JP2005134635A - 光書込装置及び画像形成装置 - Google Patents

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JP2005134635A JP2003370582A JP2003370582A JP2005134635A JP 2005134635 A JP2005134635 A JP 2005134635A JP 2003370582 A JP2003370582 A JP 2003370582A JP 2003370582 A JP2003370582 A JP 2003370582A JP 2005134635 A JP2005134635 A JP 2005134635A
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Abstract

【課題】 飛散トナーや粉塵が光書込ユニットを収容している外装ケース内に入り込むことを防止し、外装ケース内に入り込んだ飛散トナーや粉塵が光書込ユニットに付着することが原因となって発生する形成画像の品質低下を防止する。
【解決手段】 光書込ユニット20を収容する外装ケース21にレーザー光が通過する複数の開口部23a〜23dを形成する。送風手段22によって外装ケース21内に送風した空気を開口部23a〜23dから吹き出させる。開口部23a〜23dを、各開口部23a〜23dから吹き出す空気の風速が設定された値以上となるように2種類以上の異なる開口面積に形成する。各開口部23a〜23dから設定された値以上の風速で空気が吹き出すことにより、各開口部23a〜23dから外装ケース21内への飛散トナーや粉塵の入り込みが防止され、形成される画像品質が向上する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、光書込装置及び画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置では、半導体レーザーやポリゴンミラー等の光学部材を備えてレーザー光を発生させる光書込ユニットが設けられており、光書込ユニットから発生したレーザー光で像担持体を露光することにより像担持体上に静電潜像を書き込み、この静電潜像を現像器から供給されるトナーで現像することによりトナー像を形成している。像担持体上のトナー像は記録媒体に転写され、トナー像を転写された記録媒体が定着工程を経た後に画像形成装置外に排出される。
このような画像形成装置において、飛散トナーや粉塵が光書込ユニットを収容している外装ケース内に入り込むと、その飛散トナーや粉塵が光書込ユニットに付着してレーザー光が遮光され、形成される画像の品質が低下する。
光書込ユニットに飛散トナーや粉塵が付着することにより形成される画像の品質が低下した場合には、光書込ユニットを清掃しなければならず、この清掃作業には多大な労力と時間とを要する。
なお、光書込ユニットを収容している外装ケース内への飛散トナーや粉塵の入り込みは、像担持体や現像器を備えた画像形成部の下側に光書込ユニットが配置されている形式の画像形成装置において著しい。
そこで、飛散トナーや粉塵が光書込ユニット側に入り込むことを防止するため、画像形成部と光書込ユニットとの間に空気の流れ(エアーフロー)を発生させるようにした発明が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−138574公報
しかし、特許文献1で提案されている発明では、飛散トナーや粉塵が空気の流れで飛ばされるとき、飛散トナーや粉塵が光書込ユニット側に向けて飛ばされる場合もあり、確実な効果が得られない。
本発明の目的は、飛散トナーや粉塵が光書込ユニットを収容している外装ケース内に入り込むことを防止し、飛散トナーや粉塵が光書込ユニットに付着することが原因となって発生する形成画像の品質低下を防止することである。
請求項1記載の発明の光書込装置は、光書込用の複数のレーザー光を発生させる光書込ユニットと、前記光書込ユニットを収容し、個々の前記レーザー光が通過する複数の開口部が形成された外装ケースと、前記外装ケース内に空気を送風する送風手段と、を具備し、複数の前記開口部は、前記送風手段により送風された空気が前記開口部から吹き出すときに個々の前記開口部から吹き出す空気の風速が設定された値以上となるように2種類以上の異なる開口面積に形成されている。
したがって、送風手段により空気が外装ケース内に送風されると、外装ケース内の気圧が高くなり、レーザー光が通過する開口部から空気が吹き出す。しかも、外装ケースに形成された複数の開口部は、2種類以上の異なる開口面積に形成され、各開口部から吹き出す空気の風速が設定された値以上とされている。このため、各開口部からは設定された値以上の風速で空気が吹き出すので、或る開口部からは高速で空気が吹き出して他の開口部から吹き出す空気の風速が低くなり、風速が低い開口部から飛散トナーや粉塵が入り込むことが防止され、全ての開口部から飛散トナーや粉塵の入り込みが防止される。これにより、開口部から外装ケース内に入り込んだ飛散トナーや粉塵が光書込ユニットに付着することが原因となって発生する形成画像の品質低下が防止される。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の光書込装置において、2以上の前記開口部からは1つの前記送風手段により送風された空気が吹き出している。
