JP2005149857A - 複合スイッチ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】確実に複数の可動接点と固定接点の切換えを行なえるようにする。
【解決手段】車両に装備された電装品を操作し、可動接点及び固定接点を有する複数のスイッチを組み込んだスイッチボディに軸支される操作レバー作動に複数のスイッチを連動させる複合スイッチ装置について、操作レバーの基端側の先端に連結され、操作レバーのスイッチボディに対する直角方向の作動に連動するロッドの作動を、ギア部によりスイッチボディに回動可能に軸支されたカムの回動に変換すると共に、カムの回転に応じてスイッチの接点部を選択的に切り換え可能とした。
【選択図】図3

Description

本発明は、自動車のディマースイッチやライトスイッチ等の複数のスイッチを操作レバーの回動操作によって切換える複合スイッチ装置に関するものである。
自動車の方向指示灯やヘッドライト等を点灯させる操作部は、一般に自動車のステアリングハンドルが取り付けられているステアリングシャフトの周辺に配置されたコンビスイッチユニットに設けられている。
コンビスイッチユニットは操作レバーと操作レバーの基端(支持部)側に設けられているスイッチボディとから構成されている。
このようなコンビスイッチユニットはヘッドランプやポジションランプを点灯させるライトスイッチ、ハイランプ又はローランプを点灯させて、ヘッドランプの照明方向を切換えるディマースイッチ及び方向指示灯を点灯させるターンシグナルスイッチの各種スイッチがスイッチボディ内に集約されて設けられており、一つの操作レバーで複数のスイッチの切換動作を行なえるように構成されている。
例えば、操作レバーの回動操作に応じてスライド方向が前後左右に切換わるように連結された可動板と、そのスライド移動に連動して上下に突出するプッシャーを設け、操作レバーの操作方向に応じて可動板を摺動させることにより、プッシャーの下端を可動接点の設けられた可動接片に当接させて、複数の可動接点と固定接点を接触状態又は非接触状態に切換える複合スイッチ装置がある。
特開昭56−156625号公報
上記した複合スイッチ装置では通常、耐久性が求められるため、板バネ状の可動接片が設けられた対向接点とされる場合が多く、また、ヘッドランプのハイランプとローランプを切換えるディマースイッチはスイッチボディに対して直角方向に操作レバーを操作することにより切換えられるようになっている。
具体的には、操作レバーをスイッチボディーに対して直角方向(図2中a,b方向)に回動することによって操作レバーから垂直方向に突出した係合子がスイッチボディーの軸部を中心に回動し、その係合子に連結された可動板がスイッチボディ内における直線移動に連動することでディマースイッチの可動接片が切換えられる。
特にコンビスイッチユニットは、コンパクトなスイッチボディーに複数のスイッチが収容されるため、操作レバーの回動中心から可動板をスライドさせる操作力の伝達部である係合子までの距離が短く、スイッチの切換えを確実にしようとすると可動接点と固定接点間の距離を短くしなければならないため、絶縁上の問題が生じ、可動接点と固定接点間に余裕をもたせると、可動接点と固定接点の接触状態が低下する恐れがある。
また、これらのスイッチは複数の可動接点と固定接点を同時に切換える必要があるが、操作レバーの操作角度が小さいと可動板の移動量も小さくなるため、各接点部の切換えタイミングを調整することが難しく、操作レバーの操作角度を大きくすると操作性の悪いものとなり、可動板の移動量も大きくなるため、スイッチボディが大型化してしまう等の問題が生じる。
本発明は、可動接点と固定接点間に余裕を設けた場合でも、操作レバーの操作角度を大きくすることなく、確実にスイッチを切換えることができる複合スイッチ装置を提案する。
