JP2007243762A - 携帯端末装置及びプログラム - Google Patents

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JP2007243762A JP2006065306A JP2006065306A JP2007243762A JP 2007243762 A JP2007243762 A JP 2007243762A JP 2006065306 A JP2006065306 A JP 2006065306A JP 2006065306 A JP2006065306 A JP 2006065306A JP 2007243762 A JP2007243762 A JP 2007243762A
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Abstract

【課題】表示部側筐体と操作部側筐体とを開閉可能及び回転可能に連結した携帯端末装置において、通話開始時における表示部の回転向きに拘らず、通話を直ちに開始できるようにする。
【解決手段】表示部側筐体の正面側に設けられた第1のスピーカ1Bと、表示部側筐体の背面側に設けられた第2のスピーカ1Cと、表示部側筐体と操作部側筐体との開閉状態に基づいて装置本体が折り畳まれているか否かを検出する開閉センサ21と、操作部側筐体に対する表示部側筐体の回転状態に基づいて表示部側筐体が正面向きあるいは背面向きにセットされているかを検出する回転センサ22を備え、開閉センサ21によって装置本体が閉状態から開状態に変化したことが検出されている場合に電話の通話開始を行う際にCPU11は、回転センサ22の検出結果を参照し、表示部側筐体1が正面向きか背面向きかに基づいて第1のスピーカ1B、第2のスピーカ1Cの何れかを有効な受話スピーカとして選択する。
【選択図】 図2

Description

この発明は、複数の筐体を開閉可能に連結すると共に回転可能に連結することによって装置本体を複数のスタイルに変更可能な携帯端末装置及びプログラムに関する。
近年、携帯電話は、様々なデザインの機種が存在しているが、その全体の形状特性から「ストレート型の携帯電話」、「折畳型の携帯電話」、「スライド型の携帯電話」、「回転型の携帯電話」などに分類することができる。この場合、「ストレート型の携帯電話」以外は、持ち運び易さを考慮してコンパクト収納を主目的としたものであり、電話本体の形態はその可動部分によって複数のスタイルに変更することができる。例えば、現在、普及している開閉式折畳型の携帯電話であれば、電話本体を構成する2つ筐体(表示部側筐体と操作部側筐体)の開閉状態に応じて2つのスタイル(クローズスタイルとオープンスタイル)に変更することができる。
この種の携帯電話の発展系として操作部側筐体に対して表示部側筐体を開閉可能に取り付けると共に回転可能に取り付けることによって両筐体を開いた状態に限らず、閉じた状態でも表示内容を視認可能とした携帯電話が知られている(特許文献1参照)。
特開2002−171319号公報
しかしながら、このような折畳・回転型の携帯電話にあっては、操作部側筐体に対して表示部側筐体を閉じた状態でも表示内容が視認可能となるように表示部側筐体を回転させて使用しているような場合に、通話のために表示部側筐体を開くと、その表示面側に設けられている受話スピーカがユーザの裏側となってしまうため、表示部側筐体を開いたのちに表示部側筐体を180°回転させる必要があり、操作の煩雑化を招いていた。
この発明の課題は、表示部側筐体と操作部側筐体とを開閉可能及び回転可能に連結した携帯端末装置であって、通話開始時における表示部側筐体の回転向きに拘らず、通話を直ちに開始できるようにすることである。
請求項1記載の発明は、正面側に主表示部を備えた表示部側筐体と正面側に操作部を備えた操作部側筐体とを開閉可能に連結すると共に回転可能に連結することによって装置本体を複数のスタイルに変更可能な携帯端末装置であって、表示部側筐体の正面側に設けられた第1のスピーカと、表示部側筐体の背面側に設けられた第2のスピーカと、表示部側筐体と操作部側筐体との開閉状態に基づいて装置本体が折り畳まれているか否かを検出する開閉状態検出手段と、操作部側筐体に対する表示部側筐体の回転状態に基づいて表示部側筐体が正面向きか背面向きかを検出する回転状態検出手段と、前記開閉状態検出手段によって装置本体が閉状態から開状態に変化したことが検出されている場合に電話の通話開始を行う際には、前記回転状態検出手段の検出結果を参照し、表示部側筐体が正面向きか背面向きかに基づいて前記第1のスピーカ、第2のスピーカの何れかを有効な受話スピーカとして選択するスピーカ選択手段とを具備したことを特徴とする。
更に、コンピュータに対して、上述した請求項1記載の発明に示した主要機能を実現させるためのプログラムを提供する(請求項11記載の発明)。
なお、上述した請求項1記載の発明は次のようなものであってもよい。
