JP2005131138A - 保温器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 飲食物タンク内の飲食物の残量が少量になったときは、飲食物の煮詰まりや飲食物タンクの熱乾燥状態を防止する。
【解決手段】 保温器の一つである湯煎器は、コーヒーAが収容される飲食物タンク11と、この飲食物タンク11を包囲し内部に湯水Bを収容可能で同湯水Bにて飲食物タンク11内のコーヒーAを保温する湯煎タンク12と、この湯煎タンク12内の湯水Bを加熱するヒータ21とその制御装置とを備えている。また、湯煎器は、飲食物タンク11内のコーヒーAの残量を検出可能な基準電極Soを備えている。コーヒーAの残量が基準電極Soの水位位置未満になったときは、制御装置によってヒータ21への通電が停止される。ヒータ21への通電が停止された後、コーヒーAの残量が基準電極Soの水位位置未満である間は、制御装置によって湯水Bの水温が設定温度以上に維持されるようにすることも可能である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、飲食物タンク内の飲食物を保温タンク内の流体にて保温する保温器に関する。
この種の保温器は、例えば下記特許文献1に記載されているように、飲食物(コーヒー)が収容される飲食物タンクと、この飲食物タンクを包囲し内部に収容された流体(保温空気)にて飲食物タンク内の飲食物を保温する保温タンクと、保温タンクに収容した流体を加熱するヒータとを備えており、飲食物タンク内の飲食物を設定温度範囲にて保温可能である。
特開平9−10114号公報
また、従来から、前記保温タンクとして湯煎タンクを用い、この湯煎タンク内に収容した湯水にて飲食物タンク内の飲食物を湯煎により保温するようにした保温器も知られている。
しかし、上記したいずれの保温器においても、飲食物タンク内の飲食物の残量に関わらず、保温タンク内の流体の温度が設定温度範囲となるようにヒータが制御されるので、飲食物タンク内の飲食物の残量が少量になったときは、飲食物が煮詰まり易く、更には飲食物タンクが熱で極度の乾燥状態になるという問題がある。
本発明は、上記問題に対処するためになされたものであり、その目的は、飲食物タンク内の飲食物の残量が少量になったときは、飲食物の煮詰まりや飲食物タンクの熱乾燥状態を防止可能な保温器を提供することにある。
本発明においては、飲食物が収容される飲食物タンクと、この飲食物タンクを包囲し内部に流体を収容可能で同流体にて同飲食物タンク内の飲食物を保温する保温タンクと、この保温タンク内に収容した前記流体を加熱するヒータとを備えた保温器において、前記保温タンク内の流体の温度を検出する温度センサと、前記飲食物タンク内の飲食物の残量を検出する残量検出センサと、前記温度センサによって検出された流体の温度および前記残量検出センサによって検出された飲食物の残量に基づいて、同残量が設定量以上であるとき、前記ヒータを制御して前記流体の温度を第1設定温度以上に維持する第1ヒータ制御手段と、この第1ヒータ制御手段による制御下にて、前記残量が前記設定量未満になったとき、前記ヒータによる加熱を停止させる停止手段とを設けたことに特徴がある。この場合、第1設定温度は、例えば、飲食物タンク内の飲食物に応じた飲み頃または食べ頃の温度を考慮して設定される。
これによれば、検出された飲食物の残量が設定量以上であるとき、第1ヒータ制御手段によって保温タンク内の流体の温度が第1設定温度以上に維持される。このため、飲食物タンク内の飲食物の温度が第1設定温度以上に維持されるため、同飲食物の飲み頃または食べ頃の温度が維持される。そして、第1ヒータ制御手段による制御下にて、検出された飲食物の残量が前記設定量未満になったときは、停止手段によってヒータによる加熱が停止される。このため、飲食物タンク内の飲食物の煮詰まりや飲食物タンクの熱乾燥状態を防止することが可能である。
また、本発明の実施に際して、前記停止手段によって前記ヒータによる加熱が停止された後、前記飲食物の残量が前記設定量未満である間、前記温度センサによって検出された流体の温度に基づいて、同ヒータを制御して前記流体の温度を前記第1設定温度よりも低い第2設定温度以上に維持する第2ヒータ制御手段を設けることも可能である。この場合、第2設定温度は、例えば、飲食物タンク内の飲食物の風味を損なわせない温度を考慮して設定される。