本発明は、第1発明として、車両に装備された電装品を操作し、可動接点及び固定接点を有する複数のスイッチを組み込んだスイッチボディと、このスイッチボディに軸支される操作レバーと、前記複数のスイッチを前記操作レバーの作動に連動させる複合スイッチ装置において、一端が前記操作レバーの基端側の先端に連結され、前記操作レバーの前記スイッチボディに対する直角方向の作動に連動するロッドと、前記スイッチボディに回動可能に軸支され、前記ロッドの作動に連動して回転するカムと、前記ロッドの作動を前記カムの回動に変換するギア部を設け、前記カムの回転に応じて前記スイッチの接点部を選択的に切り換え可能としたことを特徴とした複合スイッチ装置を提案する。
第2の発明としては、第1の発明の複合スイッチ装置において、前記操作レバーの他端部に設けられた操作ノブと、前記操作レバー内に回動可能に軸支され、一端を前記操作ノブに連結されたシャフトと、前記シャフトの基端側の先端に設けられ、前記操作レバーに対して垂直方向に突出する係合片と、前記係合片に連結され、前記操作ノブの回動に連動して直線移動するスライダーと、前記スライダーの直線移動を前記カムの回動に変換するギア部を設け、前記カムは前記ロッド又は前記スライダーの作動に連動して回動するように前記スイッチボディに軸支されたことを特徴とした複合スイッチ装置を提案する。
第3の発明としては、第1の発明の複合スイッチ装置において、前記カムは前記ロッドに連動して回動する第1カムと、前記スライダーに連動して回動する第2カムとを備え、前記第1カムと前記第2カムは前記操作レバーの長手方向に向かって非連動状態で連結されたことを特徴とした複合スイッチ装置を提案する。
第1の発明にの複合スイッチ装置によれば、複合スイッチ装置に備えた操作レバーの先端におけるロッドの直線変位をギア部でカムの回転変位に変換して伝達することによって、スイッチボディがコンパクトな場合でも、操作レバーのスイッチボディに対する直角方向の作動を大きくすることなく、スイッチを確実に切り換えることができる。
第2の発明の複合スイッチ装置では、ロッド又はスライダーの直線変位をギア部でカムの回転変位に変換して伝達するため、操作レバーの作動を効率的に伝達してスイッチを切り換えることができる。
すなわち、スイッチの可動接点と固定接点間の距離に余裕を設けた場合でも、ギア部のギア比とカム形状を変更することにより、確実にスイッチを切り換えることができる複合スイッチ装置となる。
第3の発明の複合スイッチ装置では、二つのカムを操作レバーの長手方向に向かって連結させたことにより、スイッチボディを大型化することなく複数のスイッチを有効に切り換えることのできる複合スイッチ装置となる。
次に、本発明の実施形態について図面に沿って説明する。
図1は、自動車の舵を取るステアリングハンドル(図示せず)を取付けるステアリングシャフト1とその周辺を示す。ステアリングシャフト1の周部には、コンビスイッチユニット2が側方から取付け可能な取付部3が配設されている。この取付部3は例えば図示しないステアリングロックに設けられており、ステアリングロックにコンビスイッチユニット2が一体に取付けられるようになっている。
コンビスイッチユニット2はスイッチボディ4とスイッチボディ4の上下若しくは前後方向に回動可能な操作レバー5とから構成されている。図1に示すスイッチボディ4にはターンシグナルスイッチ10、ディマースイッチ11、ライトスイッチ12が内蔵されており、反対側のスイッチボディ4には図示しないワイパースイッチ、ウィンドウォッシャースイッチ等が内蔵され、操作レバー5が同様に操作可能に配設されている。
図2〜図5はコンビスイッチユニット2のスイッチボディ4の断面図であり、スイッチボディ4は意匠面としてのケース6と、ケース6内に配設されるブラケット7と、図において、ブラケット7の下部に隣接されるリッド8等から構成されている。そして、ブラケット7は操作レバー5の基端側に形成されたノブベース15を支持し、図5に示す支持部7gで操作レバー5の回転軸5aを軸支し、図3に示す操作レバー5の中立位置では、操作レバー5を矢印b方向に回動させることにより、図示しないヘッドライトをローランプからハイランプに切換えることができ、操作レバー5を矢印a方向に回動させることにより、ヘッドライトが消灯している場合でも、ヘッドライトを一時的にハイランプに切換えて点灯させるパッシング状態とすることができる。
