JP2005151374A - 撮像装置および撮像方法および記録媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】 レリーズタイムラグを短くすることができ、ブルーミングによる画質劣化を防止し、消費電流の増加を防止した撮像装置および撮像方法および記録媒体を提供する。
【解決手段】 自動合焦機能を備えた撮像装置において、測距動作開始のトリガとなる第1信号入力手段(第1の信号線71bと第2の信号線71cとのОN)と、撮影開始のトリガとなる第2信号入力手段(第2の信号線71cと第3の信号線71dとのОN)と、撮像素子の基板バイアスを設定する基板バイアス設定手段(CPU80)とを備え、第1信号入力手段への入力後、第2信号入力手段の入力が所定の時間未満で入力された場合は、合焦動作中または合焦動作後に、基板バイアス設定を行う構成としてある。
【選択図】図2



Description

本発明は、撮像装置および撮像方法および記録媒体に関し、特に、レリーズタイムラグを短くすることができ、ブルーミングによる画質劣化を防止し、消費電流の増加を防止した撮像装置および撮像方法および記録媒体に関する。
従来、電子デジタルカメラにおいては 撮影指示入力であるレリーズ入力が入力された時点で、撮影準備を行っていた。この撮影準備の中には、CCD基板バイアス設定や音声出力準備処理などの、設定を行っても電圧や回路が安定して使用可能になるまでに時間がかかるものがあり、その待ち時間分だけレリーズタイムラグが長くなってしまうという問題があった。
この問題を解決するために、例えば、撮影前からCCD基板バイアス等の設定しておけば、タイムラグはなくなるが、基板バイアスをモニタリング中に設定していると、太陽などの高輝度被写体が画面内にあった場合に、電荷が周辺画素にこぼれだしてしまうブルーミングが発生してしまい画質が劣化してしまう。
また、音声出力準備を常にしていた場合、常に通電してしまうので、消費電流が増加してしまい電池寿命の問題となる。
なお、従来、基板バイアスを迅速に変更するための回路の提案がある。この提案は、迅速に変更した場合でも変更には時間が掛かってしまい、この変更を撮影前に行なえば、バイアス変更期間だけレリーズタイムラグが長くなってしまう。本発明は、後述のように、このバイアス変更期間を特定条件において、撮影開始前に開始してしまうことで、レリーズタイムラグを短縮するものであり、前記従来提案とは異なる(特許文献1)。
また、従来、基板バイアスを迅速に変更するための回路としての、別の提案がある。この別の提案も、本発明が、後述のように、このバイアス変更期間を特定条件において、撮影開始前に開始してしまうことで、レリーズタイムラグを短縮するものであり、前記従来の別の提案とは異なる(特許文献2)。
特開2001−177774号公報 特開平05−103273号公報
しかしながら、前記特許文献1,特許文献2の提案では、次の問題点を解決することができなかった。
即ち、CCD基板バイアス設定や音声出力準備処理等を行なう際のレリーズタイムラグが長くなってしまうこと、太陽などの高輝度被写体が画面内にあった場合に、電荷が周辺画素にこぼれだしてしまうブルーミングが発生してしまい画質が劣化してしまうこと、音声出力準備の際の消費電流の増加等に対する問題点の解決がされていなかった。
本発明は上記の問題を解決すべくなされたものであり、レリーズタイムラグを短くすることができ、ブルーミングによる画質劣化を防止し、消費電流の増加を防止した撮像装置および撮像方法および記録媒体の提供を目的とする。
この目的を達成するために請求項1記載の発明は、自動合焦機能を備えた撮像装置において、
測距動作開始(合焦動作開始)のトリガとなる第1信号入力手段(図3の第1の信号線71bと第2の信号線71cとのОN)と、
撮影開始のトリガとなる第2信号入力手段(第2の信号線71cと第3の信号線71dとのОN)と、
撮像素子の基板バイアスを設定する基板バイアス設定手段(CPU80)とを備え、
前記第1信号入力手段への入力後、前記第2信号入力手段の入力が所定の時間未満で入力された場合は、合焦動作中または合焦動作後に、前記基板バイアス設定手段により、基板バイアス設定を行う構成としてある。
以上の構成を図示すると、例えば図2,図3に示すようになる。この構成において、合焦動作を行う指示(「第1段階のレリーズ」(第1信号入力手段のОN))と撮影開始の指示(「第2段階のレリーズ」(第2信号入力手段のОN))とが、同時に入力された場合について説明する。
