JP2005141815A - 光記録媒体及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】スペーサ層上に形成された情報層について基板上に形成された情報層のジッター、ノイズ等の電気特性と同等の電気特性が得られる光記録媒体及びその製造方法を提供する。
【解決手段】スペーサ層16における基板12と反対側の面に、凸部の径方向の幅を径方向の凹凸のピッチに対して53%以上、且つ、72%以下に制限した形状で凹凸パターンを転写し、該凹凸パターンに倣って第2情報層18(スペーサ層上の情報層)を形成した。
【選択図】図1

Description

本発明は、基板上に形成された情報層上にスペーサ層が形成され、スペーサ層上に次の情報層が形成された光記録媒体及びその製造方法に関する。
近年、情報記録媒体としてCD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)等の光記録媒体が急速に普及している。光記録媒体は一般的に外径が120mm、厚さが1.2mmに統一されているが、DVDは照射光としてCDよりも波長が短いレーザ光を用いると共に、照射光のレンズの開口数をCDよりも大きくすることでCDよりも高密度で大容量の情報を記録・再生できるようにされている。
一方、照射光の波長が短く、レンズの開口数が大きいほどディスクの傾き、反りによりコマ収差が発生して情報の記録・再生精度が低下する傾向があるため、DVDは光透過層の厚さをCDの半分の0.6mmとすることで、ディスクの傾き、反りに対するマージンを確保し、情報の記録・再生精度を維持している。尚、0.6mmの光透過層のみでは剛性、強度が不充分であるため、DVDは、0.6mmの基板を2枚、情報記録面を内側にして貼り合わせた構造とされて厚さがCDと等しい1、2mmとされ、CDと同等の剛性、強度が確保されている。
ここで、一層高密度で大容量の情報の記録を実現すべく、更に照射光の波長を短かくすると共にレンズの開口数を大きくし、これに対応して一層薄い光透過層を形成した光記録媒体が注目されている(例えば、特許文献1参照)。
尚、仕様を統一すべく、照射光として波長が約405nmの青紫色のレーザ光を用いると共に開口数を0.85とし、これに対応して光透過層の厚さを約100μmとした光記録媒体が普及しつつあり、情報層のピットやグルーブの凹凸パターンのトラックピッチ(径方向の凹凸のピッチ)を約320nmとするように提案されている。
又、この光記録媒体は、ピットやグルーブの凹凸パターンを有する基板の片面又は両面に形成した情報層上にスペーサ層を介して更に情報層を形成することで2層記録式とすることができる。2層記録式も仕様を統一すべくスペーサ層及び光透過層の合計の厚さを約100μmとし、スペーサ層の厚さを約25μm、光透過層の厚さを約75μmとするように提案されている。尚、スペーサ層を2層以上形成して3層以上の情報層を形成した多層記録式とすることも可能である。
ピットや、グルーブの凹凸パターンの複数の情報層を形成する手法としては、まず、射出成形により基板に凹凸パターンを転写し、この凹凸パターンに倣ってスパッタリング等により情報層を形成し、次に該情報層上に流動状態のエネルギ線硬化性樹脂を供給し、該エネルギ線硬化性樹脂上に透光性スタンパを当接させて凹凸パターンを転写し、透光性スタンパを介して紫外線、電子線等のエネルギ線を照射してエネルギ線硬化性樹脂硬化させてから透光性スタンパを剥離させることによりスペーサ層を形成し、このスペーサ層の凹凸パターンに倣ってスパッタリング等により前記情報層の次の情報層を形成する手法が知られている(例えば特許文献2参照)。
特開2003―85836号公報 特開2003―91887号公報
