JP2005128191A - ズームレンズ系 - Google Patents

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    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B15/00Optical objectives with means for varying the magnification
    • G02B15/14Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective
    • G02B15/144Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective having four groups only
    • G02B15/1441Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective having four groups only the first group being positive
    • G02B15/144105Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective having four groups only the first group being positive arranged +-+-

Abstract

【課題】 物体側から順に正負正負の4群タイプにおいて、一層の高ズーム比化と一層の小型化を図る。
【解決手段】 物体側から順に正負正負の4群タイプにおいて、次の条件式(1)及び(2)を満足するズームレンズ系。
(1)0.35<log(fT23/fW23)/log(fT/fW)<0.55
(2)0.4<(LDW-LDT)/(fT/fW)<0.7
但し、
23W(f23T):短(長)焦点距離端での第2レンズ群と第3レンズ群の合成焦点距離、
T(fW):長(短)焦点距離端での全系の焦点距離、
LDW(LDT):短(長)焦点距離端での第1レンズ群の最も物体側の面から第4レンズ群の最も像側の面までの距離。
【選択図】 図1

Description

本発明は、写真用カメラ、特にレンズシャッター式カメラに用いられるズームレンズ系に関する。
コンパクトカメラ用のズームレンズ系は、レンズ後方にミラーの配置スペースを要する一眼レフカメラ用のズームレンズ系と異なり、長いバックフォーカスを必要としない。このようなバックフォーカスの制約の少ないズームレンズ系として、ズーム比(変倍比)3以上では、物体側から順に、正、正、負の3群から構成されるズームレンズ系が多く採用されている(例えば特開平2‐256015号公報)。この3群タイプでズーム比を大きくしていくと、一般的にレンズ移動量が増え大型化する。
一方、3群タイプにおいて、レンズ移動量を抑えるように群のパワーを強くしていくと、各群の収差補正のため構成枚数が増え、群厚和の増加が避けられない。このため、収納時の厚さが大きくなり、カメラの小型化(薄型化)の障害となる。
高ズーム比でかつ小型のズームレンズ系を目指して、物体側から順に、正、負、正、負の4群から構成されるズームレンズ系も提案されている(例えば特開平6‐265788号公報、特開2000‐180725号公報)。しかし、高いズーム比と小型化が十分達成できているとは言えない。
特開2002−55278号公報 特開平11−237549号公報 特表平10−513270号公報 特開2003-29148号公報
本発明は、物体側から順に正負正負の4群タイプにおいて、一層の高ズーム比化と一層の小型化を図ることを目的とする。
本発明は、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群と、負の屈折力を有する第4レンズ群とから構成され、各群を光軸方向に移動させて変倍を行うズームレンズ系において、次の条件式(1)及び(2)を満足することを特徴としている。
(1)0.35<log(fT23/fW23)/log(fT/fW)<0.55
(2)0.4<(LDW-LDT)/(fT/fW)<0.7
但し、
23W:短焦点距離端での第2レンズ群と第3レンズ群の合成焦点距離、
