JP2005132289A - 車両ステアリングホイール用トレイ、及び自動車 - Google Patents

車両ステアリングホイール用トレイ、及び自動車 Download PDF

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Abstract

【課題】 ステアリングホイールの上面を略水平となる跳ね上げ位置まで跳ね上げた際、車室内でのレジャーシーンをより拡張するため、略水平になったステアリングホイールの有効利用を図ること。
【解決手段】 略水平に跳ね上げたステアリングホイールSWの上に、載置可能なトレイ90が設けてある。このトレイ90は、複数の貫通孔84内に夫々挿入可能な複数個の突出部91を備えている。これらの突出部91の上面側は、凹陥部92となっており、飲み物や食品、小物等を載置できるようになっている。また、略水平のステアリングホイールSWにトレイ90を配置した際、トレイ90は、その裏面がホーンパッド部83に非接触になるように形成してある。
【選択図】 図11

Description

本発明は、ステアリングホイールの上面を略水平な位置まで跳ね上げることができる車両に於いて、当該ステアリングホイールの上面に配置可能である車両ステアリングホイール用トレイ、及び自動車に関する。
車両用ステアリング装置では、不特定の運転者により使用(操舵)されるため、個人の体格や運転姿勢等に対応して、ステアリングホイールの位置を調整できることが望ましい。このような要望に応えるべく、チルト式機構やテレスコピック式機構を採用するものが多くなっている。
チルト式機構は、ステアリングホイールの位置を略上下方向に調整するための機構であり、ステアリングコラムを揺動自在に支持するチルトピボットと、所望の位置(揺動角度)でステアリングコラムをクランプするチルト・クランプ手段等からなっている。
また、テレスコピック式機構は、ステアリングホイールの位置を前後方向(ステアリングシャフトの軸方向)に調整するための機構であり、ステアリングシャフトの伸縮に供される二重管式等の伸縮部と、所望の位置(伸縮量)でステアリングシャフトをクランプするテレスコピック・クランプ手段等からなっている。
(腰振りチルト・テレスコピック式:特許文献1)
腰振りチルト式のステアリング装置の場合には、チルト中心が運転者から遠い位置に設けてある。その為、チルトの位置調整をする時、ステアリングの角度変化が小さく、運転の操作性は比較的良好である。
しかしながら、運転者の乗降性という面では、インパネなどとの干渉を避ける為、作動角度(揺動角度)を大きく設定することができず、ステアリングホイールの移動量(揺動量)が小さくなり、運転者の乗降性が若干阻害されるといった面がある。
(首振りチルト式:特許文献2)
首振りチルト式は、チルト中心が運転者に近い位置に設けてあるため、インパネなどの干渉を避けて、作動角度(揺動角度)は、大きく設定することができ、ステアリングホイールの移動量(揺動量)が大きく、運転者の乗降性は、比較的良好である。
しかしながら、運転の操作性という面では、ステアリングホイールに於ける角度変化(揺動角変化)が比較的大きくなり、あまり好ましくないといったことがある。このようなことから、特許文献2では、運転者の乗降性を重視して、テレスコピック式を付加し、チルト式とは別の部位に、テレスコピック式クランプ機構を設けている。
このようなことから、運転操作性が極めて良好な腰振りチルト・テレスコピック式をベースとし、ステアリングホイールを大きな角度跳ね上げて退避させるようにして、運転者の乗降性をも著しく向上したいといった要望がある。
特開2002−46621号公報 実公平8−10068号公報 特願2003−179920号
ところで、最近、RV車の需要が増加しており、車両の使い方も多様化している。例えば、車室内で家族で食事をするとか、キャンプでテントの代わりにするなどといったことがある。
この際、ステアリングホイールを大きな角度跳ね上げて退避させ、運転席シートを回転させて後方に向けて、運転席シート上に、比較的大きな有効利用空間を創り出したいといった要望がある。
本発明者は、先願の特許文献3において、このステアリングホイールを大きな角度跳ね上げる跳ね上げ用チルト機構と、通常運転時におけるチルト・テレスコピック機構とを、別々の位置に分離して構成し、跳ね上げ時の操作性を向上している。
加えて、このように、ステアリングホイールの上面を略水平となる跳ね上げ位置まで跳ね上げた際、車室内でのレジャーシーンをより拡張するため、略水平になったステアリングホイールの有効利用を図りたいといった要望がある。