しかしながら、この手法でトラックピッチが320nm程度の凹凸パターンの情報層を形成した場合、スペーサ層上に形成した情報層のジッター、ノイズ等の電気特性が基板上に形成した情報層のジッター、ノイズ等の電気特性に対して劣る傾向があり、スペーサ層上に形成した情報層について所望の電気特性が得られないという問題があった。
本発明は、この問題点に鑑みてなされたものであって、スペーサ層上に形成した情報層に関して基板上に形成した情報層の電気特性と同等の良好な電気特性が得られる光記録媒体及びその製造方法を提供することをその課題とする。
本発明は、スペーサ層上に形成する情報層の凹凸パターンの凸部の径方向の幅を径方向の凹凸のピッチに対して所定の範囲に制限することにより上記課題の解決を図ったものである。
発明者は、スペーサ層上に形成する情報層のジッター、ノイズ等の電気特性を向上させるべく、スペーサ層に様々な凹凸パターンを形成することを試行錯誤した結果、スペーサ層における基板と反対側の面に形成する凹凸パターンの凸部の径方向の幅が広い程、その凹凸パターンに倣って形成される情報層の電気特性が向上する傾向があることを見出した。その原因は必ずしも明らかではないが、概ね次のように考えられる。
スペーサ層を形成する際、流動状態のエネルギ線硬化性樹脂は基板、透光性スタンパの凹凸パターンの凹部に入り込み、スペーサ層に凹凸パターンが転写されるが、エネルギ線硬化性樹脂はその粘性のため、基板、透光性スタンパの凹部の隅まで完全に入り込むことが困難であり、スペーサ層の凹凸パターンの凸部の周縁部は若干丸みを帯びた形状になりやすい。凸部の幅が狭い場合、凸部の幅に対する先端の平坦部分の割合が小さくなり、所望の凸部の形状と実際の凸部の形状とのずれが相対的に大きくなる。これに対し、凸部の幅が広い場合、凸部の周縁が丸みを帯びていても凸部の幅に対する先端の平坦部分の割合が大きくなる。即ち、所望の凸部の形状と実際の凸部の形状とのずれが相対的に小さくなり、これに倣って形成される情報層の形状も所望の形状に近い形状となるためジッター、ノイズ等の電気特性が向上すると考えられる。
尚、スペーサ層の凹凸パターンの凸部の幅が広いと、凹部がそれだけ狭くなるので、凹凸パターンを転写するための透光性スタンパの凸部の幅を狭くする必要があるが、透光性スタンパの凸部の幅が過度に狭いと、透光性スタンパの凹凸面の変形、透光性スタンパ剥離時における透光性スタンパの凸部の破損等の他の問題が生じうるため、スペーサ層の凹凸パターンの凸部の幅は所定の上限値以下に制限することが好ましい。
即ち、以下の発明により上記課題を解決したものである。
(1)基板上に形成された情報層上にスペーサ層が形成され、該スペーサ層上に前記情報層の次の情報層が形成された光記録媒体であって、前記スペーサ層における前記基板と反対側の面に、グルーブ及びピットの少なくとも一方を構成する凹凸パターンが、凸部の径方向の幅が径方向の凹凸のピッチに対して53%以上、且つ、72%以下に制限された形状で形成され、該凹凸パターンに倣って前記スペーサ層上に前記情報層が形成されたことを特徴とする光記録媒体。
(2)前記スペーサ層における前記基板と反対側の面に、グルーブ及びピットの少なくとも一方を構成する凹凸パターンが、凸部の径方向の幅が径方向の凹凸のピッチに対して62%以上に制限された形状で形成され、該凹凸パターンに倣って前記スペーサ層上に前記情報層が形成されたことを特徴とする前記(1)の光記録媒体。
(3)基板上に形成した情報層上にエネルギ線硬化性樹脂を供給し、該エネルギ線硬化性樹脂上に透光性スタンパを当接させてグルーブ及びピットの少なくとも一方を含む凹凸パターンを転写し、前記透光性スタンパを介してエネルギ線を照射して前記エネルギ線硬化性樹脂を硬化させてから前記透光性スタンパを剥離させることによりスペーサ層を形成し、該スペーサ層上に前記凹凸パターンに倣って前記情報層の次の情報層を形成するようにした光記録媒体の製造方法であって、前記スペーサ層における前記基板と反対側の面に、凸部の径方向の幅を径方向の凹凸のピッチに対して53%以上、且つ、72%以下に制限した形状で前記凹凸パターンを転写し、該凹凸パターンに倣って前記スペーサ層上に前記情報層を形成するようにしたことを特徴とする光記録媒体の製造方法。