前記回転状態検出手段は、装置本体の開状態において表示部側筐体と操作部側筐体の正面が利用者にそれぞれ対面している状態を正面向きにセットされている状態として検出し、表示部側筐体の背面と操作部側筐体の正面が利用者にそれぞれ対面している状態を背面向きにセットされている状態として検出し、前記スピーカ選択手段は、表示部側筐体が正面向きにセットされている状態では前記第1のスピーカを有効な受話スピーカとして選択し、背面向きにセットされている状態では前記第2のスピーカを有効な受話スピーカとして選択する(請求項2記載の発明)。
前記第2のスピーカが有効な受話スピーカとして選択されている場合には、前記主表示部に対する表示出力を禁止する(請求項3記載の発明)。
前記表示部側筐体の両面において前記第1のスピーカと第2のスピーカとを対称位置に配置した(請求項4記載の発明)。
電話着信を受けてから装置本体が閉状態から開状態に変化した際に、オフフック応答を行って当該相手先との通話接続を確立する(請求項5記載の発明)。
この場合、前記回転状態検出手段によって表示部側筐体が背面向きにセットされていることが検出されている場合に前記開閉状態検出手段によって装置本体の閉状態から開状態に変化したことが検出された際に、オフフック応答を行って当該相手先との通話接続を確立するようにしてもよい(請求項6記載の発明)。
操作部側筐体の正面側に第1のマイクを設けるほか、表示部側筐体の正面側に第2のマイクを設け、前記開閉状態検出手段によって装置本体の閉状態が検出され、かつ、前記回転状態検出手段によって表示部側筐体が背面向きにセットされていることが検出されている場合に電話の通話開始を行う際には、前記第1のスピーカを有効な受話スピーカとして選択するほか、表示部側筐体に設けられている第2のマイクを有効な送話マイクとして選択する(請求項7記載の発明)。
前記通話開始を行う際、表示部側筐体の正面側において主表示部を挟むように配置されている前記第1のスピーカと第2のマイクの配置方向を案内するガイド情報を前記主表示部に表示出力する(請求項8記載の発明)。
請求項9記載の発明は、正面側に主表示部を備えた表示部側筐体と正面側に操作部を備えた操作部側筐体とを開閉可能に連結すると共に回転可能に連結することによって装置本体を複数のスタイルに変更可能な携帯端末装置であって、表示部側筐体の正面側に設けられた第1のスピーカと、表示部側筐体の背面側に設けられた第2のスピーカと、表示部側筐体と操作部側筐体との開閉状態に基づいて装置本体が折り畳まれているか否かを検出する開閉状態検出手段と、操作部側筐体に対する表示部側筐体の回転状態に基づいて表示部側筐体が正面向きか背面向きかを検出する回転状態検出手段と、電話の通話開始を行う際に、前記開閉状態検出手段によって装置本体の開状態が検出されている場合には、前記回転状態検出手段の検出結果を参照し、表示部側筐体が正面向きか背面向きかに基づいて前記第1のスピーカ、第2のスピーカの何れかを有効な受話スピーカとして選択し、前記開閉状態検出手段によって装置本体の閉状態が検出されている場合には、前記開状態時に選択されていたスピーカ以外の他のスピーカを選択するスピーカ選択手段とを具備したことを特徴とする。
更に、コンピュータに対して、上述した請求項9記載の発明に示した主要機能を実現させるためのプログラムを提供する(請求項12記載の発明)。
表示部側筐体と操作部側筐体とを開閉可能に連結する開閉軸に対して、その反対側の操作部側筐体の端部側面にマイクを配置した(請求項10記載の発明)。
この発明は、表示部側筐体と操作部側筐体とを開閉可能及び回転可能に連結することによって装置本体を複数のスタイルに変更可能な携帯端末装置において、電話の通話開始時に表示部側筐体の回転向きに拘らず、通話を直ちに開始することができ、スタイル変更に伴うユーザの負担を軽減することが可能となる。
(実施例1)
以下、図1〜図5を参照して本発明の第1実施例を説明する。
この実施例は、携帯端末装置として折畳・回転型(複合型)の携帯電話装置に適用した場合を例示したもので、図1は、この携帯電話装置の外観図であり、(A)、(D)は、装置本体を閉じた状態を示した図、(B)、(C)は、装置本体を開いた状態を示した図である。
この装置本体は、2つの筐体1、2から構成されており、表示部側筐体1と操作部側筐体2とを開閉軸(横軸)を介して開閉可能に連結すると共に回転軸(縦軸)を介して回転可能に連結することによって装置本体を複数零(4種類)のスタイルに変更可能となっている。ここで、表示部側筐体1の正面側はメイン表示部を構成する表示面1A、また、操作部側筐体2の正面側はキー操作部を構成する操作面2Aとなっている。
図1(A)は、表示部側筐体1の表示面1Aが操作部側筐体2の操作面2Aに対面するように表示部側筐体1を操作部側筐体2に重ね合わせた状態(装置本体を折り畳んで閉じた状態)を示している。図1(B)は、装置本体を折り畳んだ(A)の状態から表示部側筐体1を開いた状態を示している。図1(C)は、表示部側筐体1を開いた(B)の状態から表示部側筐体1を180°回転させて表示面1Aを反転させた状態を示している。図1(D)は、表示面1Aを逆向きに反転させた(C)の状態から表示部側筐体1を閉じた状態を示している。
