JP2005145291A - 車両用空調装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ルーフの開閉に伴う車室内の温度変化に対応した空調制御を行う。
【解決手段】 車室内の温度を検出する温度検出手段23と、温度検出手段23による検出値を補正する信号処理手段21と、信号処理手段21による補正値に基づき車室内の空調を制御する空調制御手段28〜30と、ルーフの開閉を検出する開閉検出手段26とを備え、信号処理手段21は、開閉検出手段26が検出したルーフの開閉に応じて温度検出手段23による検出値Tincを遅延処理する。
【選択図】図4

Description

本発明は、開閉可能なルーフ等、車室外に面して設けられた開口部の開閉状態に応じて車室内の空調を制御する車両用空調装置に関する。
この種の車両用空調装置として、ルーフの開閉状態を検出し、この検出結果に応じて内気センサ,外気センサ,日射センサからの各信号に対応したゲインをそれぞれ調整するようにしたものが知られている(例えば特許文献1参照)。これによればルーフ開状態において内気センサのゲインを小さく、外気センサと日射センサのゲインを大きくし、これらゲイン調整値に基づき空調制御の基準となる必要吹出空気温度を演算する。
特許第3203693号公報
しかしながら、上記公報記載のようにルーフ開閉状態に応じて内気センサと外気センサと日射センサのゲインをそれぞれ調整したのでは、制御構成が必要以上に複雑化する。
本発明による車両用空調装置は、車室内の温度を検出する温度検出手段と、車室外に面して設けられた開閉可能な開口部の開閉を検出する開閉検出手段と、開閉検出手段が検出した開口部の開閉に応じて温度検出手段による検出値を遅延処理する信号処理手段と、信号処理手段により遅延処理された温度検出値に基づき車室内の空調を制御する空調制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、車室外に面して設けられた開閉可能な開口部の開閉に応じて、車室内の温度検出値を遅延処理し、この遅延処理後の温度検出値により空調制御を行うようにしたので、制御構成が複雑化することなく、開口部の開閉に伴う車室内の温度変化に対応した空調制御を行うことができる。
以下、図1〜図4を参照して本発明による車両用空調装置の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係わる車両用空調装置の概略構成を示す図である。なお、本実施の形態の空調装置は、開閉可能なルーフを有する乗用車(カブリオレ、ロードスター等のオープンカー、キャンバストップカー)に適用する。
コンプレッサ2はエンジン1により駆動され、コンプレッサ2の駆動により冷媒が圧縮される。圧縮された冷媒は、コンプレッサ2とともに周知の冷凍サイクルを形成するコンデンサ3、リキッドタンク4、膨張弁5、エバポレータ6を順次通過し、コンプレッサ2に戻る。エンジン1の冷却水は、図示しないウォーターポンプによりヒータコア7に圧送され、エンジン1に戻る。エバポレータ6とヒータコア7は、空調風を生成するための空調ダクト10内に配設される。
空調装置は運転席側の空調と助手席側の空調を互いに独立制御可能に構成され、空調ダクト10は空調風を運転席側の吹出口に導く運転席用ダクト10Aと助手席側の吹出口に導く助手席用ダクト10Bとを有する。ダクト10A,10Bの入口にはそれぞれブロアファン12A,12Bが配設され、モータ11A,11Bの駆動によりブロアファン12A,12Bがそれぞれ回転する。ブロアファン12A,12Bの上流の吸入口14A,14Bには内外気切換ドア13A,13Bがそれぞれ設けられ、ブロアファン12A,12Bが回転するとドア13A,13Bの回動に応じて内気のみまたは外気のみまたは内気と外気の両方がダクト10A,10B内に導入される。