したがって、使用する送風手段の数を開口部の数より少なくすることができ、安価な構造となる。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の光書込装置において、1つの前記送風手段により送風される空気が吹き出す2以上の前記開口部は、送風方向の下流側に位置する前記開口部の開口面積が送風方向の上流側に位置する前記開口部の開口面積より大きいか同じである。
したがって、1つの送風手段により送風される空気が吹き出す開口部が2以上ある場合、送風方向の下流側に位置する開口部の開口面積が送風方向の上流側に位置する開口部の開口面積より大きいか同じとすることにより、上流側に位置する開口部から空気が多量に吹き出すことを抑え、各開口部から吹き出す空気の風速を設定された値以上に維持することが可能となる。
請求項4記載の発明は、請求項1ないし3のいずれか一記載の光書込装置において、前記送風手段により送風される空気をその空気が吹き出す前記開口部に導くようにガイドする送風ガイドが設けられている。
したがって、各開口部から吹き出す空気の風速が設定された値以上となるように精度良く維持される。
請求項5記載の発明の光書込装置は、光書込用の複数のレーザー光を発生させる光書込ユニットと、前記光書込ユニットを収容し、個々の前記レーザー光が通過する複数の開口部が形成された外装ケースと、個々の前記開口部に対応して1つずつ設けられ、それぞれの前記開口部から設定された値以上の風速で空気を吹き出させる複数の送風手段と、を具備する。
したがって、個々の送風手段により送風された空気は、個々の送風手段に対応する個々の開口部から吹き出し、各開口部から吹き出す空気の風速が設定した値以上に高精度に維持される。このため、全ての開口部から飛散トナーや粉塵の入り込みが防止され、開口部から外装ケース内に入り込んだ飛散トナーや粉塵が光書込ユニットに付着することが原因となって発生する形成画像の品質低下が防止される。
請求項6記載の発明は、請求項5記載の光書込装置において、前記送風手段は前記開口部の長手方向に沿った一端側に配置され、個々の前記送風手段により送風される空気を個々の前記開口部に導くようにガイドする送風ガイドが前記外装ケース内に設けられている。
したがって、個々の送風手段により送風された空気が各送風手段に対応する開口部に確実に案内され、各開口部から吹き出す空気の風速が設定された値以上に確実に維持される。
請求項7記載の発明は、請求項6記載の光書込装置において、前記開口部の開口幅寸法は、前記送風手段に近い側が最も小さく形成され、前記送風手段から離れるにつれて次第に大きく形成されている。
したがって、開口部の長手方向において、送風手段に近い側から吹き出す空気の風速が高くなり、送風手段から離れた側から吹き出す空気の風速が低くなることが発生せず、開口部の長手方向の全域において吹き出す空気の風速は設定した値以上に維持され、開口部から外装ケース内への飛散トナーや粉塵の入り込みが確実に防止される。
請求項8記載の発明は、請求項1ないし7のいずれか一記載の光書込装置において、前記光書込ユニットは、複数の光学部材とこれらの光学部材を収納する内部ケースとを具備し、前記内部ケースに前記開口部に向かうレーザー光が通過する内部スリットが形成され、前記内部スリットがレーザー光の透過を許容する防塵ガラスで閉止されている。
したがって、飛散トナーや粉塵が開口部から外装ケース内へ入り込むことが防止され、内部ケースに設けられている防塵ガラスに飛散トナーや粉塵が付着することが防止され、飛散トナーや粉塵が防塵ガラスに付着することが原因となって発生する形成画像の品質低下が防止される。
請求項9記載の発明は、請求項8記載の光書込装置において、前記光書込ユニットは、前記外装ケース内に着脱可能に取り付けられている。
したがって、光書込ユニットに何らかの不具合が生じた場合、内部ケースごと光書込ユニット全体を交換することができ、メンテナンス性が向上する。
請求項10記載の発明は、請求項8又は9記載の光書込装置において、前記光学部材の1つであるポリゴンミラーを回転駆動させるポリゴンモータが前記内部ケース内に収容され、前記送風手段により送風された空気を前記ポリゴンモータの近傍を通過させる空冷用通風路が前記内部ケースの外周部に形成されている。
したがって、外装ケース内に送風された空気が内部ケースの外周部に形成された冷却用通風路内を通過することにより、高速回転に伴って発熱するポリゴンモータの空冷を行える。
請求項11記載の発明は、請求項11記載の光書込装置において、前記内部ケースにおける前記冷却用通風路が形成された部分であって前記ポリゴンモータの近傍部分が熱伝導性の高い金属板で形成されている。
したがって、金属板からの放熱が良好に行われ、ポリゴンモータの空冷効果が高くなる。
請求項12記載の発明は、請求項1ないし11のいずれか一記載の光書込装置において、前記送風手段の駆動により前記外装ケース内に送風される空気が吸入される吸気通路の吸気側端部が画像形成装置の装置本体の外部に開口されている。
したがって、画像形成装置の装置本体内の空気には飛散トナーや粉塵が含まれていることがあるが、外装ケース内に送風する装置本体外の空気には飛散トナーや粉塵が含まれておらず、送風手段によって送風された空気が原因となる外装ケース内への飛散トナーや粉塵の入り込みが防止される。