デジタルカメラDCに用いる撮像素子のCCD20は、撮影前のモニタリング時に対して、静止画露光時に基板バイアスを変更することで、各画素に蓄積できる電荷量を増やす処理が行われる。このバイアス変更処理は、静止画露光時のみに行われる。モニタリング時に行うと、非常に強い光が当っている部分では、隣接部分に電荷が漏れ出すブルーミングが発生してしまうためである。
この基板バイアスの変更には、バイアスレベルを変更しても、レベルが安定するまでの撮像素子固有の安定時間があり、露光直前にこの設定を行うと、安定待ち時間がそのままレリーズタイムラグとなってしまう。
ここで、「第1段階のレリーズ」と「第2段階のレリーズ」が同時に入力された場合の、従来の動作シーケンスを説明する。
「第1段階のレリーズ」の入力を検出すると、オートフォーカス動作を行う。山登りAFとした場合、フォーカスレンズ12と最至近から無限遠までの範囲を移動させながらコントラストが極大になるポイントを探す合焦ポイントスキャンを行い、スキャン完了後にコントラスト極大となったポイントに、フォーカスレンズ12を移動させる。フォーカス動作が完了した時点で「第2段階のレリーズ」が入力されていた場合、基板バイアス変更設定を行い、バイアス安定後に、静止画撮影のための露光処理を行う。
本発明では、「第1段階のレリーズ」と「第2段階のレリーズ」とが同時に入力された場合、合焦動作後に撮影を行うことが確定するため、上記合焦ポイントスキャンが完了後のフォーカスレンズ移動とともに、CCD基板バイアス設定を行ってしまう。合焦ポイントへのフォーカスレンズ移動時間がバイアス安定時間よりも長い場合は、バイアス安定待ちのレリーズタイムラグがなくなる。短い場合でもレリーズタイムラグの削減が出来る。
請求項1の所定の時間を、合焦ポイントスキャン完了までとすることも出来る。この時点で「第2段階のレリーズ」が入力されている場合は、スキャン完了時点で基板バイアスを設定して記録露光処理へ進む。入力されていない場合は、フォーカスレンズ移動だけを行い「第1段階のレリーズ」処理を終了する。
なお、CCD基板バイアス設定をスキャン後に行っているのは、スキャン中にブルーミングが発生すると、山登りAFが誤動作してしまう可能性があるためである。
また、請求項2記載の発明は、自動合焦機能を備えた撮像装置において、
測距動作開始のトリガとなる第1信号入力手段(図3の第1の信号線71bと第2の信号線71cとのОN)と、
撮影開始のトリガとなる第2信号入力手段(第2の信号線71cと第3の信号線71dとのОN)と、
撮影とともに音声出力を行う音声出力手段(図2の音声出力装置120とスピーカ121)とを備え、
前記第1信号入力手段への入力後、前記第2信号入力手段の入力が所定の時間未満で入力された場合は、合焦動作中または合焦動作後に、前記音声出力手段により、音声出力準備設定を行う構成としてある。
以上の構成を図示すると、例えば図2,図3に示すようになる。この構成においては、請求項1のCCD基板バイアス設定をしている部分を、音声出力手段(音声出力装置120等)に置き換えたものである。この音声出力は、例えば撮影動作が実行されたことを示すビープ音などがある。
音声出力装置120もモジュールの電源を投入してから、安定した音声出力が開始できるまでには安定時間が必要である。しかし、常に音声出力装置120に通電してしまっては、消費電流が増加してしまう。そのため、出来るだけ通電時間を短くする必要があるが、従来のように音声出力直前、つまり露光開始直前に行った場合、音声出力安定時間分がレリーズタイムラグとなってしまう。
そのため、「第1段階のレリーズ」と「第2段階のレリーズ」が同時に押された場合は、「第2段階のレリーズ」を検出した時点でフォーカス中などに音声出力装置120の通電をして、安定時間待ちによるレリーズタイムラグの削減をすることが可能である。
この方法を用いることで、レリーズタイムラグ削減をしつつ、常に通電状態にしておかなくて済むため、消費電流の削減効果も得られる。
また、請求項3記載の発明は、自動合焦機能を備えた撮像装置において、
測距動作開始のトリガとなる第1信号入力手段(図3の第1の信号線71bと第2の信号線71cとのОN)と、
撮影開始のトリガとなる第2信号入力手段(第2の信号線71cと第3の信号線71dとのОN)と、
撮像素子の基板バイアスを設定する基板バイアス設定手段(CPU80)とを備え、
前記第1信号入力手段への入力後、前記第2信号入力手段の入力が所定の時間以上で入力されない場合は、合焦動作後に、前記基板バイアス設定手段により、基板バイアス設定を行う構成としてある。
以上の構成を図示すると、例えば図2,図3に示すようになる。この構成において、例えば「第1段階のレリーズ」が押されて合焦動作等の「第1段階のレリーズ」処理が完了した後、1秒経過後に撮影のためのフォーカスロック状態であると判断して、CCD基板バイアス設定を実行する。