23T:長焦点距離端での第2レンズ群と第3レンズ群の合成焦点距離、
W:短焦点距離端での全系の焦点距離、
T:長焦点距離端での全系の焦点距離、
LDW:短焦点距離端での第1レンズ群の最も物体側の面から第4レンズ群の最も像側の面までの距離、
LDT:長焦点距離端での第1レンズ群の最も物体側の面から第4レンズ群の最も像側の面までの距離、
である。
本発明のズームレンズ系は、次の条件式(3)を満足することが好ましい。
(3)0.7<fW/f1G<0.9
但し、
1G:第1レンズ群の焦点距離、
である。
また、次の条件式(4)を満足することが好ましい。
(4)0.05<(d23W-d23T)/fW<0.2
但し、
23W:短焦点距離端での第2レンズ群と第3レンズ群の空気間隔(第2レンズ群の最も像側の面と第3レンズ群の最も物体側の面の距離)、
23T:長焦点距離端での第2レンズ群と第3レンズ群の空気間隔、
である。
あるいは、次の条件式(5)を満足することが好ましい。
(5)11<(TLT-TLW)/(fT/fW)<14
但し、
TLW:短焦点距離端での第1レンズ群の最も物体側の面から像面までの距離、
TLT:長焦点距離端での第1レンズ群の最も物体側の面から像面までの距離、
である。
本発明のズームレンズ系は、特に球面収差を補正するために、第3レンズ群中に、次の条件式(6)を満足する非球面を少なくとも一面有するレンズを含むことが好ましい。
(6)-40<ΔIasp<-10
但し、
ΔIasp:短焦点距離端の焦点距離を1.0に換算したときの非球面による球面収差係数の変化量、
である。
本発明のズームレンズ系は、特に歪曲収差を補正するために、第4レンズ群中に、次の条件式(7)を満足する非球面を少なくとも一面有するレンズを含むことが好ましい。
(7)0<ΔVasp<3
但し、
ΔVasp:短焦点距離端の焦点距離を1.0に換算したときの非球面による歪曲収差係数の変化量、
である。
本発明によれば、物体側から順に正負正負のズームレンズ系において、高いズーム比でありながら小型のズームレンズ系を得ることができる。
本発明によるコンパクトカメラ用4群ズームレンズ系は、図15、図16の簡易移動図に示すように、物体側から順に、正のパワーの第1変倍レンズ群10と、負のパワーの第2変倍レンズ群20と、正のパワーの第3変倍レンズ群30と、負のパワーの第4変倍レンズ群40とからなり、ズーミング時には、第1レンズ群から第4レンズ群の4つのレンズ群が光軸方向に移動する。絞りSは、第3レンズ群30と第4レンズ群40の間に位置し、第3レンズ群30と一体に移動する。
図15の簡易移動図は、中間焦点距離で切替移動のある移動軌跡の例であり、短焦点距離端fwから長焦点距離端ftに向けてのズーミングに際し、第1レンズ群10、第2レンズ群20、第3レンズ群30及び第4レンズ群40は、短焦点距離端fwから中間焦点距離fmまでの焦点距離域ZW(第1の焦点距離域、短焦点距離側ズーミング域)で、ともに物体側に移動し、中間焦点距離fmにおいて、所定の距離だけ像側に移動して切替後中間焦点距離fm’となり、さらに、切替後中間焦点距離fm’から長焦点距離端ftまでの焦点距離域ZT(第2の焦点距離域、長焦点距離側ズーミング域)でともに物体側に移動する。また、第2レンズ群20と第3レンズ群30は、焦点距離域ZWで、各々の間隔を一定(d1)に保持し(第1の状態)、中間焦点距離fmにおいて各々の間隔を狭め(d2)、さらに焦点距離域ZTで、その狭めた間隔(第2の状態)を保持する。中間焦点距離fmは、第1の焦点距離域に属し、切替後中間焦点距離fm’は、中間焦点距離fmにおいて、第1レンズ群10と第4レンズ群40が像側へ移動し、かつ第2レンズ群20と第3レンズ群30が間隔を狭めたときの焦点距離である。絞りSは、第3レンズ群30と第4レンズ群40の間に位置し、ズーミングに際し第3レンズ群30とともに移動する。
