JP2005146544A - 横軸回転窓 - Google Patents

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Abstract

【課題】 障子が風を受けて自然に開閉する横軸回転窓において、障子をロック装置により確実にロックできるようにすること。
【解決手段】 窓枠34の左右縦枠材12a,12b,12cの中間高さより上部に障子1を偏心状態で軸支し、軸支箇所より上側部分の障子の室内面側に重り14を取付け、室内側に、障子と分離して設けた障子開閉装置2と、障子を閉鎖状態でロックするロック装置35と、障子が風に煽られて閉鎖する際に障子の下部側の室内側面に当接して衝撃を吸収するクッション装置42とを備え、障子を障子開閉装置により閉鎖する際、クッション装置の障子当接部52を室内側に移動させてクッション装置を働かないようにするクッション解除装置54を設けてあることを特徴とする。
【選択図】 図5

Description

本発明は、横軸回転窓に関するもので、より詳しくは障子が風を受けて自然に開閉して換気が行える横軸回転窓に関する。
本出願人は、障子が風を受けて自然に開閉して換気が行われる自然換気窓を先に出願している。この窓は横軸回転窓の一種で、窓枠の左右縦枠材の中間高さより上部に、障子を偏心状態で軸支し、軸支箇所より上側部分の障子の室内面側に重りを取付けてあり、室内側には障子の開閉する範囲を規制したり、障子を強制的に閉鎖ないし開放するための障子開閉装置を設けてある。障子開閉装置は、図13に示すように、障子80の支軸81と略同じ高さにモーターで回転する回転軸82を設け、この回転軸に開閉アーム83を取付け、開閉アームの先端部に障子の縦框に当接するローラー84を取り付けたもので、図13(a)に示すように、開閉アーム83を室内側の斜め上向きに保持すると、風の力により障子が閉鎖状態から開閉アームのローラー84に当接するまでの範囲でスイングする。障子80を閉鎖するときは、図13(b)に示すように、開閉アーム83を上向きに回転させ、障子80の上側を開閉アームのローラー84で押して閉鎖する。また、火災等の非常時には、開閉アーム83を室外側の斜め下向きの状態にまで反転させ、障子80を下側から支えるようにして開放状態を保持する。開閉アーム83の先端部には、障子80が強風に煽られて勢いよく開き、開閉アームのローラー84に衝突した際の衝撃を吸収するためのクッション機構85を設けてある(特許文献1及び2参照。)。
窓枠の縦枠材の下部側には、障子が風に煽られて勢いよく閉まった際の衝撃を吸収するためにクッション装置86を設けている。クッション装置86は、図13に示すように、アーム87を水平軸88で揺動可能に軸支し、アーム87にロッド89をバネ90で室外側に付勢して保持し、ロッドの先端部にローラー91を設けたもので、図13(a)に示すように、障子80が自然に開閉する状態にあるときには、アーム87が横倒れ状態となっており、強風に煽られて障子80が勢いよく閉まろうとすると障子縦框がクッション装置のローラー91に衝突し、ローラー91がバネ90に抗して室内側に押し込まれることで、障子が閉まるときの衝撃を吸収する。一方、図13(b)に示すように、障子80を開閉アーム83によりゆっくりと閉鎖させる際には、クッション装置86は、ローラー84が回転しながらアーム87が水平軸88を支点として揺動して起き上がり、衝撃吸収機能は発揮されない(特許文献3及び4参照)。
さらにこの種の横軸回転窓には、障子を閉鎖状態にロックするためのロック装置を設けている。ロック装置は、ロック手段92を窓枠の下枠材に沿って移動自在に設け、障子の下框の室内側に、ロック手段と係合する係止具93を設けてあり、ロック手段をシリンダーやモーター等により移動させることにより施錠・開錠を行う(特許文献1及び2参照。)。
特開平10−102932号公報 特開2000−220346号公報 特開2000−8699号公報 特開2002−89129号公報
