JP2005155733A - 回転軸の振動防止装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】低コストで、かつ簡単な構造で振動を低減することが可能で、しかも耐久性がある。
【解決手段】質量体を有する回転軸の振動を防止する装置において、回転軸と一体に回転する防振質量体52を備え、防振質量体52を摩擦を発生させながら回転軸方向に移動可能に支持している。また、防振質量体52を回転軸方向に対して直交する方向に移動不能に支持している。防振質量体52を回転軸方向に対して直交する方向を中心に揺動可能に支持している。
【選択図】図4
【解決手段】質量体を有する回転軸の振動を防止する装置において、回転軸と一体に回転する防振質量体52を備え、防振質量体52を摩擦を発生させながら回転軸方向に移動可能に支持している。また、防振質量体52を回転軸方向に対して直交する方向に移動不能に支持している。防振質量体52を回転軸方向に対して直交する方向を中心に揺動可能に支持している。
【選択図】図4
Description
この発明は、エンジンやモータ等の原動機に備えられる回転軸の振動を防止する回転軸の振動防止装置に関する。
例えば、原動機のエンジンでは、回転軸であるクランク軸がクランクケースから外側に延出し、この端部に動力取出し用の歯車類が配設され、あるいは遠心クラッチ等のクラッチが配置されている。このように、クランク軸の端部に回転質量が設けられているので、クランク軸には曲げ振動や捩り振動が生じ易い。
この曲げ振動や捩り振動を低減するための種々の技術が提案され、例えばクランク軸にダイナミックダンパを設けるものがある(例えば特許文献1、特許文献2)。
実開平3−75343号公報
特開2002−5235号公報
ところで、クランク軸にウエイトと弾性体とからなるダイナミックダンパを設けることにより、クランク軸の振動を防止するものでは、ウエイトと弾性体とを焼き付けで固定する必要があり、製作コストが嵩む。また、ウエイトの重量設定が弾性体の強度や焼き付け強度等が影響し、ウエイトの重量設定の自由度が低い。また、振動を減衰させる弾性体がゴムで形成され、特に熱の影響を受け易く耐久性に問題がある。
この発明は、かかる点に鑑みてなされたもので、低コストで、かつ簡単な構造で振動を低減することが可能で、しかも耐久性がある回転軸の振動防止装置を提供することを目的としている。
前記課題を解決し、かつ目的を達成するために、この発明は、以下のように構成した。
請求項1に記載の発明は、質量体を有する回転軸の振動を防止する装置において、
前記回転軸と一体に回転する防振質量体を備え、
前記防振質量体を摩擦を発生させながら回転軸方向に移動可能に支持したことを特徴とする回転軸の振動防止装置である。
前記回転軸と一体に回転する防振質量体を備え、
前記防振質量体を摩擦を発生させながら回転軸方向に移動可能に支持したことを特徴とする回転軸の振動防止装置である。
請求項2に記載の発明は、前記防振質量体を回転軸方向に対して直交する方向に移動不能に支持したことを特徴とする請求項1に記載の回転軸の振動防止装置である。
請求項3に記載の発明は、前記防振質量体を回転軸方向に対して直交する方向を中心に揺動可能に支持したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の回転軸の振動防止装置である。
請求項4に記載の発明は、前記防振質量体は、回転軸方向に延びて摩擦を発生させる摩擦面と、回転軸方向の一方への所定以上の移動を当接して規制する第1の移動規制面と、回転軸方向の他方への所定以上の移動を当接して規制する第2の移動規制面とを有することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の回転軸の振動防止装置である。
請求項5に記載の発明は、前記防振質量体を支持する部材は、前記回転軸または前記回転軸に設けた支持部材であることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の回転軸の振動防止装置である。
請求項6に記載の発明は、前記回転軸に一対の支持プレートを所定間隔隔てて一体回転可能に設け、
前記一対の支持プレート間に複数の支持軸を設け、
前記防振質量体を前記複数の支持軸に直接的または間接的に挿通して前記一対の支持プレートとの間に隙間を有し移動可能に配置し、
たことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の回転軸の振動防止装置である。
前記一対の支持プレート間に複数の支持軸を設け、
前記防振質量体を前記複数の支持軸に直接的または間接的に挿通して前記一対の支持プレートとの間に隙間を有し移動可能に配置し、
たことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の回転軸の振動防止装置である。
前記構成により、この発明は、以下のような効果を有する。