図15の移動図は、簡易的なもので、第1、第2、第3、第4レンズ群、10、20、30、40のズーミング基礎軌跡を直線で描いているが、実際には直線であるとは限らない。図15の簡易移動図では、フォーカシングは、焦点距離域に拘わらず、第2レンズ群20と第3レンズ群30を一体に移動させて行う。また、以上のズームレンズ系のズーミング基礎軌跡は、中間焦点距離fm、fm’において不連続であるが、短焦点距離端fw、中間焦点距離fm、fm’及び長焦点距離端ftでの第1、第2、第3、第4レンズ群、10、20、30、40の位置を適当に定めることにより、常時正しく像面に結像するような解が存在する。そして、このようなズーミング基礎軌跡によると、高ズーム比でありながら小型のズームレンズ系が得られる。また、各レンズ群の停止位置は、図15の簡易移動図上でステップワイズに決定することができ、実際の機械構成では、各群をこのようにステップワイズの停止位置に停止させることができる。例えば、停止位置をfm(fm’)上とせず、fm(fm’)の前後から適当に選択することにより、fm(fm’)における不連続軌跡を、実際は滑らかに通過させることができる。また第1の焦点距離域ZWの最もfm側の停止位置より、第2の焦点距離域ZTの最もfm’側の停止位置を物体側に設定することにより、実際の移動軌跡がUターンすることを避けられるので動作精度を高めることができる。
図16は、切替中間焦点距離を持たない簡易移動図の例であり、短焦点距離端から長焦点距離端へのズーミングに際し、すべてのレンズ群が互いの空気間隔を変化させながら物体側へ移動する。絞りSは、第3レンズ群30と第4レンズ群40の間に位置し、第3レンズ群30と一緒に移動する。図16においても、第1、第2、第3、第4レンズ群、10、20、30、40のズーミング基礎軌跡を直線で描いているが、実際には直線であるとは限らない。
条件式(1)は短焦点距離端、長焦点距離端での第2レンズ群と第3レンズ群の合成焦点距離に関するもので、全長の増大を防ぎながら、ズーム比(変倍比)を大きくするための条件である。
条件式(1)の上限を超えると、第2、第3レンズ群による変倍作用が大きくなり過ぎ、各群の持つ収差が大きくなる。条件式(1)の下限を超えると、大きいズーム比を得ることが困難になる。
条件式(2)は、短焦点距離端と長焦点距離端でのレンズ全長に関する条件である。
条件式(2)の上限を超えると、各レンズ群の移動量が大きくなり、小型化が図れない。条件式(2)の下限を超えると、ズーム比を十分大きくすることが困難になり、かつ収差補正が困難になる。
条件式(3)は、第1レンズ群の移動量を減らすための第1レンズ群の焦点距離(パワー)に関する条件である。
条件式(3)の上限を超えると、第1レンズ群のパワーが大きくなり過ぎ、群の持つ収差が補正困難な程大きくなる。条件式(3)の下限を超えると、第1レンズ群のパワーが小さくなって移動量が大きくなり、小型化が図れない。
条件式(4)は、第2、第3レンズ群の群間隔移動量を規定しており、全長を増大させることなくズーム比を大きくするための条件である。
条件式(4)の上限を超えて第2、第3レンズ群の間隔移動量が大きくなると、全長の増大を招く。条件式(4)の下限を超えて第2、第3レンズ群の間隔移動量が小さくなると、ズーム比を大きくすることが困難になる。
条件式(5)は、短焦点距離端と長焦点距離端の間の全長の変化量に関する条件で、この条件を満足することで小型化を図ることができる。
条件式(5)の上限を超えると、全長の変化量が大きくなり過ぎ、大型化する。条件式(5)の下限を超えると、移動量を減少させるために群感度が高くなり、収差補正が困難となる。
条件式(6)は、球面収差を補正するために、第3レンズ群中に少なくとも一面の非球面を用いる場合の非球面量に関する条件である。
条件式(6)の上限を超えると、非球面量が大きくなり、製造困難になる。条件式(6)の下限を超えると、非球面による十分な球面収差補正効果が得られない。
条件式(7)は、歪曲収差を補正するために、第4レンズ群中に少なくとも一面の非球面を用いる場合の非球面量に関する条件である。この条件を満足することにより、第4レンズ群の構成枚数を減らし、特に短焦点距離端での歪曲収差を良好に補正することができる。
条件式(7)の上限を超えると、非球面による十分な歪曲収差補正効果が得られない。条件式(6)の下限を超えると、非球面量が大きくなり、製造困難になる。
次に具体的な実施例を示す。諸収差図中、球面収差で表される色収差(軸上色収差)図及び倍率色収差図中のd線、g線、C線はそれぞれの波長に対する収差であり、Sはサジタル、Mはメリディオナルである。
