JP2002290516A - 携帯情報端末装置 - Google Patents

携帯情報端末装置

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JP2002290516A
JP2002290516A JP2001093315A JP2001093315A JP2002290516A JP 2002290516 A JP2002290516 A JP 2002290516A JP 2001093315 A JP2001093315 A JP 2001093315A JP 2001093315 A JP2001093315 A JP 2001093315A JP 2002290516 A JP2002290516 A JP 2002290516A
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JP
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mobile phone
response
information terminal
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JP2001093315A
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Inventor
Katsunori Miura
勝典 三浦
Kozue Kodama
こずえ 児玉
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】発生したイベントの内容情報をユーザに対して
確実に認識させ得る携帯情報端末装置を得る。 【解決手段】イベントの発生を通知する通知手段6、1
9と、発生したイベントの内容情報を表示する第1の表
示手段20と、第1の表示手段20よりも表示範囲が小
さい第2の表示手段26と、通知手段6、19による通
知に対する応答を行う応答手段41、62と、応答手段
41、62による応答が行われたとき、第2の表示手段
26に内容情報を表示する表示制御手段40とを設け
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は携帯情報端末装置に
関し、例えば携帯電話機に適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来携帯電話機において、任意の予定時
刻、予定件名や連絡先の電話番号等を入力するスケジュ
ール編集を行い、当該予定時刻が到来したときにアラー
ム音を鳴音してユーザに通知するとともに、予定件名や
電話番号を表示部に表示してユーザに認識させるスケジ
ューラ機能を有したものがある。
【0003】また携帯電話機において、表示部が設けら
れた第1の筐体と、当該第1の筐体に対して開閉自在に
連結された第2の筐体を有する折り畳み式携帯電話機が
ある。
【0004】この折り畳み式携帯電話機においては、そ
の待ち受け時や携帯時には、筐体を閉じて折り畳むこと
により外形を小型化し得るとともに表示部や各種キー等
を第2の筐体で被覆して保護し、その使用時には、筐体
を開くことにより表示部や各種キー、スピーカやマイク
ロホン等を露出して通話可能な状態にし得るようになさ
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところがかかる構成の
折り畳み式携帯電話機においては、予定時刻の到来時に
おいて筐体が折り畳まれている場合、ユーザは表示部を
視認し得ず、単にアラーム音によって予定時刻が到来し
たことのみしか認識し得ないという問題があった。
【0006】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、発生したイベントの内容をユーザに対して確実に認
識させ得る携帯情報端末装置を提案しようとするもので
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、イベントの発生を通知する通知手
段と、発生したイベントの内容情報を表示する第1の表
示手段と、第1の表示手段よりも表示範囲が小さい第2
の表示手段と、通知手段による通知に対する応答を行う
