JPH05132005A - 自動錠剤包装機の錠剤跳返り防止装置 - Google Patents
自動錠剤包装機の錠剤跳返り防止装置Info
- Publication number
- JPH05132005A JPH05132005A JP3318402A JP31840291A JPH05132005A JP H05132005 A JPH05132005 A JP H05132005A JP 3318402 A JP3318402 A JP 3318402A JP 31840291 A JP31840291 A JP 31840291A JP H05132005 A JPH05132005 A JP H05132005A
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- tablet
- automatic
- belt conveyor
- packing machine
- tablets
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Abstract
(57)【要約】
【目的】ベルトコンベア上に錠剤を速やかに落下投入す
ることができるようにしたことを主要な特徴とする。 【構成】ベルトコンベア50の上方に、その搬送方向に
沿って柔軟性及び小さな反発係数を有する薄膜素材から
なる仕切り部材51を垂下形成する。この仕切り部材5
1にベルトコンベアの搬送方向に対して直角方向の側面
上部から投入される錠剤Pを衝突させる。
ることができるようにしたことを主要な特徴とする。 【構成】ベルトコンベア50の上方に、その搬送方向に
沿って柔軟性及び小さな反発係数を有する薄膜素材から
なる仕切り部材51を垂下形成する。この仕切り部材5
1にベルトコンベアの搬送方向に対して直角方向の側面
上部から投入される錠剤Pを衝突させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動錠剤包装機にお
ける錠剤跳返り防止装置に関し、特に、ベルトコンベア
上への錠剤の落下投入が速やかに行なえるようにしたも
のである。
ける錠剤跳返り防止装置に関し、特に、ベルトコンベア
上への錠剤の落下投入が速やかに行なえるようにしたも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の自動錠剤包装機において
は、例えば実公平1−8482号公報などに開示されて
いるような構成を有するものがある。
は、例えば実公平1−8482号公報などに開示されて
いるような構成を有するものがある。
【0003】このような従来の自動錠剤包装機における
錠剤供給機構部は、錠剤包装機本体内の上部に、各種の
錠剤が収納される錠剤収納供給体を上方からそれぞれ挿
入して整列配置してなる錠剤供給機構部を設け、かつそ
の下部に自動包装機構部を配置してなるとともに、前記
錠剤供給機構部から落下供給される錠剤をホッパ部を介
してベルトコンベア上に落下投入させ、前記自動包装機
構部側に搬送するようになっている。
錠剤供給機構部は、錠剤包装機本体内の上部に、各種の
錠剤が収納される錠剤収納供給体を上方からそれぞれ挿
入して整列配置してなる錠剤供給機構部を設け、かつそ
の下部に自動包装機構部を配置してなるとともに、前記
錠剤供給機構部から落下供給される錠剤をホッパ部を介
してベルトコンベア上に落下投入させ、前記自動包装機
構部側に搬送するようになっている。
【0004】そして、前記ホッパ部を介してベルトコン
ベア上に投入される錠剤は、ベルトコンベアの搬送方向
に対して直角方向の側面上部から投入されるようになっ
ている。
ベア上に投入される錠剤は、ベルトコンベアの搬送方向
に対して直角方向の側面上部から投入されるようになっ
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来構造のものでは、錠剤供給機構部から落下供給さ
れた錠剤が、ホッパ部の傾斜面で衝突して跳ね返り易い
