JP2005153909A - プリント用紙の包装要素及びプリント用紙包装体 - Google Patents
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Abstract
【課題】プリント用紙の製造後から包装を解いてプリンタに装填するまでの間に発生する紙粉等を容易に除去することができ、その紙粉等がプリンタやプリントそのものに対して影響を及ぼすことがないようにすることのできるプリント用紙の包装要素及びこれを用いたプリント用紙包装体を提供すること。
【解決手段】ロール状に巻回されてなるプリント用紙1の裁断面1aを覆う形状に形成された基材の一面に粘着層2bを有し、該粘着層2bが前記プリント用紙1の裁断面1aに接するように貼着されることを特徴とするプリント用紙の包装要素2及びこれを用いたプリント用紙包装体100。
【選択図】 図1
【解決手段】ロール状に巻回されてなるプリント用紙1の裁断面1aを覆う形状に形成された基材の一面に粘着層2bを有し、該粘着層2bが前記プリント用紙1の裁断面1aに接するように貼着されることを特徴とするプリント用紙の包装要素2及びこれを用いたプリント用紙包装体100。
【選択図】 図1
Description
本発明はプリント用紙の包装要素及びプリント用紙包装体に関し、詳しくは、プリント用紙から発生する紙粉がプリンタやプリントそのものに対して影響を及ぼすことがないようにするプリント用紙の包装要素及びこれを用いたプリント用紙包装体に関する。
インクジェットプリンタ、レーザープリンタ、複写機、ファクシミリ、露光装置等の画像記録装置或いは画像形成装置に装填されて使用されるプリント用紙は、例えばA4サイズ等の所定サイズに1枚ずつ裁断された平版紙を多数枚積層した状態で、その周囲が包装紙によって包装されて包装体とされており、使用時には、包装を解いて平版紙を積層状態のまま所定の装填位置に装填するようにしている。
また、プリント用紙には、長尺状に裁断された用紙を巻芯にロール状に巻回することにより形成されるロール状プリント用紙もあり、この場合も上記同様、ロール状に巻回された後に周囲が包装紙によって包装されて包装体とされており、使用時には、包装を解いて所定の装填位置に装填することで、ロール状のプリント用紙の端部から使用されるようになっている。
ところで、このような包装体とされるプリント用紙は、その裁断面から紙粉が発生することが知られている。プリント用紙から発生する紙粉は、これが装填されるプリンタやプリントそのものに影響して、プリンタの機能低下や画像品質の低下を招く原因となっている。
従来、プリンタ内でプリント用紙から発生した紙粉を除去する方法が特許文献1により提案されている。また、プリント用紙の製造時にプリント用紙の裁断面も含めて紙粉を除去する方法が特許文献2〜5により提案されている。
特開平1−136748号公報
特開平6−156788号公報
特開2002−292344号公報
特開2002−292345号公報
特開2002−292350号公報
特許文献1に記載のように、プリンタ内でプリント用紙から発生した紙粉を除去するものでは、プリントが行われるに従って除去能力が低下し、別途回復手段を講じる必要が生じたり、除去して溜まった紙粉を処理する手段が必要になったりする等、プリンタの大型化及び複雑化を招く原因となる問題があった。
また、特許文献2〜5に記載のように、プリント用紙の製造時に紙粉を除去するものでは、紙粉が完全に発生しない状態とすることは難しく、また、製造後の輸送時のこすれ、振動等によって、プリント用紙の裁断面に露出する各層の繊維や成分が脱落し易くなり、包装を解いてプリンタに装填した時に、新たに紙粉等(紙粉の他、用紙中の繊維や成分を含む。)となって発生する問題があった。
そこで、本発明は、プリント用紙の製造後から包装を解いてプリンタに装填するまでの間に発生する紙粉等を容易に除去することができ、その紙粉等がプリンタやプリントそのものに対して影響を及ぼすことがないようにすることのできるプリント用紙の包装要素及びこれを用いたプリント用紙包装体を提供することを課題とする。
本発明の他の課題は、以下の記載により明らかとなる。
上記課題は、以下の各発明によって解決される。
