JP2005129110A - オーディオシステム及びコンテンツ出力方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】著作権保護とモバイル装置の小消費電力化を図りつつモバイル装置に記録されたオーディオファイルを再生する「オーディオシステム及びコンテンツ出力方法」を提供する。
【解決手段】モバイル装置Aは、オーディオ処理装置1に接続すると(701)、記録しているオーディオファイル1141を暗号化した暗号化ファイル54としてオーディオ処理装置1に転送する(702、703、704、705)。オーディオ処理装置1は、転送された暗号化ファイル54をHDD5に記録する。そして、HDD5に記録した暗号化ファイル54を再生する際には、モバイル装置Aから暗号化ファイル54を復号するための暗号キーを取得し(706、707)、取得した暗号キーを用いて暗号化ファイル54を復号し、再生する。また、モバイル装置Aとの通信が切断したならば(708)、モバイル装置Aから取得した暗号キーを廃棄する。
【選択図】図7

Description

本発明は、オーディオ装置において、オーディオ装置とは独立して使用可能な携帯装置に記録された楽曲を再生する技術に関するものである。
楽曲を記録する携帯装置としては、楽曲蓄積機能と楽曲再生機能を備え移動電話網を介して楽曲をダウンロードする移動電話機(たとえば、特許文献1)や、MP3プレイヤとして知られる楽曲蓄積機能と楽曲再生機能を備えた携帯型オーディオ再生装置が知られている。
また、このような携帯装置に蓄積された楽曲を、他のオーディオ装置から出力する技術としては、携帯装置で再生したオーディオ信号を、有線またはFM等の無線接続によってオーディオ装置に入力し、オーディオ装置から出力する技術や、携帯装置からオーディオ装置に楽曲を転送してオーディオ装置に記録し、その後、オーディオ装置において記録した楽曲を再生、出力する技術などが知られている。
特開平2001-136309号公報
前記従来の携帯装置に蓄積された楽曲を、他のオーディオ装置から出力する技術によれば、以下のような問題がある。
すなわち、携帯装置で楽曲を再生し再生したオーディオ信号をオーディオ装置に入力してオーディオ装置において出力する技術によれば、楽曲の再生中、蓄電量に限りある内蔵バッテリで稼働する携帯装置において楽曲を再生するための比較的大きな電力が消費され続けてしまうことになる。一方で、外部から電力を携帯装置に供給するようにすれば、このような内蔵バッテリの電力消費の問題は回避されるが、電力供給を行うために一々ユーザが外部からの電力線を携帯装置に接続する必要性が生じる。そして、このことは、特に携帯装置とオーディオ装置を無線接続する場合における携帯装置の利便性を著しく損ねる。また、オーディオ装置が車載のオーディオ装置である場合などには、通常、DC/DCコンバータなどの特段の電力供給設備を自動車側に設ける必要性が生じる。
また、携帯装置からオーディオ装置に楽曲を転送してオーディオ装置に記録し、オーディオ装置において記録した楽曲を再生出力する技術によれば、無条件にこのような携帯装置からオーディオ装置への楽曲の複写を許してしまうと、楽曲の充分な著作権保護を行えなくなることになる。すなわち、携帯装置の利用者に対してのみ利用を許可された楽曲について、無条件に楽曲のオーディオ装置への複写を行った場合には、一旦、オーディオ装置に楽曲を記録した後は、オーディオ装置において任意のユーザによって無制限に楽曲を再生できるようになる他、楽曲がさらにオーディオ装置から他の装置に複写されて利用される可能性が生じる。
そこで、本発明は、携帯装置記録楽曲の外部のオーディオ装置からの出力を、楽曲の著作権保護と携帯装置の消費電力の抑制とを図りつつ行うことを課題とする。
前記課題達成のために、本発明は、楽曲を出力するオーディオシステムに、楽曲を記録したモバイル装置と通信する通信手段と、楽曲を記録する記録媒体と、前記モバイル装置から前記通信を介して楽曲を転送し、転送した楽曲を前記記録媒体に記録する楽曲取得手段と、前記記録媒体に記録されている楽曲を再生する楽曲再生手段と、前記楽曲再生手段の楽曲再生動作を制御する再生制御手段とを備え、前記再生制御手段において、前記記録媒体に記録された楽曲のうちの、現在、前記通信手段を介して通信できないモバイル装置が転送元である楽曲の、前記楽曲再生手段の再生を禁止するようにしたものである。
このようなオーディオシステムによれば、モバイル装置に記録されているオーディオファイルの楽曲をオーディオシステムから出力する場合に、モバイル装置において一旦オーディオシステムに転送した楽曲の再生は行わないので、モバイル装置の省電力消費化が図られると共に、オーディオシステムにおいて、モバイル装置から転送して記録した楽曲の再生は当該モバイル装置が接続されている場合にのみ可能となるので、楽曲の有効な著作権保護が図られる。
ここで、このようなオーディオシステムでは、前記楽曲は当該楽曲の転送元のモバイル装置が保持するキーによってモバイル装置またはオーディオシステムにおいて暗号化して前記記録媒体に記録し、前記楽曲再生手段において、前記記録媒体に記録されている楽曲の再生を、現在通信可能なモバイル装置であって、かつ、当該楽曲の転送元であるモバイル装置から前記通信を介して取得した前記キーを用いて復号した上で行うようにすることが好ましい。
このようにすることによりオーディオシステムに記録した楽曲の当該オーディオシステム上での不正利用や、他の装置に複写しての不正利用を抑止することができる。
また、以上のオーディオシステムには、前記通信を介して前記モバイル装置が接続したときに、当該接続したモバイル装置に記録されておらず、前記記録媒体に記録されている当該接続したモバイル装置が転送元である楽曲を前記記録媒体より削除する楽曲削除手段を備えることが好ましい。
