JP2005153942A - 閉鎖膜付チューブ容器及びキャップの構造 - Google Patents

閉鎖膜付チューブ容器及びキャップの構造 Download PDF

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洋人 麻井
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Abstract

【課題】 キャップを口部から外さないで閉鎖膜を破ることができ、かつ内容物を抽出できる閉鎖膜付チューブ容器及びキャップの構造
【解決手段】 閉鎖膜3を有するチューブ本体1と、チューブ本体1の口部3に取り付けられるキャップ4とから構成され、キャップ4の中心軸上において可動突起6が上下自在に支持されるように、キャップ4内周面に、可動体5の一端が連結され、かつ可動体5の他端が可動突起6に連結されると共に、可動突起6に中空部7を形成したことを特徴とする閉鎖膜付チューブ容器及びキャップの構造
【選択図】 図1

Description

この発明は、閉鎖膜付チューブ容器及びキャップの構造に関し、さらに詳しくはキャップを口部から外さないで閉鎖膜を破ることができ、かつ内容物を抽出できる閉鎖膜付チューブ容器及びキャップの構造に関する。
従来、食料品、化粧品、医薬品等を収納するチューブ容器には、口部に閉鎖膜を設けて、流通過程において内容物を保護するものがある。このような閉鎖膜付チューブ容器から内容物を取り出す場合は、キャップの雌ネジ部と反対側に設けられた針体の先端を、閉鎖膜に突き刺して閉鎖膜を破り内容物を抽出していた。又キャップを口部から外さないで、押圧操作のみで閉鎖膜を破ることができる閉鎖膜付チューブ容器として、特許文献1に記載されている閉鎖膜チューブ容器がある。
特開平8−198285号
しかし、従来の閉鎖膜チューブ容器は、一般に閉鎖膜を破る場合はチューブ容器の口部からキャップを取り外し、キャップを反転させて、針体を閉鎖膜に突き刺す作業が必要であり、又特許文献1に記載されている閉鎖膜チューブ容器にあっては、キャップを螺合させた状態で、可動突起を押圧して閉鎖膜を破ることができるものの、内容物を抽出する場合は、チューブ容器からキャップを取り外さなければならないという欠点があった。この発明はこのような従来の課題に着目してなされたもので、キャップを閉鎖膜チューブ容器から取り外さないで、閉鎖膜を破ることができかつ内容物を抽出することができる使用上における簡易化、チューブ本体へのキャップの嵌合の簡略化、並びに製造コストの低減を目的とした、閉鎖膜付チューブ容器及びキャップの構造を提供することを目的とする。
請求項1記載の発明の解決手段は、閉鎖膜を有するチューブ本体と、このチューブ本体の口部に取り付けられるキャップとから構成され、キャップの中心軸上において可動突起が上下自在に支持されるように、キャップ内周面に、可動体の一端が連結され、かつ可動体の他端が可動突起に連結されると共に、可動突起に中空部を形成したことを特徴とする閉鎖膜付チューブ容器及びキャップの構造である。すなわち、可動突起が中空状に形成されたから、キャップを容器本体から取り外さないで、そのままの状態で可動突起を指で適当に押圧して可動突起を下降せしめ、下端の針部で閉鎖膜を突き破ることにより、容易に口部を開孔することができる。次ぎに、可動突起が中空状に形成されているので、チューブ本体の胴部を押圧することにより、内容物をそのままの状態で外部に抽出することができる作用を呈する。
請求項2記載の発明の解決手段は、チューブ本体の口部とキャップが、凹部と凸部で嵌合されることを特徴とする閉鎖膜付チューブ容器及びキャップの構造である。閉鎖膜チューブ容器とキャップが、ねじで螺合されないで、口部外周形成した凹部とキャップ内周に形成した凸部で嵌合されるので、キャップの装着が簡易であるという作用を呈する。
この発明によれば、キャップを閉鎖膜チューブ容器から取り外さないで、閉鎖膜を破ることができ、かつ内容物を抽出することができるので、使用上における簡易化、チューブ本体へのキャップの嵌合の簡略化、並びに製造コストの低減を図ることを目的とする。
キャップを取り外さなくても、閉鎖膜チューブ容器を簡単に破ることができ、かつ内容物の抽出操作を簡単かつ迅速に行うことができると共に、閉鎖膜チューブ容器の口部へのキャップへの取り付け作業を簡略化するという目的を、可動突起を中空状に形成すると共に、キャップとチューブ本体の口部の嵌合を、アンダーカット形式にすることで達成した。
