JP2005139896A - タイル剥落防止用連結材ジョイントネット - Google Patents

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豊吉 川住
Akiko Kawabe
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Abstract

【課題】従来技術によれば、各ユニット内のタイルは連結されているが、隣り合う各ユニットタイルは連結されておらず、各ユニットに留め付け金具を使う工法も、手間と費用が掛かる為、実際には普及されにくかった。
【解決手段】タイルとタイルを連結させた各タイルユニットのタイル連結部材を各タイルユニットよりはみ出さる。それを次に貼るタイルユニットの下に貼り込む事で、各タイルユニット同士をさらに連結させ、建築物全体を面連結させる。
【選択図】図3

Description

この発明は、タイル剥落防止用連結材に関する。
従来のタイル剥落防止用タイルユニットは、各ユニット内のタイル同士をビニロンやナイロン等の化学繊維もしくは接着剤、特殊樹脂等で連結し、そのユニットを躯体に貼り付けてから各ユニットに留め付金具にて躯体に留め付けていた。
しかしながら、以上の従来技術によれば、各ユニット内のタイルは連結されているが、隣り合う各ユニットタイルは連結されておらず、各ユニットに留め付け金具を使う工法も、手間と費用が掛かる為、実際には普及されていない。
そこで、この発明は、タイル剥落防止を目的としたタイル同士が連結されたタイルユニット同士も更に連結させ、それを要所において、糸条のもので機械的に躯体に取り付け、揚げ裏部へのタイル施工、逆セットバック部などタイル施工がしにくい場所への適用が特に有効であり、建物全体を面連結させるタイルユニットを提供すると共にそれらを一括して機械的に躯体に止め付けていくことを課題とする。
以上の課題を解決するために、請求項1の発明は、タイルとタイルを連結させた各タイルユニットのタイル連結部材を各タイルユニットよりはみ出させ、それを次に貼るタイルユニットの下に貼り込む事で、各タイルユニット同士をさらに連結させ、建築物全体を面連結させる事を特徴とするジョイントネットである。
また、請求項2の発明は、各タイルユニットのタイル連結部材を各タイルユニットよりはみ出させたことを特徴とするジョイントネットを施したタイルユニットである。
さらに、請求項3の発明は、既存のタイルユニットや請求項2のタイルユニットを貼り付けた後に糸条のものを縦もしくは横方向に目地ミゾに張り付け、その両端もしくは中間点を機械的に躯体に取り付けたことを特徴とする糸条のストッパー線。
発明を実施する為の最良の形態
この発明の一実施形態.について、図面を参照しながら具体的且つ詳細に説明する。
図1は、この発明のジョイントネットに建物出隅部分のタイルを施したタイルユニットを示した斜視図であり、図2・3は、この発明のジョイントネットに一般的な50角タイル・50二丁タイルの平物を施したタイルユニットを示した平面図である。また、図4は、ジョイントネット単体の平面図である。図5・6はジョイントネットとタイルの結合部の平面図である。
このジョイントネット本体は、図4のように耐アルカリ性に優れたポリアミド系繊維、ポリプロピレン系繊維、ポリアクリル系繊維、ポリビニールアルコール系繊維、ポリエチレン系繊維、レーヨン系繊維、綿系繊維等の糸条の編組織や織組織からなり、目の大きさはあまりに細かいと貼り付けモルタルが十分に裏足へ回らない恐れがあり、一般的なモザイクタイル・50角・50二丁等に併用のできる25mmが望ましく、タイルユニットからはみ出す部分1・2を造る。
図2・3のように1・2が少なくとも隣り合うタイルユニット外側3・4の1列のタイル半分以上にまたがる大きさで、直交しあう面1・2もしくは、3・4のどちらかにはみ出させる。
図1のように建物出隅部分のタイルユニットは、特にタイル1個の重量が平物タイルより重いので5・6・7の方向もしくは、5・7・8の方向へジョイントネットをはみ出させ、次に貼り込むタイルユニットの三方の下になる様にする。