ここで、表示部側筐体1の向きは、その正面側(表示面1A側)が利用者に対面している状態を「正転(正面向き)」、この正面向きから180°回転させて表示面1Aを反転させた状態を「反転(背面向き)」と呼称すると共に、図1(A)に示す状態を「正転クローズスタイル」と呼称し、図1(B)に示す状態を「正転オープンスタイル」、図1(C)に示す状態を「反転オープンスタイル」、図1(D)に示す状態を「ビューアスタイル(反転クローズタイル)」と呼称するものとする。なお、この「ビューアスタイル(反転クローズタイル)」のままで通話を可能とするために、操作部側筐体2の両側部所定位置には、オフフック操作(通話開始操作)/オンフック操作(通話終了操作)用としてのサイドキーSKがそれぞれ設けられており、この両側部に設けられた2つのサイドキーSKを同時に操作することによってオフフックあるいはオンフックを指示するようにしている。
表示部側筐体1の表示面1Aの上方近傍には受話用の第1のスピーカ1Bが設けられ、操作部側筐体2の操作面2Aの下方近傍には送話用の第1のマイク2Bが設けられており、図1(B)に示すような「正転オープンスタイル」での通話時には、第1のスピーカ1B、第1のマイク2Bを使用してハンドセット形式で通話するようにしている。表示部側筐体1の背面側(表示面1Aの反対側)において第1のスピーカ1Bの対称位置には、受話用の第2のスピーカ1Cが設けられ、表示部側筐体1の表示面1Aの下方近傍には送話用の第2のマイク1Dが設けられており、図1(C)に示すような「反転オープンスタイル」での通話時には、第2のスピーカ1C、第1のマイク2Bを使用してハンドセット形式で通話するようにしている。このように表示部側筐体1の背面側には第2のスピーカ1Cが設けられ、表示面1A側には第2のマイク1Dが設けられているため、図1(D)に示すような「ビューアスタイル(反転クローズタイル)」では第1のスピーカ1B、第2のマイク1Dを使用して通話するようにしている。
図2は、携帯電話装置の基本的な構成要素を示したブロック図である。
CPU11は、記憶部12内の各種のプログラムに応じてこの携帯電話装置の全体動作を制御する中核的な中央演算処理装置であり、このメインCPU11のほか、この携帯電話装置には、機能別に複数のサブCPU(図示せず)を有する構成となっている。記憶部12は、不揮発性メモリ(内部メモリ)であり、例えば、フラッシュメモリなどによって構成され、プログラム領域とデータ領域とを有し、このプログラム領域には、後述する図4及び図5に示す動作手順に応じて本実施例を実現するためのプログラムが格納されている。記録メディア13は、着脱自在な可搬型メモリで、画像データ、各種のデータ、プログラムなどを外部供給するもので、例えば、スマートメディア、ICカードなどによって構成されている。メモリ14は、ワーク領域を有する内部メモリで、例えば、DRAM、SDRAM(Synchronous DRAM)などによって構成されている。
電話通信部15は、無線部を構成するアンテナ15Aに接続された送受信部(ベースバンド部)の受信側から信号を取り込んで受信ベースバンド信号に復調したのち、この音声データを音響制御部16に与えて第1のスピーカ1Bあるいは第2のスピーカ1Cから音声出力させたり、第1のマイク2Bあるいは第2のマイク1Dから入力された音声データを音響制御部16から取り込み、送信ベースバンド信号に符号化したのちに送受信部の送信側に与えられてアンテナ15Aから発信出力させる。
メイン表示部17は、文字情報、各種のメッセージなどを高品位にカラー表示する液晶表示装置などであり、また、装置本体の背面側に設けられたサブ表示部18は、現在日時、簡易なメッセージ、アイコンなどを表示する液晶表示装置などである。キー操作部19は、ダイヤル入力、文字入力、コマンド入力などを行うもので、CPU11は、キー操作部9からのキー入力信号に応じた処理を実行する。報知部20は、着信報知などの報知用のスピーカ、LED(発光ダイオード)、振動モータを備え、電話・メール着信時に駆動されて着信報知を行うほか、アラーム報知時にも駆動される。
開閉センサ21は、表示部側筐体1と操作部側筐体2との開閉状態を検出する磁気センサあるいはマイクロスイッチなどであり、その開閉に応じて検出信号を出力してCPU11に与える。回転センサ22は、表示部側筐体1と操作部側筐体2との回転状態を検出する磁気センサあるいはマイクロスイッチなどであり、その回転向きに応じて検出信号を出力してCPU11に与える。CPU11は、開閉センサ21及び回転センサ22からの検出信号に基づいて装置本体のスタイルとして、図1(A)の「正転クローズスタイル」、図1(B)の「正転オープンスタイル」、図1(C)の「反転オープンスタイル」、図1(D)の「ビューアスタイル」を判別する。
図3は、電話着信時のスタイルに応じて第1のスピーカ1B、第2のスピーカ1Cの何れが有効な受話スピーカとして選択されるのか、第1のマイク2B、第2のマイク1Dの何れが有効な送話マイクとして選択されるのかを説明するための図である。
すなわち、電話着信時のスタイルが図1(B)の「正転オープンスタイル」では、「第1のスピーカ1B、第1のマイク2B」が有効な受話スピーカ/送話マイクとして選択される。同様に、図1(C)の「反転オープンスタイル」では、「第2のスピーカ1C、第1のマイク2B」が選択され、図1(D)の「ビューアスタイル」では、「第1のスピーカ1B、第2のマイク1D」が選択される。なお、図1(A)の「正転クローズスタイル」のままでは何れのスピーカ及びマイクも選択されないため、「正転クローズスタイル」から「正転オープンスタイル」あるいは「反転オープンスタイル」に変更すればよい。
