JP2005125826A - 車両用テーブル - Google Patents

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Abstract

【課題】 開閉に大きなスペースを必要とせずかつ広い載置面を有する車両用テーブルを提供すること。
【解決手段】 本発明の第一の車両用テーブルは、車室内に開口した開口部から引き出されるテーブル本体と、テーブル本体に引き出し可能に収容され、引き出されたときにテーブル本体の表面とともに載置面を形成する引き出し部と、を有することを特徴とする。
本発明の第二の車両用テーブルは、テーブル本体と、保持部材と、を有し、テーブル本体の一方の側方に開口部を有する空間部を形成すると共に、空間部に開口部から引出し可能な引き出し部を収納させたことを特徴とする。
【選択図】 なし

Description

本発明は、自動車等の車両の乗員がその上にものを載置できる車両用テーブルに関する。
従来、自動車等の車両には、その上面にものを載置するための車両用テーブルがもうけられている。車両用テーブルは、インストルメントパネルやコンソールボックスあるいはアームレストにもうけられている。
このような車両用テーブルとしては、たとえば、特許文献1に開示された車両用テーブルがある。
特許文献1には、コンソールボックスの後端部に開口部を有し、開口部の下端部を回動軸として回動するドアをもうけ、このドアの両側の開口部からそれぞれ引出し可能な一対の引出し式テーブルを収納させた車両用テーブルが開示されている。特許文献1に開示された車両用テーブルは、ドアの裏面とドアから引き出された引き出し式テーブルとで載置面を形成する。すなわち、引き出し式テーブルによりドアの幅以上の広さの載置面を形成できる。
しかしながら、特許文献1に開示された車両用テーブルは、ドアの下端部を回動軸として回動させることで開閉を行うものであり、ドアの開閉のために大きなスペースが必要となるという問題があった。
特開平7−246870号公報
本発明は上記実状に鑑みてなされたものであり、開閉に大きなスペースを必要とせずかつ広い載置面を有する車両用テーブルを提供することを課題とする。
上記課題を解決する請求項1に記載の第一の車両用テーブルは、車室内に開口した開口部から引き出されるテーブル本体と、テーブル本体に引き出し可能に収容され、引き出されたときにテーブル本体の表面とともに載置面を形成する引き出し部と、を有することを特徴とする。
本発明の第一の車両用テーブルは、テーブル本体が車室内に引き出されるため、少ないスペースでテーブル本体を広げることができる。
請求項2に記載の車両用テーブルは、請求項1に記載の車両用テーブルにおいて、引き出し部は、テーブル本体の引き出される方向と交差する方向に引き出されるものであります。
請求項2に記載の車両用テーブルは、テーブル本体の引き出される方向と交差する方向に引き出し部が引き出されることで、テーブル本体の幅より広い載置面を形成できます。
請求項3に記載の車両用テーブルは、請求項1に記載の車両用テーブルにおいて、引き出し部は、テーブル本体の引き出される方向と直交する方向でありかつ互いに反対方向に引き出される一対のスライド部材よりなるものであります。
請求項3に記載の車両用テーブルは、引き出し部が一対のスライド部よりなることで、より広い載置面を形成できるようになります。
また、上記課題を解決する請求項4に記載の第二の車両用テーブルは、テーブル本体と、テーブル本体を回動可能な状態で上面に保持した保持部材と、を有し、保持部材がテーブル本体を保持した状態で車室内に開口した開口部から引き出される車両用テーブルであって、テーブル本体の一方の側方にスライド開口部を有する空間部を形成すると共に、空間部にスライド開口部から引出し可能な引き出し部を収納させたことを特徴とする。
本発明の第二の車両用テーブルは、テーブル本体を保持部材上で回動させることで幅方向に広い載置面を形成できる。
請求項5に記載の車両用テーブルは、請求項4に記載の車両用テーブルにおいて、テーブル本体が保持部材上で引き出された方向と交差する方向に回動した状態で保持され、引き出された引き出し部が保持部材に支持されたものである。