ために、錠剤をベルトコンベア上に速やかに落下投入さ
せることができず、このような供給過程での錠剤の挙動
によって、ベルトコンベア上に到達するまでの時間が遅
くなり、自動包装機構部での錠剤包装サイクルに悪影響
を及ぼすという問題があった。
た従来構造のものでは、錠剤供給機構部から落下供給さ
れた錠剤が、ホッパ部の傾斜面で衝突して跳ね返り易い
ために、錠剤をベルトコンベア上に速やかに落下投入さ
せることができず、このような供給過程での錠剤の挙動
によって、ベルトコンベア上に到達するまでの時間が遅
くなり、自動包装機構部での錠剤包装サイクルに悪影響
を及ぼすという問題があった。
【0006】
【発明の目的】この発明の目的は、ベルトコンベア上に
錠剤を速やかに落下投入することができるようにした自
動錠剤包装機の錠剤跳返り防止装置を提供することにあ
る。
錠剤を速やかに落下投入することができるようにした自
動錠剤包装機の錠剤跳返り防止装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、この発明は、錠剤包装機本体内の上部に設けた
錠剤供給機構部から供給される錠剤をベルトコンベア上
に落下させて自動包装機構部側に向け搬送してなる自動
錠剤包装機において、前記ベルトコンベアの上方に、該
コンベアの搬送方向に沿って柔軟性及び小さな反発係数
を有する薄膜素材からなる仕切り部材を垂下形成してな
る構成としたものである。
ために、この発明は、錠剤包装機本体内の上部に設けた
錠剤供給機構部から供給される錠剤をベルトコンベア上
に落下させて自動包装機構部側に向け搬送してなる自動
錠剤包装機において、前記ベルトコンベアの上方に、該
コンベアの搬送方向に沿って柔軟性及び小さな反発係数
を有する薄膜素材からなる仕切り部材を垂下形成してな
る構成としたものである。
【0008】
【作用】すなわち、この発明は、ベルトコンベアの上方
に、その搬送方向に沿って柔軟性及び小さな反発係数を
有する薄膜素材からなる仕切り部材を垂下形成してなる
ために、ベルトコンベアの搬送方向に対して直角方向の
側面上部から投入される錠剤が仕切り部材に衝突して、
跳ね返ることなくそのまま下に落下し、これによって、
錠剤のベルトコンベア上への落下が速やかに行なえる。
に、その搬送方向に沿って柔軟性及び小さな反発係数を
有する薄膜素材からなる仕切り部材を垂下形成してなる
ために、ベルトコンベアの搬送方向に対して直角方向の
側面上部から投入される錠剤が仕切り部材に衝突して、
跳ね返ることなくそのまま下に落下し、これによって、
錠剤のベルトコンベア上への落下が速やかに行なえる。
【0009】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面を参照しな
がら詳細に説明するすると、図2はこの発明に係る錠剤
跳返り防止装置が装備された自動錠剤包装機の外観図
で、図中1は錠剤包装機本体である。
がら詳細に説明するすると、図2はこの発明に係る錠剤
跳返り防止装置が装備された自動錠剤包装機の外観図
で、図中1は錠剤包装機本体である。
【0010】この錠剤包装機本体1内には、図3に示す
ように、上部に後述する錠剤供給機構部10が、その下
部には錠剤供給機構部10から選択的に定量供給される
錠剤を自動的に包装し排出させてなる後述する自動包装
機構部60がそれぞれ配置されている。
ように、上部に後述する錠剤供給機構部10が、その下
部には錠剤供給機構部10から選択的に定量供給される
錠剤を自動的に包装し排出させてなる後述する自動包装
機構部60がそれぞれ配置されている。
【0011】そして、前記錠剤包装機本体1のフロント
側Fである前面下部には、薬包シートの交換口及び点検
・保守作業口となる開口部2が前記自動包装機構部60
に対応させて形成され、この開口部2には、扉本体3が
開閉自在に設けられている。
側Fである前面下部には、薬包シートの交換口及び点検
・保守作業口となる開口部2が前記自動包装機構部60
に対応させて形成され、この開口部2には、扉本体3が
開閉自在に設けられている。