本発明は、上述したような事情に鑑みてなされたものであって、ステアリングホイールの上面を略水平となる跳ね上げ位置まで跳ね上げた際、車室内でのレジャーシーンをより拡張するため、略水平になったステアリングホイールの有効利用を図ることができる、車両ステアリングホイール用トレイ、及び自動車を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明の請求項1に係る車両ステアリングホイール用トレイは、外周のリング状部と、当該リング状部内で掛け渡したブリッジ部と、当該ブリッジ部に設けたホーンパッド部とからなる車両のステアリングホイールの上面に、配置可能であることを特徴とする。
本発明の請求項2に係る車両ステアリングホイール用トレイは、前記ステアリングホイールのリング状部とブリッジ部との間の貫通孔に、挿入可能な突出部を具備することを特徴とする。
本発明の請求項3に係る車両ステアリングホイール用トレイは、前記ステアリングホイールのリング状部に係合して止着するクリップ部を具備することを特徴とする。
本発明の請求項4に係る車両ステアリングホイール用トレイは、少なくとも2つに折り畳み可能に形成したことを特徴とする。
本発明の請求項5に係る車両ステアリングホイール用トレイは、前記ステアリングホイールの上面に前記トレイを配置した際、当該トレイは、その裏面が前記ホーンパッド部に非接触になるように形成してあることを特徴とする。
本発明の請求項6に係る自動車は、ステアリングコラムを、チルトの揺動範囲を超えて、ステアリングホイールの上面が略水平となる跳ね上げ位置まで、上方に傾動して跳ね上げる跳ね上げ機構を備えた車両用ステアリング装置に於いて、
略水平となる跳ね上げ位置まで跳ね上げた前記ステアリングホイールの上面に、配置可能であり、且つ、請求項1乃至5のいずれか1項に記載した車両ステアリングホイール用トレイを具備することを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、車両のステアリングホイールの上面に、ステアリングホイール用トレイが配置可能であることから、ステアリングホイールの上面を略水平となる跳ね上げ位置まで跳ね上げた際、略水平になったステアリングホイールの有効利用を図ることができ、車室内でのレジャーシーンをより拡張することができる。
以下、本発明の実施の形態に係る自動車、車両用ステアリング装置、及び、車両ステアリングホイール用トレイを図面を参照しつつ説明する。
(第1実施の形態)
図1は、本発明の第1実施の形態に係り、車両左側から視た車両用ステアリング装置の縦断面図である。
図2は、図1の矢印IIの矢視図である。
図3は、図1の矢印IIIの矢視図である。
図4は、図1のIV−IV線に沿った断面図である。
図5は、図1のV−V線に沿った断面図である。
図6は、図1のVI−VI線に沿った断面図である。
図7は、図1乃至図6に示した車両左側から視た車両用ステアリング装置の縦断面図であって、ステアリングコラムの後方部を上方に跳ね上げた状態を示す図である。
図8は、図1乃至図7に示した車両用ステアリング装置及び運転席シートの側面図である。
図9は、図1乃至図7に示した車両用ステアリング装置の車両右側から視た側面図である。
図10は、図1乃至図7に示した車両用ステアリング装置の車両右側から視た側面図であって、ステアリングコラムの後方部を上方に跳ね上げた状態を示す図である。
図1に示すように、ステアリングコラムは、車体に固定するロアーコラム1と、このロアーコラム1に対して摺動自在に設けたテレスコピック・コラム2と、このテレスコピックコラム2の車両後端部に固定したミドルブラケット3(固定側ブラケット)と、このミドルブラケット3に対して揺動自在に設けたアッパーブラケット4(揺動側ブラケット)と、このアッパーブラケット4の車両後方側に設けたアッパーコラム5と、から構成してある。
ステアリングシャフトは、その後端部にステアリングホイール(SW)を取付けると共にアッパーブラケット4とアッパーコラム5とに回転自在に支持したアッパーシャフト6と、このアッパーシャフト6に自在継手7を介して連結してありテレスコピック調整時に摺動するスライダーチューブ8と、このスライダーチューブ8にスプライン嵌合等してありロアーコラム1に回転自在に支持したロアーシャフト9と、から構成してある。
なお、テレスコピック・コラム2の上方には、軸方向に延びるテレスコ・ストッパー溝11が形成してあり、このテレスコ・ストッパー溝11には、ロアーコラム1に設けたテレスコ・ストッパー12が係合してある。これにより、テレスコピック調整時に於けるテレスコピック調整範囲が軸方向に規定されていると共に、テレスコピック・コラム2の相対回転が防止されるようになっている。
また、ロアーコラム1の車両前方部には、チルトヒンジ・ロアーブラケット13が設けてある。また、ロアーシャフト9の先端部には、自在継手(図示略)が連結してあり、この自在継手に、中間シャフト(図示略)を介して、ステアリングギヤ(図示略)が装着してあり、ひいては、タイロッド(図示略)等を介して、車輪(図示略)を操舵できるようになっている。