請求項1に記載の発明では、回転軸と一体に回転する防振質量体の慣性モーメントによって回転軸の回転変動を吸収し、かつ防振質量体が摩擦を発生させながら回転軸方向に移動することで、回転軸の回転軸方向の振動を低減することができる。
請求項2に記載の発明では、防振質量体が回転軸方向に対して直交する方向に移動不能であり、防振質量体重心の回転軸に対するずれを最小限に抑える。これにより防振質量体の重量を大きくしても重心位置のずれによって発生する振動を抑えることができ、回転軸と一体に回転する防振質量体の慣性モーメントによって回転軸の回転変動をより確実に吸収することができる。
請求項3に記載の発明では、防振質量体が回転軸方向に対して直交する方向を中心に揺動することで、回転軸の回転軸方向の振動を低減すると共に、曲げ振動や捩り振動を低減することができる。
請求項4に記載の発明では、防振質量体が、摩擦を発生させる摩擦面と、所定以上の移動を当接して規制する第1の移動規制面と第2の移動規制面とを有し、防振質量体を摩擦を発生させながら回転軸方向に移動する簡単な構造で、低コストで、かつ簡単な構造で振動を低減することが可能である。
請求項5に記載の発明では、防振質量体を支持する部材が回転軸または回転軸に設けた支持部材であり、防振質量体を支持する構造が簡単である。
請求項6に記載の発明では、一対の支持プレート間に複数の支持軸を設け、防振質量体を複数の支持軸に直接的または間接的に挿通して一対の支持プレートとの間に隙間を有し移動可能に配置することで、低コストで、かつ簡単な構造で振動を低減することが可能で、しかも耐久性がある。
以下、この発明の回転軸の振動防止装置の実施の形態について説明するが、この発明は、この実施の形態に限定されない。また、この発明の実施の形態は、発明の最も好ましい形態を示すものであり、この発明の用語はこれに限定されない。
図1は自動二輪車に搭載される単気筒4サイクルエンジンの出力部の断面図、図2は図1のII−II線に沿う断面図、図3は図2のIII−III線に沿う断面図、図4は回転軸の振動防止装置の要部の断面図である。
この実施の形態において、この発明の回転軸の振動防止装置が備えられるエンジン1は、自動二輪車に搭載される単気筒4サイクルエンジンであり、エンジン1の回転軸であるクランク軸2がクランクケース3に軸受4を介して回転可能に支持されている。
このクランク軸2のクランクケース3から外部に突出する端部には、オイルポンプ駆動ギヤ5、カラー6を介して回転軸の振動防止装置7が挿着され、さらに駆動ギヤ8が挿着され、これらはワッシャ9を介してナット10によってクランク軸2の端部に締付固定される。駆動ギヤ8はキー11によってクランク軸2と一体回転可能になっている。
このクランク軸2と平行にメイン軸20がクランクケース3に軸受21を介して回転可能に支持されている。このメイン軸20のクランクケース3から外部に突出する端部には、カラー22を介して従動ギヤ23、多板クラッチ24が備えられている。
この多板クラッチ24は、アウタハウジング25、インナハウジング26、プレッシャプレート27、複数のクラッチディスク28とクラッチプレート29を有する。アウタハウジング25は、従動ギヤ23に固定され、この従動ギヤ23はメイン軸20に回転可能に軸支されている。インナハウジング26は、メイン軸20の端部にスプライン係合し、ナット40によって締付固定され、インナハウジング26とメイン軸20は一体回転する。
複数のクラッチディスク28とクラッチプレート29は交互に配置され、クラッチディスク28の一部外周がアウタハウジング25の溝25aにクラッチ軸方向に移動可能に係合され、クラッチプレート29の一部内周がインナハウジング26の溝26aにクラッチ軸方向に移動可能に係合されている。インナハウジング26には、支持プレート30が締付ボルト31によって取り付けられ、この支持プレート30とプレッシャプレート27との間にコイルスプリング90が圧縮して配置されている。
このプレッシャプレート27はコイルスプリング90によって付勢され、常に複数のクラッチディスク28とクラッチプレート29がクラッチ接続する方向に押圧する。このクラッチ接続状態では、従動ギヤ23と一緒にアウタハウジング25が回転し、これにより複数のクラッチディスク28とクラッチプレート29を介してインナハウジング26とメイン軸20が一体に回転する。
このプレッシャプレート27には、スライド軸41の先端が設けられ、このスライド軸41はエンジンカバー42にスライド可能に支持されている。エンジンカバー42には、クラッチ操作軸43が回動可能に設けられている。このクラッチ操作軸43の回動によってスライド軸41を引き、プレッシャプレート27をコイルスプリング90に抗して移動させ、複数のクラッチディスク28とクラッチプレート29とのクラッチ接続を解除し、ニュートラル状態にする。
次に、この実施の形態の回転軸の振動防止装置7について詳細に説明する。この実施の形態の回転軸の振動防止装置7は、一対の円板状の支持プレート50,51を有し、この一対の支持プレート50,51は中心にクランク軸挿着孔50a,51aを有する。この支持プレート51のクランク軸挿着孔51aには、クランク軸2のキー溝2aに係合する凸部51bが形成されている。
