JP3026014B2 - 自動車用空調制御装置 - Google Patents

自動車用空調制御装置

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JP3026014B2 JP2192023A JP19202390A JP3026014B2 JP 3026014 B2 JP3026014 B2 JP 3026014B2 JP 2192023 A JP2192023 A JP 2192023A JP 19202390 A JP19202390 A JP 19202390A JP 3026014 B2 JP3026014 B2 JP 3026014B2
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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、前後席の独立空調制御が可能な自動車用
空調制御装置、特に前席側の空調を後席側の空調状態を
考慮して、また、後席側の空調を前席側の空調状態を考
慮してそれぞれ制御するようにした自動車用空調制御装
置に関するものである。
(従来の技術) 従来の自動車用空調制御装置として、例えば特開昭58
−39511号公報に示されるように、前席空間の空調を、
少なくとも前席空間の温度と前席空間の設定温度とに基
づいて算出された制御量をもって前席空間の温度がこの
設定温度になるよう制御し、また後席空間の空調を、少
なくとも後席空間の温度と後席空間の設定温度とに基づ
いて算出された制御量をもって後席空間の温度が該後席
空間の設定温度になるよう別個に制御するようにしたも
のは公知である。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、前席空間には後席空間からの熱的な干
渉があり、また後席空間においても前席空間からの熱的
干渉があり、特に一方の空間の空調状態が他方の空間の
空調状態に干渉する度合は空調ユニットから吹出す空気
の方向(吹出モード)によって異なることから、上述の
熱的干渉を考慮しない従来技術においては、必ずしも適
切な温度制御を行なえない欠点があった。
そこで、この発明においては、前後席の一方の空間に
おける他方の空間からの熱的干渉を考慮し、より適切な
空調制御が行なえる制御量を算出して前後席用それぞれ
の空調ユニットを制御するようにした自動車用空調制御
装置を提供することを課題としている。
(課題を解決するための手段) しかして、請求項1に係る発明の要旨とするところ
は、前席側空間を空調する空調機器が収納された前席用
空調ユニットと、前記前席側空間に連続する後席側空間
を空調する空調機器が収納された後席用空調ユニットと
を別々に設け、前記前席用空調ユニットの前記空調機器
を該前席用空調ユニットから吹出す空気の目標吹出温度
に基づいて制御し、後席用空調ユニットの前記空調機器
を該後席用空調ユニットから吹出す空気の目標吹出温度
に基づいて制御する自動車用空調制御装置において、前
記前席側空間の温度を検出する前席側温度検出手段と、
前記後席側空間の温度を検出する後席側温度検出手段
と、前記前席用空調ユニットから吹出す空気の目標吹出
温度を前記前席側温度検出手段によって検出された温
度、及び、後席側の熱負荷に関連する補正因子を加えて
演算する前席目標吹出温度演算手段と、前記後席用空調
ユニットから吹出す空気の目標吹出温度を前記後席側温
度検出手段によって検出された温度、及び、前席側の熱
負荷に関連する補正因子を加えて演算する後席目標吹出
温度演算手段と、前記前席側及び後席側の熱負荷に関連
する補正因子のゲインを、前記前席用空調ユニットの吹
出モードと前記後席用空調ユニットの吹出モードとの少
なくとも一方に応じて格別に変更設定する補正因子ゲイ
ン設定手段とを具備することにある。
また、請求項2に係る発明の要旨とするところは、前
記自動車用空調制御装置において、前席用空調ユニット
の吹出モードが上吹出口を開口するモードに設定された
場合に、前席用空調ユニットの送風量が所定量以上であ
れば、前記送風量が前記所定量より小さい場合に比べ
て、前記後席目標吹出温度演算手段の演算に加味される