チルトヒンジ・ロアーブラケット13は、側方視で略L字状に形成してあり、ロアーコラム1を通挿してチルト傾動するための本体部13aと、その上面で車体に取付けるための車体取付部13bと、を備えている。
本体部13aの中央には、上下に一対の舌片13c,13cを有する丸孔(図示略)が形成してある。この丸孔にロアーコラム1を圧入して、舌片13c,13cが弾性変形してあり、これら舌片13c,13cの中心がロアーコラム1のチルトピボットとなっている。これにより、ロアーコラム1は、これら一対の舌片13c,13cに支持されながら、その中心のチルトピボットの廻りにチルト揺動することができる。
本実施の形態では、チルト・テレスコピックの位置調整機構が設けてあり、この位置調整機構は、クランプボルト(26)と、テレスコピックコラム(2)とをずらして配置し、ロアーコラム1の車両後方部に設けたアッパー・車体側ブラケット20を介して位置調整を行うものである。
このアッパー・車体側ブラケット20は、図6に示すように、一対の車体取付部21a,21bを備えており、これら一対の車体取付部21a,21bの車両後方には、略上下方向に延在した左右一対の対向平板部22a,22bを備えている。一対の対向平板部22a,22bには、それぞれ、一対のチルト用長孔23a,23bが形成してある。
ロアーコラム1の車両後方部に、下方中央部に軸方向のすり割り(スリット)Sが形成してあり、その両側に、アッパー側のテレスコピック・コラム2を包持してクランプする一対のクランプ部24a,24bが形成してある。
これらのクランプ部24a,24bは、ロアーコラム1の車両前方側に比べて厚肉状に形成してあり、アッパー側のテレスコピック・コラム2の外周面に適合する形状の内周面を有していると共に、一対の対向平板部22a,22bの内側に夫々接触する外周面を有している。
さらに、クランプ部24a,24bの比較的下方には、即ち、ステアリングコラムからオフセットされた位置には、それぞれ、クランプボルト26を通挿する一対の貫通孔25a,25bが形成してある。
このクランプボルト26には、一対のカム部材31,32からなるカム機構と、チルト・テレスコピック用の操作レバー33と、スラスト軸受34とを介して、調整ナット27が螺合して止着してある。また、クランプボルト26は対向平板部22aに接する頭部を有している。なお、調整ナット27は、緩み止め機構付きナットであり、例えば、カシメナット、ロック樹脂付きナット等である。さらに、一対のカム部材31,32からなるカム機構に代えて、ネジ式による締付機構を用いてもよい。
また、カム機構は、凸部や凹部を有すると共に一方のチルト用長孔23bに係合部31aを係合して対向平板部22bに対して相対回転不能に維持される第1カム部材31と、チルト・テレスコピック用操作レバー33と共に回動すると共に凸部や凹部を有する第2カム部材32と、から構成してある。なお、第1カム部材31の係合部31aは、チルト用長孔23bに係合して対向平板部22bに対して相対回転不能であるが、チルト調整時には、チルト用長孔23bに沿って略上下方向に移動できるようになっている。
次に、本実施の形態に係るステアリング装置のチルト・テレスコピック調整の動作について説明する。
操作レバー33を締付方向に回動すると、図6に示すように、第1カム31と第2カム32との凸部同士が係合し合い、互いに離隔する方向に押圧力を発生する。
このとき、第1カム部材31により押圧された一方の対向平板部22bは、図6に於いて左方に変位する。
一方、第2カム部材32により右方に押圧された調整ナット27は、クランプボルト26を右方へと変位させる。その結果、他方の対向平板部22aは、図6に於いて右方に変位する。
このように、一対の対向平板部22a,22bが締付方向(即ち、互いに狭まる方向)に移動すると、一対のクランプ部24a,24bが互いに近接するように押圧されて縮径され、アッパー側のテレスコピック・コラム2が締め付けられ、チルト・テレスコピック締付がなされる。
一方、操作レバー33が解除方向に回動されると、第1カム部材31と第2カム部材とは、その凹部と凸部が係合し、互いに近付く方向に変位して、両者の幅が狭まる。
その結果、第1カム部材31による対向平板部22bへの押圧が解除されると共に、第2カム部材32による調整ナット27とクランプボルト26を介しての対向平板部22aへの押圧が解除される。
このように、一対の対向平板部22a,22bへの押圧が解除されると、一対のクランプ部24a,24bが互いに隔離して、ロアーコラム1の内径が拡径され、アッパー側のテレスコピック・コラム2への締付が解除され、チルト・テレスコピック締付が解除される。これにより、運転者は、チルトやテレスコピック調整することができる。
さて、本実施の形態では、図1、図2、図3、図5、及び図7に示すように、ミドルブラケット3(固定側ブラケット)に対して、アッパーブラケット4(揺動側ブラケット)が揺動自在に構成してあり、これにより、アッパーブラケット4やステアリングホイール(SW)を、チルトの調整範囲を超えて、ステアリングホイール(SW)の面が水平に対して略±6度以内となる跳ね上げ位置まで、上方に傾動して跳ね上げることができるようになっている。