請求項1記載の発明は、ロール状に巻回されてなるプリント用紙の裁断面を覆う形状に形成された基材の一面に粘着層を有し、該粘着層が前記プリント用紙の裁断面に接するように貼着されることを特徴とするプリント用紙の包装要素である。
請求項2記載の発明は、前記プリント用紙の裁断面に貼着される際に、該プリント用紙の外周面側に折り倒されて貼着されることによって前記プリント用紙の始端部を巻き止めする巻き止め部を一体に有することを特徴とする請求項1記載のプリント用紙の包装要素である。
請求項3記載の発明は、多数枚が積層された平版状のプリント用紙の裁断面を覆う形状に形成された基材の一面に粘着層を有し、該粘着層が前記プリント用紙の裁断面に接するように貼着されることを特徴とするプリント用紙の包装要素である。
請求項4記載の発明は、前記粘着層は、粘着力が1.0〜30.0N/25mm幅であることを特徴とする請求項1、2又は3記載のプリント用紙の包装要素である。
請求項5記載の発明は、ロール状に巻回されてなるプリント用紙の裁断面に、該裁断面を覆う形状に形成された基材の一面に粘着層を有するプリント用紙の包装要素を、該粘着層が前記裁断面に接するように貼着させた状態で包装されてなることを特徴とするプリント用紙包装体である。
請求項6記載の発明は、前記プリント用紙の包装要素は、前記プリント用紙の始端部を巻き止めする巻き止め部を一体に有し、該巻き止め部が前記プリント用紙の外周面側に折り倒されて貼着されることで、前記始端部が巻き止めされていることを特徴とする請求項5記載のプリント用紙包装体である。
請求項7記載の発明は、前記プリント用紙は円筒状の巻芯に巻回されると共に、該巻芯の端部は前記プリント用紙の包装要素で塞がれていることを特徴とする請求項5又は6記載のプリント用紙包装体である。
請求項8記載の発明は、多数枚が積層された平版状のプリント用紙の裁断面に、該裁断面を覆う形状に形成された基材の一面に粘着層を有するプリント用紙の包装要素を、該粘着層が前記裁断面に接するように貼着させた状態で包装されてなることを特徴とするプリント用紙包装体である。
請求項9記載の発明は、前記プリント用紙は、無機微粒子を含有する層を有していることを特徴とする請求項5〜8のいずれかに記載のプリント用紙包装体である。
請求項10記載の発明は、前記プリント用紙は、熱可塑性樹脂粒子を含有する層を有していることを特徴とする請求項5〜9のいずれかに記載のプリント用紙包装体である。
本発明によれば、プリント用紙の製造後から包装を解いてプリンタに装填するまでの間に発生する紙粉等を容易に除去することができ、その紙粉等がプリンタやプリントそのものに対して影響を及ぼすことがないようにすることのできるプリント用紙の包装要素及びこれを用いたプリント用紙包装体を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
図1(a)は、ロール状に巻回されたプリント用紙包装体の特徴部分を示す分解斜視図、(b)はそのプリント用紙包装体の全体斜視図である。
図1(a)において、1はプリント用紙であり、所定幅を有する長尺状のプリント用紙1が円筒状の巻芯11の外周面に巻き重ねられ、プリント用紙1の始端部1bに粘着テープ等からなる巻き止め片12が貼着されることによって、該始端部1bがロール状の外周面に巻き止めされている。
ロール状に巻回されたプリント用紙1の両端面をなす裁断面1a、1aは、プリント用紙1が巻芯11に巻き重ねられることにより層状をなしており、その各裁断面1a、1aに、本発明のプリント用紙の包装要素である粘着シート2、2がそれぞれ貼着されている。
粘着シート2は、ロール状のプリント用紙1の裁断面1aを覆う形状のシート状に形成されてなり、ロール状のプリント用紙1の各裁断面1a、1aに対し、粘着層2b側が接するようにそれぞれ貼着されている。そして、このようにロール状のプリント用紙1の各裁断面1a、1aに粘着シート2、2がそれぞれ貼着された状態で、図1(b)に示すように、包装紙101によってその外面全体が包装され、プリント用紙包装体100とされる。
図2(a)は、他の実施形態に係る粘着シート21を用いたロール状に巻回されたプリント用紙包装体の特徴部分を示す分解斜視図、図2(b)は粘着シート21を貼着した状態を示す斜視図である。図1と同一構成の部位には同一符号を付してあり、詳細な説明は省略する。
