JP2005131080A - 景品払出しシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】 効率的で信頼性の高い在庫管理を行えるようにする。
【解決手段】 外部から受け入れた景品を搬送する搬送手段Cと、この搬送手段Cで搬送される景品から情報を読み取る情報読取り部Rとが備えられている。搬送手段Cで搬送される景品Gは、読取り部Rで読み取られた情報に基づいて、選別手段Sによって種類別に選別収納される。制御ユニットUは、(1)読取り部Rで読み取った情報に基づいて、受け入れた景品の種類別の数量を計数し、(2)その種類別の数量を受入景品情報として記録し、(3)払出し手段Tによって払い出された景品の種類別の数量を払出景品情報として記録し、(4)記録された受入景品情報および払出景品情報に基づいて、景品の種類別の在庫数を算出し、(5)算出された在庫数に基づいて、在庫数が所定の最低基準値を下回った場合に、その旨を報知手段で外部に報知する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、例えばパチンコ玉等の遊技媒体と交換される景品を払い出すための景品払出しシステムに係り、特に景品の補充に関連した在庫管理のための改良に関する。
従来、上記のような景品払出しシステム(例えば特許文献1参照)では、景品の補充に関連した作業が全て人手によって行われている。すなわち、係員が、補充する景品を種類別にカセットに手詰めし、そのカセットを払出し機本体に装填するようにしている。また、補充した景品の数(入庫数)は、係員がテンキー等によって手動で入力するようになっている。そして、入力された景品入庫数から払い出された景品の数を自動的に差し引いた数を在庫数とし、その在庫数に基づいて在庫管理が行われている。
特開平9−38328号公報
上述したような従来の景品払出しシステムには、次のような問題点がある。すなわち、入庫数を係員が手動で入力しているが、特に営業時間中は係員が多忙であるため、入力作業を失念し、或いは省略してしまうこともある。また、実際とは異なる数が入力されてしまう場合や、抜き取り等の不正行為による在庫数の減少もあり得る。
それらの場合、一般に在庫数が実際の数と食い違ってしまうことになるが、実際に営業終了後の棚卸し等を行ってチェックをしなければ、その内容を確かめることができない。このため、営業中の予期しない在庫不足等によって、景品交換業務に支障をきたすおそれもある。また、営業終了後の棚卸し作業も、払出し機本体からカセットを取り出して在庫数を確認する手作業が必要となり、煩雑で精度の期待できないものとなる。従って、従来の景品払出しシステムにおける景品の在庫管理は、効率が悪く信頼性も低いものとなっている。
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、効率的で信頼性の高い在庫管理を行えるような景品払出しシステムを提供することを目的とする。
第1の発明は、景品の種類を特定可能な情報を記録した情報記録部の設けられた景品を払い出すための景品払出しシステムであって、外部から景品を受け入れるための受入部と、この受入部から受け入れた景品を搬送する搬送手段と、この搬送手段によって搬送される景品の情報記録部から情報を読み取る読取り手段と、この読取り手段で読み取った情報に基づいて、外部から受け入れた景品の種類別の数量を計数する計数手段と、この計数手段によって計数された景品の種類別の数量を受入景品情報として記録する記録手段と、 前記読取り手段で読み取った情報に基づいて、前記搬送手段によって搬送される景品を種類別に選別する選別手段と、この選別手段によって選別された景品を種類別に収納する複数の収納部と、各収納部に収納された景品を、随時必要な数だけ払い出す払出し手段と、を備えたことを特徴とする景品払出しシステムである。
この第1の発明によれば、受入部から受け入れた景品が各収納部に自動的に補充され、補充された景品の種類別の数量も受入景品情報として自動的に記録される。このように、景品の補充時に自動的に記録される受入景品情報に基づいて在庫管理を行うことで、効率的で信頼性の高い在庫管理を行うことが可能となる。