請求項5に記載の車両用テーブルは、引き出し部がテーブル本体から引き出されたときに保持部材に支持されることで、引き出し部上にものを載置したときに引き出し部にかかる力を保持部材も受けるようになる。
請求項6に記載の車両用テーブルは、請求項4に記載の車両用テーブルにおいて、テーブル本体の回動軸がテーブル本体の中心と同じ位置にもうけられ、テーブル本体が引き出された方向と直交する状態まで回動するものである。
請求項6に記載の車両用テーブルは、回動軸が中心位置にあるテーブル本体を引き出された方向と直交する状態まで回動することで、テーブル本体から引き出された引き出し部の中央部を保持部材が支持するようになる。
請求項7に記載の車両用テーブルは、請求項4に記載の車両用テーブルにおいて、テーブル本体の回動軸がテーブル本体の中心と一致しない位置にもうけられたものである。
請求項7に記載の車両用テーブルは、回動軸がテーブル本体の中心位置とずれているため、任意の方向に広がる載置面を有するようになる。
本発明の第一の車両用テーブルは、テーブル本体を引き出して使用するため、従来のテーブル本体を回動させて広げる車両用テーブルと比較して、テーブル本体の展開のためのスペースを少なくすることができる。また、引き出し部を使用しなければ、テーブル本体の引き出し量を調節することで必要以上に大きな載置面を形成しなくなるため乗員にとって邪魔になることがなくなる。
本発明の第二の車両用テーブルは、保持部材がテーブル本体を保持した状態で車室内に開口した開口部から引き出して使用する。開口部から引き出されたテーブル本体を保持部材上で回動させて使用することができる。また、テーブル本体から引き出し部を引き出して使用することができる。本発明の車両用テーブルは、テーブル本体が保持部材上で回動した状態でありかつ引き出し部が引き出された状態で使用されることで、広い載置面を得られる。
(第一発明)
本発明の車両用テーブルは、テーブル本体と、引き出し部と、を有する。
テーブル本体は、室内に開口した開口部から引き出される部材である。また、引き出し部は、テーブル本体に引き出し可能に収容され、引き出されたときにテーブル本体の表面とともに載置面を形成する部材である。すなわち、本発明の車両用テーブルは、車室の開口部からテーブル本体を引き出し、テーブル本体から引き出し部を引き出すことで、広い載置面を得られる車両用テーブルである。
本発明の車両用テーブルは、テーブル本体を引き出して使用するため、従来のテーブル本体を回動させて広げる車両用テーブルと比較して、テーブル本体の展開のためのスペースを少なくすることができる。また、引き出し部を使用しなければ、テーブル本体の引き出し量を調節することで必要以上に大きな載置面を形成しなくなる。
引き出し部は、テーブル本体の引き出される方向と交差する方向に引き出されることが好ましい。引き出し部がテーブル本体の引き出される方向と交差する方向に引き出されることで、テーブル本体の幅より広い幅の載置面を形成できる。ここで、引き出し部が引き出されるテーブル本体の引き出される方向に交差する方向とは、テーブル本体が引き出される方向以外の方向を示すものである。
引き出し部は、テーブル本体の引き出される方向と直交する方向でありかつ互いに反対方向に引き出される一対のスライド部材よりなることが好ましい。引き出し部が一対のスライド部材よりなることで、テーブル本体の幅方向の両側にスライド部材により載置面が形成されるため、幅方向に広い載置面を形成できる。
一対のスライド部材は、対称な形状を有することが好ましい。一対のスライド部材が対称な形状を有することで、両スライド部材を引き出したときにテーブル本体に対して対称な載置面が形成される。
一対のスライド部材のそれぞれは、テーブル本体の外周形状よりわずかに小さい形状を有することが好ましい。スライド部材がテーブル本体の外周形状よりわずかに小さい形状を有することで、引き出し部を引き出したときに可能な限り広い載置面を形成できる。
