JP2005138775A - 車両用温度検出装置および車両用空調装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 マトリクス状の被検温範囲700a、700bをもつマトリクスIRセンサ70a、70bをそれぞれ右側および左側の後席乗員の上方天井部分Ra、Rbに配置する。各マトリクスIRセンサにより、同じ視野で後席乗員の表面温度(Dr9〜Dr16)と、後席ドアの内装温度(Dr6、7)および後席ウインドウ表面温度(Dr2、3)を検出することができる。マトリクスIRセンサは各後席乗員の温度を上方から検出するので、乗員の体格、座高が変化しても、IRセンサ上の乗員肩部および大腿部の位置の変化は抑制される。
【選択図】 図4
Description
前席の右側の乗員の上方に配置され前席右側乗員の温度を検出する前席右側用マトリクスIRセンサと、前席の左側の乗員の上方に配置され前席左側乗員の温度を検出する前席左側用マトリクスIRセンサと、後席の右側の乗員の上方に配置され後席右側乗員の温度を検出する後席右側用マトリクスIRセンサと、後席の左側の乗員の上方に配置され後席左側乗員の温度を検出する後席左側用マトリクスIRセンサとを備える、請求項1ないし5のいずれか1つに記載の非接触温度センサと、
前席右側用マトリクスIRセンサにより検出された前席右側の乗員の温度に基づき前席右側の空調ゾーンの目標吹出温度を算出し、前席左側用マトリクスIRセンサにより検出された前席左側の乗員の温度に基づき前席左側の空調ゾーンの目標吹出温度を算出し、後席右側用マトリクスIRセンサにより検出された後席右側の乗員の温度に基づき後席右側の空調ゾーンの目標吹出温度を算出し、後席左側用マトリクスIRセンサにより検出された後席左側の乗員の温度に基づき後席左側の空調ゾーンの目標吹出温度を算出するとともに、
前席右側の空調ゾーンの目標吹出温度に基づき前席右側の空調ゾーンの空調状態を調整するように空調手段を制御し、前席左側の空調ゾーンの目標吹出温度に基づき前席左側の空調ゾーンの空調状態を調整するように空調手段を制御し、後席右側の空調ゾーンの目標吹出温度に基づき後席右側の空調ゾーンの空調状態を調整するように空調手段を制御し、後席左側の空調ゾーンの目標吹出温度に基づき後席左側の空調ゾーンの空調状態を調整するように空調手段を制御する制御手段と、
を備えることを特徴とする車両用空調装置である。
以下、本発明の第1実施形態について図面を参照して説明する。図1は本実施形態による車両用空調装置の室内空調ユニット部の吹出口配置状態を示す平面概要図、図2は室内空調ユニット部および制御ブロックを含む全体構成図である。
まず、温度設定スイッチ9、10から設定温度信号TsetFrDr、TsetFrPaを読み込むとともに(ステップS121)、外気温度センサ81及び日射センサ83から外気温度信号Tam、日射量信号TsDr、TsPaを読み込むとともに、内気温度センサ84から内気温度TrFrを読み込む(ステップS122)。
なお、KsetFrDrは前席右側用温度設定ゲイン、KrFrは前席用内気温ゲイン、Kamは外気温ゲイン、KsDrは日射ゲイン、CFrDrは前席右側用補正定数である。
なお、KsetFrPaは前席左側用温度設定ゲイン、KrFrは前席用内気温ゲイン、Kamは外気温ゲイン、KsPaは日射ゲイン、CFrPaは前席左側用補正定数である。
θ2={(TAOFrPa−TeFr)/(Tw−TeFr)}×100(%) ・・・(数式4)
なお、数式3、4において、TeFrは蒸発器温度センサ86の蒸発器吹出温度信号、Twは冷却水温度センサ82の冷却水(温水)温度信号である。θ1=0%およびθ2=0%は、最大冷房位置であり、運転席側通路50cおよび助手席側通路50dにおいて、前席側のエバポレータ53通過後の空気(冷風)の全量がバイパス通路51a、51bを流れる。また、θ1=100%およびθ2=100%は、最大暖房位置であり、運転席側通路50cおよび助手席側通路50dにおいて、前席側のエバポレータ53通過後の空気(冷風)の全量がコアヒータ54に流入して加熱される。
