JP2010208412A - 車両用傘立て - Google Patents

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Abstract

【課題】 傘の着脱が容易でありながら、車両の走行中に傘の脱落が発生しない車両用傘立てを提供する。
【解決手段】 インストルメントパネル13に設けられた傘立て17は、略水平に配置された支持部18に、傘Uが嵌合する支持孔18aと、支持孔18aから支持部18の端縁へと連なるガイド溝18bとを形成したので、傘Uを上下姿勢で水平に移動させ、ガイド溝18bを通過させて支持孔18aに嵌合させるだけの操作で支持部18に保持することができる。この状態でドア21を閉じると、ドア21の車室側側面21aが支持部18のガイド溝18bの開口端に臨むので、傘Uが万一支持孔18aからガイド溝18b側に入り込んでもドア21の車室側側面21aに阻止され、支持部18から脱落して倒れることがない。傘立て17はスリット19cを有する円筒状の側壁部19を備えるので、それをカップホルダとして使用することもできる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、折り畳んだ傘を車室内に立てた状態で保持するための車両用傘立てに関する。
インストルメントパネルに収納した板状の傘立てを車室内に引き出し、その傘立てに形成した支持孔に折り畳んだ傘を挿通して起立状態で保持するものにおいて、傘立ての支持孔に連なるガイド溝を該傘立ての縁に開口させ、上下姿勢の傘を水平に移動させることで前記ガイド溝を通過させて前記支持孔に嵌合させるものが、下記特許文献1、2により公知である。
実開平2−5357号公報 特開平8−108805号公報
ところで上記従来のものは、天井の低い車室内であっても上下姿勢の傘を水平に移動させるだけで傘立ての支持孔に嵌合させることが可能となって利便性が向上するが、走行中の車両の振動や横加速度によって支持孔に保持された傘がガイド溝をすり抜けて脱落してしまう可能性があった。これを防止するために傘立てのガイド溝の溝幅を狭くすると、今度はガイド溝を通して傘を支持孔に嵌合させる作業がやり難くなる問題がある。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、傘の着脱が容易でありながら、車両の走行中に傘の脱落が発生しない車両用傘立てを提供することをことを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、折り畳んだ傘を車室内に立てた状態で保持するための車両用傘立てにおいて、ドアの近傍の車室内に略水平に配置された支持部に、前記傘が嵌合する支持孔と、前記支持孔から前記支持部の端縁に連なって前記傘が通過可能なガイド溝とを形成し、閉じた状態の前記ドアの車室側側面に前記ガイド溝の開口端を臨ませたことを特徴とする車両用傘立てが提案される。
また請求項2に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、前記支持孔の直径は前記ガイド溝の溝幅よりも大きいことを特徴とする車両用傘立てが提案される。
また請求項3に記載された発明によれば、請求項1または請求項2の構成に加えて、前記支持部はカップホルダの底壁部であり、前記カップホルダの側壁部に前記ガイド溝に連なって前記傘が通過可能なスリットを形成したことを特徴とする車両用傘立てが提案される。
請求項1の構成によれば、ドアの近傍の車室内に略水平に配置した支持部に、傘が嵌合する支持孔と、支持孔から支持部の端縁へと連なるガイド溝とを形成したので、傘を上下姿勢で水平に移動させ、ガイド溝を通過させて支持孔に嵌合させるだけの操作で支持部に保持することができる。この状態でドアを閉じると、ドアの車室側側面が支持部のガイド溝の開口端に臨むので、傘が万一支持孔からガイド溝側に入り込んでもドアの車室側側面に阻止され、支持部から脱落して倒れるのを確実に防止することができる。
また請求項2の構成によれば、支持部の支持孔の直径をガイド溝の溝幅よりも大きくしたので、一旦支持孔に嵌合した傘をガイド溝側に移動し難くして傘の安定した保持を可能にすることができる。
また請求項3の構成によれば、傘を保持する支持部をカップホルダの底壁部で構成し、カップホルダの側壁部に底壁部のガイド溝に連なって傘が通過可能なスリットを形成したので、傘立てをカップホルダに兼用して利便性を一層高めることができる。
車両の前部車室の斜視図。 図1の2方向拡大矢視図。 図2の3−3線断面図。 図3に対応する作用説明図。
以下、図1〜図4に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1に示すように、運転席シート11および助手席シート12の前方に車幅方向に延びるインストルメントパネル13が配置されており、運転席シート11の前方のインストルメントパネル13にはステアリングホイール14およびメータユニット15が設けられるとともに、助手席シート12の前方のインストルメントパネル13にはグローブボックス16が設けられる。運転席シート12の前方のインストルメントパネル13の右端には、カップホルダを兼ねる傘立て17が設けられる。
