JPH044700Y2 - - Google Patents

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JPH044700Y2
JPH044700Y2 JP1288086U JP1288086U JPH044700Y2 JP H044700 Y2 JPH044700 Y2 JP H044700Y2 JP 1288086 U JP1288086 U JP 1288086U JP 1288086 U JP1288086 U JP 1288086U JP H044700 Y2 JPH044700 Y2 JP H044700Y2
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sheet
hook
base sheet
adhesive
mat
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JP1288086U
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は建物の玄関などで使用されるくつぬぐ
いマツトに関するものである。
〔従来の技術〕
建物の玄関などで使用されるくつぬぐいマツト
において、ゴム系などの柔軟性を有する素材で形
成したベースシートにマツトを、ベルクロフアス
ナ(登録商標)などの名称で販売されている面フ
アスナで分離可能に取り付けたものとしては、例
えば特公昭59−7450号公報に開示されたマツトが
知られている。
このマツトはゴム系などの弾性変形が可能な材
料で形成したベースシートの表面に、係止片を設
けた方の面フアスナを熱溶着し、ループを設けた
面フアスナをマツトの裏面に縫着したもので、前
記面フアスナによつてマツトをベースシートに着
脱可能に取り付けるものである。
また、面フアスナの一方を接着剤でベースシー
トに接着したものも知られている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記従来のくつぬぐいマツトにおいて、ベース
シートに面フアスナを熱溶着したものは、ベース
シートの軟化によつて、それに面フアスナが固着
されているから、ベースシートに対し面フアスナ
を強固に固着でき、マツトの着脱操作によつてベ
ースシートから面フアスナが剥離することは少な
い。しかし、この種のマツトは、例えば方形の場
合、その一辺の長さが1m前後とかなり大きい。
そして、面フアスナは、ベースシートの各コーナ
部などの複数個所に熱溶着されている。したがつ
て、ベースシートに面フアスナを熱溶着する場
合、溶着装置に対してベースシートを移動させる
ことを要するが、ベースシートが前記のように大
きいから、その移動に対してかなり多くの手間を
要し、作業性が悪い問題がある。
面フアスナをベースシートに接着剤で接着した
ものは、ベースシートを動かすことなく各面フア
スナを接着することができ、その作業性はよい。
しかし、面フアスナの基布は一般にナイロンなど
の合成繊維で構成され、かつベースシートはゴム
系材料で形成されている。したがつて、この異な
つた素材の両方に対して大きな接着強度を接着剤
に要求することは困難であつて、いずれか一方に
対する接着強度が小さくなり、長期間の反復使用
によつて、面フアスナが剥離する場合が生じる問
題がある。
本考案は、上記のような問題を解決するもので
あつて、ベースシートに面フアスナを作業性よく
かつ強固に固着できるベースシート付きのくつぬ
ぐいマツトを得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案のくつぬぐいマツトは、面フアスナの一
方が、その基布裏面の全体に重ねて熱溶着され、
かつ端部が前記基布の端部から突出した接着用シ
ートを介して接着剤でベースシートに接着される
とともに、前記接着用シートとベースシートの両
方が前記接着剤に対し十分な接着性を備えた高分
子材料で形成されたことを特徴とするものであ
る。
〔作用〕
本考案のくつぬぐいマツトにおけるベースシー
トに対する面フアスナの固着は、面フアスナの基
布裏面に接着用シートを熱溶着し、この接着用シ
ートを介して接着剤でベースシートに接着する。
そして、面フアスナと接着用シートとは熱溶着す
るから、接着用シートはほぼ任意の高分子材料で
構成でき、かつ、それを接着剤に対して十分な接
着性を有する高分子材料で形成できる。
また、接着用シートは面フアスナの基布よりも
大きいから、面フアスナの接着強度を大きくし、
かつマツトを分離した際に、ベースシートの面フ
アスナから接着用シートに作用する力を、接着用
シートの端部よりも内方に入つた位置にすること
ができ、マツトを分離する力による接着用シート
の剥離を防止する。
〔実施例〕
本考案のくつぬぐいマツトの実施例を図面につ
いて説明する。
第1〜2図において、1はゴム系材料または軟
質塩化ビニル樹脂組成物などの弾性変形が可能な
高分子材料で形成されたベースシートで、その表
面全周縁に突出部2を設けて、その内側にマツト
の収容部3が形成されている。4aはベースシー
ト1のコーナ部などの適所に固着された面フアス
ナで、ナイロンなどの合成繊維からなる基布5a
に、フツク状の係止片6aを立植して構成されて
いる。係止片6aがきのこ状の面フアスナも使用
可能である。
7は前記面フアスナ4aの基布5aの裏面の全
体に重ねて互いに熱溶着した接着用シートで、そ
の全周縁が前記基布5aの端部から突出する大き