次にこの第1実施例における携帯電話装置の動作概念を図4及び図5に示すフローチャートを参照して説明する。ここで、これらのフローチャートに記述されている各機能は、読み取り可能なプログラムコードの形態で格納されており、このプログラムコードにしたがった動作が逐次実行される。また、伝送媒体を介して伝送されてきた上述のプログラムコードに従った動作を逐次実行することもできる。このことは後述する他の実施例においても同様であり、記録媒体のほかに、伝送媒体を介して外部供給されたプログラム/データを利用してこの実施例特有の動作を実行することもできる。
図4及び図5は、電話着信検出時における携帯電話装置の全体動作を示したフローチャートである。
先ず、CPU11は、電話通信部15から着信有り信号を受け取ると、報知部20を駆動させて着信音/バイブレーションなどを発生させて着信報知を行ったのち(ステップA1)、開閉センサ21から検出信号を取り込み、電話の着信時に装置本体の開閉状態に基づいて「オープンスタイル」か「クローズスタイル」かの判別を行う(ステップA2)。いま、表示部側筐体1と操作部側筐体2とが開いている「オープンスタイル」であれば(ステップA2でNO)、回転センサ22から検出信号を取り込み、表示部側筐体1の回転向きに基づいて「正転(正面向き)」か「反転(背面向き)」かの判別を行う(ステップA3)。
電話の着信時に表示部側筐体1と操作部側筐体2とが開いているオープンスタイルであって、表示部側筐体1の回転状態が「正転(正面向き)」であれば(ステップA3でYES)、通常の使用状態である「正転オープンスタイル」であると認識してステップA11に移り、電話の相手先である発信者情報を取得してメイン表示部17に表示出力させたのち、通話開始操作(オフフック操作)の有無をチェックしたり(ステップA12)、相手先からの着信遮断の有無をチェックする(ステップA13)。ここで、着信遮断を検出した場合には、この時点で図4及び図5のフローの終了となるが、オフフック操作が行われた場合には(ステップA12でYES)、それに応答してオフフック処理(通話接続処理)を行う(ステップA14)。そして、第1のスピーカ1Bをオンさせると共に、第1のマイク2Bをオンさせることによって有効な受話スピーカあるいは送話マイクとして選択したのち(ステップA15)、通話可能状態となる。
また、電話の着信時にオープンスタイルであって表示部側筐体1の回転状態が「反転(背面向き)」であれば(ステップA3でNO)、図1(C)の「反転オープンスタイル」であると認識してステップA4に移り、相手先である発信者情報を取得してサブ表示部18に表示出力させたのち、通話開始操作(オフフック操作)の有無をチェックしたり(ステップA5)、相手先からの着信遮断の有無をチェックする(ステップA6)。ここで、着信遮断を検出した場合には、この時点で図4及び図5のフローの終了となるが、オフフック操作が行われた場合には(ステップA5でYES)、ステップA22に移ってオフフック処理(通話接続処理)が行われる。そして、第2のスピーカ1Cをオンさせるほか、第1のマイク2Bをオンさせることによって有効な受話スピーカあるいは送話マイクとして選択すると共に(ステップA23)、メイン表示部17をオフしてその表示内容を消去したのち(ステップA24)、通話可能状態となる。
一方、電話の着信時に表示部側筐体1と操作部側筐体2とが閉じている「クローズスタイル」であれば(ステップA2でYES)、回転センサ22から検出信号を取り込み、「正転(正面向き)」か「反転(背面向き)」かを判別する(ステップA7)。ここで、表示部側筐体1が「正転(正面向き)」であれば、図1(A)の「正転クローズスタイル」であると認識してステップA8に移り、相手先である発信者情報を取得してサブ表示部18に表示出力させたのち、再び、開閉センサ21から検出信号を取り込み、「クローズスタイル」から「オープンスタイル」に変更されたかをチェックしたり(ステップA9)、相手先からの着信遮断の有無をチェックする(ステップA10)。
ここで、着信遮断を検出した際には、この時点で図4及び図5のフローの終了となるが、「クローズスタイル」から「オープンスタイル」に変更された際には(ステップA9でYES)、電話着信を受けてから通話接続されるまでの間に「正転クローズスタイル」から「正転オープンスタイル」に変更されたため、発信者情報の表示先をサブ表示部18からメイン表示部17に変更したのち(ステップA11)、上述の同様に、オフフック操作に応答して(ステップA12)、オフフック処理(通話接続処理)を行うと共に(ステップA14)、第1のスピーカ1Bをオンさせると共に、第1のマイク2Bをオンさせることによって有効な受話スピーカあるいは送話マイクとして選択したのち(ステップA15)、通話可能状態となる。
