JP2005153945A - 多剤混合容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】構造が簡素化された多剤混合容器を提案する。
【解決手段】仕切り壁(4)を介して区画形成した少なくとも2つの空間(6、7)を有する容器本体(1)と、各空間(6、7)に充填した種類の異なる内容物を混合して注出する注出口(2)を有する多剤混合容器において、前記仕切り壁(4)を、容器本体(1)の内側壁に固定保持される基部(4a)と、この基部(4a)に切り離し可能に取り付けられる壁板(4b)と、この壁板(4b)に一体成形され容器本体(1)の折り曲げに際して該壁板(4b)を基部(4a)から切り離して空間相互を連通させるロッド(4c)にて構成する。
【選択図】図1
【解決手段】仕切り壁(4)を介して区画形成した少なくとも2つの空間(6、7)を有する容器本体(1)と、各空間(6、7)に充填した種類の異なる内容物を混合して注出する注出口(2)を有する多剤混合容器において、前記仕切り壁(4)を、容器本体(1)の内側壁に固定保持される基部(4a)と、この基部(4a)に切り離し可能に取り付けられる壁板(4b)と、この壁板(4b)に一体成形され容器本体(1)の折り曲げに際して該壁板(4b)を基部(4a)から切り離して空間相互を連通させるロッド(4c)にて構成する。
【選択図】図1
Description
本発明は、容器の中にそれぞれ個別に収められた2種類以上の内容物を、注出時において混合した状態で注出することができる混合容器に関するものであり、該容器の構造の簡素化を図ろうとするものである。
混合容器は毛染め剤等を充填する容器として従来から数多く市場に流通している(例えば特許文献1参照)が、その構造は複雑であり容器一つ当たりのコストも高いものとなっているのが現状であった。
本発明の課題は、容器を構成するパーツ数が少なく、組立工数の軽減されたコストメリットの高い新規な混合容器を提案するところにある。
本発明は、仕切り壁を介して区画形成した少なくとも2つの空間を有する容器本体と、各空間に充填した種類の異なる内容物を混合して注出する注出口を有する多剤混合容器であって、
前記仕切り壁は、容器本体の内側壁に固定保持される基部と、この基部に切り離し可能に取り付けられる壁板と、この壁板に一体成形され容器本体の折り曲げに際して傾動させ該壁板を基部から切り離して空間相互を連通させるロッドからなることを特徴とする多剤混合容器である。
前記仕切り壁は、容器本体の内側壁に固定保持される基部と、この基部に切り離し可能に取り付けられる壁板と、この壁板に一体成形され容器本体の折り曲げに際して傾動させ該壁板を基部から切り離して空間相互を連通させるロッドからなることを特徴とする多剤混合容器である。
上記の構成になる混合容器にはもぎ取りによって注出口を開放するもぎ取り栓を設けることができる。
また、容器本体の空間は、大径部とこの大径部につながる小径部からなり、その境界に仕切り壁の固定保持用の台座を形成するとともに容器本体の折り曲げの基点を形成する段差部を有するものが好ましい。
容器本体の折り曲げによりロッドを傾動させ壁板を基部から取り外すのみで内容物を収納した各空間を相互に連通させることができるので構造の簡素化が可能になる。
以下、図面を用いて本発明をより具体的に説明する。
図1は本発明に従う多剤混合容器の実施の形態をチューブタイプの2剤混合容器として例示したものである。
図1は本発明に従う多剤混合容器の実施の形態をチューブタイプの2剤混合容器として例示したものである。
図における1は軟質材からなる容器本体である。この容器本体1は第1剤を充填する空間を形成する大径部1aと、この大径部1aにつながり第2剤を充填する空間を形成する小径部1bからなり、その境界に台座を形成するとともに容器本体1の折り曲げの基点を形成する段差部1cが設けられている。
また、2は混合された内容物を注出する注出口、3は注出口2を封印する栓であって、この栓3をもぎ取ることによって注出口2を開放することができるようになっている。
4は大径部1aの空間と小径部1bの空間を遮断するための仕切り壁である。この仕切り壁4はアンダーカット、螺合、溶着、接着等の結合手段によって容器本体1の内側壁の台座に固定保持される基部4aと、この基部4aに切り離し可能に取り付けられる壁板4bと、この壁板4bに一体成形され容器本体1の折り曲げに際して傾動させ該壁板4bを基部4aから切り離すロッド4cからなる。
