JP2005138145A - 溝加工装置および溝加工方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 設定通りの操作を実現し得るようにして、シリンダ体の内周に所望の溝を形成することを可能にし、たとえば、ガススプリングにおける汎用性の向上を期待するのに最適となる。
【解決手段】 シリンダ体C内に固定状態に配置されるガイド部材1におけるガイド面1a上に載置される摺動部材2の先端部2aに枢支したホルダ部材4が、このホルダ部材4と摺動部材2との間に倣い部材3における尖端部3aが導入されることで傾動するときに、このホルダ部材4に保持された加工ローラ6の尖端6aがシリンダ体Cの内周に押し付けられ、シリンダ体Cの内周に溝C3が形成される。
【選択図】 図2

Description

この発明は、溝加工装置および溝加工方法に関し、特に、たとえば、ガススプリングを構成するシリンダ体の内周にバイパス路や圧抜き溝などとされる直線状の溝を形成する際に利用する溝加工装置および溝加工方法の改良に関する。
たとえば、ガススプリングにあっては、その構成部品たるシリンダ体の内周にバイパス路や圧抜き溝などとされる直線状の溝を形成することがあるが、この直線状の溝を形成する方策としては、加工ローラを利用する変形加工によることがあり、そのため、たとえば、特許文献1に開示されるような溝加工装置の提案がある。
ちなみに、この特許文献1に開示の溝加工装置は、シリンダ体内にいわゆる固定状態に配置されるガイド部材上にシリンダ体の軸線方向に移動し得るスライド部材が載置される一方で、このスライド部材上で走行するホルダ部材に保持された加工ローラがシリンダ体の内周に溝を形成する構成とされている。
このとき、加工ローラを保持するホルダ部材は、前後で一対となる倣いローラを有していて、この倣いローラが傾斜面を有するスライド部材上を走行するとし、ホルダ部材の走行およびスライド部材の移動は、操作ロッドを介するなどしての外力作用によるとしている。
それゆえ、この溝加工装置にあっては、加工ローラを有するホルダ部材が外力作用によってスライド部材上を走行すると共に、このスライド部材が外力作用によってガイド部材上を移動することで、加工ローラによって深さが徐々に変わる溝をシリンダ体の内周に形成し得ることになる。
特開2001−9525号公報(特許請求の範囲 請求項1,段落0001,段落0049から段落0054,図1,図3)
しかしながら、上記した特許文献1に開示の溝加工装置にあっては、シリンダ体の内周に所望の溝を形成し得なくなる危惧があると指摘される可能性がある。
すなわち、上記した溝加工装置にあって、シリンダ体の内周に深さが徐々に変わる溝を形成する場合、特に、シリンダ体の多くの場合に閉塞されているであろうボトム端近くで最深となり、シリンダ体の開口端であるヘッド端に向けて徐々に浅くなる溝を形成する場合には、まず、加工ローラをボトム端近くに位置決めることが必須になる。
そして、このボトム端近くに位置決められた加工ローラをその場所でシリンダ体の径方向に移動させて、すなわち、いわゆる拡径方向に言わば大きく移動させて、最深の溝を形成することになるが、このとき、上記の溝加工装置にあっては、加工ローラを拡径方向に移動させるための傾斜面を有するスライド部材をあらかじめ加工ローラのいわゆる背後側に位置決めておくことが必須になるが、このことが事実上不可能になる。
そこで、ボトム端近くに位置決められている加工ローラの背後側にスライド部材を押し込むようにすることになるが、このとき、スライド部材に連設されている操作ロッド類をスライド部材より軸太にするなどで頑丈に形成し得ないから、このスライド部材を押し組む操作自体が困難になる可能性がある。
その結果、上記した特許文献1に開示の溝加工装置にあっては、シリンダ体の内周に所望の溝を形成し得なくなる危惧があると指摘されることになる。