この一対の支持プレート50,51の間には、円盤状の防振質量体52が配置されている。この円盤状の防振質量体52には、両側にプレート接合面52a,52bが形成され、外周にリブ52cが形成され、外周を重くしている。
また、防振質量体52の中心位置には、中心支持孔52dが形成され、この中心支持孔52dの外周の90度間隔の4箇所の位置に外周支持孔52eが形成されている。
この防振質量体52の中心支持孔52dには、クランク軸挿入カラー53が挿着され、外周支持孔52eには、環状支持体54が挿着され、さらに環状支持体54には支持軸挿入カラー55が挿着される。このクランク軸挿入カラー53及び環状支持体54は、作業者が手で挿着でき、環状支持体54は回転軸方向に移動可能になっている。
リベット56の先端部56aを支持プレート50側から外周支持孔52eに挿通し、頭部56bを支持プレート51の凹部51cに嵌合させ、先端部56aを支持プレート50から突出させ、このリベット56の先端部56aをロールカシメにより固定する。
この実施の形態の回転軸の振動防止装置7は、回転軸であるクランク軸2と一体に回転する防振質量体52を備えている。このクランク軸2は、クランクウェッブ2b、オイルポンプ駆動ギヤ5、カラー6、ワッシャ9及びナット10等の質量体を有する。
この防振質量体52は、図4に示すように、プレート接合面52a,52bの部分の厚みD1がクランク軸挿入カラー53の長さD2及び支持軸挿入カラー55の長さD3より短く、クランク軸挿入カラー53の長さD2と支持軸挿入カラー55の長さD3は同じ長さになっている。このクランク軸挿入カラー53の長さD2及び支持軸挿入カラー55の長さD3により一対の支持プレート50,51は、クランク軸2に所定間隔D4を隔てて一体回転可能に設けられ、支持プレート50と防振質量体52のプレート接合面52aとの間に隙間S1があり、また支持プレート51と防振質量体52のプレート接合面52bとの間に隙間S2がある。
また、環状支持体54の長さD5は支持軸挿入カラー55の長さD3により短く形成されている。この実施の形態では、環状支持体54がゴムで形成されているが、樹脂、あるいは金属で形成してもよい。
この実施の形態の防振質量体52には、中心支持孔52dによって回転軸方向に延びて摩擦を発生させる摩擦面52d1が形成され、この摩擦面52d1の回転軸方向の両側には切欠き斜面52d2,52d3が形成され、この摩擦面52d1がクランク軸挿入カラー53の外周面53aに接触して回転軸方向に移動し、このとき僅かに摩擦を発生する。
また、防振質量体52には、外周支持孔52eによって回転軸方向に延びて摩擦を発生させる摩擦面52e1が形成され、この摩擦面52e1が環状支持体54の外周面54aに接触して回転軸方向に移動して摩擦を発生する。この環状支持体54の外周面54aの回転軸方向の両側には切欠き斜面54a1,54a2が形成されている。
また、防振質量体52には、プレート接合面52aにより回転軸方向の一方への所定以上の移動を支持プレート50に当接して規制する第1の移動規制面が形成され、プレート接合面52bにより回転軸方向の他方への所定以上の移動を支持プレート51に当接して規制する第2の移動規制面が形成されている。
このように、防振質量体52は、クランク軸挿入カラー53と環状支持体54との間で摩擦を発生させながら一対の支持プレート50,51の間において回転軸方向に移動可能に支持されている。
この実施の形態の回転軸の振動防止装置7では、クランク軸2の回転により防振質量体52が一体に回転し、この防振質量体52の慣性モーメントによってクランク軸2の回転変動を吸収することができる。この防振質量体52は、クランク軸挿入カラー53と環状支持体54との間で摩擦を発生させながら一対の支持プレート50,51の間において回転軸方向Aに移動し、この回転軸方向Aの移動によってクランク軸2の回転によって生じるクランク軸2の回転軸方向Aの振動を低減することができる。
このように、防振質量体52が、摩擦を発生させる摩擦面52d1,52e1と、所定以上の移動を当接して規制する第1の移動規制面であるプレート接合面52aと、第2の移動規制面であるプレート接合面52bとを有し、防振質量体52を摩擦を発生させながら回転軸方向Aに移動する簡単な構造で、低コストで、かつ簡単な構造で振動を低減することが可能である。
また、防振質量体52は、クランク軸2にクランク軸挿入カラー53を介して回転軸方向Aに対して直交する方向Bに移動不能に支持されており、クランク軸2と一体に回転する防振質量体52が回転軸方向Aに対して直交する方向Bに移動不能であるから、防振質量体52の重心位置と回転軸であるクランク軸2のずれを最小限に抑えられる。これにより、防振質量体52の重量を大きくしても重心位置のずれによって発生する振動を抑えるられるため、防振質量体52の慣性モーメントによってクランク軸2の回転変動をより確実に吸収することができる。