また、表中のFNOはFナンバー、fは全系の焦点距離、Wは半画角(゜)、fB はバックフォーカス、rは曲率半径、dはレンズ厚またはレンズ間隔、Nd はd線に対する屈折率、νはアッベ数を示す。
また、回転対称非球面は次式で定義される。
x=cy2/[1+[1-(1+K)c2y2]1/2]+A4y4+A6y6+A8y8+A10y10+A12y12・・・
(但し、cは曲率(1/r)、yは光軸からの高さ、Kは円錐係数、A4、A6、A8、・・・・・は各次数の非球面係数)
図1ないし図4は本発明のズームレンズ系の第1実施例を示している。この実施例は、図16の移動軌跡を有するズームレンズ系に適用したもので、図1はレンズ構成図を示し、図2、図3及び図4はそれぞれ短焦点距離端(fw)、中間焦点距離(fm)及び長焦点距離端(ft)における諸収差図を示している。表1はその数値データである。面No. 1〜4は第1レンズ群10、面No. 5〜7は第2レンズ群20、面No. 8〜10は第3レンズ群30、面No. 11〜14は第4レンズ群40であり、絞りSは第3レンズ群(第10面)の後方(像側面)1.0mmの位置にある。第1レンズ群10は、物体側から順に、負単レンズと正単レンズからなり、第2レンズ群20は、物体側から順に位置する両凹負レンズと正レンズの接合レンズからなり、第3レンズ群30は、物体側から順に位置する物体側に凸の負メニスカスレンズと正レンズの接合レンズからなり、第4レンズ群40は、物体側から順に、正単レンズと負単レンズからなっている。
(表1)
FNO= 1:5.9-7.5-13.8
f= 39.00-70.00-168.00
W= 28.2-16.5-7.2
fB= 9.77-23.70-65.07
面No. r d Nd ν
1 -48.125 1.10 1.84666 23.8
2 -106.698 0.10
3* 21.091 2.90 1.49700 81.6
4 -107.528 2.00-7.52-18.36
5 -29.303 0.90 1.82086 44.0
6 9.586 2.60 1.80518 25.4
7 38.947 5.30-2.50-0.30
8 13.975 1.10 1.84666 23.8
9 9.325 4.00 1.58636 60.9
10* -21.997 16.02-11.36-2.20
11* 155.461 2.80 1.58547 29.9
12* -37.501 3.36
13 -10.151 1.20 1.72916 54.7
14 1609.077 -
*は回転対称非球面。
非球面データ(表示していない非球面係数は0.00である。):
面No. K A4 A6 A8
3 0.00 -0.75176×10-5 -0.27663×10-7
10 0.00 0.64841×10-4 -0.36596×10-6
11 0.00 -0.12207×10-4 -0.91503×10-6 0.12106×10-7
12 0.00 -0.12100×10-3 -0.57019×10-6
図5ないし図9は本発明のズームレンズ系の第2実施例を示している。この実施例は、実施例1と同じく、図16の移動軌跡を有するズームレンズ系に適用したもので、図5はレンズ構成図を示し、図6、図7及び図8はそれぞれ短焦点距離端(fw)、中間焦点距離(fm)及び長焦点距離端(ft)における諸収差図を示している。表2はその数値データである。基本的なレンズ構成は実施例1と同様であり、絞りSは第3レンズ群(第10面)の後方(像側面)1.16mmの位置にある。
(表2)
FNO= 1:5.9-7.6-13.8
f= 39.00-70.00-168.00
W= 28.2-16.6-7.2
fB= 9.42-23.37-63.72
面No. r d Nd ν
1* -35.693 1.10 1.84666 23.8
2 -76.143 0.10
3 23.062 2.90 1.48749 70.2
4 -54.640 2.00-8.07-16.18
5 -30.282 0.90 1.80559 45.6
6 9.464 2.60 1.80518 25.4
7 36.708 5.30-3.00-0.30
8 13.439 1.10 1.84666 23.8
9 8.848 4.00 1.58636 60.9
10* -23.195 15.84-11.03-4.59