この発明は、このような現状を鑑みて創案されたもので、その目的とするところは、設定通りの操作を実現し得るようにして、シリンダ体の内周に所望の溝の形成することを可能にし、たとえば、ガススプリングにおける汎用性の向上を期待するのに最適となる溝加工装置および溝加工方法を提供することである。
上記した目的を達成するために、この発明における溝加工装置の構成を、請求項1では、シリンダ体内に固定状態に配置されてシリンダ体の軸線方向に沿う平坦なガイド面を有するガイド部材と、このガイド部材の平坦なガイド面上に載置されて外力作用でシリンダ体の軸線方向に移動可能とされながらシリンダ体内に臨在される先端部にホルダ部材を枢支してなる摺動部材と、この摺動部材上に載置されながら外力作用でシリンダ体の軸線方向に移動可能とされてシリンダ体内に臨在される尖端部が摺動部材とホルダ部材との間に導入可能とされる倣い部材とを有してなると共に、ホルダ部材が尖端をシリンダ体の内周に対向させる加工ローラを有してなり、倣い部材の尖端部が摺動部材とホルダ部材との間に導入されるときにホルダ部材が傾動して加工ローラの尖端をシリンダ体の内周に押し付けてなるとする。
このとき、上記の溝加工装置にあって、ホルダ部材が倣い部材における尖端部上を転動する倣いローラを有してなるとしても良い。
そして、この発明における溝加工方法の構成を、請求項3では、シリンダ体の軸線方向に沿う平坦なガイド面を有するガイド部材をシリンダ体内に固定状態に配置し、このガイド部材の平坦なガイド面上に外力作用でシリンダ体の軸線方向に移動可能とされながらシリンダ体内に臨在される先端部にホルダ部材を枢支する摺動部材を載置し、この摺動部材上に外力作用でシリンダ体の軸線方向に移動可能とされながらシリンダ体内に臨在される尖端部を摺動部材とホルダ部材との間に導入させる倣い部材を載置し、外力作用によって倣い部材における尖端部をホルダ部材と摺動部材との間に導入することでホルダ部材の尖端側を傾動させてこの傾動するホルダ部材に保持された加工ローラの尖端をシリンダ体の内周に押し付けながら外力作用によって摺動部材を前進させあるいは後退させてシリンダ体の内周に溝を形成するとする。
このとき、上記の溝加工方法にあって、摺動部材を移動させるときに、倣い部材を移動させてシリンダ体の内周に深さが任意に異なる溝を形成するとしても良く、そして、シリンダ体およびガイド部材が固定側とされながら摺動部材および倣い部材に外力作用が実践され、あるいは、摺動部材および倣い部材が固定側とされながらシリンダ体およびガイド部材に外力作用が実践されてなるとしても良い。
それゆえ、この発明にあっては、倣い部材の尖端部が摺動部材とホルダ部材との間に導入されてホルダ部材が傾動するときに、この傾動するホルダ部材に保持された加工ローラの尖端がシリンダ体の内周に押し付けられて溝を形成するから、たとえば、シリンダ体における閉塞されているボトム端近くで最深となり、シリンダ体の開口端であるヘッド端に向けて徐々に浅くなる溝を形成することが可能になる。
このとき、ホルダ部材は、倣い部材における尖端部が摺動部材との間で導入されることで傾動するとし、直接外力を作用することで傾動する構成とされていないから、ホルダ部材に外力を作用するための操作ロッド類の配在が不要になり、したがって、シリンダ体内の空間の有効利用が可能になり、倣い部材を進退させる操作ロッド類を軸太にするなどして頑丈に形成することで、倣い部材を設定通りに進退させることが可能になる。
そして、ホルダ部材に保持された加工ローラの尖端をシリンダ体の内周に押し付けながら外力作用によって摺動部材を前進させあるいは後退させてシリンダ体の内周に溝を形成するから、このとき、摺動部材の移動に併せて倣い部材を移動させることで、シリンダ体の内周に深さが任意に異なる溝を形成することが可能になる。
なお、シリンダ体およびガイド部材と摺動部材および倣い部材との間における相対移動は、いずれか一方側が固定側にされるとき、他方側が可動側とされることで実現される。