ブロアファン12A,12Bにより送風された空気はエバポレータ6を通過し、冷媒との熱交換により冷却される。ヒータコア7の上流側にはエアミックスドア8A,8Bがそれぞれ設けられ、エバポレータ6を通過した冷却空気は、エアミックスドア8A,8Bの開度に応じてヒータコア7を通過またはバイパスする。ヒータコア7を通過した冷却空気はエンジン冷却水との熱交換により加熱され、この加熱空気とヒータコア7をバイパスした冷却空気がヒータコアの下流で混合し、空気温度が調整される。温度調整後の空気は、ダクト10A,10Bの終端に設けられた図示しない吹出口(ベント吹出口、デフロスタ吹出口、フット吹出口など)を介して車室内に向かって吹き出される。なお、図1では、運転席側の空調と助手席側の空調を互いに独立制御可能としたが、独立制御可能でなくてもよい。
図2は、本実施の形態に係わる車両用空調装置の制御系の構成を示す図である。空調制御ユニット21には、外気温を検出する外気温センサ22と、室内温度を検出する室内温度センサ23と、日射量を検出する日射量センサ24と、車速を検出する車速検知器25と、ルーフの開閉状態を検出するルーフ開閉検知器26と、乗員により操作されて各種の空調指令を入力する空調操作スイッチ27とが接続されている。ルーフ開閉検知器26は、例えば天井部に設けられ、ルーフ閉鎖時にオンし、ルーフ開放時にオフする接点式スイッチである。空調操作スイッチ27は、空調装置の作動/停止を指令するエアコンスイッチ,吹出風量を設定するファンスイッチ,車室内の目標温度を設定する温度調節スイッチなどを含む。
空調制御ユニット21では、これらセンサ22〜26およびスイッチ27からの入力信号に応じて所定の処理を実行し、モータ11A,11Bの駆動制御回路28A,28B、各種アクチュエータ29、エンジン制御ユニット30にそれぞれ制御信号を出力する。エンジン制御ユニット30はリレー31を介して電磁クラッチ32に接続され、エンジン制御ユニット30からの出力信号に応じてリレー31を励磁または消磁させ、電磁クラッチ32をオンまたはオフする。電磁クラッチ32のオンによりエンジン1の回転がコンプレッサ2に伝達され、コンプレッサ2が駆動する。電磁クラッチ32のオフにより伝達が解除され、コンプレッサ2が停止する。アクチュエータ29は、エアミックスドア8A,8Bを回動するアクチュエータ、内外気切換ドア13A,13Bを回動するアクチュエータ、吹出口開閉用ドア(ベントドア,フットドア,デフドア)を回動するアクチュエータなどである。
次に、図3および図4のフローチャートに基づいて制御回路21による空調制御の処理手順を説明する。
図3はメインフローチャートであり、ステップS1では種々の演算に用いる変数などの初期設定を行い、ステップS2でセンサ22〜26および空調操作スイッチ27からの信号を読み込む。ステップS3〜ステップS5では、それぞれ所定の演算式に基づいて外気温センサ22、室内温度センサ23、日射量センサ24の検出値Tam,Tinc,Qsunを補正処理する。ステップS4の室内温度センサ値処理においては、後述するように室内温度センサ23の検出値Tincを一次遅れフィルタにかけて出力する。
ステップS6では乗員によって設定された設定温度Tptcを補正処理し、ステップS7でステップS3〜ステップS5のセンサ補正処理値(後述するT'inc(t)など)およびステップS6の設定温度補正処理値に基づき、例えば次式(I)により空調制御の基準となる目標吹出温度Tを演算する。
T=A×Tam+B×Qsun+C×Tinc+D×Tptc (I)
上式(I)のA〜Dは所定の係数である。この目標吹出温度Tに基づいてステップS8〜ステップS12で空調装置を制御する。
