JP2001012064A - タイル及びタイル施工構造 - Google Patents

タイル及びタイル施工構造

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JP2001012064A
JP2001012064A JP11182026A JP18202699A JP2001012064A JP 2001012064 A JP2001012064 A JP 2001012064A JP 11182026 A JP11182026 A JP 11182026A JP 18202699 A JP18202699 A JP 18202699A JP 2001012064 A JP2001012064 A JP 2001012064A
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JP
Japan
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tile
tiles
elastic material
net
thickness
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JP11182026A
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English (en)
Inventor
Keisuke Sugiura
圭介 杉浦
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Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 弾性材がタイル面にはみ出すことがなく、且
つ、タイルの割れ等も無い簡易施工方式のタイル及びタ
イル施工構造を提供する。 【解決手段】 タイル5の側辺の下部にのみ弾性材6を
設ける。床1上に厚さ0.5〜2mmの弾性材料製ネッ
ト2を敷設し、この上にタイル5を突き付けて施工す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はタイル及びタイル施
工構造に係り、特にモルタルや接着剤を用いることなく
簡易施工するタイル及びタイル施工構造に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】モルタルや接着剤を用いることなくタイ
ルを施工する方法として、特開平3−260259号に
は床面上にゴム等よりなるネットを敷き、このネットの
上にタイルを敷設する方法が記載されている。このタイ
ルには発泡樹脂テープが全周にわたって接着されてお
り、各タイルは側辺を突き付けるようにして敷設され
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 上記特開平3−2
60259号にあっては、タイル側辺に弾性材として発
泡樹脂テープを側辺の全面を覆うように、即ち、タイル
の側端側を周回方向にも、またタイルの厚み方向におい
ても全面的に覆いつくすように付着させている。このよ
うに弾性材を側辺全体に付着させたタイルを突きつける
と、弾性材がタイル面よりも上方にはみ出してしまう。
【0004】図5はかかる欠点を説明する断面図であ
り、床1上にネット2が敷設され、このネット2上にタ
イル3が敷設されている。このタイル3の側辺の全面に
弾性材4が付着されており、この弾性材4,4同士を押
し付けるようにしてタイル3,3が突き付け施工されて
いる。タイル3,3同士を強く押し付けることにより、
弾性材4がタイル面即ち、タイル3の上面よりもはみ出
している。
【0005】このように弾性材4がはみ出すと、見栄え
が悪く、また歩行時に足が引掛かり易くなる等の短所が
ある。
【0006】本発明は、このような短所を克服し、弾性
材がタイル面からはみ出すことがないタイル及びタイル
施工構造を提供することを第1の目的とする。
【0007】 床面に弾性材料よりなるネットを敷設
し、このネットの上にタイルを敷設したタイル施工構造
において、従来はこのネットの厚さに適切な考慮が払わ
れていなかった。このため、ネットが薄すぎて床の不陸
がタイル施工に影響したり、逆に厚すぎてタイルに局所
的に過大な踏圧荷重がかかりタイルが割れる等の障害が
生じることがあった。
【0008】本発明はこのような問題点を解決したタイ
ル施工構造を提供することを第2の目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のタイルは、タイ
ルの側辺に弾性材を付着させた弾性材付きのタイルにお
いて、該弾性材がタイルの側辺の下部に配置されている
ことを特徴とするものである。
【0010】かかるタイルにあっては、弾性材が側辺の
下部にのみ設けられているので、タイル同士を強く突き
付けても弾性材がタイル面からはみ出ることがない。
【0011】この弾性材はタイルの隣接2辺にのみ設け
られても良い。この場合、弾性材の厚さは1〜6mm、
より好ましくは3〜5mm程度が好ましい。また、この
弾性材はタイルの4辺に設けられても良い。この場合、
弾性材の厚さは0.5〜3mm、より好ましくは1.5
〜2.5mm程度が好ましい。このタイルを施工するに
は、床面に弾性材料よりなるネットを敷設し、このネッ
トの上に該タイルを施工する。
【0012】本発明の別のタイル施工構造にあっては、
床面に弾性材料よりなるネットを敷設し、このネットの
上にタイルを敷設したタイル施工構造において、このネ
ットとして厚さ0.5〜2.0mmのものを用いる。か
かる厚さのネットを用いると、床の不陸が十分に吸収さ
れると共に、タイルに対し加えられる踏圧荷重が分散さ
れ、タイルの割れが防止される。このタイルは、上記本
発明のタイルであってもよい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1は実施の形態に係るタ
イルの断面斜視図、図2は図1のタイルの端部の縦断面
図、図3はタイルの平面図、図4はタイルの施工構造を
示す断面図である。
【0014】図1,2の通り、タイル5の側辺の下部に
弾力性のある発泡樹脂テープ等よりなる弾性材6が接着
されている。この弾性材6は、図3(a)の通りタイル
5の隣接2辺にのみ設けられても良く、図3(b)の通
り、タイル5の4辺すべてに設けられても良い。
【0015】このタイル5を施工するには、図4の通
り、床面1上にネット2を敷設し、このネット2上にタ
イル5同士を突き付けるようにして施工する。このネッ
ト2としては、例えば、繊維状のものを芯材として弾力
性に富むゴム又は合成樹脂を被覆したものが用いられる
(繊維状の芯材の材質は、樹脂、天然糸、金属、ガラス
ファイバーなど)。また、ネット2としては、織布、不
織布に点状に弾力性に富むゴム又は合成樹脂を被覆した
ものも良い。
【0016】かかるタイル及びタイル施工構造にあって
は、弾性材6が側辺の下部にのみ設けられているので、
タイル5同士を強く突き付けても弾性材6がタイル面か
らはみ出ることがない。
【0017】図3(a)の通り、この弾性材6をタイル
5の隣接2辺にのみ設けられる場合、弾性材6の厚さ
(図2に示す通り、タイル側辺と垂直方向の厚さ)Wは
1〜6mm程度が好ましい。この厚さWが1mmよりも
小さいと、タイル5の目地通りを揃えにくくなる。また
6mmよりも大きいと、タイル5,5間の目地間隔が大
きくなり過ぎる。
【0018】図3(b)のように弾性材6をタイル5の
4辺に設ける場合、弾性材6の厚さ(タイル5の側辺と
垂直方向の厚さ)Wは0.5〜3mm程度が好ましい。
この厚さが0.5mmよりも小さいと、タイル6の目地
通りを揃えにくくなる。また、3mmよりも大きいと、
タイル5,5間の目地間隔が大きくなり過ぎる。
【0019】上記ネット2の厚さは0.5〜2.0mm
とくに0.7〜1.6mmが好ましい。かかる厚さのネ
ット2を用いると、床1の不陸が十分に吸収されると共
に、タイルに対し加えられる踏圧荷重が分散され、タイ
ル5の割れが防止される。
【0020】なお、弾性材6のタイル5の厚み方向の寸
法hは、タイル5の厚さHの20〜80%とくに40〜
60%程度であることが好ましい。
【0021】図4の実施の形態では、図1〜3のタイル
5を採用しているが、上記0.5〜2mm厚さのネット
2を用いるタイル施工構造は、図1〜3等の本発明のタ
イル以外のタイルを施工する場合にも用いても良い。
【0022】図示のタイルは正方形であるが、長方形で
あっても良い。
【0023】
【発明の効果】本発明によると、次のような種々の優れ
た効果が奏される。
【0024】 弾性材がタイル面にはみ出すことがな
く、美麗なタイル仕上り面とすることができる。 タイルを研削して寸法精度をあげなくても目地通り
の良いタイル施工が容易にできる。 突き付け施工しても面内方向の外力(熱膨張等)を
吸収できる。 フローリングや床暖房上へのリフォームも可能であ
る。 タイル同士を強く突き付けることにより、止水効果
も期待できる。 特別な耐水性を要求される部屋(屋外、浴室)以外
は施工でき、モップ等による洗浄も可能である。 張付け材に滑り止めネットを使用することで、廃材
が出なくなる。施工時に周辺が汚れない。また、床下地
の不陸を吸収できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係るタイルの断面斜視図である。
【図2】図1のタイルの端部の縦断面図である。
【図3】実施の形態に係るタイルの平面図である。
【図4】実施の形態に係るタイルの施工構造を示す断面
図である。
【図5】従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 床 2 ネット 3,5 タイル 4,6 弾性材

