JP2005156549A - 光学式エンコーダ - Google Patents

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Abstract

【課題】 発光素子や受光素子を保護する透明光学部材を有する光学式エンコーダにおいて、透明光学部材からの反射光の影響を低減することができる光学式エンコーダの提供。
【解決手段】 アブソリュートパターン100およびインクリメンタルパターン101と対向するようにセンサ光学部4が設けられ、LED402の光をそれらのパターン100,101で反射して受光素子アレイ403,404により受光する。LED402および受光素子アレイ403,404は基板401上に形成されており、それらの表面は透明光学部材405によって覆われている。透明光学部材405の厚さGを式「G≧(D/2)/tanθ」が満足されるように設定することにより、表面405aで反射されて受光素子アレイ403,404に入射する反射光の影響を低減することができる。ただし、θは反射率が10%となる入射角を表す。
【選択図】 図3

Description

本発明は、光学式エンコーダに関する。
光学式エンコーダにおいては、刻線が形成された刻線円板と、刻線円板を挟むように対向配置された光源および受光素子アレイを備えている(例えば、特許文献1参照)。刻線円板は例えばモータ回転軸等に固定され、光源および受光素子に対して相対的に回転する。光源としては、LED等で発生した光をコリメートレンズで平行光にして出射するものが用いられる。
特開2000−146623号公報
ところで、光学式エンコーダに用いられるLED素子やセンサは、酸化防止や機械的保護のためにLED素子やセンサが透明部材によりパッケージされていたり、LED素子の出射面やセンサの受光面が透明部材により覆われている。そのため、透明部材の表面で反射した光がセンサ面に入射し、その反射光がノイズとしてセンサ信号に乗ってしまうという問題があった。特に、アブソリュートエンコーダにおいてはセンサの各セグメントから出力される信号をそれぞれ独立して利用するため、各セグメントから出力された信号の差分を利用するインクリメンタルエンコーダよりも反射光の影響を受けやすい。
請求項1の発明による光学式エンコーダは、インクリメンタルパターンが形成された反射スケールと、インクリメンタルパターンに向けて光を出射する発光素子と、インクリメンタルパターンからの反射光を検出する光電変換素子アレイと、光電変換素子アレイの受光面および発光素子の光出射面を一体に覆ってそれらを周囲環境から保護する透明光学部材とを備え、受光面の領域中で発光素子から最も遠い位置までの距離をDとし、発光素子から出射された光が透明光学部材の表面で反射されたときの反射率が10%となる反射角をθとした場合に、式「G≧(D/2)/tanθ」を満足するように透明光学部材の厚さGを設定したことを特徴とする。
請求項2の発明による光学式エンコーダは、シリアルアブソリュートパターンおよびインクリメンタルパターンが並設された反射スケールと、シリアルアブソリュートパターンからの反射光を検出する第1の光電変換素子アレイと、第1の光電変換素子アレイと並列に形成され、インクリメンタルパターンからの反射光を検出する第2の光電変換素子アレイと、第1の光電変換素子アレイと第2の光電変換素子アレイとの間に配置され、反射スケールに向けて光を出射する発光素子と、第1および第2の光電変換素子アレイの受光面および発光素子の光出射面を一体に覆ってそれらを周囲環境から保護する透明光学部材とを備え、受光面の領域中で発光素子から最も遠い位置までの距離をDとし、発光素子から出射された光が透明光学部材の表面で反射されたときの反射率が10%となる反射角をθとした場合に、式「G≧(D/2)/tanθ」を満足するように透明光学部材の厚さGを設定したことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2に記載の光学式エンコーダにおいて、第1の光電変換素子アレイと第2の光電変換素子アレイと発光素子とを、反射スケールと対向配置された半導体基板に形成したものである。
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の光学式エンコーダにおいて、透明光学部材は、発光素子からパターンに入射する光およびパターンで反射されて受光面に入射する光が通過するエリアを有する面と、発光素子の光軸方向に沿った側面とを有し、側面の面形状を、側面で反射された光の受光面への入射を低減する形状としたものである。