以上のように構成された横軸回転窓において、障子を障子開閉装置にて閉鎖する際には、窓枠に設けたロック装置のロック手段を、障子の係止具と係合しない位置に移動させておいて、障子を開閉アームで閉鎖した後、ロック手段を移動させて係止具と係合させて障子をロックする。障子を開閉アームで閉鎖している最中には、先に述べたようにクッション装置は通常は働かない。しかし、障子を開閉アームで閉鎖する途中で強風が吹いたときには、障子が開閉アームを離れて勢いよく閉まり、クッション装置が働いてしまうことがある。そうすると、障子がクッション装置に押されて跳ね返り、開閉アームの先端部にもクッション機構を設けてあることもあって、障子がきちんと閉鎖していない状態でロック装置が施錠動作を行い、ロックが不掛かりとなることがあった。
本発明は以上に述べた実情に鑑みてなされたものであって、障子が風を受けて自然に開閉する横軸回転窓において、障子をロック装置により確実にロックできるようにすることを目的とする。
上記の課題を達成するために請求項1記載の発明は、窓枠の左右縦枠材の中間高さより上部に障子を偏心状態で軸支し、軸支箇所より上側部分の障子の室内面側に重りを取付け、室内側に、障子と分離して設けた障子開閉装置と、障子を閉鎖状態でロックするロック装置と、障子が風に煽られて閉鎖する際に障子の下部側の室内側面に当接して衝撃を吸収するクッション装置とを備え、障子を障子開閉装置により閉鎖する際、クッション装置の障子当接部を室内側に移動させてクッション装置を働かないようにするクッション解除装置を設けてあることを特徴とする。クッション解除装置は、クッション装置を働かないようにするために、クッション装置の障子当接部を強制的に移動させるものを意味し、ロック装置や障子開閉装置と連動して動作するもの、独立して動作するもののいずれであってもよい。
請求項2記載の発明は、前記クッション解除装置が、駆動手段により往復移動するロック装置の可動部に取付けたカム部材と、クッション装置の近傍に設けられ、カム部材に接触してクッション装置の障子当接部を移動させる連動部材とで構成してあることを特徴とする。ここでカム部材とは、ロック装置の可動部の移動方向に対して傾いた面等を有するものを云い、連動部材とはカム部材に接触して回動したり上下動したりして、クッション装置の障子当接部に動きを伝えるものを云う。連動部材は、クッション装置自体に設けてあってもよい。
請求項1記載の発明による横軸回転窓は、障子を障子開閉装置により閉鎖する際、クッション解除装置によりクッション装置を働かないようにするので、閉鎖動作中に障子が強風に煽られて閉鎖した場合でも、障子がクッション装置により跳ね返されることがなく、きちんと閉鎖した状態でロック装置により障子を確実にロックできる。
請求項2記載の発明によれば、クッション解除装置の動作をロック装置の駆動手段によって行うので、クッション装置の解除動作と障子のロック動作を一連に確実に行うことができ、また、クッション解除装置のための特別な駆動手段が必要ないので、機構の簡素化、低コスト化が図られる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1〜図11は、本発明に係る横軸回転窓の一実施形態であって、2連窓としたものを示している。この窓は、図11に示すように、上枠材10と、下枠材11と、左右の縦枠材12a,12bと、中間の縦枠材12cとにより窓枠34を構成し、左側の縦枠材12aと中間の縦枠材12cとの間、右側の縦枠材12bと中間の縦枠材12cとの間に、それぞれ障子1を支軸5で回転自在に軸支してある。支軸5は、障子1を中間高さより上部で偏心状態に軸支しており、障子上框13の室内側には重り14が取付けてあって、障子1は風の力と重り14とのバランスにより自然に開閉するようになっている。中間の縦枠材12cの室内側には、障子1の開閉する範囲を規制したり、障子を強制的に閉鎖ないし開放するための障子開閉装置2を設置してある。障子開閉装置2は、一つの独立したユニットとして構成してある。