本発明の車両用テーブルは、載置面の外周縁部に鉛直方向上方に広がる縁部を有することが好ましい。載置面上にものを載置したときに、載置されたものが滑り落ちることが防止できる。テーブル本体が引き出される方向におけるテーブル本体の先端部の縁部は、テーブル本体を引き出すときの引き手として用いることができる。引き出し部が引き出される方向における引き出し部の先端部の縁部は、引き出し部を引き出すときの引き手として用いることができる。すなわち、縁部は、引き手として用いることができる。
本発明の車両用テーブルにおいて、開口部の開口位置は特に限定されるものではない。たとえば、運転席と助手席の間のコンソールボックス、インストルメントパネルのセンタークラスタ、後席アームレスト等をあげることができる。
(第二発明)
本発明の車両用テーブルは、テーブル本体と、保持部材と、引き出し部と、を有する。
テーブル本体は、その上面にものが載置される載置面を形成する。また、テーブル本体は、一方の側方に開口部を有する空間部が形成されている。保持部材は、テーブル本体を回動可能な状態で上面に保持する。また、引き出し部は、テーブル本体のスライド開口部から引出し可能な状態で空間部に収納される。
本発明の車両用テーブルは、保持部材がテーブル本体を保持した状態で車室内に開口した開口部から引き出して使用する。開口部から引き出されたテーブル本体を保持部材上で回動させて使用することができる。また、テーブル本体から引き出し部を引き出して使用することができる。
本発明の車両用テーブルは、テーブル本体が保持部材上で回動した状態でありかつ引き出し部が引き出された状態で使用されることで、広い載置面を得られる。
テーブル本体が保持部材上で引き出された方向と交差する方向に回動した状態で保持され、引き出された引き出し部が保持部材に支持されたことが好ましい。引き出し部が保持部材に支持されることで、引き出し部上にものを載置しても保持部材が引き出し部を支持するため、引き出し部のみに力がかからなくなる。この結果、応力の集中による引き出し部の損傷が抑えられる。
テーブル本体の回動軸がテーブル本体の中心と同じ位置にもうけられ、テーブル本体が引き出された方向と直交する状態まで回動することが好ましい。保持部材の回動軸がテーブル本体の中心と同じ位置にもうけられ、テーブル本体が引き出された方向と直交する状態まで回動することで、保持部材にかかる力にかたよりがなくなる。
テーブル本体の回動軸がテーブル本体の中心と一致しない位置にもうけられたことが好ましい。回動軸が中心からずれた位置にもうけられることで、テーブル本体を回動させたときに一方に偏ることとなる。すなわち、積極的に回動軸を中心位置からずらすことで所望の位置に載置面を配することが可能となる。具体的には、車両の中心軸に沿った位置(たとえばセンターコンソールボックス)に開口部がもうけられたときに、回動軸にかたよりがあるテーブル本体を回動させると、運転席側あるいは助手席側の一方側に広い載置面を形成できる。この結果、使い勝手が向上する。
上記した第一および第二発明の車両用テーブルにおいては、特にその設置場所は限定されるものではない。すなわち、開口部の開口位置は特に限定されるものではない。たとえば、運転席と助手席の間のコンソールボックス、インストルメントパネルのセンタークラスタ、後席アームレスト等をあげることができる。
本発明の車両用テーブルは、載置面の外周縁部に鉛直方向上方に広がる縁部を有することが好ましい。載置面上にものを載置したときに、載置されたものが滑り落ちることが防止できる。テーブル本体が引き出される方向におけるテーブル本体の先端部の縁部は、テーブル本体を引き出すときの引き手として用いることができる。引き出し部が引き出される方向における引き出し部の先端部の縁部は、引き出し部を引き出すときの引き手として用いることができる。すなわち、縁部は、引き手として用いることができる。
以下、実施例を用いて本発明を説明する。
本発明の実施例として車両用テーブルを製造した。
(実施例1)
本実施例は、図1〜2に示された車両用テーブルである。本実施例の車両用テーブルは、自動車のセンターコンソールにもうけられた車両用テーブルである。
本実施例の車両用テーブルは、センターコンソール1の前面に開口した開口部10から引き出されるテーブル本体2と、テーブル本体2に引き出し可能に収容され、引き出されたときにテーブル本体2の表面とともに載置面を形成する一対のスライド部材30,30よりなる引き出し部3と、を有する。
