて前記包装機15の構成について説明する。包装機15は、下部構造体4内の底面左右に取り付けられた引出レール27、27に着脱可能にネジ止めされている。これにより、包装機15は、下パネル8、8を開放した状態で、下部構造体4内から前方に引出自在とされ、更に、引き出した状態で当該引出レール27、27に着脱可能とされている。
71は熱溶着可能な包装紙72(容器を構成する)を巻回したロールであり、73はプリンタ、74はホッパー14の下端開口14Aに取り付けられたノズル、76はシリコンゴムから成る熱シールヘッド、77はロール71から引き出された包装紙72を搬送するローラ、79は包装紙72を切断するカッター、81は分包化されて切断された包装紙72を下パネル4に設けられた取出口82まで搬送するコンベアであり、包装紙72の搬送経路に沿って順次設けられている。尚、83は熱シールヘッド74を動作させるためのモータであり、78はローラ77を駆動するモータ、84はコンベア81のモータである。
ロール71に巻回された包装紙72は上面が開き、下端で折られた断面略V字状を呈しており、ローラ77等によってロール71から斜め向かって右斜め下方に引き出された後、プリンタ73により後述する如くその表面に印字が成される。次に、ノズル74から排出される薬剤が包装紙72内に投入され、熱シールヘッド76による熱溶着で、包装紙72は一包毎に区画される。区画されて分包化された包装紙72は次にカッター79で切断され、コンベア81で向かって左上方の取出口82に搬送されるものである。
次に、シャッター13からの薬剤排出時の運動エネルギーをホッパー14においてうまく吸収・緩和して、薬剤の破損を防止すると共に、効率的にホッパーの出口部分に薬剤を案内するための構造について、図6乃至図9を参照して説明する。図6において、上面が広く開口し、下端に向けて窄まった矩形漏斗状を呈するホッパー14は、耐食性の材料例えばステンレス鋼により形成されるものであり、その左右の傾斜面31により主体的にシュート13から落下する薬剤を受けて下方へ案内し、その前側の傾斜面33により主体的に追加薬剤フィーダー17から落下する薬剤を受けて下方へ案内し、その下端部に形成した出口部分となる開口14Aに収集して、後段に位置する包装機15に排出する。
この矩形漏斗状に形成された各傾斜面31、33だけでは、薬剤の落下に伴う薬剤の運動エネルギーによって、薬剤のホッパー部分での飛び跳ね、あるいは回転を抑制・防止することができない。このため、本出願人はホッパー14を複数の区画に仕切る耐食性の材料例えばステンレス鋼により形成される仕切部材35を配置した。仕切部材35は、略三角形の板材を直角に折り曲げた構造体36,37を2つその折り曲げ部分において溶接等により接続することにより、ホッパー14の内部を4つの区画に仕切るとともに、ホッパー14に接触した薬剤の回転方向への移動を規制する。尚、構造体36の後端38及び構造体37の前端39をそれぞれホッパー14の後ろ側の傾斜面34及び前側の傾斜面33に取付けることで仕切部材35は、ホッパー14に固定される。
このように、傾斜面を有するホッパー14に接触した薬剤の回転方向への移動を規制する仕切部材35を設けたので、この仕切部材35により薬剤の回転方向への移動が規制され、効率的に薬剤を傾斜面に沿って出口部分に案内できるようになる。
仕切部材35の下部には、ホッパー14の出口部分14Aに対応させて、薬剤の運動エネルギーを吸収する第1のカーテンとして、その一端が仕切部材35に関して回動自在に支持されたすだれ部材41を設けている。このすだれ部材41は、仕切部材35の下部において切り起こして形成した固定爪51により回動自在に支持される軸部42と、一端がこの軸部42に対して回動自在に支持される複数の吸収体43とからなるものである。ここで本実施例では、吸収体43は18本とし、吸収体43がホッパーの14左右方向に向けて回動自在になるように、軸部42はホッパー14の前後方向を向くように支持させている。この第1のカーテン(即ち、すだれ部材41)は、その一部(下端)がホッパー14の出口部分(即ち、開口)14Aに臨むようになっている。但し、この吸収体43は、軸部42により回動する際にその先端がホッパー14に接触することのないような長さ寸法及び位置関係で配置される。