また、電話の着信時に「クローズスタイル」であって表示部側筐体1が「反転(背面向き)」であれば(ステップA7でNO)、図1(D)の「ビューアスタイル」であると認識して図5のステップA16に移り、発信者情報をメイン表示部17に表示出力させたのち、図1(D)に示したサイドキーSKによるオフフック操作の有無をチェックする(ステップA17)。ここで、オフフック操作が行われた場合には、それに応答してオフフック処理(通話接続処理)を行うと共に(ステップA18)、第1のスピーカ1Bをオンさせると共に、第2のマイク1Dをオンさせることによって有効な受話スピーカあるいは送話マイクとして選択する(ステップA19)。そして、図1(D)に示すように、有効な受話スピーカ及び送話マイクの位置関係を案内する矢印マークをメイン表示部17に表示出力させたのち(ステップA20)、通話可能状態となる。なお、この矢印マークは、装置本体をどのような向きにして耳、口に当てるかを示す通話方向を示している。
このように「ビューアスタイル」でオフフック操作が行われた場合には、第1のスピーカ1B、第2のマイク1Dが選択されるが(ステップA19)、オフフック操作が行われなければ、再び、開閉センサ21から検出信号を取り込み、「クローズスタイル」から「オープンスタイル」に変更されたかをチェックしたり(ステップA21)、相手先からの着信遮断の有無をチェックする(ステップA25)。いま、「ビューアスタイル」から表示部側筐体1を開くことによって「反転オープンスタイル」に変更された場合には(ステップA21でYES)、ステップA22に移り、オフフック処理(通話接続処理)を行う。つまり、オフフック操作を行わなくてもスタイルを変更するだけで通話接続が行われる。そして、第2のスピーカ1Cをオンさせるほか、第1のマイク2Bをオンさせることによって有効な受話スピーカあるいは送話マイクとして選択すると共に(ステップA23)、メイン表示部17をオフしてその表示内を容消去したのち(ステップA24)、通話可能状態となる。
以上のように、この第1実施例の携帯電話装置には表示部側筐体1の正面側に第1のスピーカ1Bとその背面側に第2のスピーカ1Cが設けられており、電話着信を受けてから通話接続が確立されるまでの間に「クローズスタイル」から「オープンスタイル」に変化された際には、表示部側筐体1の回転向きに応じて第1のスピーカ1B、第2のスピーカ1Cの何れかを有効な受話スピーカとして選択するようにしたから、表示部側筐体1の回転向きに拘らず、通話を直ちに開始することができ、スタイル変更に伴うユーザの負担を軽減することが可能となる。例えば、「ビューアスタイル(反転クローズスタイル)」にセットされている状態において電話着信を受けた場合に、この「ビューアスタイル」から「反転オープンスタイル」に変えるだけで第2のスピーカ1Cが受話スピーカとして選択されるので、「反転オープンスタイル」の状態から表示部側筐体1を180°回転させて「正転オープンスタイル」に変更する必要がなくなり、その分、ユーザの負担を軽減することが可能となる。この場合、第1のスピーカ1B、第2のスピーカ1Cの何れかをオンさせ、他方をオフのままとすることによって不必要をスピーカとして機能させないようにしたから、第三者による盗み聞きを防ぐこともできる。
また、第2のスピーカ1Cが有効な受話スピーカとして選択されている場合には、メイン表示部17をオフしてその表示出力を禁止するようにしたから、無駄な電力消費を抑えることが可能となる。また、表示部側筐体1の両面において第1のスピーカ1Bと第2のスピーカ1Cとを対称位置に配置するようにしたから、「反転オープンスタイル」の場合でも耳とスピーカとの関係は「正転オープンスタイル」の場合と同様となり、使い勝手を損なうこともない。
電話着信を受けてから「クローズスタイル」から「オープンスタイル」に変化された際に、つまり、電話の着信時に表示部側筐体1が背面向きにセットされている「ビューアスタイル」から「反転オープンスタイル」に変化させた際に、オフフック応答を行って通話接続を確立するようにしたから、オフフック操作を行わなくても、電話着信時のスタイルを変更するだけで自動的に通話接続することが可能となる。
操作部側筐体2の正面側に第1のマイク2Bを設けるほか、表示部側筐体1の正面側に第2のマイク1Dを設けられている状態において、「ビューアスタイル」での通話接続時には、第1のスピーカ1Bを有効な受話スピーカとして選択するほか、第2のマイク1Dを有効な送話マイクとして選択するようにしたから、「ビューアスタイル」での通話が可能となる。この場合、通話接続時に、表示部側筐体1の正面側においてメイン表示部17を挟むように配置されている第1のスピーカ1Bと第2のマイク1Dの配置方向を案内する矢印をメイン表示部17に表示出力するようにしたから、装置本体をどのような向きにして耳、口に当てるかを示す通話方向を案内することが可能となる。
なお、上述した第1実施例においては、電話の着信時に「ビューアスタイル」から「反転オープンスタイル」に変化させた際に、オフフック応答を行って自動的に通話接続を行うようにしたが、電話の着信時に「正転クローズスタイル」から「正転オープンスタイル」に変化させた際に、オフフック応答を行って自動的に通話接続を行うようにしてもよい。また、上述した第1実施例においては、表示部側筐体1の正面側においてメイン表示部17を挟むように第1のスピーカ1Bと第2のマイク1Dを配置するようにしたが、「ビューアスタイル」において第2のマイク1Dを使用可能であれば、第2のマイク1Dの設置位置は任意である。