その結果、この発明によれば、設定通りの操作を実現し得るようにして、シリンダ体の内周に所望の溝の形成することを可能にし、たとえば、ガススプリングにおける汎用性の向上を期待するのに最適となる。
以下に、図示した実施形態に基づいて、この発明を説明するが、ついては、この発明による溝加工装置について説明しながらこの発明による溝加工方法についても説明する。
すなわち、この発明による溝加工装置は、図1および図2に示すところでは、ガイド部材1と、摺動部材2と、倣い部材3とを有してなり、さらには、摺動部材2にホルダ部材4を有すると共に、このホルダ部材4に倣いローラ5と加工ローラ6とを有してなる。
ガイド部材1は、図3にも示すように、ガススプリングを構成する部品たるシリンダ体C内に挿入されて固定状態に配置されるもので、このシリンダ体Cの軸線方向に沿う平坦なガイド面1aを有している。
このとき、ガイド部材1は、たとえば、横置きされたシリンダ体C内に配在されて平坦なガイド面1aがシリンダ体Cの軸線方向に沿うように延在させるとするもので、図示するところでは、たとえば、シリンダCの図1および図2中で右側となる図示しない開口端からシリンダ体C内に挿入されるとしている。
そして、このガイド部材1は、その湾曲面からなる下面1bの曲率がシリンダ体Cの内周の曲率に一致するように設定されていて、この下面1bがシリンダ体Cの内周に全面接触することで、シリンダ体C内で安定するとしている(図3参照)。
ちなみに、このガイド部材1にあっては、シリンダ体C内に挿入される先端側に対する図示しない基端側、すなわち、基端操作部がシリンダ体Cの外部に延在されており、この場合に、シリンダ体Cが適宜の手段で他部に固定されるのと同様に、この基端操作部が適宜の駆動手段の介在下に他部に固定されていて、これによってシリンダ体C内での摺動を可能にする一方で回動が確実に阻止されるとするのが良い。
なお、このとき、図示するところでは、ガイド部材1の先端がシリンダ体Cのボトム端部C1を画成する内側段差部C2に係止されて、ガイド部材1のシリンダ体Cにおけるいわゆる挿し込み方向への必要以上の移動が阻止されるとしている(図2参照)。
一方、以上のように構成されたガイド部材1にあって、その平坦なガイド面1aは、図示するところでは、ガイド部材1に形成された凹状規制溝1cにおける内底面からなるとしている(図3参照)。
そして、図示するところでは、上記の凹状規制溝1c内に摺動部材2を嵌装させるとしており、このとき、後述する倣い部材3を、また、ホルダ部材4の下端部を上記の凹状規制溝1c内に嵌装させるとしている。
それゆえ、この溝加工装置にあっては、ガイド部材1が前記したようにシリンダ体C内に言わば固定状態に配置されている限りにおいて、摺動部材2および倣い部材3さらにはホルダ部材4がガイド部材1に対していわゆる横方向に、すなわち、ガイド部材1における軸線方向を横切る方向に変位することなくして移動可能とされることになる。
そしてまた、摺動部材2および倣い部材3がガイド部材1に対して軸線方向を横切る方向に変位することなく、すなわち、横ずれせずして摺動し得るから、摺動部材2および倣い部材3の各基端操作部への外力作用でこの摺動部材2および倣い部材3を所定通りに移動させることが可能になる。
つぎに、摺動部材2は、ガイド部材1のガイド面1a上に載置されて基端操作部への外力作用でシリンダ体Cの軸線方向に沿って摺動可能とされる一方で、前記した凹状規制溝1c内、すなわち、シリンダ体C内に臨在される先端部2aにホルダ部材4を枢支してなる。
すなわち、摺動部材2の先端部2aにはブラケット21が連設されていて、このブラケット21にホルダ部材4が軸41を介して枢着されてなるとし、このとき、ホルダ部材4は、図中で右端側となる先端側が上下方向に傾動するとしている。