(4)前記スペーサ層における前記基板と反対側の面に、凸部の径方向の幅を径方向の凹凸のピッチに対して62%以上に制限した形状で前記凹凸パターンを転写し、該凹凸パターンに倣って前記スペーサ層上に前記情報層を形成するようにしたことを特徴とする前記(3)の光記録媒体の製造方法。
尚、一般的に、「ピット」、「グルーブ」という用語は情報伝達のための微細な凹部という意義で用いられるが、本出願では便宜上、情報伝達のための凹凸であれば凸部であっても便宜上「ピット」、「グルーブ」という用語を用いることとする。
又、「エネルギ線」という用語は流動状態の特定の樹脂を硬化させる性質を有する、例えば紫外線、電子線等の、電磁波、粒子線の総称という意義で用いることとする。
本発明は、スペーサ層上に形成する情報層の凹凸パターンの凸部の径方向の幅を径方向の凹凸のピッチに対して所定の範囲に制限することにより、スペーサ層上に形成する情報層のジッター、ノイズ等の電気特性を向上させることができる。
以下、本発明を実施するための好ましい形態について図面を参照して詳細に説明する。
本実施形態は、図1に示されるような光記録媒体10における第2情報層18の凹凸パターンの形状に特徴を有するが、本実施形態の理解のため、まず光記録媒体10の構造について簡単に説明しておく。
光記録媒体10は、外径が約120mm、厚さが約1.2mmの円板形状で、基板12の片面に第1情報層14、スペーサ層16、第2情報層18、光透過層20がこの順で形成された片面2層記録式の光ディスクである。尚、光記録媒体10には、内径が約15mmの中心孔10Aが形成されている。
基板12は材質がポリカーボネート、アクリル、エポキシ等の樹脂で、厚さは約1.1mmである。又、基板12の第1情報層14側の面には情報伝達のためのピットや、トラッキングサーボのためのグルーブの凹凸パターンが形成されている。
第1情報層14は、基板12の凹凸パターンに倣って凹凸パターン形状で形成されている。尚、第1情報層14は、基板12、スペーサ層16、光透過層20に対し著しく薄い層であるため、線で図示することとする。第1情報層14は、用途に応じて一又は複数の機能層で構成される。例えば、光記録媒体10がROM(Read Only Memory)タイプの場合、第1情報層14は材料がAl、Ag、Au等の反射層で構成され、RW(Re−Writable)タイプの場合、反射層に加え、相変化材料層、光磁気材料層、誘電体層等の層で構成され、R(Recordable)タイプの場合、反射層に加え、相変化材料層、有機色素層等の層で構成される。
スペーサ層16は、厚さが約25μmで、材料は例えばアクリル系紫外線硬化性樹脂、エポキシ系紫外線硬化性樹脂等の透光性を有するエネルギ線硬化性樹脂で構成されている。
スペーサ層16における第1情報層14側の面は、第1情報層14の凹凸パターンに倣って凹凸パターン形状とされている。又、スペーサ層16における第2情報層18側の面もピットや、グルーブの凹凸パターン形状とされている。この第2情報層18側の面の凹凸パターンは、隣接する一対の凹部及び凸部の径方向の端部の距離であるトラックピッチ(径方向の凹凸のピッチ)を100%とした場合、光透過層20側に突出する凸部の径方向の幅がトラックピッチに対して53%以上、且つ、72%以下に制限された形状とされている。
第2情報層18は、スペーサ層16の凹凸パターンに倣って形成されている。尚、第2情報層18も第1情報層14と同様に、用途に応じて一又は複数の機能層で構成され、第1情報層14と同様に、基板12、スペーサ層16、光透過層20に対し著しく薄い層であるため、線で図示することとする。