第2の発明は、第1の発明において、複数の景品を集積可能な集積部と、この集積部から前記受入部へ景品を1つずつ繰り出す繰出し手段と、を更に備えたものである。
この第2の発明によれば、景品補充の作業効率を向上させることができる。
第3の発明は、第1又は第2の発明において、前記記録手段は更に、前記払出し手段によって払い出された景品の種類別の数量を払出景品情報として記録し、前記記録手段に記録された前記受入景品情報および前記払出景品情報に基づいて、各収納部に収納されている景品の在庫数を算出する算出手段を更に備えたものである。
この第3の発明によれば、各収納部に収納されている景品の在庫数を、算出手段の算出結果によって随時確認することができる。
第4の発明は、第3の発明において、前記算出手段によって算出されたいずれかの収納部の在庫数が所定の最低基準値を下回った場合に、その旨を外部に報知する報知手段を更に備えたものである。
この第4の発明によれば、報知手段によって景品の補充を促すことで、営業中の在庫不足等を防止することができる。
次に、図面を参照して本発明の一実施形態について説明する。図1乃至図7は本発明による景品払出しシステムの実施の形態を示す図である。以下、本実施形態における《システム構成》、《景品払出し機の構成および動作》、《作用効果》、および《変形例》について順次説明する。
《システム構成》
〈構成の概要〉
図1に示すように、本実施形態の景品払出しシステムは、パチンコ店等の遊技場における事務所から景品カウンタに渡って設けられている。このシステムは、事務所側に設置された管理コンピュータMと、景品カウンタ側に設置されたPOS端末Pおよび景品払出し機Kとを備えている。景品払出し機KはPOS端末Pに接続された制御ユニットUを有している。POS端末Pは管理コンピュータMに接続されている。なお、管理コンピュータMには、複数のPOS端末Pおよび景品払出し機Kを接続することができる。
図7には、景品払出し機Kによって払い出される景品の一例である特殊景品Gが示されている。特殊景品とは、遊技場において遊技客が獲得したパチンコ玉等の遊技媒体と交換され、遊技場外の景品交換所等において買い上げられる景品である。図7に示す景品Gは、プラスチック等でできた厚手で矩形のカード状をなしている。この景品Gには、景品の種類(設定交換価値)を特定可能な情報を記録した情報記録部Iが設けられている。情報記録部Iとしては、例えば特殊景品Gの内部に埋め込まれた非接触ICチップ(RFID(Radio Frequency Identification))が用いられる。
一般に特殊景品Gは、設定された交換価値によって色彩等の外観の異なるものが用いられる。本実施形態では、5000円景品、1000円景品および200円景品の3種類を用いる場合について説明する。なお、特殊景品Gには、非接触ICチップI等の他、設定された交換価値に応じてメダル等の有価物品が埋め込まれることもある。
図2に示すように、景品払出し機Kの制御ユニットUは、主制御部100と、この主制御部100に接続された通信部101、記憶部102および計数部(計数手段)103とを有している。通信部101は、POS端末P(図1)との間で制御信号やデータ等の通信を行うための機能を有する。記憶部102は、制御ソフト等を格納する他、後述する景品情報等を記録する記録手段としての機能を有する。
景品払出し機Kは、図3に示すような投出ユニット1を、機体の幅方向に3つ並べて備えている。これらの投出ユニット1は、図4に示すように、5000円景品用のユニット1−1、1000円景品用のユニット1−2および200円景品用のユニット1−3に分けられる。図3および図4に示すように、景品払出し機Kは、3つの投出ユニット1を収納するキャビネット2を備え、このキャビネット2の一側に開閉扉20が設けられている。なお、キャビネット2に扉20のある側(図3および図4の左側)が、景品払出し機Kの前側である。
各投出ユニット1は、景品Gを収納する収納部としての前後2つのカセット4と、これらのカセット4に収納された景品Gを随時必要な数だけ払い出す払出し手段T(図2)とを備えている。その払出し手段Tは、後述するように景品Gを投出するための、投出用リフト機構6、繰出し機構7、エレベータ機構8、スライド機構9、送出し機構3等によって構成される。