ここで、ホルダ部材4について説明すると、このホルダ部材4は、軸42の配在下に倣いローラ5を有すると共に軸43の配在下に加工ローラ6を有してなり、倣いローラ5が後述する倣い部材3における尖端部3a上を転動するときに、上記した軸41を回転中心にして傾動し、倣いローラ5を有する先端側を図中で上下動させるとしている(図2参照)。
そして、このホルダ部材4が傾動するときには、このホルダ部材4に軸43の配在下に保持された加工ローラ6も図中で上下動することになり、上昇する加工ローラ6の尖端6aがシリンダ体Cの内周に押し付けられるときに、シリンダ体Cにおけるその部位を外周側に拡径する、すなわち、内周に溝C3を形成するとしている(図2参照)。
ちなみに、倣いローラ5は、筒状に形成されるなどして外周を平坦な周回面にしており、後述する倣い部材3における尖端部3aに当接されるとき、この尖端部3aに傷付きや変形を招来させないように配慮されている。
このように、倣いローラ5が筒状に形成されることで、ホルダ部材4のいわゆる左右への揺動を抑制することが可能になり、それゆえ、このホルダ部材4に保持されている加工ローラ6がいわゆる左右に揺動することを効果的に抑制し得ることになる。
そして、加工ローラ6は、外周にシリンダ体Cの内周に対向するように周回する尖端6aを有していて、この尖端6aがシリンダ体Cの内周面にいわゆる食い込むようになるとき、その部位でシリンダ体Cが外周側に拡径して、溝C3を形成するとしている。
一方、倣い部材3は、尖端部3aの上面を傾斜面にして倣いガイド面とし、後述する倣いローラ5を転動させるとしており、このとき、図示するところでは、倣い部材3の図中で右側となる基端側でいわゆる標高を高くし、倣い部材3の図1中で左側となる先端側に向けて標高を徐々に低くする態様に設定されている。
なお、この倣い部材3にあっては、摺動部材2上での摺動性を保障し得るように設定されるのが好ましく、図示しないが、たとえば、摺動部材2の上面2bあるいはこれに摺接する倣い部材3の下面3bのいずれか一方にテフロン(登録商標)などからなる滑り材が配在されてなるとしたり、倣い部材3の下面3bと摺動部材2の上面2bとの間に鋼球やローラなどからなるベアリング部材が配在されてなるとしても良い。
ちなみに、図示しないが、この倣い部材3の図1および図2中で右側となる後端側の基端操作部は、シリンダ体Cの外部に延在されており、この基端操作部に対する押し引きの外力作用で倣い部材3が摺動部材2の上面2bで摺動するように設定されている。
なお、この倣い部材3は、図示するところでは、前記した摺動部材2と同様に、いわゆる引き勝手に設定されているが、これに代えて、いわゆる押し勝手になるように設定されても良い。
以上のように形成されたこの発明による溝加工装置にあっては、図2および図3に示すように、加工ローラ6が最上昇位置に保持される場合には、加工ローラ6の尖端6aによってシリンダ体Cの内周が拡径される。
そして、この状態から、ガイド部材1上で摺動部材2を移動させるとき、すなわち、図2中で右方向に移動させるとき、加工ローラ6が回転しながら移動し、このとき、シリンダ体Cの内周に摺動部材2が移動した長さに相応する長さの直線状の、しかも、最も深い溝C3が形成される。
つぎに、摺動部材2を移動させずして倣い部材3を図2中で右方向に移動すると、加工ローラ6の尖端6aがシリンダ体Cの内周から離れるようになり、シリンダ体Cの内周に形成される溝C3の深さが浅くなり、このとき、摺動部材2を併せて移動させることで、シリンダ体Cの内周面に形成される溝C3の深さを徐々に浅くし得ることになる。
なお、倣い部材3を図2中で左方向に大きく移動させる場合、すなわち、後退させる場合には、加工ローラ6を回転させずして尖端6aをシリンダ体Cの内周から離脱させること、すなわち、溝C3の形成を突然中止することが可能になる。