光透過層20は、厚さが約75μmで、材料はスペーサ層16と同様の透光性を有するアクリル系紫外線硬化性樹脂、エポキシ系紫外線硬化性樹脂等のエネルギ線硬化性樹脂である。尚、光透過層20における第2情報層18側の面は、第2情報層18の凹凸パターンに倣って凹凸パターン形状とされているが、光透過層20の表面(第2情報層18と反対側の面)は平坦である。
次に、図2に示されるフローチャート等を参照しながら光記録媒体10の製造方法について説明する。
まず、射出成形により、図3に示されるような、外径が約120mm、厚さが約1.1mmの円板形状の基板12を成形する(S102)。この際、基板12の片面にピットや、グルーブの凹凸パターンを形成する。この凹凸パターンは射出成形により高精度で形成される。又、射出成形において基板12の凹凸パターンが形成された面と反対側の面には中心孔10Aと内径が等しい円形凹部12Cを形成する。更に、射出成形において基板12に前記中心孔10Aよりも内径が小さな製造用孔12Bを形成しておく。尚、製造用孔12Bは、射出成形した後、基板12に工具等を用いて形成してもよい。
基板12は、通常、複数重ねた状態で保管し、又、搬送等することになるが、例えば丸棒状のガイド等を製造用孔12Bに挿入することで複数の基板12を容易に整列状態で重ねることができるので、それだけ保管、搬送等を容易に行うことができ、生産効率の向上に寄与する。
次に、基板12の凹凸パターンが形成された面上に、スパッタリング法、蒸着法等により、第1情報層14を形成する(S104)。第1情報層14は、基板12の凹凸パターンに倣って凹凸パターン形状に形成される。基板12の凹凸パターンは形状精度が良いので、第1情報層14の凹凸パターンの形状精度も良い。
次に、図4に示されるように、基板12の製造用孔12Bに芯材22を挿入させつつ、第1情報層14を上向きにして回転テーブル24の上に基板12を水平に載置する。
回転テーブル24は、水平に配置された円板形状のテーブル部24Aから軸部24Bが下方に突出した構造であり、軸部24B内には、テーブル部24Aの上面に連通する通気孔24Cが形成されている。尚、軸部24Bは図示しない回転駆動機構に係合されている。又、通気孔24Cには図示しない負圧供給器が連結されている。
芯材22は、常態における外径が製造用孔12Bの内径よりも若干小さい丸棒状体で製造用孔12Bに遊嵌可能とされている。又、芯材22は、材料がシリコーン樹脂、フッ素樹脂、アクリル樹脂、オレフィン樹脂、これらの混合物等で弾性を有すると共に中空構造(図示省略)とされ、下端において内部が給気手段26に連通しており、内部に給気されることにより膨張して外径が大きくなり、製造用孔12Bの内周に密着するように構成されている。
まず、図5に示されるように、給気手段26により芯材22を膨張させて製造用孔12Bの内周に密着させ、テーブル部24Aの上面に負圧を供給し、基板12を吸着して回転テーブル24に固定し、基板12の全面に流動状態でエネルギ線硬化性樹脂を膜厚がスペーサ層16の膜厚の25μmよりも充分厚くなるように所定量塗布する。尚、芯材22は製造用孔12Bの内周に密着しているので、芯材22と、基板12との間にエネルギ線硬化性樹脂は浸入しない。
次に、図6に示されるように、透光性スタンパ28を基板12に接近させる。透光性スタンパ28は、略円板形状でアクリル、オレフィン、ガラス等の透光性材料で構成され、片面がピットや、グルーブの凹凸パターンを転写するための転写面28Aとされている。この転写面28Aには、凹部の幅がトラックピッチ(径方向の凹凸のピッチ)に対して53%以上、且つ、72%以下に制限された凹凸パターンが形成されている。尚、転写面28Aの凸部の幅は、トラックピッチに対して28%以上であるので、転写面の凹凸パターンは変形、損傷等が生じにくくなっている。又、透光性スタンパ28は、中心近傍に、芯材22と遊嵌するだけの内径の貫通孔28Bが形成されている。