【0012】この扉本体3は、前記錠剤包装機本体1内
の左右両側部に設けたガイドレール4、4に案内係合さ
れて上下方向にスライド自在になっているとともに、そ
の上端中央部は、前記錠剤包装機本体1内上部の固定フ
レーム5に取付けた左右一対の定荷重吊支機構6、6に
て吊支されている。
の左右両側部に設けたガイドレール4、4に案内係合さ
れて上下方向にスライド自在になっているとともに、そ
の上端中央部は、前記錠剤包装機本体1内上部の固定フ
レーム5に取付けた左右一対の定荷重吊支機構6、6に
て吊支されている。
【0013】この左右一対の定荷重吊支機構6、6は、
前記扉本体3と同じ荷重の帯巻バネで構成され、その釣
合いにより前記扉本体3を任意の開扉位置でフリースト
ップさせることが可能になっている。
前記扉本体3と同じ荷重の帯巻バネで構成され、その釣
合いにより前記扉本体3を任意の開扉位置でフリースト
ップさせることが可能になっている。
【0014】また、図中7、7は前記定荷重吊支機構
6、6を間に存して前記固定フレーム5上に取付けた左
右一対の磁石で、これらの磁石7、7には、前記扉本体
3の上端部に設けたマグネットキャッチ板8、8がそれ
ぞれ対応し、これらのマグネットキャッチ板8、8は、
図4に示すように、前記扉本体3の最上部の開扉位置に
て前記磁石7、7に吸着し、前記扉本体3を安定して確
実に保持固定し得るようになっている。
6、6を間に存して前記固定フレーム5上に取付けた左
右一対の磁石で、これらの磁石7、7には、前記扉本体
3の上端部に設けたマグネットキャッチ板8、8がそれ
ぞれ対応し、これらのマグネットキャッチ板8、8は、
図4に示すように、前記扉本体3の最上部の開扉位置に
て前記磁石7、7に吸着し、前記扉本体3を安定して確
実に保持固定し得るようになっている。
【0015】すなわち、前記錠剤供給機構部10は、平
面矩形をなしかつ平面格子状に仕切られた多数の収納部
を有する筒型のケーシング11と、このケーシング11
内の各々の収納部に挿入して水平面状に整列配置された
錠剤収納供給体20と、前記ケーシング11の下部に配
置されかつ前記各々の錠剤収納供給体20から選択的に
定量毎落下供給される錠剤を受ける後述するホッパ部4
0と、このホッパ部40から落下する錠剤を受ける左右
一対の第1の錠剤搬送手段としてのベルトコンベア5
0、50とから構成されている。
面矩形をなしかつ平面格子状に仕切られた多数の収納部
を有する筒型のケーシング11と、このケーシング11
内の各々の収納部に挿入して水平面状に整列配置された
錠剤収納供給体20と、前記ケーシング11の下部に配
置されかつ前記各々の錠剤収納供給体20から選択的に
定量毎落下供給される錠剤を受ける後述するホッパ部4
0と、このホッパ部40から落下する錠剤を受ける左右
一対の第1の錠剤搬送手段としてのベルトコンベア5
0、50とから構成されている。
【0016】一方、前記自動包装機構部60は、前記左
右一対のベルトコンベア50、50間の中央下部に配置
された第2の錠剤搬送手段としてのシャッタコンベア7
0と、このシャッタコンベア70上に落下された前記ベ
ルトコンベア50、50上からの錠剤を薬包シートロー
ル100が装填される薬包シート送り部200から連続
的に送られる薬包シート101内に投入してヒートシー
ルするヒートシール機構300と、このヒートシール機
構300にて包装体としてヒートシールされた薬包シー
ト101を切断する切断機構400と、この切断機構4
00にて切断された包装体を前記錠剤包装機本体1の上
部側面に開口した排出口9に搬送する包装体搬送機構5
00とから構成されている。
右一対のベルトコンベア50、50間の中央下部に配置
された第2の錠剤搬送手段としてのシャッタコンベア7
0と、このシャッタコンベア70上に落下された前記ベ
ルトコンベア50、50上からの錠剤を薬包シートロー
ル100が装填される薬包シート送り部200から連続
的に送られる薬包シート101内に投入してヒートシー
ルするヒートシール機構300と、このヒートシール機
