JP3134419U

JP3134419U - 車内バックミラー

Info

Publication number: JP3134419U
Application number: JP2007003940U
Authority: JP
Inventors: 蘇福助
Original assignee: 蘇福助
Priority date: 2007-05-29
Filing date: 2007-05-29
Publication date: 2007-08-16
Anticipated expiration: 2017-05-29

Abstract

【課題】後座席の乗客が下車する前、精確に、後方からの車両情況を把握でき、ドアを開くことにより後方から来る車両の追突を防止できる車両後座席専用のバックミラーを提供する。
【解決手段】バックミラーのミラーベース１の第１の収納領域１１の表面に曲率ミラー３が設置され、第２の収納領域１２の収納槽内１２２に弾性部材５を有する露出した伸縮部材４が設けられ、第２の収納領域の表面に平面ミラー６が設置され、また、調整部材７がバックミラーのミラーベースの裏面の一側に螺着され、これにより、バックミラーの伸縮部材と調整部材により自動車の前座席の枕の後方に設置され、後座席の乗客が下車する前、車内バックミラーを利用して、精確に後方からの車両情況を把握でき、ドアを開くことにより、後方からの車両が追突することを防止できる。
【選択図】図１

Description

本考案は、車内バックミラーに関し、特に、各種類の自動車の後座席乗客が、便利に後方から来る車両があるかどうかを確認でき、下車する時の危険を防止できる車内バックミラーに関する。

一般の自動車の前座席のドライバーや乗客が下車する時、車外のサイドバックミラーにより、精確に後方からの車両の情況を把握してから、下車する。

しかしながら、後座席の乗客は、前座席のドライバーや前座席の乗客が簡単に該バックミラーを利用して後方の車両情況を観察することができないため、頭部を自動車の後ろへ向かって曲り、場合により、車体により視角の死角ができて、精確に判断できず、下車する時、後方からの車両があることを把握できない。

本考案の主な目的は、後座席の乗客が下車する前、精確に、後方からの車両情況を把握でき、ドアを開くことにより後方から来る車両の追突を防止できる車両後座席専用のバックミラーを提供する。

請求項１の考案は、ミラーベースと平面ミラー、曲率ミラー、伸縮部材、弾性部材及び調整部材が備えられ、ミラーベースに、それぞれ、曲率ミラーと平面ミラーとが貼り付けられて位置付けられる第１、第２の収納領域が設けられ、伸縮部材が、ミラーベースの第２の収納領域に設けられた欠け口に挿入され、該欠け口に連通する収納槽の間に位置付けられ、また、伸縮部材の貫通穴の間に、弾性部材が係止され、弾性部材のもう一側が、収納槽の内面に螺着されて位置付けられ、また、調整部材が、ミラーベースの裏面の伸縮部材に対応する一側に螺着され、該バックミラーが、該伸縮部材と調整部材により、自動車の前座席の枕の後方に設置され、後座席の乗客が、該車内バックミラーで、精確に、後方からの車両の情況を把握できる、ことを特徴とする車内バックミラーである。

請求項２の考案は、ミラーベースの第１の収納領域が、外側に設けられ、貼りつけられた曲率ミラーにより、車後の視野を拡大し、該第２の収納領域が、内側に設けられ、貼りつけられた平面ミラーが、一般の化粧鏡として使用できることを特徴とする請求項１に記載の車内バックミラーである。

請求項３の考案は、該ミラーベースの裏面に、適当な大きさの両面テープが貼りつけられ、自動車の前座席の枕に結合される時、該両面テープを貼り付けることにより、安定的に結合されることを特徴とする請求項１に記載の車内バックミラーである。

図１は、本考案に係わる車内バックミラーであり、ミラーベース1の内側が、平面状で、外側が、円弧状であり、また、第１の収納領域11と、内部に欠け口121を有する収納槽122が設けられる第２の収納領域12が形成される、ミラーベース1の裏面の適当な位置に適当な大きさを有する両面テープ123が貼り付けられた。

バックミラー8を利用する場合、図１と図２を参照しながら、まず、曲率ミラー3を第１の収納領域11の表面に貼り付けて固定し、また、Ｌ文字状の伸縮部材4をミラーベース1の第２の収納領域12の欠け口121から収納槽122の間に挿入し、また、伸縮部材4の貫通穴41の間に弾性部材5が係止され、弾性部材5のもう一側が、収納槽122の内面に螺着されて位置付けられ、また、平面ミラー6を、第２の収納領域12の表面に貼り付けて固定し、最後に、調整部材7が、ミラーベース1の裏面の一側に螺着される。