フォーカスロック状態は、使用者が撮影のタイミングを待っている状態である。この場合「第2段階のレリーズ」を押したタイミングが、まさに撮影をしたいタイミングであると考えることが出来るため、「第2段階のレリーズ」入力後にすぐに撮影動作を実行する必要がある。
また、被写体の配置などは決まっているはずなので、この状態で高輝度部分によるブルーミングが発生しても、被写体位置の間違えなどによる失敗撮影を誘発することはない。
そのため、ある一定時間が経過した時点でCCD基板バイアス変更設定をしてしまうことで、撮影の操作性を損なわず、レリーズタイムラグ削減を行うことが出来る。
また、請求項4記載の発明は、自動合焦機能を備えた撮像装置において、
測距動作開始のトリガとなる第1信号入力手段(図3の第1の信号線71bと第2の信号線71cとのОN)と、
撮影開始のトリガとなる第2信号入力手段(第2の信号線71cと第3の信号線71dとのОN)と、
撮影とともに音声出力を行う音声出力手段(図2の音声出力装置120とスピーカ121)とを備え、
前記第1信号入力手段への入力後、前記第2信号入力手段の入力が所定の時間以上で入力されない場合は、合焦動作後に、前記音声出力手段により、音声出力準備設定を行う構成としてある。
以上の構成を図示すると、例えば図2,図3に示すようになる。この構成においては、請求項3のCCD基板バイアス設定をしている部分を、音声出力手段(音声出力装置120)に置き換えたものである。
上記のように、フォーカスロック状態からは「第2段階のレリーズ」検出直後に撮影する必要があるため、「第1段階のレリーズ」が入力されてから一定時間経過したか、または「第1段階のレリーズ」で行われる処理が、全て完了した時点で音声出力装置120の準備設定を開始する。
これにより、音声出力装置120の電源を常に通電していなくても、「第2段階のレリーズ」が押された直後に撮影が可能になり、消費電流を削減しつつ、撮影のタイムフラグを削減できる。
また、請求項5記載の発明は、請求項3記載の撮像装置において、
画面に高輝度被写体が存在するのかを検出する被写体輝度検出手段(図2のCCD−I/F41)を備え、
前記被写体輝度検出手段が、前記画面内に、高輝度被写体の存在を検出した場合には、所定の時間を経過しても、前記基板バイアス設定手段により、基板バイアス設定を行わない構成としてある。
以上の構成を図示すると、例えば図2,図3に示すようになる。この構成においては、請求項3の撮像装置に、さらに高輝度部分検出手段(CCD−I/F41)を用いて、高輝度部分が存在した場合は、CCD基板バイアス設定を行わなくしたものである。
これは、高輝度被写体が画面内に存在した場合、ブルーミングが発生して画面が見えにくくなる場合がある。詳細を確認しながら撮影を行うマクロモードなどでは、ブルーミングを発生させないようにすることが重要な場合がある。そのため、特定モードでは、フォーカスロック状態でCCD基板バイアス設定を行わないようにする。
特定モードは、操作スイッチから設定可能とすることとしても良い。
また、請求項6記載の発明は、請求項4記載の撮像装置において、
低消費電力で動作する低消費電力モードを設定する低消費電力モード設定手段(操作部70に設ける(図示省略))を備え、
前記低消費電力モード設定手段により、低消費電力モードに設定した場合には、所定の時間を経過しても、前記音声出力手段により、音声出力準備設定を行わない構成としてある。
以上の構成を図示すると、例えば図2,図3に示すようになる。この構成において、は、請求項3の撮像装置に、さらに低消費電力モードが設定出来る低消費電力モード設定手段を設け、低諸費電力モードが設定されている場合は、「第1段階のレリーズ」で音声出力装置120の準備設定を行わなくしたものである。
これにより、レリーズタイムラグ削減の効果は得られないが、バッテリ動作におけるバッテリ長寿命化を選択することが可能となる。
また、請求項7記載の発明は、自動合焦機能を備えた撮像装置による撮像方法であって、
測距動作開始のトリガとなる第1信号入力を受け付ける第1信号受付工程と、
撮影開始のトリガとなる第2信号入力を受け付ける第2信号受付工程と、
撮像素子の基板バイアスを設定する基板バイアス設定工程とを備え、
前記第1信号受付工程が入力信号を受付後、前記第2信号受け付け工程が所定の時間未満で入力信号の受け付けた場合は、合焦動作中または合焦動作後に基板バイアス設定を行う方法としてある。
また、請求項8記載の発明は、自動合焦機能を備えた撮像装置による撮像方法であって、
測距動作開始のトリガとなる第1信号入力を受け付ける第1信号受付工程と、