応答手段と、応答手段による応答が行われたとき、第2
の表示手段に上記内容情報を表示する表示制御手段とを
設けた。
【0008】イベントの発生を通知手段で通知するとと
もに、その内容情報を第1の表示手段に表示し、当該通
知後に応答手段の応答が行われたとき、第1の表示手段
よりも表示範囲が小さい第2の表示手段に内容情報を表
示することにより、簡易な操作で確実に内容情報をユー
ザに認識させることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施の形態を詳述する。
【0010】(1)リモコン付携帯電話機の全体構成 図1において、1は全体として本発明によるリモートコ
ントローラ(以下、リモコンと呼ぶ)付携帯電話機を示
し、携帯電話機2と、当該携帯電話機2にリモコンケー
ブル3を介して接続されたリモコン4と、当該リモコン
4にヘッドホンケーブル5を介して接続されたヘッドホ
ン6とで構成されている。
【0011】携帯電話機2は、中央のヒンジ部7を境
に、下側筐体8と上側筐体9とに分けられており、当該
ヒンジ部7を介して開閉自在に連結された折り畳み式構
造を有している。
【0012】下側筐体8においては、当該下側筐体8の
背面における上端右側に、送受信用のアンテナ10が引
出し及び収納可能な状態に取り付けられており、当該ア
ンテナ10を介して基地局(図示せず)との間で電波を
送受信するようになされている。
【0013】また下側筐体8には、その表面下部に通話
時のユーザの音声を集音し得るマイクロホン11及びメ
モボタン12が設けられており、当該メモボタン12に
よって通話中の音声を録音し得るようになされている。
【0014】さらに下側筐体8には、その表面中央に
「0」〜「9」の数字キー、発呼キー、リダイアルキ
ー、終話及び電源キー、クリアキー及び電子メールキー
等の操作キー13が設けられているとともに、当該操作
キー13の上側に回動操作及び押下操作自在な操作手段
としての回転押圧操作子(以下、ジョグダイヤルと呼
ぶ)14が設けられ、さらに当該ジョグダイヤル14の
両隣には、表示部20の表示内容に応じて各種コマンド
が割り当てられる左ソフトキー15及び右ソフトキー1
6が設けられており、操作キー13、ジョグダイヤル1
4、左ソフトキー15又は右ソフトキー16の操作によ
りメニューの項目選択、発呼処理、電子メール文の作成
やデータ通信等の種々の処理を実行し得るようになされ
ている。
【0015】例えばリモコン付き携帯電話機1は、ユー
ザによるジョグダイヤル14の回転操作に応じて、表示
部20に表示された電話番号リストの中から所望の電話
番号が選択された後、当該ジョグダイヤル14が下側筐
体8の内部方向に押下されると、選択された電話番号を
確定して当該電話番号に対して自動的に発呼処理を行う
ようになされている。
【0016】また携帯電話機2においては、第2の筐体
としての下側筐体8と、第1の筐体としての上側筐体9
とが開閉自在に連結されていることから、その閉状態
(折り畳み状態)において、筐体表面に設けられた表示
部20、操作キーやジョグダイヤル14等を筐体相互で
被覆して保護するとともに携帯電話機2全体の寸法を小
型化し得るようになされている。
【0017】なお下側筐体8には、その背面側に図示し
ないバッテリパックが装着されており、操作キー13の
操作により電源が投入されると、当該バッテリパックか
ら内部の回路ブロックに対して電力を供給して動作して
動作可能な状態に起動するようになされている。
【0018】一方、上側筐体9の上端中央部には回動自
在な撮像手段としてのカメラ部17が設けられており、
当該カメラ部17のCCD(Charge Coupled Device) カ
メラ18を介して所望に撮像対象を撮像し得るようにな
されている。
【0019】ところでこのカメラ部17は、ユーザによ
って反転されて位置決めされた場合、図2に示すよう
に、当該カメラ部17の背面側中央部に設けられたスピ
ーカ19が正面に位置することになり、これにより通常
の音声通話状態に切り換わるようになされている。
【0020】また、上側筐体9の正面におけるカメラ部
17の下方には、LCD( LiquidCrystal Display )
でなる、第1の表示手段としての表示部20が設けられ
