JP2005138954A - 自動倉庫における入庫方法 - Google Patents

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Abstract


【課題】 荷幅サイズに左右されることなく、空きスペースがあればどの荷棚に対しても一方の支柱から前詰めで順次載置するようにして保管スペースの有効利用を図った自動倉庫における入庫方法を提供すること。
【解決手段】 各荷棚4a−1,4a−2がスタッカークレーン2aの走行方向に立設する支柱PL1と支柱PL2、支柱PL2と支柱PL2間毎に区画され、荷棚4a−1上に載置される複数の荷CR1〜CR3を一方の支柱PL1から前詰めで、支柱PL1と荷CR1の間及び各荷CR1〜CR3の間に所定間隔nをあけて順次積載し、ホストコンピュータMCには荷CR1〜CR3を載置する毎に、荷と他方の支柱PL2間とで形成される空き寸法を逐次データとして更新保存しておくことで、保管スペースの有効利用を図る。
【選択図】 図4

Description

本発明は、制御装置の指令に基づき、入出庫ステーションから複数段の荷棚の前方を横切る方向に走行する移載装置により、荷棚上に荷を入出庫する自動倉庫における入庫方法に関する。
荷棚上に荷を入出庫する自動倉庫において、2つの支柱間により区画された荷棚に荷を入庫させる場合、一方の支柱より順次各種サイズの荷幅を有する荷を荷棚に積載していくと、最後に残った荷棚の空きスペースが荷棚毎に異なり、倉庫としての保管スペースの有効利用率で低下することから、荷幅サイズがほぼ同じ物をいくつかにグループ化し、空きスペースがなくなるように荷棚に同じグループの荷を載置して、保管スペースの有効利用を図っていた(特許文献1参照)。
特開2002−120993号公報(段落0040、第5図)
しかし上述の入庫方法は、荷幅サイズによって載置すべき荷棚が異なっているため、例えば、事情により特定のグループの荷を多く入庫しなければならないような場合には、特定グループの荷が載置される所定エリアの棚ばかりが利用され、他の棚は特定グループ以外の荷が少量載置されている状態となるので、全体として空きスペースが多く残り必ずしも保管スペースの有効利用が図られているとは限らなかった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたもので、荷幅サイズに左右されることなく、空きスペースがあればどの荷棚に対しても一方の支柱から前詰めで順次載置するようにして保管スペースの有効利用を図った自動倉庫における入庫方法を提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載の自動倉庫における入庫方法は、制御装置の指令に基づき、入出庫ステーションから複数段の荷棚の前方を横切る方向に走行する移載装置により、荷棚上に荷を入出庫する自動倉庫における入庫方法であって、前記各荷棚は移載装置の走行方向に立設する複数の支柱間毎に区画され、荷棚上に載置される複数の荷は一方の支柱から前詰めで、支柱と荷の間及び荷と荷の間に所定間隔をあけて順次積載し、前記制御装置には荷を載置する毎に、荷と他方の支柱間とで形成される空き寸法を逐次データとして更新保存しておくことを特徴としている。
この特徴によれば、棚の空きスペース情報が、荷と他方の支柱間とで形成される空き寸法情報として逐次更新保存されているので、荷幅寸法が該空き寸法より小さければ順次荷を前詰め積載でき、保管スペースの有効利用が図れる。
本発明の請求項2に記載の自動倉庫における入庫方法は、請求項1に記載の自動倉庫における入庫方法であって、前記空き寸法データは、支柱間距離、荷幅寸法及び移載装置の一方の支柱からの移動量に基づき演算処理されることを特徴としている。
この特徴によれば、移載装置の移動量を加味することにより正確な空き寸法データを計算することができる。
本発明の請求項3に記載の自動倉庫における入庫方法は、請求項1または2に記載の自動倉庫における入庫方法であって、前記一方の支柱の側端縁及び前詰めした荷の側端縁を検知する移載装置に設けた検知手段により、荷が所定間隔をあけて順次積載されることを特徴としている。
この特徴によれば、一方の支柱の側端縁及び前詰めした荷の側端縁を検知する検知手段を移載装置に備えることにより、常に正確な所定間隔を形成することができる。