撮影開始のトリガとなる第2信号入力を受け付ける第2信号受付工程と、
撮影とともに音声出力を行う音声出力工程とを備え、
前記第1信号受付工程が入力信号を受付後、前記第2信号受け付け工程が所定の時間未満で入力信号の受け付けた場合は、合焦動作中または合焦動作後に前記音声出力工程の準備設定を行う方法としてある。
また、請求項9記載の発明は、自動合焦機能を備えた撮像装置による撮像方法であって、
測距動作開始のトリガとなる第1信号入力を受け付ける第1信号受付工程と、
撮影開始のトリガとなる第2信号入力を受け付ける第2信号受付工程と、
撮像素子の基板バイアスを設定する基板バイアス設定工程とを備え、
前記第1信号受付工程が入力信号を受付後、前記第2信号受け付け工程が所定の時間以上で入力信号の受け付けなかった場合は、合焦動作後に基板バイアス設定を行う方法としてある。
また、請求項10記載の発明は、自動合焦機能を備えた撮像装置による撮像方法であって、
測距動作開始のトリガとなる第1信号入力を受け付ける第1信号受付工程と、
撮影開始のトリガとなる第2信号入力を受け付ける第2信号受付工程と、
撮影とともに音声出力を行う音声出力工程とを備え、
前記第1信号受付工程が入力信号を受付後、前記第2信号受け付け工程が所定の時間以上で入力信号の受け付けなかった場合は、合焦動作後に前記音声出力工程の準備設定を行う方法としてある。
また、請求項11記載の発明は、請求項9記載の撮像方法において、
画面に高輝度被写体が存在するかの被写体輝度検出工程を備え、
画面内に高輝度被写体が存在する場合には、所定の時間を経過しても基板バイアス設定を行わない方法としてある。
また、請求項12記載の発明は、請求項10記載の撮像方法において、
消費電力を抑えた動作を行う低消費電力モード設定工程を備え、
低消費電力モードでは所定の時間を経過しても音声出力工程の準備設定を行わない方法としてある。
請求項7〜請求項12は、それぞれ請求項1〜請求項6に対応した撮影装置の撮影方法についての発明であり、既に説明済みであるので、重複説明を省略する。
また、請求項13記載の発明は、請求項7〜請求項11のいずれかに記載の撮影方法の手順を、コンピュータに実行させるためのプログラムとして記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体としてある。
このようにすれば、請求項7〜請求項11のいずれかに記載の撮影方法の手順をプログラムとして記憶媒体に記憶させているので、例えば、コンピュータを備えた別のデジタルカメラで、本発明を実行することができる。また、前記撮影方法の手順を記憶した記録媒体を、単体として販売することができる。
請求項1記載の発明によれば、「第1段階のレリーズ」と「第2段階のレリーズ」とが同時に入力された場合は、合焦動作後に撮影を行うことが確定するので、合焦ポイントスキャンが完了後のフォーカスレンズ移動とともに、CCD基板バイアス設定を行ってしまう。従って、合焦ポイントへのフォーカスレンズ移動時間がバイアス安定時間よりも長い場合は、バイアス安定待ちのレリーズタイムラグがなくなる。短い場合でもレリーズタイムラグの削減が出来る。
請求項2記載の発明によれば、「第1段階のレリーズ」と「第2段階のレリーズ」が同時に押された場合は、「第2段階のレリーズ」を検出した時点でフォーカス中などに音声出力手段の通電をするので、安定時間待ちによるレリーズタイムラグの削減をすることが可能である。また、レリーズタイムラグ削減をしつつ、常に通電状態にしておかなくて済むので、消費電流の削減効果も得られる。
請求項3記載の発明によれば、「第1段階のレリーズ」処理が完了した後、所定時間以上経過すれば、「第2段階のレリーズ」を押したタイミングが、まさに撮影をしたいタイミングであると考えることが出来るので、「第2段階のレリーズ」入力後にすぐに撮影動作を実行する。この場合、被写体配置などは決まっているはずなので、高輝度部分によるブルーミングが発生しても、被写体位置の間違えなどによる失敗撮影を誘発することはない。従って、ある一定時間が経過した時点でCCD基板バイアス変更設定をしてしまうことで、撮影の操作性を損なわず、レリーズタイムラグ削減を行うことが出来る。
請求項4記載の発明によれば、フォーカスロック状態からは「第2段階のレリーズ」検出直後に撮影する必要があるため、「第1段階のレリーズ」が入力されてから一定時間経過したか、または「第1段階のレリーズ」で行われる処理が、全て完了した時点で音声出力手段の準備設定を開始するので、音声出力手段の電源を常に通電していなくても、「第2段階のレリーズ」が押された直後に撮影が可能になり、消費電流を削減しつつ、撮影のタイムフラグを削減できる。