このようにすることにより、一旦、オーディオシステムに転送して記録した楽曲が、転送元のモバイル装置上で削除された場合に、著作権保護の観点から、当該楽曲をオーディオシステム上からも削除して、オーディオシステム上においても、当該楽曲の以降の利用が行えないようにすることができる。
ここで、以上のオーディオシステムの、前記楽曲取得手段は、前記通信を介して前記モバイル装置が接続したときに、当該接続したモバイル装置に記録されており、当該接続したモバイル装置が転送元である楽曲として前記記録媒体に記録されていない楽曲を前記モバイル装置から前記通信を介して転送し、前記記録媒体に記録するものであってよい。
または、前記通信を介して接続しているモバイル装置に記録されている楽曲であって、前記記録媒体に記録されていない楽曲の再生をユーザから指示された場合に、前記楽曲取得手段において、当該楽曲を、当該接続しているモバイル装置から前記通信を介してストリーミング再生可能な形式で転送して、前記記録媒体に記録し、前記楽曲再生手段において、当該接続しているモバイル装置から転送された楽曲をストリーミング再生するようにしてもよい。
なお、以上のオーディオシステムにおいて、前記通信手段は、前記モバイル装置と、短距離無線通信またはローカルな通信を介して通信するものであることが好ましい。また、当該オーディオシステムは自動車に固定的に搭載される車載オーディオシステムであって良い。
なお、以上の発明は、楽曲以外のコンテンツ、たとえば、ビデオやゲームなどを対象として、そのようなコンテンツの出力を行うシステムに同様に適用することができる。
以上のように、本発明によれば、携帯装置記録楽曲の外部のオーディオ装置からの出力を、楽曲の著作権保護と携帯装置の消費電力の抑制とを図りつつ行うことができる。
以下、本発明の実施の形態について、車載のオーディオシステムへの適用を例にとり説明する。
図1に、オーディオシステムのハードウエア構成を示す。
図示するように、本実施形態に係るオーディオシステムは、オーディオ処理装置1、表示装置2、入力装置3、スピーカやオーディオアンプ装置などのオーディオ出力装置4、HDD5、デジタルオーディオ放送受信機6、デジタルオーディオデータを記録するCD-DA用のドライブ装置であるCDドライブ7、脱着可能にオーディオ処理装置1に装着される過般型のメモリカード8とを有している。
そして、オーディオ処理装置1は、CPU11、メモリ12、表示装置2に接続する表示インタフェース13、オーディオ出力装置4に接続するオーディオ出力インタフェース14、HDD5に接続するHDDインタフェース15、デジタル放送受信機に接続する受信機インタフェース16、CDドライブ7に接続するCDドライブインタフェース17、メモリカード8が装着されるメモリカードインタフェース18、入力装置3に接続する入力インタフェース19、移動電話機101や携帯プレイヤ102や移動電話機101などのモバイル装置とBluetooth(登録商標)などの短距離無線通信を行う短距離無線通信装置20と、以上の各部を接続するバス21とを備えている。ここで、表示インタフェース13、オーディオ出力インタフェース14、HDDインタフェース15、受信機インタフェース16、DVDドライブインタフェース、メモリカードインタフェース18、入力インタフェース19は、無線通信インタフェースは、各々接続する装置と、オーディオ処理装置1との間との入出力を処理するものである。
一方、移動電話機101や携帯プレイヤ102や移動電話機101などの各モバイル装置のハードウエアは、CPUやメモリなどより構成されるCPU回路に、表示装置や、入力装置や、スピーカなどのオーディオ出力装置や、記憶装置や、短距離無線通信を行う短距離無線通信装置が、それぞれ適当なインタフェースを介して接続された構成を有している。また、各モバイル装置は、その装置の種別に応じた機能部、たとえば、移動電話機101であれば、移動電話を行う機能部を含んで構成される。
次に、このようなオーディオシステムとモバイル装置の機能構成を図2に示す。
図示するように、オーディオ処理装置1は、機能的には、オペレーティングシステム201、オペレーティングシステム201上で稼働するオーディオ再生アプリケーション202、オペレーティングシステム201上で稼働する他のアプリケーションである他アプリケーション203とを有する。そして、オーディオ再生アプリケーション202は、オーディオ制御部2020、端末収容処理部2021、再生処理部2022、復号部2023、オーディオデコーダ2024を含む。
ここで、図中のオーディオソース210は、デジタルオーディオ放送受信機6やCDドライブ7などのオーディオ処理装置1で再生するオーディオデータの発生元の装置を示す。
次に、モバイル装置100は、機能的には、モバイル装置100のオペレーティングシステム201である端末オペレーティングシステム111、端末オペレーティングシステム111上で稼働する再生依頼アプリケーション112、端末オペレーティングシステム111上で稼働する他のアプリケーションである他端末アプリケーション113、記憶部114を有する。また、図中の、入出力部115は、表示装置や入力装置やスピーカなどの各種入出力機能部を表すものである。そして、再生依頼アプリケーション112は、アップロード制御部1120、収容受付部1121、転送処理部1122、暗号化部1123を有する。
