JP2005151979A - 麺製品及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】調理に左右されることなく美味しく食べることができる麺製品を提供する。
【解決手段】だんご状の混合麺を押し出し装置にセットし油圧で押し出し、複数本の異なる混合麺を押し出したホースを一つにして回転装置へ流入させ、押し出された複数本の混合麺を縄状にし、縄状麺をロールで引き仕上げる各工程からなる押し出し装置工程により完成させた縄状の麺製品及びその製造方法と、2枚の板状の麺生地の間に味付けオブラートを挟み圧縮することで味のついた麺生地を作る麺生地製造工程と、前記麺生地製造工程で製造した麺生地の表裏面に筋を入れる麺生地加工工程と、前記麺生地加工工程で加工された表裏面に筋入りの麺生地を裁断する麺生地裁断工程と、麺生地裁断工程で裁断された麺にねじりを加える麺加工工程と、前記麺加工工程でねじられた麺に粘着性を持たせるためにスチームをあてる麺仕上げ工程とからなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、麺に食材を混入し、異なる食材を混入した2以上の混合麺を捻り合わせて1の縄状麺を製造することで、新食感や新感覚を得ることが出来るラーメン、パスタ麺、そうめん等の麺製品及びその製造方法に関する発明である。
従来のラーメン、パスタ麺、そうめん等の麺類は、麺そのものには味付けがされていないために、茹でた麺をスープや汁等の調味液に浸したり、調味料で味付けをして食べるものである。そのため、麺を茹でる工程の他に、スープや汁等の調味液を作ったり、茹でた麺に調味料で味付けをする調理工程が必要であり、この調味液や味付けによって、その麺の美味しさは左右されてしまう。
また、従来の麺類のように調味液や調味料を別途に用意するのではなく、茹でるだけで食べることが出来る麺として、特開2002−355000号の公開特許公報に記載の「スープを充填した麺類とその製造方法」が発明されている。
しかしながら、前記の「スープを充填した麺類とその製造方法」は、麺の中にスープ類や軟固形化した調味物が充填されているもので、麺生地に調味物を載せて包み込んだ状態で外面生地と調味物とを引延すことによって線状の麺の中に線状の調味物を充填することによって製造し、または大径線状の麺素材の中に調味物を線状に充填しつつ、その外周を加圧しながら引き出すことによって、麺素材を所定径の麺製品にするものであるから、その製造には手間が掛かる。
特開2002−355000号公報
本発明は、麺を美味しく食べるために麺を茹でる工程とは別途に、スープや汁等の調味液あるいは調味料での味付け等の調理をし、その調理に左右されることなく美味しく食べることが出来るラーメン、パスタ麺、そうめん等の麺製品を提供することを目的とするものである。
本発明は、上記の課題を解決するために、攪拌機に小麦粉、食材、水を入れ撹拌しだんご状の麺生地を製造する麺製造工程と、だんご状の混合麺を押し出し装置にセットし油圧で押し出し、複数本の異なる混合麺を押し出したホースを一つにして回転装置へ流入させ、回転装置を駆動し押し出された複数本の混合麺を縄状にし、縄状麺をロールで引き仕上げる各工程からなる押し出し装置工程とから完成させたことを特徴とする縄状の麺製品及びその製造方法と、2枚の板状の麺生地の間に味付けオブラートを挟み圧縮することで味のついた麺生地を作る麺生地製造工程と、前記麺生地製造工程で製造した麺生地の表裏面に筋を入れる麺生地加工工程と、前記麺生地加工工程で加工された表裏面に筋入りの麺生地を裁断する麺生地裁断工程と、麺生地裁断工程で裁断された麺にねじりを加える麺加工工程と、前記麺加工工程でねじられた麺に粘着性を持たせるためにスチームをあてる麺仕上げ工程とからなることを特徴とする麺製品及びその製造方法とした。