11* 115.364 3.00 1.58547 29.9
12* -44.022 3.61
13 -9.832 1.20 1.72916 54.7
14 822.833 -
*は回転対称非球面。
非球面データ(表示していない非球面係数は0.00である。):
面No. K A4 A6 A8
1 0.00 -0.66960×10-5 0.74299×10-8 -0.15201×10-9
10 0.00 0.58499×10-4 -0.14050×10-7
11 0.00 0.29494×10-5 -0.11156×10-5 0.15343×10-7
12 0.00 -0.11798×10-3 -0.71973×10-6
図9ないし図14は、本発明のズームレンズ系の第3実施例を示している。この実施例は、図15の移動軌跡を有するズームレンズ系に適用したもので、図9と図13はそれぞれ短焦点距離端(fw)と長焦点距離端(ft)のレンズ構成図を示し、図10、図11、図12及び図14はそれぞれ短焦点距離端(fw)、短焦点距離側ズーミング域中間焦点距離(fm)、長焦点距離側ズーミング域中間焦点距離(fm’)及び長焦点距離端(ft)における諸収差図を示している。表3はその数値データである。f、W、及びfBの値は、fw‐fm‐fm’‐ftの順に示している。第2レンズ群20と第3レンズ群30は、焦点距離域ZWでは第一の間隔d1(=5.30)を維持し、焦点距離域ZTでは第二の間隔d2(=0.30)を維持する。基本的なレンズ構成は実施例1と同様であり、絞りSは第3レンズ群(第10面)の後方(像側面)1.0mmの位置にある。
(表3)
FNO= 1:5.9-7.1-8.0-13.8
f= 39.00-50.00-110.00-168.00
W= 28.2-23.1-10.8-7.2
fB= 9.60-16.63-36.92-63.81
面No. r d Nd ν
1 -45.957 1.10 1.84666 23.8
2 -106.116 0.10
3* 20.580 2.90 1.48750 74.2
4* -89.736 2.00-4.30-15.30-18.74
5 -28.848 0.90 1.83481 42.7
6 9.228 2.60 1.80518 25.4
7 44.675 5.30-5.30-0.30-0.30
8 14.242 1.10 1.84666 23.8
9 9.396 4.00 1.58636 60.9
10* -21.575 16.23-12.82-6.62-2.20
11* 138.754 2.80 1.58547 29.9
12* -40.109 3.43
13 -10.116 1.20 1.72916 54.7
14 1349.925 -
*は回転対称非球面。
非球面データ(表示していない非球面係数は0.00である。):
面No. K A4 A6 A8
3 0.00 -0.18206×10-4 0.16244×10-6 0.71138×10-9
4 0.00 -0.10251×10-4 0.26722×10-6
10 0.00 0.60922×10-4 -0.41691×10-6
11 0.00 -0.24455×10-4 -0.74270×10-6 0.12038×10-7
12 0.00 -0.13920×10-3 -0.38965×10-6
以上の第1、第2実施例は、図16の移動軌跡のズームレンズ系に適用し、第3実施例は、図15の移動軌跡のズームレンズ系に適用したものであるが、それぞれ第1、第2実施例を図15の移動軌跡のズームレンズ系に適用し、第3実施例を図16の移動軌跡のズームレンズ系に適用することも勿論可能である。
各実施例の各条件式に対する値を表4に示す。
(表4)
実施例1 実施例2 実施例3
条件式(1) 0.49 0.47 0.49
条件式(2) 0.57 0.48 0.53
条件式(3) 0.73 0.70 0.74
条件式(4) 0.13 0.13 0.13
条件式(5) 12.26 12.13 12.05
条件式(6) -24.07 -22.33 -23.14
条件式(7) 0.90 0.94 0.98
表4からも明らかなように、実施例1ないし実施例3の数値は、条件式(1)ないし(7)を満足しており、かつ収差図に示すように各焦点距離での諸収差もよく補正されている。