本発明の請求項4に記載の自動倉庫における入庫方法は、請求項1ないし3の何れかに記載の自動倉庫における入庫方法であって、前記所定間隔は、移載装置より荷を把持して荷棚に載置あるいは搬出する移載装置に設けられた挟持腕の出入り可能な幅であることを特徴としている。
この特徴によれば、支柱と荷の間及び荷と荷の間の所定間隔が、移載装置に設けられた挟持腕が出入り可能な幅としてあるために、荷の入出庫が容易であるとともに、効率よく荷棚に荷を収めることができる。
本発明の請求項5に記載の自動倉庫における入庫方法は、請求項1ないし4の何れかに記載の自動倉庫における入庫方法であって、荷棚上に載置する複数の荷は前記入出庫ステーションに近い荷棚より順次積載することを特徴としている。
この特徴によれば、入出庫ステーションに近い荷棚より順次積載するので、移載装置の走行距離を短縮して無駄な空間を作ることなく効率よく入庫させることができる。
本発明の実施例を以下に説明する。
本発明の実施例1を図面に基づいて説明すると、先ず図1は本発明の実施例1における入庫方法が適用される自動倉庫の側面図、図2は同じく実施例1における入庫方法が適用される自動倉庫の平面図、図3は入出庫ステーションを介してスタッカ−クレーンにより荷の出し入れが行われる自動倉庫の部分斜視図、図4はスタッカ−クレーンと荷棚に載置された幅寸法の異なる荷との関係を示す部分平面図、図5はスタッカ−クレーンの詳細説明図、図6は入荷された荷の受け入れから自動倉庫への入庫するまでのシステム構成図、図7(a)は自動倉庫の荷棚に収容されている各種荷の登録されたコード番号対応の位置データないし荷幅寸法等のデータが記載された表であり、(b)は支柱番号対応の空き寸法データ表であり、図8は入荷された荷の受け入れから自動倉庫への入庫するまでのフロー図である。
先ず図1には、本発明の実施例としての自動立体倉庫1が示されており、この自動立体倉庫(以下自動倉庫1と称する)は、複数の荷を4基の同一構成のスタッカークレーン2a,2b,2c,2dにより自動的に出し入れ自在に収納保管する倉庫であって、この自動倉庫1は4基のスタッカークレーン2a,2b,2c,2dを挟んでそれらの両側には、複数の荷棚4a,4b及び5a,5bないし6a,6bそして7a,7bが互いに向き合って配設され、これらの互いに向き合う荷棚4a,4b及び5a,5bないし6a,6bそして7a,7bはそれぞれブロック単位で構成され、それぞれを収納棚ブロック4,5,6,7と称し、前後に延設した高層構造物として構築されている。
これら収納棚ブロック4,5,6,7の一端入口側には、それぞれ荷の入、出庫を行う入出庫ステーションが設けられ、これら入出庫ステーションには、図6に示されるように、ホストコンピュータMCの指令に基づいて作動するシステムコントローラSC1,SC2,SC3が配設されている。また、この入出庫ステーションには、入、出荷される荷Cの搬出入を行う搬送装置8から分岐された分岐搬送装置8a,8b,8cが近傍位置まで配置されている。
一方、4基のスタッカークレーン2a,2b,2c,2dは、システムコントローラSC1,SC2,SC3からの指令により荷棚4aと4b,5aと5b,6aと6b及び7aと7bのそれぞれ相対する前面を横切る方向に走行し、前後並びに上下方向に最短距離で自動走行し、位置決め停止した後、荷の出し入れを行う。
次に、スタッカークレーン2aに基づき図3〜図5を参照して詳述する。このスタッカークレーン2aは、収納棚ブロック4の荷棚4a,4b専用に使用されるもので、システムコントローラSC1からの指令に基づいて移動制御されるようになっており、対面する荷棚4a,4b間の床面に設置された1本のレールR上を例えばインバータモータ等の図示しない駆動装置により前後方向に自動走行する走行台車14と、この走行台車14の前後に立設した一対のマスト15a,15bと、これらマスト15a,15bに対し上下方向に移動停止し荷棚4a,4bに対し荷の出し入れを行う移載装置としての移動台10とで構成されている。