また、攪拌機に小麦粉、食材、水を入れ撹拌しだんご状の麺生地を製造する麺製造工程と、複数種類の混合麺を重ねて箱に入れ複数の層を持つ板状に形成する重ね工程、板状の麺をロールでのばし切断ホースに滑らせ切断する切断工程、回転装置を駆動し切断した麺2本を一組として1本の縄状にする回転工程、縄状麺をロールで引く仕上げ工程の各工程からなる縄状麺への加工工程とから完成させたことを特徴とする縄状麺製品及びその製造方法とした。
本発明である麺製品及びその製造方法は、麺生地に異なる食材を混合させた食材混合麺の組合せにより、様々な味の麺を手軽に楽しむことが出来る。
また、食材混合麺そのものに味があるので、調味液あるいは調味料での調理の味付けに左右されることなく、美味しく手軽に麺製品を食べることが出来る。
さらに、複数本の食材混合麺を縄状に編み上げることで、麺のこしが強くなり、旨味を増し、美味しい麺製品を食べることが出来る。
以下に、添付図面に基づき、本発明である麺製品の製造方法について詳細に説明する。図1は、本発明である麺製品の製造方法の製造工程を示す流れ図である。
図1に示すように、本発明である麺製品の製造方法1は、麺製造工程2→混合麺のセット、押し出し3a、回転装置への流入3b、縄状麺の製造3c、仕上げ3dからなる押し出し装置工程3→麺の完成4の各工程を経て麺製品を製造する。本発明である麺製品及びその製造方法により製造する麺製品は、ラーメン、パスタ麺、そうめん、うどん等のあらゆる種類の麺類に対応することが出来る。
本発明である麺製品の製造方法1の第1工程は、麺製造工程2である。麺製造工程2とは、攪拌機に小麦粉、食材、水等を入れ撹拌し、だんご状の麺生地を製造する工程である。但し、攪拌機に入れる小麦粉は、製造する麺の種類によって強力粉やうどん粉等必要に応じた粉類で構わない。
麺製造工程2で攪拌機に入れる食材とは、食材をゲル状、スープ状、固形状あるいは生の魚や肉等の食材であり、食材の特徴に合わせて生のまま使用するか、ゲル状、スープ状等に加工して使用する。
本発明である麺製品の製造方法1の第1工程である麺製造工程を図2に示した。図2に示すように、麺製造工程2では、必要な種類数の攪拌機、即ち3種類の食材を混合した麺を製造する場合には、第1攪拌機5、第2攪拌機5a、第3攪拌機5bを使用する。
3種類の食材を混合した麺を製造する場合、第1攪拌機5には小麦粉6とA食材7と水等を入れ撹拌し、第2攪拌機5aには小麦粉6とB食材8と水等を入れ撹拌し、第3攪拌機5bには小麦粉6とC食材9を入れ撹拌する。
攪拌機5、5a、5bで一定時間撹拌を続けると、小麦粉6と各食材7、8、9が混合され、だんご状の麺生地が出来る。即ち、第1攪拌機5ではA食材7が混合された食材混合麺A7a、第2攪拌機5aではB食材8が混合された食材混合麺B8a、第3攪拌機ではC食材9が混合された食材混合麺C9aがそれぞれ製造される。
本発明である麺製品の製造方法1の第2工程は、押し出し装置工程3である。押し出し装置工程3は、混合麺のセット・押し出し3a、回転装置への流入3b、縄状麺の製造3c、仕上げ3dの各工程からなる。
本発明である麺製品の製造方法1の第2工程である押し出し装置工程3で使用する押し出し装置を図3に示し、押し出し装置工程3での押し出し装置の動きを図4に示した。図3及び図4に基づき押し出し装置工程3について説明する。
図3に示すように、押し出し装置10は、押し出し部10a、回転装置10b、ロール10cの各部からなり、押し出し部10aは、押圧部11a及びホース11bを備えた第1収納部11、押圧部12a及びホース12bを備えた第2収納部12、押圧部13a及びホース13bを備えた第3収納部13からなる。
第1収納部11、第2収納部12、第3収納部13に備えられたホース11b、12b、13bの先端は回転装置10bの上端に差し込まれるように連設されている。前記回転装置10bは、矢印a方向に回転し、回転装置10bの下部に設けられたロール10cも矢印b方向に回転している。
図1及び図4に示すように、押し出し装置工程3は、混合麺のセット・押し出し3a、回転装置への流入3b、縄状麺の製造3c、仕上げ3dの各工程からなる。押し出し装置工程3での最初の工程は、混合麺のセット・押し出し3aの工程である。
