JP2005142833A - 電子機器およびその制御方法、プログラム、並びに記録媒体 - Google Patents

電子機器およびその制御方法、プログラム、並びに記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】迅速に所望の機能を実行することができるようにする。
【解決手段】 ユーザがデジタル携帯電話機1を待ち受け状態(表示部11と本体13が重なり合って閉じている状態)の時にメールボタン23を押下した後、表示部11を本体13に対して回動させ、開いた状態にした時、メールのメニュー画面を表示させるのではなく、その下位の階層の画面である新規メール作成画面をLCD22に表示させる。これにより、ユーザは、直ちに、操作キー41を操作してメールを作成することが可能になる。本発明は、デジタル携帯電話機やPDAに適用することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子機器およびその制御方法、プログラム、並びに記録媒体に関し、特に、操作性をより向上させることができるようにした電子機器およびその制御方法、プログラム、並びに記録媒体に関する。
近年、ヒンジ部を有する折り畳み型のデジタル携帯電話機が普及してきている(例えば、特許文献1)。これらの折り畳み型デジタル携帯電話機は、主に表示部を有する第1の筐体と、種々のボタン等を含む操作部を有する第2の筐体とがヒンジ部を介して回動自在に連結されている。待ち受け時には、折り畳んで小型化することができるので良好な携帯性が得られる。また、通信時には第1の筐体と第2の筐体を展開することで良好な視認性をユーザに提供することが可能となる。
特開2003−258961号公報
しかしながら、折り畳み型のデジタル携帯電話機は、折り畳み時(待ち受け時)には、第1の筐体のLCD等で構成されるメインの表示部が内側に隠れてしまうので、種々の操作(受信メールを読む等の操作)の際には、その都度、第1の筐体と第2の筐体を展開する必要がある。
そして、例えば、新規のメールを作成する場合、筐体を開いてメニュー画像を表示させ、所定のボタンを押下してメール機能を選択し、さらに所定のボタンを押下して新規メールを作成するための画像(文字、数字等を入力するための画像)を表示させる。このように、実際にメールを作成するための画像を表示させるには、いくつかの操作を行う必要があり、迅速にメールを作成することができない課題があった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、より操作性の向上した電子機器を提供することができるようにするものである。
本発明の電子機器は、第1の筐体に対して第2の筐体が第1の位置にある場合におけるユーザの操作を検出する操作検出手段と、第1の筐体に対する第2の筐体の相対的な移動位置を検出する位置検出手段と、第1の筐体に対して第2の筐体が第1の位置から第2の位置に移動された場合、操作検出手段による検出結果に基づく機能を起動する起動手段とを備えることを特徴とする。
起動手段は、機能として、電子メールの作成処理機能を起動するようにすることができる。
起動手段は、機能として、ゲームのアプリケーションの操作処理機能を起動するようにすることができる。
電子機器は、携帯電話機であるようにすることができる。
本発明の電子機器の制御方法は、第1の筐体に対して第2の筐体が第1の位置にある場合におけるユーザの操作を検出する操作検出ステップと、第1の筐体に対する第2の筐体の相対的な移動位置を検出する位置検出ステップと、第1の筐体に対して第2の筐体が第1の位置から第2の位置に移動された場合、操作検出ステップの処理による検出結果に基づく機能を起動する起動ステップとを含むことを特徴とする。
本発明のプログラムは、第1の筐体に対して第2の筐体が第1の位置にある場合におけるユーザの操作を検出する操作検出ステップと、第1の筐体に対する第2の筐体の相対的な移動位置を検出する位置検出ステップと、第1の筐体に対して第2の筐体が第1の位置から第2の位置に移動された場合、操作検出ステップの処理による検出結果に基づく機能を起動する起動ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明の記録媒体のプログラムは、第1の筐体に対して第2の筐体が第1の位置にある場合におけるユーザの操作を検出する操作検出ステップと、第1の筐体に対する第2の筐体の相対的な移動位置を検出する位置検出ステップと、第1の筐体に対して第2の筐体が第1の位置から第2の位置に移動された場合、操作検出ステップの処理による検出結果に基づく機能を起動する起動ステップとを含むことを特徴とする。