この透光性スタンパ28を、図7に示されるように、塗布したエネルギ線硬化性樹脂に当接させて加圧し、基板12に対して約25μmの位置まで接近させると、エネルギ線硬化性樹脂は第1情報層14の凹部及び透光性スタンパ28の転写面28Aの凹部に入り込み、これによりエネルギ線硬化性樹脂の両面にピットや、グルーブの凹凸パターンが転写され、スペーサ層16の形状に成形される(S106)。スペーサ層16における基板12と反対側の面には凸部の幅がトラックピッチ(凹凸のピッチ)に対して53%以上、且つ、72%以下に制限された凹凸パターンが転写される。
この際、エネルギ線硬化性樹脂は流動状態である一方、その粘性のため、図8に拡大して示されるように、透光性スタンパ28の転写面28Aの凹部の隅まで入りこむことができず、スペーサ層16の凹凸パターンの凸部は周縁が若干丸みを帯びた形状に形成されることがあるが、凸部の幅はトラックピッチ(凹凸のピッチ)に対して53%以上で充分広いため、周縁が丸みを帯びていても幅に対する先端の平坦部分の割合が大きく、所望の凸形状に対するずれは小さい。即ち、スペーサ層16の凹凸パターンは形状精度が良い。
尚、透光性スタンパ28をエネルギ線硬化性樹脂に当接させてから、回転テーブル24を回転させて、遠心力によりエネルギ線硬化性樹脂を径方向外側に流動させ、その一部を基板12及び透光性スタンパ28の間から径方向外側に排出し、透光性スタンパ28を、負圧により基板12に接近させてエネルギ線硬化性樹脂の両面に凹凸パターンを転写しつつ膜厚を約25μmとしてもよい。又、プレスと回転とを併用してエネルギ線硬化性樹脂の両面に凹凸パターンを転写しつつ膜厚を約25μmとしてもよい。
次に、図9に示されるように、透光性スタンパ28を介してスペーサ層16に一様に紫外線等のエネルギ線を照射してスペーサ層16を硬化させる(S108)。
ここで、図10に示されるように、透光性スタンパ28をスペーサ層16から離脱させ、更に、芯材22内を減圧して膨張状態から常態に戻し、芯材22も基板12から離脱させる。尚、芯材22は材料がシリコーン樹脂、フッ素樹脂等であるので、スペーサ層16と固着しにくく、基板12を芯材22から容易に離脱させることができる。
更に、スペーサ層16が形成された基板12を一旦、回転テーブル24から取外し、スペーサ層16上に、スパッタリング法、蒸着法等により、第2情報層18を形成する(S110)。第2情報層18は、スペーサ層16の(基板12から離反する側の面の)凹凸パターンに倣って凹凸パターン形状に形成される。スペーサ層16の凹凸パターンは形状精度が良いので、第2情報層18の凹凸パターンも形状精度が良い。
次に、基板12を再度回転テーブル24に保持し、製造用孔12Bの内周に芯材22を密着させてから、図11に示されるように、回転テーブル24を回転駆動しつつ、ノズル32を芯材22の近傍に接近させ、ノズル32から第2情報層18上にエネルギ線硬化性樹脂を流動状態で所定量供給すると、供給されたエネルギ線硬化性樹脂は、遠心力により径方向外側に展延される。この際、外径が中心孔10Aよりも小さな芯材22の近傍の樹脂に作用する遠心力は外周に比べ小さいことから、スペーサ層16上における樹脂の流動量は緩衝されて安定する。又、芯材22に付着した樹脂はその粘性により芯材22の近傍に留まろうとするので、スペーサ層16上における樹脂の流動量を緩衝する効果が高められている。
これにより、図12に示されるように、光透過層20がスペーサ層16の全面に約75μmの均一な厚さで展延される(S112)。
次に、図13に示されるように、回転テーブル24の回転を停止し、展延された光透過層20に一様にエネルギ線を照射し、展延した光透過層20を硬化させる(S114)。