請求項13記載の発明は、請求項12記載の光書込装置において、前記吸気通路内にフィルタが設けられている。
したがって、外装ケース内に向けて送風される空気中に粉塵が含まれていても、その粉塵をフィルタで除去することができ、外装ケース内への粉塵の入り込みが防止される。
請求項14記載の発明は、請求項13記載の光書込装置において、前記フィルタが着脱可能に設けられている。
したがって、フィルタが汚れた場合にはフィルタを交換することができる。
請求項15記載の発明は、請求項1ないし14のいずれか一記載の光書込装置において、前記送風手段はファンである。
したがって、簡単でコンパクトな構造で送風を行える。
請求項16記載の発明は、請求項1ないし14のいずれか一記載の光書込装置において、前記送風手段は蛇腹ポンプである。
したがって、簡単でコンパクトな構造で送風を行える。
請求項17記載の発明は、請求項1ないし14のいずれか一記載の光書込装置において、前記送風手段はモノポンプである。
したがって、簡単でコンパクトな構造で送風を行える。
請求項18記載の発明の画像形成装置は、請求項1ないし17のいずれか一記載の光書込装置において、装置本体内に設けられ、電子写真方式で像担持体上にトナー像を形成する画像形成部と、前記像担持体上に静電潜像の書き込みを行う請求項1ないし17のいずれか一記載の光書込装置と、を具備する。
したがって、この画像形成装置では、請求項1ないし17のいずれか一記載の発明と同様の作用を奏する。
請求項19記載の発明は、請求項18記載の画像形成装置において、前記装置本体内の空気であって前記外装ケースの外部の空気を前記装置本体外に排気する排気手段が設けられている。
したがって、排気手段が駆動されることにより装置本体内における外装ケースの外部の気圧が大気圧より低くなり、外装ケースの開口部から吹き出す空気の風速がアップし、飛散トナーや粉塵が開口部から外装ケース内へ入り込むことを防止する効果が高くなり、飛散トナーや粉塵が外装ケース内に入り込むことが原因となって発生する形成画像の品質低下が防止される。また、排気手段により、装置本体内に存在する飛散トナーや粉塵が除去され、飛散トナーや粉塵が開口部から外装ケース内へ入り込むことがさらに防止される。
請求項20記載の発明は、請求項18又は19記載の画像形成装置において、前記画像形成部は、前記装置本体に対して着脱可能に取り付けられたプロセスカートリッジを備えている。
ここで、プロセスカートリッジとは、電子写真方式で画像形成を行うために用いられる帯電手段、現像手段、クリーニング手段の少なくとも1つを像担持体と共にカートリッジケース内に収容保持したものであり、画像形成装置に対して着脱可能に取り付けられている。
したがって、このようなプロセスカートリッジを備えた画像形成装置においても、請求項18又は19記載の画像形成装置と同様の作用を奏する。
請求項1記載の発明によれば、複数の各開口部からは設定された値以上の風速で空気が吹き出すので、全ての開口部から外装ケース内へ飛散トナーや粉塵が入り込むことを防止でき、開口部から外装ケース内に入り込んだ飛散トナーや粉塵が光書込ユニットに付着することが原因となって発生する形成画像の品質低下を防止できる。
請求項2記載の発明によれば、使用する送風手段の数を開口部の数より少なくすることができ、安価な構造とすることができる。
請求項3記載の発明によれば、1つの送風手段により送風される空気が吹き出す開口部が2以上ある場合において、それらの各開口部から吹き出す空気の風速を設定された値以上に維持することができる。
請求項4記載の発明によれば、各開口部から吹き出す空気の風速を設定された値以上に精度良く維持することができる。
請求項5記載の発明によれば、各開口部から吹き出す空気の風速を設定した値以上に高精度に維持することができ、全ての開口部から外装ケース内への飛散トナーや粉塵の入り込みを防止でき、開口部から外装ケース内に入り込んだ飛散トナーや粉塵が光書込ユニットに付着することが原因となって発生する形成画像の品質低下を防止できる。
請求項6記載の発明によれば、個々の送風手段により送風された空気を各送風手段に対応する開口部に確実に案内でき、各開口部から吹き出す空気の風速を設定された値以上に確実に維持できる。
請求項7記載の発明によれば、開口部の長手方向の全域において吹き出す空気の風速を設定した値以上に維持することができ、開口部から外装ケース内への飛散トナーや粉塵の入り込みを確実に防止できる。
請求項8記載の発明によれば、飛散トナーや粉塵が開口部から外装ケース内へ入り込んで内部ケースの防塵ガラスに付着することを防止でき、飛散トナーや粉塵が防塵ガラスに付着することが原因となって発生する形成画像の品質低下を防止できる。
請求項9記載の発明によれば、光書込ユニットに何らかの不具合が生じた場合、内部ケースごと光書込ユニット全体を交換することができ、メンテナンス性を向上させることができる。
請求項10記載の発明によれば、外装ケース内に送風された空気を利用して、高速回転に伴って発熱するポリゴンモータの空冷を行うことができる。
請求項11記載の発明によれば、ポリゴンモータの空冷効果を高めることができる。
請求項12記載の発明によれば、外装ケース内へ送風する空気中に含まれるトナー粉や粉塵をフィルタで除去することができ、送風手段によって送風された空気が原因となる外装ケース内への飛散トナーや粉塵の入り込みを防止できる。