図5に示すように、この移動台10は、インバータモータ等の駆動装置により昇降可能に案内支持された支持体16a,16bと、これら支持体16a,16b間に水平に支持された支持枠18と、この支持枠18上面の両側に並設され前記支持枠18の中心に向けて同時に進退移動可能に立設保持された一対のフレーム体20a,20bと、これらフレーム体20a,20bに支持されてスタッカークレーン2aの移動方向に対し直交し、両側の対向する荷棚4a,4bに向けて同時に進退移動する挟持腕となる板状の挟持移動体22a,22bとから構成されている。
更に、このスタッカークレーン2aは、移動台10の上下方向移動距離と走行台車14の前後方向移動距離をそれぞれ検出する検知手段として例えばエンコーダが設けられ、これらのエンコーダで検出された距離データはシステムコントローラSC1にフィードバックされるようになっている。
また、一対のフレーム体20a,20bの中心に向けて進退移動する移動量も同様にエンコーダで検出されるようになっており、両フレーム体20a,20bにより荷を挟持することでその荷幅寸法を検出することができ、同時に挟持移動体22a,22bの原位置並びに前後の移動端も検出できる機能を有している。
そして、移動台10の荷棚4a,4bに対面する両側面には、荷棚4a,4bを区画する支柱の位置、並びに荷棚4a,4b上の荷の位置を検知する光センサー(支柱や荷があるのかないのかを検知するだけのものでもよい)などの検出装置が設けられている。
一方、図4に示すように、スタッカークレーン2aにより荷の入出庫が行われる対象となる荷棚4a,4bは、スタッカークレーン2aの走行方向の両側に配置されている。荷棚4aはスタッカークレーン2aの前後方向の移動に対し左側に配置されると共に荷棚4bは右側に配置され、左側の荷棚4aには入出庫ステーション側の支柱PL1から順に支柱PL2,PL3が配置されると共に、右側の荷棚4bには入出庫ステーション側の支柱PR1から順に支柱PR2,PR3が配置され、各荷棚4a−1,4a−2、4b−1,4b−2・・・は支柱間毎に区画されている。
荷棚4a−1には、基準となる一方の支柱PL1から所定間隔nをあけて各種荷幅寸法をもつ荷CR1,CR2,CR3がそれぞれ前詰め状態で収納されており、最後の荷CR3と他方の支柱PL2との間に形成される空きスペースに入庫予定の荷CR4は、その荷幅が空きスペースの横幅寸法(以下、空き寸法という。)より大きいか小さいかがホストコンピュータMC内で演算処理され、収納可能な場合はスタッカークレーン2aから移動台10により荷CR4が移載されるようになっている。
なお、本発明でいう荷幅寸法とはスタッカークレーンの前後方向(走行台車14の移動方向)に沿った方向の荷幅、即ち支柱間方向の荷の長さである。荷のその他の寸法もホストコンピュータMCのデータベースに保存され、例えば背の高い荷が荷棚間に収まるかどうかの計算処理も当然行われた上で載置される。
そして図4に示すように、荷棚4a−2における次の支柱PL2と他方の支柱PL3間の荷棚に収納された荷CR5,CR6の所定間隔nを加味した合計荷幅を両支柱PL2,PL3の寸法から差し引いた残りの空きスペースが、新規の荷CR4の荷幅よりも大きい場合でも、入出庫ステーションに近い荷棚の空きスペースを優先するプログラムを組込むことで荷棚4a−1に荷CR4を載置させ、スタッカークレーン2aの走行距離を短縮して効率よく入出庫させることが可能である。
次に、本発明の制御装置を構成するホストコンピュータMC及びシステムコントローラSC1,SC2,SC3に付き説明する。
図6に示されるホストコンピュータMCは、各種演算、制御を実行するためのCPUと、制御プログラムを記憶させたROM(読み出し専用メモリ)とを有し、種々のデータとして例えば、図7(a)に示される入荷された荷の種類(CRは例えば部品)、荷幅寸法等の寸法データ、どの収納棚ブロック(4,5,6,7)の何段目の数、どの支柱から前詰めされ、前詰位置が何番目にあるか等のデータが、荷番コード(例えば、00001,00002,00003…0000N)毎に蓄積されている。例えば、荷番コード00001は荷幅寸法が500mmのCR1の部品であり、現在4番の収納棚ブロックの4段目で支柱PL1から1番目に収納されていることがわかる。
一方、図7(b)は支柱番号対応の空き寸法データ表であり、支柱PL−1と支柱PL−2の荷棚4a−1には他方の支柱であるPL2と荷CR3間には700mmの空き寸法が存在していることを示している。空き寸法Pは、支柱間距離(内側寸法S)と各荷の荷幅寸法の合計(M)と荷と荷間に形成する予め設定した所定間隔nの合計(N)からP=S−(M+N)として算出される。また各荷棚の配列状態もデータ化されている。