ており、当該表示部20に各種機能に対応したメニュ
ー、電波の受信状態、電池残量、発信履歴、着信履歴、
電子メール文、電話帳、スケジュール、画像等のあらゆ
る情報を表示し得るようになされている。
【0021】また上側筐体9には、当該上側筐体9の右
側面上部に着脱自在なメモリスティック(ソニー(株)
商標)21を挿着するためのメモリスティックスロット
22が設けられている。
【0022】因みにメモリスティック21は、本願出願
人であるソニー株式会社によって開発されたフラッシュ
メモリカードの一種で、小型薄型のプラスティックケー
ス内に電気的に書換えや消去可能な不揮発メモリである
EEPROM(ElectricallyErasable Programmable Re
ad Only Memory )でなるフラッシュメモリ素子を格納
したものであり、10ピン端子を介して画像や音声、音
楽等の各種データの書き込み及び読み出しが可能となっ
ている。
【0023】またメモリスティック21は、大容量化等
による内蔵フラッシュメモリの仕様変更に対しても、使
用する機器で互換生を確保することができる独自のシリ
アルプロトコルを採用し、最大書込速度1.5[MB/S] 、最
大読出速度2.45[MB/S]の高速性能を実現していると共
に、誤消去防止スイッチを設けて高い信頼性をも確保し
ている。
【0024】従ってリモコン付携帯電話機1は、メモリ
スティック21を着脱自在に挿着して用いることが可能
な構成としていることにより、当該メモリスティック2
1を介して他の電子機器との間でデータの共有化を図る
ことができるようになされている。
【0025】なお、かかるメモリスティック21として
は、供給される各種データをフラッシュメモリ素子にそ
のまま記録再生する標準タイプのものと、供給される各
種データに対して著作権を保護するための所定の著作権
保護機能(因みに、著作権保護機能としては、マジック
ゲート(ソニー(株)商標)等がある)付きのタイプと
がある。
【0026】そして上側筐体9には、当該上側筐体9の
左側にリモコンジャック21が設けられており、リモコ
ンケーブル3の先端に設けられたリモコンプラグ3Aが
挿着されると、携帯電話機2の内部の電源部からの電源
電圧をリモコンケーブル3を介してリモコン4に供給す
ると共に、当該携帯電話機2の回路基板から着信信号及
び音声信号等の各種信号をリモコンケーブル3を介して
リモコン4に出力するようになされている。
【0027】リモコン4は、ほぼ円柱形状の筐体24の
内部にリモコン4の各種回路部が配置された回路基板が
内蔵されている。
【0028】筐体24には、その前面の上端近傍に着信
/終話ボタン25が設けられていると共に、当該着信/
終話ボタン25の下方にLCDでなる第2の表示手段と
してのリモコン側表示部26が設けられており、当該リ
モコン側表示部26に各種機能に対応した情報を表示し
得るようになされている。
【0029】また筐体24には、その右側面に携帯電話
機2の通信機能を停止して音楽再生機能のみを有効にす
る送受信停止ボタン27と、ヘッドホン6の音量を調整
するための音量調整ボタン29と、音楽再生モードのと
きに低音強調や曲のリピート設定等を行うための音楽調
整機能ボタン30とが設けられている。
【0030】さらに筐体24には、その右側面上部にリ
モコン側ジョグダイヤル31が設けられており、上述の
メモリスティック21に記憶されている音楽データの再
生を行う音楽再生モード時には当該リモコン側ジョグダ
イヤル31の回動操作に応じて早送り及び早戻しを行
い、当該リモコン側ジョグダイヤル31の押下操作によ
り再生及び停止を行い得るようになされている。
【0031】またリモコン側ジョグダイヤル31は、他
の携帯電話機(図示せず)と互いに音声信号の授受を行
う通信モード時には、当該リモコン側ジョグダイヤル3
1の回動操作に応じて電話番号を選択し、当該リモコン
側ジョグダイヤル31の押下操作により選択された電話
番号を確定して自動的に発呼処理を行うようになされて
いる。
【0032】因みに着信/終話ボタン25は、通信モー
ド時に押下されると通信モードを終了して、音楽再生モ
ードに切り換わるようになされており、これによりリモ
コン側ジョグダイヤル31では早送り、早戻し、再生及