さて、このような構成において、モバイル装置100の記憶部114には、オーディオデータを格納したオーディオファイル1141と、プレイリスト1142が記録される。プレイリスト1142は、記憶部114に記録されたオーディオファイル1141を登録したリストであり、それぞれファイルとして記録される。ただし、全てのプレイリストを一つのファイルに含めて記録するようにしてもよい。さて、このプレイリスト1141は、ユーザが任意に作成することができる他、記憶部114に記録された全てのオーディオファイル1141を登録した特定のプレイリスト1142(以下、「ライブラリプレイリスト」と称する)が一つ設けられる。このプレイリスト1142には、プレイリストに登録された各オーディオファイル1141のモバイル装置100上の識別子が記述される他、各オーディオファイル1141に格納された楽曲のタイトルやアルバムやジャンルやアーティストといった情報も記述される。ここで、このプレイリスト1142に登録する各オーディオファイル1141のモバイル装置100上の識別子としては、オーディオファイル1141のファイル名及び記録場所(ファイルパス)の他、オーディオファイル登録時に与えた連番やファイルサイズや更新日時など、ファイルパスによらず一意にオーディオファイル1141を識別できる値も端末側ファイル識別子として登録するようにする。また、各プレイリスト1142にも、当該プレイリスト1142の登録/更新時に与えた連番やファイルサイズや更新日時など、ファイルパスによらず一意に、当該プレイリスト1142を識別できる値を端末側ファイル識別子として与えるようにする。そして、アップロード制御部1120において、各オーディオファイル1141と端末側ファイル識別子との対応と、プレイリスト1142とプレイリスト1142に与えた端末側ファイル識別子との対応を管理するようにする。
そして、前述した端末他アプリケーションには、このようなオーディオファイル1141を記憶部114にダウンロードしたり、ライブラリプレイリストを作成管理したり、ライブラリプレイリスト以外のプレイリスト1142をユーザ操作に応じて編集したり、再生を指示されたオーディオファイル1141を再生して出力したり、再生を指示されたプレイリスト1142に登録された各オーディオファイル1141を順次再生して出力するアプリケーションが含まれる。
次に、オーディオシステムのHDD5には、端末管理テーブル51と、ファイルテーブル52と、端末プレイリスト53と、暗号化ファイル54と、プレイリスト1142と、オーディオファイル1141が登録される。
オーディオファイル1141とプレイリスト1142は、モバイル装置100の記憶部114に記録されるオーディオファイル1141とプレイリスト1142と同様のファイルであり、プレイリスト1142は、HDD5に記録されたオーディオファイル1141を登録したリストであり、ユーザが任意に作成することができる他、HDD5に記録された全てのオーディオファイル1141を登録したライブラリプレイリストが一つ設けられる。
次に、暗号化ファイル54は、モバイル装置100から転送された、モバイル装置100の記憶部114に記録されていたオーディオファイル1141を暗号化したファイルであり、端末プレイリスト53は、モバイル装置100から転送された、モバイル装置100の記憶部114に記録されていたプレイリスト1142のコピーである。
次に、図3に端末管理テーブル51とファイルテーブル52の内容を示す。
図3aに示すように、端末管理テーブル51には、オーディオ処理装置1に短距離無線を介して接続したことのあるモバイル装置毎のエントリが設けられる。そして、各エントリには、モバイル装置100の識別子である端末ID、対応するモバイル装置100について設けたファイルテーブル52の記憶場所を示すファイルテーブルポインタ、対応するモバイル装置100が現在オーディオ処理装置に接続中であるかどうかを示すオンラインフラグが登録される。なお、モバイル装置100の端末IDとしては、モバイル装置100が短距離無線通信に用いる伝送メディアアクセス用のアドレス(MACアドレスや、Bluetoothアドレス等)を用いることが、不正なモバイル装置100への成りすましを排除する上で有効である。
また、ファイルテーブル52は、端末管理テーブル51に登録されたモバイル装置毎に設けられるテーブルであり、図3bに示すように、対応するモバイル装置100から転送されHDD5に記録されているファイル毎のエントリを有する。そして、各エントリには、そのファイルがプレイリスト1142であるのか暗号化されたオーディオファイル1141であるのかを示すファイル種別と、そのファイルのファイル名と当該ファイルが記録されているHDD5上の位置を示すファイルパスと、そのファイルの端末側ファイル識別子を登録する。
さて、このような構成において、オーディオ処理装置1の、オペレーティングシステム201は、各アプリケーション202、204の、短距離無線通信を介したモバイル装置100との通信の仲介や、HDD5のファイルのアクセスの仲介や、表示装置2や入力装置3やオーディオ出力装置4やオーディオソース210との間の入出力の仲介を行う。
また、モバイル装置100の端末オペレーティングシステム111も、モバイル装置100の各アプリケーション112、114の、短距離無線通信を介したオーディオ処理装置1との通信の仲介や、記憶部114のファイルのアクセスの仲介や、入出力部との間の各種入出力の仲介を行う。
以下、このようなオーディオシステムにおける再生、出力動作について説明する。
まず、オーディオ処理装置1の端末収容処理部2021が行う端末収容処理について説明する。
図4に、この端末収容処理の手順を示す。
図示するように、端末収容処理では、オーディオ処理装置1に短距離無線通信によるモバイル装置100の新たな接続の発生と(ステップ402)、オーディオ処理装置1からのモバイル装置100の短距離無線通信による通信の切断の発生と(ステップ404)を監視する。