すなわち、ミドルブラケット3(固定側ブラケット)に形成した一対の貫通孔41に、ドライブッシュ42を介して、アッパーブラケット4(揺動側ブラケット)の一対の貫通孔43を通挿した一対のチルト中心ピン44が嵌合して固着してある。
これにより、ミドルブラケット3(固定側ブラケット)に対して、アッパーブラケット4(揺動側ブラケット)が揺動自在になっている。なお、跳ね上げチルト時のチルト中心は、一対のチルト中心ピン44と、自在継手7の回転中心とである。
また、自在継手7は、アッパーシャフト6を全方向で略60度折り曲げ可能である揺動中心の継手である。なお、アッパーブラケット4も、略60度折り曲げ可能である
ステアリング系の継手は、通常40〜50度の折れ角を有しているが、回転方向の特定の位相では、大角度、例えば本実施の形態の60度以上の折れ曲がりが可能である。しかし、それでは、跳ね上げ操作の前に、回転方向の位相を決める必要が生じる。これでは、跳ね上げ操作が困難である。そこで、本実施の形態では、全方向で略60度折り曲げ可能の揺動中心の自在継手7を使うことで、跳ね上げの操作を容易にしている。
本実施の形態では、2個の跳ね上げ機構の跳ね上げ用支持バネ45a,45bが設けてあるが、これら跳ね上げ用支持バネ45a,45bは、後に、図9及び図10を参照して詳述する。なお、これら跳ね上げ用支持バネ45a,45bにより、後述するように、跳ね上げ機構の跳ね上げロックが解除されると、ステアリングホイール(SW)側のアッパーブラケット4は、これら跳ね上げ用バネ45a,45bの付勢力により跳ね上げられるようになっている。また、跳ね上げ用支持バネ45a,45bは、ステアリングコラムの下方側に突き出した部分がなく、二次衝突時等に、運転者の膝に不用意な障害を与えることがない。
また、図1及び図7に示すように、ステアリングホイール(SW)の跳ね上げ時、ミドルブラケット3の上方側の傾斜したストッパー46に、アッパーブラケット4の上方側の傾斜したストッパー47が当接するようになっている。
また、図7に示すように、跳ね上げ時には、固定側のミドルブラケット3のストッパー63に、後述する可動ロック部材60のストッパー64が当接するようになっている。
アッパーブラケット4やステアリングホイール(SW)等は、これらストッパー46,47,63,64を介して、ミドルブラケット3側に支持されるようになっている。また、ストッパー46,47,63,64の傾斜角度は、摩擦角以下に設定してある。
なお、通常運転時には、図1において、ミドルブラケット3の下方側のストッパー(図示略)に、アッパーブラケット4の下方側のストッパー(図示略)が当接するようになっている。
さらに、図1、図3、及び図4に示すように、跳ね上げ機構のロック機構は、アッパーブラケット4に設けた支点ボルト51の廻りに回動自在であり車幅方向に延在した跳ね上げ用操作レバー50を備えている。
この跳ね上げ用レバー50の先端部には、径の細い係合ピン部50aが形成してあり、後述する可動ロック部材60の係合孔61に係合するようになっている。
また、跳ね上げ用操作レバー50と、アッパーブラケット4のフック部52との間に、レバー戻りバネ53が介装してある。これにより、跳ね上げ用操作レバー50を常に戻す方向(ロック方向)に弾性的に付勢している。
従って、跳ね上げ用操作レバー50は、支点ボルト51の廻りに、車両の前後方向に操作することができ、跳ね上げの操作性が良好であると共に、後述するように、車両の後方に向けて引くと、可動ロック部材60のロックを解除することができる一方、この操作レバー50から手を離すと、レバー戻りバネ53の付勢力により、可動ロック部材60をロックすることができ、このロック状態を常に維持することができる。
図3及び図4に示すように、アッパーブラケット4の下方に形成した一対の立壁部4a,4bの間に、枢軸ピン54が設けてあり、ミドルブラケット3に形成した一対の立壁部3a,3bに、ロックピン55が設けてある。
また、図1及び図7に示すように、ミドルブラケット3には、跳ね上げ状態に於ける固定用のロックピン56が車両後方に向けて延在した部位の先端部に形成してある。
上記の枢軸ピン54に、可動ロック部材60が揺動自在に設けてある。可動ロック部材60は、跳ね上げ用レバー50の係合ピン部50aに係合すると共に車両前後方向に長孔である係合孔61を有していて、跳ね上げ用レバー50を動かすと、係合孔61内を係合ピン部50aが移動する。
また、可動ロック部材60の前方部には、上記の2個のロックピン55,56に係合する係合凹部62が形成してある。