リッド8の底部には図6に示すターミナルベース9が設けられ、ターミナルベース9には複数のスイッチ10,11,12が配設されている。複数のスイッチ10,11,12のうち、ターンシグナルスイッチ10はスイッチボディ4のステアリングシャフト1に近接するノブベース15の先端側に配設され、ターンシグナルスイッチ10から操作レバー5の長手方向に向かってディマースイッチ11、ライトスイッチ12が配設されている。このうち、図6(a)に示すように、ターンシグナルスイッチ10の固定接点10aはリッド8側に露出するようにターミナルベース9の上面に一体的に設けられており、図8に示すリッド8内のレール8dに摺動可能にガイドされたスライド部材13に配設された可動接点10bよって切換えられるようになっている。このスライド部材13は上部をブラケット7の連動片7aに連結されており、操作レバー5を図1中矢印c,d方向に回動させることによってブラケット7に連動して、可動接点10bが固定接点10a上をスライド移動し、ターンシグナルスイッチ10が切換えられ、操作レバー5の回動方向に応じて、車両側部に設けられた図示しないターンシグナルランプが点滅する。
他方、ディマースイッチ11とライトスイッチ12の固定接点51a,52a,53a,54a,55aはターミナルベース9の底面側に露出するようにターミナルベース9に一体的に固着されている。そして、図6(a)に示すように、その固定接点51a,52a,53a,54a,55aの反対側の端部から固定接点51a,52a,53a,54a,55a側に延設された板バネ状の可動接片51c,52c,53c,54c,55cがターミナルベース9の上面側に一体的に固着され、その先端に可動接点51b,52b,53b,54b,55bが、図6(b)に示すように、ターミナルベース9の底面側で固定接点51a,52a,53a,54a,55aに対向するように設けられている。
なお、ターミナルベース9の側面には、各スイッチの信号を伝達するコネクタ部9aが設けられている。
この可動接片51c,52c,53c,54c,55cはクランク状に折り曲げられて形成されており、リッド8側からターミナルベース9の貫通穴9bを通ってリッド8の底面側に突出している。また、この可動接片51c,52c,53c,54c,55cのリッド8側の折曲部51d,52d,53d,54d,55dには後述するカム61,62に当接可能な駆動凸部51e,52e,53e,54e,55eが形成されている。これらの固定接点51a,52a,53a,54a,55aと可動接点51b,52b,53b,54b,55bは操作レバー5に長手方向に沿うように配設されている。
図2、図3、図7に示すように、操作レバー5の基端側に位置するノブベース15の先端部には、ステアリングシャフト1の軸方向に配置されるロッド16が取付けられている。ロッド16は図11に示すように、略T字状に形成されており、後述するジョイント19が係合可能な長溝部17aが背面に形成された保持部17の中央から下方へ延設された長片部18が設けられている。長片部18の片側面には、後述するディマーカム61に形成されたピニオンギア63に連結可能なラックギア18aが設けられ、また、その背面にはブラケット7の節度部7bの前面に設けられたガイド凸部7cが係合するガイド溝18bが設けられている。このように構成することによって、ロッド16を操作レバー5の回動による傾きを防止して、スムーズに操作レバー5の直線運動をピニオンギア63の回転運動に変換して伝達することができる。
ノブベース15の先端部には一対の長穴15aが形成され、その長穴15aにはジョイント19の軸部19aが回動可能に軸支される。ジョイント19にはリブ状の凸部19bが形成され、この凸部19bはロッド16の保持部17に形成された長溝部17aに嵌合される。このように構成することにより、操作レバー5が回転軸5aを軸にして矢印a,b方向に回動するとロッド16を図1中上下方向に作動させることができるように構成される。一方、操作レバー5が矢印c,d方向に回動したときには凸部19bが長溝部17a内を摺動して操作レバー5の回動にロッド16が追従しないように構成される。
また、操作レバー1の基端側に位置するノブベース15の先端側に開口した取付穴15bには、ブラケット7の節度部7bに当接するアクションピン20がアクションスプリング21によって、ノブベース15の先端部に向かって突出するように付勢された状態で挿入されている。