図4および図5に示すように、キャビネット2には、外部から景品Gを受け入れるための受入口(受入部)26が形成されている。この受入口26に対応して、複数の景品Gを集積可能な集積部28が設けられている。また、集積部28から受入口26へ景品Gを1枚ずつ繰り出す繰出し手段Dが設けられている。さらに、受入口26から受け入れた景品Gを略水平に搬送する搬送手段C(図2)として、図4および図5に示す前後方向の第1搬送系C1と、図4および図6に示す左右方向の2つの第2搬送系C2とが備えられている。図4に示すように、第1搬送系C1から分岐した2つの第2搬送系C2が、それぞれ景品払出し機Kの前側と後側に配置されている。
図4および図5に示すように、第1搬送系C1の上流側には、第1搬送系C1によって搬送される景品Gの情報記録部I(図7)から情報を読み取る情報読取り部(読取り手段)R(例えば、RFID用アンテナ)が設けられている。また、図4および図6に示すように、各第2搬送系C2には、読取り部Rで読み取った情報に基づいて、第2搬送系C2によって搬送される景品Gを種類別に選別するための選別手段S(S1,S2,S3)が設けられている。
この場合、選別手段Sによって選別された景品Gが各カセット4に種類別に収納されるよう、5000円景品用のユニット1−1、1000円景品用のユニット1−2および200円景品用のユニット1−3に対応して、それぞれ専用の選別手段S1、S2およびS3が設けられている(図4)。詳細については後述するが、選別手段S(S1,S2,S3)による景品Gの選別は、それらの上流側に配置された到達検知部Aとの連係においてなされる。
図3に示すように、キャビネット2上には、景品払出し機Kの操作や各種情報の表示を行うための表示・操作部24が設けられている。この表示・操作部24は、特に係員向けの情報を表示するための係員用表示部24aを含んでいる。そして、景品払出し機Kは、例えば開閉扉20、集積部28および表示・操作部24のある(特に係員用表示部24aに面した)前側を装置の操作等を行う係員側とし、後ろ側を、払い出された景品Gを受け取る客側として運用される。
図2に示すように、上記の繰出し手段D、搬送手段C、情報読取り部R、到達検知部A、選別手段S、払出し手段T、および表示・操作部24は、それぞれ制御ユニットUの主制御部100に接続されている。
〈在庫管理に関する構成〉
図2に示す景品払出し機の制御ユニットUは、以下のような制御を行うように構成されている:
(1)情報読取り部Rで読み取った情報に基づいて、外部から受け入れた景品の種類別の数量を計数部103で計数し、
(2)この計数部103で計数された景品の種類別の数量を、記憶部102で「受入景品情報」として記録し、
(3)払出し手段Tによって払い出された景品の種類別の数量を、記憶部102で「払出景品情報」として記録し、
(4)記憶部102に記録された受入景品情報および払出景品情報に基づいて、主制御部(算出手段)100で、各投出ユニット1−1,1−2,1−3のカセット4(図4)に収納されている景品の在庫数(すなわち景品の種類別の在庫数)を算出し、
(5)算出された在庫数に基づいて、いずれかの投出ユニット1−1,1−2,1−3のカセット4における在庫数が所定の最低基準値を下回った場合に、その旨を報知手段で外部に報知する。
この場合、(5)の報知手段としては、景品払出し機Kで、係員用表示部24aにおける画像や文字の表示、ランプの点灯・点滅等による視覚的な報知を行ったり、ブザー音や合成音声等による聴覚的な報知を行ったりするものが考えられる。また、これに代えて、或いは、これに加えて、通信部101を通じて制御信号を送信することで、図1に示すPOS端末Pや管理コンピュータM(それらの周辺機器を含む)において視覚的・聴覚的な報知を行うものも考えられる。また、在庫数の最低基準値としては、例えば景品の種類別の(景品交換処理1回当たりの)平均払出し数を用いることができる。
なお、上記(4)で算出された在庫数も記憶部102で記録される。そして、記憶部102で記録される受入景品情報、払出景品情報および在庫数は、係員用表示部24a等に常時(或いは、呼出操作等に応じて随時)表示される。
