JPH0313653A - タイル付板とその接合方法 - Google Patents

タイル付板とその接合方法

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JPH0313653A
JPH0313653A JP14886489A JP14886489A JPH0313653A JP H0313653 A JPH0313653 A JP H0313653A JP 14886489 A JP14886489 A JP 14886489A JP 14886489 A JP14886489 A JP 14886489A JP H0313653 A JPH0313653 A JP H0313653A
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board
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tiles
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Takeshige Shimonohara
武茂 下ノ原
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ、発明の目的 [産業上の利用分野] この発明は、建築物の躯体面すなわち、壁面、床面、天
井面、あるいは道路の舗装面に張られるタイル付板の構
造及びその板の接合具に関するものである。
なお、本発明においてのタイルとは、タイル、レンガ、
コンクリート、樹脂(プラスチック等)製品、及びその
他類似の化粧板が包含される。
又、板とは網、有孔板、突条物を付設した板及び織布、
並びに凹凸又は開孔を有する不織布及び織布が包含され
る。
[従来の技術] 建築物の壁面におけるタイル張り技術において、タイル
の躯体面からの剥離は避けることのできない大きな問題
であって、従来の技術においてはタイルの裏面と躯体面
との接着強度による接着に主眼がおかれていた。しかし
この方法によると、躯体の老朽化による剥離は避けるこ
とが出来ない事実である。建物の高層化によって、この
タイルの剥離落下によって通行人に怪我をさせる事故が
多々発生している。これはタイルと躯体面と接着に期待
していることによるものである。さらに、タイルとタイ
ルの間に連結がないので数万枚張られた内の1枚のタイ
ルが落下しても、通行人に怪我をさせることとなる。
第2は、タイル熟練工の不足である。社会の高学歴化に
よって、建設労働者、熟練工の不足が社会問題となって
いるが、今後もわが国の高学歴化の現象は避けることが
出来ない。従って熟練工の不足は今後益々多くなる。
[技術的課題1 本発明は上記実情に鑑み、従来のタイルと壁面との接着
力によるタイル張り構造に、頼ることなく、タイルの剥
離に対して更に大きい抵抗力を期待できるタイル張り構
造体と、さらにタイルとタイル間を連結して板を形成す
ることによって、タイル熟練工ではなく、一般労務者に
よっても簡単に、早く、確実に工事が出来るタイル張り
構造体を堤供しようとするものである。
口0発明の構成 [問題点を解決するための手段] そこで、本発明によれば、タイルとタイルとの間を網に
よって連結する。更にいえば、−枚の網の中に複数個の
タイルが一定の模様をもって張り付けられたタイル張り
構造体である。更に詳しくは、任意の形状の貫通孔を有
する有孔板(網を含む)及び突条物を有する板、及び織
布、並びに凹凸又は開孔を有、する不織布及び織布にタ
イルが付着された建築材料である。
本発明のタイル付板は、更に具体的に次の構成(技術的
手段)を採る。すなわち、任意の形状を有するを孔板及
び突条物を有する板にタイルを付C$ させるための付着具を設けることによって、より付着性
が高く、職人にたよらないタイル付板を提供するもので