これにより、レバー戻りバネ53の付勢力に抗しながら、操作レバー50を車両後方に引くように操作して、その係合ピン部50aが図1において左方に移動し、係合孔61の上面側に摺接(摩擦力をもって接触)して押圧すると、図1において可動ロック部材60が反時計回りに回動して、可動ロック部材60の係合凹部62がロックピン55から離脱し、ロックを解除することができる。
一方、操作レバー50から手を離すと、レバー戻りバネ53の付勢力により、この係合ピン部50aが図1において右方に移動し、係合孔61の下面側に摺接(摩擦力をもって接触)して押圧し、図1において可動ロック部材60が時計回りに回動して、可動ロック部材60の係合凹部62がロックピン55に係合してロックし、このロック状態を常に維持することができる。
以上のように構成してあることから、車両の停止時等にステアリングホイール(SW)を跳ね上げる際には、運転者は、操作レバー50を、レバー戻りバネ53の付勢力に抗しながら、車両後方に向けて引く。
この動作により、係合ピン部50aが係合孔61の上面側に摺接(摩擦力をもって接触)して押圧し、図1において可動ロック部材60が反時計回りに回動し、可動ロック部材60の係合凹部62がロックピン55から離脱して、ロックを解除する。
これにより、図7に示すように、ステアリングホイール(SW)側のアッパーブラケット4は、跳ね上げ用支持バネ45a,45bの付勢力により跳ね上げられる。
また、操作レバー50から手を離すと、レバー戻りバネ53の付勢力により、可動ロック部材60の係合凹部62は、ミドルブラケット3の跳ね上げ用のロックピン56に係合してロックし、この跳ね上げロック状態を常に維持することができる。
さらに、この際、ミドルブラケット3の傾斜したストッパー46に、アッパーブラケット4の傾斜したストッパー47が当接する。固定側のミドルブラケット3のストッパー63に、可動ロック部材60のストッパー64が当接する。アッパーブラケット4やステアリングホイール(SW)等がこのストッパー46,47,63,64を介して、ミドルブラケット3側に支持される。
従って、図7に示すように、運転者は、この跳ね上げ状態で、容易に乗降することができ、また、車内空間をさらに拡大し、レジャーシーンの中で多目的に使用することができる。
一方、再度運転する場合のように、跳ね上げ状態から通常運転状態に戻す時には、運転者は、再度、操作レバー50を、レバー戻りバネ53の付勢力に抗しながら、車両後方に向けて引きながら、跳ね上げバネ45a,45bの付勢力に抗しながら、アッパーブラケット4等を押し下げる。
その結果、図1に示すように、レバー戻りバネ53の付勢力により、操作レバー50の係合ピン部50aが係合孔61の下面側に摺接(摩擦力をもって接触)して押圧し、図1において可動ロック部材60が時計回りに回動して、可動ロック部材60の係合凹部62がロックピン55に係合してロックし、このロック状態を常に維持することができる。
以上から、本実施の形態では、チルト・テレスコピック調整機構と、跳ね上げ機構とが別々に設けてあることから、運転者が跳ね上げ状態から通常運転状態に戻した時、チルト・テレスコピック調整機構により運転時最適位置に既に調整してあるため、再調整する必要がない。
また、本第1実施の形態によれば、位置調整機構のクランプ部の設置箇所よりも、ステアリングホイール(SW)側に、ステアリングホイール(SW)を跳ね上げる跳ね上げ機構が別途設置してあることから、運転操作性が極めて良好なチルト・テレスコピック式をベースとした上で、操作レバー33,50の個数を2本のみに抑制しながら、運転者の乗降性をも向上することができる。
さらに、アッパーブラケット4をチルトの揺動範囲を超えて、ステアリングホイール(SW)の面が水平に対して略±6度以内となる跳ね上げ位置まで、上方に傾動して跳ね上げる跳ね上げ機構を具備していることから、大きく退避させることで、ドライバーの膝元の空間が拡大する。特に、ステアリングホイール(SW)の面が、略水平になるので、ステアリングホイール(SW)の面を食物や飲料等の物置きとして使用できる。さらに、略±6度以内とすることで、摩擦角以下であり、ステアリングホイール(SW)の上面に置いた物が摩擦力で保持されていて、ズレ落ちることがない。さらに、略水平状態を固定する締付部が付いているので、物を置いた後、重さでステアリングホイール(SW)が傾いて怪我等することの危険性を防止でき、又、上に置いたものの落下を防止できる。
さらに、跳ね上げ機構は、手動操作により、アッパーブラケット4の跳ね上げ動作させる手動の操作レバー50を有することから、手動式であり、極めて安価である。
さらに、ロックピン55に、可動ロック部材60の係合凹部62を係合してロックするように構成してあり、1箇所の固定で、1つのピンを使っていることで、精度よく隙間を殺すことができ、しかも、安価である。
(第1実施の形態:跳ね上げ時のシート構造)
図8は、図1乃至図7に示した車両用ステアリング装置及び運転席シートの側面図である。