び停止の各音楽再生に関する処理を行うことができるよ
うになされている。
【0033】そして筐体24には、当該筐体24の上端
部にマイクロホン32が設けられられていると共に、当
該マイクロホン32の後方に突起したヘッドホンジャッ
ク33が設けられている。
【0034】またヘッドホンジャック33には、ヘッド
ホンケーブル5の先端に設けられたヘッドホンプラグ5
Aを介してヘッドホン6が接続されている。
【0035】このリモコン4においては、その筐体24
の背面の所定位置にクリップ金具(図示せず)が設けら
れており、これにより例えば上着の胸ポケットに挟んだ
状態で使用し得るようになされている。
【0036】従ってリモコン付携帯電話機1において
は、ユーザに対してリモコン側表示部26を目視させる
とともに発呼処理や終話処理等の各種処理の操作を容易
に行わせ、マイクロホン32から音声を入力すると共
に、ヘッドホン6により通信相手の音声を出力すること
により携帯電話機2を鞄の中に入れた状態であっても他
の携帯電話機との間で音声信号の授受を行うことができ
るようになされている。
【0037】(2)リモコン付携帯電話機の回路構成 次にリモコン付携帯電話機1の回路構成について図3を
用いて説明する。実際上、リモコン付携帯電話機1にお
いては、携帯電話機2の携帯側外部インターフェイス4
6と、リモコン4のリモコン側外部インターフェイス6
1とが接続されており、携帯電話機2とリモコン4との
間で各種情報の授受を行うようになされている。
【0038】ここで携帯電話機2においては、当該携帯
電話機2の各種機能を統括的に制御するCPU(Centra
l Processing Unit )40にバスBUSを介して送受信
部42、音声コーデック43、記録再生部44、メモリ
スティックインターフェイス45、携帯側外部インター
フェイス46及びメモリ47が接続されており、当該メ
モリ47には複数の電話番号及び当該電話番号に対応し
て登録された登録画像を記憶した電話帳リストや、スケ
ジュール機能で用いられるスケジュールデータ等が格納
されている。またバスBUSには、リモコン付携帯電話
機1の筐体8及び9の開閉状態を検出する開閉検出部4
9が接続されている。
【0039】また携帯電話機2のCPU40には、メモ
ボタン12、操作キー13、ジョグダイヤル14、左ソ
フトキー15及び右ソフトキー16(図1)からなる操
作入力部41と、表示部20が接続されている。
【0040】そして携帯電話機2の表示制御手段として
のCPU40は、操作入力部41を介して入力された各
種処理命令や、リモコン4から携帯側外部インターフェ
イス46を介して供給された各種処理命令に応じて、送
受信部42や記録再生部44等を制御することにより、
発呼処理、終話処理、音楽再生処理又は音楽停止処理等
の各種処理を実行すると共に、各種処理命令に応じた情
報を表示部20に表示するようになされている。
【0041】ここで携帯電話機2のCPU40は、音楽
データを記憶するメモリスティック21(図1)がメモ
リスロット22に挿着された後、所定の操作により音楽
再生命令が供給されると、当該音楽データをメモリステ
ィックインターフェイス45及び記録再生部44を介し
て読み出し、音声コーデック部43によってアナログ音
楽信号に変更した後、これをスピーカ19又はヘッドホ
ン6を介して出力する。
【0042】また携帯電話機2のCPU40は、操作入
力部41を介して入力された指示情報に応じてメモリ4
7から電話帳リストを読み出すと共に、当該電話帳リス
トの一部を順次表示部20に表示し、さらに選択された
電話番号に対し発信処理を行うようになされている。
【0043】この場合、携帯電話機2のCPU40は、
マイクロホン11又は32で集音した音声信号を音声コ
ーデック部43によって音声データに変換し、これを送
受信部42で変調処理を施した後にアンテナ10を介し
て基地局(図示せず)へ送信する。
【0044】また携帯電話機2のCPU40は、アンテ
ナ10を介して受信した受信信号を送受信部42で復調
処理を施し、その結果得られる音声データを音声コーデ
ック部43によってアナログ音声信号に変換した後、こ
れをスピーカ19又はヘッドホン6を介して出力する。
【0045】因みに携帯電話機2のCPU40は、アン
テナ10を介して送受信部42が着信信号を受信する