ある。
[作用] この様に、−枚の板に複数のタイルが固着されたタイル
付板を使用すると、すでに板にタイルが付着されている
ので、タイル職人によらなくとも素人でも施工が出来る
第2に、板の目地部と躯体とを釘等によって取付けする
ので躯体からタイルが剥落することがない。
第3に、タイル付板を壁面に付設した後、目地にモルタ
ル等の充填材を詰める。
[実施例] 本発明のタイル付板の構造及び接合方法を図面に基づい
て説明する。
(第1実施例) 第1実施例は板が網の場合についての実施例を第1図よ
り第4図に示す。
第1図はタイル裏面と板との嵌合する前の状態図である
近年、科学の進歩によって、かなり恒久的に使用できる
接着材が開発されている。これらの接着材をより効果的
に、さらに確実な恒久的な材料として利用するためには
、タイルの裏面に凹凸の形状、すなわち、タイル付着溝
11を設け、表面に凹凸のある板の間に接着材を介する
ことによって、粘着応力効果を高めることによって、剥
落のないタイル付板を提供する。
このタイル付着溝11の形状及び抜溝の数は、網の横糸
21及び縦糸22の形状と数が一致し、抜溝11と網2
のいずれか一方及び両方に接着材を塗布し、その各々を
嵌合させるとお互いの付着面積が大きく、互いに嵌合さ
れているので付着後は板とタイルは剥離することがない
網の断面形状は任意の形状を有しており、タイル裏面は
この網の断面に対応した形状のタイル付着溝11を有し
ている。
板が網の場合の特徴は、タイル付板を連結する場合、網
の容重21.22をお互いに結合出来るので連結が容易
に出来る。
第2図は第1図のタイルと板を接着材によって接着し、
タイル表面を上にしたタイル付板の斜視図で、横糸21
と縦糸22がタイル裏面のタイル付着溝に各々嵌合され
ている。
第3図(a)に第2図の側面図を示す。
本発明のタイル付板をコンクリート用型枠に利用する場
合、さらにタイルの剥落を確実に防止する場合、網2と
のより強力な付着強度を要求される場合は裏タイル10
を設ける。
裏タイル10の表面に、表タイル1と同様のタイル付着
溝11を設ける。この場合、表タイル1の付着溝11の
溝の大きさ及び深さは横糸21のみ嵌合出来る形状でも
よく、縦糸22共嵌合出来る形状でもよい。この表タイ
ルの溝11の形状に対応するように、裏タイル10の表
面の溝11もその形状に合せる。
前述同様、裏1タイル10の溝11と裏タイル表面に接
着材を塗布してタイル1と板に嵌合接着したのが第3図
(b)で、そのタイル付板の側面図を示す。
この様なタイル付板はタイル1、板2、裏タイル10の
各面が互いに嵌合、接着されているので板より剥落しな
いタイル付板を提供できる。又、第2図及び第3図にお
いて網の間隔が小さい場合はこれに対応する抜溝11を
設け、網の容重21.22を全部嵌合することは不可能
であるので、抜溝の数を多数設け、その内の数個が嵌合
されていれば充分付着力はある。
第4図は、第1図から第3図(a)、(b)によって製
作された本発明のタイル付板の平面図で板が網として利
用された場合である。
この製品の利用方法及び庸工方法は、壁面が木造及びコ
ンクリート造等釘及びアンカーによって固着させること
の出来る場合は所定の寸法のタイル付板を壁、床等に張
り、釘及びボルト等で目地3より打ち込む。このとき、
釘及びボルトの頭が網の目よりもれないことは云うまで
もないが、若し釘の頭が網の目上りもれるときはパツキ
ン等によって補う。
又、本発明のタイル付板はコンクリート用型枠としでも
利用出来る。
公知の型枠に使用されている桟木を目地3の網糸21,
22に緊結し、タイル付板の可撓性をなくシ、公知のコ
ンクリートパネルの様にして利用するとよい。
コンクリート打設後、横木を撤去し、タイル付板Aを埋
殺しにするので、抜板Aが化粧板となるため、タイル先
付工法と利用出来、工事費と工期の低廉につながる。