これによれば、ヒータが停止手段により加熱を停止された場合、保温タンク内の流体の温度が第1設定温度以下に低下することになるが、第2ヒータ制御手段により保温タンク内の流体の温度が第2設定温度以上に維持される。このため、飲食物タンク内の飲食物の温度が第2設定温度以下に低下することがないので、飲食物の風味が損なわれることが防止されて風味の維持を図ることが可能である。
また、本発明の実施に際して、前記保温タンク内に収容する流体が湯水であり、前記保温タンクが湯煎タンクであるようにすることも可能である。保温タンク内の流体が湯水である場合には、流体が空気である場合に比して熱容量が大きい。したがって、ヒータが停止手段により加熱を停止された場合、保温タンク内の流体の温度が緩やかに低下するので、温度の急降下に伴う風味の損失を少なくできて風味の維持を図ることが可能である。また、保温タンク内の流体の温度が緩やかに低下することで、ヒータの断続回数を少なくすることも可能である。
以下に、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1および図2は本発明を手動給水式湯煎器に実施した実施形態を示していて、この実施形態の手動給水式湯煎器は、飲食物タンク11内のコーヒーAを設定温度範囲にて保温可能なホットコーヒーディスペンサであり、コーヒーAが収容される飲食物タンク11と、この飲食物タンク11を底部および側部から包囲し内部に手動にて給水される湯水Bを収容して同湯水Bにて飲食物タンク11内のコーヒーAを保温する湯煎タンク12と、この湯煎タンク12内の湯水Bを加熱するヒータ21と、このヒータ21を制御して湯煎タンク12内の湯水Bを保温制御する電気制御装置ECUとを備えている(図3および図4参照)。
飲食物タンク11は、上端部に上方開口11aを有するとともに、底部に注出パイプ13と注出コック14を介して注出口15に連通する下方開口11bを有する円筒状のタンクであり、本体19に組付けられている。また、飲食物タンク11は、上下方向に長い形状(上方開口11aから下方開口11bまでが深い形状)に形成されていて、ドリップ式にて抽出されるコーヒーAが上部から滴下供給されて収容されるようになっており、その最大収容量が図1の二点鎖線にて示した水位位置(この水位は後述する第4水位である)までの量と規定されている。なお、飲食物タンク11の上方開口11aは、開閉蓋11cによって開閉可能である。
また、飲食物タンク11には、図1に示したように、アース電極Se、基準電極So、第1〜第4水位電極S1,S2,S3,S4がコーヒーAと接触可能に組付けられていて、図3に示したように、電気制御装置ECUに接続されている。これらの電極Se,So,S1,S2,S3,S4は、電気制御装置ECUが検出する電極間電位によってコーヒーAの各水位(第1水位、第2水位、第3水位、第4水位)を検出するものである。
電気制御装置ECUは、飲食物タンク内水位判定部と水位表示ランプ制御部を有していて、アース電極Seと基準電極So間の電極間電位を基準電位として、アース電極Seと第1〜第4水位電極S1,S2,S3,S4間の各電極間電位が上記した基準電位に対して設定範囲内であるか否かを判定して、設定範囲内である場合には「各水位有り」と判定して、各水位を表示する各水位表示ランプL1,L2,L3,L4を点灯させ、設定範囲外である場合には「各水位無し」と判定して、各水位表示ランプL1,L2,L3,L4を消灯させる。
また、電気制御装置ECUは、飲食物タンク内残量判定部を有していて、コーヒーAの水位が、基準電極Soが配設されている水位位置以上であるか否かを判定して、水位位置以上であると判定した場合には後述するようにヒータ21への通電を許容し、水位位置未満であると判定した場合にはヒータ21への通電を停止させるようになっている。すなわち、基準電極Soは飲食物タンク11内のコーヒーAの残量を検出する残量検出センサとしての機能も果たしている。