前席側の熱負荷に関連する補正因子のゲインをより大き
くすることを特徴とすることにある。
(作用) したがって、前席用空調ユニットの制御量である前席
目標吹出温度は、前席空間の空調状態に影響を与える後
席側の熱的な補正因子を加味して算出され、その補正因
子の重みは更に吹出モードによっても変更される。ま
た、後席用空調ユニットの制御量である後席目標吹出温
度も、後席空間の空調状態に影響を与える前席側の熱的
な補正因子を加味して算出され、その補正因子の重みは
吹出モードによっても変更されるので、前後席の一方の
空間からの他方の空間への熱的干渉度合に見合った制御
量をもって前席用空調ユニットと後席用空調ユニットが
別々に制御できる。さらに、前席用空調ユニットの送風
量によっては、後席側空間への影響度合も異なることか
ら、前席用空調ユニットの吹出モードが上吹出口を開口
するモードに設定された場合に、前席用空調ユニットの
送風量が所定量以上であれば、後席側空間への影響度合
は大きくなるので、後席側の目標吹出温度の演算に加味
される前席側の熱負荷に関連する補正因子の依存度が大
きくなり、所定量より小さければ、後席側空間への影響
度合は小さいので、後席側の目標吹出温度の演算に加味
される前席側の熱負荷に関連する補正因子の依存度が小
さくなり、補正因子の重みを前席用空調ユニットの送風
量によっても変更可能とし、前席側空間と後席側空間と
の熱的干渉をより一層精度よく補正することができる。
そのため、上記課題を達成することができるものであ
る。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面により説明する。
第1図において、自動車用空調制御装置は、前席用空
調ユニット1と後席用空調ユニット2とを備えており、
前席用空調ユニット1は、空調ダクト3の最上流側にイ
ンテークドア切換装置4が設けられ、このインテークド
ア切換装置4は、内気入口5と外気入口6とが分かれた
部分に内外気切換ドア7が配置され、この内外気切換ド
ア7をアクチュエータ8により操作して空調ダクト3内
に導入すべき空気を内気と外気とに選択できるようにな
っている。
送風機9は、空調ダクト3内に空気を吸い込んで下流
側に送風するもので、この送風機9の後方にはエバポレ
ータ10とヒータコア11とが設けられている。
また、ヒータコア11の前方にはエアミックスドア12が
設けられており、このエアミックスドア12の開度をアク
チュエータ13により調節することで、ヒータコア11を通
過する空気とヒータコア11をバイパスする空気との割合
が調節されるようになっている。
さらに、ヒータコア11の下流側はデフロスト吹出口1
4、上吹出口15及び下吹出口16に分かれて前席空間17に
開口し、その分かれた部分にモードドア18a〜18cが設け
られ、このモードドア18a〜18cをアクチュエータ19で操
作することで吹出モードがデフロストモード、ベントモ
ード、バイレベルモード、フットモード、デフフットモ
ードに切り換えられるようになっている。
これに対して、後席用空調ユニット2は、後席空間20
の空気を吸引する送風機21を空調ダクト22の最上流側に
有し、その後方に前席用空調ユニット1と同様にエバポ
レータ23とヒータコア24が配置されている。
このヒータコア24の前方にもエアミックスドア25が設
けられており、このエアミックスドア25の開度をアクチ
ュエータ26により調節することで、ヒータコア24を通過
する空気とヒータコア24をバイパスする空気との割合が
調節されるようになっている。そして、ヒータコア24の
下流側は上吹出口27及び下吹出口28に分かれて後席空間
20に開口し、その分かれた部分にモードドア29a,29bが
設けられ、このモードドア29a,29bをアクチュエータ30
で操作することで吹出モードがベントモード、バイレベ
ルモード、フットモード、デフフットモードに切り換え
られるようになっている。
前記前席用空調ユニット1のエバポレータ10は、コン
プレッサ31、コンデンサ32、リキッドタンク33及びエク
スパンションバルブ34aと共に配管結合され、また、後
席用空調ユニット2のエバポレータ23は、前記コンプレ
ッサ31、コンデンサ32、リキッドタンク33を共通に用