請求項5の発明は、請求項4に記載の光学式エンコーダにおいて、側面の面形状を、前記発光素子の出射位置を中心とする球面としたものである。
請求項6の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の光学式エンコーダにおいて、透明光学部材は、発光素子からパターンに入射する光およびパターンで反射されて受光面に入射する光が通過する面を除く面の少なくとも1部の面に、光学透明部材とほぼ同一の屈折率を有する光吸収膜が形成されて成るものである。
請求項7の発明は、請求項1〜6のいずれかに記載の光学式エンコーダにおいて、発光素子が面発光型LEDチップであり、面発光型LEDチップのチップ側方への側面光放出を阻止する阻止手段を設けたものである。
請求項8の発明は、請求項1〜7に記載の光学式エンコーダに搭載されるセンサ素子に関するものであって、光電変換素子アレイおよび発光素子が設けられた半導体基板と、光電変換素子アレイの受光面および発光素子の光出射面を一体に覆ってそれらを周囲環境から保護する透明光学部材とを備え、受光面の領域中で発光素子から最も遠い位置までの距離をDとし、発光素子から出射された光が透明光学部材の表面で反射されたときの反射率が10%となる反射角をθとした場合に、式「G≧(D/2)/tanθ」を満足するように透明光学部材の厚さGを設定したことを特徴とする。
本発明によれば、透明光学部材の表面で反射され受光素子アレイに入射する反射光は、表面での反射率が10%以下の反射光であるため、パターンからの光を検出する際の反射光の影響を低減することができ、安定した検出信号を得ることができる。
以下、図を参照して本発明を実施するための最良の形態について説明する。図1は本発明による光学式エンコーダの概略構成を示したものであり、アブソリュートエンコーダの断面図である。また、図2は、図1のスケール円板1を中心とする概略斜視図である。スケール円板1は回転検出を行う対象物に取り付けられるものであり、例えば、モータ軸の回転軸端部に固定されてモータ軸とともに回転する。スケール円板1には、図2に示すようにアブソリュートパターン100およびインクリメンタルパターン101が同心円状に形成されている。
図1のスケール円板1と対向する位置にはプリント配線基板3が配設されており、そのプリント配線基板3のアブソリュートパターン100およびインクリメンタルパターン101と対向する位置にはセンサ光学部4が搭載されている。センサ光学部4に設けられた基板401には、LED402および受光素子アレイ403,404が設けられている。基板401は、LED402および受光素子アレイ403,404の酸化防止や機械的保護のために透明光学部材405によりモールドされている。透明光学部材には樹脂等が用いられる。
図2に示すように、各受光素子アレイ403,404は、光電変換素子をスケール円板1の周方向に一列に配設したものである。なお、図示していないが、プリント配線基板3には、受光素子アレイ403,404の出力信号を処理する処理回路やLED402の発光を制御する発光制御回路等が設けられている。アブソリュートパターン100およびインクリメンタルパターン101は、LED402からの発散光を反射する反射パターンa,bを円周上に複数設けることにより形成される。本実施の形態では、スケール円板1の表面にクロム等を蒸着することにより反射パターンa,bを形成している。
インクリメンタルパターン101は、反射パターンbとパターンニングが施されない領域dとを交互に配設したものである。一方、アブソリュートパターン100の場合には、例えばM系列パターンによって反射パターンaとパターンニングが施されない領域cとが配列される。N次のM系列は2−1個の0または1の符号により形成され、例えば、符号0を反射パターンaに対応させ、符号1を領域cに対応させる。2個の符号列にするため0が(N−1)個連続するパターンの頭に0を付与する。M系列では、符号の並びの中から連続したN個の符号を取り出した場合、その取り出す位置によって符号の並び方が全て異なる。よって、N個の連続した反射パターンaと領域cとを検出することにより、スケール円板1の回転位置の絶対位置を求めることができる。
LED402から出射された光L1は透明光学部材405を透過して、アブソリュートパターン100およびインクリメンタルパターン101のそれぞれに照射される。光L1はそれぞれアブソリュートパターン100およびインクリメンタルパターン101により反射され、アブソリュートパターン100で反射された光L1は受光素子アレイ403に入射し、インクリメンタルパターン101で反射された光L1は受光素子アレイ404に入射する。