各水位表示ランプL1,L2,L3,L4は、図2に示したように、本体19の前面に電源ランプLoとともに配置されていて、図3に示したように、電気制御装置ECUに接続されており、その作動は電気制御装置ECUによって制御されている。なお、各水位表示ランプL1,L2,L3,L4は、第1〜第4水位電極S1,S2,S3,S4に対応したものであり、例えば、第4水位電極S4が配設されている水位位置にまでコーヒーAが収容されている場合には、全ての水位表示ランプL1,L2,L3,L4が点灯し、第1水位電極S1が配設されている水位位置にまでコーヒーAが収容されている場合には、水位表示ランプL1のみが点灯する。
電源ランプLoは、図2の最上端の水位表示ランプL4より上方に配置されていて、図3に示したように、電気制御装置ECUに接続されており、その作動は電気制御装置ECUによって制御されていて、当該ホットコーヒーディスペンサの電源ON時には点灯し、電源OFF時には消灯するようになっている。
湯煎タンク12は、外側が断熱構造である四角筒状の水槽であり、飲食物タンク11を底部および側部から包囲していて、内部に手動にて給水される湯水Bを収容している。湯煎タンク12内の湯水Bは、湯煎タンク12の後壁後方に組付けたヒータ21によって加熱可能であり、同湯水Bにて飲食物タンク11内のコーヒーAを保温維持することが可能である。ヒータ21は、電熱鋳込みヒータであり、電気制御装置ECUによって通電を制御されるようになっている。
また、湯煎タンク12には、図1に示したように、温度センサS11と水位センサS12が組付けられている。これらのセンサS11,S12は、図3に示したように、電気制御装置ECUに接続されている。なお、湯煎タンク12には、図1に示したように、オーバーフローパイプ16が組付けられていて、湯煎タンク12内に収容される湯水Bの水位がオーバーフロー水位以上にならないようになっている。
温度センサS11は、湯煎タンク12内の湯水Bの温度を検出するものであり、湯煎タンク12内の上下方向略中央部位に配設されている。水位センサS12は、図1の一点鎖線にて示した保温保証水位を検出するものであり、湯煎タンク12内にて温度センサS11の配設位置より上方の設定位置に配設されていて、湯煎タンク12内に収容された湯水Bの水位が上記した保温保証水位未満になったときに検出信号(警報信号)を電気制御装置ECUに出力する。上記した保温保証水位は、湯煎タンク12内に収容された湯水Bにて、飲食物タンク11内に収容された最大収容量(コーヒーAの水位が第4水位電極S4の配設位置となる量)のコーヒーAを、設定温度範囲にて保温可能な水位である。
電気制御装置ECUは、上記した各制御機能部を備えるとともに、保温水Bの水位が保温保証水位未満になったときに水位センサS12が出力する検出信号に基づいて、全ての水位表示ランプL1,L2,L3,L4を点滅作動させる点滅制御部と、ヒータ21への通電を停止させる通電停止部を備えていて、本体19内に組付けられている。なお、この電気制御装置ECUは、ヒータ21自体の温度が設定温度以上に上昇したときにヒータ21への通電を停止させる空焚防止部も備えている。
また、電気制御装置ECUは、上記した各制御機能部に加えて、上述したようにコーヒーAの残量が基準電極Soの水位位置以上であるときは、温度センサS11によって検出された湯水Bの温度に基づいて、ヒータ21を制御してコーヒーAの温度を第1設定温度以上に維持する第1ヒータ制御部を備えている。この第1設定温度は、飲食物タンク内におけるコーヒーAの飲み頃の温度を考慮して、例えば、85℃に設定されている。そして、電気制御装置ECUは、その第1ヒータ制御部による制御下にて、コーヒーAの残量が基準電極Soの水位位置未満になったときは、ヒータ21への通電を停止させるようになっている。
また、電気制御装置ECUは、ヒータ21への通電が停止された後、コーヒーAの残量が基準電極Soの水位位置未満である間、温度センサS11によって検出された湯水Bの温度に基づいて、ヒータ21を制御してコーヒーAの温度を第2設定温度以上に維持する第2ヒータ制御部を備えている。この第2設定温度は、飲食物タンク11内のコーヒーAの風味を損なわせない温度を考慮して、例えば、70℃に設定されている。