本実施例の車両用テーブルにおいて、開口部10は、センターコンソールのコンソールボックスのコンソール本体11とコンソールリッド12との間に開口している。
テーブル本体2は、センターコンソール1の前面に開口した開口部10から車両の進行方向に引き出される部材であり、使用しないときにはセンターコンソール1の内部に収容される。テーブル本体2は、引き出される方向に長い略長方形状の載置面を有している。テーブル本体2の幅(引き出される方向と垂直な方向の長さ)は、開口部10の幅よりわずかに狭い幅となっている。
一対のスライド部材30,30は、テーブル本体2の幅方向でありかつ互いに反対方向に引き出し可能な状態でテーブル本体2に収容される。スライド部材30は、断面が略長方形状の一方の端部が閉じた有底略筒状であり、一方の長辺部が切り取られた形状を有している。そして、一対のスライド部材30,30は、それぞれの切り取られた長辺部が対向する状態でテーブル本体2に収容されている。
また、テーブル本体2は、引き出される方向の両端部において、一対のスライド部材30,30のそれぞれの側壁部を往復動可能な状態で支持する支持部20,21と、支持部20,21を接続しスライド部材30が引き出されたときに載置面を形成する本体部22と、を有している。支持部20,21は、一対のスライド部材30,30のそれぞれの側壁部が内部を移動する断面∩字状の形状を有している。このとき、支持部20,21の互いに対向した表面の下部は、スライド部材30の底面が通ることができるように本体部22の表面から小間隔を隔てた位置にある。詳しくは、テーブル本体2の先端部側の支持部20は、帯状の板材の一端が本体部22の上面に接続されその接続部から鉛直上方に延び、支持部21側に折り返された断面形状を有している。そして、支持部20は、開口部10からテーブル本体2を引き出すための引き手23を有する形状に形成されている。テーブル本体2の基端部側の支持部21は、支持部20とは逆に折り返された断面形状を有している。
本実施例の車両用テーブルは、センターコンソール1内から引き手23を引くことでテーブル本体2を引き出す。その後、一対のスライド部材30,30のそれぞれの側壁部をテーブル本体2の幅方向に引き出すことで広い載置面を形成できる。
本実施例の車両用テーブルは、テーブル本体2をセンターコンソール1内から引き出して使用するため、従来のテーブル本体を回動させて広げる車両用テーブルと比較して、テーブル本体2の展開のためのスペースを少なくすることができる。そして、テーブル本体2から引き出し部3のスライド部材30,30を引き出すことで広い載置面を得られる。また、引き出し部3を使用しなければ、テーブル本体2の引き出し量を調節することで必要以上に大きな載置面を形成しなくなるため乗員にとって邪魔になることがなくなる。
(実施例2)
本実施例は、図3〜4に示された車両用テーブルである。本実施例の車両用テーブルは、インストルメントパネルのセンタークラスタにもうけられた以外は実施例1と同様な車両用テーブルである。
本実施例の車両用テーブルにおいても、実施例1の車両用テーブルと同様な効果を発揮する。
(実施例3)
本実施例は、図5〜9に示された車両用テーブルである。本実施例の車両用テーブルは、車両のセンターコンソール1にもうけられた車両用テーブルである。
本実施例の車両用テーブルは、テーブル本体2と、テーブル本体2を回動可能な状態で上面に保持した保持部材4と、を有している。
テーブル本体2は、その上面にものが載置される載置面を形成する。また、テーブル本体2は、一方の側方にスライド開口部24を有する空間部を有している。保持部材4は、テーブル本体2を回動可能な状態で上面に保持する部材である。
保持部材4は、その上面にテーブル本体2を回動可能な状態で保持する略板状の部材である。
テーブル本体2は、センターコンソール1の前面に開口した開口部10から車両の進行方向に保持部材4とともに引き出される部材であり、使用しないときにはセンターコンソール1の内部に収容される。テーブル本体2は、引き出される方向に長い略長方形状の載置面を有している。テーブル本体2の幅(引き出される方向と垂直な方向の長さ)は、開口部10の幅よりわずかに狭い幅となっている。