本発明においては、第1の筐体に対して第2の筐体を第2の位置に移動した場合、第1の筐体に対して第2の筐体が第1の位置にある状態の操作に基づく機能が起動される。
本発明によれば、電子機器を提供することができる。特に、より操作性が向上し、迅速に所望の機能を実行することができる。
以下に本発明の最良の形態を説明するが、開示される発明と実施の形態との対応関係を例示すると、次のようになる。本明細書中には記載されているが、発明に対応するものとして、ここには記載されていない実施の形態があったとしても、そのことは、その実施の形態が、その発明に対応するものではないことを意味するものではない。逆に、実施の形態が発明に対応するものとしてここに記載されていたとしても、そのことは、その実施の形態が、その発明以外の発明には対応しないものであることを意味するものでもない。
さらに、この記載は、明細書に記載されている発明の全てを意味するものではない。換言すれば、この記載は、明細書に記載されている発明であって、この出願では請求されていない発明の存在、すなわち、将来、分割出願されたり、補正により出現し、追加される発明の存在を否定するものではない。
本発明によれば、電子機器が提供される。この電子機器(例えば、図1のデジタル携帯電話機1)は、第1の筐体(例えば、図1の本体13)と、第1の筐体に対して相対的に移動可能な第2の筐体(例えば、図1の表示部11)とにより構成されている電子機器であって、第1の筐体に対して第2の筐体が第1の位置(例えば、図5Aの表示部11の位置)にある場合におけるユーザの操作を検出する操作検出手段(例えば、図3のユーザ操作情報管理部122)と、第1の筐体に対する第2の筐体の相対的な移動位置を検出する位置検出手段(例えば、図3の開閉状態管理部121)と、第1の筐体に対して第2の筐体が第1の位置から第2の位置(例えば、図5Cの表示部11の位置)に移動された場合、操作検出手段による検出結果に基づく機能を起動する起動手段(例えば、図3の機能起動部124)とを含む。
この電子機器は、起動手段が、機能として、電子メールの作成処理機能を起動することを含む。
この電子機器は、起動手段が、機能として、ゲームのアプリケーションの操作処理機能を起動することを含む。
この電子機器は、携帯電話機(例えば、図1のデジタル携帯電話機1)であることを含む。
本発明によれば、電子機器の制御方法が提供される。この電子機器の制御方法は、第1の筐体と、第1の筐体(例えば、図1の本体13)に対して相対的に移動可能な第2の筐体(例えば、図1の表示部11)とにより構成される電子機器(例えば、図1のデジタル携帯電話機1)の制御方法であって、第1の筐体に対して第2の筐体が第1の位置(例えば、図5Aの表示部11の位置)にある場合におけるユーザの操作を検出する操作検出ステップ(例えば、図4のステップS3)と、第1の筐体に対する第2の筐体の相対的な移動位置を検出する位置検出ステップ(例えば、図4のステップS9)と、第1の筐体に対して第2の筐体が第1の位置から第2の位置(例えば、図5Cの表示部11の位置)に移動された場合、操作検出ステップの処理による検出結果に基づく機能を起動する起動ステップ(例えば、図4のステップS11)とを含む。
本発明によれば、プログラムが提供される。このプログラムは、第1の筐体と、第1の筐体(例えば、図1の本体13)に対して相対的に移動可能な第2の筐体(例えば、図1の表示部11)とにより構成される電子機器(例えば、図1のデジタル携帯電話機1)のプログラムであって、第1の筐体に対して第2の筐体が第1の位置(例えば、図5Aの表示部11の位置)にある場合におけるユーザの操作を検出する操作検出ステップ(例えば、図4のステップS3)と、第1の筐体に対する第2の筐体の相対的な移動位置を検出する位置検出ステップ(例えば、図4のステップS9)と、第1の筐体に対して第2の筐体が第1の位置から第2の位置(例えば、図5Cの表示部11の位置)に移動された場合、操作検出ステップの処理による検出結果に基づく機能を起動する起動ステップ(例えば、図4のステップS11)とを含む。