図4に示すように、押し出し装置10の収納部10aを構成する第1収納部11、第2収納部12、第3収納部13には、それぞれ異なる食材であるA食材7、B食材8、C食材9を混合しただんご状の食材混合麺A7a、食材混合麺B8a、食材混合麺C9aをセットする。
食材混合麺A7a、食材混合麺B8a、食材混合麺C9aをセットした後、油圧をかけることで押圧部11a、12a、13aを矢印c方向へ押し込むと食材混合麺A7a、食材混合麺B8a、食材混合麺C9aはそれぞれ第1収納部11、第2収納部12、第3収納部13から、ホース11b、12b、13b内へと押し出される。
次は、回転装置への流入3bの工程とである。第1収納部11、第2収納部12、第3収納部13に接続されたホース11b、12b、13bの他方の先端は回転装置10bの上端に差し込むようにして、3本のホースが密接するように隣接して接続されている。
そのため、第1収納部11、第2収納部12、第3収納部13から押し出された食材混合麺A7b、食材混合麺B8b、食材混合麺C9bは、ホース11b、12b、13bを通り回転装置10b内へ流入する。
次は、縄状麺の製造3cの工程となる。回転装置10bは矢印a方向に回転を続けているため、ホース11b、12b、13bを通り回転装置10b内へ流入した食材混合麺A7c、食材混合麺B8c、食材混合麺C9cは、図3に示すように3本の麺が捻れ合い縄状麺14を形成する。
押し出し部10aでの押し出しを続けている限り、食材混合麺A7c、食材混合麺B8c、食材混合麺C9cは次々と回転装置10b内に流入するため、回転を続けている回転装置10b内で次々と捻り合い、縄状麺14を形成することが出来る。
押し出し装置工程3の最終工程は、仕上げ3dの工程である。回転装置10b内で形成された縄状麺14は、回転装置10bの下部から出ると、矢印B方向に回転を続けているロール10cによって引き出され、ロール10cに巻き付けられる。
このように、ロール10cで縄状麺14を引き出し巻き付けることで、捻り合わせられた3本の食材混合麺A7c、食材混合麺B8c、食材混合麺C9cが互いに密着し、それぞれがバラバラにならずに1本の縄状麺14aとなる。
本発明である麺製品の製造方法1の最終工程は、麺の完成4である。押し出し装置工程3の仕上げ3dの工程で、ロール10cに巻き付けられた縄状麺14は、所望の長さまでロール10cに巻き付いたところで回転装置10bの下部で切断することで、所望の長さの縄状麺14aが完成する。
麺の完成4の工程で完成した縄状麺14aは、煮る、焼く、蒸す等好みの調理を加えて食べることが出来る。
図5は、本発明である麺の製造方法により製造した麺を示す図である。これまでに説明した各工程を経て完成した麺が、図5に示した縄状麺14aである。図5に示すように、縄状麺14aは、3種類の異なる食材を混合した食材混合麺A7c、食材混合麺B8c、食材混合麺C9cの3本の食材混合麺が、捻り合って縄状を形成した麺である。
以上に説明した麺製造工程2、混合麺のセット・押し出し3a→回転装置への流入3b→縄状麺の製造3c→仕上げ3dの各工程からなる押し出し装置工程3、麺の完成4の各工程を経て、図5に示すように食材混合麺A7c、食材混合麺B8c、食材混合麺C9cを縄状に捻り合わせた縄状麺14aとすることで、こしの強い麺になり、旨味を増すことが出来る。
次に、食材混合麺とするために混合する食材について説明する。本発明である麺製品の特徴として、異なる食材を混合した食材混合麺の組合せにより、様々な味を麺として手軽に味わうことが出来る点がある。
尚、これまでの説明及び図1から図5までの各図面では、3種類の食材混合麺を縄状に捻り合わせているが、縄状に捻り合わせる食材混合麺は3種類に限定することなく、2種類又は4種類以上の食材混合麺を縄状にしても良い。
食材の組合せとしては様々な種類が考えられるが、例としては、そうめんの麺生地にワサビをゲル状にして混合したワサビ混合麺と、のりをゲル状にして混合したのり混合麺と、ねぎを混合したねぎ混合麺を製造し、ワサビ混合麺、のり混合麺及びねぎ混合麺を縄状に捻り合わせることで、薬味を入れなくても風味が豊かで美味しく食べられる縄状そうめんが出来る。