請求項5記載の発明によれば、高輝度部分検出手段により高輝度部分を検出した場合は、CCD基板バイアス設定を行わなくしたので、失敗撮影を減らすことができる。
請求項6記載の発明によれば、低消費電力モード設定手段を設け、低諸費電力モードが設定されている場合は、「第1段階のレリーズ」で音声出力手段の準備設定を行わなくしたので、バッテリ動作におけるバッテリ長寿命化を選択することが可能となる。
請求項7〜請求項12にそれぞれ記載の発明の効果は、請求項1〜請求項6にそれぞれ記載の発明の効果と同一であるので、重複記載を省略する。
請求項13記載の発明によれば、請求項7〜請求項11のいずれかに記載の撮影方法の手順をプログラムとして記憶媒体に記憶させているので、例えば、コンピュータを備えた別のデジタルカメラで、本発明を実行することができる。また、前記撮影方法の手順を記憶した記録媒体を、単体として販売することができる。
[実施形態]
図1は、本実施形態のデジタルカメラの外観図であって、(A)は、平面図、(B)は、背面図、(C)は、正面図である。
図2は、本実施形態のデジタルカメラのブロック図である。
図3は、同実施形態における、レリーズボタンの構造を示す断面図である。
先ず、図1(A)〜(C)に基づいて、請求項の「撮像装置」であるデジタルカメラDCの外観構成を説明する。
図1(A)〜(C)に示すように、デジタルカメラDCのカメラボディBDの前面側(図1(C))には、中央にレンズ10が配置され、レンズ10の右方にはリモコン受光部1とフラッシュ2が配置されている。レンズ10の上方には外部AFセンサ100と、ファインダー3が配置されている。
カメラボディBDの裏面側(図1(B))には、左方に液晶製のDisp(表示部)60が配置され、右方には操作部70が配置されている。
カメラボディBDの上面側(図1(A))には、操作部70のレリーズボタン71と、電源ボタン72と、撮影/再生切り換えダイアル73が配置されている。
次に、図2を参照しつつ、デジタルカメラDCの構成および動作を説明する。
図2に示すように、撮影モードでデジタルカメラDCが起動されると、レンズ10を介して入射し、CCD20面に結像した画像が、CCD20よりアナログ信号として取り出される。このアナログ画像信号は、F/E(CDS31,AGC32,A/D33)30でデジタル信号に変換され、信号処理IC40のCCD−I/F41を介して、SDRAM50にRAWデータとして取り込まれる。
このRAWデータは、再度信号処理IC40に読み込まれて、YUV変換が行われて、SDRAM50に書き戻される。SDRAM50のYUVデータは、DispI/F42に送られて、Disp60に表示が行われる。これがモニタリングであり、記録開始のレリーズボタン71が押されるまでは、この動作は1/30秒毎に繰り返し行われる。
モニタリングでは、CCD20の一部の画素からの情報だけが、CCD20から出力される。例えば300万画素CCDでは、垂直方向が1/6に間引かれて転送される。
合焦動作および撮影の開始トリガは、操作部70にあるレリーズボタン71(図3参照)で入力され、CPU80で検出する。図3のボタン71aが押されると、最初に第1の信号線71bと第2の信号線71cが接することで(請求項の「第1信号入力手段」)、「第1段階のレリーズ」が入力され、第2の信号線71cと第3の信号線71dが接することで(請求項の「第2信号入力手段」)、「第2段階のレリーズ」が入力される。71eは、ボタン71aを上方に付勢しているコイルスプリングである。
「第1段階のレリーズ」をCPU80が検出すると、AEをロックする。さらにモータドライバ90に含まれるフォーカスモータ(図示省略)を駆動して山登りAFを実行し、フォーカスをロックする。「第1段階のレリーズ」処理完了後に「第2段階のレリーズ」が入力されている場合は、静止画撮影処理として、AEの結果に基づいて露光設定が行われ、露光されたCCD20の全画素データがSDRAM50へと書き込まれる。
SDRAM50に書き込まれたデータは、YUV変換とJPEG等の圧縮が行われ、さらにファイルヘッダ追加処理などを行い、SDRAM50上で画像ファイルが作成される。この画像ファイルは、CPU80のコントロールによってメモリカード100書き込まれる。
AF動作である山登りAFは、例えば最初に最至近に焦点が合う位置にフォーカスレンズ12を移動させる。その後、フォーカスレンズ12を無限方向に少しずつ移動させる。このときのモニタリング画像にハイパスフィルタをかけて、その出力を取っていく。レンズ10が無限遠で焦点が合う位置までスキャンを行い、出力が最大になるレンズ位置を合焦位置として、その位置にフォーカスレンズ12を移動させる。