障子開閉装置2は、図1と図2に示すように、中間の縦枠材12cの室内側面にボルト15で取付ける断面コ字形のベース8に軸受け16を対向して設け、軸受け16に回転軸4を水平に支持し、回転軸4の両端部に開閉アーム6を取付け、開閉アーム6を障子1から離して設けてある。回転軸4は、障子の支軸5と平行に、且つ略同じ高さに設置してあり、後述するリニアアクチュエータ3により回転駆動される。開閉アーム6は、約135°の角度で開いた二本の腕7a,7bを有するへの字形となっており、その屈折部で回転軸4に垂直に取付けてある。各腕7a,7bの先端部には、各障子1の内側の縦框17の室内側面に当接するゴムローラー18a,18bを軸支してある。開閉アーム6の回転軸4への取付部の構造は、図2と図3に示すように、略円筒状のケース体19の内部に四角い穴20を掘り、そこに直方体形に形成したゴム製の軸取付部材9を収容し、軸取付部材9に貫通して設けた四角い穴21に、角柱状に形成した回転軸の先端部22を挿入し、ケース体19に開閉アーム6をビス23で固定し、開閉アーム6及びケース体19が回転軸4から抜けないように、軸端に取付けたキャップ部材24で開閉アーム6を押さえている。このように、開閉アームと回転軸との間にゴム製の軸取付部材9を介在させ、これを介してトルクが伝達されるようにしたので、障子1が強風に煽られて急激に開閉して、開閉アームのゴムローラー18a,18bに衝突したとしても、軸取付部材9がその衝突の衝撃を吸収し、騒音の発生や障子開閉装置2等の故障を防止できる。なお、ゴム製の軸取付部材9の替わりに、金属製のコイルバネ等を用いてもよい。
回転軸4の中央部には、駆動用アーム25を固定してあり、駆動用アーム25の先端部に、リニアアクチュエータ3の伸縮するロッド26の先端部をピン27で連結してある。リニアアクチュエータ3は、末端部を支持金具28にピン29で揺動可能に軸支してあり、支持金具28はアングル状の取付金具30によりベース8にボルト31で取付けてある。支持金具28と取付金具30との間にはクッション部材32を挟んであり、ここでも障子1が強風で煽れて開閉アームのゴムローラー18aに衝突したときの衝撃を吸収する。また、取付金具30のボルト挿通孔33は上下方向の長孔となっており、これによりリニアアクチュエータ3の位置を上下に調整し、開閉アーム6の角度を簡易に微調整できる。リニアアクチュエータ3自体の構造は問わないが、例えばサーボモーターによってネジ軸を回転し、ネジ軸に挿通したナットが移動することによりロッド26が伸縮するものを用いることができる。
障子開閉装置2は以上のように構成され、リニアアクチュエータのロッド26を最も伸ばすと、図9(a)に示すように、開閉アーム6の上側の腕7aに取付けたゴムローラー18aが、障子縦框17の支軸5より上側に当接して、障子1を閉鎖する。ロッド26を中間位置に停止させ、図9(b)に示すように、開閉アーム6の上側の腕7aを斜め上向きの状態に保持すると、障子1が閉鎖状態からアームの上側の腕7aのゴムローラー18aに当接するまでの範囲で、風の力で自動的にスイングする。ロッド26を最も縮めると、図9(c)に示すように、開閉アーム6の下側の腕7bが室外側に斜め下向きに突出する形となり、その腕に取付けたゴムローラー18bが、障子縦框17の支軸より下側に当接し、障子1を開放状態に保持する。また、図9(a)に示す状態で、リニアアクチュエータのロッド26を縮めて回転軸4を時計回りに回転させると、開閉アームの下側の腕7bに取付けたゴムローラー18bが障子縦框17の下側に当接して障子が回転し、閉鎖した障子を開放することもできる。図9(a)の状態から図9(c)の状態までの回転軸4の回転角度は、約100°である。
障子開閉装置2はユニット化されているので、工場での組立が容易である。また、工場で予め組立・調整を行っておき、建築現場では、障子1を入れた窓枠の縦枠材12cに室内側からボルト15で簡単に取付けできる。また、窓枠を建築現場に搬入する前に、窓枠の縦枠材12cに障子開閉装置2を予め取付けておくこともできる。いずれにしても、障子開閉装置の取付けや調整に要する時間が、従来に比べて大幅に削減できる。また、ベース8にカバーを取付けてリニアアクチュエータ3等を隠蔽すれば、室内側の意匠性も良好となる。
下枠材11には、障子1を閉鎖状態にロックするロック装置35を設けてある。図4と図8に示すように、下枠材11には、左右の障子1の下側位置にレール36を長手方向に取付けてあり、該レールにスライダー37をスライド自在に案内してある。左右の障子用のスライダー37は連結バー38で連結してあり、リニアアクチュエータ39のロッド40を伸縮させることにより、一体となって左右にスライドする。各スライダー37の中央部には、障子1の下框に設けた係止具41に係合するロックピン61を取付けてあり、ロックピン61はスライダー37とともに左右に移動し、障子1の施錠・開錠を自動的に行う。各スライダー37には、左右の縦枠材12a,12b側の端部に、以下に説明するクッション装置42が障子を閉める際に働かないようにするためのカム部材43を取付けてある。カム部材43は、図7に示すように、スライダー37の移動方向に対して室内外方向に傾斜した傾斜面部44と、平行部45とを有している。また、カム部材43をスライダー37に取付けている取付孔46は左右方向の長孔となっており、カム部材43の取付位置は左右に調整できる。