また、ゲル状にしたチーズを混合したチーズ混合麺と、ゲル状にしたサラミを混合したサラミ混合麺、スープ状のトマトソースを混合したトマトソース混合麺を製造し、チーズ混合麺、サラミ混合麺及びトマトソース混合麺を捻り合わせることで、ピザ風味の縄状パスタ麺が出来る等、食材の組合せにより様々な味の麺が考えられる。
図6から図10には、本発明である麺製品及びその製造方法の第2実施例を示した。図6は、本発明である麺製品の製造方法の第2実施例の製造工程を示す流れ図である。
図6に示すように、本発明の第2実施例の麺製品の製造方法1aは、麺製造工程15→重ね工程16a、切断工程16b、縄状麺の製造16c、仕上げ16dの各工程からなる縄状麺への加工工程16→麺の完成17の各工程を経て麺製品を製造する。
本第2実施例の麺製品の製造方法1aの第1工程は、麺製造工程15である。麺製造工程15は、第1実施例の麺製造工程2と同様に、攪拌機に小麦粉、食材、水を入れ撹拌し、だんご状の食材混合麺を製造する工程である。麺製造工程15は、図2に示した麺製造工程2と同様であるので、詳細な説明は省略する。
本第2実施例の麺製品の製造方法1aの第2工程は、縄状麺への加工工程16である。縄状麺への加工工程16は、重ね工程16a→切断16b→縄状麺の製造16c→仕上げ16dの各工程からなる。
図7から図9には、縄状麺の加工工程16の重ね工程16、切断16b、縄状麺の製造16cの各工程を図示した。以下に図7から図9に基づいて、縄状麺の加工工程16の各工程の詳細を説明する。
縄状麺への加工工程16の最初の工程は、重ね工程16aである。重ね工程16aとは、麺製造工程15で製造した複数種類の食材混合麺を重ねて箱に入れ、複数の層を持つ板状の麺生地に形成する工程である。
図7は、重ね工程を示した図である。図7に示すように、麺製造工程15で製造しただんご状の各食材混合麺、即ち、A食材7を混合した食材混合麺A7a、B食材8を混合した食材混合麺B8a、C食材を混合した食材混合麺C9aを箱18に重ねて入れる。
3種類の食材混合麺7a、8a、9aを箱18に重ねて入れ、押圧部材18aを矢印d方向に押すと、食材混合麺A7a、食材混合麺B8a、食材混合麺C9aは、密着し各食材混合麺7a、8a、9aの3つの層を持った一枚の板状麺19に形成される。
縄状麺への加工工程16の次の工程は、切断16bの工程である。切断16bとは、板状に形成した麺生地をロールで薄く伸ばし、切断ホースに滑らせて1本1本の麺に切断する工程である。図8には、切断16bの工程を示した。
図8に示すように、重ね工程16aで3つの層を持った板状に形成された板状麺19を2本のロールバー20a、20bからなるロール20を通すと、3つの食材混合麺7a、8a、9aの層を形成したまま薄い麺生地19aとなる。
3層からなる麺生地19aは左ホース21a及び右ホース21bが複数連設されて構成されている切断ホース21内に滑り込められると、左右ホース21a、21bの太さの麺に切断される。
縄状麺への加工工程16の次の工程は、縄状麺の製造16cの工程である。縄状麺の製造16cの工程は、1対の左右ホースの先端が差し込まれた回転装置を駆動し、切断した麺2本を一組として捻り合わせて1本の縄状麺を製造する工程である。
図9は、縄状麺の製造の工程を示した図である。図9に示すように、切断16bの工程に使用される切断ホース21は、左ホース21aと右ホース21bが2本で一対となり、左右ホース21a、21bの先端が一つの回転装置22の上端に差し込まれている。
切断ホース21内に滑り込められた麺生地19aは、左右ホース21a、21bで切断され、1本の食材混合麺19bとなる。左ホース21a及び右ホース21bは左右ホース21a、21bの2本で一対となり、一つの回転装置22の上端に差し込まれているため、左ホース21a内の食材混合麺19bと右ホース21b内の食材混合麺19bの2本の麺が、一つの回転装置22内に流入する。
この時、回転装置22は矢印e方向に回転を続けているため、回転装置22内に流入した2本の食材混合麺19b、19bは互いに捻れ合い、縄状を形成する。それにより、縄状麺19cが製造される。