静止画撮影においては、CCD20へ蓄積できる電荷量を多くするために、CCD20の基板バイアスの変更を行う。これは静止画用の露光前に設定する必要があり、上記のようにCPU80が基板バイアス設定してから基板バイアスが設定レベルに安定するまでに、例えば約30msec程度の時間がかかってしまう。
また、撮影が確実に行われたことを撮影者に認識させるために、撮影時にビープ音などの音声出力が行われる。しかし、このスピーカ121を含めた音声出力装置120はアナログ回路であり、出力準備から所望の音量の出力をするには、アナログ回路の安定待ちが必要である。
[請求項1および請求項7の説明]
請求項1および請求項7の発明は、「第1段階のレリーズ」と「第2段階のレリーズ」とが、ほぼ同時に入力されたときなど、「第1段階のレリーズ」処理が完了する前に「第2段階のレリーズ」が検出された場合などが想定される。例えば、レリーズボタン71が一気に押し込まれたときは、「第1段階のレリーズ」と「第2段階のレリーズ」とが、ほぼ同時に入力される。CPU80(請求項の「基板バイアス設定手段」)は「第2段階のレリーズ」が入力されていることを検知した時点で、「第1段階のレリーズ」処理完了後に撮影を開始することを確定する。
「第1段階のレリーズ」処理のAF動作前やスキャン中にCCD基板バイアス変更設定をしてしまうと、被写体に高輝度なものがあった場合にブルーミングが発生してしまい、好ましくない。よって、スキャンが完了し、レンズ10が合焦位置への移動を開始と同時に、CCD基板バイアス変更設定を実行する。
レンズ10の移動時間が基板バイアス安定時間より長ければ、基板バイアス安定待ちによるレリーズタイムラグはなくなってしまい、レリーズ高速化が実現できる。レンズ10の移動時間が基板バイアス安定時間より短くても、レンズ10移動時間分のレリーズタイムラグが削減できる。
[請求項2および請求項8の説明]
請求項2および請求項8の発明も請求項1と同様に、ほぼ同時に「第1段階のレリーズ」と「第2段階のレリーズ」が入力された場合などが想定される。
多くのデジタルカメラDCでは、静止画露光開始や完了を示すビープ音などの音声出力が行われている。この音を聞くことで、撮影者はデジタルカメラDCを動かしてもよいことが認識できる。
音声出力回路を常に出力準備状態、つまり通電状態にしておくと、無駄な電力消費をしてしまうことになる。そのため音声出力があるときだけ通電したいが、通電後に安定時間が必要になり、「第2段階のレリーズ」が入力されてから準備を開始した場合、この出力安定時間が、レリーズタイムラグ増加の原因となってしまう。
そこで、例えば「第2段階のレリーズ」入力を検出した時点で、請求項の「音声出力手段」)である音声出力装置120の準備を開始すれば、例えばAF中であれば、AFのフォーカスレンズ移動時間により音声出力装置120の安定時間が短ければ、この安定時間によるレリーズタイムラグがなくなる。露光開始までに音声出力装置120の安定時間に達していなかったとしても、レリーズタイムラグの短縮ができることになる。
[請求項3および請求項9の説明]
請求項3および請求項9の発明は「第1段階のレリーズ」が入力された後に、「第1段階のレリーズ」が押されたまま「第2段階のレリーズ」が入力されていない場合が想定される。
この状態は、フォーカスロック状態などとよばれ、「第2段階のレリーズ」が入力されることを待っている状態である。このときはAFが完了した状態であり、通常被写体を捉えた状態で撮影タイミングを待っている状態である。そのような状態は、まさに「第2段階のレリーズ」が入力されたタイミングが撮影したいタイミングであり、レリーズタイムラグが短いことが望ましい。
そのため、例えば「第1段階のレリーズ」処理が終了してから1秒経過した時点を、撮影タイミングを待っている撮影待機状態とし、ここで、請求項の「基板バイアス設定手段」であるCPU80により、CCD基板バイアス変更設定を行ってしまう。「第2段階のレリーズ」が押されて露光が開始されるまでに、基板バイアスの安定時間が経過していれば、この安定待ちによるレリーズタイムラグを無くすことができる。また、安定時間が経過していなくても、レリーズタイムラグの短縮が達成できる。
[請求項4および請求項10の説明]
請求項4および請求項10の発明も「第1段階のレリーズ」が入力された後に、「第1段階のレリーズ」が押されたまま「第2段階のレリーズ」が入力されていない場合が想定される。
上記のように、音声出力回路を常に準備状態にしておくと無駄な電力が消費されてしまう。しかし、音声出力回路の安定待ち時間がある。