(実施例2)
以下、この発明の第2実施例について図6及び図7を参照して説明する。
なお、上述した第1実施例においては、操作部側筐体2の正面側に第1のマイク2Bを設けるほか、表示部側筐体1の正面側に第2のマイク1Dを設けたが、この第2実施例では、どのようなスタイルであっても1つのマイクを共通使用できるように操作部側筐体2の所定位置に共通マイクを設けるようにしたものである。また、第2実施例では、「正転クローズスタイル」のままでも良好な通話を可能としたものである。
ここで、両実施例において基本的あるいは名称的に同一のものは、同一符号を付して示し、その説明を省略すると共に、以下、第2実施例の特徴部分を中心に説明するものとする。
図6は、第2実施例において共通マイク2Cの配置状態を説明するための図である。
第2実施例では、表示部側筐体1と操作部側筐体2とを開閉可能に連結する開閉軸(横軸)23に対して、その反対側の操作部側筐体2の端部側面に共通マイク2Cを配置した構成となっている。このように共通マイク2Cを操作部側筐体2の端部側面に設けることによって共通マイク2Cは、どのようなスタイルでも露出状態(集音可能)となると共に、共通マイク2Cの近傍には第1のスピーカ1Bあるいは第2のスピーカ1Cが位置するようになり、図6(A)に示すように「正転クローズスタイル」では、共通マイク2Cと第2のスピーカ1Cとを使用して通話することが可能となり、図6(B)に示すように「ビューアスタイル」では、共通マイク2Cと第1のスピーカ1Bとを使用して通話することが可能となる。
図7は、第2実施例において電話着信検出時の動作を示したフローチャートであり、基本的には図4及び図5のフローチャートと同様であるため、以下、その相違点を中心に説明するものとする。なお、図7では、図4及び図5で示した発信者情報の表示に関するステップと着信遮断の有無をチェックするステップを図示省略している。
先ず、CPU11は、電話の着信報知を行ったのち(ステップB1)、「オープンスタイル」か「クローズスタイル」かを判別し(ステップB2)、その結果、「オープンスタイル」であれば、更に、表示部側筐体1の回転向きを判別する(ステップB3)。ここで、「正転(正面向き)」であれば、「正転オープンスタイル」であると認識してステップB10に移り、オフフック操作に応答してオフフック処理(通話接続処理)を行う(ステップB11)。そして、第1のスピーカ1Bをオンさせると共に、共通マイク2Cをオンさせることによって有効な受話スピーカあるいは送話マイクとして選択したのち(ステップB12)、通話可能状態となる。
また、電話着信時に「反転オープンスタイル」であれば(ステップB3でNO)、オフフック操作に応答してオフフック処理(通話接続処理)を行ったのち(ステップB17)、第2のスピーカ1Cをオンさせるほか、共通マイク2Cをオンさせることによって有効な受話スピーカあるいは送話マイクとして選択したのち(ステップB18)、通話可能状態となる。一方、電話着信時に「正転クローズスタイル」であれば(ステップB5でYES)、サイドキーSKによるオフフック操作の有無をチェックする(ステップB6)。この「正転クローズスタイル」においてオフフック操作が行われたときには、それに応答してオフフック処理(通話接続処理)を行うと共に(ステップB7)、第2のスピーカ1Cをオンさせると共に、共通マイク2Cをオンさせることによって有効な受話スピーカあるいは送話マイクを選択したのち(ステップB8)、通話可能状態となる。
また、電話着信時に「ビューアスタイル」であれば(ステップB5でNO)、上述した「正転クローズスタイル」の場合と同様に、サイドキーSKによるオフフック操作の有無をチェックし(ステップB13)、オフフック操作が行われた場合には、それに応答してオフフック処理(通話接続処理)を行ったのち(ステップB14)、第1のスピーカ1Bをオンさせると共に、共通マイク2Cをオンさせる(ステップB15)。また、「ビューアスタイル」から表示部側筐体1を開くことによって「反転オープンスタイル」に変更された場合には(ステップB16でYES)、オフフック処理(通話接続処理)を行うと共に(ステップB17)、第2のスピーカ1Cをオンさせるほか、共通マイク2Cをオンさせる(ステップB18)。その後、通話可能状態となる。
以上のように、この第2実施例においては、表示部側筐体1と操作部側筐体2とを開閉可能に連結する開閉軸(横軸)23に対して、その反対側の操作部側筐体2の端部側面に共通マイク2Cを配置することで共通マイク2Cをどのようなスタイルでも露出可能(集音可能)とすることができるようになる。したがって、「正転クローズスタイル」では、共通マイク2Cと第2のスピーカ1Cとを使用して通話することが可能となり、「ビューアスタイル」では、共通マイク2Cと第1のスピーカ1Bとを使用して通話することが可能となる。