本実施の形態では、図8に示すように、アッパーブラケット4をチルトの揺動範囲を超えて、ステアリングホイール(SW)の面が水平に対して略±6度以内となる跳ね上げ位置まで、上方に傾動して跳ね上げるように構成してある。
また、運転席シート70は、座部71と背もたれ72とを含めて、略180度回転して、車両後方に向けることができる。上記のようにステアリングホイール(SW)を大きく跳ね上げることができるので、運転席シート70を後向きにした時、スペースができて、ステアリングホイール(SW)と干渉することがない。
なお、図示しないが、運転席シート70は、座部71を回転することなく、その背もたれ72を車両前方側に移動させて、乗員等が車両後方を向いて着座可能であるように構成してもよい。
従来でも運転席シートを180度回したり背もたれを移動して運転席シート70を後方向きの席にすることができたが、その場合、ステアリングホイール(SW)に干渉して、運転席シート70の前後位置を後方にずらさないと対応できず、その分後ろ側の空間がデッドスペースになっていた。
本実施の形態では、後方に向いた運転席シート70の座部71上に、比較的大きな有効利用空間を創り出すことができる。従って、図8に示すように、運転者は、この跳ね上げ状態で、容易に乗降することができ、また、車内空間をさらに拡大し、レジャーシーンの中で多目的に使用することができる。
(第1実施の形態:跳ね上げ用支持バネの構造)
図9は、図1乃至図7に示した車両用ステアリング装置の車両右側から視た側面図である。
図10は、図1乃至図7に示した車両用ステアリング装置の車両右側から視た側面図であって、ステアリングコラムの後方部を上方に跳ね上げた状態を示す図である。
図9に示すように、第1跳ね上げ用支持バネ45a(圧縮コイルバネ)は、ミドルブラケット3に設けたフック部65と、アッパーブラケット4に設けたフック部66との間に介装してある。
また、フック部65には、第1跳ね上げ用支持バネ45a内に挿入した突起部材69が設けてあり、ネジ69a等によって、固定してある。なお、バネの反対側の端部にも、必要に応じて、設けてあってもよい。
第2跳ね上げ用支持バネ45b(圧縮コイルバネ)は、ミドルブラケット3に設けたフック部67と、アッパーブラケット4に設けたフック部68との間に介装してある。
第2跳ね上げ用支持バネ45bは、非跳ね上げ時には、側面から視て、跳ね上げ揺動中心(チルト中心ピン44)上を通るように設けてある。この状態では、アッパーブラケット4を揺動させる付勢力は、殆ど発生していない。
図10に示すように、第1跳ね上げ用支持バネ45a(圧縮コイルバネ)は、跳ね上げの初期に作用し、最跳ね上げ時には、自由長まで伸びる。
また、突起部材69は、自由長まで伸びた第1跳ね上げ用支持バネ45aがフック部65から外れて落下しないためのフックとして(外れ防止部材として)作用する。
第2跳ね上げ用支持バネ45b(圧縮コイルバネ)は、跳ね上げ時には、揺動中心(チルト中心ピン44)から位置ズレして、跳ね上げ方向の分力(付勢力)を発生させる。
本実施の形態では、回転移動量が約60度と大きく、一つのバネ(45a)では、ストロークを満足しずらい。2本目のバネ(45b)を追加することで、1本目のバネ(45a)は、跳ね上げの初期時に強く作動し、後半は、2本目のバネ(45b)が作用する。2本目のバネ(45b)は、初期には回転方向にモーメントを発生させないように、跳ね上げの回転中心(44)の略中央(側面視で)を通るように配置してある。
また、1本目の圧縮コイルバネ(45a)は、大角度跳ね上げ時は、ストロークが不足することと、角度も大きく変化するので、フック部(65,66)から外れてしまう虞れがあり、そこに、外れ防止用の突起部材(69)を追加することで、落下を防止し、容易に元の位置に戻ることができる。
(第2実施の形態)
図11は、本発明の第2実施の形態に係る車両用ステアリング装置の側面図であって、ステアリングホイールを略水平になる位置まで跳ね上げた状態であって、且つ、ステアリングホイールにトレイを装着した状態を示す。
図12は、図11に示したトレイの斜視図である。
本実施の形態に係るステアリング装置は、上述した第1実施の形態に係るものと同様であり、アッパーコラム5を、チルトの揺動範囲を超えて、ステアリングホイールSWの上面が水平に対して略±6度以内となる跳ね上げ位置まで、上方に傾動して跳ね上げることができる。
ステアリングホイールSWは、その外周のリング状部81と、リング状部81内で掛け渡したブリッジ部82と、ブリッジ部82の略中央に設けたホーンパッド部83とからなる。また、リング状部81と、ブリッジ部82との間には、複数個の貫通孔84が形成してある。
本実施の形態では、ステアリングホイールSWの上に、載置可能なトレイ90が設けてある。
このトレイ90は、複数の貫通孔84内に夫々挿入可能な複数個の突出部91を備えている。これらの突出部91の上面側は、図示したように、凹陥部92となっており、飲み物や食品、小物等を載置できるようになっている。凹陥部92は、円形など、その形状を自由に設定することができる。