図5・6の9のようにジョイントネットとタイルとの結合材は、エポキシ系、アクリル系、塩化ビニール系、合成ゴム系、ポリマーセメント等の接着剤により連結する。
図7のように糸条の耐アルカリ性に優れたポリアミド系繊維、ポリプロピレン系繊維、ポリアクリル系繊維、ポリビニールアルコール系繊維、ポリエチレン系繊維、レーヨン系繊維、綿系繊維、もしくはステンレス線、メッキを施した金属線、ワイヤー等のものでその中間点や両端を機械的に躯体に取り付ける。
実施形態の効果
この実施形態によれば、タイルとタイルを連結させた各タイルユニットのタイル連結部材を各タイルユニットよりはみ出させ、それを次に貼るタイルユニットの下に貼り込む事で、各タイルユニット同士を縦横に連結させ、さらにそれらを糸条のもので機械的に躯体に取り付けるため、揚げ裏部へのタイル施工、逆セットバック部などタイル施工がしにくい場所への適用が特に有効であり建築物全体を面連結し、各ユニット毎に留め付け金具を打ち込む必要もなく、タイル剥落防止になる。
図1の実施形態では、格子状のネットをタイルの連結材としたが、他の連結材をタイルユニットよりはみ出させ、それを次に貼るタイルユニットの下に敷き込むものでも良い。
発明の効果
以上説明したように、この発明によれば、各タイルユニットのタイル連結部材を各タイルユニットよりはみ出させ、それを次に貼るタイルユニットの下に貼り込む事で、各タイルユニット同士を縦横に連結させ、その上からある間隔で糸条のものを張り、その中間点や両端を機械的に躯体に取り付けるため、揚げ裏部へのタイル施工、逆セットバック部などタイル施工がしにくい場所への適用が特に有効であり建築物全体を面連結し、タイル剥落防止がしやすい。
また、タイル貼り後に紙を剥がす作業を不要とし、余分なゴミを発生させず、建築廃材リサイクル法にも寄与する。
本発明は、複数のタイルを連結して一つのユニットとしたユニットタイルを壁面へ施工するに際し、各ユニットも連結し、建物全体を面連結させ、さらにそれらを糸条のもので機械的に躯体に取り付け、その接着強度を向上させることのできる連結材に関するものであり、かつ建築廃材削減にも貢献する。
この発明の一実施形態のジョイントネットに建物出隅部分のタイルを施したタイルユニットを示した斜視図。 この発明の一実施形態ジョイントネットに一般的な50角タイルの平物を施したタイルユニットを示した平面図である。 この発明の一実施形態ジョイントネットに一般的な50二丁タイルの平物を施したタイルユニットを示した平面図である。 この発明の一実施形態ジョイントネット単体の平面図である。 この発明の一実施形態ジョイントネットとタイルとの結合部の平面図である。 この発明の一実施形態ジョイントネットとタイルとの結合部の平面図である。 この発明の一実施形態ジョイントネットタイルにストッパー線を施した斜視図である。
符号の説明
1 タイルユニットよりはみ出した部分のジョイントネット
2 タイルユニットよりはみ出した部分のジョイントネット
3 タイルユニット外側部
4 タイルユニット外側部
5 タイルユニットよりはみ出した部分のジョイントネット
6 タイルユニットよりはみ出した部分のジョイントネット
7 タイルユニットよりはみ出した部分のジョイントネット
8 タイルユニット外側部
9 タイルとジョイントネットの結合部
10 糸条のストッパー線
11 糸条の両端を機械的に躯体と取り付けるもの

Claims (3)

  1. タイルとタイルを連結させた各タイルユニットのタイル連結部材を各タイルユニットよりはみ出させ、それを次に貼るタイルユニットの下に貼り込む事で、各タイルユニット同士をさらに連結させ、建築物全体を面連結させる事を特徴とするジョイントネット。
  2. 各タイルユニットのタイル連結部材を各タイルユニットよりはみ出させたことを特徴とする請求項1記載のジョイントネットを施したタイルユニット。
  3. 既存のタイルユニットや請求項2のタイルユニットを貼り付けた後に、糸条のものを縦もしくは横方向の目地ミゾに張り、その両端をもしくはその中間点を躯体に機械的に取り付けた糸条のストッパー線。
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