このように構成された操作レバー5はブラケット7の後方からアクションピン20を節度部7bに当接させるように挿入する。これにより、ノブベース15の先端部が節度部17bの両側面から前面側に突出する。この状態でノブベース15の長穴15aにジョイント19の軸部19aを嵌合させ、ジョイント19aの凸部19bに長溝部17aを係合させるようにロッド16をブラケット7に配設する。このように節度部7bよりもノブベース15の先端部を操作レバー5の回転軸5aから離れた位置に配置することにより、回転軸5aからロッド16が取付けられるジョイント16の先端までの距離Lを長くすることができるので、操作レバー5の矢印a,b方向の操作量に対してロッド16の移動量を大きくすることができる。
操作レバー5の内部にはノブベース15からスイッチボディ4内に突出し、ノブベース5の内部を貫通するシャフト22が回動可能に軸支されている。このシャフト22の先端部には垂直方向に延設され、球状の作動部23aを有する係合片23が形成されている。
図5に示すように、リッド8はブラケット7の底部に取付けられ、上面に設けられたガイドリブ8aによりブラケット7を回動可能に保持する。また、図8に示すように、リッド8の底面側にはディマーカム61とライトカム62が回動可能に軸支されている。具体的にはディマーカム61とライトカム62は、その一端に設けられた回動軸61a,62aをリッド8の軸孔8b,8cに軸支され、ディマーカム61の他端に設けられたカム軸61bがライトカム62に形成された連結孔62bに挿入されて同軸上に非連動状態で連結されている。このように、ディマーカム61とライトカム62は、各々分離して回動する。
図9に示すように、リッド8の軸孔8bに軸支される回動軸61a設けられたディマーカム61の一端側にはロッド16のラックギア18aに係合可能なピニオンギア63が設けられている。また、ディマーカム61には3つの駆動カム65,66,67が設けられており、操作レバー5の矢印a,b方向の回動に応じて選択的にディマースイッチ11の可動接片51c,52c,53cを押圧するように形成されている。
したがって、操作レバー5を図2の示す中立位置から矢印a,b方向に回動させると、ロッド16はその動きに連動して上下動し、ラックギア18aとピニオンギア63を経由してロッド16の直線運動が回転運動に変換されて、ディマーカム61が回動する。このとき、ライトカム62は非連結状態となっているので、回転することはない。
この構成によれば、適宜ディマーカム61の回転角度を調整することができるので、ラックギア18aとピニオンギア63のギア比を大きくすることにより、操作レバー5の操作角度が小さい場合でもディマーカム61の回転角度を大きくすることができる。
ディマーカム61の駆動カム65,66,67の下方には断面が半円形の駆動凸部51e,52e,53eが位置するようにターミナルベース9が配設され、ディマーカム61が回動することにより、ディマースイッチ61を構成するハイ・ロースイッチ51,52とパッシングスイッチ53のディマー接点51a,52a,53a,51b,52b,53bがオン又はオフに切換えられる。
一方、図10に示すように、ライトカム62の駆動カム68,69の下方にも同様に、図示しないヘッドランプのハイランプとローランプを切換えるライトスイッチ12が配設され、ライトカム62が回転することにより、ライトスイッチ12を構成するヘッドランプスイッチ54、ポジションランプスイッチ55のライト接点54a,55a,54b,55bがオン又はオフに切換えられる。
具体的には、ディマーカム61のカムHU65は操作レバー5が中間位置にあるときに駆動凸部51eに接触する1つのカム部65aが設けられており、カムHL66は操作レバー5を矢印a,b方向に駆動したときに駆動凸部52eに接触する二つのカム部66a,66bが設けられている。カムEL67のカム部67aはカムHU65及びカムHL66のカム部65a,66a,66bよりも大きな幅を有し、操作レバー5を矢印b方向に回動したとき以外は駆動凸部53eに接触する状態となるように形成されている。