この粘着シート21、21も、ロール状のプリント用紙1の裁断面1aを覆う形状のシート状に形成されているが、その外周縁の一部から径方向に一体に突出形成された巻き止め部21A、21Aを有している。この巻き止め部21A、21Aを一体に有する粘着シート21、21をそれぞれプリント用紙1の各裁断面1a、1aに貼着すると、各巻き止め部21A、21Aが各裁断面1a、1aの外周からはみ出すが、これを図2(b)に示すように、プリント用紙1の始端部1bの位置に合わせた状態で該プリント用紙1の外周面側に折り倒して貼着することによって、プリント用紙1の始端部1bの巻き止めが図られるようになっている。
この粘着シート21、21によれば、各裁断面1a、1aに貼着して巻き止め部21A、21Aを折り倒すだけで、各裁断面1a、1aの被覆と巻き止めとを同時に行うことができるため、図1に示したような巻き止め片12を別途使用する必要がなくなり、部品点数の削減が図られると共に作業性にも優れるようになる。また、プリント用紙1を使用する際は、まず各粘着シート21、21の巻き止め部21A、21Aをそれぞれを剥離する必要があるため、粘着シート21、21の剥がし忘れを確実に防止することができる。
そして、粘着シート21、21を各裁断面1a、1aに貼着した後は、図1(b)と同様、包装紙101によってその外面全体が包装され、プリント用紙包装体100とされる。
図3は、更に他の実施形態に係る粘着シート22を用いたロール状に巻回されたプリント用紙包装体の特徴部分を示す分解斜視図である。図1と同一構成の部位には同一符号を付してあり、詳細な説明は省略する。
図1、図2に示した粘着シート2、21は、ロール状のプリント用紙1の裁断面1aと略同一形状とされ、巻芯11の端部の開口11aが露出する略ドーナツ状に形成されているが、この粘着シート22、22は、裁断面1aの外形状と同一形状の円板状に形成され、これが各裁断面1a、1aに貼着されることによって、巻芯11の端部の開口11aを塞ぐように設けられるようになっている。
この場合、巻芯11の開口11aが露出しないため、この粘着シート22、22が貼着されたプリント用紙1を使用するために図示しない装填部の軸に巻芯11を挿着する際は、必ず粘着シート22、22を剥離する作業を要求されることとなり、これら粘着シート22、22の剥がし忘れを確実に防止することができる。
なお、図示しないが、この粘着シート22、22にも、図2と同様の巻き止め部21A、21Aを一体に設けることにより、図2と同様の巻き止め機能を持たせるようにしてもよい。
そして、粘着シート22、22を各裁断面1a、1aに貼着した後は、図1(b)と同様、包装紙101によってその外面全体が包装され、プリント用紙包装体100とされる。
図4(a)は、平版紙からなるプリント用紙包装体の特徴部分を示す分解斜視図、(b)はそのプリント用紙包装体の全体斜視図である。
図4(a)において、3はプリント用紙であり、ここでは矩形状の所定サイズに裁断された平版紙からなる多数枚のプリント用紙3が多層に積層されたものを示している。
このように平版紙が多層に積層されたプリント用紙3の周囲の4つの端面をなす各裁断面3a、3a、3a、3aに、本発明のプリント用紙の包装要素である粘着シート4がそれぞれ貼着されている。
この粘着シート4は、積層されたプリント用紙3の4つの裁断面3a、3a、3a、3aを全て覆い尽くすことのできる外形形状の1枚のシート状に形成されているが、4つの各裁断面3a、3a、3a、3aそれぞれに独立した4枚のシートにより構成してもよい。前者のように1枚のシート状に形成したものでは、包装を解いて使用する際、粘着シート4を4つの裁断面3a、3a、3a、3aから一度に剥離することができるため作業性の点で便利である。
この粘着シート4も、積層されたプリント用紙3の各裁断面3a、3a、3a、3aに対し、粘着層4b側が接するように貼着されている。そして、このように多数枚が積層されたプリント用紙3の各裁断面3a、3a、3a、3aに対して粘着シート4が貼着された状態で、図2(b)に示すように、包装紙201によってその外面全体が包装され、プリント用紙包装体200とされる。
これら粘着シート2、21、22、4は、図5に示すように、基材2a、4aの一面に粘着層2b、4bが形成されてなる。