その後、ステップS129で一定期間経過すると、ステップS121の処理に戻り、上述の空調制御処理(ステップS121〜S129)が繰り返される。このような演算、処理の繰り返しによって前席空調ゾーン1a、1bの空調が自動的に制御されることになる。
この場合、温度設定スイッチ11、12から設定温度信号TsetRrDr、TsetRrPaを読み込む(ステップS121)。さらに、外気温センサ81及び日射センサ83から外気温度信号Tam、日射量信号TsDr、TsPa、内気温度センサ85から内気温度TrRrを読み込むとともに、後席右側温度Tir1c、および後席左側温度Tir1dを読み込む(ステップS122)。
これにより、後席右側の乗員に対する後席右側からの側方日射による輻射の影響を反映した乗員温度を得ることができる。
TirINRrDr=(TDr6+TDr7)/2 ・・・(数式7)
TirRrDr=(TDr9+TDr10+TDr11+TDr12+TDr13+TDr14+TDr15+TDr16)/8 ・・・(数式8)
そして、後席右側の空調ゾーン1cにおける設定温度信号TsetRrDr、外気温信号Tam、日射量信号TsDr、内気温度TrRr、後席右側温度Tir1cを、数式9に代入して、車室内に吹き出す空気の目標吹出温度TAORrDrを算出する(ステップS123)。この目標吹出温度TAORrDrは、車両環境条件(空調熱負荷条件)の変動にかかわらず、後席右側空調ゾーン1cの温度を設定温度TsetRrDrに維持するために必要な目標温度である。
ここで、KsetRrDrは後席右側用温度設定ゲイン、KirRrDrは後席右側用IRゲイン、KrRrは内気温ゲイン、KsDrは右側日射ゲイン、Kamは外気温ゲイン、CRrDrは後席右側用補正定数である。
これにより、後席左側の乗員に対する後席左側からの側方日射による輻射の影響を反映した乗員温度を得ることができる。
TirINRrPa=(TPa6+TPa7)/2 ・・・(数式12)
TirRrPa=(TPa9+TPa10+TPa11+TPa12+TPa13+TPa14+TPa15+TPa16)/8 ・・・(数式13)
そして、後席左側の空調ゾーン1dにおける設定温度信号TsetRrPa、外気温度信号Tam、日射量信号TsPa、内気温度TrRr、後席左側温度Tir1dを数式14に代入して、車室内に吹き出す空気の目標吹出温度TAORrPaを算出する(ステップS123)。この目標吹出温度TAORrPaは、後席左側空調ゾーン1dの温度を設定温度TsetRrPaに維持するために必要な目標温度である。
ここで、KsetRrPaは後席左側用温度設定ゲイン、KirRrPaは後席左側用IRゲイン、KrRrは内気温ゲイン、KsPaは左側日射ゲイン、Kamは外気温ゲイン、CRrPaは後席左側用補正定数である。
θ4={(TAORrPa−TeRr)/(Tw−TeRr)}×100(%) ・・・(数式16)
なお、数式15、16において、TeRrは蒸発器温度センサ87の蒸発器温度信号、Twは冷却水温度センサ82の冷却水(温水)温度信号である。θ3=0%およびθ4=0%は、最大冷房位置であり、後席右側通路60cおよび後席左側通路60dにおいて、後席側のエバポレータ63通過後の空気(冷風)の全量がバイパス通路61a、61bを流れる。また、θ3=100%およびθ4=100%は、最大暖房位置であり、後席右側通路60cおよび後席左側通路60dにおいて、後席側のエバポレータ63通過後の空気(冷風)の全量がコアヒータ64に流入して加熱される。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。本第2実施形態は、上記第1実施形態とは、非接触温度センサ70であるマトリクスIRセンサ70a、70bの構造が異なること、およびマトリクスIRセンサ70a、70bの車室内天井における配置位置が異なることに特徴があり、その他の構成は同じである。以下、第1実施形態と異なる点のみ説明する。
また、熱電対部Dr7、Dr8により後席右側のドアの内装温度に相当する温度TDr7、TDr8が検出され、エアコンECU8にて、後席右側内装温度TirINRrDrが数式18により平均値演算される。