景品払出し機Kにおける景品の補充および払出し等に関する具体的な構成および動作については、次に説明する。
《景品払出し機の構成および動作》
〈払出し機の全体構成〉
まず、図4、図5および図6を参照して、各投出ユニット1の内部を除く、払出し機全体に関連した具体的構成について説明する。
図5に示すように、集積部28は、その上部開口29から受け入れた景品Gを、上下一列の状態で集積できるようになっている。この集積部28の底部に、集積部28から受入口26へ景品Gを1枚ずつ繰り出す無端ベルトd1を有した繰出し手段Dが設けられている。この無端ベルトd1には、最低位の景品Gの後縁に係合してこれを押し出すための凸部d2が形成されている。
受入口26の前後には、集積部28内の景品Gを検知する集積センサE1と、受入口26からの景品Gの導入を検知する導入センサE2とが、それぞれ配置されている。第1搬送系C1は、受入口26から受け入れた景品Gの底面を支持する通路底板b1と、この底板b1に沿って景品Gを搬送する左右一対の搬送ベルトc1とを有している。情報読取り部Rは、例えば一対の搬送ベルトc1同士の間に配置される。
図6に示すように、各第2搬送系C2は、第1搬送系C1から受け渡された景品Gの底面を支持する通路底板b2と、この底板b2に沿って景品Gを搬送する左右一対の搬送ベルトc2とを有している。各到達検知部Aは、例えば一対の搬送ベルトc2同士の間に配置される。第2搬送系C2に沿って配置される各選別手段Sは、(後述するカセット4の補充位置に対応して)底板b2に形成された選別孔s1と、この選別孔s1に設けられた開閉板s2とで構成されている。各選別手段Sの開閉板s2は、選別孔s1を閉じて底板b2と略面一となる閉鎖位置と、選別孔s1の上流側を開くように先端側が底板b2から持ち上げられる開放位置との間で(ソレノイド等の駆動により)揺動するようになっている。
各選別手段Sにおいて、開閉板s2が閉鎖位置にあるときは、景品Gが選別孔s1上をそのまま通過する。そして、当該選別手段Sにて選別すべき種類の景品Gを、その直前の到達検知部Aが検知したタイミングで、開閉板s2を開放位置に揺動させることで、当該景品Gを選別孔s1から落下させることができる。選別孔s1から落下した景品Gは、補充位置にあるカセット4内で、後述する補充用リフト機構6’のリフト板60上に集積されて行く。なお、図4に示す最も下流側のユニット1−3用の選別手段S3は、開閉板s2を省略して選別孔s1のみで構成することができる。
図3に示すように、キャビネット2の上面部には、投出された景品Gを載置して払出しに供するための上板22が設けられている。この上板22上には、前側の中央に上記表示・操作部24が設けられ、その後方(前後方向の略中央)には、各投出ユニット1に対応するスライド蓋30が左右に間隔を置いて配置されている。
また、各スライド蓋30に対応して、上板22を貫通して下方へ延びる景品通路26が形成されている。また、各景品通路26に対応して、スライド蓋30を含む送出し機構3が設けられている。各送出し機構3は、モータ32によって駆動される無端ベルト43と、このベルト34に対してスライド蓋30を連結する連接棒36とを有している。これにより、各送出し機構3は、スライド蓋30を前後にスライドさせて景品通路26の開口部を開閉できるようになっている。
〈投出ユニットの構成〉
次に、主に図3を参照して、各投出ユニット1の具体的構成について説明する。
図3に示すように、投出ユニット1は、景品Gを上下一列の集積状態で収納する前後2つのカセット4と、これらのカセット4を保持するカセットキャリア5とを有している。これらのカセット4およびカセットキャリア5は、投出ユニット1の外形を画成する筐体10内に収納されている。
投出ユニット1の筐体10内には、各カセット4,4の投出位置(内側の位置)に対応する投出用リフト機構6,6と、同じく補充位置(外側の位置)に対応する補充用リフト機構6’,6’とが設けられている。各リフト機構6(6’)は、カセット4内で景品Gを載置して上昇(下降)すると共にカセット4内から下方へ退避可能なリフト部材60を有し、そのリフト部材60を無端ベルト等によって昇降駆動するように構成されている。これに対応して、各カセット4は、上面が全開放されている他、底面およびリフト機構6,6’側の一側面も中央部が開放されている。