上記の構成になる容器は商品として流通している段階では大径部1aに充填された内容物と小径部1bに充填された内容物は仕切り壁4によって分断された状態にあるが、図2に示すように、容器本体1を段差部1cを基点にして折り曲げロッド4cを傾動させることで壁板4bは基部4aから切り離され大径部1aの空間と小径部1bの空間はその相互間において連通することになり内容物は混合される。
かかる容器に内容物を充填するには、まず、図3、図4に示すように小径部1bに第2剤を充填したのち仕切り壁4を組込み、さらに大径部1aに第1剤を充填してその後端部を図1に示す如く熱シールによって密封すればよい。
実施の形態で示した、もぎ取り栓3付きのチューブタイプの容器は、最低2パーツで混合容器を構成でき、構造の簡素化が可能でありコスト的なメリットは非常に大きい。
本発明は図示はしないがもぎ取り栓3をキャップに、また、大径部1aの熱シールよる密封をキャップによる密封に替えてもよく、この点については限定されない。
また、本発明では、第1剤と第2剤を混合して注出する2剤混合容器として説明したが、内容物を充填する空間及び仕切り壁は充填する内容物に応じて適宜増加させることができる。
仕切り壁4の基部4aを容器本体1の台座にアンダーカットや螺合によって固定保持する場合にはその部位におけるシール性を高くすることが重要であって、必要に応じてシール部材を配置することが肝要となる。
構造の簡素化された多剤混合容器を提供できる。
1 容器本体
1a 大径部
1b 小径部
1c 段差部
2 注出口
3 もぎ取り栓
4 仕切り壁
4a 基部
4b 壁板
4c ロッド
1a 大径部
1b 小径部
1c 段差部
2 注出口
3 もぎ取り栓
4 仕切り壁
4a 基部
4b 壁板
4c ロッド
Claims (3)
- 仕切り壁を介して区画形成した少なくとも2つの空間を有する容器本体と、各空間に充填した種類の異なる内容物を混合して注出する注出口を有する多剤混合容器であって、
前記仕切り壁は、容器本体の内側壁に固定保持される基部と、この基部に切り離し可能に取り付けられる壁板と、この壁板に一体成形され容器本体の折り曲げに際して傾動させ該壁板を基部から切り離して空間相互を連通させるロッドからなることを特徴とする多剤混合容器。 - もぎ取りによって注出口を開放するもぎ取り栓を有する請求項1記載の多剤混合容器。
- 容器本体の空間は、大径部とこの大径部につながる小径部からなり、その境界に仕切り壁の固定保持用の台座を形成するとともに容器本体の折り曲げの基点を形成する段差部を有する請求項1又は2記載の多剤混合容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003395561A JP2005153945A (ja) | 2003-11-26 | 2003-11-26 | 多剤混合容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003395561A JP2005153945A (ja) | 2003-11-26 | 2003-11-26 | 多剤混合容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005153945A true JP2005153945A (ja) | 2005-06-16 |
Family
ID=34721295
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003395561A Pending JP2005153945A (ja) | 2003-11-26 | 2003-11-26 | 多剤混合容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005153945A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016159918A (ja) * | 2015-02-27 | 2016-09-05 | 株式会社吉野工業所 | 二剤混合容器 |
-
2003
- 2003-11-26 JP JP2003395561A patent/JP2005153945A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016159918A (ja) * | 2015-02-27 | 2016-09-05 | 株式会社吉野工業所 | 二剤混合容器 |
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