例えばステップS8では実際の吹出風温度と目標吹出温度Tにより目標エアミックスドア開度Xを演算し、エアミックスドア駆動用アクチュエータ29に制御信号を出力してエアミックスドア開度を目標エアミックスドア開度Xに制御する(吹出風温度制御)。ステップS9では吹出口ドア駆動用アクチュエータ29に制御信号を出力し、目標エアミックスドア開度Xに応じてベントドア,デフドア,フットドアを回動制御する(吹出口制御)。ステップS10では制御回路28A,28Bに制御信号を出力し、目標エアミックスドア開度Xに応じてブロアファン12A,12Bの回転数を制御する(風量制御)。ステップS11では内外気切換ドア駆動用アクチュエータに制御信号を出力し、目標エアミックスドア開度に応じて内外気切換ドア13A,13Bを回動制御する(吸込口制御)。また、ステップS12ではエンジン制御ユニット30に制御信号を出力し、コンプレッサ2を駆動制御する(コンプレッサ制御)。以上の処理が終了するとステップS2に戻り、同様な処理を繰り返す。
図4は、上記ステップS4の室内温度センサ値処理の詳細を示すフローチャートである。
ステップS101で室内温度センサ23の検出値Tincを読み込み、ステップS102でイグニッションスイッチがオンされた直後か否か、すなわち空調制御の開始の有無を判定する。ステップS102が肯定されるとステップS103に進み、ステップS107の一次遅れ演算式に代入する変数T'inc(t-Δt)として温度検出値Tincを設定する。ここで設定した変数T'inc(t-Δt)は一次遅れ処理の初期値として用いられる。
ステップS104ではルーフ開閉検知器26からの信号により、ルーフが開放されているか否かを判定する。ステップS104が否定されるとステップS106に進み、一次遅れ演算式に代入する時定数τvを所定値aに設定する。所定値aはルーフ閉鎖時の補正処理を最適に行うための定数である。すなわちルーフ閉鎖時には車室内の平均温度の変化が小さいにも拘わらず、温度検出値Tincが偶発的に変動したことに伴い吹出風温度を変更したのでは、乗員が車室内の温度変化を感じるよりも過剰に吹出風温度が変更され、かえって乗員の空調快適性を損なう。これを避けるため、ルーフ閉鎖時には所定値aを時定数τvとして設定し、温度検出値Tincの補正処理を行う。所定値aは少なくとも制御の刻み時間Δtより大きな値として制御開始前に予め記憶されている。
一方、ステップS104が肯定されるとステップS105に進み、車速検知器25からの信号を読み込んで、図示の特性により車速vに応じた時定数τvを設定する。ステップS105の特性によれば、時定数τvは低速領域(v<v1)で刻み時間Δtに等しく、中速領域(v1≦v<v2)で車速の増加に伴い比例的に増加し、高速領域(v≧v2)で所定値aに等しい。これは高速走行時においては、ルーフ開放状態であっても空力的にルーフ閉鎖状態と同等の気密性が保たれる点を考慮したものである。
ステップS107では、温度検出値TincとステップS105またはステップS106で設定した時定数τvをそれぞれ次式(II)に代入し、室内温度センサ23の補正処理値T'inc(t)を演算する。
T'inc(t)=T'inc(t-Δt)+(Tinc−T'inc(t-Δt))*Δt/τv (II)
上式(II)は室内温度センサ23の検出値Tincに対する一次遅れフィルタに相当し、時定数τvが大きいほど遅れの一次遅れの度合いは大きい。次いで、ステップS108で補正処理値T'inc(t)を出力し、メインフローにリターンする。
以上の室内温度センサ値処理によれば、ルーフ閉鎖時には時定数τvとして所定値aが設定される(ステップS106)。これにより温度検出値Tincが遅れて出力され、温度検出値Tincが変動した場合でも目標吹出温度Tの変動は小さい。その結果、温度検出値Tincが偶発的に変動した場合に、吹出風温度や吹出風量が過剰に変化することを防止することができ、空調快適性の悪化を防ぐことができる。また、エアミックスドア開度の変動が少なくなり、エアミックスドア駆動用アクチュエータ等、目標吹出温度Tに応じて駆動されるアクチュエータの駆動頻度が少なくなって、これらの耐久性が向上する。