請求項13記載の発明によれば、外装ケース内に向けて送風される空気中に粉塵が含まれていても、その粉塵をフィルタで除去することができ、外装ケース内への粉塵の入り込みを防止できる。
請求項14記載の発明によれば、フィルタが汚れた場合にはフィルタを交換することができる。
請求項15記載の発明によれば、簡単でコンパクトな構造で送風を行うことができる。
請求項16記載の発明によれば、簡単でコンパクトな構造で送風を行うことができる。
請求項17記載の発明によれば、簡単でコンパクトな構造で送風を行うことができる。
請求項18記載の発明によれば、請求項1ないし17のいずれか一記載の発明と同様の効果を奏することができる。
請求項19記載の発明によれば、外装ケースの開口部から吹き出す空気の風速をアップさせることができ、飛散トナーや粉塵が開口部から外装ケース内へ入り込むことを防止する効果を高めることができる。
請求項20記載の発明によれば、プロセスカートリッジを備えた画像形成装置においても、請求項18又は19記載の画像形成装置と同様の効果を奏することができる。
本発明の第1の実施の形態を図1ないし図3に基づいて説明する。図1は画像形成装置であるカラープリンタの内部の概略構造を示す側面図、図2は光書込装置の概略構造を示す側面図、図3はその平面図である。
まず、カラープリンタ1の内部構造について説明する。このカラープリンタ1の装置本体2内には、画像形成部3、光書込装置4、給紙カセット5、定着装置6等が設けられている。
画像形成部3は、それぞれ異なる色のトナー像を形成する4つのプロセスカートリッジ7Y,7C,7M,7K(Y、C、M、Kの添え字はそれぞれイエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの色を意味する。また、これらの添え字は必要に応じて割愛する。)、これらのプロセスカートリッジ7の上側に位置する中間転写ユニット8、二次転写ローラ9等から構成されている。
4つのプロセスカートリッジ7の構造は同じであり、矢印方向に回転駆動される像担持体である感光体10、この感光体10の周囲に静電写真プロセスの順に配置された帯電ローラ11、現像器12、クリーニング器13、これらの画像形成用の各部材10〜13を収容するカートリッジケース(図示せず)等により構成され、各プロセスカートリッジ7ごとに装置本体2に対して着脱可能に取り付けられている。
中間転写ユニット8は、中間転写ベルト14、中間転写ベルト14を回転可能に支持する複数のローラ15、4つの一次転写ローラ16、クリーニング器17等により構成されている。中間転写ベルト15は、例えば、基体の厚さが50〜600μmの樹脂フィルム或いはゴムを基体とするベルトであって、感光体10上のトナー像を転写可能とする抵抗値を有している。
光書込装置4は、画像形成部3の下側に配置され、各色ごとの画像データに対応するレーザー光を感光体10の表面に向けて照射し、感光体10の表面に静電潜像を書き込む。この光書込装置4については、後から詳しく説明する。
給紙カセット5内には記録用紙Sが収容保持され、この記録用紙Sは給紙ローラ18により一枚ずつ分離して給紙される。
定着装置6は、定着ローラ6aと加圧ローラ6bとを備え、トナー像が転写された記録用紙Sに熱と圧力とを加えることによりそのトナー像を記録用紙Sに定着する。
このような構成において、このカラープリンタ1の基本的な動作について説明する。光書込装置4から画像データに応じたレーザー光が出射され、このレーザー光が各感光体10の表面に照射されることにより各感光体10上に静電潜像が書き込まれる。この静電潜像に対して現像器12からトナーが供給され、静電潜像がトナーで現像されることによりトナー像が形成される。感光体10上の各色のトナー像は、感光体10と同期して移動する中間転写ベルト14上に一次転写ローラ16の転写作用で転写される。そして、各感光体10上に形成された異なる色のトナー像が中間転写ベルト14上に順次転写されることにより、中間転写ベルト14上にはカラートナー像が形成される。
中間転写ベルト14上のカラートナー像は、給紙カセット5から給紙されて二次転写ローラ9と中間転写ベルト14との間の転写位置に送り込まれた記録用紙Sに二次転写ローラ9の転写作用で転写される。カラートナー像が転写された記録用紙Sは定着装置6で定着処理され、定着処理後に装置本体2の上面部に形成されている排紙トレイ19上に排紙される。
このような構成の下、本実施の形態の特徴的部分について順次説明する。光書込装置4は、光書込用のレーザー光を発生させる光書込ユニット20と、光書込ユニット20を収容する外装ケース21と、外装ケース21内に空気を送風する送風手段であるファン22と、吸気通路30とを備えている。
外装ケース21の上面部分には、レーザー光が通過する開口部である4本のスリット23a,23b,23c,23dが形成されている。各スリット23a〜23dは、それぞれ異なる色のトナー像を形成する各プロセスカートリッジ7の各感光体10に対向する位置に形成され、感光体10の軸方向と平行に形成されている。各スリット23a〜23dの開口面積は、後述するように異なる値に設定されている。