上記のように構成したこの実施形態のホットコーヒーディスペンサの作動を図4に基づいて説明する。ホットコーヒーディスペンサの電源をOFFからONにすると、電気制御装置ECUによってヒータ21への通電が開始される。そして、湯煎タンク12内の湯水Bの温度が、時間T1〜時間T2の範囲にある温度に上昇した段階にてコーヒーAの抽出が開始される。
コーヒーAは、飲食物タンク11内にて基準電極Soの水位位置以上の位置、例えば、第4水位位置まで収容される。この場合、飲食物タンク内のコーヒーAは、基準電極Soの水位位置以上にあるので、電気制御装置ECUの第1ヒータ制御部によって湯煎タンク12内の湯水Bの温度がほぼ85℃〜90℃に維持される。すなわち、時間T2〜T4に示すように、湯水Bの温度が90℃近傍にまで上昇した場合には、ヒータ21への通電が停止され、湯水Bの温度が85℃近傍にまで下降した場合には、ヒータ21への通電が開始されるようなヒータ制御が繰り返し実行される。このため、飲食物タンク11内のコーヒーAがほぼ85℃〜90℃に維持されるため、コーヒーAの飲み頃の温度が維持される。
ところで、本実施形態においては、電気制御装置ECUの第1ヒータ制御部による制御下、例えば、時間T4〜T5に示す制御下にて飲食物タンク11内のコーヒーAの残量が基準電極Soの水位位置未満になったときは、電気制御装置ECUの通電停止部によってヒータ21への通電が停止される。このため、飲食物タンク11内のコーヒーAの煮詰まりや飲食物タンク11の熱乾燥状態を防止することが可能である。また、ヒータ21への通電が停止されることで、無駄な電力消費を抑制することもできる。
また、本実施形態においては、ヒータ21が電気制御装置ECUの通電停止部により通電を停止された場合、時間T5以降に示すように、保温タンク12内の湯水Bの温度が85℃以下に低下することになるが、時間T6以降に示すように、電気制御装置ECUの第2ヒータ制御部により保温タンク12内の湯水Bの温度が70℃以上に維持される。すなわち、時間T6〜T7に示すように、湯水Bの温度が70℃近傍にまで下降した場合には、ヒータ21への通電が開始され、湯水Bの温度が90℃近傍にまで上昇した場合には、ヒータ21への通電が停止されるようなヒータ制御が繰り返し実行される。このため、飲食物タンク11内のコーヒーAの温度が70℃以下に低下することがないので、コーヒーAの風味が損なわれることが防止されて風味の維持を図ることが可能である。また、この状態では湯水Bの温度が低すぎないので、コーヒーAが追加供給された場合に、追加供給分のコーヒーAの風味が損なわれることも防止できる。
また、本実施形態においては、湯煎タンク12内の湯水Bにより飲食物タンク11内のコーヒーAを保温するものであるため、ヒータ21が電気制御装置ECUの通電停止部により通電を停止された場合、時間T5〜T6に示したように、湯煎タンク12内の湯水Bの温度が緩やかに低下するので、温度の急降下に伴う風味の損失を少なくできて風味の維持を図ることが可能である。また、湯煎タンク12内の湯水Bの温度が緩やかに低下することで、ヒータ21の断続回数を少なくすることも可能である。
なお、上記した第2ヒータ制御部による制御下の、例えば、時間T5〜T6中の時間Taに飲食物タンク11内にコーヒーAが追加供給されてコーヒーAの量が基準電極Soの水位位置以上になったときは、図中二点鎖線で示すように、電気制御装置ECUの第1ヒータ制御部により時間T2〜T4の場合と同様にして、湯水Bの温度が85℃〜90℃に維持されるようになっている。
上記実施形態においては、飲食物タンク11内のコーヒーAの残量が基準電極Soの水位位置未満になったときは、湯水Bの温度が70℃近傍まで下降したことを条件として、ヒータ21への通電により湯水Bの温度が70℃以上に維持されていた。しかし、このように下限の設定温度に基づいてヒータ21への通電が開始されるものに限らず、例えば、飲食物タンク11内のコーヒーAの残量が基準電極Soの水位位置未満になってから所定時間が経過したときに、ヒータ21への通電が開始されるものでもよい。この場合、前記所定時間は、例えば、湯水Bの温度が85℃から70℃まで下降するのに要した時間に基づいて予め設定される。これによれば、飲食物タンク11内のコーヒーAの残量が基準電極Soの水位位置未満になってから、図3に示した電気制御装置ECUに内蔵されたタイマS13に計時を開始させて、このタイマS13のカウント値が前記所定時間を示したことを判定した場合に、ヒータ21への通電が開始されて、湯水Bの温度がほぼ70℃以上に維持されることになる。