基材2a、4aとしては、各裁断面1a、3aへの貼着作業が容易で、且つ使用時に容易に剥離可能であることが望ましく、例えば、普通紙、アート紙、コート紙及びキャストコート紙等の紙材の他、プラスチックシート、紙材の片面又は両面をポリエチレン等のプラスチックフィルムで被覆した積層シート等を用いることができる。
粘着層2b、4bを構成し得る粘着剤としては、アクリル系、ゴム系、シリコン系の粘着剤を挙げることができ、中でも、粘着性能が優れていること、組成選択の自由度が高いことから、アクリル系粘着剤を用いることが好ましい。
基材2a、4a上に形成される粘着層2b、4bの厚みは、0.01〜0.20mmが好ましい。
また、基材2a、4aの一面に粘着剤を塗布する方法としては、バーコーター、ロールコーター、アプリケーター、スピナー等、公知の方法を採用することができる。
また、粘着シート2、21、22、4の粘着層2b、4bの粘着力は、十分な紙粉の粘着力を持つことと、粘着することで被着体に剥離等の劣化を起こさせないことの点で、1.0〜30.0N/25mm幅であることが好ましく、より好ましくは2.0〜20.0N/25mm幅とすることである。なお、粘着力の測定方法は、JIS C2107中の粘着力試験方法による。
このようなプリント用紙包装体100、200によれば、プリント用紙1、3を製造してからプリンタに装填するまでの間に裁断面1a、3aから発生する紙粉等を、粘着シート2、21、22、4の粘着層2b、4bに粘着させておくことができ、使用時に包装を解いてこの粘着シート2、21、22、4を剥離すれば、紙粉等を粘着シート2、21、22、4の粘着層2b、4bに粘着させた状態でプリント用紙1、3から除去できるため、プリンタ側に与える紙粉等の影響を最小限に抑えることができると共に、プリントそのものに与える影響も低減することができる。
ところで、プリント用紙として特にインクジェットによるプリントを行うためのプリント用紙には、図6にその一例を示すように、支持体5Aの上に表層として熱可塑性樹脂粒子を含有するインク受容層5Bを有しているプリント用紙5がある。また、このインク受容層5Bの内側に隣接して色材とインク溶媒成分がインク受容層5B表面で分離した後にインク溶媒成分が吸収される空隙層を有するインク溶媒吸収層5Cを有している場合もある。
このような構成からなるプリント用紙5は、インク受容層5Bに向けて噴射されたインクがインク受容層5B及びインク溶媒吸収層1Cに吸収されることにより画像が記録され、画像記録後は、表面のインク受容層5Bが加熱加圧されることで、該インク受容層5B中に含有される熱可塑性樹脂粒子が溶融及び平滑化され透明化されて、プリント用紙5の表面に透明な保護層が形成され、画像に光沢と耐擦過性を付与するものである。
このようなプリント用紙5では、図1のようにロール状に巻回された場合又は図4のように平版紙として多数枚が積層された場合、インク受容層5Bやインク溶媒吸収層5C等の各層が裁断面に露呈することから、その裁断面から熱可塑性樹脂粒子や無機微粒子が脱落することが多く、これがプリンタに影響を与えたり、脱落した熱可塑性樹脂粒子が画像記録後の加熱処理時に溶融して画質に影響を与えたりする可能性が大きい。本発明によれば、このような裁断面から発生する熱可塑性樹脂粒子や無機微粒子も粘着シート2、21、22、4の粘着層2b、4bに粘着させることで、包装を解いて粘着シート2、21、22、4を剥離した時にプリント用紙から除去することができるため、プリント用紙として、このような熱可塑性樹脂粒子を含有する層を有しているものや無機微粒子を含有する層を有しているものを使用する場合に、特に顕著に効果を発揮するものとなる。
ちなみに、プリント用紙5を構成する支持体5Aとしては、例えば、普通紙、アート紙、コート紙及びキャストコート紙等の紙製支持体の他、プラスチック支持体、両面をポリオレフィンで被覆した紙支持体、これらを貼り合せた複合支持体を用いることができる。
また、インク受容層5Bに含有される熱可塑性樹脂粒子としては、例えば、ポリカーボネート、ポリアクリロニトリル、ポリスチレン、ポリアクリル酸、ポリメタアクリル酸、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリ酢酸ビニル、ポリエステル、ポリアミド、ポリエーテル、これらの共重合体及びこれらの塩が挙げられる。熱可塑性樹脂粒子は、インク受容性、加熱及び加圧による定着後の画像の光沢性、画像堅牢性及び離型性を考慮して適宜選択される。