い、別個のエクスパンションバルブ34bと共に配管結合
されてそれぞれ冷房サイクルを構成しており、後席用空
調ユニット2のエバポレータ23に対しては、電磁弁35の
ON/OFFによりコンプレッサ31から送られる冷媒が断続制
御されるようになっている。また、前記コンプレッサ31
は、図示しない自動車のエンジンに電磁クラッチ36を介
して連結され、該エンジンを駆動源としている。
そして、前記アクチュエータ8,13,19,26,30、送風機
9,21のモータ、電磁弁35及びコンプレッサ31の電磁クラ
ッチ36は、それぞれ駆動回路40a〜40iを介してマイクロ
コンピュータ41からの出力信号に基づいて制御される。
このマイクロコンピュータ41は、図示しない中央処理
装置(CPU)、読出し専用メモリ(ROM)、ランダムアク
セスモメモリ(RAM)、入出力ポート(I/O)等を持つそ
れ自体周知のもので、該マイクロコンピュータ41には、
前席空間の温度を検出する前席空間温度センサ42からの
前席空間温度TINCF、外気の温度を検出する外気温度セ
ンサ43からの外気温TAMB、日射量を検出する日射センサ
44からの日射量QSUN及び後席空間の温度を検出する後席
空間温度センサ45からの後席空間温度TINCRの信号がマ
ルチプレクサ46を介して選択され、A/D変換器47を介し
てデジタル信号に変換されて入力される。
また、マイクロコンピュータ41には、前席側に取付け
られた空調ユニットの操作パネル48からの出力信号が入
力される。
空調ユニットの操作パネル48は、コンプレッサ31を作
動させるA/Cスイッチ49と経済的なコンプレッサ制御を
行なうECONスイッチ50とを有し、各空調機器はこれらい
ずれかのスイッチが押されるとオート制御モードに入
る。また、操作パネル49は、空調機器の作動を停止させ
るOFFスイッチ51、吹出モードをデフロストモード(DE
F)に設定するDEFスイッチ52、車室内の設定温度Tdを設
定する温度設定器53、送風能力を設定する送風能力設定
器54、デフロストモード以外の吹出モード(ベントモー
ド、バイレベルモード、フットモード、デフフットモー
ド)を設定する吹出モード設定器55、吸入モードを外気
のみを導入するモード(FRESH)、内気のみを導入する
モード(REC)、または外気と内気とを所定の比率で導
入するモード(MIX)に設定する吸入モード設定器56を
備え、設定された温度、送風能力、吹出モード、吸入モ
ードがマイクロコンピュータ41により制御される表示部
57に表示される。
第2図において、前述したマイクロコンピュータ41の
メイン制御の作動例がフローチャートとして示され、マ
イクロコンピュータ41は、空調装置が作動し始めると、
ステップ60において、前席空間温度TINCF、後席空間温
度TINCR、外気温TAMB、日射量QSUN、設定温度TPTC等の
各センサ及び操作パネルからの信号が入力され、次のス
テップ62において、前席空間に吹出す空気の目標吹出温
度XMF(以下、フロント目標吹出温度という。)と、後
席空間に吹出す空気の目標吹出温度XMR(以下、リア目
標吹出温度という。)を演算するこの演算処理の詳細は
後述するが、このXMF及びXMRは、例えば(1)式または
(2)式によって算出される各空調機器の駆動制御のも
とになる制御信号であり、その値が高い場合には暖房要
請が強いことを、また低い場合には冷房要請が強いこと
を表わす。
XMF=A1・TPTC+B1・TAMB+C1・QSUN −D1・TINCF+E1・TINCR+F1 ……(1)式 XMR=A2・TPTC+B2・TAMB+C2・QSUN −D2・TINCR+E2・TINCF+F2 ……(2)式 ここで、A1〜E1,A2〜E2はゲインであり、F1,F2は補正
項を示す。また、これらの演算式において特徴的である
のは、XMFの演算においてTINCRの補正項が、XMRの演算
においてTINCFの補正項がそれぞれ付加されている点で
あり、これら補正項のゲインE1,E2は空調装置の始動初
期においては、零ないしは前回用いられていた値が割り
当てられる。
そして、ステップ64乃至70において、前席用空調ユニ
ット1のエアミックスドア12の開度、送風機(FAN)9