また、防振質量体52は、中心支持孔52dの摩擦面52d1がクランク軸挿入カラー53の外周面53aに接触して回転軸方向に移動して摩擦を発生し、かつ切欠き斜面52d2,52d3によって逃げ部が形成され、回転軸方向Aに対して直交する方向Bを中心にC方向へ揺動可能に支持されている。このように、クランク軸2の回転により防振質量体52が一体に回転する時に、防振質量体52が回転軸方向Aに対して直交する方向Bを中心にC方向へ揺動することで、クランク軸2の回転軸方向Aの振動を低減すると共に、曲げ振動や捩り振動を低減することができる。
この実施の形態では、防振質量体52を支持する部材は、クランク軸2に設けたクランク軸挿入カラー53であり、このクランク軸挿入カラー53に防振質量体52を支持する構造は、図4のように、クランク軸挿入カラー53の外周面53aが回転軸方向Aに延びる平面に限定されず、曲面でもよい。
また、防振質量体52の中心支持孔52dは、図4の構造に限定されず、図5に示すように、回転軸方向Aに対して直交する方向Bを中心にC方向へ揺動可能に支持する曲面であってもよい。
また、この実施の形態では、クランク軸2に設けたクランク軸挿入カラー53であり、回転軸に設けた支持部材であるが、クランク軸挿入カラー53を用いないでクランク軸2に支持部を形成し、摩擦を発生させながら回転軸方向に移動するように直接支持してもよい。
また、防振質量体52は、一対の支持プレート50,51の間において回転軸方向Aに移動可能に支持されているが、一対の支持プレート50,51に限定されず、図6に示すように、クランク軸2に係合凹部2fを形成し、この係合凹部2fに防振質量体52の支持部52fを係合し、摩擦を発生させながら回転軸方向に移動するように直接支持してもよい。
また、この実施の形態では、一対の支持プレート50,51間に複数の支持軸を構成するリベット56を設け、このリベット56に環状支持体54と支持軸挿入カラー55を介して防振質量体52を間接的に挿通して移動可能に配置しているが、リベット56に直接支持するようにしてもよく、あるいは支持軸挿入カラー55に直接支持するようにしてもよく、あるいはさらに他の部材を設けてもよい。
このように、一対の支持プレート50,51間に複数の支持軸を設け、防振質量体52を複数の支持軸に直接的または間接的に挿通して一対の支持プレート50,51との間に隙間を有し移動可能に配置することで、低コストで、かつ簡単な構造で振動を低減することが可能で、しかも耐久性がある。
なお、この実施の形態では、エンジンのクランク軸の振動を防止する回転軸の振動防止装置について説明したが、モータのロータ軸の振動を防止する回転軸の振動防止装置としても同様に実施できる。さらに、エンジンやモータ以外の原動機にも同様に備えることができる。
この発明は、エンジンやモータ等の原動機に備えられる回転軸の振動を防止する回転軸の振動防止装置に適用でき、低コストで、かつ簡単な構造で振動を低減することが可能で、しかも耐久性がある。
2 クランク軸
7 回転軸の振動防止装置
50,51 支持プレート
52 防振質量体
53 クランク軸挿入カラー
54 環状支持体
55 支持軸挿入カラー
56 リベット
7 回転軸の振動防止装置
50,51 支持プレート
52 防振質量体
53 クランク軸挿入カラー
54 環状支持体
55 支持軸挿入カラー
56 リベット
Claims (6)
- 質量体を有する回転軸の振動を防止する装置において、
前記回転軸と一体に回転する防振質量体を備え、
前記防振質量体を摩擦を発生させながら回転軸方向に移動可能に支持したことを特徴とする回転軸の振動防止装置。 - 前記防振質量体を回転軸方向に対して直交する方向に移動不能に支持したことを特徴とする請求項1に記載の回転軸の振動防止装置。
- 前記防振質量体を回転軸方向に対して直交する方向を中心に揺動可能に支持したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の回転軸の振動防止装置。
- 前記防振質量体は、回転軸方向に延びて摩擦を発生させる摩擦面と、回転軸方向の一方への所定以上の移動を当接して規制する第1の移動規制面と、回転軸方向の他方への所定以上の移動を当接して規制する第2の移動規制面とを有することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の回転軸の振動防止装置。
- 前記防振質量体を支持する部材は、前記回転軸または前記回転軸に設けた支持部材であることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の回転軸の振動防止装置。
- 前記回転軸に一対の支持プレートを所定間隔隔てて一体回転可能に設け、
前記一対の支持プレート間に複数の支持軸を設け、
前記防振質量体を前記複数の支持軸に直接的または間接的に挿通して前記一対の支持プレートとの間に隙間を有し移動可能に配置し、
たことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の回転軸の振動防止装置。
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