JP2005131999A - シーリング・ポンプアップ装置及びアダプタ - Google Patents
シーリング・ポンプアップ装置及びアダプタ Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】 ポンプアップ装置では、ジョイントホース66の先端部がアダプタ100に接続されることに連動し、アダプタ100に配置された弁体112が弁座部118から離間してアダプタ100内の供給路110を開放する。これにより、このシーリング剤36及び空気がジョイントホース66をってアダプタ100の供給路110内へ流入し、弁体112及び弁座部118との隙間を通って供給路110内からバルブコアが抜き取られたタイヤバルブ200内へ流出する。このシーリング剤36及び空気は、バルブコアによる抵抗を受けることなく、タイヤバルブ200を通してタイヤ204の内部へ注入される。
【選択図】 図3
Description
図1には、本発明の実施形態に係るシーリング・ポンプアップ装置(以下、単に「ポンプアップ装置」という。)が示されている。ポンプアップ装置30は、自動車等の車両に装着された空気入りタイヤ(以下、単に「タイヤ」という。)がパンクした際、そのタイヤ及びホイールを交換することなく、タイヤをシーリング剤により補修して所定の基準圧まで内圧を再加圧(ポンプアップ)するものである。
次に、上記のようなポンプアップ装置30に用いられるシーリング剤36について説明する。シーリング剤36は、少なくとも、ゴムラテックスと、短繊維と、凍結防止剤とを含有し、シーリング剤36中の固形分の含有量が5〜70質量%であり、かつ、上記短繊維の含有量が0.1〜5質量%となっている。
(1)比重(S):0.8≦S≦1.4(より好ましくは、0.9≦S≦1.3、さらに好ましくは、1.0≦S≦1.2)。
(2)長さ(L):0.05≦L≦10mm(より好ましくは、0.08≦L≦8mm)。
(3)直径(D):1≦D≦100μm(より好ましくは、3≦D≦80μm、さらに好ましくは、5≦D≦50μm)。
(4)長さと直径との比(L/D):5≦L/D≦2000(より好ましくは、20≦L/D≦1600、さらに好ましくは、50≦L/D≦1200、特に好ましくは、100≦L/D≦300)。
次に、本実施形態に係るポンプアップ装置30を用いてパンクしたタイヤ204を修理する作業手順を説明する。
比較例に係るポンプアップ装置によりシーリング剤をタイヤ内へ注入した場合には、バルブコアにおける通気管内の先端部に短繊維が詰まり、シーリング剤が注入不能になるか、注入速度が著しく低下した。
実施例に係るポンプアップ装置では、アダプタにおける弁体の閉鎖位置から開放位置への移動距離を9mmに設定し、これにより、アダプタの供給路における最も幅が狭い部分である開放位置にある弁体と弁座部の間に形成される隙間の幅を9mmとした。この実施例に係るポンプアップ装置によりシーリング剤をタイヤ内へ注入した後、連続して加圧空気をタイヤ内へ充填した結果、シーリング剤及び空気を問題なくタイヤ内へ注入できた。またシーリング剤及び加圧空気の充填完了後に、タイヤバルブに接続されたアダプタからジョイントホースを離脱させ、そのタイヤにより走行を行ったが、タイヤバルブ及びアダプタを通してタイヤ内から空気が洩れることもなかった。
36 シーリング剤
60 気液切換弁
63 排出ポート(吐出口)
66 ジョイントホース(管状部材)
100 アダプタ
102 アダプタ本体
106 雌ねじ部(バルブ接続部)
109 雄ねじ部(管接続部)
110 供給路
112 弁体(開閉弁)
114 開閉軸(開閉弁)
116 弁座部材(開閉弁)
118 弁座部(開閉弁)
120 シールリング
132 コイルスプリング(開閉弁)
134 軸受部
200 タイヤバルブ
216 バルブコア
219 通気路
Claims (4)
- タイヤバルブを通してパンクした空気入りタイヤの内部にシーリング剤を注入すると共に、加圧空気を注入して空気入りタイヤの内圧を昇圧するシーリング・ポンプアップ装置であって、
加圧状態とされたシーリング剤及び空気をそれぞれ先端部から流出させる管状部材と、
前記管状部材の先端部が接離可能に接続される管接続部及び、バルブコアが抜き取られたタイヤバルブに接続されるバルブ接続部がそれぞれ設けられると共に、前記管接続部と前記バルブ接続部とを連通する供給路が形成されたアダプタ本体と、
前記アダプタ本体に配置されると共に、前記供給路の一部を構成する弁座部及び該弁座部に対して接離可能に支持された弁体が設けられ、前記管状部材の先端部が前記管接続部に接続されることに連動し、前記弁体を前記弁座部から離間させて前記供給路を開放し、かつ前記管状部材の先端部が前記管接続部から離脱することに連動し、前記弁体を前記弁座部に当接させて前記供給路を閉鎖する開閉弁と、
を有することを特徴とするシーリング・ポンプアップ装置。 - 前記アダプタ本体を通して空気入りタイヤの内部へ注入されるシーリング剤に短繊維が添加されている場合、
前記開閉弁による前記供給路の開放時に、前記弁体と前記弁座部との間に形成される隙間の最小幅をシーリング剤に添加された短繊維の最大長よりも長くしたことを特徴とする請求項1記載のシーリング・ポンプアップ装置。 - パンクした空気入りタイヤの内部に、該空気入りタイヤのタイヤバルブに接続された管状部材の先端部から流出する加圧状態のシーリング剤及び空気をそれぞれ注入するシーリング・ポンプアップ装置に用いられるアダプタであって、
前記管状部材の先端部が接離可能に接続される管接続部及び、バルブコアが抜き取られたタイヤバルブに接続されるバルブ接続部が設けられると共に、前記管接続部と前記バルブ接続部とを連通する供給路が形成されたアダプタ本体と、
前記アダプタ本体に配置されると共に、前記供給路の一部を構成する弁座部及び該弁座部に対して接離可能に支持された弁体が設けられ、前記管状部材の先端部が前記管接続部に接続されることに連動し、前記弁体を前記弁座部から離間させて前記供給路を開放し、かつ前記管状部材の先端部が前記管接続部から離脱することに連動し、前記弁体を前記弁座部に当接させて前記供給路を閉鎖する開閉弁と、
を有することを特徴とするアダプタ。 - 前記アダプタ本体を通して空気入りタイヤの内部へ注入されるシーリング剤に短繊維が添加されている場合、
前記開閉弁による前記供給路の開放時に、前記弁体と前記弁座部との間に形成される隙間の最小幅をシーリング剤に添加された短繊維の最大長よりも長くしたことを特徴とする請求項3記載のアダプタ。
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JP2007144668A (ja) * | 2005-11-24 | 2007-06-14 | Bridgestone Corp | タイヤのパンク修理装置 |
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JP2010259157A (ja) * | 2009-04-22 | 2010-11-11 | Okm:Kk | 給気用プラグ及び弁駆動用電動機 |
CN107642628A (zh) * | 2017-09-27 | 2018-01-30 | 杭州科技职业技术学院 | 用于机械式爆胎避险系统的放气阀 |
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