以上のことから、この発明による溝加工装置および溝加工方法にあっては、摺動部材2のガイド部材1に対する位置取りと、倣い部材3の摺動部材2に対する位置取り、すなわち、ホルダ部材4に対する位置取りの選択如何で、シリンダ体Cの内周に任意の深さおよび長さの溝C3を形成し得ることになる。
なお、前記したところは、シリンダ体Cおよびガイド部材1を固定側にして摺動部材2および倣い部材3を移動側にする設定としたが、これに代えて、図示しないが、摺動部材2および倣い部材3を固定側にして、シリンダ体Cおよびガイド部材1を移動側に設定するとしても良い。
以上のように、この発明にあっては、倣い部材の尖端部が摺動部材とホルダ部材における倣いローラとの間に導入されてホルダ部が傾動するときに、加工ローラの尖端がシリンダ体の内周に押し付けられて溝を形成するから、たとえば、シリンダ体における閉塞されているボトム端近くで最深となり、シリンダ体の開口端であるヘッド端に向けて徐々に浅くなるなど任意の深さの溝を形成することが可能になる。
その結果、この発明によれば、シリンダ体の内周に直線状の溝を形成するに際して、設定通りの操作を実現し得るようにして、所望の溝の形成を可能にし、たとえば、ガススプリングにおける汎用性の向上を期待するのに最適となる。
この発明の一実施形態による溝加工装置をシリンダ体と共に一部省略して示す部分縦断面図である。 溝加工装置でシリンダ体の内周に溝を形成した状態を図1と同様に示す図である。 図1中のY‐Y線位置でシリンダ体と共に溝加工装置を示す縦断面図である。
符号の説明
1 ガイド部材
1a ガイド面
2 摺動部材
2a 先端部
3 倣い部材
3a 尖端部
4 ホルダ部材
5 倣いローラ
6 加工ローラ
6a 尖端
C シリンダ体

Claims (5)

  1. シリンダ体内に固定状態に配置されてシリンダ体の軸線方向に沿う平坦なガイド面を有するガイド部材と、このガイド部材の平坦なガイド面上に載置されて外力作用でシリンダ体の軸線方向に移動可能とされながらシリンダ体内に臨在される先端部にホルダ部材を枢支してなる摺動部材と、この摺動部材上に載置されながら外力作用でシリンダ体の軸線方向に移動可能とされてシリンダ体内に臨在される尖端部が摺動部材とホルダ部材との間に導入可能とされる倣い部材とを有してなると共に、ホルダ部材が尖端をシリンダ体の内周に対向させる加工ローラを有してなり、倣い部材の尖端部が摺動部材とホルダ部材との間に導入されるときにホルダ部材が傾動して加工ローラの尖端をシリンダ体の内周に押し付けてなることを特徴とする溝加工装置
  2. ホルダ部材が倣い部材における尖端部上を転動する倣いローラを有してなる請求項1に記載の溝加工装置
  3. シリンダ体の軸線方向に沿う平坦なガイド面を有するガイド部材をシリンダ体内に固定状態に配置し、このガイド部材の平坦なガイド面上に外力作用でシリンダ体の軸線方向に移動可能とされながらシリンダ体内に臨在される先端部にホルダ部材を枢支する摺動部材を載置し、この摺動部材上に外力作用でシリンダ体の軸線方向に移動可能とされながらシリンダ体内に臨在される尖端部を摺動部材とホルダ部材との間に導入させる倣い部材を載置し、外力作用によって倣い部材における尖端部をホルダ部材と摺動部材との間に導入することでホルダ部材の尖端側を傾動させてこの傾動するホルダ部材に保持された加工ローラの尖端をシリンダ体の内周に押し付けながら外力作用によって摺動部材を前進させあるいは後退させてシリンダ体の内周に溝を形成することを特徴とする溝加工方法
  4. 摺動部材を移動させるときに、倣い部材を移動させてシリンダ体の内周に深さが任意に異なる溝を形成する請求項3に記載の溝加工方法
  5. シリンダ体およびガイド部材が固定側とされながら摺動部材および倣い部材に外力作用が実践され、あるいは、摺動部材および倣い部材が固定側とされながらシリンダ体およびガイド部材に外力作用が実践されてなる請求項3に記載の溝加工方法
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