これに対し、ルーフ開放時には車速vに応じた時定数τvが設定される(ステップS105)。例えば車両停止または低速走行時には(v<v1)、時定数τvが刻み時間Δtと等しくなる。これにより温度検出値Tincがそのまま補正処理値T'inc(t)として出力され、応答遅れがなくなる。車速が小さいと車室内に外気が流入しやすいため車室内温度が変化しやすいが、応答遅れをなくすことで車室内の温度変化に吹出風温度や吹出風量が即座に追従し、空調快適性が向上する。
ルーフ開放時に車両が中速走行すると(v1≦v<v2)、時定数τvは車速vの増加に伴い徐々に増加する。これにより温度検出値Tincが遅れて出力される。この場合、車速vが増加すると車室内に外気が流入しにくくなるため、車室内の温度変化が低速走行時よりも小さくなる。したがって、車速vに応じて温度出力の応答性を遅らせることで車室内の温度変化に吹出風温度が適度に追従しつつ、温度検出値Tincの偶発的な変動に対して吹出風温度が過剰に変化することを防止することができ、良好な空調制御を実現できる。
ルーフ開放時に車両が高速走行すると(v≧v2)、時定数τvはルーフ閉鎖時と同様、所定値aに等しくなる。この場合、空力的にみてルーフ閉鎖時とほぼ同様に車室内の気密性が保たれ、車室内への外気の流入による車室内の温度変化は小さい。その結果、ルーフ閉鎖時と同様に、温度検出値Tincが偶発的に変化した場合に吹出風温度や吹出風量が過剰に変化することを防止することができ、空調制御が安定する。
以上の実施の形態によれば以下のような作用効果を奏することができる。
(1)ルーフの開閉に応じて、室内温度センサ23の検出値Tincを遅延処理するための時定数τvを設定するようにしたので、ルーフの開閉による車室内の温度変化に対応した空調制御を行うことができる。また、ルーフの開閉に応じて単一のセンサの検出値Tincを遅延処理するだけなので、複数のセンサのゲインを個別に調整する場合に比べ、制御構成が容易である。
(2)ルーフ開放時に車速が所定値v1未満のときの一次遅れ時定数τvを刻み時間Δtと等しくしたので、車両停止または低速走行時に温度検出値Tincが応答遅れなく出力される。したがって、車室内の温度変化に吹出風温度が即座に追従し、車室内の温度変化が激しい場合であっても空調快適性を維持できる。
(3)ルーフ開放時に車速が所定値v1以上かつ所定値v2未満のときの一次遅れ時定数τvを、車速の増加に伴い比例的に増加するようにしたので、車室内への外気の流入による車室内の温度変化の程度に対応して時定数τvが設定されることとなり、良好な空調制御が可能である。
(4)高速走行時にはルーフ開放時であってもルーフ閉鎖時と同様に車室内の気密性が保たれることに着目し、ルーフ開放時に車速が所定値v2以上のときの一次遅れ時定数τvをルーフ閉鎖時の時定数τvと等しくしたので、ルーフ閉鎖時と同様、温度検出値Tincが偶発的に変化した場合に吹出風温度や吹出風量が過剰に変化することを防止することができる。
なお、ルーフ開放状態での高速走行時において、時定数τvを変更する代わりに例えば外気温センサ23のゲインを大きくすると、外気温がわずかに変化した場合に吹出風温度が大きく変更され、空調快適性を損なう。また、例えば室内温度センサ23のゲインを小さくすると、車室内の平均温度が高くなった場合でも車室内温度は低めに出力され、車室内温度に対応した空調風を送風することができない。この点、時定数τvを大きくする場合には、外気温のわずかな変化に対して吹出風温度が大きく変更されることはない。また、車室内の平均温度が高くなった場合に温度出力の応答性は遅れるが、いずれその平均温度を出力するので、車室内温度に応じた空調風を送風できる。