テーブル本体2は、一方の側方にスライド開口部24を有する空間部を有している。空間部には、スライド開口部24からその内部に引出しスライド部材31よりなる可能な引き出し部3が収納されている。
スライド部材31は、テーブル本体2の幅方向に引き出し可能な状態でテーブル本体2に収容される。スライド部材31は、実施例1のスライド部材30と同様に、断面が略長方形状の一方の端部が閉じた有底略筒状であり、一方の長辺部が切り取られた形状を有している。
センターコンソール1の内部には、保持部材4の引き出しのためのプッシュオープン用のスプリングが配設されている。このスプリングにより保持部材4の引き出し量が規制される。
また、保持部材4がテーブル本体2を回動可能な状態で保持するために、テーブル本体2の裏面(保持部材4との対向面)でありかつテーブル本体2の中心(長さ方向および幅方向の中心)に略円筒状の回動軸が突出してもうけられている。また、保持部材4がテーブル本体2を保持したときに保持部材4の回動軸に対応した位置には、回動軸よりわずかに大きな径の円形の保持孔がもうけられている。
テーブル本体2は、回動軸を保持孔に挿入して保持部材4を貫通させ、その先端部に保持孔より大きな頭を持つねじをねじ込むことで保持部材4に保持された。回動軸が保持孔に挿入・保持されることでテーブル本体2は回動軸を中心に回動することができる。
テーブル本体2の裏面の回動軸の近傍には、鉛直下方に突出した凸部がもうけられている。そして、保持部材4の凸部に対応した位置には、凸部の先端部が挿入される回動規制溝がもうけられている。凸部および回動規制溝は、テーブル本体2が保持部材4ののびる方向に配置された位置(図6)と、テーブル本体2が90°回動した位置(図8)と、の間を回動できるようにもうけられている。すなわち、回動規制溝は、図6において凸部に対応する位置から、回動軸を中心とした90°の弧をなすようにもうけられている。
凸部の先端部が回動規制溝内にあるため、保持部材4を回動させると凸部の回動規制溝における相対位置が変化し、凸部の側面が回動規制溝の端部の側壁にあたり、それ以上の相対的な位置の変移が規制され図8に示された状態となる。この結果、テーブル本体2の回動量が規制される。
なお、テーブル本体2の回動は、図8に示されたように、テーブル本体2の一方の側方に開口部24が先端方向に位置するように回動させられる。
本実施例の車両用テーブルは、図5に示されたように、使用しないときには、車両のセンターコンソール1に収納されている。そして、テーブル本体2の先端面25を押すことでプッシュオープン用のスプリングの作用により、図6に示されたようにテーブル本体2が引き出される。
図6に示されたように、保持部材4が引き出された状態では、載置面はテーブル本体2のテーブル本体2とスライド部材31とに区画された部分であり、テーブル本体2よりも狭く形成されている。特に、載置面の幅は、テーブル本体2の幅とほぼ同じ幅である。その後、図7に示されたように、テーブル本体2からスライド部材31を引き出すことで、載置面が幅方向に広がる。
また、本実施例の車両用テーブルは、テーブル本体2を、図6に示された状態から図8に示した状態にまで回動させることができる。テーブル本体2を回動させることで、載置面を幅方向に広い形状とすることができる。すなわち、センターコンソール1の両側の乗員のそれぞれが使いやすくなる。
さらに、本実施例の車両用テーブルは、図8に示した状態から図9に示した状態、スライド部材31をテーブル本体2から引き出すことができる。スライド部材31を引き出すことでテーブル本体2の幅方向に載置面が広がる。このため、広い載置面が得られる。このとき、引き出されたスライド部材31は、保持部材4の先端部41上に位置する。そして、スライド部材31上にものが載置されたときに、スライド部材31が沈み込み、保持部材4の先端部41に支持される。このため、スライド部材31のみに力がかからなくなっており、スライド部材31およびテーブル本体2の損傷が抑えられる。
上記したように、本実施例の車両用テーブルは、その展開のために多大なスペースを必要とせず、かつ広い載置面を得られる車両用テーブルとなっている。