縄状麺への加工工程16の最終工程は、仕上げ16dの工程である。仕上げ16dの工程は、回転装置22内で2本の食材混合麺19b、19bが捻り合い製造された縄状麺19cをロールで引き、巻き付けながら所望の長さで切断することで、食材混合麺19b、19bが互いに密着した1本の縄状麺19cとして仕上げられる工程である。
本第2実施例の麺製品の製造方法1aの最終工程は、麺の完成17である。縄状麺への加工工程16の仕上げ16dの工程で、ロールに巻き付けられた縄状麺19cは、所望の長さで切断され、縄状麺19cが完成する。
麺の完成17の工程で完成した縄状麺19cは、煮る、焼く、蒸す等好みの調理を加えて食べることが出来る。
図10は、本第2実施例の麺製品の製造方法1aの各工程を経て完成した縄状麺19cである。本第2実施例の縄状麺19cは、縄状麺19cを構成する食材混合麺19b、19bの1本1本が、それぞれ3種類の異なる食材7、8、9を混合した食材混合麺A7a、食材混合麺B8a、食材混合麺C9aの3つの層を持っているため、より複雑にA食材7、B食材8、C食材9の風味がからみ合い、非常に美味しい麺となっている。
図11から図15には本発明である麺製品の製造方法の第3実施例を示した。図11は、
本発明である麺製品の製造方法の第3実施例の製造工程を示す流れ図である。
図11に示すように、本発明である麺の製造方法23は、麺生地製造工程24→麺生地加工工程25→麺生地裁断工程26→麺加工工程26a→麺仕上げ工程26bの各工程を経て麺製品を製造する。
図12は、本発明である麺製品の製造方法の第3実施例の麺生地製造工程を示した図である。図12に示すように、麺の製造方法23の最初の工程である麺生地製造工程24では、材料を練って造り上げた2枚の板状麺生地29、29の間に味付けオブラート30を挟んだ状態で型27に入れ、上から圧縮機28で圧縮し麺生地31を製造する。
これにより板状麺生地29,29と味付けオブラート30は一体となり、味の付いた麺生地31となる。また、味付けオブラート30と板状麺生地29、29の間に粉末野菜やゴマなどの食材を挟んで一体とすることで、麺自体に味及び新たな食感を付すことができる。尚、味付けオブラート30に代えて海苔や湯葉など膜状の食材や膜状の加工品を挟んで麺と一体とすることもできる。
図13は本発明である名声品の製造方法の第3実施例の麺生地加工工程を示した図である。図13に示すように麺生地加工工程25は前記麺生地製造工程24で製造した麺生地31を加工する工程である。
表面に凹凸が設けられたローラー32、32aが平行に設けられており、前記ローラー32、32aの間に前記麺生地31を通すことで、麺生地31の表裏面には無数の筋33ができる。
図14は、本発明出る麺製品の製造方法の第3実施例の麺生地裁断工程から麺仕上げ工程を示した図である。図14に示すように、麺生地裁断工程26では、まず前記麺生地加工工程25で表裏面に筋33ができるように加工された麺生地31を送りベルト34に乗せて裁断機36へ向かって一定の速度を保ちながら送る。
裁断機36の手前で麺生地31は送りベルト34と送りローラー35の間を通り、裁断受37、37a上に運ばれる。前記裁断受37、37aは円柱状をしており、回動することなく、2本の裁断受37、37aは少しの隙間を保って平行に並んでいる。
前記麺生地31は送りベルト34及び送りローラー35によって押されることで裁断受37、37aの上を通り、麺生地31の先端が丁度裁断受37、37aの間にある隙間を少し通り過ぎたところで裁断機36により裁断される。
裁断受37a上には裁断された麺31aが次々と乗せられてゆき、押された麺31aが送りベルト38上に落ちる。前記送りベルト38上に落ちた麺31aは送りベルト38の回転により左から右へと移動を始める。
麺生地裁断工程26を終えた麺31aは次に麺加工工程26aに入る。図14に示すように、前記送りベルト38の上面には静止ベルト39と逆回転ベルト40が設けられており、丁度裁断された麺31aの両端に静止ベルト39及び逆回転ベルト40が触れる間隔で設置されている。