荷と荷間に形成する所定間隔nは、挟持移動体22a,22bにより荷棚4bに荷を出し入れすべく、荷の両側に形成される必要な幅寸法として設定される。そして、本発明の自動倉庫における各荷棚に収納される荷は、それぞれの一方の支柱(例えば入出庫ステーション側)を基準として所定間隔nを形成しながら前詰めで順次載置されるように入庫管理されており、最後に積載された荷の端部と他方の支柱間に形成される空き寸法が、荷の移動に伴ってホストコンピュータMCに絶えず更新保存される。
一方、システムコントローラSC1,SC2,SC3は、ホストコンピュータMCから出された指令に基づいて収納棚ブロック4,5,6,7単位でコントロールする端末制御装置である。
そこで、例えば図4及び図6に基づいて説明すると、ホストコンピュータMCから荷CR4を荷棚4a−1に入庫せよという指令を受けたシステムコントローラSC1は、入出庫ステーションに搬送された荷CR4の確認が行われ、スタッカークレーン2aのコントローラに指定した荷棚4a−1の空スペース位置に搬送指示を与える。指示を受けたスタッカークレーン2aは当該荷棚の基準となる支柱に向けて最短距離で移動する。次いでこのスタッカークレーン2aを、基準となる支柱(図4の場合PL1)から前方に水平移動させて収納すべき空スペース位置の前面で停止させて、挟持移動体22a,22bを前進移動させて移動台10上の荷CR4を該当する空スペースに収納する。
次に、自動倉庫に荷を入庫する入庫方法に付き図8のフロー図に基づき更に詳述する。
先ず、ステップST1で、外部から入荷された荷CのバーコードIDをリーダ12により読み取ることでその種類(例えば部品とか食品)等を確認すると同時に、各種データをホストコンピュータMCに取り込む。ステップST2において、図6に示す荷Cを搬送する過程で荷幅寸法等の重要なデータは図示しない計測装置により測定されて、荷番コード00001に対応付けてホストコンピュータMCに記録される。
次いで、ステップST3にて、入荷された荷Cが収納可能な空スペース(前詰め可能なスペース)を有する荷棚の有無が判断され、無い場合は空スペースが形成されるまで荷を待機させ、該当する空スペースを有する荷棚が存在する場合は、ステップST4においてホストコンピュータMCからの指令で該当する荷棚位置が指示される。
そして、ステップST5では、入出庫ステーションに搬送されて来た荷Cが、該当する収納棚ブロックの荷棚における空スペースに入庫されるべき荷のバーコードと一致するか否かが判断される。
次にステップST6では、システムコントローラからの指令で、スタッカークレーンの走行台車14を前後方向に移動させると同時に、移動台10を上下方向に移動させて荷棚の該当する空スペースに向けて最短距離で移動する。
空スペースに向けてスタッカークレーンを移動するに際しステップST7では、該当する荷棚の基準となる支柱まで移動したのち、この支柱から荷を挟持した移動台10を走行台車14により当該荷が収納されるべき距離だけ水平方向に移動する。移動台10中心の空きスペースまでの水平移動距離は、基準となる支柱より最後の荷の空きスペース側端部までの距離に、所定間隔nと収納すべき荷の荷幅の1/2の寸法とを加算した距離となる。
ステップST8においては、スタッカークレーン2aから荷が、荷棚の該当する空きスペースに収納されると、その位置と荷番コードがホストコンピュータMCにフィードバックされ、データベースが書き換えられるとともに空き寸法が再計算され保存される。
このように本実施例としての自動倉庫における入庫方法によれば、荷棚の空きスペース情報が、荷と他方の支柱間とで形成される空き寸法情報として逐次更新保存されているので、荷幅寸法がこの空き寸法より小さければ順次荷を前詰め積載でき、保管スペースの有効利用を図ることができる。
また、空き寸法データが、支柱間距離、荷幅寸法及びスタッカークレーン2aの移動台10中心が一方の基準となる支柱からの移動量に基づき演算処理すれば、スタッカークレーン2aの現実の移動量をフィードバックしてホストコンピュータMCに反映することになり正確な空き寸法データを計算することができる。