なお、この突出部91がステアリングホイールSWの内側に入り込むことにより、トレイ90が横ずれすることを防止することができる。
トレイ90は、図12に示すように、折り畳み線93により、少なくとも2つに折り畳み可能に形成してある。ステアリングホイールSWから取り外した場合には、このように折り畳んで収納することができるようになっている。なお、収納場所としては、例えば、自動車のドアの内壁に、専用の収納スペースを設けてあってもよい。
すなわち、トレイ90は、ステアリングホイールSWと同じ大きさとなるが、そのままだと収納に不便であり、車内に収納できないと、使いたい時に使えない。このようなことから、上記のように、折り畳み可能にすることにより、収納し易くなり、しかも、ドアの内側に収納できるようにすると、ドライバーがいつでも使いたい時に使うことができる。
また、略水平になったステアリングホイールSWの上面にトレイ90を配置した際、トレイ90は、その裏面がホーンパッド部83に非接触になるように形成してある。即ち、トレイ90は、ステアリングホイールSWのリング状部81への接触面に対して、該接触面よりも、内径側部分の底面は、引っ込めてある。
ステアリングホイールSW上には、通常、ホーンがつけており、トレイ90の上に重いものを置いた場合、又は、置くいきおいによっては、ホーンを呼らしてしまうことがある。
それを防止する為、本実施の形態では、図11に示すように、トレイ90の底面には、円周方向の複数箇所に、突起96が形成してある。これにより、突起96がリング状部81に当たり、トレイ90の中央部が直接ホーンパット部83などに触れることがない。なお、これに代えて、連絡用や非常時等に、ホーンを鳴らすことができるように、トレイ90は、ホーンパッド部83に対応する箇所が切り欠いてあってもよい。
図13(a)は、第2実施の形態の変形例に係り、車両用ステアリング装置の側面図であって、ステアリングホイールを略水平になる位置まで跳ね上げた状態であって、且つ、ステアリングホイールにトレイを装着した状態を示し、(b)は、(a)の平面図である。
図14(a)は、図13に示したトレイの平面図であり、(b)は、その側面図であり、(c)は、ステアリングホイールの平面図である。
トレイ90は、ステアリングホイールSWのリング状部81の外周側に係合して止着する、弾性変形可能であって、断面半円状のクリップ部94を備えている。
これにより、トレイ90は、クリップ部94の弾性変形により、ステアリングホイールSWのリング状部81に比較的強固に装着することができる。
また、トレイ90の外周端縁には、環状のリブ95が形成してあり、これにより、載置物の落下等を防止できるようになっている。
なお、突出部91は、その深さが20mm以上あればよい。また、突出部91(凹陥部92)は、有底であってもよく、また、貫通してあってもよい。さらに、トレイ90の外周縁は、意匠的には、丸に限らず、多角形であってもよい。
また、トレイ90のその他の構成は、上記の第2実施の形態と同様である。
(第3実施の形態)
図15は、本発明の第3実施の形態に係り、ステアリングホイールの平面図である。
本実施の形態では、ステアリングホイール100は、その外周のリング状部101と、リング状部101内で掛け渡したブリッジ部102と、ブリッジ部102の略中央に設けたホーンパッド部103とからなる。また、リング状部101と、ブリッジ部102との間には、複数個の貫通孔104が形成してある。
本実施の形態は、ステアリングホイール100は、貫通孔の周囲に、貫通孔の内径方向に向かう弾性を持つ複数の舌片部を有することを特徴とする。
図示例では、ステアリングホイール100のリング状部101とブリッジ部102との連結部及びその近傍に、コップ等を載置できるように、左右対称に一対の載置部110が形成してある。
各載置部110には、図示例では、各3個の弾性変形可能な舌片部111(係止片)が周方向に略均等に且つ載置部110の中心を向くように形成してある。
これらの舌片部111(係止片)の弾性力により、コップ等を固定的に載置することができる。なお、舌片部111(係止片)の位置は、図示例に限らず、その他、例えば、貫通孔104の内周縁であってもよく、舌片部111の表面に高摩擦材などでコーティングしてもよい。
全ての実施の形態において、リング状部は周方向に連続した円形に限らず、不連続の円弧であっても構わない。第1及び第2実施の形態で、ステアリングホイールと接触するトレイ底面や、カップや皿を置くトレイ表面に、高摩擦材をコーティングしてもよい。さらに、トレイ材料は、樹脂、金属、木などで成形していてもよい。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されず、種々変形可能である。