構300にて包装体としてヒートシールされた薬包シー
ト101を切断する切断機構400と、この切断機構4
00にて切断された包装体を前記錠剤包装機本体1の上
部側面に開口した排出口9に搬送する包装体搬送機構5
00とから構成されている。
【0017】前記錠剤供給機構部10のケーシング11
内の各々の収納部に挿入配置された錠剤収納供給体20
は、図5に示すように、各種の錠剤がその先端部21a
側から収納される透明な合成樹脂体からなる円筒状のタ
ブレットケース21と、このタブレットケース21の下
端部21bがジョイント部材22を介して結合される駆
動部23とで構成されている。
内の各々の収納部に挿入配置された錠剤収納供給体20
は、図5に示すように、各種の錠剤がその先端部21a
側から収納される透明な合成樹脂体からなる円筒状のタ
ブレットケース21と、このタブレットケース21の下
端部21bがジョイント部材22を介して結合される駆
動部23とで構成されている。
【0018】そして、前記タブレットケース21内に
は、前記駆動部23の図示しないモータにより揺動する
揺動アーム23aと接続する整列盤24が設けられ、こ
の整列盤24は、前記駆動部23の揺動アーム23aの
揺動運動によりタブレットケース21内に収納された錠
剤を整列させて、その下方の通路24aに向け1錠ずつ
分離落下させるようになっているものである。
は、前記駆動部23の図示しないモータにより揺動する
揺動アーム23aと接続する整列盤24が設けられ、こ
の整列盤24は、前記駆動部23の揺動アーム23aの
揺動運動によりタブレットケース21内に収納された錠
剤を整列させて、その下方の通路24aに向け1錠ずつ
分離落下させるようになっているものである。
【0019】また、図中25は前記ジョイント部材22
によってタブレットケース21及び整列盤24が接続さ
れる駆動部23上に設置した錠剤検出装置で、図6に示
すように、前記整列盤24から落下する錠剤の通路24
aを間に存して水平方向に対峙させた発光素子からなる
発光部26と、この発光部26からの光を受けるフォト
トランジスタからなる受光部27とで構成されている。
によってタブレットケース21及び整列盤24が接続さ
れる駆動部23上に設置した錠剤検出装置で、図6に示
すように、前記整列盤24から落下する錠剤の通路24
aを間に存して水平方向に対峙させた発光素子からなる
発光部26と、この発光部26からの光を受けるフォト
トランジスタからなる受光部27とで構成されている。
【0020】すなわち、この錠剤検出装置25は、前記
整列盤24にて1錠ずつ分離された錠剤を、これらの発
光部26及び受光部27間を通過させることにより、錠
剤の計数を行なうようになっているもので、前記発光部
26の発光面26aと受光部27の受光面27aには、
内側片面を波形にした光拡散板28がそれぞれ設けら
れ、これによって、発光部26から投射された光及び受
光部27に入射する光を片寄ることなく均一化してい
る。
整列盤24にて1錠ずつ分離された錠剤を、これらの発
光部26及び受光部27間を通過させることにより、錠
剤の計数を行なうようになっているもので、前記発光部
26の発光面26aと受光部27の受光面27aには、
内側片面を波形にした光拡散板28がそれぞれ設けら
れ、これによって、発光部26から投射された光及び受
光部27に入射する光を片寄ることなく均一化してい
る。
【0021】また、図中29は前記発光部26と受光部
27との間の光投射方向と直角方向にある落下通路24
aの外側面に設けた光反射板で、この光反射板29は、
鏡面に研磨した金属板あるいは白色板などからなり、前
記発光部26から光拡散板28を介して拡散されて投射
された光を受光部27側に到達するように反射させ、こ
れによって、前記錠剤検出装置25を錠剤収納供給体2
0の駆動部23上に設置する際に、ジョイント部材22
で囲まれる外側面側に形成されるデッドゾーンdのよう
な感度の低い領域での錠剤の検出を確実に行なえるよう
にしている。