本発明によるズームレンズ系の第1実施例のレンズ構成図である。 図1のレンズ構成の短焦点距離端における諸収差図である。 図1のレンズ構成の中間焦点距離における諸収差図である。 図1のレンズ構成の長焦点距離端における諸収差図である。 本発明によるズームレンズ系の第2実施例のレンズ構成図である。 図5のレンズ構成の短焦点距離端における諸収差図である。 図5のレンズ構成の中間焦点距離における諸収差図である。 図5のレンズ構成の長焦点距離端における諸収差図である。 本発明によるズームレンズ系の第3実施例の短焦点距離端でのレンズ構成図である。 図9のレンズ構成の諸収差図である。 図9のレンズ構成の短焦点距離側ズーミング域中間焦点距離における諸収差図である。 図9のレンズ構成の長焦点距離側ズーミング域中間焦点距離における諸収差図である。 本発明によるズームレンズ系の第3実施例の長焦点距離端でのレンズ構成図である。 図13のレンズ構成の諸収差図である。 実施例1および2のズームレンズ系の簡易移動図である。 実施例3のズームレンズ系の別の簡易移動図である。

Claims (6)

  1. 物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群と、負の屈折力を有する第4レンズ群とから構成され、各群を光軸方向に移動させて変倍を行うズームレンズ系において、次の条件式(1)及び(2)を満足することを特徴とするズームレンズ系。
    (1)0.35<log(fT23/fW23)/log(fT/fW)<0.55
    (2)0.4<(LDW-LDT)/(fT/fW)<0.7
    但し、
    23W:短焦点距離端での第2レンズ群と第3レンズ群の合成焦点距離、
    23T:長焦点距離端での第2レンズ群と第3レンズ群の合成焦点距離、
    W:短焦点距離端での全系の焦点距離、
    T:長焦点距離端での全系の焦点距離、
    LDW:短焦点距離端での第1レンズ群の最も物体側の面から第4レンズ群の最も像側の面までの距離、
    LDT:長焦点距離端での第1レンズ群の最も物体側の面から第4レンズ群の最も像側の面までの距離。
  2. 請求項1記載のズームレンズ系において、さらに次の条件式(3)を満足するズームレンズ系。
    (3)0.7<fW/f1G<0.9
    但し、
    1G:第1レンズ群の焦点距離。
  3. 請求項1または2記載のズームレンズ系において、次の条件式(4)を満足するズームレンズ系。
    (4)0.05<(d23W-d23T)/fW<0.2
    但し、
    23W:短焦点距離端での第2レンズ群と第3レンズ群の空気間隔、
    23T:長焦点距離端での第2レンズ群と第3レンズ群の空気間隔。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項記載のズームレンズ系において、次の条件式(5)を満足するズームレンズ系。
    (5)11<(TLT-TLW)/(fT/fW)<14
    但し、
    TLW:短焦点距離端での第1レンズ群の最も物体側の面から像面までの距離、
    TLT:長焦点距離端での第1レンズ群の最も物体側の面から像面までの距離。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項記載のズームレンズ系において、第3レンズ群は、次の条件式(6)を満足する非球面を少なくとも一面有するレンズを含むズームレンズ系。
    (6)-40<ΔIasp<-10
    但し、
    ΔIasp:短焦点距離端の焦点距離を1.0に換算したときの非球面による球面収差係数の変化量。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1項記載のズームレンズ系において、第4レンズ群は、次の条件式(7)を満足する非球面を少なくとも一面有するレンズを含むズームレンズ系。
    (7)0<ΔVasp<3
    但し、
    ΔVasp:短焦点距離端の焦点距離を1.0に換算したときの非球面による歪曲収差係数の変化量。



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