このプログラムは、記録媒体(例えば、図1のメモリスティック51)に記録することができる。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明を適用したデジタル携帯電話機1の外観の構成例を表している。デジタル携帯電話機1は、本体13、および中央のヒンジ部12を介して本体13に対して相対的に移動(この実施の形態の場合、回動)自在に連結された表示部11で構成されている。
表示部11は、上端中央部にスピーカ21を有する。スピーカ21は、電気信号を可聴可能な音声に変換する。
また、表示部11には、その正面にLCD(Liquid Crystal Display)22が設けられており、LCD22は、電波の受信状態、電池残量、電話帳として登録されている相手先名、電話番号および発信履歴の他、電子メールの内容、簡易ホームページ、および公衆回線網を介して、各種サーバ、携帯端末装置、デジタルカメラ、ビデオカメラまたは他のデジタル携帯電話機から送信された画像などを表示する。
さらに、表示部11のLCD22の下方には、電子メールボタン23、ボタン25、および発呼キー、終話及び電源キー、並びにクリアキー等の操作キー26が設けられている。なお、ボタン25は、ユーザによって所望のアプリケーション起動ボタンとして設定することが可能とされている。
また、表示部11の操作キー26の上部には、回動自在なジョグダイヤル24が、表示部11の表面から僅かに突出した状態で設けられている。ジョグダイヤル24に対する回動操作に応じて、LCD22に表示されている電話帳リストもしくは電子メールのスクロール動作、簡易ホームページのページ捲り動作、または画像の送り動作等の種々の動作が実行される。
例えば、ユーザによるジョグダイヤル24の回動操作に応じてLCD22に表示された電話帳リスト(複数の電話番号)の電話番号がスクロールされ、ジョグダイヤル24が表示部11の内部方向に押圧されたとき、選択されている電話番号を確定して、確定した電話番号に対して自動的に発呼処理が行なわれる。
図1は、表示部11が本体13に対して開放された位置にある状態を示しているが、後述する図5と図6に示されるように、本発明においては、表示部11は、本体13に対して閉じられた位置にある状態でも、そのLCD22が外側に露出するように形成されている。従って、以上の操作は、図5と図6に示されるような、表示部11が本体13に対して開かれていない状態、すなわち、折り畳まれた状態(本体13の表面が隠れている状態)でも可能である。
一方、本体13には、その表面に「0」乃至「9」の数字キー等の操作キー41が設けられている。ユーザはこの操作キー41を操作することで、各種指示を入力する。
本体13の操作キー41の下部には、通話中の相手の音声を録音するメモボタン42が設けられている。本体13の下端部にはマイクロフォン43が設けられている。マイクロフォン43は、通話時の使用者の音声を集音し、電気信号に変換する。
なお、本体13には、背面側に図示せぬバッテリパックが装着されており、終話および電源キーがオン状態になると、バッテリパックから各回路部に対して電力が供給されて動作可能な状態とされる。
本体13の左側面には、着脱自在なメモリスティック51(ソニー株式会社の商標)を装着するためのスロット44が設けられている。メモボタン42が押下されると、通話中の相手の音声が装着されているメモリスティック51に記録される。メモリスティック51には、ユーザの操作に応じて、電子メールや画像データなども記録される。
メモリスティック51は、本願出願人の関係会社であるソニー株式会社によって開発されたフラッシュメモリの一種である。このメモリスティック51は、縦21.5×横48×厚さ2.8[mm]の小型薄型形状のプラスチックケース内に、電気的に書換えや消去が可能な不揮発性メモリであるEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)の一種であるフラッシュメモリ素子を格納したものであり、10ピン端子を介して画像や音声、各種データの書き込み及び読み出しが可能となっている。
また、メモリスティック51は、大容量化等による内蔵フラッシュメモリの仕様変更に対しても、使用する機器で互換性を確保することができる独自のシリアルプロトコルを採用し、最大書込速度1.5[MB/S]、最大読出速度2.45[MB/S]の高速性能を実現していると共に、誤消去防止スイッチを設けて高い信頼性を確保している。
デジタル携帯電話機1は、このようなメモリスティック51を装着可能に構成されているために、メモリスティック51を介して、他の電子機器との間でデータの共有化を図ることができる。