さになつている。面フアスナ4aと接着用シート
7の熱溶着は、基布5aのみの部分を溶着して
も、係止片6aを設けた基布5aの部分を溶着し
てもよいが、係止片6aを設けた部分を溶着する
場合は、係止片6aの係止力が必要以上に小さく
ならない範囲にする。そして、前記接着用シート
7を接着剤8でベースシート1に接着して、面フ
アスナ4aがベースシート1に固着されている。
接着用シート7はゴム系または軟質塩化ビニル
樹脂などの高分子材料で形成されている。
9は収容部3内に入れてベースシート1に重ね
たマツトで、織布または不織布などの柔軟性を有
するシート状の基体10と、これに立植した繊維
または糸などからなる表層剤11から構成されて
いる。4bはマツト9の裏面に取り付けられた面
フアスナで、基布5bに繊維をループ状にした係
止片6bを立植し構成され、マツト9の基体10
に縫着されている。
前記面フアスナ4bは面フアスナ4aと対とな
るものであつて、それぞれの係止片6a,6bが
互いに係止可能な位置に取り付けられている。
このくつぬぐいマツトは、第1図に示したよう
に、マツト9を収容部3内に入れて、ベースシー
ト1の面フアスナ4aとマツト9の面フアスナ4
bとで、マツト9をベースシート1に固定するも
ので、マツト9を任意に分離することが可能であ
る。
前記実施例では、面フアスナ4aの全周に接着
用シート7を突出させているから、面フアスナ4
aの接着面積が大きくなつて、それをより強固に
接着できる。そして、ベースシート1からマツト
9を分離した場合において、面フアスナ4aに作
用した力は、接着用シート7の全周縁よりも内方
の位置に作用するから、マツト9の反復分離によ
つても接着用シート7がベースシート1から剥離
することをより確実に防止できる。
しかし、第3図A,Bに示したように、面フア
スナ4aの二辺または一辺などの一部に接着用シ
ート7を突出させることも可能であつて、これら
の実施例においても、接着用シート7の接着面積
が大きくなるから、面フアスナ4aを強固に接着
でき、かつマツト9を分離した際における面フア
スナ4aに対する力は、部分的にではあるが接着
用シート7の端部から内方の位置に作用するか
ら、接着用シート7の剥離を防止できる。
〔考案の効果〕
本考案は上記のように、ベースシートに固着し
た面フアスナは、それに接着用シートを熱溶着
し、この接着用シートを介してベースシートに接
着剤で接着している。したがつて、面フアスナと
接着用シートとを強固に溶着できると共に、接着
用シートは前記接着剤に対して十分な接着性を有
する高分子材料で形成することが可能であるか
ら、ベースシートに対して接着用シートを接着剤
で強固に接着できる。しかも、接着用シートを、
前記面フアスナの端部から突出した大きさにし
て、その接着面積を大きくしているから、この点
からも面フアスナをより強固にベースシートに接
着することが可能である。
また、ベースシートからマツトを分離した場合
に、ベースシートの面フアスナに作用した力は、
接着用シートの端部よりも内方の位置に作用する
から、マツトの反復分離による前記接着用シート
の剥離をより確実に防止できる。
ベースシートに接着用シートを介して面フアス
ナを接着する際には、ベースシートをほぼ移動さ
せることなく、その所要位置のすべてに面フアス
ナを接着することができるから、その作業能率を
向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図はマツト
の一部を分離した要部の斜視図、第2図はベース
シートの要部の断面図、第3図A,Bはそれぞれ
ベースシート用面フアスナの別実施例の平面図で
ある。 1……ベースシート、4a,4b……面フアス
ナ、7……接着用シート、9……マツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 表面周縁に突出部を設けたベースシートと、こ
    のベースシートの前記突出部の内部に収容される
    マツトで構成され、かつ前記マツトの裏面に面フ
    アスナの一方が取り付けられ、他方の面フアスナ
    が、その基布裏面の全体に重ねて熱溶着され、か
    つ端部が前記基布の端部から突出した接着用シー
    トを介して接着剤でベースシートに接着されると
    ともに、前記接着用シートとベースシートの両方
    が前記接着剤に対し十分な接着性を備えた高分子
    材料で形成されたくつぬぐいマツト。
JP1288086U 1986-01-30 1986-01-30 Expired JPH044700Y2 (ja)

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JP1288086U JPH044700Y2 (ja) 1986-01-30 1986-01-30

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JP1288086U JPH044700Y2 (ja) 1986-01-30 1986-01-30

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JPS62123767U JPS62123767U (ja) 1987-08-06
JPH044700Y2 true JPH044700Y2 (ja) 1992-02-12

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