筐体10内の底部には、各カセット4を補充位置と投出位置との間で移動させるために、カセットキャリア5を前後方向に移動させるスライド機構9が設けられている。このスライド機構9は、例えばモータ駆動のラックアンドピニオン機構等によって構成される。また、投出位置にある各カセット4の上部と連通するように一対の受入部16が設けられている。各受入部16は、投出用リフト機構6によって上昇する景品Gをカセット4の上部から受け入れて、更に上方まで案内するためのものである。
各受入部16の上方には、投出用リフト機構6によって上昇された景品Gを繰り出す繰出し機構7が設けられている。この繰出し機構7は、引出し機構部7Aと押出し機構部7Bとで構成されている。また、2つの受入部16同士の間には、各繰出し機構7によって繰り出された景品Gを一時保留する保留部18が、上記景品通路26に対応して筐体10上面に開口するように設けられている。
繰出し機構7のうち、引出し機構部7Aは、対向ローラによって景品Gを厚さ方向に挟んで受入部16から保留部18へ引き出すように構成されている。また、押出し機構部7Bは、引出し機構部7Aまで景品Gを送り出すために、当該景品Gの後端部を押し出すよう一定行程で往復運動する部分を有している。
また、保留部18に対応して、そこに保留された景品Gを外部へ投出するためのエレベータ機構8が設けられている。このエレベータ機構8は、保留部18に保留される景品Gの底部を支持する支持板80を有し、その支持板80を無端ベルト等によって昇降駆動するように構成されている。
なお、受入部16の前後面は一対の側板16pによって画成されている。また、保留部18の前後面は、下部が一対の側板18pによって、上部が一対の揺動板18sによって、それぞれ画成されている。各揺動板18sは、対応する繰出し機構7による景品Gの繰り出しに応じて、保留部18内側へ揺動するように設けられている。
次に、筐体10前面の下側を構成する前板12に、カセットキャリア5を摺動自在に支持したレール14と、上記スライド機構9とが取り付けられ、これらが一体となって引出部12,14,9を構成している。この引出部12,14,9は、筐体10本体内に設けられた上下一対の取付レール13に沿って、筐体10本体に対して引出し式に着脱自在となっている。また、引出部1aは、電磁ロック等のロック機構により筐体10本体に対して固定自在となっている。このロック機構は、筐体10外部から操作可能に構成されている。
〈払出し機の動作〉
次に、本実施形態の景品払出し機Kにおける景品の補充および払出しに関する動作について簡単に説明する。
図3には、補充位置にある前カセット4に景品Gを補充する状態が実線で示されている(図4の実線もこの状態に対応している)。以下、この状態での景品Gの補充動作を例にとって説明する。
まず、集積部28に集積された景品Gが繰出し手段Dによって受入口26へ1枚ずつ繰り出される(図5)。繰り出された景品Gは、第1搬送系C1によって払出し機の後方へ搬送される(図4および図5)。その際、景品Gの情報記録部I(図7)に記録された情報が情報読取り部Rによって読み取られる。次に、この景品Gは、第1搬送系C1から第2搬送系C2(この場合は、図3および図4における前側の第2搬送系C2)に受け渡される。
第1搬送系C1から受け渡された景品Gは、第2搬送系C2によって、係員から見て払出し機の右側(図4の下方)に向かって搬送される。第2搬送系C2で搬送される景品Gは、読取り部Rで読み取られた情報に基づいて、選別手段S(S1,S2,S3)で種類別に選別される。
すなわち、図4において、当該景品Gが5000円景品であった場合は最も上流側に位置する選別手段S1によって、1000円景品であった場合は次位の選別手段S2によって、200円景品であった場合は最も下流側に位置する選別手段S3によって、それぞれ選別され、対応する投出ユニット1−1,1−2,1−3の前カセット4に収納される。具体的には、上述したように、対応する選別手段S1,S2,S3の選別孔s1(図6)から落下した景品Gが、対応する前カセット4内において補充用リフト機構6’のリフト板60上に集積されて行く(図6)。このリフト板60は、載置される景品が少ない状態では選別機構Sに近い位置で待機し、載置される景品の枚数に応じて順次下降下し、景品の落下量をほぼ一定に保つように制御される。