又、目地部3が網になっているためコンクリートの不純
物が排出されるので躯体の強度が増す。
その後目地部にモルタル等の目地材を詰める。又網が化
粧効果がある場合は目地材の必要はない。
(第2実施例) 本発明のタイル付板の板2が前述の網に限定するもので
なく有孔板も含まれるものである。
抜板の材質によっては可撓性が少ないため用途によって
は、網に較べて便利な場合もある。
第5図は第2実施例として板2を有孔板にした場合につ
いて述べる。
本発明の有孔板とは前述の第1図より第4図までの枦と
同様に、鉄、非鉄金属、プラスチック綿、織布及び不織
布等の建築材料に、任意の形状を有する貫通孔4又は非
貫通孔4を設けた板を示す。
第5図(a)は該有孔板2の斜視図で、大小の開孔4を
複数個設けである。開孔4は、タイル凸体12と嵌合又
は概ね嵌合されていればよいので、任意形状でよい。
第5図(b)は該有孔板の斜視図で、突条24と開孔4
が複数個設けである。開孔4は必要により設け、その形
状及び寸法も任意でよい。1例としてこの開孔4を有す
るタイル付板はコンクリート用型枠として使用されると
便利である。
第5図(c)はタイル裏側を示す斜視図で、タイル裏側
に凸形状の突条物即ち、タイル凸体12が固設されてい
る。このタイル凸体はタイルと一体に製作されていても
よ(、別材料で接着材で接着されていてもよい。
タイル凸体の形状は好ましくは板の開孔4とほぼ一致す
ることが好ましいが、必要によっては−致しなくともよ
い。タイル凸体の断面形状は任意で枠21.22のよう
に細長くともよい。
該タイル1の裏面に接着材を塗布し有孔板2に固着させ
る。このとき、タイル凸体12が開孔4に嵌合される様
に固着させる。この様にすると、接着材8が開孔4と凸
体12及び枠23に付着し接着強度のあるタイル付板を
提供出来る。
第5図(d)はタイルの裏面に凹形状の開孔4(タイル
凹体13)が1ケ所又は2ケ所以上設けである。該凹体
13の形状及び開孔の深さは任意の形状と高さでよい。
タイルlに接着材を塗布し第5図(b)及び(a)の様
な有孔板2に接着する。第5図(b)の有孔板2には第
5図(d)のタイルが好まれるが第5図(C)のタイル
でもよい。第5図(a)に第5図(d)のタイルを使用
した場合、タイル裏面の接着材8が板の開孔4に付着し
硬化するのでこの面の接着材のせん断強度と付着強度が
増すため容易にタイルは板2より剥落しない。
第5図(e)はタイル裏面は同図(c)、(d)と興な
って、平滑な面であるタイルの裏側の斜視図を示す。
前述の第5図(d)と同様、タイルの裏面及び板2に接
着材を塗布し接着すると容易に剥落しないタイル付板を
提供出来る。これは同図(d)と同様に開孔4に接着材
による突条物が出来るため接着強度の高い製品が出来る
第5図(f)はタイル付板の断面図で、左半分は有孔板
2に第5図(c)のタイルを嵌合固着させた図で、右半
分は左半分のタイル付板に前述の裏タイル10を固着さ
せた断面を示す。同様に、第5図(b)の板に第5図(
d)のタイルを使用した場合はその逆となる。
第5図(g)はタイル付板の断面図で、左半分は有孔板
2に第5図(d)のタイルを嵌合固着させた図で、右半
分は左半分のタイル付板に前述の裏タイル10を固着さ
せた断面を示す。
(第3実施例) 第1図〜第5図で説明した様に、タイルの裏面のタイル
付着fillと横枠21又は縦枠22のいずれか又は両
方を接合又は嵌合させ接合する方法を述べたが、本発明
はこの方法に限定するものではない。即ち、タイル付板
の用途によってはタイルと板の剥落が絶対許容出来ない
場合、又、目地の美しさを表現する場合に本工法は利用
出来る。
第6図はこの方法に関する構成を記述している。
第6図(a)は本発明の板の斜視図で、大きな矩形の枠
の中に、小さな矩形の枠が配設されている。大きな矩形
の枠はタイルの目地に相当するもので、これを目地枠3