上記実施の形態では、信号処理手段としての空調制御ユニット21での処理により、ルーフ開放時に車速に応じて遅れ処理の時定数τvを設定するようにしたが、ルーフの開閉に応じて遅れ処理に係わる係数を設定するのであれば、この係数は車速に応じたものでなくてもよい。また、空調制御ユニット21で一次遅れ処理以外の遅延処理(例えば所定の遅延時間を設定し、遅延時間経過後に温度検出値Tincを出力するような処理)を行うようにしてもよく、遅れ処理の形態は上述したものに限定されない。すなわち上述した時定数τvの特性(図4のステップS105)は一例であり、これ以外の特性を設定してもよい。一次遅れ処理以外の遅延処理を行う場合においても、ルーフ開放時には車速が大きいほど応答遅れの度合いが大きくなるようにし、ルーフ閉鎖時には車速に拘わらず応答遅れの度合いが一定となるようにすることが好ましい。ルーフ開放時に車速が所定値v1未満のときτv=Δtとして遅延処理を行わないようにしたが、時定数τvを調整する以外の方法で遅延処理を行わないようにすることもできる。
ルーフの開閉に応じて室内温度センサ23の出力の遅延処理を行うようにしたが、車室外に面したルーフ以外の開閉可能な開口部(例えば窓部)の開閉に応じて遅延処理することもできる。したがって、開閉検出手段はルーフ開閉検知器26に限定されない。室内温度センサ23により車室内の温度を検出するようにしたが、温度検出手段は種々のものを用いることができる。車速検知器25により車速を検出するようにしたが、車速検出手段は種々のものを用いることができる。空調制御手段の構成は図1に示したものに限らない。すなわち、本発明の特徴、機能を実現できる限り、本発明は実施の形態の車両用空調装置に限定されない。
本発明の実施の形態に係わる車両用空調装置の概略構成を示す図。 本発明の実施の形態に係わる車両用空調装置の制御系の構成を示す図。 図2の空調制御ユニットにおけるメイン処理の一例を示すフローチャート。 図3の室内温度センサ値処理の詳細を示すフローチャート。
符号の説明
21 空調制御ユニット 23 室内温度センサ
25 車速検知器 26 ルーフ開閉検知器
27 空調操作スイッチ 28A,28B 駆動制御回路
29 アクチュエータ 30 エンジン制御ユニット

Claims (5)

  1. 車室内の温度を検出する温度検出手段と、
    車室外に面して設けられた開閉可能な開口部の開閉を検出する開閉検出手段と、
    前記開閉検出手段が検出した前記開口部の開閉に応じて前記温度検出手段による検出値を遅延処理する信号処理手段と、
    前記信号処理手段により遅延処理された温度検出値に基づき車室内の空調を制御する空調制御手段とを備えることを特徴とする車両用空調装置。
  2. 請求項1に記載の車両用空調装置において、
    車速を検出する車速検出手段を備え、
    前記信号処理手段は、前記開口部の開放時に車速が所定値以上のときに限り前記遅延処理を行うことを特徴とする車両用空調装置。
  3. 請求項1に記載の車両用空調装置において、
    車速を検出する車速検出手段を備え、
    前記信号処理手段は、
    前記温度検出手段による検出値を一次遅れさせる一次遅れフィルタと、
    前記開口部が開放状態では、車速が所定値以上のときの一次遅れの度合いが車速が前記所定値未満のときの一次遅れの度合いよりも大きくなるように車速に応じて一次遅れ処理に係わる係数を設定し、前記開口部が閉鎖状態では、車速に拘わらず前記係数を所定値に設定する係数設定手段とを有することを特徴とする車両用空調装置。
  4. 請求項3に記載の車両用空調装置において、
    前記係数設定手段は、前記開口部の開放時に車速が所定値以上のとき、前記係数を前記所定値に設定することを特徴とする車両用空調装置。
  5. 請求項3または4に記載の車両用空調装置において、
    前記係数設定手段は、車速が大きいほど前記開口部の開放時の一次遅れの度合いが大きくなるように前記係数を設定することを特徴とする車両用空調装置。
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