と、スピーカ19又はヘッドホン6を介して音で着信を
通知するとともに、後述する着信通知表示処理に従っ
て、発信元の電話番号に対応する登録画像を表示部20
に表示する。
【0046】また携帯電話機2のCPU40は、アンテ
ナ10を介して送受信部42が着信信号を受信すると、
これに応じて着信通知命令を生成し、携帯側外部インタ
ーフェイス46及びリモコン側外部インターフェイス6
1を介してリモコン4のCPU60へ供給する。
【0047】リモコン4においては、リモコン側外部イ
ンターフェイス61を介して携帯側外部インターフェイ
ス47と接続されており、当該リモコン側外部インター
フェイス61を介して当該携帯電話機2から供給される
電源電圧をリモコン4のCPU60や各回路ブロックに
供給して動作するようになされている。
【0048】ここでリモコン4のCPU60には、着信
/終話ボタン25、送受信停止ボタン27、登録情報検
索ボタン28、音量調整ボタン29、音楽調整機能ボタ
ン30及びリモコン側ジョグダイヤル31(図1)から
なるリモコン側操作入力部62及リモコン側表示部26
が接続されていると共に、携帯電話機2から転送される
各種情報を記録することができ、かつ当該記録した情報
の書換えや消去が可能な不揮発メモリからなる転送メモ
リ64が接続されている。
【0049】そしてリモコン4のCPU60は、リモコ
ン側操作入力部62を介して与えられた各種処理命令
や、携帯電話機2のCPU40から携帯側外部インター
フェイス46及びリモコン側外部インターフェイス61
を介して各種処理命令が供給されると、当該各種処理命
令に応じた情報をリモコン側表示部26に表示するよう
になされている。
【0050】さらにリモコン4のCPU60は、リモコ
ン側外部インターフェイス61を介して着信通知命令が
供給されると、リモコン側表示部26に着信を知らせる
着信通知を表示し得るようになされている。
【0051】かくしてリモコン4では、リモコン側操作
入力部62を介して入力された各種処理命令をリモコン
側外部インターフェイス61及び携帯側外部インターフ
ェイス46を介して携帯電話機2のCPU40へ供給す
ることにより、当該携帯電話機2に発呼処理、終話処
理、音楽再生処理又は音楽停止処理等の各種処理を実行
させることができる。
【0052】(3)リモコン側表示部のスケジュール内
容表示 かかる構成に加えてこのリモコン付携帯電話機1におい
ては、任意の予定件名や予定時刻等のスケジュール情報
を予めメモリ47のスケジュールリストに登録してお
き、登録された予定時刻が到来したときアラーム音を鳴
音して通知する(以下、これをスケジュールアラームと
呼ぶ)とともに、スケジュールの内容情報(予定時刻及
び予定件名)を表示部20に表示してユーザに認識させ
るスケジューラ機能を有している。
【0053】ここで、リモコン付携帯電話機1は下側筐
体8と上側筐体9とが折り畳み可能に形成されており、
当該リモコン付携帯電話機1が折り畳み状態にあるとき
には表示部20は下側筐体8に隠蔽され、このため折り
畳み状態でスケジュールの内容表示を行ってもユーザは
これを視認することができない。
【0054】このためリモコン付携帯電話機1において
は、表示部20への内容情報の表示に加え、リモコン4
のリモコン側表示部26にも内容情報の表示を行うこと
により、筐体の折り畳み時や携帯電話機2が鞄等に収納
されている場合でも、当該リモコン側表示部26を通じ
て内容情報を確実にユーザに認識させる。
【0055】このときリモコン付携帯電話機1は、リモ
コン側表示部26を連続的に反転表示するとともにバッ
クライトを点滅させ、予定時刻が到来したことを強調し
てユーザに認識させる。
【0056】ここでリモコン側表示部26は表示部20
に比べてその表示面積が小さいため、スケジュールの内
容情報の文字数が多い場合、当該内容情報を表示しきれ
ないことがある。このためリモコン付携帯電話機1は、
予定時刻の到来時において、まず表示し得る範囲の内容
情報をリモコン側表示部26に表示する。
【0057】図4(A)はこのときのリモコン側表示部
26の表示状態を示し、表示領域の右端部にバッテリの
残量を示すバッテリアイコン26A及び受信電波の強度
を示すアンテナアイコン26Bが表示されるとともに、