次に、芯材22内を減圧して膨張状態から常態に戻し、基板12から離脱させ、基板12を回転テーブル24から取外し、製造用孔12Bに治具を嵌合させて基板12を位置決めしてから(図示省略)、図14に示されるように、外径が中心孔10Aの内径と等しい円形工具34を基板12に同軸的に配置して、軸方向に基板12に当接・貫通させて基板12を打抜き、中心孔10Aを形成する(S116)。基板12には、中心孔10Aと内径が等しい円形凹部12Cが形成されているので、それだけ打抜きが容易である。又、製造用孔12Bを利用して基板12を位置決めすることで、中心孔10Aの偏心量を小さく抑制することができる。
これにより、光記録媒体10が完成する。
尚、本実施形態において、スペーサ層16、光透過層20の材料としてアクリル系紫外線硬化性樹脂、エポキシ系紫外線硬化性樹脂が例示されているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば電子線硬化性樹脂等の透光性を有する他のエネルギ線硬化性樹脂を用いてもよい。
又、本実施形態において、芯材22は、材料がシリコーン樹脂、フッ素樹脂等で弾性を有し、常態で外径が製造用孔12Bの内径よりも若干小さい丸棒状体で製造用孔12Bに遊嵌可能とされているが、本発明はこれに限定されるものではなく、製造用孔12Bの内周に密着することができる構造であれば、芯材の材料、形状は特に限定されない。又、芯材22に代えて蓋状の部材で基板12の製造用孔12Bを閉塞し、製造用孔12Bへのエネルギ線硬化性樹脂の浸入を防止してもよい。
又、本実施形態において、光記録媒体10は中心孔10Aを有する円板形状とされているが、本発明はこれに限定されるものではなく、中心孔がない円板形状の多層記録式の光記録媒体の製造に対しても本発明は当然適用可能である。
又、本実施形態において、光記録媒体10は1層のスペーサ層と、2層の情報層と、を有する2層記録式であるが、本発明はこれに限定されるものではなく、2層以上のスペーサ層と、3層以上の情報層と、を有する多層記録式の光記録媒体に対しても本発明を適用すれば同様の効果が得られる。
又、本実施形態において、光記録媒体10は片面のみに情報を記録可能である片面多層記録式とされているが、本発明はこれに限定されるものではなく、両面に情報を記録可能である両面2層記録式の光記録媒体に対しても本発明は当然適用可能である。この場合、基板の厚さを約1.0mmとし、基板の両面に厚さが25μmのスペーサ層、厚さが75μmの光透過層を形成することで、厚さが1.2mmの光記録媒体とすることができる。
尚、第1情報層14の凹凸パターンは、第2情報層18の凹凸パターンと等しいパターンとしてもよく、異なるパターンとしてもよい。
第2情報層18の形状が異なる3種類の光記録媒体10を上記実施形態のとおり各種類毎に10枚ずつ、計30枚作製した。具体的には、第2情報層18の凹凸パターンは、トラックピッチが約320nm、高さが約20nmの螺旋状のグルーブ形状とし、グルーブの幅が、約170nm(トラックピッチの約53%)、約200nm(トラックピッチの約62%)、約230nm(トラックピッチの約72%)と、3種類の光記録媒体10毎に異なるようにした。
尚、本実施例においてグルーブは、図16に符号Gで示すように光透過層20側に突出する凸部である。
又、第1情報層14の凹凸パターンについても、トラックピッチが約320nm、高さが約20nmの螺旋状のグルーブ形状としたが、グルーブの幅は約160nm(トラックピッチの約50%)とした(3種類の光記録媒体10について共通)。
又、スペーサ層14の材料であるエネルギ線硬化性樹脂としては、下記の材料を用いた。
ペンタエリスリトールトリアクリレート :約50質量部
ヒドロキシピバリン酸ネオペンチルグリコールジアクリレート:約50質量部
1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン :約 3質量部