の回転速度、吹出モード、インテークドア7の位置が、
フロント目標吹出温度XMFに基づいて予め記憶された所
定の特性パターンになるよう選定され、それぞれの駆動
回路40a,40b,40c,40fへ制御信号を出力して前席用空調
ユニット1の各空調機器を駆動制御する。また、後席用
空調ユニット2のエアミックスドア25の開度、送風機
(FAN)21の回転速度、吹出モードの設定がリア目標吹
出温度XMRに基づいて予め記憶された所定の特性パター
ンになるよう選定され、それぞれの駆動回路40d,40e,40
gを介して後席用空調ユニットの各空調機器を駆動制御
する。
第3図において、目標吹出温度を演算する具体的な処
理ルーチン例がフローチャートとして示されている。こ
のルーチンにおいてマイクロコンピュータ41は、前席側
の空調状態がその態様によっては後席空間の空調状態に
影響を与えることから、先ず、前席用空調ユニット1の
吹出モードがベントモード(VENT)であるか否か(ステ
ップ72)、バイレベルモード(BI/L)であるか否か(ス
テップ74)、フットモード(FOOT)であるか否か(ステ
ップ76)、デフフットモード(DEF/FOOT)であるか否か
(ステップ78)を判定する。
前席用空調ユニット1の吹出モードがVENTである場合
には、前席空間17から後席空間20へ送られる風量も多い
ことから、後席空間が受ける前席空間17からの熱的干渉
の度合は大きく、この場合には、リア目標吹出温度XMR
を幾分大きくして、後席側の温調制御を暖房時の制御状
態に向かって幾分ずらすようゲインE1,E2を設定する。
しかも、この場合には、後席空間20へ送られる風量が前
席用空調ユニットからの送風量によって大きく変わるこ
とから、送風量に応じたゲインの調整も必要になる。こ
のため、ステップ80において前席用空調ユニット1の送
風量が所定量α以上であるか否かを判定し、αより小さ
ければE1=1に対してE2=3にセットしてXMRに対する
前席空間温度TINCFの依存度をXMFに対する後席空間温度
TINCRの依存度よりも大きくし(ステップ82)、また、
α以上であれば、E1=1に対してE2=5にセットしてX
MRに対するTINCFの依存度をXMFに対するTINCRの依存度
より更に大きくする(ステップ84)。
また、前席用空調ユニット1の吹出モードがBI/Lであ
る場合には、前席空間17から後席空間20へ送られる風量
が幾分少なくなり、後席空間20の前席空間17からの熱的
干渉度合も幾分小さくなるので、E1に1をE2に2をセッ
トする(ステップ86)。
さらに、前席用空調ユニット1の吹出モードがFOOTま
たはDEF/FOOTである場合には前席空間17の送風状態が後
席空間20にほとんど影響しないと考えてよく、この場合
には前席空間17に対する後席補正因子TINCRの依存度と
後席空間20に対する前席補正因子TINCFの依存度とを同
じ割合E1=1,E2=1にセットする(ステップ88,90)。
前席用空調ユニット1の吹出モードをDEFにする場合
は、前席空間17を温調制御する意図よりもフロントガラ
スの曇り取りを行なう等の意図からであり、この場合に
は前席側の空調にTINCRの影響を加味する必要性がほと
んどなく、E1=0とする。これに対して、前席用空調ユ
ニット1の吹出モードがDEFである場合には、フロント
ガラスから天井に沿って後方へ流れる風量が多くなるこ
とから、後席空間20の温調制御に大きな影響を与える。
このため、E2には2をセットしてXMRに対するTINCFの依
存度を大きくする(ステップ92)。
そして、上記ステップ82乃至92で設定されたE1,E2
もって、前記(1)式と(2)式からフロント目標吹出
温度XMF及びリア目標吹出温度XMRを演算する(ステップ
94,96)。
尚、この実施例においては、特に前席用空調ユニット
1の吹出モードに基づいて後席空間20への熱的干渉度合
を考慮してE1,E2の値を調節し、XMFに対するTINCRの依
存度及びXMRに対するTINCFの依存度を変更するようにし
たが、このTINCRに代えて後席用空調ユニット2の吹出
口から実際に吹出す空気の温度を、TINCFに代えて前席
用空調ユニット1の吹出口から実際に吹出す空気の温度