0として使用する。目地枠30は、従来のモルタル等の
充填材に替るもので、2次製品の材料が使用される。目
地枠30の断面は任意で、タイルの配列と対応した形で
配設され、板2と一体に成形されてもよく、板2とは別
々に同質の材料でもよく、異質の材料を使用してもよい
。この目地枠30はタイルの形状によって横目地枠31
、縦目地枠32に分けられ°るがタイルの形状が円形の
ときはその分類は難しい。
上記目地枠内に目地枠30より−まわり小さい横枠21
と縦枠22が1個又は2個以上配設されている。この横
枠21と縦枠22は第1図〜第5図の板2が使用される
が、後述する第7図の材料をも必要により使用される。
本発明の板は目地枠30を板2に付設したものも含まれ
るが、この枠23については横枠21のみでもよく、縦
枠22のみでもよく、両方使用してもよい。
タイル1の裏面又は板のいずれか又は両方に接着材を塗
布(7、点線で表示されているように、タイル1を目地
枠30内に嵌合同着させる。この場合タイルの裏面の付
着溝11及び開孔4と板の横枠21、縦枠22及び突条
24とが嵌合することが望ましいが、第1図〜第5図の
ように必ずしもこれに限定するものでない。
第6図(b)は、本発明の板を使用した場合の図で、横
枠21及び縦枠22及び突条24が付設された板2にタ
イル1の付着溝11、及び開孔4が接着材によって嵌合
接着された断面図を示す。
横枠21及び縦枠22は両方ある必要はなく、第1図〜
第4図のようにいずれか一方でよい。この場合目地部3
に目地枠30を付設する。
第6図(c)はタイルと板の嵌合接着状態断面図で、枠
21及び22の断面は逆台形をしており、接着材にて固
着されている。又タイルも、目地枠30の嵌合部のみ切
込みを設けて接着材の露出を防いでいる。この様に抜枠
21.22及び目地枠30は必要に応じて任意の断面と
なる。
第6図(d)は枠21.22が省略された目地枠の付設
された板にタイルが嵌合接着された状態の断面図で、こ
の場合のタイルの裏面は付着溝ll及びタイル凹凸体1
3.12がない。
第6図(e)は第6図(d)の目地枠30が逆台形をし
ており、タイルの側面に切欠を設け、接着材が楔の作用
をしているので板2とタイル1との接着をより強固にし
ている。
(第4実施例) 本発明のタイル付板は公知の織布、不織布及びこれらの
ものに凹凸の形状、又は開孔を設けたものにタイルを付
設したものも含まれるものである。
さらに板とタイルの付着力を強化するために、接着具を
付設する。
第7図はこれらに関する製品の構成及び方法を2己述し
たものである。
第7図(a)は繊布の平面図で、横糸21と縦糸22が
密に織られている。
最近、不織布に凹凸及び開孔等を設けたものも阪売され
ているが、本発明はこれらの材料をも含むものである。
第7図(b)はタイルの側面図を表わしている。
該タイルの底面に波状の凹凸を設けている。これは前述
のタイルと同様にタイルと板との付着力を増すために設
けるもので、第7図(a)に示す板2に第1図、及び第
5図(c)、(d)、(e)を使用出来る。
さらに第7図(b)のタイルが第1図から第5図まで板
に利用出来ることは云うまでもない。
このようなタイルに接着材を塗布し、第7図(a)の板
2に目地を設けて配列する。
タイルの凹凸13.12に塗布された接着材が仮の凹凸
4.21.22.24に浸透し固着するので容易には剥
落することがない。
タイル付板の使用用途によってはタイルの剥落を絶対許
容出来ない場合は次の技術的方法によって解決する。
第7図(c)、(d)は付着具の斜視図を示す。
第7図(c)の付着具5は円形の付着棒の端部にネジ5
3が設けてあり、他端には付着類51が設けである。付
着類51の右側は矩形の板で、左側は矩形板の端部が折
り曲がり、踵状の形をしているが、これは付着具の目的
に応じて種々な形状を有するがそれに応じて使い分けを