27との間の光投射方向と直角方向にある落下通路24
aの外側面に設けた光反射板で、この光反射板29は、
鏡面に研磨した金属板あるいは白色板などからなり、前
記発光部26から光拡散板28を介して拡散されて投射
された光を受光部27側に到達するように反射させ、こ
れによって、前記錠剤検出装置25を錠剤収納供給体2
0の駆動部23上に設置する際に、ジョイント部材22
で囲まれる外側面側に形成されるデッドゾーンdのよう
な感度の低い領域での錠剤の検出を確実に行なえるよう
にしている。
【0022】さらに、図中30は前記タブレットケース
21の先端部21aに取外し可能に被冠させた透明な合
成樹脂体からなるキャップである。
21の先端部21aに取外し可能に被冠させた透明な合
成樹脂体からなるキャップである。
【0023】このキャップ30の上面部には、図5及び
図7に示すように、ピン31によりヒンジ結合された透
明な合成樹脂体からなる蓋体32が開閉自在に設けら
れ、この蓋体32は、縦断面「ヘ」の字型に傾斜させて
形成されているとともに、その上面部33には、錠剤の
見本薬Aや乾燥剤Bが収納される収納部34、35及び
剤名カードCやダブレットケース21の番号カードD等
が配し可能な表示部36がそれぞれ形成されている。
図7に示すように、ピン31によりヒンジ結合された透
明な合成樹脂体からなる蓋体32が開閉自在に設けら
れ、この蓋体32は、縦断面「ヘ」の字型に傾斜させて
形成されているとともに、その上面部33には、錠剤の
見本薬Aや乾燥剤Bが収納される収納部34、35及び
剤名カードCやダブレットケース21の番号カードD等
が配し可能な表示部36がそれぞれ形成されている。
【0024】一方、前記縦断面「ヘ」の字型の蓋体32
の立上り端面37の内側には、例えば剤名カードCやダ
ブレットケース21の番号カードD等が配し可能な差込
み溝38が形成され、この差込み溝38に差し込み配し
された剤名カードCやダブレットケース21の番号カー
ドD等は、立上り端面37の外側から透視可能になって
いて、この立上り端面37は、指等が引掛かり易いよう
に円弧状の凹面に形成されて開閉用の把手としている。
の立上り端面37の内側には、例えば剤名カードCやダ
ブレットケース21の番号カードD等が配し可能な差込
み溝38が形成され、この差込み溝38に差し込み配し
された剤名カードCやダブレットケース21の番号カー
ドD等は、立上り端面37の外側から透視可能になって
いて、この立上り端面37は、指等が引掛かり易いよう
に円弧状の凹面に形成されて開閉用の把手としている。
【0025】そしてまた、前記各々のダブレットケース
21の先端部21aに被冠されるキャップ30は、図8
に示すように、前記錠剤包装機本体1の前後方向に沿っ
て鋸歯状に配列され、これによって、前記錠剤包装機本
体1のフロント側F及びリヤ側Rの前後両面側から各々
のタブレットケース21内に収納された錠剤の剤名の目
視確認が容易に行なえるようになっている。
21の先端部21aに被冠されるキャップ30は、図8
に示すように、前記錠剤包装機本体1の前後方向に沿っ
て鋸歯状に配列され、これによって、前記錠剤包装機本
体1のフロント側F及びリヤ側Rの前後両面側から各々
のタブレットケース21内に収納された錠剤の剤名の目
視確認が容易に行なえるようになっている。
【0026】前記ホッパ部40は、図1、図9及び図1
0に示すように、上部が前記錠剤供給機構部10のケー
シング11の左右両下端部11a、11aに取り付けら
れる左右両側面パネル41、41と、これら両側面パネ
ル41、41間に配置される前後両傾斜パネル42、4
2とで分離形成され、これら各々の前後両傾斜パネル4
2は、左右一対の分離パネル43、43とで形成し、こ
の分離パネル43の下端部43aにはV形の係止部44
が、また、その上端部43bの左右には、広狭二様のダ
ルマ孔45、45が形成されている。
0に示すように、上部が前記錠剤供給機構部10のケー
シング11の左右両下端部11a、11aに取り付けら
れる左右両側面パネル41、41と、これら両側面パネ