この場合、電話着信時のスタイルが「オープンスタイル」であれば、表示部側筐体1の回転向きに応じて第1のスピーカ1B、第2のスピーカ1Cの何れかを有効な受話スピーカとして選択し、「クローズスタイル」であれば、上述の「オープンスタイル」の場合に表示部側筐体1の回転向きに応じて選択されていたスピーカとは逆のスピーカを有効な受話スピーカとして選択することができる。例えば、「正転オープンスタイル」では第1のスピーカ1Bを選択し、「正転クローズスタイル」では第2のスピーカ1Cを選択し、「反転オープンスタイル」では第2のスピーカ1Cを選択し、「反転クローズスタイル」では第1のスピーカ1Bを選択することができるので、上述した第1実施例と同様に表示部側筐体1の回転向きに拘らず、通話を直ちに開始することが可能となる。その他、この第2実施例においても上述した第1実施例と同様の効果を有する。
なお、上述した第2実施例において共通マイク2Cは、操作部側筐体2の端部側面に配置したが、表示部側筐体1の端部側面に配置してもよい。また、開閉軸(横軸)23の反対側端部に限らず、表示部側筐体1あるいは操作部側筐体2の幅方向(短辺方向)の側面部に共通マイク2Cを配置するようにしてもよい。つまり、共通マイク2Cは、どのようなスタイルでも露出可能(集音可能)となる位置であればよい。
また、上述した第1及び第2実施例においては、表示部側筐体1の背面側に第2のスピーカ1Cを設けた場合を例示したが、表示部側筐体1の背面側に着信音/音楽などを発生出力する既存の高音圧タイプの背面スピーカが備えられている場合には、この背面スピーカを受話用の第2のスピーカとして選択するようにしてもよい。このように既存の背面スピーカを受話用の第2のスピーカとして兼用する場合には、その選択時に受話用スピーカ並みの音量に自動調整するようにすればよい。
その他、携帯電話装置に限らず、例えば、電話機能付きのPDA、電子カメラ、電子腕時計、音楽再生機などの携帯端末装置であっても同様に適用可能である。
携帯端末装置として適用した折畳・回転型(複合型)の携帯電話装置の外観図であり、(A)、(D)は、装置本体を閉じた状態を示した図、(B)、(C)は、装置本体を開いた状態を示した図。 携帯電話装置の基本的な構成要素を示したブロック図。 電話着信時のスタイルに応じて第1のスピーカ1B、第2のスピーカ1Cの何れが有効な受話スピーカとして選択されるのか、第1のマイク2B、第2のマイク1Dの何れが有効な送話マイクとして選択されるのかを説明するための図。 電話着信検出時における携帯電話装置の全体動作を示したフローチャート。 図4に続く、フローチャート。 第2実施例において共通マイク2Cの配置状態を説明するための図。 第2実施例において電話着信検出時の動作を示したフローチャート。
符号の説明
1 表示部側筐体
1A 表示面
1B 第1のスピーカ
1C 第2のスピーカ
1D 第2のマイク
2 操作部側筐体
2A 操作面
2B 第1のマイク
2C 共通マイク
11 CPU
12 記憶部
15 電話通信部
16 音響制御部
17 メイン表示部
18 サブ表示部
19 キー操作部
21 開閉センサ
22 回転センサ
23 開閉軸

Claims (12)

  1. 正面側に主表示部を備えた表示部側筐体と正面側に操作部を備えた操作部側筐体とを開閉可能に連結すると共に回転可能に連結することによって装置本体を複数のスタイルに変更可能な携帯端末装置であって、
    表示部側筐体の正面側に設けられた第1のスピーカと、
    表示部側筐体の背面側に設けられた第2のスピーカと、
    表示部側筐体と操作部側筐体との開閉状態に基づいて装置本体が折り畳まれているか否かを検出する開閉状態検出手段と、
    操作部側筐体に対する表示部側筐体の回転状態に基づいて表示部側筐体が正面向きか背面向きかを検出する回転状態検出手段と、
    前記開閉状態検出手段によって装置本体が閉状態から開状態に変化したことが検出されている場合に電話の通話開始を行う際には、前記回転状態検出手段の検出結果を参照し、表示部側筐体が正面向きか背面向きかに基づいて前記第1のスピーカ、第2のスピーカの何れかを有効な受話スピーカとして選択するスピーカ選択手段と、
    を具備したことを特徴とする携帯端末装置。
  2. 前記回転状態検出手段は、装置本体の開状態において表示部側筐体と操作部側筐体の正面が利用者にそれぞれ対面している状態を正面向きにセットされている状態として検出し、表示部側筐体の背面と操作部側筐体の正面が利用者にそれぞれ対面している状態を背面向きにセットされている状態として検出し、
    前記スピーカ選択手段は、表示部側筐体が正面向きにセットされている状態では前記第1のスピーカを有効な受話スピーカとして選択し、背面向きにセットされている状態では前記第2のスピーカを有効な受話スピーカとして選択する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。
  3. 前記第2のスピーカが有効な受話スピーカとして選択されている場合には、前記主表示部に対する表示出力を禁止する、
    ようにしたことを特徴とする請求項2記載の携帯端末装置。
  4. 前記表示部側筐体の両面において前記第1のスピーカと第2のスピーカとを対称位置に配置した、
    ことを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。
  5. 電話着信を受けてから装置本体が閉状態から開状態に変化した際に、オフフック応答を行って当該相手先との通話接続を確立する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。