光書込ユニット20は、レーザー光を出射する光学部材である4つの半導体レーザー(図示せず)と、半導体レーザーから出射されたレーザー光を反射させる光学部材であるポリゴンミラー24と、ポリゴンミラー24を回転駆動させるポリゴンモータ25と、ポリゴンミラー24で反射したレーザー光をスリット23a〜23dに向けて反射させる光学部材である複数のミラー26とを具備し、これらの半導体レーザー、ポリゴンミラー24、ポリゴンモータ25、複数のミラー26が内部ケース27内に収容されている。内部ケース27には、スリット23a〜23dに向かうレーザー光が通過する内部スリット28が形成されている。この内部スリット28も4本形成され、感光体10の軸方向と平行に形成されている。これらの内部スリット28は、レーサー光の透過を許容する防塵ガラス29で閉止されている。光書込ユニット20は、外装ケース21に対して着脱自在に取り付けられている。外装ケース21内には、光書込ユニット20を位置決めしてロックするロック機構(図示せず)が設けられている。
なお、4つの半導体レーザーから出射されるレーザー光は、それぞれ、Y、M、C、Kの各色の画像データに応じて出射されるものであり、これらのレーザー光が各プロセスカートリッジ7の感光体10上に照射されることにより各感光体10上に各色に対応した静電潜像が書き込まれる。
吸気通路30は、装置本体2の外部と外装ケース21内とを連通するように位置付けられ、外装ケース21内における吸気通路30が接続された箇所にファン22が配置され、ファン22が駆動されることにより装置本体2の外部の空気が吸気通路30内を通って外装ケース21内に送風される。なお、図3に示すように、吸気通路30とファン22とは、スリット23の長手方向に沿った両側に一対設けられている。吸気通路30の装置本体2の外部に開口する側の端部には集塵用のフィルタ31が取り付けられている。このフィルタ31により、ファン22の駆動によって外装ケース21内に送風される空気中から粉塵が除去される。また、このフィルタ31は、装置本体2の外部から着脱可能に取り付けられている。ファン22の駆動により外装ケース21内に空気が送風されると、その空気は、矢印で示すように外装ケース21の内周面と内部ケース27の外周面とにより囲まれた空間内を流れ、矢印で示すように外装ケース21に形成されているスリット23a〜23dから外装ケース21外に吹き出す。
スリット23a〜23dの開口面積は上述したように各スリット23a〜23dにおいて異なり、ファン22により外装ケース21内に送風される空気の送風方向上流側に位置するスリット23aの開口面積が最も小さく形成され、送風方向の下流側に位置するスリット23b〜23dになるにつれて開口面積が次第に大きく形成されている。スリット23a〜23dの開口面積をファン22による送風方向の上流側から下流側へ向かうにつれて次第に大きく形成することにより、送風方向の上流側に位置するスリット(例えば、23a)から多量の空気が吹き出してしまい、下流側に位置するスリット(例えば、23d)から吹き出す空気の量が少なくなるとともに吹き出す空気の風速が著しく低下することが防止される。なお、各スリット23a〜23dの開口面積は、各スリット23a〜23dから吹き出す空気の風速が設定された値(例えば、1m/秒)以上となるように設計されている。各スリット23a〜23dの開口面積を変えるためには、各スリット23a〜23dの幅寸法(スリット23a〜23dの配列方向に沿った方向の寸法)、長さ寸法(長手方向の寸法)の少なくとも一方を変えればよい。
内部ケース27の外周部には、ポリゴンモータ25を空冷するための冷却用通風路33が形成されている。内部ケース27内におけるポリゴンモータ25とポリゴンミラー24とが配置されている領域は、レーザー光の透過を許容する防音ガラス34で仕切られており、その領域の上部をへこませることにより冷却用通風路33が形成され、この冷却用通風路33はポリゴンモータ25に近接している。冷却用通風路33は、ファン22により外装ケース21内に送風されてスリット23c,23dに向かう空気が流れる位置に形成されており、外装ケース21内に送風された空気が冷却用通風路33内を通過することによりポリゴンモータ25から発生した熱がその空気中に放熱され、ポリゴンモータ25の空冷が促進される。さらに、内部ケース27における冷却用通風路33を形成する部分であってポリゴンミラー24の上方部分が、熱伝導性の高い金属板35で形成されている。このため、ポリゴンモータ25から発生した熱が金属板35から冷却用通風路33内を通過する空気中に良好に放熱され、ポリゴンモータ25の空冷効果が高くなる。
このような構成において、画像形成時にファン22を駆動させることにより、装置本体2の外部の空気が吸気通路30内を通って外装ケース21内に送風される。装置本体2外の空気は、装置本体2内の空気に比べて飛散トナーや粉塵の含有量が大幅に少なく、しかも、装置本体2外の空気が外装ケース21内に送風される前に空気中に含まれる粉塵はフィルタ31で除去されるので、外装ケース21内には清浄な空気が送風されることになる。
外装ケース21内に送風された空気は、矢印で示すように外装ケース21内を流れ、スリット23a〜23dから外装ケース21外に吹き出す。スリット23a〜23dの開口面積が、外装ケース21内への空気の送風方向の上流側のスリット23aが最も小さく形成され、送風方向の下流側のスリット23b、23c、23dになるほど次第に大きく形成されているので、送風方向の上流側のスリット(例えば、23a)から多量の空気が吹き出してしまい、下流側のスリット(例えば、23d)から吹き出す空気量が著しく低下することが防止され、全てのスリット23a〜23dから吹き出す空気の風速が設定された値以上となるように調整される。このようにして、各スリット23a〜23dから設定された値以上の風速で空気が吹き出すことにより、装置本体2内に浮遊している飛散トナーや粉塵が各スリット23a〜23dから外装ケース21内に入り込むことが防止される。このため、外装ケース21内に入り込んだ飛散トナーや粉塵が内部ケース27に設けられている防塵ガラス29に付着することが防止され、飛散トナーや粉塵が防塵ガラス29に付着することが原因となって発生する形成画像の品質低下が防止される。