そして、モバイル装置100の新たな接続が発生したならば(ステップ402)、接続したモバイル装置100の端末IDを取得し、このモバイル装置100が端末管理テーブル51に既に登録されているかどうかを調べ(ステップ406)、登録されていればステップ408に進み、登録されていなければ、端末管理テーブル51に、新たなエントリを作成し取得した端末IDを登録すると共に、新たなファイルテーブル52を作成し、作成したファイルテーブル52のファイルパスを端末管理テーブル51の新たに作成したエントリに登録した上で(ステップ426)、ステップ408に進む。
次に、ステップ408では、端末管理テーブル51の、接続したモバイル装置100のオンラインフラグをオンに設定する。そして、短距離無線通信を介して、モバイル装置100にファイルリスト要求を発行する(ステップ410)。
モバイル装置100では、このファイルリスト要求を収容受付部1121で受け付けると、アップロード制御部1120は、記憶部114に記録されている全てのプレイリスト1142と全てのオーディオファイル1141の端末側ファイル識別子をファイルリストとして短距離無線通信を介して、オーディオ処理装置1に転送する。
オーディオ処理装置1においてファイルリストを受け取った端末収容処理部2021は、接続したモバイル装置100のファイルテーブル52に登録されている端末側ファイル識別子であって、ファイルリストに含まれていない端末側ファイル識別子が存在しないかどうかを調べ(ステップ412)、存在しない場合にはステップ416)に進み、存在する場合には、存在しなかった端末側ファイル識別子に対応するHDD5上のファイルのファイルパスをファイルテーブル52から求めると共に、求めたファイルバスのファイルをHDD5から消去すると共に、削除したファイルのエントリをファイルテーブル52から削除する(ステップ414)。そして、ステップ416に進む。
次にステップ416では、接続したモバイル装置100のファイルテーブル52に登録されていない端末側ファイル識別子であって、ファイルリストに含まれている端末側ファイル識別子が存在しないかどうかを調べ、存在しない場合にはステップ404に戻り、存在する場合には、存在した端末側ファイル識別子のファイルのファイル転送要求を短距離無線通信を介して、モバイル装置100に発行する(ステップ418)。
モバイル装置100において、ファイル転送要求を受け取ったアップロード制御部1120は管理している端末側ファイル識別子とオーディオファイル1141またはプレイリスト1142の対応に従って、要求された端末側ファイル識別子に対応するオーディオファイル1141またはプレイリスト1142を算定し、算定したファイルがプレイリスト1142である場合には、当該プレイリスト1142を転送処理部1122によって、短距離無線通信を介してオーディオ処理装置1に転送する。また、算定したファイルがオーディオファイル1141である場合には、まず、算定したファイルを暗号化部1123で所定の暗号キーを用いて暗号化し、暗号化したオーディオファイル1141を、転送処理部1122によって、短距離無線通信を介してオーディオ処理装置1に転送する。
このようにしてプレイリスト1142または暗号化されたオーディオファイル1141を受け取った端末収容処理部2021は、受け取ったファイルがプレイリスト1142であれば、当該プレイリスト1142を端末プレイリスト53としてHDD5に記録すると共に、当該端末プレイリスト53のファイル種別とファイルパスと端末側ファイル識別子を記述したエントリを、接続したモバイル装置100のファイルテーブル52に登録する。また、受け取ったファイルが暗号化されたオーディオファイル1141である場合には、当該暗号化されたオーディオファイル1141を暗号化ファイル54としてHDD5に記録すると共に、当該暗号化ファイル54のファイル種別とファイルパスと端末側ファイル識別子を記述したエントリを、接続したモバイル装置100のファイルテーブル52に登録する(ステップ418)。
そして、ステップ404に戻る。
さて、ステップ404において、オーディオ処理装置1からのモバイル装置100の切断が発生した場合には、まず、切断したモバイル装置100の暗号キーをオーディオ制御部2020が保持しているかどうかを調べ(ステップ420)、保持していなければステップ424に進み、保持していればこの暗号キーをオーディオ制御部2020に破棄させた上で(ステップ422)、ステップ424に進む。そして、ステップ424において、端末管理テーブル51の、切断したモバイル装置100のエントリのオンラインフラグをオフラインに設定し、ステップ402に戻る。
以上、端末収容処理について説明した。以上の端末収容処理によれば、モバイル装置100が短距離無線通信によってオーディオ処理装置1に接続すると、端末管理テーブル51の当該モバイル装置100のオンラインフラグがオンラインに設定される。また、当該モバイル装置100に記録されているプレイリスト1142とオーディオファイル1141のうちの、過去にオーディオ処理装置1に転送していないプレイリスト1142とオーディオファイル1141が、オーディオファイル1141については暗号化されてオーディオ処理装置1に転送され、HDD5に、端末プレイリスト53、暗号化ファイル54として記録されることになる。また、このようにして、モバイル装置100から転送されて記録された端末プレイリスト53、暗号化ファイル54に対応する、モバイル装置100上のプレイリスト1142やオーディオファイル1141が、その後モバイル装置100上で消去された場合には、消去されたファイルに対応する端末プレイリスト53、暗号化ファイル54が、次にモバイル装置100がオーディオ処理装置1に接続された時点で、HDD5から消去されることになる。すなわち、モバイル装置100がオーディオ処理装置1に接続されると、HDD5上の端末プレイリスト53と暗号化ファイル54の記録状態は、モバイル装置100上のプレイリスト1142とオーディオファイル1141の記録状態に同期化され、モバイル装置100とオーディオ処理装置1との接続中における1対1の対応が保証される。