さらに、8個の熱電対部Dr9〜Dr16により後席右側乗員RrDrの表面温度の相当するTDr9〜TDr16が検出され、エアコンECU8にて、後席右側の乗員温度TirRrDrが数式19により平均値演算される。
同様に、後席左側乗員RrPaについても、最外部の2つの熱電対部Pa3、Pa4により後席左側のウインドウの表面温度に相当する温度TPa3、TPa4が検出され、エアコンECU8にて、後席左側ウインドウ表面温度TirWRrPaが数式20により平均値演算される。
また、熱電対部Pa7、Pa8により後席左側のドアの内装温度に相当する温度TPa7、TPa8が検出され、エアコンECU8にて、後席左側内装温度TirINRrPaが数式21により平均値演算される。
さらに、8個の熱電対部Pa9〜Pa16により後席左側乗員RrPaの表面温度の相当するTPa9〜TPa16が検出され、エアコンECU8にて、後席左側の乗員温度TirRrPaが数式22により平均値演算される。
このように、本第2実施形態では、非接触温度センサ70を後席乗員の上方、かつ車両の左右中央部Rcに、後席の左右の各乗員に向けて配置しているので、後席乗員の体格、座高が変化しても、肩部や大腿部の被検温範囲における位置変化が少ない。
上記各実施形態では、前席乗員、すなわち運転者および助手席乗員の表面温度を用いないで、前席空調ゾーン1a、1bの空調制御を行う例について説明したが、前席側も、後席側と同様に、前席左右列において、右側用および左側用のマトリクスIRセンサ70a、70bにより右側および左側の前席乗員、すなわち運転者および助手席乗員の表面温度を検出し、この検出された前席乗員の表面温度に応じて前席右側および左側の空調ゾーン1a、1bをそれぞれ独立に空調制御してもよい。以下、このような実施形態について説明する。
(1)左右の前席乗員の表面温度を非接触で検出する非接触温度センサとして、上記第1実施形態で用いられる2つの独立したマトリクスIRセンサ70a、70b(図3参照)と同じ2つのマトリクスIRセンサを、図14、図15に示すように運転席のシートクッション部30aとシートバック部31aとの間の領域Lf0の上方で、かつ前席の左右窓側の各位置Raf、Rbfにそれぞれ配置する。
(2)あるいは、他の実施形態として、上記第2実施形態で用いられる図11に示した1パッケージに収納された非接触温度センサ70としての右側用マトリクスIRセンサ70a、左側用マトリクスIRセンサ70bを、前席左右の中央部の天井に配置し、かつ、それぞれ運転席および助手席に向くように傾斜配置することにより、前席左右乗員と前席左右のドアの内装部分およびウインドウ部分とを被検温範囲700a(700b)に含むようにすることができる。
(3)上記(1)または(2)で得られた前席用のマトリクスIRセンサ70a、70bの検出信号は、図2に示すように、エアコンECU8に入力される。エアコンECU8では、上述した後席側の空調ゾーン1c、1dの目標吹出温度TAORrDr、TAORrPaの演算に加えて、前席用のマトリクスIRセンサ70a、70bの検出信号に基づく同様の演算により、前席側の空調ゾーン1a、1bの目標吹出温度TAOFrDr、TAOFrPaが、上記数式1および数式2の代わりに、次のように演算される。なお、マイコンECU8の空調制御フローは図7に示すフローチャートと同じであるので、説明を省略する。下記の演算は、ステップS123において行われる。
TAOFrPa=KsetFrPa・TsetFrPa−KirFrPa・Tir1b−KrFr・TrFr−Kam・Tam−KsPa・TsPa+CFrPa ・・・(数式24)
ここで、前席右側温度Tir1aおよび前席左側温度Tir1bは、それぞれ数式25、数式26で算出される。
Tir1b=0.2×TirWFrPa+0.3×TirINFrPa+0.5×TirFrPa ・・・(数式26)
ここで、前席右側ウインドウ表面温度TirWFrDr、前席右側の内装温度TirINFrDr、および前席右側の乗員温度TirFrDrは、それぞれ、上記(1)のセンサ配置においては上記数式6、数式7および数式8に示す平均値演算により算出され、上記(2)のセンサ配置においては上記数式17、数式18および数式19に示す平均値演算により算出される。