なお、上記したようにホットコーヒーディスペンサの電源をOFFからONにすると、電気制御装置ECUによってヒータ21への通電が開始されるが、湯煎タンク12内の湯水Bの温度が70℃まで上昇していない場合には、供給されるコーヒーAの風味が損なわれることを防止するために、飲食物タンク11内へコーヒーAを供給しないほうがよい。この場合、湯水Bの温度が70℃以上に上昇してコーヒーAの供給時機になったことを、例えば、表示ランプの点灯により使用者に把握させるようにすれば、ホットコーヒーディスペンサの使用性、操作性を改善することが可能である。
また、上記実施形態においては、湯煎タンク12内の湯水Bが、湯煎タンク12外に組付けたヒータ21によって加熱可能であって、同湯水Bにて飲食物タンク11内のコーヒーAが加熱保温されるように構成した湯煎器に本発明を実施したが、保温タンク内の保温空気が、保温タンク外に組付けたヒータによって加熱可能であって、同保温空気にて飲食物タンク11内のコーヒーAが加熱保温されるように構成した気煎器に本発明を実施することも可能である。
また、上記実施形態においては、飲食物タンク11内に収容される飲食物がコーヒーである場合について説明したが、飲食物タンク11内に収容される飲食物はコーヒー以外の飲料であってもよく、飲料以外の飲食物であってもよい。また、上記実施形態において第1ヒータ制御部または第2ヒータ制御部によるヒータ制御で用いられる設定温度の値は、飲食物に応じて適宜変更可能である。
また、上記実施形態においては、飲食物タンク11内に配設された基準電極Soを飲食物タンク11内のコーヒーAの残量を検出する残量検出センサとしても使用するようにしたので、コーヒーAの残量をシンプルかつ安価な構成で検出することができた。しかし、これとは別に新たな残量検出センサを設けることも可能である。
本発明を湯煎器に実施した一実施形態を示す要部縦断側面図である。 図1に示した湯煎器の正面図である。 図1および図2に示した湯煎器の電気制御装置と各種センサ、ヒータ、各ランプとの電気的接続関係を示した図である。 図3に示した電気制御装置によって湯水の温度がヒータ制御されているときの湯水の温度と時間の関係を概略的に示した説明図である。
11…飲食物タンク、12…湯煎タンク、21…ヒータ、ECU…電気制御装置、A…コーヒー、B…湯水、So…基準電極、S11…温度センサ、S13…タイマ。

Claims (3)

  1. 飲食物が収容される飲食物タンクと、この飲食物タンクを包囲し内部に流体を収容可能で同流体にて同飲食物タンク内の飲食物を保温する保温タンクと、この保温タンク内に収容した前記流体を加熱するヒータとを備えた保温器において、
    前記保温タンク内の流体の温度を検出する温度センサと、
    前記飲食物タンク内の飲食物の残量を検出する残量検出センサと、
    前記温度センサによって検出された流体の温度および前記残量検出センサによって検出された飲食物の残量に基づいて、同残量が設定量以上であるとき、前記ヒータを制御して前記流体の温度を第1設定温度以上に維持する第1ヒータ制御手段と、
    この第1ヒータ制御手段による制御下にて、前記残量が前記設定量未満になったとき、前記ヒータによる加熱を停止させる停止手段とを設けたことを特徴とする保温器。
  2. 請求項1に記載の保温器において、
    前記停止手段によって前記ヒータによる加熱が停止された後、前記飲食物の残量が前記設定量未満である間、前記温度センサによって検出された流体の温度に基づいて、前記ヒータを制御して前記流体の温度を前記第1設定温度よりも低い第2設定温度以上に維持する第2ヒータ制御手段を設けたことを特徴とする保温器。
  3. 請求項1または2に記載の保温器において、
    前記保温タンク内に収容する流体が湯水であり、前記保温タンクが湯煎タンクであることを特徴とする保温器。







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