バックミラー8を車両に実装する時、図４と図５のように、車内バックミラー8の伸縮部材4を外側へ引張ることにより、その係合空間13を拡大でき、また、図３のように、車内バックミラー8が、枕9の後方に実装され、また、伸縮部材4の貫通穴41に係合された弾性部材5による弾性回復により、また、伸縮部材4に対応する側の調整部材7により、枕9の造形角度に合わせて調整でき、そして、該ミラーベース1の裏面に貼りつけられた両面テープ123で、枕9に貼りつけると、該バックミラー8がより安定的に、結合されて位置付けられる。

バックミラー8を使用する実施例は、図三と図５を参照しながら、後座席の乗客が、下車する時、バックミラー8のドアの近くにある曲率ミラー3により、視野が拡大され、精確に、後方からの車両情況を把握でき、ドアを開くことにより後方からの車両が追突することを防止でき、また、後座席の乗客が、該バックミラー8の平面ミラー6を一般の化妝鏡として利用できる。

本考案は、支持部品により、車両の枕9に実装されても良いし、枕9や座椅と一体成型してもよく、また、本考案は、一般の５人乗りの車両に適用される場合、該車内バックミラー8を前座席の枕9の後方に設置し、また、７人乗りや９人乗りの車両に適用される場合、該車内バックミラー8を、前座席や２列目の座席の枕9の後方に設置する。

本考案に係わる車内バックミラー8のミラーベース1は、矩形や楕円形或いは様々のキャラクタの形状であってもよく、また、本考案の曲率ミラー3や平面ミラー6及び対応する構件を貼り付けて固定する時、ミラーの裏面に粘着剤を塗布しても良いし、両面テープを貼りついても良い。

本考案は、バックミラー8のミラーベース1の裏面に螺着された調整部材7が、第２の収納領域12内の伸縮部材4のように、設置されても良く、第１の収納領域11a内に形成された欠け口112に、弾性部材5の伸縮部材4が組み立てられ(図６のように)、該バックミラー8aは、伸縮部材4を外側へ引張ることにより、係合空間13aが拡大され(図７のように)、そして、該車内バックミラー8aを枕9の後方に実装し、また、弾性部材5による弾性回復により、該バックミラー8aが安定的に結合されて位置付けられる。

本考案の立体分解図本考案の上面断面図と裏面平面図本考案の使用状態概念図本考案の実装概念図本考案の実装完成図本考案の他の実施例の上面断面図と裏面平面図本考案の他の実施例の作動概念図

符号の説明

1 ミラーベース
11 第１の収納領域
11a 第１の収納領域
112 欠け口
12 第２の収納領域
121 欠け口
122 収納槽
123 両面テープ
13 係合空間
13a 係合空間
3 曲率ミラー
4 伸縮部材
41 貫通穴
5 弾性部材
6 平面ミラー
7 調整部材
8 バックミラー
8a バックミラー
9 枕

Claims

ミラーベースと平面ミラー、曲率ミラー、伸縮部材、弾性部材及び調整部材が備えられ、
ミラーベースに、それぞれ、曲率ミラーと平面ミラーとが貼り付けられて位置付けられる第１、第２の収納領域が設けられ、伸縮部材が、ミラーベースの第２の収納領域に設けられた欠け口に挿入され、該欠け口に連通する収納槽の間に位置付けられ、また、伸縮部材の貫通穴の間に、弾性部材が係止され、弾性部材のもう一側が、収納槽の内面に螺着されて位置付けられ、また、調整部材が、ミラーベースの裏面の伸縮部材に対応する一側に螺着され、該バックミラーが、該伸縮部材と調整部材により、自動車の前座席の枕の後方に設置され、後座席の乗客が、該車内バックミラーで、精確に、後方からの車両の情況を把握できる、
ことを特徴とする車内バックミラー。
ミラーベースの第１の収納領域が、外側に設けられ、貼りつけられた曲率ミラーにより、車後の視野を拡大し、該第２の収納領域が、内側に設けられ、貼りつけられた平面ミラーが、一般の化粧鏡として使用できることを特徴とする請求項１に記載の車内バックミラー。
該ミラーベースの裏面に、適当な大きさの両面テープが貼りつけられ、自動車の前座席の枕に結合される時、該両面テープを貼り付けることにより、安定的に結合されることを特徴とする請求項１に記載の車内バックミラー。