  6. 前記回転状態検出手段によって表示部側筐体が背面向きにセットされていることが検出されている場合に前記開閉状態検出手段によって装置本体の閉状態から開状態に変化したことが検出された際に、オフフック応答を行って当該相手先との通話接続を確立する、
    ようにしたことを特徴とする請求項5記載の携帯端末装置。
  7. 操作部側筐体の正面側に第1のマイクを設けるほか、表示部側筐体の正面側に第2のマイクを設け、
    前記開閉状態検出手段によって装置本体の閉状態が検出され、かつ、前記回転状態検出手段によって表示部側筐体が背面向きにセットされていることが検出されている場合に電話の通話開始を行う際には、前記第1のスピーカを有効な受話スピーカとして選択するほか、表示部側筐体に設けられている第2のマイクを有効な送話マイクとして選択する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。
  8. 前記通話開始を行う際、表示部側筐体の正面側において主表示部を挟むように配置されている前記第1のスピーカと第2のマイクの配置方向を案内するガイド情報を前記主表示部に表示出力する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。
  9. 正面側に主表示部を備えた表示部側筐体と正面側に操作部を備えた操作部側筐体とを開閉可能に連結すると共に回転可能に連結することによって装置本体を複数のスタイルに変更可能な携帯端末装置であって、
    表示部側筐体の正面側に設けられた第1のスピーカと、
    表示部側筐体の背面側に設けられた第2のスピーカと、
    表示部側筐体と操作部側筐体との開閉状態に基づいて装置本体が折り畳まれているか否かを検出する開閉状態検出手段と、
    操作部側筐体に対する表示部側筐体の回転状態に基づいて表示部側筐体が正面向きか背面向きかを検出する回転状態検出手段と、
    電話の通話開始を行う際に、前記開閉状態検出手段によって装置本体の開状態が検出されている場合には、前記回転状態検出手段の検出結果を参照し、表示部側筐体が正面向きか背面向きかに基づいて前記第1のスピーカ、第2のスピーカの何れかを有効な受話スピーカとして選択し、前記開閉状態検出手段によって装置本体の閉状態が検出されている場合には、前記開状態時に選択されていたスピーカ以外の他のスピーカを選択するスピーカ選択手段と、
    を具備したことを特徴とする携帯端末装置。
  10. 表示部側筐体と操作部側筐体とを開閉可能に連結する開閉軸に対して、その反対側の操作部側筐体の端部側面にマイクを配置した、
    ことを特徴とする請求項10記載の携帯端末装置。
  11. コンピュータに対して、
    正面側に主表示部を備えた表示部側筐体と正面側に操作部を備えた操作部側筐体とが開閉可能に連結されていて当該表示部側筐体と操作部側筐体との開閉状態に基づいて装置本体が折り畳まれているか否かを検出する機能と、
    表示部側筐体と操作部側筐体とが回転可能に連結されていて当該表示部側筐体と操作部側筐体との回転状態に基づいて表示部側筐体が正面向きか背面向きかを検出する機能と、
    装置本体が閉状態から開状態に変化したことが検出されている場合に電話の通話開始を行う際には、表示部側筐体の正面側に設けられている第1のスピーカと表示部側筐体の背面側に設けられている第2のスピーカのうち、表示部側筐体が正面向きか背面向きかに基づいて何れかを有効な受話スピーカとして選択する機能と、
    を実現させるためのプログラム。
  12. コンピュータに対して、
    正面側に主表示部を備えた表示部側筐体と正面側に操作部を備えた操作部側筐体とが開閉可能に連結されていて当該表示部側筐体と操作部側筐体との開閉状態に基づいて装置本体が折り畳まれているか否かを検出する機能と、
    表示部側筐体と操作部側筐体とが回転可能に連結されていて当該表示部側筐体と操作部側筐体との回転状態に基づいて表示部側筐体が正面向きか背面向きかを検出する機能と、
    電話の通話開始を行う際に、装置本体の開状態が検出されている場合には、表示部側筐体の正面側に設けられている第1のスピーカと表示部側筐体の背面側に設けられている第2のスピーカのうち、表示部側筐体が正面向きか背面向きかに基づいて何れかを有効な受話スピーカとして選択し、装置本体の閉状態が検出されている場合には、前記開状態時に選択されていたスピーカ以外の他のスピーカを選択する機能と、
    を実現させるためのプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014045263A (ja) * 2012-08-24 2014-03-13 Sharp Corp 携帯端末装置、その制御方法、およびその制御プログラム
KR101378656B1 (ko) * 2012-06-25 2014-03-27 정예리 이동통신단말기의 방향에 따른 입출력 기능 자동 전환 장치 및 방법

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