(4)上記各実施形態では、非接触温度センサには、温度検出素子として複数の熱電対部をマトリクス状に配置したマトリクスIRセンサ70a、70bを用いた例を示したが、これに限らない。例えば、温度検出素子を1つのみ用い、この温度検出素子に入射する赤外線の通路を被検温範囲にわたって2次元的に走査するようにしてもよい。このような走査駆動装置は、例えば、特開平9−159531号公報に開示されている周知技術を用いることができる。これにより、温度検出素子を複数設ける必要がなく、したがって素子間の検出感度の較正(キャリブレーション)を行うことなく、被検温範囲全体の検出精度を向上させることができる。
(5)上記各実施形態では、温度検出装置である非接触温度センサとしてのマトリクスIRセンサ70a、70bを、それらにより検出された後席乗員および前席乗員の表面温度に基づいて、後席および前席の各空調ゾーンの空調状態を制御する車両用空調装置に適用した例を示したが、これに限らない。たとえば、温度検出装置としてマトリクスIRセンサ70a、70bを、マトリクスIRセンサ70a、70bが検出した被検温範囲の温度分布から乗員の着座の有無や着座姿勢を判定する空調装置以外の装置にも適用することができる。
6…後席空調システム、70a、70b…マトリクスIRセンサ、
8…エアコンECU。
Claims (14)
- 車室(1)内の座席(30、31、30a、31a、30b、31b、30c、31c、30d、31d)付近の複数の被検温範囲(700a、700b)の表面温度をそれぞれ非接触で検出する複数の温度検出素子(Dr1〜Dr16、Pa1〜Pa16)を有する非接触温度センサ(70、70a、70b)を備える車両用温度検出装置であって、
前記非接触温度センサは、前記座席の上方(Ra、Rb、Rc、Raf、Rbf、Rcf)に設けられていることを特徴とする車両用温度検出装置。 - 前記非接触温度センサは、車両前後方向において前記座席のシートクッション部(30、30a、30b、30c、30d)からシートバック部(31、31a、31b、31c、31d)までの領域の上方に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の車両用温度検出装置。
- 前記非接触温度センサは、前記座席のシートクッション部の前端部と後端部との間の領域の上方に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の車両用温度検出装置。
- 前記非接触温度センサが備える複数の温度検出素子は、前記座席に着座する乗員の少なくとも肩部と大腿部とのそれぞれの表面温度を検出することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の車両用温度検出装置。
- 前記非接触温度センサが備える複数の温度検出素子は、前記座席に着座している乗員の表面温度と、該乗員近傍のサイドウインドウの表面温度と、前記乗員とサイドウインドウとの間の内装の表面温度とをそれぞれ検出することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の車両用温度検出装置。
- 前記非接触温度センサは、左右前席または左右後席の少なくとも一方の列の一方の右側乗員(RrDr)を前記被検温範囲(700a)に含むよう設けられている複数の温度検出素子(Dr1〜Dr16)を備える右側用マトリクスIRセンサ(70a)と、前記列の他方の左側乗員(RrPa)を前記被検温範囲(700b)に含むよう設けられている複数の温度検出素子(Pa1〜Pa16)を備える左側用マトリクスIRセンサ(70b)とを備えることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の車両用温度検出装置。
- 前記右側用マトリクスIRセンサは前記右側乗員の上方天井部分(Ra)に設けられるとともに、前記左側用マトリクスIRセンサは前記左側乗員の上方天井部分(Rb)に設けられることを特徴とする請求項6に記載の車両用温度検出装置。