する。
第7図(d)は付着棒の他端は円形の付着類51が固設
されている。付着具には付着ナツト54が用意されネジ
53に旋着出来る。
第7図(e)はタイルと板と付着具の付設状態を示す断
面で、タイルの底面に第5図(d)のような開孔4が1
ケ所又は2ケ所以上設けである。
開孔の形状は任意であるが、好ましくは付着具の形状と
対応することがよい。この様な開孔4に付着具を入れモ
ルタル等の充填材7を充填して固着させる。付着具と充
填材の順序は逆でもよい。その後、板2に付着棒52を
貫通させナツト54でネジ53に綴着させる。尚ネジ5
3と付着ナツト54はネジに限らず、ネジ山を設けない
で接着材で付着させてもよい。
第7図(f)はタイルに付着具を付設した場合の断面図
を表わす。左半分は第7図(c)の付着具を使用して居
り、右半分は付着ナツトを設けないで付着棒のネジ部を
折り曲げている。又、付着ナツトを使用し付着棒52に
ネジ山を設けないでこの部分を前述同様折り曲げてもよ
い。
(第5実施例) 本発明は第1実施例から第4実施例に記述したタイル付
数と工法的に多少工法のおもむきが違う感じもするが、
板とタイルと充填材を使用して製作された本発明のタイ
ル付板の発明思想とは何ら変わるところがない。
第8図はタイルと板と充填材を使用することによって得
られた新たなタイル付板の構成図である。
第8図(a)はタイルの裏面よりみた斜視図を示す。タ
イルの側面と裏面に凹形状の溝形の開孔4が設けである
。この開孔4の形状は台形の形状が好ましいが、接着材
を使用すると矩形又は任意形状でもよい。タイル側面の
開孔4は必要によって設ける。開孔4の種類は第5図(
d)の様な複室した開孔でもよい。
第8図(b)はタイルと板を接着した場合のタイル付板
の斜視図を示す。
本工法に使用する板2は可撓性のある材厚の薄い材料を
使用する。この様な板2をタイルの裏面、側面の開孔4
に沿って、接着材で張り合わせる。
すると、板が開孔4に沿って張り合わされているため、
タイルの開孔の位置に板の凹部が形成される。この充填
凹部70にモルタル等の充填材を充填する。充填材が硬
化すると、開孔4の板即ち充填凹部70が楔の作用をす
るため、充填材が破損しないかぎり、タイルは板より剥
落しない。充填材は充填後、硬化すればモルタルに限ら
ず、他の充填材でもよい。
第5図(d)のようなタイルを使用するときの板2は、
タイルの開孔4に対応する板の位置に、タイルの開孔の
形状に対応する形状の袋をとり付け、この袋70の中に
充填材を充填する。
目地及び前述の可撓性の板に、非可撓性の材料を必要に
応じて設けることも出来る。この場合、ヒ 非可撓性の材料板及び目地枠に利用し、目地枠は^ 横方向及び縦方向のいずれか、又は両方設けることも出
来る。
(第6実施例) 本発明は第1実施例から第5実施例及び本出願人が平成
元年5月22日に特許出願した「タイル付有孔板及びそ
の製造方法」にも適用されるもので、板の接合方法につ
いて提供する。
第9図は本発明の接合具の図面で、主に、板が網の場合
について記述するが、他の板についても応用出来る。
本発明のタイル付板は板に1個又は2個以上のタイルが
付設されているが現場にてこの板を壁の形状に合せて切
断、及び接合する必要がある。切断はハサミ及びナイフ
によって切断されるが、接合は板と板を接着材で接合す
るか、抜板と同じか異質の材料を添板として接着材によ
って目地に接着するか又は第9図に示す方法によって板
と板の間を接合する。
第9図(a)はタイル付板と隣接するタイル付板との接
合状態斜視図で、板の縦糸22間にu型の接合具6が係
着されて壁面Cに打込まれて・いる。
第9図(b)は接合具6の斜視図で目形状をしており、
その先端細く、壁に打込みやすい形状をしている。材質
は鉄、非鉄金属及びプラスチックが好まれるが他の建築
材料でもよい。