ホッパー14の出口部分14Aに対応させて第1のカーテン(即ち、すだれ部材)41を設けたことにより、ホッパーの最終段にある出口部分14Aにおいて、薬剤の運動エネルギーを効率よく吸収することができ、薬剤が高速化されていたとしもその運動エネルギーでの衝突による衝撃で破損することなく薬剤の収集を行うことができる。
そして、第1のカーテン41は、その一端が回動自在に支持されたすだれ部材であるため、仮に薬剤が勢い良くすだれ部材に衝突したとしても、薬剤の持つ運動エネルギーの大きさに応じてすだれ部材41がこの一端を中心にすることになり、すだれ部材41の回転によって薬剤の運動エネルギーを吸収・緩和することができる。また、このすだれ部材41が、仕切部材35に支持される軸部42と、一端がこの軸部に対して回動自在に支持される複数の吸収体43とからなるため、大きさの異なる薬剤がホッパーに案内された際に、大きな薬剤の場合には多くの吸収体によって薬剤の持つエネルギーを吸収しつつ薬剤を下方に案内し、小さな薬剤の場合にはその大きさに見合う本数の吸収体によって運動エネルギーを吸収することができる。即ち、複数の吸収体によって、薬剤の大きさにあわせた本数の吸収体が回転することによって、薬剤の大きさに関係なく運動エネルギーを効率よく吸収・緩和することが可能となる。さらに、すだれ部材41を仕切部材35の下端に取り付けたので、すだれ部材41をホッパー14の出口部分14Aに合わせて配置することが可能となり、薬剤を効率よく出口部分14Aに案内することができる。第1のカーテン41の一部が前記ホッパーの出口14Aに臨んでいるため、第1のカーテン41に衝突する薬剤がこのホッパー14の出口に向けて案内されやすくなり、薬剤を確実に出口部分に収集することが可能となる。
45は、シュート12、12から落下する薬剤が最初に接触するホッパー部分14で薬剤が反射する方向(即ち仕切部材35の側)に設けられ、薬剤の飛び跳ねを抑制・防止する第2のカーテンである。この第2のカーテン45は、その後端及び前端がホッパー14の後側及び前側の傾斜面34,33に取付けられる棒状の支持部46と、この支持部46に回動自在に取付けられる透明樹脂製のヒレ体47とからなる。
シュート12から落下する薬剤が最初に接触するホッパー部分14で薬剤の反射する方向(位置)に設けた第2のカーテン45(詳述すれば、ヒレ体47)により、薬剤の飛び跳ねを抑制・防止することができ、ホッパー部分における薬剤の収集スピードが損なわれず、効果的に薬剤を収集できる。また、第2のカーテン45(詳述すれば、ヒレ体47)が、樹脂製であり、且つ、ホッパー14(詳述すれば、支持体46)に対して回動自在に保持されるため、ホッパー14に衝突した薬剤の飛び跳ねによる運動エネルギーを若干吸収してそのエネルギーを低下することに加え、跳ねる方向を変更することが可能となる。
また、この第2のカーテン45は、ホッパー14に支持された際にヒレ体47の下端と傾斜面31あるいは図示しない向かって左側の傾斜面との間に薬剤が通過できる隙間Tを設けている。このように、ヒレ体47とホッパー14との間に、薬剤が通過する隙間Tがあるため、この第2のカーテン45で若干のエネルギーが吸収されその方向を変更された薬剤を、ホッパー14の傾斜面に沿ってこの隙間Tから下方に滑るように案内することができる。