図2は、デジタル携帯電話機1の構成例を表している。同図に示されるように、制御データなどを伝送する制御ライン71を介して、主制御部91、通信部92、音声処理部93、表示制御部94、記憶部95、開閉検出部96、スロット44、および入力部61(メールボタン23、ジョグダイヤル24、ボタン25、操作キー26、操作キー41、およびメモボタン42を有する)が相互に接続されている。また、音声データやパケットデータなどを伝送するデータライン72を介して、主制御部91、通信部92、音声処理部93、表示制御部94、記憶部95、スロット44、スピーカ21、およびマイクロフォン43が接続されている。これらは、図示せぬ電源回路から必要な電力が供給されている。
主制御部91は、CPU(Central Processing Unit),ROM(Read Only Memory),RAM(Random Access Memory)等を内蔵する。CPUは、ROMに記憶されているプログラム、または記憶部95からRAMにロードされたプログラムに従って、各種の処理を実行する。ROMは、一般的には、CPUが使用する各種プログラムや演算用のパラメータのうちの基本的に固定のデータを格納する。RAMは、CPUが各種の処理を実行する上において必要なデータなどを適宜記憶する。
アンテナ101は、固定無線局である基地局(図示せず)との間で電波を送受信する。通信部92は、アンテナ101で受信した受信信号を増幅して周波数変換処理およびアナログデジタル変換処理を施し、音声処理部93に出力する。また通信部92は、音声処理部93から供給されたデジタル音声データをデジタルアナログ変換処理および周波数変換処理を施した後、アンテナ101を介して送信する。
音声処理部93は、通信部92より供給された高周波データをスペクトラム逆拡散処理し、アナログ音声信号に変換した後、スピーカ21に出力する。また音声処理部93は、マイクロフォン43で集音された音声信号をデジタル音声データに変換し、スペクトラム拡散処理した後、通信部92に出力する。
表示制御部94は、LCD22を制御し、各種情報をテキストやイメージなどで表示させる。
記憶部95は、不揮発性メモリなどで構成され、主制御部91のCPUが実行する各種プログラムやデータ(例えば、音声データや画像データ、および、電子メールや簡易ホームページにリンクされたデータ)などを記録する。
開閉検出部96は、デジタル携帯電話機1の開閉状態を検出可能なスイッチなどで構成され、表示部11が本体13に対して相対的に開いた状態(図1に示されるような状態)なのか、または閉じた状態(後述する図5Aまたは図6Aに示されるような折り畳み状態)なのかを検出する。
スロット44には、必要に応じて、メモリスティック51が適宜装着され、そこから読み出されたプログラムが、必要に応じて記憶部95にインストールされる。また、記憶部95に記憶されている音声データや画像データ、あるいは、電子メールや簡易ホームページにリンクされたデータなどを、ユーザの操作により、メモリスティック51に記録することもできる。
入力部61は、メールボタン23、ジョグダイヤル24、ボタン25、操作キー26、操作キー41、およびメモボタン42などのうち、ユーザにより操作されたものに対応した信号を主制御部91のCPUに入力する。
スピーカ21は、データライン72を介して供給されたデータ、またはアナログ音声信号に対応する所定の音声を出力する。マイクロフォン43は、集音した音声を電気信号に変換し、データライン72を介して音声処理部93に出力する。
図3は、図2の主制御部91のCPUの機能的構成例を表している。この例では、開閉状態管理部121は、開閉検出部96の検出結果に基づいて、表示部11の本体13に対する相対的な開閉状態を管理し、開閉状態を示すフラグをユーザ操作情報管理部122に供給する。
ユーザ操作情報管理部122は、入力部61が入力したユーザの操作情報を取得し、取得した操作情報を機能選択部123、機能起動部124、表示部125、および実行部126に供給する。機能選択部123は、供給された操作情報に基づいて、デジタル携帯電話機1が有する各種機能を選択し、選択した各種機能を表わす情報を機能起動部124に供給する。
機能起動部124は、機能選択部123、またはユーザ操作情報管理部122より供給された情報に基づいて、対応する機能(プログラム)を起動し、対応する表示画像を表示部125に表示させる。表示部125は、供給された情報に基づいて、LCD22に画像を表示させる。実行部126は、ユーザ操作情報管理部122からの入力に基づいて、所定の機能(プログラム)を実行する。