他方、ライトカム12のカムET68は操作ノブ25がライトオフ位置にあるときに駆動凸部55eに接触する1つのカム部68aが設けられ、カムEL69はカムET68よりも大きな幅を有し、ライトオン位置にあるとき以外は駆動凸部54eに接触している状態となるように形成されている。
以上、本発明の実施の形態による複合スイッチ装置について説明したが、次にその作動について説明する。
ハイ・ローランプスイッチ51,52は、図示しないヘッドランプのハイランプとローランプを切換えるスイッチであり、ヘッドランプ・ポジションランプスイッチ54,55は図示しないポジションランプとヘッドランプを選択的に点灯させるスイッチである。パッシングスイッチ53は、ライトスイッチ12がオフの状態であっても、ヘッドライトを一時的に点灯させてパッシングさせる役割を果たしている。
図3、図4、図13は、操作レバー5が中立の位置にある状態を示す。この状態では、図に示すように、ロッド16の先端がターミナルベース9の挿通孔9c内に突出する位置にある。操作レバー5が中立位置にある状態では、図13に示すようにディマースイッチ11のハイランプスイッチ51はカムHU65のカム部65aにより下方に押込まれた非接触状態となり、一方のカムHL66は2つのカム部66a,66bの中間に駆動凸部52eが位置し、非接触状態となるため、ローランプスイッチの固定接点52aと可動接点52bは接触状態でオンとなる。したがって、この状態でライトスイッチ12により図示しないヘッドランプをオン状態にすると、図示しないローランプが点灯する。なお、このときディマースイッチ61のパッシングスイッチ53はカムEL67のカム部67aによって可動接点53bが下方に押込まれ、固定接点53cと非接触状態でオフとなっている。
図3に示す操作レバー5の中立状態から、運転者が操作レバー5を後方(矢印b方向)に押すと、図14に示すように、操作レバー5のノブベース15が上方に移動する。このとき、アクションピン20は節度部7bの中間凹部7dから外れ、アクションスプリング21の付勢力に抗して押込まれながら、第1凹部7eに係合する。
そして、ノブベース15の移動に伴い、ロッド16が上方に移動するため、ロッド16のラックギア18aに連動してディマーカム61が、図14(b)中反時計方向に回動する。このディマーカム61の回動に伴って、図15に示すように、カムHU65のカム部65aが駆動凸部51eの上方から外れるため、可動接片51cのバネ弾性により可動接点51bが上方に移動し、固定接点51aに接触することにより、ハイランプスイッチ51がオンとなる。
他方、ローランプスイッチ52の可動接片52cの駆動凸部52eがカムHL66のカム部66aに押圧されて可動接点52bが固定接点52aから離れることにより、ローランプスイッチ52がオフとなる。したがって、この状態ではライトスイッチ12により図示しないヘッドランプをオン状態とすることにより、図示しないハイランプが点灯する。なお、ディマースイッチ11のパッシングスイッチ53はカムEL67のカム部67aによって可動接点53bが下方に押込まれ、固定接点53cと非接触状態でオフのままとなっている。
図16に示すように、操作レバー5の中立状態から、操作レバー5を手前(矢印a方向)に引くことにより、パッシングを行なうことができる。このときは操作レバー5の基端側にあるノブベース15が下側に下がり、ノブベース15に係合しているロッド16も、その長片部18がターミナルベース9の挿通穴9c内に大半が突出するように位置する。
そして、ディマーカム61が図16(b)中時計方向に回動するため、図17に示すように、カムHU65のカム部65aがハイランプスイッチ51の駆動凸部51eの上方から外れることにより、ハイランプスイッチ51がオンとなる。他方、カムHL66は操作レバー5を後方に押した状態とは異なるもう一方のカム部66bによりローランプスイッチ52の駆動凸部52eを押圧し、ローランプスイッチ52がオフとなる。また、同時にカムEL67がパッシングスイッチ53の可動接片53cの駆動凸部53eから外れ、パッシングスイッチ53がオンになる。したがって、パッシングスイッチ53とハイランプスイッチ51がオンとなるため、パッシングスイッチ53を経由してハイランプスイッチ51に電気を供給することができ、ライトスイッチ12のオン、オフに関係なくパッシングが可能になる。