ル41、41間に配置される前後両傾斜パネル42、4
2とで分離形成され、これら各々の前後両傾斜パネル4
2は、左右一対の分離パネル43、43とで形成し、こ
の分離パネル43の下端部43aにはV形の係止部44
が、また、その上端部43bの左右には、広狭二様のダ
ルマ孔45、45が形成されている。
【0027】さらに、前記ホッパ部40の下部には、前
記ベルトコンベア50、50を収納する断面U字形のコ
ンベアボックス46が分離形成され、このコンベアボッ
クス45は、前記錠剤包装機本体1の支持フレーム(図
示せず)上に固定されるようになっている。
記ベルトコンベア50、50を収納する断面U字形のコ
ンベアボックス46が分離形成され、このコンベアボッ
クス45は、前記錠剤包装機本体1の支持フレーム(図
示せず)上に固定されるようになっている。
【0028】すなわち、前記ホッパ部40を組付けるに
は、まず、左右両側面パネル41、41をケーシング1
1の左右両下端部11a、11aとコンベアボックス4
6の左右両上端部46a、46aとの間に図示しないビ
スにより固定して組付ける。
は、まず、左右両側面パネル41、41をケーシング1
1の左右両下端部11a、11aとコンベアボックス4
6の左右両上端部46a、46aとの間に図示しないビ
スにより固定して組付ける。
【0029】次に、前後両傾斜パネル42、42を組付
ける際には、まず、それぞれの分離パネル43の下端部
43aに設けた係止部44を、前記コンベアボックス4
6の前後両上端部46b、46bに外側から係合させた
後、その上端部43bの左右に広狭二様のダルマ孔4
5、45を、これらダルマ孔45、45に対応させて前
記ケーシング11の前後両下端部11b、11bに設け
たビス孔12、12に合わせる。
ける際には、まず、それぞれの分離パネル43の下端部
43aに設けた係止部44を、前記コンベアボックス4
6の前後両上端部46b、46bに外側から係合させた
後、その上端部43bの左右に広狭二様のダルマ孔4
5、45を、これらダルマ孔45、45に対応させて前
記ケーシング11の前後両下端部11b、11bに設け
たビス孔12、12に合わせる。
【0030】この状態で、ビス47、47を外側から螺
合させ、これらのビス47、47のネジ軸47a、47
aが前記ダルマ孔45、45の幅狭部45a、45aに
位置するように分離パネル43をスライドさせることに
より仮止めした後、前記ビス47、47を本締めするこ
とにより、前記各々の前後両傾斜パネル42、42を組
付けてなるもので、これによって、前後両傾斜パネル4
2、42の組付けに使用するビスの本数は、前後4本ず
つ、計8本だけとなり、従前のものよりもビス本数が大
幅に少ない。
合させ、これらのビス47、47のネジ軸47a、47
aが前記ダルマ孔45、45の幅狭部45a、45aに
位置するように分離パネル43をスライドさせることに
より仮止めした後、前記ビス47、47を本締めするこ
とにより、前記各々の前後両傾斜パネル42、42を組
付けてなるもので、これによって、前後両傾斜パネル4
2、42の組付けに使用するビスの本数は、前後4本ず
つ、計8本だけとなり、従前のものよりもビス本数が大
幅に少ない。
【0031】一方、前後両傾斜パネル42、42の各々
の分離パネル43を取外すには、図11に示すように、
ビス47を弛めて仮締め状態にし、この状態で、分離パ
ネル43をスライドさせて、分離パネル43に形成した
ダルマ孔45の幅広部45bにビス47の頭部47bを
一致させることにより、分離パネル43を簡単に取外す
ことが可能になる。
の分離パネル43を取外すには、図11に示すように、
ビス47を弛めて仮締め状態にし、この状態で、分離パ
ネル43をスライドさせて、分離パネル43に形成した
ダルマ孔45の幅広部45bにビス47の頭部47bを
一致させることにより、分離パネル43を簡単に取外す
ことが可能になる。
【0032】また、図中51は前記ホッパ部40内の中
央部に上端が固定されて前記ベルトコンベア50上の幅