そのため、請求項の「音声出力手段」である音声出力装置120も1秒経過した撮影待機状態で、出力準備を行なう。「第2段階のレリーズ」が押されて音声出力されるまでに、回路の安定時間が経過していれば、この安定待ちによるレリーズタイムラグを無くすことができる。また、安定時間が経過していなくても、レリーズタイムラグの短縮が達成できる。
[請求項5および請求項11の説明]
請求項5および請求項11の発明は、請求項3および請求項9について、輝度が高い被写体が画面内にある場合には、CCD基板バイアス変更を「第1段階のレリーズ」では行わないことにしたものである。
請求項の「被写体輝度検出手段」であるCCD−I/F41では、CCD20から入力されたデータによって画面内を、例えば256分割したそれぞれの輝度データが算出される。モニタリング時に、このデータを用いてAEが行われる。ここで、特定部分に高輝度被写体がある場合、分割して作成された輝度データと一部が非常に大きい値となり、高輝度被写体が画面内に存在することを検出することができる。
高輝度被写体を撮影する場合で、画面を確認しながら撮影タイミングを待っている場合、ブルーミングにより被写体の確認がしにくくなる場合がある。このように高輝度部分がある場合は、自動的にCCD基板バイアス変更を行わないようにすることで、失敗撮影を減らすことができる。
この高輝度被写体の検出によって自動的に撮影待機状態(フォーカスロック中)の基板バイアス変更を行わないようにしても良いし、操作部70から「第1段階のレリーズ」では基板バイアス変更を行わないように設定してもよい。また、マクロモードの場合では基板バイアス変更をしないようにしてもよい。
[請求項6および請求項12の説明]
請求項6および請求項12の発明は、請求項4および請求項10について、省電力モードでは音声出力装置120の準備処理を「第1段階のレリーズ」では行わないことにしたものである。
上記のように音声出力装置120の出力準備をすると、消費電力が増加する。「第2段階のレリーズ」が押された時点で出力準備をすれば、レリーズタイムラグは削減できないが、無駄な電力消費が避けられ、バッテリ長寿命化効果が得られる。
省電力モードのへの切り替えは、操作部70に設けた請求項の「低消費電力モード設定手段」(図示省略)から設定することができる。
また、省電力モードの設定への切り替えを、操作者の設定ではなく、バッテリの残量が少ない場合やバッテリ種別による判別で、内部的に自動的に省電力モードに切り替わるとしてもよい。
本発明の実施形態のデジタルカメラの外観図であって、(A)は、平面図、(B)は、背面図、(C)は、正面図である。 同実施形態のデジタルカメラのブロック図である。 同実施形態における、レリーズボタンの構造を示す断面図である。
符号の説明
DC デジタルカメラ
BD カメラボディ
1 リモコン受光部
2 フラッシュ
3 ファインダー
10 レンズ
11 ズームレンズ
12 フォーカスレンズ
20 CCD
30 F/E
31 CDS
32 AGC
33 A/D
40 信号処理IC
41 CCD−I/F
42 DispI/F
50 SDRAM
60 Disp
70 操作部
71 レリーズボタン
71a ボタン
71b 第1の信号線
71c 第2の信号線
71d 第3の信号線
71e コイルスプリング
72 電源ボタン
73 撮影/再生切り換えダイアル
80 CPU
90 モータドライバ
100 外部AFセンサ
110 メモリカード
120 音声出力装置
121 スピーカ


Claims (13)

  1. 自動合焦機能を備えた撮像装置において、
    測距動作開始のトリガとなる第1信号入力手段と、
    撮影開始のトリガとなる第2信号入力手段と、
    撮像素子の基板バイアスを設定する基板バイアス設定手段とを備え、
    前記第1信号入力手段への入力後、前記第2信号入力手段の入力が所定の時間未満で入力された場合は、合焦動作中または合焦動作後に、前記基板バイアス設定手段により、基板バイアス設定を行うことを特徴とする撮像装置。
  2. 自動合焦機能を備えた撮像装置において、
    測距動作開始のトリガとなる第1信号入力手段と、
    撮影開始のトリガとなる第2信号入力手段と、
    撮影とともに音声出力を行う音声出力手段とを備え、
    前記第1信号入力手段への入力後、前記第2信号入力手段の入力が所定の時間未満で入力された場合は、合焦動作中または合焦動作後に、前記音声出力手段により、音声出力準備設定を行うことを特徴とする撮像装置。
  3. 自動合焦機能を備えた撮像装置において、
    測距動作開始のトリガとなる第1信号入力手段と、