LED402からは発散光が出射されるので、受光素子アレイ403,404にはそれぞれアブソリュートパターン100およびインクリメンタルパターン101の拡大像が反射投影される。そのため、受光素子アレイ403,404の大きさおよび位置は、反射投影されるアブソリュートパターン100およびインクリメンタルパターン101の拡大像に対応するように設定されている。
すなわち、受光素子アレイ403を構成する各光電変換素子の大きさは反射パターンaおよび領域cの像の大きさに応じて形成され、受光素子アレイ404を構成する各光電変換素子の大きさは反射パターンbおよび領域dの像の大きさに応じて形成されている。本実施の形態では、図1に示すようにLED402の出射面と受光素子アレイ403,404の受光面とを同一平面上に配設した場合には、拡大像の倍率は2倍になる。
LED402から出射される光は発散光であるため、照射領域の中心部分では光量がほぼ均一であるが周辺部では光量が低下する。そのため、LED402を受光素子アレイ403と受光素子アレイ404との間に配置し、アブソリュートパターン100とインクリメンタルパターン101とがほぼ同一条件で照明されるようにする。好ましくは、円周パターンの径方向に関しては受光素子アレイ403および受光素子アレイ404の中間位置で、円周パターンの周方向に関しても受光素子アレイ403,404の周方向中間位置に配置するのが良い。
インクリメンタルパターン101を検出するための受光素子アレイ404は、スケール円板1の回転方向が判別できるように0度、90度、180度および270度の4位相の信号を出力する。そして、0度信号と180度信号との差動、および90度信号と270度信号の差動をそれぞれ演算することにより、回転の方向判別を行っている。また、アブソリュートパターン100を検出するための受光素子アレイ403については、上述したようにN次のM系列の場合には、反射パターンaおよび領域cからなる連続するN個のパターンを検出するために、0度、90度の2位相の受光素子が交互に一列に2N個設けられている。そして、インクリメンタル出力より作られた制御信号にて、0度または90度が選択され、アブソリュートパターンの変化部が排除される。選択されたN個の受光素子の検出信号はラインセンサのように時系列的に順次読み込まれて処理される。
図3はセンサ光学部4とアブソリュートパターン100およびインクリメンタルパターン101の部分を示す拡大図である。L2〜L3は透明光学部材405の表面(透明光学部材405と大気との間の界面)405aで反射される反射光の光路を示したものである。反射光L2はパターン100,101のLED402に近い縁に入射するものであり、反射光L3はパターン100,101のLED402から遠い縁に入射するものである。すなわち、パターン100,101には表面405aに入射角度θ〜θで入射した光の反射光が入射する。
なお、本実施の形態では説明を簡単にするために、パターン100,101はLED402を挟んで対称な位置に配置され、パターン幅(図3の横方向寸法)も等しいとして説明する。反射光L4は表面405aに対する入射角が臨界角を超えるものであって、表面405aで全反射される。そのため、図4に示すように受光素子アレイ403,404表面から透明光学部材405の表面405aまでの厚さGが薄い場合には、この全反射光L4が受光素子アレイ403,404に入射することになる。その結果、受光素子アレイ403,404から出力される信号には、反射光L2〜L4の寄与による成分がノイズとして含まれることになる。
そこで、本実施の形態では、透明光学部材405の厚さGを所定範囲の厚さに設定することにより、上述したような反射光L2〜L4の影響を低減するようにした。図5のように透明光学部材405から空気中に出射する光L10に関して、入射角θと屈折角θとの間には次式(1)で示すような関係が成り立つ。式(1)においてnは透明光学部材405の屈折率、nは空気の屈折率である。
×sinθ=n×sinθ …(1)
また、透明光学部材405の表面405aにおける反射率は、光L10の入射角θによって変化する。反射率は光の偏光状態により異なるので、P偏光反射率をRp、S偏光反射率をRsとする。光源としてLED402を用いた場合、LED光は非偏光であるので、その場合の反射率RはP偏光反射率RpとS偏光反射率Rsとの平均値となり、次式(2)のように表される。なお、式(2)中の角度θは式(1)の関係が成り立つことから、式(3)により与えられる。