- 前記右側用および左側用マトリクスIRセンサは、それぞれ、前記右側乗員および左側乗員の中心よりも窓側の位置に設けられていることを特徴とする請求項7に記載の車両用温度検出装置。
- 前記右側用マトリクスIRセンサは、前席右側のシートクッション部の領域の上方に配置されている前席用の右側用マトリクスIRセンサと後席右側のシートクッション部の領域の上方に配置されている後席用の右側用マトリクスIRセンサとを備えるとともに、前記左側用マトリクスIRセンサは、前席左側のシートクッション部の領域の上方に配置されている前席用の左側用マトリクスIRセンサと後席左側のシートクッション部の領域の上方に配置されている後席用の左側用マトリクスIRセンサとを備えていることを特徴とする請求項6ないし8のいずれか1つに記載の車両用温度検出装置。
- 前記右側用マトリクスIRセンサと前記左側用マトリクスIRセンサとが車両左右方向のほぼ中心位置に互いに近接して配置されることを特徴とする請求項6に記載の車両用温度検出装置。
- 車室(1)内の空調状態を調整する空調手段(5、6)と、
請求項1ないし10のいずれか1つに記載の非接触温度センサにより検出された前記座席に着座している乗員の温度に基づき目標吹出温度を算出し、該目標吹出温度に基づき前記空調状態を調整するように前記空調手段を制御する制御手段と、
を備えることを特徴とする車両用空調装置。 - 前記制御手段は、前記非接触温度センサにより検出された前記座席付近の乗員の表面温度と、該乗員近傍のサイドウインドウの表面温度と、前記乗員とサイドウインドウとの間の内装の表面温度との重み付け演算により前記座席付近の乗員の温度を算出し、該乗員の温度に基づき前記目標吹出温度を算出することを特徴とする請求項11に記載の車両用空調装置。
- 前記制御手段は、前記重み付け演算における重み係数の大きさが、前記乗員の表面温度に対する重み係数が最も大きく、前記サイドウインドウの表面温度に対する重み係数が最も小さくなるよう設定されていることを特徴とする請求項12に記載の車両用空調装置。
- 車室(1)内の前席右側および左側と後席右側および左側のそれぞれの空調ゾーンの空調状態を独立に調整する空調手段(5、6)と、
前記前席の右側の乗員の上方に配置され前記前席右側乗員の温度を検出する前席右側用マトリクスIRセンサと、前記前席の左側の乗員の上方に配置され前記前席左側乗員の温度を検出する前席左側用マトリクスIRセンサと、前記後席の右側の乗員の上方に配置され前記後席右側乗員の温度を検出する後席右側用マトリクスIRセンサと、前記後席の左側の乗員の上方に配置され前記後席左側乗員の温度を検出する後席左側用マトリクスIRセンサとを備える、請求項1ないし5のいずれか1つに記載の非接触温度センサと、
前記前席右側用マトリクスIRセンサにより検出された前記前席右側の乗員の温度に基づき前記前席右側の空調ゾーンの目標吹出温度を算出し、前記前席左側用マトリクスIRセンサにより検出された前記前席左側の乗員の温度に基づき前記前席左側の空調ゾーンの目標吹出温度を算出し、前記後席右側用マトリクスIRセンサにより検出された前記後席右側の乗員の温度に基づき前記後席右側の空調ゾーンの目標吹出温度を算出し、前記後席左側用マトリクスIRセンサにより検出された前記後席左側の乗員の温度に基づき前記後席左側の空調ゾーンの目標吹出温度を算出するとともに、
前記前席右側の空調ゾーンの目標吹出温度に基づき前記前席右側の空調ゾーンの空調状態を調整するように前記空調手段を制御し、前記前席左側の空調ゾーンの目標吹出温度に基づき前記前席左側の空調ゾーンの空調状態を調整するように前記空調手段を制御し、前記後席右側の空調ゾーンの目標吹出温度に基づき前記後席右側の空調ゾーンの空調状態を調整するように前記空調手段を制御し、前記後席左側の空調ゾーンの目標吹出温度に基づき前記後席左側の空調ゾーンの空調状態を調整するように前記空調手段を制御する制御手段と、
を備えることを特徴とする車両用空調装置。
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