これらの光記録媒体10について第2情報層18のジッターを測定し、グルーブの幅が等しい10枚の光記録媒体10の平均値を算出したところ、表1に示されるように、グルーブの幅が170nmの場合7.73%、グルーブの幅が200nmの場合7.21%、グルーブの幅が230nmの場合7.25%であった。
尚、これらの光記録媒体10の第1情報層14のジッターについても測定し、10枚の光記録媒体10の平均値を算出したところ、表1に示されるように、7.42%であった。
又、これらの光記録媒体10について第2情報層18のノイズ(dBm)を複数の周波数(MHz)について測定し、グルーブの幅が等しい10枚の光記録媒体10の平均値を算出したところ、表2及び図15に示されるような結果であった。尚、図15中において符号Aを付した曲線はグルーブの幅が230nmの場合を、符号Bを付した曲線はグルーブの幅が200nmの場合を、符号Cを付した曲線はグルーブの幅が170nmを示す。又、これらの光記録媒体10の第1情報層14についても複数の周波数(MHz)についてノイズ(dBm)を測定したところ、表2及び図15に符号Dを付した曲線で示されるような結果であった。
尚、ジッター、ノイズの測定には、光ディスク評価機DDU1000(パルステック社製)を用いた。
[比較例]
上記実施例に対し、第2情報層18の凹凸パターンのグルーブの幅が異なる2種類の光記録媒体10を各種類毎に10枚ずつ、計20枚作製した。具体的には、第2情報層18の凹凸パターンのグルーブの幅が、約150nm(トラックピッチの約47%)、約160nm(トラックピッチの約50%)の2種類の光記録媒体10を作製した。他の条件については上記実施例と同様とした。
これらの光記録媒体10について第2情報層18のジッターを測定し、グルーブの幅が等しい10枚の光記録媒体10の平均値を算出したところ、表1に示されるように、グルーブの幅が150nmの場合10.3%、グルーブの幅が160nmの場合8.84%であった。
又、これらの光記録媒体10について第2情報層18のノイズ(dBm)を複数の周波数(MHz)について測定し、グルーブの幅が等しい10枚の光記録媒体10の平均値を算出したところ、表2及び図15に示されるような結果であった。尚、図15中において符号Eを付した曲線はグルーブの幅が160nmの場合を、符号Fを付した曲線はグルーブの幅が150nmの場合を示す
Figure 2005141815
Figure 2005141815
表1に示されるように、第2情報層18のジッターは、グルーブの幅が広いほど小さくなる傾向があることが確認された。比較例(グルーブの幅が150nm、160nm)は第2情報層18のジッターが目標上限値の8%を超えているのに対し、実施例(グルーブの幅が170nm、200nm、230nmでトラックピッチに対して53%以上)はジッターが目標上限値の8%を下回り良好であった。特に、グルーブの幅が200nm(トラックピッチの約62%)以上の場合、第2情報層18のジッターは、第1情報層14のジッターを下回り、特に良好であった。
又、表2及び図15に示されるように、比較例は第2情報層18のノイズの値が、第1情報層14のノイズの値を上回っているのに対し、実施例は、第2情報層18のノイズの値が、第1情報層14のノイズの値と同レベル以下に抑制されており良好であった。特に、グルーブの幅が200nm(トラックピッチの約62%)以上の場合、第2情報層18のノイズの値は、第1情報層14のノイズの値を下回り、特に良好であった。
即ち、第2情報層18の良好な電気特性を得るためには、トラックピッチに対するグルーブの幅を53%以上とすれば良く、トラックピッチに対するグルーブの幅を62%以上とすることで一層良好な結果がえられることが確認された。尚、透光性スタンパの転写面の凹凸パターンの変形、損傷等を防止するためには、トラックピッチに対するグルーブの幅を72%以下とすることが好ましい。