更に、一方の支柱の側端縁及び荷の側端縁をスタッカークレーン2aの移動台10に設けた検出装置により検知することで、正確な所定間隔nが形成されるように荷を順次積載できる。
そして、荷棚に荷が収納される際に荷の両側に所定間隔が形成されが、この所定間隔は、荷を把持して荷棚に載置あるいは搬出するための挟持移動体22a,22bが出入り可能とするもので、荷を容易に、かつ効率よく荷棚に収めることができる。
そしてまた、荷棚上に載置される複数の荷は、入出庫ステーションに近い荷棚より順次積載されるように制御されることで、スタッカークレーン2aの走行距離を短縮して効率よく入出庫させることができる。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、例えば、荷棚に荷を入庫させるに際し、実施例ではスタッカークレーンを基準となる支柱まで走行させ、そこから水平方向に移動させていたが、ホストコンピュータから指示を受けて直接空きスペースまで走行してもよい。また、スタッカークレーンのエンコーダで検出された移動結果をホストコンピュータにフィードバックさせて空き寸法の値を計算し直しているが、荷幅寸法と所定間隔nとにより求められる寸法だけで処理することも可能である。また荷の移載手段としてスタッカークレーン以外の他の公知の運搬装置を使用してもよい。
本発明の実施例1における入庫方法が適用される自動倉庫の側面図である。 同じく実施例1における入庫方法が適用される自動倉庫の平面図である。 入出庫ステーションを介してスタッカ−クレーンにより荷の出し入れが行われる自動倉庫の部分斜視図である。 スタッカ−クレーンと荷棚に載置された幅寸法の異なる荷との関係を示す部分平面図である。 スタッカ−クレーンの詳細説明図である。 入荷された荷の受け入れから自動倉庫への入庫するまでのシステム構成図である。 (a)は自動倉庫の荷棚に収容されている各種荷の登録されたコード番号対応の位置データないし荷幅寸法等のデータが記載された表であり、(b)は支柱番号対応の空き寸法データ表である。 入荷された荷の受け入れから自動倉庫への入庫するまでのフロー図である。
符号の説明
1 自動倉庫(自動立体倉庫)
2a〜2d スタッカークレーン
4〜7 収納棚ブロック
4a,4b 荷棚
4a−1,4a−2 区分された荷棚
4b−1,4b−2 区分された荷棚
5a,5b 荷棚
6a,6b 荷棚
7a,7b 荷棚
8 搬送装置
8a,8b,8c 分岐搬送装置
10 移動台(移載装置)
12 リーダ
14 走行台車
15a,15b マスト
16a,16b 支持体
18 支持枠
20a,20b フレーム体
22a,22b 挟持移動体
C,CR 荷
CR1〜CR6 荷
ID バーコード
n 所定間隔
MC ホストコンピュータ
P 空き寸法
PL1〜PL3 左側支柱
PR1〜PR3 右側支柱
R レール
S 内側寸法
SC1〜SC3 システムコントローラ

Claims (5)

  1. 制御装置の指令に基づき、入出庫ステーションより複数段の荷棚の前方を横切る方向に走行する移載装置により、荷棚へまたは荷棚から荷を入出庫する自動倉庫における入庫方法であって、前記各荷棚は移載装置の走行方向に立設する複数の支柱間毎に区画され、荷棚上に載置される複数の荷は一方の支柱から前詰めで、支柱と荷の間及び荷と荷の間に所定間隔をあけて順次積載し、前記制御装置には荷を載置する毎に、荷と他方の支柱間とで形成される空き寸法を逐次データとして更新保存しておくことを特徴とする自動倉庫における入庫方法。
  2. 前記空き寸法データは、支柱間距離、荷幅寸法及び移載装置の一方の支柱からの移動量に基づき演算処理される請求項1に記載の自動倉庫における入庫方法。
  3. 前記一方の支柱の側端縁及び前詰めした荷の側端縁を検知する移載装置に設けた検知手段により、荷が所定間隔をあけて順次積載される請求項1または2に記載の自動倉庫における入庫方法。
  4. 前記所定間隔は、移載装置より荷を把持して荷棚に載置あるいは搬出する移載装置に設けられた挟持腕の出入り可能な幅を有している請求項1ないし3の何れかに記載の自動倉庫における入庫方法。
  5. 荷棚上に載置する複数の荷は前記入出庫ステーションに近い荷棚より順次積載する請求項1ないし4の何れかに記載の自動倉庫における入庫方法。
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