さて、次に、オーディオ処理装置1のオーディオ制御部2020が行う再生処理について説明する。
ここで、この再生処理は、ユーザから入力装置3を介してオーディオ再生が指示されたときに実行する。
図5に、この再生処理の手順を示す。
図示するように、この処理では、まず、CDドライブ7にCD-DAが装着されているかどうかを調べ(ステップ502)、装着されていればCD-DAのTOC情報を読み出してCD-DAの各トラックの楽曲についての情報を取得する(ステップ520)。なお、この各トラックの楽曲についての情報は、予めHDD5などに格納しておいたCDDBを参照して求めるようにしてよい。
次に、HDD5に記録されているプレイリスト1142を取得する(ステップ504)。
そして、端末管理テーブル51を参照して、オンラインフラグにオンラインが設定されているモバイル装置100、すなわち、現在オーディオ処理装置に短距離無線通信で接続されているモバイル装置100が存在するかどうかを調べ(ステップ506)、存在する場合には、接続されているモバイル装置100のファイルテーブル52に登録されている全ての端末プレイリスト53を取得する(ステップ522)。
そして、再生制御ウインドウを表示装置2に表示し(ステップ508)、再生楽曲の選択を受け付ける(ステップ510)。
ここで、図6aに再生制御ウインドウの一例を示す。
図示するように、この再生制御ウインドウには、再生ボタン601と、再生楽曲をスキップするための2つのスキップボタン602と、プレイリスト操作エリア603とを有する。なお、再生ボタン601は、楽曲の再生中出力は、図6bに示すように再生ポーズボタン606に置き換えられる。
さて、図5a、bに示すように、プレイリスト操作エリア603は、プレイリスト1142や端末プレイリスト53の一覧を示すプレイリストエリア604と、プレイリストエリア604で選択されたプレイリスト1142や端末プレイリスト53に登録されている画オーディオファイル1141の楽曲の情報を表示する楽曲エリア605とを有する。
ただし、ここでは、装着されているCD-DA、デジタルオーディオ放送受信機6を一つのプレイリスト1142と見して、プレイリストエリア604に、その名称を表示する。そして、プレイリストエリア604で、CD-DAが選択されている場合には、ステップで取得した各トラックの情報を楽曲エリア605に表示し、プレイリストエリア604で、デジタルオーディオ放送受信機6が選択された場合には、デジタルオーディオ放送受信機6で受信可能な放送局またはデジタルオーディオ放送受信機6にプリセットしておいた放送局の名称を楽曲エリア605に表示するようにする。
また、このプレイリストエリア604では、HDD5に記録されているプレイリスト1142と、オーディオ処理装置1に接続している各モバイル装置100の端末プレイリスト53は、それぞれ分類して表示する。たとえば、図ではプレイリストエリア604のHDD5の表示の下に表示されている3つの名称がHDD5に記録されているプレイリスト1142の名称であり、プレイリストエリア604のmobaile#01の下に表示されている2つの名称がHDD5に記録されている端末プレイリスト53の名称である。
さて、このような再生制御ウインドウ上での再生楽曲の選択は、プレイリストエリア604におけるプレイリスト1142または端末プレイリスト53の選択と再生ボタン601の操作か、楽曲エリア605における楽曲の選択と再生ボタン601の操作によって受け付ける。ただし、デジタルオーディオ放送に関しては楽曲エリア605に表示されている放送局の選択を、再生楽曲の選択として受け付ける。
さて、図5に戻り、再生楽曲の選択を受け付けたならば(ステップ510)、楽曲の再生シーケンスを設定する(ステップ512)。すなわち、ユーザによって楽曲エリア605のデジタルラジオ放送の放送局が選択された場合には、選択された放送局を再生停止の操作あるまで受信再生する再生シーケンスを設定する。また、ユーザによってプレイリスト1142のCD-DAが選択された場合にはCDドライブ7に装着されているCD-DAの各トラックを順次再生する再生シーケンスを設定する。また、プレイリストエリア604でHDD5のプレイリスト1142が選択された場合には、当該プレイリスト1142に登録されたオーディオファイル1141を順次再生する再生シーケンスを設定する。また、プレイリストエリア604でモバイル装置100の端末プレイリスト53が選択された場合には、当該端末プレイリスト53に登録された端末側ファイル識別子が当該モバイル装置100のファイルテーブル52に登録された暗号化ファイル54を順次再生する再生シーケンスを設定する。
また、楽曲エリア605で、CD-DAのトラックが選択された場合には、そのトラックを再生する再生シーケンスを設定する。また、楽曲エリア605で、HDD5のプレイリスト1142の楽曲が選択された場合には、その楽曲に対応してプレイリスト1142に登録されているオーディオファイル1141を再生する再生シーケンスを設定する。そして、楽曲エリア605で、モバイル装置100の端末プレイリスト53の楽曲が選択された場合には、その楽曲に対応して端末プレイリスト53に登録されている端末側ファイル識別子が、当該モバイル装置100のファイルテーブル52に登録されている暗号化ファイル54を再生する再生シーケンスを設定する。