本発明は、複数の情報層と、これら情報層を隔てるスペーサ層と、を有してなる光記録媒体を製造するために利用することができる。
本発明の実施形態に係る光記録媒体の構造を模式的に示す側断面図 同光記録媒体の製造工程の概要を示すフローチャート 同光記録媒体の製造工程における基板の構造を模式的に示す側断面図 同基板の製造用中心孔に芯材を挿入した状態を模式的に示す側断面図 同基板の全面にエネルギ線硬化性樹脂を塗布した状態を模式的に示す側断面図 同エネルギ線硬化性樹脂上に透光性スタンパを接近させた状態を模式的に示す側断面図 同透光性スタンパによるスペーサ層の成形工程を模式的に示す側断面図 同スペーサ層の凹凸パターンの形状を拡大して模式的に示す側断面図 同スペーサ層の硬化工程を模式的に示す側断面図 同スペーサ層から透光性スタンパ及び芯材を離脱した状態を模式的に示す側断面図 同スペーサ層上への光透過層の展延過程を模式的に示す側断面図 同光透過層が所定の厚さに展延された状態を模式的に示す側断面図 同光透過層の硬化工程を模式的に示す側断面図 中心孔形成工程を模式的に示す側断面図 本発明の実施例及び比較例に係る光記録媒体のノイズの値を示すグラフ 本発明の実施例に係る光記録媒体の情報層の形状を拡大して模式的に示す側断面図
符号の説明
10…光記録媒体
10A…中心孔
12…基板
12B…製造用孔
14…第1情報層
16…スペーサ層
18…第2情報層
20…光透過層
22…芯材
24…回転テーブル
26…給気手段
28…透光性スタンパ
32…ノズル
34…円形工具

Claims (4)

  1. 基板上に形成された情報層上にスペーサ層が形成され、該スペーサ層上に前記情報層の次の情報層が形成された光記録媒体であって、
    前記スペーサ層における前記基板と反対側の面に、グルーブ及びピットの少なくとも一方を構成する凹凸パターンが、凸部の径方向の幅が径方向の凹凸のピッチに対して53%以上、且つ、72%以下に制限された形状で形成され、該凹凸パターンに倣って前記スペーサ層上に前記情報層が形成されたことを特徴とする光記録媒体。
  2. 請求項1において、
    前記スペーサ層における前記基板と反対側の面に、グルーブ及びピットの少なくとも一方を構成する凹凸パターンが、凸部の径方向の幅が径方向の凹凸のピッチに対して62%以上に制限された形状で形成され、該凹凸パターンに倣って前記スペーサ層上に前記情報層が形成されたことを特徴とする光記録媒体。
  3. 基板上に形成した情報層上にエネルギ線硬化性樹脂を供給し、該エネルギ線硬化性樹脂上に透光性スタンパを当接させてグルーブ及びピットの少なくとも一方を含む凹凸パターンを転写し、前記透光性スタンパを介してエネルギ線を照射して前記エネルギ線硬化性樹脂を硬化させてから前記透光性スタンパを剥離させることによりスペーサ層を形成し、該スペーサ層上に前記凹凸パターンに倣って前記情報層の次の情報層を形成するようにした光記録媒体の製造方法であって、
    前記スペーサ層における前記基板と反対側の面に、凸部の径方向の幅を径方向の凹凸のピッチに対して53%以上、且つ、72%以下に制限した形状で前記凹凸パターンを転写し、該凹凸パターンに倣って前記スペーサ層上に前記情報層を形成するようにしたことを特徴とする光記録媒体の製造方法。
  4. 請求項3において、
    前記スペーサ層における前記基板と反対側の面に、凸部の径方向の幅を径方向の凹凸のピッチに対して62%以上に制限した形状で前記凹凸パターンを転写し、該凹凸パターンに倣って前記スペーサ層上に前記情報層を形成するようにしたことを特徴とする光記録媒体の製造方法。
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