第9図(c)は第9図(a)の壁面Cへの取付平面図で
、縦糸22間に接合具が設置され壁面に接合具が打込ま
れている。
第9図(d)は別の接合具の斜視図で、U型の接合固着
板61の中央付近に、台形の接合保持板62が固設され
ている。接合保持板62は縦糸22及び横糸21の間隔
を保持するため、台形の板を使用する。又これが保持で
きれば任意の形状でよい。
第9図(e)は2本の枠23に接合具を嵌合し、接合固
着板61の中央付近が2ケ所、枠23に沿って圧力を加
えて折り曲げられている。
この様な接合保持板62を使用すると縦枠22、横枠2
1の間隔を保持し、接合固着板61によって固着されて
いるので抜板Aと隣接する抜板Aは分離することがない
。この様な接合具を目地に数ヶ所設ける。この接合保持
板62は第9図(b)にも使用出来る。
第9図C1)は別の接合具の斜視図で、接合保持板62
の両端に接合固着板が固設され、中央の接合固着板63
の両端に短かい接合固着板が固設されている。
第9図(g)は枠23と枠23との間に第9図(f)の
接合具6を嵌合した場合の嵌合状態図を示す。同図左半
分は中央の接合固着板が2ケ所で折れ曲がっており、右
半分は同固着板が1ケ所折れ曲がっている。
この様に接合固着板は、中央接合固着板及び接合保持板
のいずれか及び両方の任意の位置に、板の形状と材質に
相応して固設される。
第9図(h)は枠と枠の間に接合具を嵌合し壁面に接合
具を打ち込んだ場合の斜視図で、第9図(i)は第9図
(h)の接合具の先端を細長くしないで折り曲げた場合
の斜視図を示す。第9図(h)及び(i)は第9図(b
)の接合固着板61の中央付近に、第9図(d)の接合
保持板62を固設している。接合固着板の断面は円形及
び矩形が好ましいが、必要によっては他の任意の断面で
もよい。接合保持板の形状も枠と枠の保持が可能であれ
ば他の形状でもよい。
ハ、効果 本発明のタイル付板は、任意の凹凸体、開孔及び付着溝
がタイルの裏面等に具備されたタイルを板の付設物に接
着材によって嵌着又は接着されるので、接着強度が高く
容易にタイルが板より剥落しない。又、必要に応じて付
着具を設けることも出来る。
本発明のタイル付板は工場にて製作することを基本とし
ているが、板の形状及び現場の状況によっては現場にて
板を張り、この上にタイルを接着出来る。
この様に本発明のタイル付板は、板にタイルが付設され
ているのでタイル職人が不要で、抜板を現場にて張り合
わせるだけなので工期が早く、経済的である。
【図面の簡単な説明】
(第1実施例) 第1図はタイル裏面と板と係合状態斜視図、第2図は第
1図の係合斜視図、第3図(a)は第2図の側面図で、
第3図(b)は第3図(a)に裏タイルを付設した場合
の側面図、第4図は第1図使用のタイル付板の平面図。 (第2実施例) 第5図(a)、(b)は有孔板の斜視図、箪5図(C)
〜第5図(e)はタイルの裏面よりみた斜視図で、第5
図(f)及び(g)はタイル付板の各断面図を表わす。 (第3実施例) 第6図(a)は板の斜視図で、第6図(b)〜(e)は
タイル付板の各断面図。 (第4実施例) 第7図(a)は板の平面図、第7図(b)はタイルの側
面図、第7図(c)、(d)は付着具の斜視図、第7図
(e)、第7図(f)の左半分及び右半分はタイル、板
及び付着具の係合断面図。 (第5実施例) 第8図(a)はタイル裏面の斜視図、第8図(b)はタ
イル付板の断面図。 (第6実施例) 第9図(a)はタイル付板の接合具斜視図、第9図(b
)、(d)、(f)は接合具の斜視図、第9図(c)は
第9図(a)の断面平面図。第9図(e)、(g)は枠
に接合具を嵌合した場合の断面図。第9図(h)、(+
)は枠に接合具を嵌合した場合の斜視図。 1・・・タイル、表タイル、10・・・裏タイル、11
・・・タイル付着溝、12・・・タイル凸体、13・・
・タイル凹体、2・・・板、網、有孔板等、21・・・
