JP2005145581A - 画像形成装置 - Google Patents

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JP2005145581A
JP2005145581A JP2003381972A JP2003381972A JP2005145581A JP 2005145581 A JP2005145581 A JP 2005145581A JP 2003381972 A JP2003381972 A JP 2003381972A JP 2003381972 A JP2003381972 A JP 2003381972A JP 2005145581 A JP2005145581 A JP 2005145581A
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roller
paper
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guide roller
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JP2003381972A
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Daisuke Kishii
大輔 岸井
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Funai Electric Co Ltd
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Funai Electric Co Ltd
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Abstract

【課題】 用紙全体をローラの長手方向にデカールして、用紙のカールを除去あるいは
軽減するデカール機構を備えた画像形成装置を提供することである。
【解決手段】 フォトプリンタ(画像形成装置)10は、ロール紙11を送り出すピッ
クローラ12と、ロール紙11を搬送する一対のメインローラ14及びピンチローラ15
と、メインローラ14に用紙厚み以上の隙間を有して対向するガイドローラ13と、ロー
ル紙11に画像を形成する転写部16と、形成した画像を定着する定着部17とを備え、
メインローラ14が鼓状、ガイドローラ13が樽状であり、メインローラ14とガイドロ
ーラ13間の隙間が均一となる構成とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ローラを用いて記録用紙を搬送する画像形成装置に関するものである。
プリンタや複写機等の画像形成装置では、定着工程で受ける熱によって用紙がカールし
、紙詰まり、トレー収容不良、ソータ収容不良等が発生することがある。そこで、用紙の
カールを除去あるいは軽減する様々なデカール機構が考えられている。
例えば、特許文献1のデカール機構では、変形可能な弾性体部分を有するローラと、該
ローラに圧雪し、前記ローラの弾性体部分より硬く、前記シャフトの長手方向に外径を変
化させ、用紙の幅より内側に位置する部材を二か所に有する前記シャフトからなり、前記
ローラの弾性体部分は、前記シャフトの前記部材の圧接を受け、前記シャフトの部材の外
径形状にならって変形する。
仮に搬送方向に平行な用紙の二辺に生ずる用紙のカールが下に凸の場合は、前記ローラ
を用紙の上側に、前記シャフトを用紙の下側に位置させたデカール機構部に、定着工程を
経て搬送方向に平行な用紙の二辺に生じ、且つ下にカールが生じた用紙を搬送させる。
その際、前記用紙は、前記シャフトの部材の外径形状にならって変形した前記ローラの
弾性体部分と前記シャフトの前記部材に押圧されて、強制的にデカール機構通過前と対称
的な逆方向の上にカールを生じさせられる。
特開平0−156815号公報
しかしながら、特許文献1のデカール機構では、用紙の端付近のみをデカールすること
によって用紙全体をフラットにしようとしているので、強くデカールさせなければその効
果は得られない。逆に強くデカールしすぎると反対側にカールしてしまう可能性もあり、
デカールの強さの適正範囲が狭くなる。また、用紙の腰が弱いと用紙の端付近のみが不自
然に変形してしまう可能性もある。
本発明は、用紙全体をローラの長手方向にデカールして、用紙のカールを除去あるいは
軽減するデカール機構を備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、用紙を搬送するメインローラと、該メインローラ
に用紙厚み以上の隙間を有して対向するガイドローラとを備えた画像形成装置において、
前記ガイドローラは、端部の径よりも中央部の径が大きいことを特徴とするものである。
この構成によると、ガイドローラ及びメインローラがデカール機構として働き、用紙全
体をローラの長手方向にデカールして、用紙のカールを除去あるいは軽減することができ
る。
なお上記の画像形成装置において、前記メインローラを鼓状とすることにより、デカー
ルの効果を向上させることができる。更に、前記ガイドローラを樽状とすることにより、
デカールの効果を更に向上させることができる。
なお、上記樽状のガイドローラに代えて、中央部の外周に亘って凸部を有するガイドロ
ーラを用いても同様の効果を得ることができる。
また本発明は、ロール紙を送り出すピックローラと、前記ロール紙を搬送する一対のメ
インローラ及びピンチローラと、前記メインローラに用紙厚み以上の隙間を有して対向す
るガイドローラと、前記ロール紙に画像を形成する転写部と、形成した画像を定着する定
着部とを備えた画像形成装置において、前記メインローラが鼓状、前記ガイドローラが樽
状であり、前記メインローラと前記ガイドローラ間の隙間が均一であることを特徴とする
ものである。
この構成によると、印刷の前後でロール紙を送り出したり巻き取ったりする際に、ガイ
ドローラ及びメインローラからなるデカール機構で、用紙全体をローラの長手方向にデカ
ールして、用紙のカールを除去あるいは軽減することができる。