次に、図4のフローチャートを参照して、デジタル携帯電話機1の動作について説明する。この処理は、デジタル携帯電話機1の電源がオンされているとき常に実行される。開閉状態管理部121は、ステップS1において、表示部11の位置を取得し、ステップS2で、待ち受け状態か否かを判定する。すなわち、開閉スイッチ等で構成される開閉検出部96は、図5Aまたは図6Aに示されるように、表示部11が本体13に対して相対的に折り畳まれている状態(待ち受け状態)であるのか、または図5Cもしくは図6Cに示されるように、相対的に開かれた状態(非待ち受け状態)にあるのかを常に検出しており、開閉状態管理部121は、ステップS1において、この情報を取得する。そして、ステップS2で、ステップS1の処理で取得された情報に基づいて、表示部11と本体13が折り畳まれている状態(待ち受け状態)か否かが判定される。
なお、ステップS2の処理では、図5Bおよび図6Bに示されるように、表示部11が回動途中の状態は、待ち受け状態(折り畳まれている状態)と判定されるが、非待ち受け状態(開放状態)であると判定されるようにしてもよい。
ステップS2において、待ち受け状態であると判定された場合、すなわち、図5Aまたは図6A(並びに図5Bまたは図6B)に示される状態の場合、ステップS3において、ユーザ操作情報管理部122は、表示部11に設けられている各種ボタン(メールボタン23、ジョグダイヤル24、ボタン25、および操作キー26)が操作されたか否かを判定する。
デジタル携帯電話機1は、図5および図6に示されるように、表示部11がヒンジ部12を中心として時計回り(図5B)、または反時計回り(図6B)に、本体13の表面(操作キー41が存在する面)に対してほぼ平行に回動可能とされている。すなわち、表示部11は本体13の表面に対して垂直な方向に回動されるわけではないので、閉じられた状態でも、LCD22が操作キー41と接する(対向する)ようにはならない。従って、LCD22は、回動位置に拘わらず、常に視認可能である。また、表示部11の表面のボタンは常に操作可能である。そこで、ステップS3では、いま図5Aまたは図6A(または図5Bもしくは図6B)に示される状態なので(ステップS2で待ち受け状態であると判定されている)、ホームページやメールの閲覧をするためにユーザが各種ボタンを押下したか否かが判定される。
ステップS3において、各種ボタン(メールボタン23、ジョグダイヤル24、ボタン25、および操作キー26)が操作されていないと判定された場合、ステップS4において、表示部125は、通常の待ち受け画像を表示する。
また、ステップS2で、待ち受け状態ではないと判定された場合(図5Cまたは図6Cに示されるような開放状態の場合)、ステップS5において、ユーザ操作情報管理部122は、表示部11または本体13に設けられている各種ボタン(メールボタン23、ジョグダイヤル24、ボタン25、操作キー26、操作キー41、およびメモボタン42)が操作されたか否かを判定する。すなわち、図5Cまたは図6Cに示される状態で、ホームページやメールの閲覧、または文字や数字等の入力を行うためにユーザが各種ボタンを押下したか否かが判定される。ステップS5で、各種ボタンが操作されていないと判定された場合、ステップS4において、表示部125は、通常の待ち受け画像を表示する。
ステップS4の処理の後、処理はステップS1に戻り、それ以降の処理が繰り返される。すなわち、ボタンが操作されない場合、待ち受け画面が表示された状態のままとなる。
一方、ユーザがボタンを操作した場合、このときユーザ操作情報管理部122は機能起動部124にユーザの操作情報(ユーザによって操作(押下)されたボタンを表す情報)を供給する。このときステップS5で、ボタンが操作されたと判定された場合、処理はステップS6に進む。ステップS6において、機能起動部124は、操作されたボタンに対応する機能を起動し、ステップS7において、表示部125は、起動された機能に基づく画像を表示する。すなわち、例えば、ユーザにより、メールボタン23が操作(押下)された場合、ステップS6の処理でメール機能が起動され、ステップS7の処理でLCD22にメールに関する各種項目(例えば、ユーザに選択されることで、「受信したメールの一覧」、「新規メールの作成」、および「送信したメールの一覧」などの画像を表示するための項目(選択肢))の一覧(メニュー画面)が表示される。