前記仕切部材35の下端をホッパー14に接触させた状態で取付けると、まだ高い運動エネルギーを有する薬剤が衝突した際にステンレス鋼の剛性により反射することになり、飛び跳ねを防止できない。このため、仕切部材35の下端には、前記ホッパー14の傾斜面を貫通し薬剤の回転方向の運動エネルギーを吸収する透明樹脂製の第3のカーテン49を設けている。図8を参照すればこの第2のカーテン49がホッパー14を貫通することがわかる。この第2のカーテン49は、第1のカーテン41の軸部42と同様に、仕切部材35の下部において切り起こして形成した固定爪53により回動自在に支持される
また、仕切部材35の下部にホッパー14を貫通するように設けた第3のカーテン49により、回転方向へ移動しようとする薬剤の回転方向の運動エネルギーを効率的に吸収することができ、回転エネルギーによる薬剤の破損を抑制できる。そして、第3のカーテン49が樹脂製であるので、回転エネルギーによってその回転方向に撓みやすく、撓むことによりエネルギーの一部を吸収するため、薬剤を傾斜面に沿って落下方向に案内することが可能となる。
第3のカーテン49と、第1のカーテン41とを、同一直線上に位置させることにより、第3のカーテン49に沿って薬剤が案内された場合に、最終的に第1のカーテン41により運動エネルギーを吸収しつつ出口部分へ薬剤を案内することができる。
本発明の第一の実施形態における薬剤を収集するホッパー14によれば、シュートを通過する薬剤の落下によるホッパーでの飛び跳ね、あるいは回転の防止及び運動エネルギーの吸収のためのカーテン41,45,49を有するため、このカーテン41,45,49により、高速化された薬剤のエネルギーによる飛び跳ね・回転を抑制・防止することができるとともに、運動エネルギーを効率的に吸収・緩和することができるので、薬剤の破損防止に加えて、速度の低下を抑制できる。
以上詳述した如く、仕切部材35及びすだれ部材41をステンレス製としたので、耐食性に優れ、薬剤が衝突した部分が薬剤により腐食することがなく、装置としての長期使用に耐えられ、きわめて衛生的な薬剤供給装置を提供することができる。
以上詳述した如く本発明によれば、シュート12から落下する薬剤が最初に接触するホッパー部分14で反射する方向(位置)に設けられた第2のカーテン45により、薬剤の飛び跳ねを抑制・防止し、仕切部材35によりホッパーに接触した薬剤の回転方向への移動を規制し、この仕切部材にホッパーを貫通して設けた第3のカーテン49により薬剤の回転方向の運動エネルギーを吸収するとともに、このホッパー14の出口部分14Aに対応して設けられた第1のカーテン41により、薬剤の運動エネルギーを吸収することで、シュートを通過する薬剤の落下によるホッパー14での飛び跳ね、あるいは回転の防止に加えて、薬剤の運動エネルギーを効率的に吸収することができる。
本発明の薬剤供給装置のある引き出しを引き出した状態の斜視図である。 本発明の各引き出しの扉パネルを取り外ししたパネルを開放した状態の薬剤供給装置の正面図である。 本発明の薬剤供給装置の引き出し・ホッパーを引き出した状態における側面図である。 本発明のタブレットケースの斜視図である。 本発明の充填装置(包装機)の側面図である。 本発明のホッパー部分における要部斜視図である。 本発明の仕切部材と第1のカーテンの斜視図である。 本発明のホッパーの出口部分と仕切部材並びに第1のカーテンとの関係を示す一部切欠き状態の断面図である。 本発明のすだれ部材と出口部分との関係を示す斜視図である。
符号の説明
1 薬剤供給装置
2 本体
3 上部構造体
4 下部構造体
5 引き出し(棚)
6 タブレットケース
12 通路(シュート)
13 シャッター
14 ホッパー
15 包装機
17 追加薬剤フィーダー
31,33,34 傾斜面
35 仕切部材
36,37 構造体
41 すだれ部材(第1のカーテン)
42 軸部
43 吸収体