左右の縦枠材12a,12bの下部側には、障子1が強風に煽られて勢いよく閉鎖したときの衝撃を吸収するためのクッション装置42を備えている。クッション装置42は、図5、図6、図7に示すように、縦枠材12a,12bにビス止めした本体部47に、アーム48を障子の支軸5と平行な水平軸49で揺動可能に軸支し、アーム48にロッド50を室外側にバネ51で付勢して出入り可能に保持し、ロッド50の先端部に、障子縦框17に当接するゴムローラー52を軸支してある。図6に示すように、障子1が開放しているときには、アーム48は重力の作用により室外側に向けて倒れ、ロッド50と障子縦框17の長手方向とで形成される上側の角度が90°より僅かに大きい角度となるように、ストッパー53でアーム48を支えている。これにより、障子1が強風に煽られて勢いよく閉鎖したときには、障子1がバネ51に抗してゴムローラー52を室内側に押し込んで衝撃が吸収され、障子開閉装置2の開閉アーム6により障子1をゆっくり閉鎖したときには、ゴムローラー52が障子縦框17に当接して回転しながらアーム48が室内側に倒れ、バネ51がほとんど撓ませられることなく、アーム48が障子1に斜めに寄りかかる状態となる。
このようにアーム48は、障子1を開閉アーム6で閉鎖することにより通常は自然に室内側に向けて倒れるが、まれに閉鎖動作中に障子1が強風で煽られてゴムローラー52に衝突し、障子1がバネの力で跳ね返り、障子1がきちんと閉まらない内にロック装置35が作動して、ロックが不掛かりとなることがある。これを防止するために、本横軸回転窓ではクッション装置のアーム48を強制的に室内側に倒して、障子1を閉鎖する際にクッション装置42が働かないようにするクッション解除装置54を設けている。クッション解除装置54は、先に説明した下枠材11上を左右にスライドするカム部材43と、クッション装置42に揺動可能に設けた連動部材55とで構成してある。連動部材55は略L字形に形成され、その屈折部を本体部47から突出したブラケット56にピン57で軸支してある。カム部材43が図7に示す状態から右側に移動すると、連動部材55の下側のレバー58がカム部材43の傾斜面部44に押されて連動部材55が回転し、連動部材55のもう一方のレバー59から突出したピン60がゴムローラー52を押し上げ、図5に示すように、障子1と当接しないところまで移動させる。この状態で障子1を障子開閉装置2により閉鎖すれば、クッション装置42が働くことがないので障子1を必ずきっちりと閉鎖することができ、ロック装置35によるロックも確実になされる。
障子1を閉鎖する際の、障子開閉装置2、ロック装置35の動作手順を図10に即して述べると、図10(a)は、障子1が自然に開閉するようにしている時の状態を示しており、この時はカム部材43が連動部材55から離れた位置にあって、クッション装置42が機能する状態となっている。障子1を閉鎖する際には、障子開閉装置2を動作させる前にロック装置35をいったん駆動し、連動部材55のレバー58がカム部材43の傾斜面部44を乗り越えるまでスライダー37を右方向に移動させる。この時には、図10(b)に示すように、クッション装置42はアーム48が室内側に倒れて機能しない状態となっており、ロックピン61はまだ障子1の係止具41と係合しない位置にあり、この状態で障子開閉装置2を駆動して開閉アーム6により障子1を閉鎖する。その後、ロック装置35を再度駆動して、スライダー37をさらに右方向に移動させ、図10(c)に示すように、ロックピン61を障子1の係止具41に係合させて障子1を閉鎖状態にロックする。障子1を開放する際には、以上の動作を逆に行う。