本発明の第1実施の形態に係り、車両左側から視た車両用ステアリング装置の縦断面図である。 図1の矢印IIの矢視図である。 図1の矢印IIIの矢視図である。 図1のIV−IV線に沿った断面図である。 図1のV−V線に沿った断面図である。 図1のVI−VI線に沿った断面図である。 図1乃至図6に示した車両左側から視た車両用ステアリング装置の縦断面図であって、ステアリングコラムの後方部を上方に跳ね上げた状態を示す図である。 図1乃至図7に示した車両用ステアリング装置及び運転席シートの側面図である。 図1乃至図7に示した車両用ステアリング装置の車両右側から視た側面図である。 図1乃至図7に示した車両用ステアリング装置の車両右側から視た側面図であって、ステアリングコラムの後方部を上方に跳ね上げた状態を示す図である。 本発明の第2実施の形態に係る車両用ステアリング装置の側面図であって、ステアリングホイールを略水平になる位置まで跳ね上げた状態であって、且つ、ステアリングホイールにトレイを装着した状態を示す。 図11に示したトレイの斜視図である。 (a)は、第2実施の形態の変形例に係り、車両用ステアリング装置の側面図であって、ステアリングホイールを略水平になる位置まで跳ね上げた状態であって、且つ、ステアリングホイールにトレイを装着した状態を示し、(b)は、(a)の平面図である。 (a)は、図13に示したトレイの平面図であり、(b)は、その側面図であり、(c)は、ステアリングホイールの平面図である。 本発明の第3実施の形態に係り、ステアリングホイールの平面図である。
符号の説明
1 ロアーコラム
2 テレスコピック・コラム
3 ミドルブラケット(固定側ブラケット)
3a,3b 立壁部
4 アッパーブラケット(揺動側ブラケット)
4a,4b 立壁部
5 アッパーコラム
6 アッパーシャフト
7 自在継手
8 スライダーチューブ
9 ロアーシャフト
11 テレスコ・ストッパー溝
12 テレスコ・ストッパー
13 チルトヒンジ・ロアーブラケット
13a 本体部
13b 車体取付部
13c 舌片
20 車体側ブラケット
21a,21b 車体取付部
22a,22b 対向平板部
23a,23b チルト用長孔
24a,24b クランプ部
25a,25b 貫通孔
26 クランプボルト
27 調整ナット
S スリット(すり割り)
31 第1カム部材
32 第2カム部材
33 操作レバー
34 スラスト軸受
41 貫通孔
42 ドライブッシュ
43 貫通孔
44 チルト中心ピン
45 跳ね上げ用支持バネ
46,47 ストッパー
48,49 ストッパー
50 跳ね上げ用操作レバー
50a 係合ピン部
50b ロック部材
50c ロック用孔
51 支点ボルト
52 フック部
53 レバー戻りバネ
54 枢軸ピン
55 ロックピン
56 ロックピン
60 可動ロック部材
60a ロック用孔
61 係合孔
62 係合凹部
63,64 ストッパー
65,66 フック部
67,68 フック部
69 突起部材
70 運転席シート
71 座部
72 背もたれ
81 リング状部
82 ブリッジ部
83 ホーンパッド部
84 貫通孔
90 トレイ
91 突出部
92 凹陥部
93 折り畳み線
94 クリップ部
95 環状のリブ
96 突起
SW ステアリングホイール
100 ステアリングホイール
101 リング状部
102 ブリッジ部
103 ホーンパッド部
104 貫通孔
110 載置部
111 舌片部(係止片)

Claims (6)

  1. 外周のリング状部と、当該リング状部内で掛け渡したブリッジ部と、当該ブリッジ部に設けたホーンパッド部とからなる車両のステアリングホイールの上面に、配置可能であることを特徴とする車両ステアリングホイール用トレイ。
  2. 前記ステアリングホイールのリング状部とブリッジ部との間の貫通孔に、挿入可能な突出部を具備することを特徴とする請求項1に記載の車両ステアリングホイール用トレイ。
  3. 前記ステアリングホイールのリング状部に係合して止着するクリップ部を具備することを特徴とする請求項1に記載の車両ステアリングホイール用トレイ。
  4. 少なくとも2つに折り畳み可能に形成したことを特徴とする請求項1に記載の車両ステアリングホイール用トレイ。
  5. 前記ステアリングホイールの上面に前記トレイを配置した際、当該トレイは、その裏面が前記ホーンパッド部に非接触になるように形成してあることを特徴とする請求項1に記載の車両ステアリングホイール用トレイ。
  6. ステアリングコラムを、チルトの調整範囲を超えて、ステアリングホイールの上面が略水平となる跳ね上げ位置まで、上方に傾動して跳ね上げる跳ね上げ機構を備えた自動車に於いて、
    略水平となる跳ね上げ位置まで跳ね上げた前記ステアリングホイールの上面に、配置可能であり、且つ、請求項1乃至5のいずれか1項に記載した車両ステアリングホイール用トレイを具備することを特徴とする自動車。
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