方向中央部にその下端をカーテン状に垂下させた仕切り
部材で、この仕切り部材51は、例えばサランのような
柔軟性で、反発性及び静電気の発生なく、しかも、風通
しの良い網状の薄膜材質からなっている。
央部に上端が固定されて前記ベルトコンベア50上の幅
方向中央部にその下端をカーテン状に垂下させた仕切り
部材で、この仕切り部材51は、例えばサランのような
柔軟性で、反発性及び静電気の発生なく、しかも、風通
しの良い網状の薄膜材質からなっている。
【0033】すなわち、前記仕切り部材51は、前記ベ
ルトコンベア50の搬送方向に沿って配置されていて、
図1に示すように、前記錠剤供給機構部10に挿入配置
された錠剤収納供給体20からホッパ部40の前後両傾
斜パネル42、42上の一方、つまり、ベルトコンベア
50の搬送方向に対して直角方向の側面上部から落下投
入される錠剤Pを衝突させて、他方の傾斜パネル42へ
の跳ね返りを防止することにより、錠剤Pをそのまま下
方のベルトコンベア50上に落下させるようにし、これ
によって、速やかに錠剤Pを自動包装機構部60へ搬送
可能にした錠剤の跳返り防止装置としての機能を備えて
いるものである。
ルトコンベア50の搬送方向に沿って配置されていて、
図1に示すように、前記錠剤供給機構部10に挿入配置
された錠剤収納供給体20からホッパ部40の前後両傾
斜パネル42、42上の一方、つまり、ベルトコンベア
50の搬送方向に対して直角方向の側面上部から落下投
入される錠剤Pを衝突させて、他方の傾斜パネル42へ
の跳ね返りを防止することにより、錠剤Pをそのまま下
方のベルトコンベア50上に落下させるようにし、これ
によって、速やかに錠剤Pを自動包装機構部60へ搬送
可能にした錠剤の跳返り防止装置としての機能を備えて
いるものである。
【0034】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明は、ベルトコンベアの上方に、その搬送方向に沿って
柔軟性及び小さな反発係数を有する薄膜素材からなる仕
切り部材を垂下形成してなることから、ベルトコンベア
の搬送方向に対して直角方向の側面上部から投入される
錠剤が仕切り部材に衝突して、跳ね返ることなくそのま
ま下に落下するために、錠剤のベルトコンベア上への落
下を速やかに行なうことができ、従前のようなベルトコ
ンベア上に到達するまでの時間が遅くなることがなく、
自動包装機構部での錠剤包装サイクルに悪影響を及ぼす
ことがない。
明は、ベルトコンベアの上方に、その搬送方向に沿って
柔軟性及び小さな反発係数を有する薄膜素材からなる仕
切り部材を垂下形成してなることから、ベルトコンベア
の搬送方向に対して直角方向の側面上部から投入される
錠剤が仕切り部材に衝突して、跳ね返ることなくそのま
ま下に落下するために、錠剤のベルトコンベア上への落
下を速やかに行なうことができ、従前のようなベルトコ
ンベア上に到達するまでの時間が遅くなることがなく、
自動包装機構部での錠剤包装サイクルに悪影響を及ぼす
ことがない。
【図1】この発明に係る自動錠剤包装機における錠剤跳
返り防止装置を備えたホッパ部の拡大横断面図。
返り防止装置を備えたホッパ部の拡大横断面図。
【図2】自動錠剤包装機の外観図。
【図3】自動錠剤包装機の内部構成を示す説明図。
【図4】扉本体の最上開扉位置での保持状態を示す要部
断面図。
断面図。
【図5】錠剤供給機構部に挿入される錠剤収納供給体で
あるタブレットケースの分解斜視図。
あるタブレットケースの分解斜視図。
【図6】自動錠剤包装機に設置された錠剤検出装置の拡
大横断面図。
大横断面図。
【図7】タブレットケースの先端部におけるキャップ被
冠状態及び蓋体の開閉状態を示す要部拡大断面図。
冠状態及び蓋体の開閉状態を示す要部拡大断面図。
【図8】タブレットケースの先端部に被冠されたキャッ
プの蓋体の配列状態を示す説明図。
プの蓋体の配列状態を示す説明図。
【図9】ホッパ部とケーシングとの組付け状態を示す斜
視図。
視図。
【図10】ホッパ部とケーシングとのビス止め状態を示
す説明図。
す説明図。