更に、インク溶媒吸収層5Cはインク溶媒吸収能を有しており、これは無機固体微粒子をインク溶媒吸収層中に含有させることによって発揮する。この目的で使用される無機固体微粒子としては、例えば、軽質炭酸カルシウム、重質炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、カオリン、クレー、タルク、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、二酸化チタン、酸化亜鉛、水酸化亜鉛、硫化亜鉛、炭酸亜鉛、ハイドロタルサイト、珪酸アルミニウム、ケイソウ土、珪酸カルシウム、珪酸マグネシウム、合成非晶質シリカ、コロイダルシリカ、アルミナ、コロイダルアルミナ、擬ベーマイト、水酸化アルミニウム、リトポン、ゼオライト、水酸化マグネシウム等の白色無機顔料等が挙げられる。
なお、以上の説明においては、プリント用紙1、3の各裁断面1a、3aの全てに粘着シート2、21、22、4を貼着するようにした最も好ましい態様を例示したが、必ずしも全ての裁断面に貼着する必要はなく、例えば、複数ある裁断面のうちで特に紙粉等の発生が著しい裁断面のみに貼着するようにしてもよく、この場合でも、従来のプリント用紙包装体に比べてプリンタやプリントそのものへ与える影響を少なくすることができる。
1、5:プリント用紙
1a、3a:裁断面
1b:終端部
11:巻芯
11a:開口
12:巻き止め片
2、21、22、4:粘着シート
21A:巻き止め部
2a、4a:基材
2b、4b:粘着層
3:プリント用紙の積層体
5A:支持体
5B:インク受容層
5C:インク溶媒吸収層
1a、3a:裁断面
1b:終端部
11:巻芯
11a:開口
12:巻き止め片
2、21、22、4:粘着シート
21A:巻き止め部
2a、4a:基材
2b、4b:粘着層
3:プリント用紙の積層体
5A:支持体
5B:インク受容層
5C:インク溶媒吸収層
Claims (10)
- ロール状に巻回されてなるプリント用紙の裁断面を覆う形状に形成された基材の一面に粘着層を有し、該粘着層が前記プリント用紙の裁断面に接するように貼着されることを特徴とするプリント用紙の包装要素。
- 前記プリント用紙の裁断面に貼着される際に、該プリント用紙の外周面側に折り倒されて貼着されることによって前記プリント用紙の始端部を巻き止めする巻き止め部を一体に有することを特徴とする請求項1記載のプリント用紙の包装要素。
- 多数枚が積層された平版状のプリント用紙の裁断面を覆う形状に形成された基材の一面に粘着層を有し、該粘着層が前記プリント用紙の裁断面に接するように貼着されることを特徴とするプリント用紙の包装要素。
- 前記粘着層は、粘着力が1.0〜30.0N/25mm幅であることを特徴とする請求項1、2又は3記載のプリント用紙の包装要素。
- ロール状に巻回されてなるプリント用紙の裁断面に、該裁断面を覆う形状に形成された基材の一面に粘着層を有するプリント用紙の包装要素を、該粘着層が前記裁断面に接するように貼着させた状態で包装されてなることを特徴とするプリント用紙包装体。
- 前記プリント用紙の包装要素は、前記プリント用紙の始端部を巻き止めする巻き止め部を一体に有し、該巻き止め部が前記プリント用紙の外周面側に折り倒されて貼着されることで、前記始端部が巻き止めされていることを特徴とする請求項5記載のプリント用紙包装体。
- 前記プリント用紙は円筒状の巻芯に巻回されると共に、該巻芯の端部は前記プリント用紙の包装要素で塞がれていることを特徴とする請求項5又は6記載のプリント用紙包装体。
- 多数枚が積層された平版状のプリント用紙の裁断面に、該裁断面を覆う形状に形成された基材の一面に粘着層を有するプリント用紙の包装要素を、該粘着層が前記裁断面に接するように貼着させた状態で包装されてなることを特徴とするプリント用紙包装体。
- 前記プリント用紙は、無機微粒子を含有する層を有していることを特徴とする請求項5〜8のいずれかに記載のプリント用紙包装体。
- 前記プリント用紙は、熱可塑性樹脂粒子を含有する層を有していることを特徴とする請求項5〜9のいずれかに記載のプリント用紙包装体。
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