R=(Rp+Rs)/2
={tan(θ−θ)/tan(θ+θ
+sin(θ−θ)/sin(θ+θ)}/2 …(2)
θ=sin−1{(n/n)×sinθ} …(3)
図6はn=1.5の場合の反射率R、Rp、Rsを示したものであり、これは透明光学部材405を光学ガラスとした場合に対応している。n=1.5の場合には、光L10が全反射される臨界角θcは約41.8(deg)である。図6からも分かるように、臨界角θcに近づくと反射率R、Rp、Rsが急激に大きくなる。そのため、アブソリュートパターン100およびインクリメンタルパターン101からの反射光を精度良く検出するためには、表面405aからの反射光において入射角θが臨界角θc近辺であるものや臨界角θcよりも大きなものが受光素子アレイ403,404に入射するのを避けなければならない。
光学式エンコーダの場合には、反射率Rが10%以下となるような反射光のみが受光素子アレイ403,404に入射するように構成する必要がある。図6の角度θは反射率Rが10%となる入射角θを示しており、受光素子アレイ403,404に入射する光の入射角がθ以下となるようにすれば良い。さらに、臨界角θcに対して、入射角θが2θc/3よりも小さな反射光のみが入射するように構成するのが好ましい。以下では、入射角θをθよりも小さく構成する場合について説明する。
図3のL3は、受光素子アレイ403の縁に入射する反射光の内で、LED402の光軸から最も遠い位置に入射するものの光路を示したものである。本実施の形態では、この反射光L3の入射角θがθ<θとなるようにセンサ光学部4を構成するようにした。すなわち、次式(4)を満足するように図3の寸法D,Gを設定した。図3において、寸法DはLED402の光軸から反射光L3の入射位置までの水平距離である。このように寸法D,Gを設定することにより、受光素子アレイ403に入射する反射光L3の入射角θはθ<θとなり、その反射光L3の反射率Rは10%よりも小さくなる。
G≧(D/2)/tanθ …(4)
なお、本実施の形態では、LED402に対して2つの受光素子アレイ403,404が設けられているので、上述したDとしては、受光素子アレイ403,404の縁であってLED402から最も遠い位置までの距離を表している。上述した説明では、透明光学部材405の表面405aの内の受光素子アレイ403,404と対向する面で反射された光について考えたが、透明光学部材405の側面405bで反射された光についても考慮する必要がある。
図7に示すセンサ光学部4は、そのような側面反射を考慮したものである。透明光学部材405の厚さGは、上述した式(4)にしたがって設定されている。よって、透明光学部材405の表面405aで反射されて受光素子アレイ403,404に入射する反射光は、表面405aにおける反射率が10%より小さくなっている。
一方、透明光学部材405の側面405bは、LED402の出射位置を中心とする球面の一部を形成している。そのため、LED402から出射された光L8は側面405bに対して垂直に入射し、側面405bで反射される光は非常に微量となる。また、表面405aからの反射光が側面405bに入射した場合も、球面形状とすることにより側面405bで反射された光の受光素子アレイ403,404への入射を回避することができる。その結果、反射光の影響が抑えられた安定した検出信号を得ることができる。
さらに、図15に示すように、透明光学部材405の球面形状側面405bの表面に、透明光学部材405とほぼ同一の屈折率を有する光吸収膜405cを形成することにより、LED402から側面405bに向かう光L8や表面405aからの反射光が側面405bで反射されるのを抑えることができる。すなわち、透明光学部材405と光吸収膜405cとは屈折率がほぼ同一なので、透明光学部材405の内部側から透明光学部材405と光吸収膜405cとの境界面に入射した光は、ほぼ反射されることなく光吸収膜405c内へと進行し、光吸収膜405cに吸収される。逆に、不図示のエンコーダ構造部品からの反射光L20が透明光学部材405の側面に入射した場合には、反射光L20は光吸収膜405cにより吸収され、透明光学部材405内への入射が防止される。その結果、信号劣化の防止効果をより向上させることができる。