ユーザは、その表示に基づいて、さらに所定のボタンを操作し、入力を行う。そこで、ステップS8において、ユーザ操作情報管理部122は、ユーザからの入力を受け付ける。実行部126は受け付けられた入力に対応する処理を実行する。例えば、すなわち、ステップS6の処理でメール機能が起動された場合、上述したメールに関する各種項目が表示される。ユーザはさらにボタンを操作し、項目の中から、例えば新規メールを作成する機能を選択する。この選択入力に基づいて、新規メール作成画面が表示され、ユーザは操作キー41を操作してメールの内容(文字)を入力する。入力が完了したとき、さらに送信が指示されれば、そのメールを送信する処理が実行される。
一方、ステップS3において、ボタンが操作されたと判定された場合、ステップS9において、ユーザ操作情報管理部122は、開閉状態管理部121の検出に基づいて、表示部11が±180度に開いたか否かを判定する。具体的には、表示部11が本体13に対して閉じられた状態(図5A)から、図5Bに示されるように、時計回りに回動され、図5Cに示されるような開いた状態(+180度に開いた状態)に移行したか、または、閉じられた状態(図6A)から、図6Bに示されるように、反時計回りに回動され、図6Cに示されるような開かれた状態(−180度に開いた状態)に移行したか否かが判定される。
ステップS9で、表示部11が±180度に開いていないと判定された場合、処理はステップS6に進み、上述した場合と同様の処理が実行される。
一方、ステップS9で、表示部11が±180度に開いた状態であると判定された場合、処理はステップS10に進む。このときステップS10において、機能選択部123は、ユーザ操作情報管理部122からの操作情報に基づいて、操作(押下)されたボタンに基づく機能を選択する。例えば、ステップS3の処理で操作されたと判定されたボタンがメールボタン23であった場合、機能選択部123は、メールに関する機能のうち、その機能を実行するのに、本体13の表面に配置されている操作キー41を操作する必要がある機能を選択する。これにより、例えば、新規メールを作成するための機能が選択される。
ステップS11において、機能起動部124は、ステップS10の処理で選択された機能を起動する。例えば、新規メールを作成するための機能が起動される。ステップS12において、表示部125は、ステップS11の処理で起動された機能に基づいた画像を表示する。例えば、ステップS11の処理で新規メールを作成するための機能が起動された場合、新規メール作成画面が表示される。
そこで、ユーザは、操作キー41を操作して、メールの内容(文字)を入力する。ステップS8において、ユーザ操作情報管理部122は、ユーザの入力を受け付ける。具体的には、ステップS12の処理で、新規メール作成画面が表示されている場合、メールの送信相手に対するメールアドレス(宛先)、メールの題名、およびメールの本文などの入力が受けつけられる。そして、さらに送信が指示されれば、そのメールを送信する処理が実行される。
以上のように、表示部11が本体13に対して閉じられた状態でメールボタン23が押下され、その後、表示部11が開かれた場合、操作キー41を操作し、所望の文字や数字等の情報を入力することを、ユーザが希望していると推測することができる。従って、メールボタン23が押下された場合、メールに関する機能を選択するためのメニュー画面を表示するのではなく、さらにその下位の階層の画面である新規メール作成画面が表示される。
また、例えば、メールボタン23ではなく、ボタン25が押下され、ボタン25がインターネット機能をもつように設定されている場合(例えば、iモード(商標)等のオンラインサービスのためのボタンとして設定されている場合)、ステップS6の処理で、ボタン25に対するオンラインサービスに対応する機能が起動され、ステップS7の処理で、オンラインサービスのメニュー画面が表示される。
これに対して、ステップS10では、iアプリ(商標)等のゲーム機能を有するアプリケーションが選択され、ステップS11で選択されたゲーム機能が起動し、ステップS12で、ゲーム画面が表示される。
これにより、迅速にユーザが希望する機能を起動し、実行させることが可能になる。
以上、本発明を携帯電話機に適用した場合を説明したが、本発明は、その他の電子機器にも適用することができる。
本明細書において、上述した一連の処理を実行するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくても、並列的あるいは個別に実行される処理を含むものである。