横糸、横枠、22・・・縦糸、縦枠、23・・・枠、2
4・・・突条物、3・・・目地、30・・・目地枠、3
1・・・横目地枠、32・・・縦目地枠、4・・・開孔
、貫通孔、非貫通孔、5・・・付着具、51・・・付着
頭、52・・・付着棒、53・・・ネジ、54・・・付
着ナツト、6・・・接合具、61・・・接合固着板、6
2・・・接合保持板、63・・・中央接合固着板、7・
・・充填材、70・・・充填凹部、8・・・接着材。A
・・・タイル付板、B・・・板の付設物、C・・・躯体
、壁面。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)板の表面に枠、突条物、開孔のいずれか及びその組
    合せの付設物が付設されており、板の該付設物に嵌合又
    は接合するための、任意の凹凸体、開孔及び付着溝がタ
    イルの裏面及び側面のいずれか又は両方に付設され、さ
    らにこの部分に接着材を塗布したことを特徴とするタイ
    ル。 2)網より構成された板に特許請求の範囲第1項に記載
    のタイルを嵌着又は接着したことを特徴とするタイル付
    板。 3)任意の形状を有する枠、突条物、開孔のいずれか及
    びその組合せの付設物を具備した板に、特許請求の範囲
    第1項に記載のタイルを接着又は嵌着したことを特徴と
    するタイル付板。 4)任意の形状を有する枠、突条物、開孔のいずれか及
    びその組合せの付設物を具備した織布及び不織布に、特
    許請求の範囲第1項に記載のタイルを接着又は嵌着した
    ことを特徴とするタイル付板。 5)任意の凹凸体、開孔、付着溝のいずれか及びその組
    合せを具備した裏タイルを特許請求の範囲第2項ないし
    第4項のいずれかに記載のタイル付板の裏面に嵌着又は
    接着したことを特徴とするタイル付板。 6)織布及び不織布に特許請求の範囲第1項に記載のタ
    イルを接着したことを特徴とするタイル付板。 7)任意の形状を有する目地枠及び板のいずれか又は両
    方を付設したことを特徴とする特許請求の範囲第2項な
    いし第6項のいずれかに記載のタイル付板。 8)特許請求の範囲第1項に記載のタイルの面に沿って
    可撓性のある板を接着し、これによって形成される充填
    凹部に充填材を充填してなることを特徴とするタイル付
    板。 9)タイルと板を固着するための接合具が具備されたこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第2項ないし第8項のい
    ずれかに記載のタイル付板。 10)タイル付板と隣接するタイル付板を接合する接合
    具において、■型を有する接合固着板の中央付近に接合
    保持板を固設したことを特徴とする接合具。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0395430U (ja) * 1990-01-17 1991-09-30
JPH04285256A (ja) * 1991-03-14 1992-10-09 Kajima Corp タイル壁構造
JPH08121442A (ja) * 1994-10-26 1996-05-14 Mitsubishi Electric Corp 接着接合体及びその接合方法並びにリベット
WO2020120810A1 (es) * 2018-12-12 2020-06-18 Flexbrick, S.L Cerramiento arquitectónico compuesto por un elemento estructural y una lámina flexible de ladrillos mejorada

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