表示領域の左端部から中央部にかけて、予定時刻26C
及び予定件名26Dからなる内容情報26Eの先頭が表
示されている。
【0058】そして、アラーム音やリモコン側表示部2
6の表示によって予定時刻の到来をユーザが認識し、こ
れに対する応答操作として操作入力部41やリモコン側
操作入力部62のキーやボタン等が操作されると、リモ
コン付携帯電話機1はこれに応じて、図4(B)に示す
ように内容情報26Eをスクロール表示し、その全文を
ユーザに認識させる。
【0059】(3−1)スケジュール内容表示処理手順 次に、上述したリモコン側表示部のスケジュール内容表
示処理を実行するための処理手順を、図5に示すフロー
チャートを用いて詳細に説明する。
【0060】リモコン付携帯電話機1のCPU40は、
電源が投入されると、スケジュール内容表示処理手順の
ルーチンRT1の開始ステップから入ってステップSP
1に移る。ステップSP1においてCPU40は、メモ
リ47内のスケジュールリストから予定時刻データを読
み出し、当該予定時刻が到来すると次のステップSP2
に移る。
【0061】ステップSP2においてCPU40は、ス
ピーカ19及びヘッドホン6からアラーム音を鳴音する
ことによりスケジュールの予定時刻が到来したことをユ
ーザに音声で通知し、次のステップSP3に移る。
【0062】ステップSP3においてCPU40は、内
容情報の先頭をリモコン側表示部26に連続反転表示す
るとともにリモコン側表示部26のバックライトを点滅
し、次のステップSP4に移る。
【0063】ステップSP4においてCPU40は、操
作入力部41及びリモコン側操作入力部62を監視し、
ユーザによる応答操作が入力されたか否かを判断する。
【0064】ステップSP4において肯定結果が得られ
た場合、このことは操作入力部41又はリモコン側操作
入力部62がユーザによって操作され、アラーム音に対
する応答操作が入力されたことを表しており、CPU4
0はステップSP6に移る。
【0065】これに対してステップSP4において否定
結果が得られた場合、このことは操作入力部41及びリ
モコン側操作入力部62が操作されていないことを表し
ており、CPU40はステップSP5に移る。
【0066】ステップSP5においてCPU40は、ア
ラーム音の鳴音開始から所定の鳴音時間が経過した(タ
イムアウト)か否かを判断する。ステップSP5におい
て否定結果が得られた場合、所定の鳴音時間が経過して
いないことを表しており、CPU40はステップSP4
に戻る。
【0067】これに対してステップSP5において肯定
結果が得られた場合、このことは所定の鳴音時間が経過
してタイムアウトしたことを表しており、CPU40は
ステップSP6に移る。
【0068】ステップSP6においてCPU40はアラ
ーム音の鳴音を停止して次のステップSP7に移り、リ
モコン側表示部26のバックライトを連続点灯するとと
もに内容情報をスクロール表示して次のステップSP8
に移る。
【0069】ステップSP8においてCPU40は、操
作入力部41及びリモコン側操作入力部62を監視し、
ユーザによるスクロール表示のキャンセル操作が入力さ
れたか否かを判断する。
【0070】ステップSP8において否定結果が得られ
た場合、このことは携帯電話機2の終話キー及びクリア
キー(図示せず)、リモコン4の着信/終話ボタン25
のいずれもが押下されておらず、ユーザによるキャンセ
ル操作が入力されていないことを表しており、CPU4
0はステップSP9に移る。
【0071】ステップSP9においてCPU40は、ス
クロールカウンタのカウント値Countに基づいて、
スクロール表示が所定の繰り返し回数(例として3回と
する)だけ実行されたかを判断する。なお、カウント値
Countは初期値として「0」が与えられている。
【0072】ステップSP9において否定結果が得られ
た場合、このことはカウント値Countが3未満であ
ること、すなわち未だ所定の繰り返し回数だけスクロー
ル表示を行っていないことを表しており、CPU40は
ステップSP10に移ってカウント値Countに
「1」を加え、ステップSP8に戻る。
【0073】これに対してステップSP9において肯定
結果が得られた場合、このことはカウント値Count
が3以上であること、すなわち所定の繰り返し回数だけ