    撮影開始のトリガとなる第2信号入力手段と、
    撮像素子の基板バイアスを設定する基板バイアス設定手段とを備え、
    前記第1信号入力手段への入力後、前記第2信号入力手段の入力が所定の時間以上で入力されない場合は、合焦動作後に、前記基板バイアス設定手段により、基板バイアス設定を行うことを特徴とする撮像装置。
  4. 自動合焦機能を備えた撮像装置において、
    測距動作開始のトリガとなる第1信号入力手段と、
    撮影開始のトリガとなる第2信号入力手段と、
    撮影とともに音声出力を行う音声出力手段とを備え、
    前記第1信号入力手段への入力後、前記第2信号入力手段の入力が所定の時間以上で入力されない場合は、合焦動作後に、前記音声出力手段により、音声出力準備設定を行うことを特徴とする撮像装置。
  5. 請求項3記載の撮像装置において、
    画面に高輝度被写体が存在するのかを検出する被写体輝度検出手段を備え、
    前記被写体輝度検出手段が、前記画面内に、高輝度被写体の存在を検出した場合には、所定の時間を経過しても、前記基板バイアス設定手段により、基板バイアス設定を行わないことを特徴とする撮像装置。
  6. 請求項4記載の撮像装置において、
    低消費電力で動作する低消費電力モードを設定する低消費電力モード設定手段を備え、
    前記低消費電力モード設定手段により、低消費電力モードに設定した場合には、所定の時間を経過しても、前記音声出力手段により、音声出力準備設定を行わないことを特徴とする撮像装置。
  7. 自動合焦機能を備えた撮像装置による撮像方法であって、
    測距動作開始のトリガとなる第1信号入力を受け付ける第1信号受付工程と、
    撮影開始のトリガとなる第2信号入力を受け付ける第2信号受付工程と、
    撮像素子の基板バイアスを設定する基板バイアス設定工程とを備え、
    前記第1信号受付工程が入力信号を受付後、前記第2信号受け付け工程が所定の時間未満で入力信号の受け付けた場合は、合焦動作中または合焦動作後に基板バイアス設定を行うことを特徴とする撮像方法。
  8. 自動合焦機能を備えた撮像装置による撮像方法であって、
    測距動作開始のトリガとなる第1信号入力を受け付ける第1信号受付工程と、
    撮影開始のトリガとなる第2信号入力を受け付ける第2信号受付工程と、
    撮影とともに音声出力を行う音声出力工程とを備え、
    前記第1信号受付工程が入力信号を受付後、前記第2信号受け付け工程が所定の時間未満で入力信号の受け付けた場合は、合焦動作中または合焦動作後に前記音声出力工程の準備設定を行うことを特徴とする撮像方法。
  9. 自動合焦機能を備えた撮像装置による撮像方法であって、
    測距動作開始のトリガとなる第1信号入力を受け付ける第1信号受付工程と、
    撮影開始のトリガとなる第2信号入力を受け付ける第2信号受付工程と、
    撮像素子の基板バイアスを設定する基板バイアス設定工程とを備え、
    前記第1信号受付工程が入力信号を受付後、前記第2信号受け付け工程が所定の時間以上で入力信号の受け付けなかった場合は、合焦動作後に基板バイアス設定を行うことを特徴とする撮像方法。
  10. 自動合焦機能を備えた撮像装置による撮像方法であって、
    測距動作開始のトリガとなる第1信号入力を受け付ける第1信号受付工程と、
    撮影開始のトリガとなる第2信号入力を受け付ける第2信号受付工程と、
    撮影とともに音声出力を行う音声出力工程とを備え、
    前記第1信号受付工程が入力信号を受付後、前記第2信号受け付け工程が所定の時間以上で入力信号の受け付けなかった場合は、合焦動作後に前記音声出力工程の準備設定を行うことを特徴とする撮像方法。
  11. 請求項9記載の撮像方法において、
    画面に高輝度被写体が存在するかの被写体輝度検出工程を備え、
    画面内に高輝度被写体が存在する場合には、所定の時間を経過しても基板バイアス設定を行わないことを特徴とする撮像方法。
  12. 請求項10記載の撮像方法において、
    消費電力を抑えた動作を行う低消費電力モード設定工程を備え、
    低消費電力モードでは所定の時間を経過しても音声出力工程の準備設定を行わないことを特徴とする撮像方法。
  13. 請求項7〜請求項11のいずれかに記載の撮影方法の手順を、コンピュータに実行させるためのプログラムとして記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。

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