なお、操作レバー5の中立状態から、手前(矢印a方向)に引くと、操作レバー5のノブベース15が下方に移動する。このとき、アクションピン20は節度部7bの中間凹部7dから延設された傾斜面7fによってアクションスプリング21の付勢力に抗して押込まれる。そのため、操作レバー5を離すと操作レバー5が中間凹部7dに自動的に復帰するようになっている。
図5、図18に示すように、ライトスイッチ12は操作ノブ25を図1に示す矢印e方向に回転させることによって切換えられる。具体的には操作レバー5内に軸支されたシャフト22が操作ノブ25と一体的に回転し、そのシャフト22の先端に設けられている係合片23が回動することにより、その係合片23の作動部23aに連結しているスライダー24が上下方向(図5中、左右方向)に直線移動する。そして、スライダー24に設けられたラックギア24aに噛合いされたピニオンギア64によりライトカム62が回動する。
スライダー24は、図12に示すように、シャフト22の係合片23の作動部23aが係合可能な係合凹部24bを上部に設け、底面の一部にライトカム62のピニオンギア64と噛合うラックギア24aが形成されている。なお、ラックギア24aの形成されていないスライダー24の底面は、図6に示すターミナルベース9の上面側に設けられたガイドリブ9d上を摺動するようになっている。
図5、図19は、操作ノブ25がOFF位置にあるときを示す。このときにはカムET68及びカムEL69が共に可動接片54c,55cの駆動凸部54e,55eに接触しているため、ヘッドランプスイッチ54及びポジションランプスイッチ55が共にオフとなる。
図18(a)、図20は、操作ノブ25を矢印e方向に回転し、操作ノブ25と操作レバー5の間に設けられたクリック機構26で停止する第1位置にあるときを示す。このときにはカムET68が可動接片55cの駆動凸部55eから外れ、ポジションランプスイッチ55がオンし、図示しない車両の側方に配設されたポジションランプが点灯する。他方、この回転位置ではヘッドランプスイッチ54の可動接片54cの駆動凸部54eにはカムEL69が接触したままの状態であるので、ヘッドランプスイッチ54はオフとなっている。
なお、クリック機構26は、図2に示すように、操作ノブ25に配設された圧縮ばね27に付勢されたボール部材28が操作レバー5に内蔵されたクリック部29上を摺動するように構成されている。
さらに、図18(b)、図21は、操作ノブ25を矢印e方向に回転し、操作ノブ25が停止する第2位置にあるときを示す。このときにはカムEL69がヘッドランプスイッチ54の可動接片54cの駆動凸部54eから外れ、ヘッドランプスイッチ54がオンとなる。カムET68はすでに可動接片55cの駆動凸部55eから外れた状態となっているので、操作ノブ25を第2位置とすることにより図示しないヘッドランプとポジションランプが共に点灯した状態となり、上記した操作レバー5が中間位置にあるときには図示しないローランプが点灯し、操作レバー5を後方に引くことにより図示しないハイランプに切換えて点灯する。また、ローランプが点灯している状態において操作レバー5を手前に押すとハイランプの点灯に切換わり、パッシングを行なうことができる。
このように、本実施形態では操作レバー5の基端側にある回転軸5aから離れたノブベース15の先端部に係合したロッド16を設けることにより、操作レバー5の少ない操作量でも、ロッド16の移動量を大きくすることができる。さらにロッド16のラックギア18aとピニオンギア63のギア比を調整することにより、ディマーカム61の回動量を調整することができる。すなわち、各スイッチの可動接点と固定接点の接点間の距離を大きくした場合でも、スイッチの切換を確実に行なうことができる。