また、透明光学部材405の側面を球面形状とした場合に限らず、図8に示した円錐面405bや、図1に示す透明光学部材405の側面の場合であっても、光吸収膜405cを形成することにより、側面における内面反射や側面からの光の入射を低減することができる。なお、光吸収膜405cとしては、例えば透明光学部材405を透明エポキシ樹脂とした場合、エポキシ系黒色塗料等が用いられる。
なお、図7に示すセンサ光学部4では、透明光学部材405の側面405bを球面状としたが、図8に示すように側面405bを円錐面で構成しても側面反射光の影響を低減することができる。
《必要照明エリアの説明》
ところで、パターン100,101で反射された光が確実に受光素子アレイ403,404に入射するためには、表面405aの大きさを必要照明エリア以上とすることが必要である。ここで、必要照明エリアとは、LED402からパターン100,101に入射する光およびパターン100,101で反射されて受光素子アレイ403,404に入射する光が通過する領域のことである。
図9は必要照明エリアを説明する図であり、図7の一部を拡大したものである。図9において、Gは透明光学部材405の厚さである。また、Gは光学部材405の表面405aとパターン101の表面との距離であり、すなわち、表面405aとスケール円板1(図7参照)とのギャップ寸法である。
厚さGおよび距離Dは、上述した式(4)を満足するように設定されている。そのため、表面405aからの高反射率の光が、受光素子アレイ403,403に直接入射することはない。L10は、インクリメンタルパターン101の右端で反射されて受光素子アレイ404の右端に入射する光を示したものである。そのため、円形状の表面405aの半径r’は、少なくとも光L10が表面405aに入射する位置とLED402の光軸Jとの距離r以上必要となる。
実際には、取り付け許容値や、スケール円板1回転時におけるギャップ寸法Gの変動に対する安全係数α=1.1〜1.3を乗じた値α×rを、必要照明エリアの半径r’とする。上述したように、透明光学部材405の屈折率をn、空気の屈折率をnとすれば、次式(5),(6)が成り立つので、この2つの式からr’は式(7)により算出することができる。
×sinθ=n×sinθ10 …(5)
D/2=G×tanθ+G2tanθ10 …(6)
r’=α×r=α(D−G×tanθ) …(7)
次に、図10〜図13を参照して、センサ光学部4の形成方法について説明する。まず、図10(a)に示すように、異方性エッチングにより基板(シリコン基板)401上に凹部602を形成する。なお、エッチング加工に代えてレーザビーム加工により筒状の凹部を形成してもよい。次いで、半導体製造プロセスにより、基板401上に複数のフォトダイオードから成る受光素子アレイ403,404を形成する(図10(b)参照)。その際に、LED402の電極が接続される配線パターン603を形成する。
その後、基板401の凹部602に、LED402が形成されたチップ604を導電性接着剤により固着し、ワイヤボンディングにより配線605を施す(図11参照)。本実施の形態では。シリコン基板601に凹部602を形成してから受光素子アレイ403,404を形成したが、逆に、受光素子アレイ403,404を形成してから凹部602を形成しても良い。なお、凹部602の深さは、LED402と受光素子アレイ403,404とが同一平面となるように設定される。導電性接着剤としては、例えば銀ペーストなどが用いられる。
次いで、LED402および受光素子アレイ403,404が形成された基板401をを、一枚の大きなプリント配線基板407の各領域407a〜407qにそれぞれ実装する。基板401が実装された各領域407a〜407qは全て同一構造を有しており、それぞれがセンサ光学部4を構成している。プリント配線基板407に基板401を実装したならば、プリント配線基板407の基板401が実装された面をエポキシ樹脂等の透明光学部材405によりモールドする(図13(a)参照)。
図13(a)において606はモールド用の型であるが、球面状の側面405bを有する透明光学部材405(図7参照)を形成する場合には、図13(b)に示すような型607を用いてモールドを行えば良い。その後、ダイシングソー等によりプリント配線基板407切断して各領域407a〜407q毎に分割することにより、センサ光学部4が形成される。
なお、図1に示したセンサ光学部4では基板401上にLED402を配設したが、図14に示すように基板401に貫通孔401aを形成して、基板401が実装されるプリント配線基板407上にLED402が形成されたチップ604を実装するようにしても良い。608は導電性部材であり、LED402と受光素子アレイ403,404とが同一平面上となるように設けられた台である。