次に、図3には、投出位置にある後カセット4より景品Gを投出する状態が実線で示されている。以下、この状態での景品Gの投出動作を例にとって説明する。
まず、後カセット4内の景品Gは、最上位のものが(受入部16を通って)繰出し機構7に対応した高さに達するまで、投出用リフト機構6によって持ち上げられる。そして、まず最上位の景品Gが、繰出し機構7によって保留部18内に繰り出されて支持板80上に載置される。一度に2枚以上の景品Gを投出する場合は、景品Gの投出用リフト機構6による上昇と繰出し機構7による繰り出しとが繰り返され、必要な枚数の景品Gが保留部18内に集積(一時保留)される。
その後、スライド蓋30が景品通路26の開口部を開放するように前方へ引き込まれた状態で、支持板80上の景品Gが上板22上の高さに達するまでエレベータ機構8によって持ち上げられる。次に、送出し機構3が、景品通路26の開口部を閉鎖するようにスライド蓋30を後方へスライドさせることで、支持板80上の景品Gが上板22上に押し出され、当該景品Gの投出(払出し)が完了する。その後、支持板80が待機位置まで降下するようにエレベータ機構8が作動し、次の投出動作に備える。
《作用効果》
次に、以上のように構成された本実施形態の景品払出しシステムの作用効果について説明する。
本実施形態によれば、集積部28から受入口26を通じて受け入れた景品Gが各投出ユニット1のカセット4に自動的に補充される。また、補充された景品Gおよび払い出された景品Gの種類別の数量も、それぞれ受入景品情報および払出景品情報として記憶部102に自動的に記録される。そして、記憶部102に記録された受入景品情報および払出景品情報に基づいて、主制御部100で、各投出ユニット1のカセット4に収納されている景品Gの種類別の在庫数が算出される。従って、各投出ユニット1のカセット4に収納されている景品Gの種類別の在庫数を随時確認することができる。このように、景品Gの補充時に自動的に記録される受入景品情報に基づいて在庫管理を行うことで、効率的で信頼性の高い在庫管理を行うことが可能となる。
また、いずれかの投出ユニット1のカセット4における在庫数が所定の最低基準値を下回った場合に、その旨を報知手段で外部に報知して景品の補充を促すことで、営業中の在庫不足等を防止することができる。
さらに、集積部28に集積した複数の景品Gを1つずつ繰り出して補充できるようにしたので、景品補充の作業効率を向上させることができる。
《変形例》
(1)本発明の算出手段等を含む制御系は、景品払出し機Kの制御ユニットUのみならず、POS端末Pや管理コンピュータMの制御部分の一部ないし全部を含む任意の組合せによって構成することもできる。また、本発明の記録手段や計数手段に対応する構成を、景品払出し機Kに代えて、或いはこれに加えて、POS端末Pや管理コンピュータMに設けてもよい。
(2)本発明の景品払出しシステムは、POS端末Pや管理コンピュータMの少なくとも一方を省略しても構成可能である。
(3)本発明の情報記録部および読取り手段は、例示されたRFID形式の情報記録部Iおよび読取り部Rには限定されない。すなわち、景品の種類を特定可能な情報を記録および読取り可能なものであれば、光学読取り式、磁気記録式その他の任意形式のものを用いることができる。
(4)本発明が対象とする景品は、上述した矩形のカード状のものに限定されず、円盤状、棒状等の任意の形状とすることができる。
(5)本発明の繰出し手段は、上述したベルト式のものには限定されず、ローラ式その他の任意の構成のものを用いることができる。
(6)上記実施形態では、集積部28から繰出し手段Dによって景品Gを1枚ずつ繰り出すように構成したが、これらの集積部および繰出し手段を省略して、景品Gを1枚ずつ手差しで挿入するように構成してもよい。
(7)本発明の搬送手段は、上述したベルト式の搬送系C1,C2による構成には限定されず、ローラ式その他の任意の形態を採ることができる。