なお、本実施の形態では、ファン22を2つ設けた場合を例に挙げて説明したが、このファン22の数についての制約はなく、1つでもよく、又は、3つ以上設けてもよい。
また、各スリット23a〜23dの開口面積について、本実施の形態では全てのスリット23a〜23dの開口面積を異ならせた場合を例に挙げて説明したが、必ずしも全てのスリット23a〜23dの開口面積を異ならせる必要はなく、4つのスリット23a〜23dにおいて2種類以上の開口面積を有して各スリット23a〜23dから吹き出す空気の風速が設定された値以上となればよい。例えば、上流側の2つのスリットの開口面積を同じにし、下流側の2つのスリットの開口面積を同じにするとともに上流側のスリットの開口面積より大きく形成してもよい。又は、上流側の3つのスリットの開口面積を同じにして下流側の1つのスリットの開口面積を上流側の3つのスリットの開口面積より大きく形成してもよく、又は、下流側の3つのスリットの開口面積を同じにして上流側のスリットの開口面積を下流側のスリットの開口面積より小さく形成してもよい。
また、本実施の形態では、送風手段としてファン22を例に挙げて説明したが、このファン22に代えて、蛇腹ポンプやモノポンプを使用してもよい。蛇腹ポンプは、蛇腹状の伸縮体をモータの駆動により伸縮させ、その伸縮に伴って伸縮体内への空気の吸入と伸縮体外への空気との吐出とを行わせるポンプであり、吐出された空気が外装ケース21内に送風される。モノポンプは、モータの駆動により筒体内でロータを回転させ、ロータの回転に伴って筒体の一端側から空気を吸入してその空気を筒体の他端側へ吐出するポンプであり、吐出された空気が外装ケース21内に送風される。
本発明の第2の実施の形態を図4に基づいて説明する。なお、先行して説明した他の実施の形態と同じ部分は同じ符号で示し、説明も省略する(以下の実施の形態でも同じ)。
本実施の形態では、第1の実施の形態と同じように、外装ケース21内へ空気を送風する送風手段である2つのファン22a,22bが設けられ、一方のファン22aにより送風された空気が2つのスリット23a,23bから吹き出し、他方のファン22bにより送風された空気が2つのスリット23c,23dから吹き出すように構成されている。
一方のファン22aにより送風された空気を2つのスリット23a,23bに導くようにガイドする板状の送風ガイド41が、外装ケース21の内側面と内部ケース27の外側面との間を仕切るように設けられている。また、他方のファン22bにより送風された空気を2つのスリット23c,23dに導くようにガイドする送風ガイド42,43が設けられている。送風ガイド43は、外装ケース21の内側面と内部ケース27の外側面との間を仕切るように設けられている板状の部材であり、送風ガイド42はダクト状の部材である。
一方のファン22aにより送風された空気が吹き出すスリット23a,23bにおいては、送風方向の上流側に位置するスリット23aの開口面積が小さく形成され、送風方向の下流側に位置するスリット23bの開口面積が大きく形成されている。これにより、一方のファン22aにより送風された空気がスリット23a,23bから吹き出すとき、2つのスリット23a,23bから吹き出す空気の風速が設定された値以上となるように調整されている。
他方のファン22bにより送風された空気が吹き出すスリット23c,23dにおいては、送風方向の上流側に位置するスリット23cの開口面積が小さく形成され、送風方向の下流側に位置するスリット23bの開口面積が大きく形成されている。これにより、他方のファン22bにより送風された空気がスリット23c,23dから吹き出すとき、2つのスリット23c,23dから吹き出す空気の風速が設定された値以上となるように調整されている。
ここで、送風ガイド41〜43を設けているので、一方のファン22aにより送風された空気を精度よくスリット23a,23bから吹き出させることができ、他方のファン22bにより送風された空気を精度よくスリット23c,23dから吹き出させることができ、各スリット23a〜23dから吹き出す空気の風速を精度良く設定された値以上に維持することができる。
また、各スリット23a〜23dごとにファン22を設ける必要がなく、安価な構造となる。
本発明の第3の実施の形態を図5に基づいて説明する。本実施の形態では、第1の実施の形態と同じように、外装ケース21内へ空気を送風する2つのファン22a,22bが設けられ、一方のファン22aにより送風された空気が3つのスリット23a〜23cから吹き出し、他方のファン22bにより送風された空気が1つのスリット23dから吹き出すように構成されている。