そして、再生シーケンスを設定したならば、再生シーケンスに暗号化ファイル54の再生が含まれているかどうかを判定し(ステップ514)、含まれていない場合には、設定した再生シーケンスに従った再生を実行する(ステップ528)。
すなわち、再生シーケンスに従って再生すべき対象が、放送局であればデジタルオーディオ放送受信機6に、当該放送局の受信を開始させ、デジタルオーディオ放送受信機6が受信、復調したオーディオ信号をオーディオ出力装置4に出力する。また、再生シーケンスに従って再生すべき対象が、CD-DAのトラックであればCDドライブ7に、当該トラックを読み出させ、オーディオデコーダ2024でデコードし、デコードしたオーディオ信号をオーディオ出力装置4に出力する。また、再生シーケンスに従って再生すべき対象が、HDD5に記録されているオーディオファイル1141であれば、HDD5よりオーディオファイル1141を読み出して、オーディオデコーダ2024でデコードし、デコードしたオーディオ信号をオーディオ出力装置4に出力する。そして、再生シーケンスに従った再生が終了したならば、ステップ510に戻り、次の再生楽曲の選択を待つ。
一方、再生シーケンスに暗号化ファイル54の再生が含まれている場合(ステップ514)、すなわち、接続されているいずれかのモバイル装置100の端末プレイリスト53かモバイル装置100から転送された暗号化ファイル54が再生楽曲として選択された場合には、以下のように再生シーケンスを実行する。
すなわち、まず、再生すべき暗号化ファイル54の転送元のモバイル装置100の暗号キーを既に保持しているかどうかを調べ(ステップ516)、保持している場合にはステップ518に進み、保持していない場合には、当該モバイル装置100に、暗号キー要求を短距離無線通信を介して発行する(ステップ524)。
この暗号キー要求を受け取ったモバイル装置100のアップロード制御部1120は、暗号キーを短距離無線通信を介して、オーディオ処理装置1に送信する。
暗号キーを受け取ったオーディオ制御部2020は、暗号キーを保持し、ステップ518に進む(ステップ526)。
そして、ステップ518では、保持した暗号キーを用いて、再生シーケンスに従った楽曲の再生を行う。すなわち、再生シーケンスに従って再生すべき各暗号化ファイル54について、保持した暗号キーを用いた復号部2023による復号と、復号したファイルのオーディオデコーダ2024によるデコードと、デコードしたオーディオ信号のオーディオ出力装置4への出力を行う。
そして、再生シーケンスに従った全ての暗号化ファイル54の再生が終了したならば、ステップ510に戻り、次の再生楽曲の選択を待つ。
以上、再生処理について説明した。
このような再生処理の結果、オーディオ処理装置1では、HDD5に記録している暗号化ファイル54のうち、現在、オーディオ処理装置1に接続しているモバイル装置100から過去に転送された暗号化ファイル54のみを再生出力することが可能となる。
ここで、図7に、以上のようなオーディオ処理装置1における、モバイル装置100に記録されたオーディオファイル1141の再生までの動作シーケンス例を示す。
まず、モバイル装置Aがオーディオ処理装置1に短距離無線通信によって接続すると(701)、オーディオ処理装置1から、ファイルリスト要求がモバイル装置Aに発行される(702)。そして、モバイル装置Aから、ファイルリスト要求に応答して、モバイル装置100に記録されている全プレイリストとオーディオファイル1141のリストがファイルリストとしてオーディオ処理装置1に送られる(703)。
ファイルリストを受け取ったオーディオ処理装置1は、ファイルリストから判定されるモバイル装置Aに記録されているプレイリスト1142とオーディオファイル1141と、HDD5に記録されている端末プレイリスト53と暗号化ファイル54との整合性を調べ、モバイル装置Aに記録されていないオーディオファイル1141やプレイリスト1142に対応する暗号化ファイル54や端末プレイリスト53がHDD5に存在すれば、これを消去する。また、HDD5に対応する暗号化ファイル54が記録されていないオーディオファイル1141や、HDD5に対応する端末プレイリスト53が記録されていないプレイリスト1142がモバイル装置Aに記録されていれば、そのファイルを要求するファイル転送要求をモバイル装置Aに発行する(704)。
ファイル転送要求を受けたモバイル装置Aは、転送を要求されたファイルがオーディオファイル1141であれば、これを暗号キーで暗号化し、暗号化ファイル54としてオーディオ処理装置1に転送し(705)、転送を受けたオーディオ処理装置1は受け取った暗号化ファイル54をHDD5に記録する。また、ファイル転送要求を受けたモバイル装置Aは、転送を要求されたファイルがプレイリスト1142であれば、これを端末プレイリスト53としてオーディオ処理装置1に転送し(705)、転送を受けたオーディオ処理装置1は受け取った端末プレイリスト53をHDD5に記録する。
その後、オーディオ処理装置1において、暗号化ファイル54を再生する際には、オーディオ処理装置1は、暗号化ファイル54を復号するための、暗号キーをモバイル装置Aに要求し(706)、モバイル装置Aは、要求に応答して暗号キーをオーディオ処理装置1に転送する(707)。そして、オーディオ処理装置1は、受け取った暗号キーを用いて暗号化ファイル54を復号し、再生出力する。
また、暗号キーをモバイル装置Aから受け取った後に、モバイル装置Aとの間の短距離無線通信が切断したならば(708)、オーディオ処理装置1はモバイル装置Aから受け取った暗号キーを廃棄する。
以上、本発明の実施形態について説明した。