45 第2のカーテン
46 支持体
47 ヒレ体
49 第3のカーテン
T 隙間

Claims (15)

  1. 本体と、薬剤を収納する複数のタブレットケースと、前記本体に収納され前記タブレットケースから排出された薬剤が落下するシュートと、前記本体に収納され前記シュートの下方に対応して設けられ薬剤を収集するホッパーと、前記本体に収納され前記ホッパーで収集された薬剤を薬包紙や容器に充填する充填装置とを備え、前記ホッパーは、前記シュートを通過する薬剤の落下による当該ホッパーでの飛び跳ね、あるいは回転の防止及び運動エネルギーの吸収のためのカーテンを有することを特徴とする薬剤供給装置。
  2. 前記ホッパーの出口部分に対応させて、薬剤の運動エネルギーを吸収する第1のカーテンを設けたことを特徴とする請求項1に記載の薬剤供給装置。
  3. 前記シュートから落下する薬剤が最初に接触するホッパー部分で反射する方向(位置)に、薬剤の飛び跳ねを抑制・防止する第2のカーテンを設けたことを特徴とする請求項1に記載の薬剤供給装置。
  4. 前記第2のカーテンは、樹脂製であり、且つ、ホッパーに対して回動自在に保持されることを特徴とする請求項3に記載の薬剤供給装置。
  5. 前記第2のカーテンとホッパーとの間には、薬剤が通過する隙間があることを特徴とする請求項3に記載の薬剤供給装置。
  6. 傾斜面を有する前記ホッパーに接触した薬剤の回転方向への移動を規制する仕切部材を設けたことを特徴とする請求項1に記載の薬剤供給装置。
  7. 前記仕切部材には、前記ホッパーを貫通し薬剤の回転方向の運動エネルギーを吸収する第3のカーテンを設けたことを特徴とする請求項6に記載の薬剤供給装置。
  8. 前記第3のカーテンは、透明樹脂製であることを特徴とする請求項7に記載の薬剤供給装置。
  9. 前記第3のカーテンと、前記第1のカーテンとを、同一直線上に位置させたことを特徴とする請求項6に記載の薬剤供給装置。
  10. 前記第1のカーテンは、その一端が回動自在に支持されたすだれ部材であることを特徴とする請求項9記載の薬剤供給装置。
  11. 前記すだれ部材は、前記仕切部材に支持される軸部と、一端がこの軸部に対して回動自在に支持される複数の吸収体とからなることを特徴とする請求項10に記載の薬剤供給装置。
  12. 前記すだれ部材を前記仕切部材の下端に取り付けたことを特徴とする請求項10に記載の薬剤供給装置。
  13. 前記仕切部材及び前記すだれ部材をステンレス製としたことを特徴とする請求項9に記載の薬剤供給装置。
  14. 前記第1のカーテンの一部が前記ホッパーの出口に臨んでいることを特徴とする請求項2に記載の薬剤供給装置。
  15. 本体と、薬剤を収納する複数のタブレットケースと、前記本体に収納され前記タブレットケースから排出された薬剤が落下するシュートと、前記本体に収納され前記シュートの下方に対応して設けられ薬剤を収集するホッパーと、前記本体に収納され前記ホッパーで収集された薬剤を薬包紙や容器に充填する充填装置とを備え、前記ホッパーは、その出口部分に対応して設けられ薬剤の運動エネルギーを吸収する第1のカーテンと、前記シュートから落下する薬剤が最初に接触するホッパー部分で反射する方向(位置)に設けられ、薬剤の飛び跳ねを抑制・防止する第2のカーテンと、傾斜面を有する前記ホッパーに接触した薬剤の回転方向への移動を規制する仕切部材と、該仕切部材に設けられ前記ホッパーを貫通し薬剤の回転方向の運動エネルギーを吸収する第3のカーテンとを有し、前記シュートを通過する薬剤の落下による当該ホッパーでの飛び跳ね、あるいは回転の防止するとともに薬剤の運動エネルギーを吸収することを特徴とする薬剤供給装置。
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