(8)本発明の選別手段は、上述した揺動式の開閉板s2を用いるものには限定されず、水平にスライドする支持板を用いるもの等、他の任意の構成を採ることができる。
(9)本発明の景品払出しシステムは、さらに景品の真偽判定を行うように構成してもよい。例えば、情報読取り部Rによって景品Gの真偽判定を行えるようにし、偽景品と判定された場合に報知手段で報知したり、当該景品Gを第1搬送系C1からリジェクトボックスに排出したりするように構成してもよい。
(10)本発明の景品払出しシステムは、同一種類の景品を多数補充するような場合には、景品Gを種類別に選別する機能を一時停止できるように構成してもよい。すなわち、予め第2搬送系C2で搬送される全ての景品Gが所定の選別部Sで選別される状態に固定しておくことで、搬送速度を高く設定することが可能となり、より迅速な補充作業を行うことができる。
本発明による景品払出しシステムの一実施形態を示すブロック図。 図1に示した景品払出しシステムの景品払出し機における制御系を示すブロック図。 図1に示した景品払出し機の構造を示す縦断面図。 図3に示した景品払出し機を模式的に示す上部水平断面図。 図3に示した景品払出し機の繰出し手段および第1搬送系を模式的に示す断面図。 図3に示した景品払出し機の第2搬送系および選別手段を模式的に示す断面図。 図1に示した景品払出しシステムが取り扱う景品の例を示す斜視図。
符号の説明
G 特殊景品
I 情報記録部
M 管理コンピュータ
P POS端末
K 景品払出し機
U 制御ユニット
100 主制御部(算出手段)
101 通信部
102 記憶部(記録手段)
103 計数部(計数手段)
R 情報読取り部(読取り手段)
T 払出し手段
1 投出ユニット(収納部+払出し手段)
10 筐体
2 キャビネット
24 表示・操作部
24a 係員用表示部(報知手段)
26 受入口(受入部)
28 集積部
D 繰出し手段
C 搬送手段
C1 第1搬送系
C2 第2搬送系
A 到達検知部
S(S1,S2,S3) 選別手段
s1 選別孔
s2 開閉板
3 送出し機構
4 カセット(収納部)
5 カセットキャリア
6 投出用リフト機構
6’ 補充用リフト機構
7 繰出し機構
8 エレベータ機構
9 スライド機構

Claims (4)

  1. 景品の種類を特定可能な情報を記録した情報記録部の設けられた景品を払い出すための景品払出しシステムであって、
    外部から景品を受け入れるための受入部と、
    この受入部から受け入れた景品を搬送する搬送手段と、
    この搬送手段によって搬送される景品の情報記録部から情報を読み取る読取り手段と、
    この読取り手段で読み取った情報に基づいて、外部から受け入れた景品の種類別の数量を計数する計数手段と、
    この計数手段によって計数された景品の種類別の数量を受入景品情報として記録する記録手段と、
    前記読取り手段で読み取った情報に基づいて、前記搬送手段によって搬送される景品を種類別に選別する選別手段と、
    この選別手段によって選別された景品を種類別に収納する複数の収納部と、
    各収納部に収納された景品を、随時必要な数だけ払い出す払出し手段と、
    を備えたことを特徴とする景品払出しシステム。
  2. 複数の景品を集積可能な集積部と、
    この集積部から前記受入部へ景品を1つずつ繰り出す繰出し手段と、
    を更に備えたことを特徴とする請求項1記載の景品払出しシステム。
  3. 前記記録手段は更に、前記払出し手段によって払い出された景品の種類別の数量を払出景品情報として記録し、
    前記記録手段に記録された前記受入景品情報および前記払出景品情報に基づいて、各収納部に収納されている景品の在庫数を算出する算出手段を更に備えた、ことを特徴とする請求項1又は2記載の景品払出しシステム。
  4. 前記算出手段によって算出されたいずれかの収納部の在庫数が所定の最低基準値を下回った場合に、その旨を外部に報知する報知手段を更に備えた、ことを特徴とする請求項3記載の景品払出しシステム。
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