以上のように本実施形態によれば、モバイル装置100に記録されているオーディオファイル1141の楽曲をオーディオ処理装置1から出力する場合に、モバイル装置100においてオーディオファイル1141の再生を行わないのでモバイル装置100の低電力消費化が図られると共に、モバイル装置100に記録されているオーディオファイル1141は、暗号化されてオーディオ処理装置1に記録されると共に、その再生は当該モバイル装置100が接続されている場合にのみ、オーディオ処理装置1において可能となるので、オーディオファイル1141の有効な著作権保護が図られる。
ところで、以上の実施形態では、モバイル装置100に記録されているオーディオファイル1141の楽曲のオーディオ処理装置1における再生は、必ず、一旦モバイル装置100に記録されているオーディオファイル1141を暗号化した暗号化ファイル54をHDD5に記録した後に、記録した暗号化ファイル54を復号して再生することにより行うようにしたが、これは以下のように行うようにしてもよい。
すなわち、図8に示すように、まず、モバイル装置Aがオーディオ処理装置1に短距離無線通信によって接続すると(801)、オーディオ処理装置1は、モバイル装置Aの暗号キーを取得する(802)。ここで、この暗号キーとしては、たとえば、モバイル装置Aのメディアアクセス用のアドレス(MACアドレスや、Bluetoothアドレス等)を用いるようにして良い。
次に、オーディオ処理装置1から、楽曲リスト要求がモバイル装置Aに発行される(803)。そして、リスト要求に応答して、モバイル装置Aから、モバイル装置Aがオーディオファイル1141として記録している楽曲のリストが、楽曲リストとしてオーディオ処理装置1に送られる(804)。
楽曲リストを受け取ったモバイル装置100は、楽曲から判定されるモバイル装置Aに記録されている楽曲と、HDD5に暗号化ファイル54として記録しているモバイル装置Aから過去に転送された楽曲の整合性を調べ、モバイル装置Aに記録されていない楽曲に対応する暗号化ファイル54がHDD5に存在すれば、これを消去する。
その後、オーディオ処理装置1において、モバイル装置Aから受け取った楽曲リストを表示し、楽曲リスト中からの再生楽曲の選択をユーザから受け付けると共に、選択された楽曲に対応する、モバイル装置Aから過去に転送された楽曲の暗号化ファイル54がHDD5上に存在するかどうかを調べ、存在しない場合には、選択された楽曲のストリーミング再生要求を、モバイル装置Aに発行する(805)。
ストリーミング再生要求を受け取ったモバイル装置Aは、要求された楽曲のオーディオファイル1141のオーディオデータを、ストリーミング形式でオーディオ処理装置1に転送する(806)。
ストリーミング形式でオーディオデータを受け取ったオーディオ処理装置1は、オーディオデータをストリーミング形式で再生、出力すると共に、受信したオーディオデータを保持し、1楽曲分のオーディオデータの受信が終了したならば、当該楽曲のオーディオデータを先にモバイル装置Aから取得した暗号キーを用いて暗号化し、モバイル装置Aと先にストリーミング再生要求を発行した楽曲とに対応づけてHDD5に記録する(811)。
一方、楽曲リスト中からユーザによって選択された再生楽曲に対応する、モバイル装置Aから過去に転送された楽曲の暗号化ファイル54がHDD5上に存在する場合には、この暗号化ファイル54を先にモバイル装置Aから取得した暗号キーを用いて復号化し、再生出力する(812)。
そして、モバイル装置Aとの間の短距離無線通信が切断したならば(807)、オーディオ処理装置1はモバイル装置Aから取得した暗号キーを廃棄する。
以上のような動作によれば、モバイル装置100に記録されているオーディオファイル1141の楽曲をオーディオ処理装置1から出力する場合に、モバイル装置100におけるオーディオファイル1141の再生は、そのオーディオファイル1141を初回に再生する場合にのみを行われるのでモバイル装置100の低電力消費化が図られる。また、モバイル装置100に記録されているオーディオファイル1141は、暗号化されてオーディオ処理装置1に記録されると共に、その再生は当該モバイル装置100が接続されている場合にのみ、オーディオ処理装置1において可能となるので、オーディオファイル1141の有効な著作権保護が図られる。
さて、以上では、短距離無線通信を介して、モバイル装置100とオーディオ処理装置1を接続する場合について説明したが、本実施形態はモバイル装置100とオーディオ処理装置1を無線LAN、有線LANその他の任意の伝送路によって接続する場合に同様に適用可能であり、特に、その接続形態が、伝送路の接続によって電力がモバイル装置100に供給されないものである場合には、モバイル装置100の内蔵バッテリの省電力消費化の効果も、同様に得られる。
また、以上では、オーディオファイル1141を対象とする場合について説明したが、本実施形態はオーディオファイル1141に代えて、ビデオファイルその他の任意のメディアのファイルを対象として適用するようにしてよい。
また、以上では、オーディオ処理装置1において、HDD5にモバイル装置100のオーディオファイル1141を暗号化した暗号化ファイル54として記録するようにしたが、これは、モバイル装置100からオーディオファイル1141をそのままオーディオ処理装置1に転送してHDD5に記録すると共に、オーディオファイル処理装置において、HDD5に記録されている、現在接続されていないモバイル装置100から転送されたオーディオファイル1141へのアクセスや利用を禁止するのみとするようにしてもよい。