本発明のガイドローラやメインローラの形状によると、用紙全体をローラの長手方向に
デカールして、用紙のカールを除去あるいは軽減することができる。
図1はフォトプリンタ内部の要部を示す側面図、図2は図1のメインローラ付近の拡大
図、図3はメインローラとガイドローラの一例を示す平面図、図4はメインローラとガイ
ドローラの他の例を示す平面図である。
図1に示すように、フォトプリンタ10はTA(Thermal Autochrome)方式を採用して
いる。このフォトプリンタ10には3層の熱発色層を重ねたロール紙11が用いられ、ロ
ール紙11は加熱することによりそれぞれシアン、マゼンタ、イエローの三原色に発色す
る。各層に含まれる発色素材の発色階調濃度を調節することで、1ドット中で三原色の重
ね合わせを表現できる。
フォトプリンタ10は、ロール紙11が搬送される順に、ピックローラ12、ガイドロ
ーラ13、メインローラ14、ピンチローラ15、転写部16、定着部17を備えている
ピックローラ12はロール紙11を送り出すためのローラである。ガイドローラ13は
メインローラ14に用紙厚み以上の隙間を有して対向し、メインローラ14へ用紙を導く
金属製のローラである。メインローラ14はゴムやシリコン等の弾性体の表面を有し、金
属製のピンチローラ15に接しており、その圧で用紙を搬送する。
転写部16は、低・中・高温を発生するサーマルヘッド(不図示)を有し、感熱性の用
紙を発色させることにより画像を転写する。また定着部17は、419nmの波長の紫外
線を発生する紫外線ランプ17aと、365nmの波長の紫外線を発生する紫外線ランプ
17bとからなり、用紙に転写された画像を紫外線硬化させる。
図3に示すように、ガイドローラ13aの形状を樽状とし、メインローラ14の形状を
鼓状とすることができる。ガイドローラ13aとメインローラ14との隙間を図3のよう
に均一にすることで最も効果的にデカールすることができる。
また図4に示すように、ガイドローラ13bの中央部の外周に亘って凸部を形成し、メ
インローラ14の形状を鼓状とすることができる。これにより、メインローラ14の形状
に沿ってガイドローラ13bの突部及び端部の3箇所で用紙をデカールすることができる
。なお、ガイドローラ13bの形状の方がガイドローラ13aよりも加工しやすいので、
生産効率が向上する。
なお、ガイドローラ13の形状は、図3、図4に限定されるわけではなく、端部の径よ
りも中央部の径が大きい形状であればよい。これにより、用紙全体をローラの長手方向に
デカールして、用紙のカールを除去あるいは軽減することができる。その際、メインロー
ラ14の形状は、従来の円柱形状としてもある程度デカールすることは可能である。
印刷工程は、(1)低温でイエローを発色させ、(2)419nmの紫外線で定着し、
(3)中温でマゼンタを発色させ、(4)365nmの紫外線で定着し、(5)高温でシ
アンを発色させる、という5つのステップで行う。
印刷工程での各部の動作について説明する。まず、メインローラ14の駆動によりロー
ル紙11が転写部16に搬送され、低温でイエローを発色させる。その後、用紙は紫外線
ランプ17a上に搬送されてイエローが定着される。そして、画像形成部分がガイドロー
ル13及びメインロール14間を通過する位置まで用紙を巻き取ってから再び転写部16
まで搬送する。転写部16では中温でマゼンタを発色させ、用紙は紫外線ランプ17b上
に搬送されてマゼンタが定着される。その後、画像形成部分がガイドロール13及びメイ
ンロール14間を通過する位置まで用紙を巻き取ってから再び転写部16まで搬送する。
転写部16では高温でシアンを発色させ、印刷は完了する。
このように、各色を画像形成する度に画像形成部分をガイドロール13及びメインロー
ル14からなるデカール機構でデカールすることにより、用紙のカールを除去あるいは軽
減することができる。
なお、印刷後の用紙は装置内のカッター(不図示)で切断して排出するような構成にす
ればよい。
なお、シアンを発色させた後に、再度画像形成部分がガイドロール13及びメインロー
ル14間を通過する位置まで用紙を巻き取ってから排出するようにしてもよい。これによ
って、より確実に用紙のカールを除去あるいは軽減することができる。
また、印刷工程での巻き取りの動作を簡略化してもよい。具体的には、低温でイエロー
を発色させる。その後、用紙は紫外線ランプ17a上に搬送されてイエローが定着される
。そして、画像形成部分が転写部16上に位置するまで用紙を巻き取ってから中温でマゼ
ンタを発色させ、用紙は紫外線ランプ17b上に搬送されてマゼンタが定着される。その
後、画像形成部分が転写部16上に位置するまで用紙を巻き取ってから高温でシアンを発
色させ、印刷は完了する。その後、画像形成部分がガイドロール13及びメインロール1
4間を通過する位置まで用紙を巻き取ってから排出する。
このように、印刷が完了した後に画像形成部分をガイドロール13及びメインロール1
4からなるデカール機構でデカールすることにより、印刷開始から用紙排出までの時間を
短くしながら用紙のカールを除去あるいは軽減することができる。
本発明において、メインローラとガイドローラは、用紙のカールの方向を考慮して用紙
のどちらの面に設けるか、つまり図1のように配置するか図1でガイドローラとメインロ
ーラ(ピンチローラを含む)とを入れ替えるかを決定すればよい。
なお、上記の実施形態ではロール紙11を用いたが、カット紙を用いた構成としてもよ
い。
上記の実施形態で説明したTA方式のフォトプリンタをはじめ、昇華型熱転写方式のフ
ォトプリンタや、デカール機構を定着部の下流に設ければ他の画像形成装置にも適用する
ことができる。
本発明のフォトプリンタ内部の要部を示す側面図である。 図1のメインローラ付近の拡大図である。 本発明のメインローラとガイドローラの一例を示す平面図である。 本発明のメインローラとガイドローラの他の例を示す平面図である。
符号の説明
10 フォトプリンタ(画像形成装置)
11 ロール紙(用紙)
12 ピックローラ
13 ガイドローラ
14 メインローラ
15 ピンチローラ
16 転写部
17 定着部