【図11】ホッパ部の取外し状態を示す説明図。
1・・・錠剤包装機本体、 10・・・錠剤供給機構部、 40・・・ホッパ部、 42、42・・・前後両パネル、 50、50・・・ベルトコンベア、 51・・・仕切り部材、 60・・・自動包装機構部、 P・・・錠剤。
Claims (1)
- 【請求項1】錠剤包装機本体内の上部に設けた錠剤供給
機構部から供給される錠剤をベルトコンベア上に落下さ
せて自動包装機構部側に向け搬送してなる自動錠剤包装
機において、 前記ベルトコンベアの上方に、該コンベアの搬送方向に
沿って柔軟性及び小さな反発係数を有する薄膜素材から
なる仕切り部材を垂下形成したことを特徴とする自動錠
剤包装機の錠剤跳返り防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3318402A JPH05132005A (ja) | 1991-11-06 | 1991-11-06 | 自動錠剤包装機の錠剤跳返り防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3318402A JPH05132005A (ja) | 1991-11-06 | 1991-11-06 | 自動錠剤包装機の錠剤跳返り防止装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05132005A true JPH05132005A (ja) | 1993-05-28 |
Family
ID=18098755
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3318402A Pending JPH05132005A (ja) | 1991-11-06 | 1991-11-06 | 自動錠剤包装機の錠剤跳返り防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05132005A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004284681A (ja) * | 2003-03-19 | 2004-10-14 | Jvm Co Ltd | 個別ホッパーを具備した自動薬剤包装装置 |
JP2005162237A (ja) * | 2003-12-01 | 2005-06-23 | Sanyo Electric Co Ltd | 薬剤供給装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61153701U (ja) * | 1985-03-15 | 1986-09-24 | ||
JPH03182404A (ja) * | 1989-12-07 | 1991-08-08 | Tokyo Shokai:Kk | 薬品取り出し装置 |
-
1991
- 1991-11-06 JP JP3318402A patent/JPH05132005A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61153701U (ja) * | 1985-03-15 | 1986-09-24 | ||
JPH03182404A (ja) * | 1989-12-07 | 1991-08-08 | Tokyo Shokai:Kk | 薬品取り出し装置 |
Cited By (2)
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JP2004284681A (ja) * | 2003-03-19 | 2004-10-14 | Jvm Co Ltd | 個別ホッパーを具備した自動薬剤包装装置 |
JP2005162237A (ja) * | 2003-12-01 | 2005-06-23 | Sanyo Electric Co Ltd | 薬剤供給装置 |
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