前記裁断された麺31aは、送りベルト38により右方向へ移動し、静止ベルト39及び逆回転ベルト40と送りベルト38の間に入り込む。この時、麺31aの一端は静止ベルト39と送りベルト38に挟まれ、もう一端は逆回転ベルト40と送りベルト38に挟まれた状態となる。
前記静止ベルト39と送りベルト38に挟まれた麺31aの一端は送りベルト38の回転につられて右回転をし、前記逆回転ベルト40と送りベルト38に挟まれた麺31aの一端は、送りベルト38と逆回転ベルト40が麺31aを挟んでいる部分でベルトが同方向に向かって動いているため回転しない。この回転方向の違いにより、麺31aはねじれ麺31bとなる。
図14に示すように、本発明の第3実施例では、麺加工工程26aの途中から麺仕上げ工程26bを行う。即ち、裁断された麺31aが送りベルト38上で静止ベルト39や逆回転ベルト40によってねじられて始め、丁度送りベルト38の中央部を過ぎたあたりで上部からスチーム機41によりスチーム42をあてられる。
前記ねじれ麺31bにスチーム42をあてることにより、ねじれ麺31bに粘着効果を与え、腰のある麺とすることができる。
図15は本発明である麺製品の製造方法の第3実施例で出来上がった麺を示す図である。前記各工程を終えてねじれ麺31bとなった麺は3層の麺となっており、中央に挟まれた味付けオブラート30により味のある麺となっている。また、全体を通して表裏面に筋33が設けられている。
本発明である麺製品の製造方法の製造工程を示す流れ図である。 本発明である麺製品の製造方法の第1工程である麺製造工程を示す図である。 本発明である麺製品の製造方法の第2工程である押し出し装置工程で使用する押し出し装置を示す図である。 本発明である麺製品の製造方法の第2工程である押し出し装置工程での押し出し装置の動きを示す図である。 本発明である麺製品の製造方法により製造した縄状麺を示す図である。 本発明である麺製品の製造方法の第2実施例の製造工程を示す流れ図である。 本発明である麺製品の製造方法の第2実施例の縄状麺への加工工程での重ね工程を示す図である。 本発明である麺製品の製造方法の第2実施例の縄状麺への加工工程での切断工程を示す図である。 本発明である麺製品の製造方法の第2実施例の縄状麺への加工工程での縄状麺の製造を示す図である。 本発明である麺製品の製造方法の第2実施例により製造した縄状麺を示す図である。 本発明である麺製品の製造方法の第3実施例の製造工程を示す流れ図である。 本発明である麺製品の製造方法の第3実施例の麺生地製造工程を示した図である。 本発明である麺製品の製造方法の第3実施例の麺生地加工工程を示した図である。 本発明である麺製品の製造方法の第3実施例の麺生地裁断工程から麺仕上げ工程を示した図である。 本発明である麺製品の製造方法の第3実施例で出来上がった麺を示す図である。
符号の説明
1、1a 麺の製造方法
2 麺製造工程
3 押し出し装置工程
3a 混合麺のセット・押し出し
3b 回転装置への流入
3c 縄状麺の製造
3d 仕上げ
4 麺の完成
5 第1攪拌機
5a 第2攪拌機
5b 第3攪拌機
6 小麦粉
7 A食材
7a〜7c 食材混合麺A
8 B食材
8a〜8c 食材混合麺B
9 C食材
9a〜9c 食材混合麺C
10 押し出し装置
10a 押し出し部
10b 回転装置
10c ロール
11 第1収納部
11a 押圧部材
11b ホース
12 第2収納部
12a 押圧部材
12b ホース
13 第3収納部
13a 押圧部材
13b ホース
14 縄状麺
14a 縄状麺
15 麺製造工程
16 縄状麺への加工工程
16a 重ね工程
16b 切断
16c 縄状麺の製造
16d 仕上げ
17 麺の完成
18 箱
18a 押圧部材
19 板状麺
19a 麺生地
19b 食材混合麺
19c 縄状麺
20 ロール
20a、20b ロールバー
21 切断ホース
21a 左ホース
21b 右ホース
22 回転装置
23 麺の製造方法