Claims (5)

  1. ロール紙を送り出すピックローラと、前記ロール紙を搬送する一対のメインローラ及び
    ピンチローラと、前記メインローラに用紙厚み以上の隙間を有して対向するガイドローラ
    と、前記ロール紙に画像を形成する転写部と、形成した画像を定着する定着部とを備えた
    画像形成装置において、
    前記メインローラが鼓状、前記ガイドローラが樽状であり、前記メインローラと前記ガ
    イドローラ間の隙間が均一であることを特徴とする画像形成装置。
  2. 用紙を搬送するメインローラと、該メインローラに用紙厚み以上の隙間を有して対向す
    るガイドローラとを備えた画像形成装置において、
    前記ガイドローラは、端部の径よりも中央部の径が大きいことを特徴とする画像形成装
    置。
  3. 前記メインローラが鼓状であることを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記ガイドローラが樽状であることを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 前記ガイドローラの中央部の外周に亘って凸部を有することを特徴とする請求項3記載
    の画像形成装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102008052371A1 (de) * 2008-10-20 2010-04-22 Wincor Nixdorf International Gmbh Vorrichtung zur Begradigung aufrollbarer Aufzeichnungsträger und Drucker

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JP2002193525A (ja) * 2000-12-26 2002-07-10 Fuji Photo Film Co Ltd カラー感熱プリンタ

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