[変形例]
ところで、LED402のチップは、図16に示すような構造となっている。図16はLED402の斜視図であり、チップ上にはLED光L21が出射される発光窓402aが形成されている。面発光型のLED402では、活性層402bで発生した光は発光窓402aから活性層402bに対して垂直方向に出射される。しかし、活性層402bが導波路となり、発生した光の一部がチップ側面から側面光402cとして出射される。この側面から出射された側面光402cは受光素子アレイ403,404が形成された基板401(図15参照)の内部に入射し、ノイズ成分として悪影響を与えることになる。
そこで、図17に示すような遮光部材402dをLED402チップの側面に形成し、側面から出射される側面光402cを遮光するようにした。なお、遮光部材402dは、少なくとも側面光402cが出射される側面光出射部である活性層402b部分を含むように形成される。遮光部材402dとしては、例えば、遮光用接着剤をチップ側面に塗布する方法がある。なお、図17では、分かりやすいように4面あるチップ側面の1面だけに遮光部材402dを形成したが、実際には4面全部に形成される。このように遮光部材402dを形成することにより、側面光402cが遮光されて基板401内に入射するのを防止することができ、ノイズ成分の低減を図ることができる。
また、図17の遮光部402dに代えて、発光窓402aとチップ側面との間に溝402eを形成するようにしても良い。溝402eの表面に活性層402bが露出するように、溝402eの深さは基板表面から活性層402bまでの距離よりも深く設定されている。側面光402cは溝表面に露出した活性層402bから溝402e内に出射されて、溝402eの斜面402fで図示上方に反射される。その結果、側面光402cが基板401内に入射するのを防止でき、ノイズ成分の低減を図ることができる。
上述した実施の形態では、アブソリュートパターン100とインクリメンタルパターン101とを備えた光学式エンコーダを例に説明したが、本発明は、さらに多数のパターン列を備えた光学式エンコーダやインクリメンタルパターン101だけを備えた光学式エンコーダにも適用することができる。
以上説明した実施の形態と特許請求の範囲の要素との対応において、基板401は半導体基板を、LED402は発光素子を、受光素子アレイ403は第1の光電変換素子アレイを、受光素子アレイ404は第2の光電変換素子アレイを、遮光部材402dおよび溝402eの斜面402fは阻止手段をそれぞれ構成する。また、本発明の特徴を損なわない限り、本発明は上記実施の形態に何ら限定されるものではない。
本発明による光学式エンコーダの概略構成を示す断面図である。 図1のスケール円板1を中心とする概略斜視図である。 センサ光学部4とアブソリュートパターン100およびインクリメンタルパターン101の部分を示す拡大図である。 反射光L4の影響を説明する図である。 透明光学部材405の表面405aを出射する光の屈折を説明する図である。 反射率R、Rp、Rsの一例を示す図である。 透明光学部材405の側面405aを球面形状としたセンサ光学部4を示す図である。 側面405bを円錐面で構成して場合のセンサ光学部4を示す図である。 必要照明エリアを説明する図である。 センサ光学部4の形成方法を説明する図であり、(a)は基板401に形成された凹部602を示す図で、(b)は基板401に形成された受光素子アレイ403,404を示す図である。 センサ光学部4の形成方法を説明する図であり、図10に続く工程を説明する図である。 プリント配線基板407に実装された複数の基板401を示す図である。 モールド工程を説明する図であり、(a)は図1に示すセンサ光学部4に関するものであり、(b)は図7に示すセンサ光学部4に関するものである。 センサ光学部4の変形例を示す図である。 透明光学部材405に形成された光吸収膜405cを説明する図である。 LEDチップの斜視図である。 遮光部材402dが形成されたLEDチップの斜視図である。 溝402eが形成されたLEDチップの斜視図である。
符号の説明
1 スケール円板
3,407 プリント配線基板
4 センサ光学部
100 アブソリュートパターン
101 インクリメンタルパターン
401 基板
402 LED
402a 発光窓
402b 活性層