本発明を適用したデジタル携帯電話機の外観の構成例を示す斜視図である。 図1のデジタル携帯電話機の構成例を示すブロック図である。 図1のデジタル携帯電話機のCPUの機能的構成例を示すブロック図である。 図1のデジタル携帯電話機の動作を説明するためのフローチャートである。 デジタル携帯電話機の開閉の原理を説明するための図である。 デジタル携帯電話機の開閉の原理を説明するための図である。
符号の説明
1 デジタル携帯電話機, 11 表示部, 13 本体, 23 メールボタン, 51 メモリスティック, 121 開閉状態管理部, 122 ユーザ操作情報管理部, 123 機能選択部, 124 機能起動部

Claims (7)

  1. 第1の筐体と、前記第1の筐体に対して相対的に移動可能な第2の筐体とにより構成される電子機器において、
    前記第1の筐体に対して前記第2の筐体が第1の位置にある場合におけるユーザの操作を検出する操作検出手段と、
    前記第1の筐体に対する前記第2の筐体の相対的な移動位置を検出する位置検出手段と、
    前記第1の筐体に対して前記第2の筐体が前記第1の位置から第2の位置に移動された場合、前記操作検出手段による検出結果に基づく機能を起動する起動手段と
    を備えることを特徴とする電子機器。
  2. 前記起動手段は、前記機能として、電子メールの作成処理機能を起動する
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記起動手段は、前記機能として、ゲームのアプリケーションの操作処理機能を起動する
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  4. 前記電子機器は、携帯電話機である
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  5. 第1の筐体と、前記第1の筐体に対して相対的に移動可能な第2の筐体とにより構成される電子機器の制御方法であって、
    前記第1の筐体に対して前記第2の筐体が第1の位置にある場合におけるユーザの操作を検出する操作検出ステップと、
    前記第1の筐体に対する前記第2の筐体の相対的な移動位置を検出する位置検出ステップと、
    前記第1の筐体に対して前記第2の筐体が前記第1の位置から第2の位置に移動された場合、前記操作検出ステップの処理による検出結果に基づく機能を起動する起動ステップと
    を含むことを特徴とする制御方法。
  6. 第1の筐体と、前記第1の筐体に対して相対的に回動可能な第2の筐体とにより構成される電子機器のプログラムであって、
    前記第1の筐体に対して前記第2の筐体が第1の位置にある場合におけるユーザの操作を検出する操作検出ステップと、
    前記第1の筐体に対する前記第2の筐体の相対的な移動位置を検出する位置検出ステップと、
    前記第1の筐体に対して前記第2の筐体が前記第1の位置から第2の位置に移動された場合、前記操作検出ステップの処理による検出結果に基づく機能を起動する起動ステップと
    をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  7. 第1の筐体と、前記第1の筐体に対して相対的に回動可能な第2の筐体とにより構成される電子機器のプログラムであって、
    前記第1の筐体に対して前記第2の筐体が第1の位置にある場合におけるユーザの操作を検出する操作検出ステップと、
    前記第1の筐体に対する前記第2の筐体の相対的な移動位置を検出する位置検出ステップと、
    前記第1の筐体に対して前記第2の筐体が前記第1の位置から第2の位置に移動された場合、前記操作検出ステップの処理による検出結果に基づく機能を起動する起動ステップと
    を含むことを特徴とするコンピュータが読み取り可能なプログラムが記録されている記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010146241A (ja) * 2008-12-18 2010-07-01 Toshiba Corp 情報処理装置及びその制御方法
JP2014068262A (ja) * 2012-09-26 2014-04-17 Kyocera Corp 携帯端末、制御方法及び制御プログラム

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