スクロール表示が行われたことを表しており、CPU4
0はステップSP11に移る。
【0074】ステップSP11においてCPU40は、
リモコン側表示部26のバックライトを消灯するととも
に内容情報を表示消去し、ステップSP12に移って処
理を終了する。
【0075】(4)動作及び効果 以上の構成において、このリモコン付携帯電話機1のC
PU40は、スケジュールリストに登録された予定時刻
が到来したとき、アラーム音を鳴音してユーザに通知す
るとともにスケジュールの内容情報を表示部20に表示
する。
【0076】これに加えてリモコン付携帯電話機1のC
PU40は、リモコン4のリモコン側表示部26にも内
容情報の表示を行い、筐体の折り畳み時や携帯電話機2
が鞄等に収納されている場合でも、当該リモコン側表示
部26を介して内容情報を確実にユーザに認識させる。
【0077】このときリモコン付携帯電話機1は、まず
表示し得る範囲の内容情報をリモコン側表示部26に反
転表示し、ユーザによって応答操作が入力されると、こ
れに応じて、内容情報をスクロール表示してその全文を
ユーザに認識させる。
【0078】以上の構成によれば、予定時刻の到来時
に、アラーム音の鳴音や表示部20への内容情報の表示
に加えて、リモコン側表示部26にも内容情報の表示を
行い、さらに、応答操作に応じて内容情報をスクロール
表示することにより、リモコン付携帯電話機1の筐体を
折り畳んだまま、あるいは鞄等に収納したままで、表示
領域の小さなリモコン側表示部26を介して確実に内容
情報をユーザに認識させることができる。
【0079】(5)他の実施の形態 なお上述の実施の形態においては、リモコン4に設けら
れたリモコン側表示部26にスケジューラ機能の内容情
報を表示するようにした場合について述べたが、本発明
はこれに限らず、例えば携帯電話機2の筐体8又は9の
背面等、折り畳み状態で視認し得る位置に小型の副表示
部を設け、当該副表示部に内容情報を表示するようにし
ても良い。この場合でも、リモコン付携帯電話機1を折
り畳んだままで副表示部を介して確実に内容情報をユー
ザに認識させることができる。
【0080】また上述の実施の形態においては、スケジ
ューラ機能の内容情報の表示に本発明を適用した場合に
ついて述べたが、本発明はこれに限らず、例えば電子メ
ールの着信時における発信元アドレス及びメール本文の
表示、あるいは電話の着信時における発信元電話番号の
表示等、様々なイベント発生時における情報表示に本発
明を適用しても良い。
【0081】例えば図4(C)に示すように、電子メー
ルが着信したとき、まず発信元アドレス26Eの先頭を
リモコン側表示部26に表示するとともに応答操作に応
じて発信元アドレス26Eをスクロール表示し、さらに
応答操作に応じて、図4(D)に示すように電子メール
の件名及び本文をスクロール表示するようにすれば、表
示領域の小さなリモコン側表示部26を介して確実に電
子メールの内容をユーザに認識させることができる。
【0082】また本発明においては、予めスケジュール
の件名や発信元アドレス、発信元電話番号等に重要度を
設定しておき、当該重要度に応じてリモコン側表示部2
6のバックライトの点滅間隔や発光色を変更するように
してもよい。この場合、ユーザは発生したイベントの重
要度をリモコン側表示部26の表示形態を通じて直感的
に認識することができる。
【0083】また本発明においては、予めスケジュール
の件名や発信元アドレス、発信元電話番号等に重要度を
設定しておき、当該重要度に応じてアラーム音の音色や
鳴音パターン(断続的な鳴音や音量の増加等)を変更す
るようにしてもよい。この場合、ユーザは発生したイベ
ントの重要度をアラーム音を通じて直感的に認識するこ
とができる。
【0084】また上述の実施の形態においては、折り畳
み式の携帯電話機に本発明を適用した場合について述べ
たが、本発明はこれに限らず、例えば筐体の一部が開閉
自在になされたフリッパ式の携帯電話機や、筐体の一部
がスライド自在になされたスライド式の携帯電話機、あ
るいは筐体が一体に形成されたスティックタイプの携帯
電話機等、様々な形式の携帯電話機に本発明を適用して
も良い。
【0085】さらに上述の実施の形態においては、本発
明をリモコン付携帯電話機1に適用した場合について述