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タイルの側辺に弾性材を付着させた弾性
    材付きのタイルにおいて、該弾性材がタイルの側辺の下
    部に配置されていることを特徴とするタイル。
  2. 【請求項2】 請求項1において、弾性材がタイルの隣
    接2辺にのみ設けられていることを特徴とするタイル。
  3. 【請求項3】 請求項2において、弾性材のタイル側辺
    と垂直方向の厚さが1〜6mmであることを特徴とする
    タイル。
  4. 【請求項4】 請求項1において、弾性材がタイル4辺
    に設けられていることを特徴とするタイル。
  5. 【請求項5】 請求項4において、弾性材のタイル側辺
    と垂直方向の厚さが0.5〜3mmであることを特徴と
    するタイル。
  6. 【請求項6】 床面に弾性材料よりなるネットを敷設
    し、このネットの上にタイルを敷設したタイル施工構造
    において、該タイルが請求項1ないし5のいずれか1項
    に記載のタイルであることを特徴とするタイル施工構
    造。
  7. 【請求項7】 床面に弾性材料よりなるネットを敷設
    し、このネットの上にタイルを敷設したタイル施工構造
    において、該ネットの厚さが0.5〜2.0mmである
    ことを特徴とするタイル施工構造。
  8. 【請求項8】 請求項7において、タイルが請求項1な
    いし5のいずれか1項に記載のタイルであることを特徴
    とするタイル施工構造。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020199224A (ja) * 2019-06-13 2020-12-17 株式会社三彩 寝床

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020199224A (ja) * 2019-06-13 2020-12-17 株式会社三彩 寝床

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