一方のファン22aにより送風された空気を3つのスリット23a〜23cに導くようにガイドする板状の送風ガイド41が、外装ケース21の内側面と内部ケース27の外側面との間を仕切るように設けられている。また、他方のファン22bにより送風された空気を1つのスリット23dに導くようにガイドする送風ガイド45,46が設けられている。送風ガイド46は、外装ケース21の内側面と内部ケース27の外側面との間を仕切るように設けられている板状の部材であり、送風ガイド45はダクト状の部材である。
一方のファン22aにより送風された空気が吹き出すスリット23a〜23cにおいては、送風方向の上流側に位置するスリット23aの開口面積が最も小さく形成され、スリット23bの開口面積はスリット23aの開口面積よりも大きく形成され、スリット23cの開口面積はスリット23bの開口面積より大きく形成されている。これにより、一方のファン22aにより送風された空気がスリット23a〜23cから吹き出すとき、3つのスリット23a〜23cから吹き出す空気の風速が設定された値以上となるように調整されている。
他方のファン22bにより送風された空気が吹き出すスリット23dの開口面積は、スリット23cと同程度又はスリット23cより大きく形成されている。これにより、スリット23dから吹き出す空気の風速は設定された値以上となるように調整されている。
ここで、本実施の形態においても、送風ガイド44〜46を設けているので、一方のファン22aにより送風された空気を精度よくスリット23a〜23cから吹き出させることがき、他方のファン22bにより送風された空気を精度よくスリット23dから吹き出させることができ、各スリット23a〜23dから吹き出す空気の風速を精度良く設定された値以上に維持することができる。
また、各スリット23a〜23dごとにファン22を設ける必要がなく、安価な構造となる。
本発明の第4の実施の形態を図6に基づいて説明する。本実施の形態の光書込装置51は、光書込用のレーザー光を発生させる光書込ユニット20と、光書込ユニット20を収容する外装ケース21と、外装ケース21内に空気を送風する送風手段であるファン22と、吸気通路30とを備えている。
外装ケース21の上面部分には開口部である4本のスリット52が形成され、ファン22は各スリット52に1つずつ対応して4つ設けられている。また、ファン22はスリット52の長手方向に沿った一端側に配置されている。
外装ケース21内には、ファン22により外装ケース21内に送風された空気を個々のファン22に対応する個々のスリット52に導くようにガイドする複数の送風ガイド53が設けられている。これらの送風ガイド53は、外装ケース21の内側面と内部ケース27の外側面との間を仕切る板状に形成されている。
また、各スリット52の開口幅寸法は、ファン22に近い側が最も小さく形成され、ファン22から離れるにつれて次第に大きく形成されている。
このような構成において、画像形成時にファン22を駆動させることにより、装置本体2の外部の空気が吸気通路30内を通って外装ケース21内に送風され、各ファン22から送風された空気が各スリット52から吹き出す。このため、各スリット52から設定された値以上の風速で空気を吹き出させることができ、装置本体2内に浮遊している飛散トナーや粉塵がスリット52から外装ケース21内に入り込むことを防止できる。しかも、各スリット52を仕切る送風ガイド53が設けられているので、各スリット52から吹き出す空気の風速を設定された値以上に高精度に維持することができる。
また、各スリット52の開口幅寸法が、ファン22側が小さく形成されてファン22から離れるにつれて次第に大きく形成されているので、スリット52の長手方向において、各スリット52においてファン22に近い側から多量の空気が吹き出してファン22から離れた側から吹き出す空気量が少なくなることが防止され、ファン22に近い側から吹き出す空気の風速が高くなってファン22から離れた側で吹き出す空気の風速が低くなることが発生しない。このため、スリット52の長手方向の全域において吹き出す空気の風速を設定した値以上に維持することができ、スリット52から外装ケース21内への飛散トナーや粉塵の入り込みが確実に防止される。
本発明の第5の実施の形態を図7に基づいて説明する。本実施の形態は、第1の実施の形態で説明したカラープリンタ1において、排気手段であるファン61とフィルタ62とが装置本体2内に設けられている。ファン61が駆動されることにより、装置本体2内の空気であって外装ケース21の外部の空気が装置本体2外に排気される。フィルタ62は、装置本体2外に排気される空気中に含まれる飛散トナーや粉塵を集塵する。
このような構成において、画像形成時にファン61を駆動させることにより、装置本体2内における外装ケース21の外部の気圧が大気圧より低くなる。このため、ファン22の駆動により外装ケース21内に送風された空気がスリット23a〜23dから吹き出すときの風速がアップし、スリット23a〜23dから外装ケース21内への飛散トナーや粉塵の入り込みがより一層防止される。これにより、飛散トナーや粉塵が外装ケース21内に入り込むことが原因となって発生する形成画像の品質低下がより一層効果的に防止される。
また、ファン61の駆動により装置本体2内に浮遊している飛散トナーや粉塵がフィルタ62で集塵されるので、装置本体2内に存在する飛散トナーや粉塵の量が少なくなり、飛散トナーや粉塵がスリット23a〜23dから外装ケース21内へ入り込むことがさらに防止される。