べたが、本発明はこれに限らず、リモコンを持たない携
帯電話機や、あるいは通信機能を有するPDA(Person
al Data Assistant)等、さまざまな携帯情報端末装置
に適用しても良い。
【0086】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、イベント
の発生を通知手段で通知するとともに、その内容情報を
第1の表示手段に表示し、当該通知後に応答手段の応答
が行われたとき、第1の表示手段よりも表示範囲が小さ
い第2の表示手段に内容情報を表示することにより、簡
易な操作で確実に内容情報をユーザに認識させ得る携帯
情報端末装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態によるリモコン付携帯電
話機の全体構成を示す略線図である。
【図2】カメラ部を回動したときの上側筐体を示す略線
図である。
【図3】リモコン付携帯電話機の回路構成を示すブロツ
ク図である。
【図4】リモコン側表示部の表示状態を示す略線図であ
る。
【図5】スケジュール内容表示処理手順を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1……リモコン付携帯電話機、2……携帯電話機、4…
…リモコン、8……下側筐体、9……上側筐体、11…
…マイクロホン、19……スピーカ、14……ジョグダ
イヤル、15……左ソフトキー、16……右ソフトキ
ー、21……メモリスティック。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 7/38 H04M 1/725 H04M 1/725 H04B 7/26 109T Fターム(参考) 5C080 AA10 DD30 FF07 JJ01 JJ02 JJ06 JJ07 KK07 5C082 AA22 BA02 BD02 CA72 MM02 MM09 5K027 AA11 FF01 FF22 FF29 GG08 5K067 AA34 BB04 DD51 EE02 FF02 FF13 FF23 FF25 FF27 FF31

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】イベントの発生を通知する通知手段と、 発生した上記イベントの内容情報を表示する第1の表示
    手段と、 上記第1の表示手段よりも表示範囲が小さい第2の表示
    手段と、 上記通知手段による通知に対する応答を行う応答手段
    と、 上記応答手段による応答が行われたとき、上記第2の表
    示手段に上記内容情報を表示する表示制御手段とを具え
    ることを特徴とする携帯情報端末装置。
  2. 【請求項2】上記応答手段は、上記通知が行われた後に
    所定の待機時間が経過したとき上記応答を行うことを特
    徴とする請求項1に記載の携帯情報端末装置。
  3. 【請求項3】上記応答手段は、上記通知が行われた後に
    所定の操作子が操作されたとき上記応答を行うことを特
    徴とする請求項1に記載の携帯情報端末装置。
  4. 【請求項4】上記第2の表示手段は、上記内容情報の全
    てを表示しきれないとき、当該内容情報をスクロール表
    示することを特徴とする請求項1に記載の携帯情報端末
    装置。
  5. 【請求項5】上記第2の表示手段は、上記内容情報のス
    クロール表示を所定回数繰り返すことを特徴とする請求
    項4に記載の携帯情報端末装置。
  6. 【請求項6】上記第2の表示手段は、上記イベントに付
    加された条件に応じた表示色又は表示パターンで上記内
    容情報を表示することを特徴とする請求項1に記載の携
    帯情報端末装置。
  7. 【請求項7】上記通知手段は、上記イベントの発生を音
    で通知することを特徴とする請求項1に記載の携帯情報
    端末装置。
  8. 【請求項8】上記通知手段は、上記イベントに付加され
    た条件に応じた音色又は音量の音で当該イベントの発生
    を通知することを特徴とする請求項7に記載の携帯情報
    端末装置。
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