また、ディマーカム61のカム部65,66,67の各駆動凸部51e,52e,53eに当接する傾斜面の形状を変更してカム部65,66,67と各駆動凸部51e,52e,53eの接触角度を緩やかにすることによって、スムーズに可動接片51c,52c,53cを駆動させることができるので、カム部65,66,67に磨耗防止のグリスの塗布をなくすことができる。また、磨耗防止のグリスを塗布した場合でも、ディマーカム61が軸支される面と固定接点51a,52a,53a及び可動接点51b,52b,53bが接触する面がターミナルベース9の上面側と底面側に分離されているため、磨耗防止のグリスが接点面に付着することを防止することができる。
また、カム部65,66,67の各駆動凸部51e,52e,53eに当接する傾斜面の形状を変更して鋭角とし、可動接点51b,52b,53bの切換速度を早くすることにより、接点間のアーク放電を短く、接点の磨耗を少なくすることができるので、接点の耐久性を向上させることができる。なお、このときにはカム部65,66,67の高さを調整することによって、スムーズな可動接片51c,52c,53cの駆動を得ることができる
ディマーカム61と同様にライトカム62においても、操作ノブ25の回動に応じて直線移動するスライダー24のラックギア24aとピニオンギア64のギア比を調整することにより、ライトカム62の回動量を調整することができ、カム部68,69の傾斜面の形状を変更すれば、可動接点54b,55bの切換速度を早く、可動接片54c,55cをスムーズに駆動することができる。
また、操作レバー5の長手方向に向かってディマーカム61とライトカム62を同軸上にスイッチボディに軸支し、ディマーカム61とライトカム62のカム部65,66,67,68,69に対向するように複数のスイッチ51,52,53,54,55をターミナルベース9に設けたことにより、スイッチボディ4を大型化することなく、複数のスイッチを効率的に配設することができる。
本発明の複合スイッチ装置は車両用のコンビスイッチユニットに限らず、操作レバーを回動することにより複数の接点を切換える複合スイッチに適用することができる。
本発明の実施の形態による複合スイッチ装置がステアリングシャフトの周部に取り付けられている状態を示す平面図である。 図1の2−2線に沿って切断した断面図である。 図2のスイッチボディー部の拡大図である。 図2における4−4線に沿って切断した断面図である。 図2における5−5線に沿って切断した断面図である。 図1の複合スイッチに採用されるターミナルベースの(a)は平面図、(b)は底面図、(c)は(b)の6c−6c線に沿って切断した断面図である。 図2における7−7線に沿って切断した断面図である。 図2におけるカバーとターミナルベースを取り外した状態における底面図である。 図1の複合スイッチに採用されるディマーカムの(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は背面図、(d)は9d−9d線に沿って切断した断面図、(e)は9e−9e線に沿って切断した断面図、(f)は9f−9f線に沿って切断した断面図である。 図1の複合スイッチに採用されるライトカムの(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は背面図、(d)は10d−10d線に沿って切断した断面図、(e)は10e−10e線に沿って切断した断面図、(f)は10f−10f線に沿って切断した断面図である。 図1の複合スイッチに採用されるロッドの(a)は平面図、(b)は背面図、(c)は底面図、(d)は側断面図である。 図1の複合スイッチに採用されるスライダーの(a)は平面図、(b)は底面図、(c)は12c−12c線に沿って切断した断面図、(d)は12d−12d線に沿って切断した断面図である。 図1の複合スイッチの操作レバーが図2の中立の位置にあるときのディマーカムとターミナルベースに配設された各スイッチとの関係を示す断面図であり、(a)はカムHUとハイランプスイッチとの位置関係を示し、(b)カムHLとローランプスイッチとの位置関係を示し、(c)はカムEL1とパッシングスイッチとの位置関係を示す断面図である。 図1の複合スイッチの操作レバーが、図2における矢印b方向に押された状態を示す断面図であり、(a)は図3と同様の断面図、(b)は図4と同様の断面図である。 