(実施例4)
本実施例は、テーブル2が支持部材4上で回動する回動軸をテーブル本体2の中心からずらした以外は実施例3と同様な車両用テーブルである。
本実施例の車両用テーブルは、テーブル本体の中心から回動軸がずれているため、テーブル本体を回動させると、保持部材からのテーブル本体の突出量が、テーブル本体の両側において異なるようになる。すなわち、運転席側と助手席側への突出量が異なるようになる。このとき、運転者の運転操作の障害とならないように、助手席側への突出量が大きくなることが好ましい。
本実施例においても、保持部材の両側におけるテーブル本体の突出量が異なる以外は、実施例3の車両用テーブルと同様な効果を有する。
上記各実施例において、車両用テーブルは、センターコンソール1のコンソール本体11と、コンソールリッド12との間にもうけられているが、この車両用テーブルを有する一つのテーブルユニット5を形成し、センターコンソール1に取り付ける構造としてもよい。車両用テーブルがユニット化されることで、後付け部品として組み付けることが可能となる。この構成を図10に示した。
実施例1の車両用テーブルを示した図である。 実施例1の車両用テーブルにおいてスライド部材を引き出した状態を示した図である。 実施例2の車両用テーブルを示した図である。 実施例2の車両用テーブルにおいてスライド部材を引き出した状態を示した図である。 実施例3の車両用テーブルがセンターコンソールに収容された状態を示した図である。 実施例3の車両用テーブルにおいて保持部材が引き出された状態を示した図である。 実施例3の車両用テーブルにおいてスライド部材が引き出された状態を示した図である。 実施例3の車両用テーブルにおいてテーブル本体が回動した状態を示した図である。 実施例3の車両用テーブルにおいてスライド部材が引き出された状態を示した図である。 実施例の車両用テーブルのユニットを示した図である。
符号の説明
1…センターコンソール 10…開口部
11…コンソール本体 12…コンソールリッド
2…テーブル本体 20,21…支持部
22…本体部 23…引き手
24…スライド開口部 25…先端面
3…引き出し部 30、31…スライド部材
4…保持部材
5…テーブルユニット

Claims (7)

  1. 車室内に開口した開口部から引き出されるテーブル本体と、
    該テーブル本体に引き出し可能に収容され、引き出されたときに該テーブル本体の表面とともに載置面を形成する引き出し部と、
    を有することを特徴とする車両用テーブル。
  2. 前記引き出し部は、前記テーブル本体の引き出される方向と交差する方向に引き出される請求項1記載の車両用テーブル。
  3. 前記引き出し部は、前記テーブル本体の引き出される方向と直交する方向でありかつ互いに反対方向に引き出される一対のスライド部材よりなる請求項2記載の車両用テーブル。
  4. テーブル本体と、
    該テーブル本体を回動可能な状態で上面に保持した保持部材と、
    を有し、
    該保持部材が該テーブル本体を保持した状態で車室内に開口した開口部から引き出される車両用テーブルであって、
    該テーブル本体の一方の側方にスライド開口部を有する空間部を形成すると共に、該空間部に該スライド開口部から引出し可能な引き出し部を収納させたことを特徴とする車両用テーブル。
  5. 前記テーブル本体が前記保持部材上で引き出された方向と交差する方向に回動した状態で保持され、引き出された該引き出し部が該保持部材に支持された請求項4記載の車両用テーブル。
  6. 前記テーブル本体の回動軸が該テーブル本体の中心と同じ位置にもうけられ、該テーブル本体が前記引き出された方向と直交する状態まで回動する請求項4記載の車両用テーブル。
  7. 前記テーブル本体の回動軸が該テーブル本体の中心と一致しない位置にもうけられた請求項4記載の車両用テーブル。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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