402d 遮光部材
402c 側面光
402e 溝
402f 斜面
403,404 受光素子アレイ
405 透明光学部材
405a 表面
405b 側面
405c 光吸収膜

Claims (8)

  1. インクリメンタルパターンが形成された反射スケールと、
    前記インクリメンタルパターンに向けて光を出射する発光素子と、
    前記インクリメンタルパターンからの反射光を検出する光電変換素子アレイと、
    前記光電変換素子アレイの受光面および前記発光素子の光出射面を一体に覆ってそれらを周囲環境から保護する透明光学部材とを備え、
    前記受光面の領域中で前記発光素子から最も遠い位置までの距離をDとし、前記発光素子から出射された光が前記透明光学部材の表面で反射されたときの反射率が10%となる反射角をθとした場合に、式「G≧(D/2)/tanθ」を満足するように前記透明光学部材の厚さGを設定したことを特徴とする光学式エンコーダ。
  2. シリアルアブソリュートパターンおよびインクリメンタルパターンが並設された反射スケールと、
    前記シリアルアブソリュートパターンからの反射光を検出する第1の光電変換素子アレイと、
    前記第1の光電変換素子アレイと並列に形成され、前記インクリメンタルパターンからの反射光を検出する第2の光電変換素子アレイと、
    前記第1の光電変換素子アレイと前記第2の光電変換素子アレイとの間に配置され、前記反射スケールに向けて光を出射する発光素子と、
    前記第1および第2の光電変換素子アレイの受光面および前記発光素子の光出射面を一体に覆ってそれらを周囲環境から保護する透明光学部材とを備え、
    前記受光面の領域中で前記発光素子から最も遠い位置までの距離をDとし、前記発光素子から出射された光が前記透明光学部材の表面で反射されたときの反射率が10%となる反射角をθとした場合に、式「G≧(D/2)/tanθ」を満足するように前記透明光学部材の厚さGを設定したことを特徴とする光学式エンコーダ。
  3. 請求項2に記載の光学式エンコーダにおいて、
    前記第1の光電変換素子アレイと前記第2の光電変換素子アレイと前記発光素子とを、前記反射スケールと対向配置された半導体基板に形成したことを特徴とする光学式エンコーダ。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の光学式エンコーダにおいて、
    前記透明光学部材は、前記発光素子から前記パターンに入射する光および前記パターンで反射されて前記受光面に入射する光が通過するエリアを有する面と、前記発光素子の光軸方向に沿った側面とを有し、
    前記側面の面形状を、前記側面で反射された光の前記受光面への入射を低減する形状としたことを特徴とする光学式エンコーダ。
  5. 請求項4に記載の光学式エンコーダにおいて、
    前記側面の面形状を、前記発光素子の出射位置を中心とする球面としたことを特徴とする光学式エンコーダ。
  6. 請求項1〜3のいずれかに記載の光学式エンコーダにおいて、
    前記透明光学部材は、前記発光素子から前記パターンに入射する光および前記パターンで反射されて前記受光面に入射する光が通過する面を除く面の少なくとも1部の面に、前記光学透明部材とほぼ同一の屈折率を有する光吸収膜が形成されていることを特徴とする光学式エンコーダ。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載の光学式エンコーダにおいて、
    前記発光素子は面発光型LEDチップであり、
    前記面発光型LEDチップのチップ側方への側面光放出を阻止する阻止手段を設けたことを特徴とする光学式エンコーダ。
  8. 請求項1〜7のいずれかに記載の光学式エンコーダに搭載されるセンサ素子であって、
    前記光電変換素子アレイおよび前記発光素子が設けられた半導体基板と、
    前記光電変換素子アレイの受光面および前記発光素子の光出射面を一体に覆ってそれらを周囲環境から保護する透明光学部材とを備え、
    前記受光面の領域中で前記発光素子から最も遠い位置までの距離をDとし、前記発光素子から出射された光が前記透明光学部材の表面で反射されたときの反射率が10%となる反射角をθとした場合に、式「G≧(D/2)/tanθ」を満足するように前記透明光学部材の厚さGを設定したことを特徴とするセンサ素子。
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