図1の複合スイッチの操作レバーが図14の位置にあるときのディマーカムとターミナルベースに配設された各スイッチとの関係を示す断面図であり、(a)はカムHUとハイランプスイッチとの位置関係を示し、(b)カムHLとローランプスイッチとの位置関係を示し、(c)はカムEL1とパッシングスイッチとの位置関係を示す断面図である。 図1の複合スイッチの操作レバーが、図2における矢印a方向に引かれた状態を示す断面図であり、(a)は図3と同様の断面図、(b)は図4と同様の断面図である。 図1の複合スイッチの操作レバーが図16の位置にあるときのディマーカムとターミナルベースに配設された各スイッチとの関係を示す断面図であり、(a)はカムHUとハイランプスイッチとの位置関係を示し、(b)カムHLとローランプスイッチとの位置関係を示し、(c)はカムEL1とパッシングスイッチとの位置関係を示す断面図である。 図1の複合スイッチの操作ノブが、(a)は第1位置に回動された状態を示す図5と同様の断面図、(b)は第2位置に回動された状態を示す図5と同様の断面図である。 図1の複合スイッチの操作ノブが図5の位置にあるときのライトカムとターミナルベースに配設された各スイッチとの関係を示す断面図であり、(a)はカムETとポジションランプスイッチとの位置関係を示し、(b)カムELとヘッドランプスイッチとの位置関係を示す断面図である。 図1の複合スイッチの操作ノブが図18(a)の位置にあるときのライトカムとターミナルベースに配設された各スイッチとの関係を示す断面図であり、(a)はカムETとポジションランプスイッチとの位置関係を示し、(b)カムELとヘッドランプスイッチとの位置関係を示す断面図である。 図1の複合スイッチの操作ノブが図18(b)の位置にあるときのライトカムとターミナルベースに配設された各スイッチとの関係を示す断面図であり、(a)はカムETとポジションランプスイッチとの位置関係を示し、(b)カムELとヘッドランプスイッチとの位置関係を示す断面図である。
符号の説明
2 コンビスイッチユニット
4 スイッチボディ
5 操作レバー
11 ディマースイッチ
12 ライトスイッチ
16 ロッド
18 長片部
18a ラックギア
22 シャフト
23 係合片
24 スライダー
63,64 ピニオンギア
51 ハイランプスイッチ
51a,52a,53a,54a,55a 固定接点
51b,52b,53b,54b,55b 可動接点
52 ローランプスイッチ
53 パッシングスイッチ
54 ヘッドランプスイッチ
55 ポジションランプスイッチ
61 ディマーカム
62 ライトカム

Claims (3)

  1. 車両に装備された電装品を操作し、可動接点及び固定接点を有する複数のスイッチを組み込んだスイッチボディと、このスイッチボディに軸支される操作レバーと、前記複数のスイッチを前記操作レバーの作動に連動させる複合スイッチ装置において、一端が前記操作レバーの基端側の先端に連結され、前記操作レバーの前記スイッチボディに対する直角方向の作動に連動するロッドと、前記スイッチボディに回動可能に軸支され、前記ロッドの作動に連動して回転するカムと、前記ロッドの作動を前記カムの回動に変換するギア部を設け、前記カムの回転に応じて前記スイッチの接点部を選択的に切り換え可能としたことを特徴とした複合スイッチ装置。
  2. 前記操作レバーの他端部に設けられた操作ノブと、前記操作レバー内に回動可能に軸支され、一端を前記操作ノブに連結されたシャフトと、前記シャフトの基端側の先端に設けられ、前記操作レバーに対して垂直方向に突出する係合片と、前記係合片に連結され、前記操作ノブの回動に連動して直線移動するスライダーと、前記スライダーの直線移動を前記カムの回動に変換するギア部を設け、前記カムは前記ロッド又は前記スライダーの作動に連動して回動するように前記スイッチボディに軸支されたことを特徴とした請求項1に記載の複合スイッチ装置。
  3. 前記カムは前記ロッドに連動して回動する第1カムと、前記スライダーに連動して回動する第2カムとを備え、前記第1カムと前記第2カムは前記操作レバーの長手方向に向かって非連動状態で連結されたことを特徴とした請求項1に記載の複合スイッチ装置。
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