を用いてもよい。また、XMFのTINCRの代わりにXMRを用
い、XMRのTINCFの代わりにXMFを用いて干渉度合を考慮
してもよい。
さらに、この実施例においては、特に前席用空調ユニ
ット1の吹出モードのみを考慮して干渉度合を設定変更
したが、これに代えて、またはこれと共に、後席用空調
ユニット2の吹出モードを考慮して干渉度合を変更設定
するようにしても同様の作用効果が得られるものであ
る。
(発明の効果) 以上述べたように、請求項1に係る発明によれば、前
後席の一方の空間が他方の空間から受ける熱的な干渉度
合に合わせて前席用空調ユニットと後席用空調ユニット
のそれぞれの制御量が補正されるので、換言すれば、一
方の空間の空調が他方の空間の空調から影響を受けた場
合に、一方の空間の空調制御に他方の熱負荷因子が反映
されるので、前席用空調ユニットと後席用空調ユニット
のそれぞれを、従来よりもより適切な空調状態が得られ
るように制御できるものである。また、吹出モードに応
じて前席側及び後席側の熱負荷に関連する補正因子のゲ
インが格別に変更設定されるので、従来よりもより直接
的に一方の空間の他方の空間からの影響を加味した制御
が可能となり、設定された吹出モードに見合ったきめ細
かい空調制御が実現できる。
さらに、請求項2に係る発明によれば、前席用空調ユ
ニットの送風量に応じて後席側空間の空調制御に加味さ
れる前席側の熱負荷に関連する補正因子の依存度が変更
されるので、前席側空間と後席側空間との熱的な干渉を
より制度良く補正することができる。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの発明に係る自動車用空調制御装置を示す概
略構成図、第2図は同上の自動車用空調制御装置に用い
られるマイクロコンピュータのメイン制御例を示すフロ
ーチャート、第3図は同上におけるメイン制御のうち目
標吹出温度を演算する具体的な制御ルーチン例を示すフ
ローチャートである。 1……前席用空調ユニット、2……後席用空調ユニッ
ト。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前席側空間を空調する空調機器が収納され
    た前席用空調ユニットと、前記前席側空間に連続する後
    席側空間を空調する空調機器が収納された後席用空調ユ
    ニットとを別々に設け、 前記前席用空調ユニットの前記空調機器を該前席用空調
    ユニットから吹出す空気の目標吹出温度に基づいて制御
    し、後席用空調ユニットの前記空調機器を該後席用空調
    ユニットから吹出す空気の目標吹出温度に基づいて制御
    する自動車用空調制御装置において、 前記前席側空間の温度を検出する前席側温度検出手段
    と、 前記後席側空間の温度を検出する後席側温度検出手段
    と、 前記前席用空調ユニットから吹出す空気の目標吹出温度
    を前記前席側温度検出手段によって検出された温度、及
    び、後席側の熱負荷に関連する補正因子を加えて演算す
    る前席目標吹出温度演算手段と、 前記後席用空調ユニットから吹出す空気の目標吹出温度
    を前記後席側温度検出手段によって検出された温度、及
    び、前席側の熱負荷に関連する補正因子を加えて演算す
    る後席目標吹出温度演算手段と、 前記前席側及び後席側の熱負荷に関連する補正因子のゲ
    インを、前記前席用空調ユニットの吹出モードと前記後
    席用空調ユニットの吹出モードとの少なくとも一方に応
    じて格別に変更設定する補正因子ゲイン設定手段と、 を具備することを特徴とする自動車用空調制御装置。
  2. 【請求項2】前記前席用空調ユニットの吹出モードが上
    吹出口を開口するモードに設定された場合に、前記前席
    用空調ユニットの送風量が所定量以上であれば、前記送
    風量が前記所定量より小さい場合に比べて、前記後席目
    標吹出温度演算手段の演算に加味される前席側の熱負荷
    に関連する補正因子のゲインをより大きくすることを特
    徴とする請求項1記載の自動車用空調制御装置。
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