以上に説明した2連窓のユニットを横並びに多数設置すれば、多連窓を容易に構成することができる。この場合に障子は、各2連窓のユニットごとに独立して開閉することができる。また、障子開閉装置2の開閉アーム6を回転軸4の片側のみに設け、3本の縦枠材12a,12b,12cの何れか2本に当該障子開閉装置2を設置した場合には、一枚の障子1ごとに独立して開閉できる。また、上枠材10と下枠材11の長さを長くして、中間の縦枠材12c及び障子開閉装置2の数を増やせば、障子1を3枚以上備える多連窓を構成できる。
本発明による横軸回転窓は、以上に述べた実施形態に限定されない。窓枠の構成は自由であり、障子を一枚だけ備えた単窓であってもよい。また連窓とする場合の窓枠の構成としては、単窓の窓枠の縦枠材を方立で連結したものであってもよい。図12は、この場合の方立周辺の横断面図であり、窓枠34は障子一枚ごとに構成して左右の方立62間に室内側から嵌め込み、縦枠材12a,12bを方立62の係合部63に室内側から係合させてあり、方立62の室内側面にボルト15で取付けた障子開閉装置2のベース8で縦枠材12a,12bの室内側面を押さえ、縦枠材12a,12bが方立62から外れないようにしている。またクッション解除装置は、ロック装置の駆動手段によりロック装置と連動して動作するものに限らず、障子開閉装置の駆動手段により障子開閉装置と連動して動作するものであってもよいし、ロック装置や障子開閉装置とは独立して駆動するエアシリンダー等であってもよい。カム部材は、上下方向に傾斜した傾斜面部を有するものであってもよく、連動部材はその傾斜面部に接触して単に上下動してクッション装置のゴムローラーやアームを動かすものであってもよい。
図11におけるA−A断面図である。 図11におけるB−B断面図である。 開閉アームの回転軸への取付部の構造を示す分解斜視図である。 図11におけるC−C断面図である。 クッション装置(右側障子用)の側面図であって、クッション解除装置によりクッション装置が働かないようにしたときの状態を示す。 クッション装置(右側障子用)の側面図であって、クッション装置が機能するときの状態を示す。 クッション装置(右側障子用)の平面図である。 下枠材の平面図である。 本発明の横軸回転窓における障子開閉装置の開閉アームの動作を示す概略縦断面図である。 障子を障子開閉装置により閉鎖する際の、ロック装置とクッション解除装置の動きを順に示す室内側正面図である。 本発明の横軸回転窓を2連窓のユニットとした実施形態を示す室内側正面図である。 窓枠の縦枠材を方立で連結して連窓とする場合の実施形態を示す横断面図である。 従来の横軸回転窓における障子開閉装置とクッション装置の動作を示す概略縦断面図である。
符号の説明
1 障子
2 障子開閉装置
3 リニアアクチュエータ(駆動手段)
4 回転軸
5 支軸
6 開閉アーム
7a,7b 腕
8 ベース
9 軸取付部材(弾性体)
12a,12b,12c 縦枠材
34 窓枠
35 ロック装置
37 スライダー(ロック装置の可動部)
39 リニアアクチュエータ(駆動手段)
42 クッション装置
43 カム部材
52 ゴムローラー(障子当接部)
54 クッション解除装置
55 連動部材
62 方立

Claims (2)

  1. 窓枠(34)の左右縦枠材(12a,12b,12c)の中間高さより上部に障子(1)を偏心状態で軸支し、軸支箇所より上側部分の障子の室内面側に重り(14)を取付け、室内側に、障子と分離して設けた障子開閉装置(2)と、障子を閉鎖状態でロックするロック装置(35)と、障子が風に煽られて閉鎖する際に障子の下部側の室内側面に当接して衝撃を吸収するクッション装置(42)とを備え、障子を障子開閉装置により閉鎖する際、クッション装置の障子当接部(52)を室内側に移動させてクッション装置を働かないようにするクッション解除装置(54)を設けてあることを特徴とする横軸回転窓。
  2. 前記クッション解除装置(54)が、駆動手段(39)により往復移動するロック装置の可動部(37)に取付けたカム部材(43)と、クッション装置(42)の近傍に設けられ、カム部材に接触してクッション装置の障子当接部(52)を移動させる連動部材(55)とで構成してあることを特徴とする請求項1記載の横軸回転窓。
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