図1および図2は、閉鎖膜2を有するチューブ本体1の口部3に、キャップ4が嵌合された場合の実施例1を示している。口部3の形成された凹部3aと、キャップ4の内周面に形成された凸部4aが、アンダーカット形式で嵌合している。チューブ本体1および閉鎖膜2はアルミニウム等の金属材料またはポリエチレン等の合成樹脂材料で構成されると共に、キャップ4はポリエチレン等の合成樹脂材料で構成されている。この発明の構成の特徴は、キャップ4の内周面に、可動体5の一端が連結され、かつこの可動体5の他端が、可動突起6の外周面に連結されている。そして、この可動突起6に中空部7を形成したものである。すなわち、中空部7が形成された可動突起6は、一端がキャップ4の内周面に連結され、かつ他端が可動突起6に連結されて支持されているので、この可動突起6が閉鎖膜2の中心軸上において上下自在に操作できる点にある。そして、可動体5は全周が截頭円錐形状を呈しており、この截頭円錐形状に形成することにより、可動突起6の元の位置への復元力を強化することができる。可動突起6は、上端の平らな押圧部6aと下端の鋭い針体6bとから構成され、針体6bは図2に示すように、3本の支持杆6cで支持されている。支持杆6cの本数は任意に決定することができる。図3は、可動突起6の天面の押圧部6aを押圧して、閉鎖膜2が破られた状態を示す断面図である。押圧を止めると、可動突起6は、その復元力でもとの位置に上昇する。そして、その状態で、チューブ本体1の胴部を押圧することにより、内容物は、可動突起6の中空部7を通過して、外部に抽出される。なお、他の実施例として、可動体5は元の位置に戻らない復元力がないものであってもよい。
図4は、閉鎖膜12を有するチューブ本体11の口部13に、キャップ14が嵌合された場合の実施例2を示している。口部13に形成された凹部13aと、キャップ14の内周面に形成された凸部14aが、アンダーカット形式で嵌合している。可動体15は、山型を呈しており、連結部の近傍には複数のヒンジ部15aが形成されている。このヒンジ部15aの形成により可動体15は、弾発的な作用を呈するので、可動突起16は中心軸上において上下自在に押圧操作される。可動突起16は、実施例1と同様に中空部17が形成されており、上端に平らな押圧部16aと、下端に鋭い針体16bが形成されている。なお、他の実施例として、可動体15は元の位置に戻らない復元力がないものであってもよく、又可動体15の形状は、平らな円盤形状あるいは上方に向かって広がる皿形状等であってもよい。
本発明の活用例として、特に使い捨てチューブ容器等に適用することができる。使い捨てチューブ容器は、一回で内容物を使い切るため、閉鎖膜の開封操作の簡易性が求められ、又、内容物の抽出も簡単であるという使用上の簡易性が要求されると共に、使い捨てであるから、製造コストの低減も要求される。本発明に係るキャップとチューブ本体は、閉鎖膜の開封性及び内容物の抽出性が簡略化され、かつ口部及びキャップにねじが成形されず、凸部、凹部のアンダーカットで嵌合されているので、キャップの装着性が簡単であるという特徴を持っている。又製造コストの低減も図れるという利点がある。もちろん、通常のチューブ容器として繰り返し使用することもできる。
この発明に係る閉鎖膜付チューブ容器及びキャップの構造における実施例1を示す断面図。 この発明に係る閉鎖膜付チューブ容器及びキャップの構造における実施例1を示す図1のA−A線断面図。 この発明に係る閉鎖膜付チューブ容器及びキャップの構造における実施例1において、可動突起を押圧して閉鎖膜を破っている状態を示す断面図。 この発明に係る閉鎖膜付チューブ容器及びキャップの構造における実施例2を示す断面図。
符号の説明
チューブ本体1 11
閉鎖膜2 12
口部3 13
凹部3a
キャップ4 14
凸部4a
可動体5 15
可動突起6 16
中空部7 17

Claims (2)

  1. 閉鎖膜を有するチューブ本体と、該チューブ本体の口部に取り付けられるキャップとから構成され、キャップの中心軸上において可動突起が上下自在に支持されるように、キャップ内周面に、可動体の一端が連結され、かつ該可動体の他端が可動突起に連結されると共に、前記可動突起に中空部を形成したことを特徴とする閉鎖膜付チューブ容器及びキャップの構造。
  2. 前記チューブ本体の口部とキャップが、凹部と凸部で嵌合されることを特徴とする請求項1記載の閉鎖膜付チューブ容器及びキャップの構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008137698A (ja) * 2006-12-01 2008-06-19 Toyo Seikan Kaisha Ltd カップ型容器用開封補助治具
JP2011079566A (ja) * 2009-10-09 2011-04-21 Nihon Tetra Pak Kk 開封具付き注出具
JP2019119453A (ja) * 2017-12-28 2019-07-22 株式会社吉野工業所 付け替え容器

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