24 麺生地製造工程
25 麺生地加工工程
26 麺生地裁断工程
26a 麺加工工程
26b 麺仕上げ工程
27 型
28 圧縮機
29 板状麺生地
30 味付けオブラート
31 麺生地
31a 麺
31b ねじれ麺
32 ローラー
32a ローラー
33 筋
34 送りベルト
35 送りローラー
36 裁断機
37 裁断受
37a 裁断受
38 送りベルト
39 静止ベルト
40 逆回転ベルト
41 スチーム機
42 スチーム

Claims (6)

  1. 攪拌機に小麦粉、食材、水を入れ撹拌しだんご状の麺生地を製造する麺製造工程と、だんご状の混合麺を押し出し装置にセットし油圧で押し出し、複数本の異なる混合麺を押し出したホースを一つにして回転装置へ流入させ、回転装置を駆動し押し出された複数本の混合麺を縄状にし、縄状麺をロールで引き仕上げる各工程からなる押し出し装置工程とから縄状麺を完成させることを特徴とする麺製品の製造方法。
  2. 攪拌機に小麦粉、食材、水を入れ撹拌しだんご状の麺生地を製造する麺製造工程と、だんご状の混合麺を押し出し装置にセットし油圧で押し出し、複数本の異なる混合麺を押し出したホースを一つにして回転装置へ流入させ、回転装置を駆動し押し出された複数本の混合麺を縄状にし、縄状麺をロールで引き仕上げる各工程からなる押し出し装置工程とから縄状麺を完成させることを特徴とする麺製品の製造方法により製造された麺製品。
  3. 攪拌機に小麦粉、食材、水を入れ撹拌しだんご状の麺生地を製造する麺製造工程と、複数種類の混合麺を重ねて箱に入れ複数の層を持つ板状に形成する重ね工程、板状の麺をロールでのばし切断ホースに滑らせ切断する切断工程、回転装置を駆動し切断した麺2本を一組として1本の縄状にする縄状麺の製造、縄状麺をロールで引く仕上げ工程の各工程からなる縄状麺への加工工程とから縄状麺を完成させることを特徴とする麺製品の製造方法。
  4. 攪拌機に小麦粉、食材、水を入れ撹拌しだんご状の麺生地を製造する麺製造工程と、複数種類の混合麺を重ねて箱に入れ複数の層を持つ板状に形成する重ね工程、板状の麺をロールでのばし切断ホースに滑らせ切断する切断工程、回転装置を駆動し切断した麺2本を一組として1本の縄状にする縄状麺の製造、縄状麺をロールで引く仕上げ工程の各工程からなる縄状麺への加工工程とから縄状麺を完成させることを特徴とする麺製品の製造方法により製造された麺製品。
  5. 2枚の板状の麺生地の間に味付けオブラートを挟み圧縮することで味のついた麺生地を作る麺生地製造工程と、前記麺生地製造工程で製造した麺生地の表裏面に筋を入れる麺生地加工工程と、前記麺生地加工工程で加工された表裏面に筋入りの麺生地を裁断する麺生地裁断工程と、麺生地裁断工程で裁断された麺にねじりを加える麺加工工程と、前記麺加工工程でねじられた麺に粘着性を持たせるためにスチームをあてる麺仕上げ工程とからなることを特徴とする麺製品の製造方法。
  6. 2枚の板状の麺生地の間に味付けオブラートを挟み圧縮することで味のついた麺生地を作る麺生地製造工程と、前記麺生地製造工程で製造した麺生地の表裏面に筋を入れる麺生地加工工程と、前記麺生地加工工程で加工された表裏面に筋入りの麺生地を裁断する麺生地裁断工程と、麺生地裁断工程で裁断された麺にねじりを加える麺加工工程と、前記麺加工工程でねじられた麺に粘着性を持たせるためにスチームをあてる麺仕上げ工程とからなることを特徴とする麺製品の製造方法により製造された麺製品。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8926308B2 (en) 2010-04-21 2015-01-06 Intercontinental Great Brands Llc Dough extruders and methods
CN104365716A (zh) * 2014-10-30 2015-02-25 兰溪健发食品机械有限公司 一种条状面坯的加工设备

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