本発明の第1の実施の形態のカラープリンタの内部の概略構造を示す側面図である。 光書込装置の概略構造を示す側面図である。 その平面図である。 本発明の第2の実施の形態の光書込装置の概略構造を示す平面図である。 本発明の第3の実施の形態の光書込装置の概略構造を示す平面図である。 本発明の第4の実施の形態の光書込装置の概略構造を示す平面図である。 本発明の第5の実施の形態のカラープリンタの内部の概略構造を示す側面図である。
符号の説明
2 装置本体
3 画像形成部
4 光書込装置
7 プロセスカートリッジ
10 像担持体
20 光書込ユニット
21 外装ケース
22 送風手段、ファン
22a,22b 送風手段、ファン
23a,23b,23c,23d 開口部
24 光学部材、ポリゴンミラー
25 ポリゴンモータ
26 光学部材、ミラー
27 内部ケース
28 内部スリット
29 防塵ガラス
30 吸気通路
31 フィルタ
33 冷却用通風路
35 金属板
41,42,43 送風ガイド
44,45,46 送風ガイド
51 光書込装置
52 開口部
53 送風ガイド
61 排気手段、ファン

Claims (20)

  1. 光書込用の複数のレーザー光を発生させる光書込ユニットと、
    前記光書込ユニットを収容し、個々の前記レーザー光が通過する複数の開口部が形成された外装ケースと、
    前記外装ケース内に空気を送風する送風手段と、
    を具備し、
    複数の前記開口部は、前記送風手段により送風された空気が前記開口部から吹き出すときに個々の前記開口部から吹き出す空気の風速が設定された値以上となるように2種類以上の異なる開口面積に形成されている光書込装置。
  2. 2以上の前記開口部からは1つの前記送風手段により送風された空気が吹き出す請求項1記載の光書込装置。
  3. 1つの前記送風手段により送風される空気が吹き出す2以上の前記開口部は、送風方向の下流側に位置する前記開口部の開口面積が送風方向の上流側に位置する前記開口部の開口面積より大きいか同じである請求項2記載の光書込装置。
  4. 前記送風手段により送風される空気をその空気が吹き出す前記開口部に導くようにガイドする送風ガイドが設けられている請求項1ないし3のいずれか一記載の光書込装置。
  5. 光書込用の複数のレーザー光を発生させる光書込ユニットと、
    前記光書込ユニットを収容し、個々の前記レーザー光が通過する複数の開口部が形成された外装ケースと、
    個々の前記開口部に対応して1つずつ設けられ、それぞれの前記開口部から設定された値以上の風速で空気を吹き出させる複数の送風手段と、
    を具備する光書込装置。
  6. 前記送風手段は前記開口部の長手方向に沿った一端側に配置され、個々の前記送風手段により送風される空気を個々の前記開口部に導くようにガイドする送風ガイドが前記外装ケース内に設けられている請求項5記載の光書込装置。
  7. 前記開口部の開口幅寸法は、前記送風手段に近い側が最も小さく形成され、前記送風手段から離れるにつれて次第に大きく形成されている請求項6記載の光書込装置。
  8. 前記光書込ユニットは、複数の光学部材とこれらの光学部材を収納する内部ケースとを具備し、前記内部ケースに前記開口部に向かうレーザー光が通過する内部スリットが形成され、前記内部スリットがレーザー光の透過を許容する防塵ガラスで閉止されている請求項1ないし7のいずれか一記載の光書込装置。
  9. 前記光書込ユニットは、前記外装ケース内に着脱可能に取り付けられている請求項8記載の光書込装置。
  10. 前記光学部材の1つであるポリゴンミラーを回転駆動させるポリゴンモータが前記内部ケース内に収容され、前記送風手段により送風された空気を前記ポリゴンモータの近傍を通過させる空冷用通風路が前記内部ケースの外周部に形成されている請求項8又は9記載の光書込装置。
  11. 前記内部ケースにおける前記冷却用通風路が形成された部分であって前記ポリゴンモータの近傍部分が熱伝導性の高い金属板で形成されている請求項11記載の光書込装置。
  12. 前記送風手段の駆動により前記外装ケース内に送風される空気が吸入される吸気通路の吸気側端部が画像形成装置の装置本体の外部に開口されている請求項1ないし11のいずれか一記載の光書込装置。
  13. 前記吸気通路内にフィルタが設けられている請求項12記載の光書込装置。
  14. 前記フィルタが着脱可能に設けられている請求項13記載の光書込装置。
  15. 前記送風手段はファンである請求項1ないし14のいずれか一記載の光書込装置。
  16. 前記送風手段は蛇腹ポンプである請求項1ないし14のいずれか一記載の光書込装置。
  17. 前記送風手段はモノポンプである請求項1ないし14のいずれか一記載の光書込装置。
  18. 装置本体内に設けられ、電子写真方式で像担持体上にトナー像を形成する画像形成部と、
    前記像担持体上に静電潜像の書き込みを行う請求項1ないし17のいずれか一記載の光書込装置と、
    を具備する画像形成装置。
  19. 前記装置本体内の空気であって前記外装ケースの外部の空気を前記装置本体外に排気する排気手段が設けられている請求項18記載の画像形成装置。
  20. 前記画像形成部は、前記装置本体に対して着脱可能に取り付けられたプロセスカートリッジを備えている請求項18又は19記載の画像形成装置。

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