本発明の実施形態に係るオーディオシステムのハードウエア構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るオーディオシステム及びモバイル装置の機能構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る端末管理テーブルとファイルテーブルの内容を示す図である。 本発明の実施形態に係る端末収容処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る再生処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る再生制御ウインドウを示す図である。 本発明の実施形態に係るオーディオシステムの動作例を示すシーケンス図である。 本発明の実施形態に係るオーディオシステムの他の動作例を示すシーケンス図である。
符号の説明
1…オーディオ処理装置、2…表示装置、3…入力装置、4…オーディオ出力装置、5…HDD、6…デジタルオーディオ放送受信機、7…CDドライブ、8…メモリカード、11…CPU、13…表示インタフェース、14…オーディオ出力インタフェース、15…HDDインタフェース、16…受信機インタフェース、17…CDドライブインタフェース、18…メモリカードインタフェース、19…入力インタフェース、20…短距離無線通信装置、51…端末管理テーブル、52…ファイルテーブル、53…端末プレイリスト、54…暗号化ファイル、100…モバイル装置、101…移動電話機、102…携帯プレイヤ、111…端末オペレーティングシステム、112…再生依頼アプリケーション、113…他端末アプリケーション、114…記憶部、201…オペレーティングシステム、202…オーディオ再生アプリケーション、203…他アプリケーション、210…オーディオソース、1120…アップロード制御部、1121…収容受付部、1122…転送処理部、1123…暗号化部、1141…オーディオファイル、1142…プレイリスト、2020…オーディオ制御部、2021…端末収容処理部、2022…再生処理部、2023…復号部、2024…オーディオデコーダ。

Claims (8)

  1. 楽曲を出力するオーディオシステムであって、
    楽曲を記録したモバイル装置と通信する通信手段と、
    楽曲を記録する記録媒体と、
    前記モバイル装置から前記通信を介して楽曲を転送し、転送した楽曲を前記記録媒体に記録する楽曲取得手段と、
    前記記録媒体に記録されている楽曲を再生する楽曲再生手段と、
    前記楽曲再生手段の楽曲再生動作を制御する再生制御手段とを有し、
    前記再生制御手段は、前記記録媒体に記録された楽曲のうちの、現在、前記通信手段を介して通信できないモバイル装置が転送元である楽曲の、前記楽曲再生手段の再生を禁止することを特徴とするオーディオシステム。
  2. 請求項1記載のオーディオシステムであって、
    前記楽曲は当該楽曲の転送元のモバイル装置が保持するキーによって暗号化されて前記記録媒体に記録され、
    前記楽曲再生手段は、前記記録媒体に記録されている楽曲の再生を、現在通信可能なモバイル装置であって、かつ、当該楽曲の転送元であるモバイル装置から前記通信を介して取得した前記キーを用いて復号した上で行うことを特徴とするオーディオシステム。
  3. 請求項1または2記載のオーディオシステムであって、
    前記通信を介して前記モバイル装置が接続したときに、当該接続したモバイル装置に記録されておらず、前記記録媒体に記録されている当該接続したモバイル装置が転送元である楽曲を前記記録媒体より削除する楽曲削除手段を有することを特徴とするオーディオシステム。
  4. 請求項1、2または3記載のオーディオシステムであって、
    前記楽曲取得手段は、前記通信を介して前記モバイル装置が接続したときに、当該接続したモバイル装置に記録されており、当該接続したモバイル装置が転送元である楽曲として前記記録媒体に記録されていない楽曲を前記モバイル装置から前記通信を介して転送し、前記記録媒体に記録することを特徴とするオーディオシステム。
  5. 請求項1、2または3記載のオーディオシステムであって、
    前記通信を介して接続しているモバイル装置に記録されている楽曲であって、前記記録媒体に記録されていない楽曲の再生をユーザから指示された場合に、前記楽曲取得手段は、当該楽曲を、当該接続しているモバイル装置から前記通信を介してストリーミング再生可能な形式で転送して、前記記録媒体に記録し、前記楽曲再生手段は、当該接続しているモバイル装置から転送された楽曲を当該転送と並行してストリーミング再生することを特徴とするオーディオシステム。
  6. 請求項1、2、3、4または5記載のオーディオシステムであって、
    前記通信手段は、前記モバイル装置と、短距離無線通信またはローカルな通信を介して通信することを特徴とするオーディオシステム。
  7. 請求項1、2、3、4、5または6記載のオーディオシステムであって、
    当該オーディオシステムは自動車に固定的に搭載されることを特徴とするオーディオシステム。
  8. 記録媒体を備えたコンテンツ再生システムにおいて、通信を介して接続されるモバイル装置に記録されたコンテンツを出力するコンテンツ出力方法であって、
    前記通信を介して接続したモバイル装置から、当該モバイル装置に記録されているコンテンツを転送し、転送したコンテンツを前記記録媒体に記録するステップと、
    前記記録媒体に記録されたコンテンツのうちの、現在、前記通信手段を介して通信できないモバイル装置が転送元であるコンテンツの再生を禁止するステップと、
    前記記録媒体に記録されている、再生が禁止されていないコンテンツを再生し出力するステップとを有することを特徴とするオーディオシステムにおけるコンテンツ出力方法。
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