図2および図3に示すように、傘立て17は上面が開口した有底円筒状の部材であって、略円板状の支持部18と、支持部18の外周から上方に立ち上がる略円筒状の側壁部19とを備える。側壁部19の前面にはインストルメントパネル13の表面形状に倣う取付面19aが形成されており、この取付面19aの上部に形成されたボルト孔19bを貫通するボルト20でインストルメントパネル13の表面に固定される。
略水平に配置された支持部18の中央には円形の支持孔18aが上下方向に貫通しており、その外周の一部から径方向外側、つまり運転席シート11に近い右側のドア21に向かってガイド溝18bが延びている。ガイド溝18bの径方向外端は、側壁部19のドア21側の面の上下方向全長に亙って形成されたスリット19cに接続される。ガイド溝18bおよびスリット19cは一定の溝幅Wを有しており、両者は協働して傘立て17のドア21側の面にL字状の開口を構成する。支持部18の支持孔18aの直径Dは、折り畳んだ傘Uの直径dに略等しく、かつガイド溝18bおよびスリット19cの溝幅Wよりも若干大きく設定される。
右側のドア21を閉じると、そのドア21が車室に臨む車室側側面21aが傘立て17のガイド溝18bおよびスリット19cに対向する。このとき、傘立て17のガイド溝18bおよびスリット19cの開口端とドア21の車室側側面21aとの距離Lは、傘の直径Dよりも小さく設定される。
次に、上記構成を備えた本発明の実施の形態の作用について説明する。
図2に示すように、折り畳んだ傘Uを傘立て17に保持するには、ドア21を開いて傘立て17のガイド溝18bおよびスリット19cを開放し、そこに上下姿勢にした傘Uを水平方向に挿入する。傘Uの直径dはガイド溝18bおよびスリット19cの溝幅Wよりも若干大きいが、傘Uはその骨や生地が容易に弾性変形することで、ガイド溝18bおよびスリット19cを通過して支持部18の支持孔18aに嵌合する。傘Uを傘立て17に保持した状態では、傘Uは下端が車室のフロアに当接して安定した姿勢となる。
このとき、支持孔18aの直径Dは傘Uの直径dに略等しく、かつガイド溝18bおよびスリット19cの溝幅Wよりも若干大きいため、傘Uは支持孔18aに安定して保持されて簡単にガイド溝18b側に戻ることはない。
この状態からドア21を閉じると、ドア21の車室側側面21aが傘立て17のガイド溝18bおよびスリット19cの開口端に臨むため、車両の走行時の振動や横加速度で傘Uがガイド溝18bおよびスリット19cを通過しようとしても、ドア21の車室側側面21aに阻止されてガイド溝18bおよびスリット19c内に保持され、傘立て17からの脱落が確実に阻止される(図4参照)。そして傘立て17から傘Uを取り外す場合には、ドア21を開いた状態で傘Uをドア21側に引くことで、ガイド溝18bおよびスリット19cを通過させれば良い。
また傘立て17を傘Uの保持に使用しない場合には、図3に示すように、その傘立て17を飲料のカップCや飲料の缶Cを保持するカップホルダとして利用することができるので、利便性が大幅に向上する。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
例えば、実施の形態では運手席シート11の前方のインストルメントパネル13に傘立て17を設けているが、それを助手席シート12の前方のインストルメントパネル13に設けても良い。
またリヤシートに傘立て17を設け、そのガイド溝18bおよびスリット19cの開口部にリヤドアの車室側側面を臨ませても良い。
また実施の形態の傘立て17は、それをカップホルダとして利用するために側壁部19を備えているが、カップホルダとして利用しない場合には板状の支持部18だけを備えれば充分である、この場合、不使用時に支持部18が邪魔にならないようにインストルメントパネル13の内部に収納することも可能である。
18 支持部
18a 支持孔
18b ガイド溝
19 側壁部
19c スリット
21 ドア
21a 車室側側面
D 支持孔の直径
U 傘
W ガイド溝の溝幅

Claims (3)

  1. 折り畳んだ傘(U)を車室内に立てた状態で保持するための車両用傘立てにおいて、
    ドア(21)の近傍の車室内に略水平に配置された支持部(18)に、前記傘(U)が嵌合する支持孔(18a)と、前記支持孔(18a)から前記支持部(18)の端縁に連なって前記傘(U)が通過可能なガイド溝(18b)とを形成し、
    閉じた状態の前記ドア(21)の車室側側面(21a)に前記ガイド溝(18b)の開口端を臨ませたことを特徴とする車両用傘立て。
  2. 前記支持孔(18a)の直径(D)は前記ガイド溝(18b)の溝幅(W)よりも大きいことを特徴とする、請求項1に記載の車両用傘立て。
  3. 前記支持部(18)はカップホルダの底壁部であり、前記カップホルダの側壁部(19)に前記ガイド溝(18b)に連なって前記傘(U)が通過可能なスリット(19c)を形成したことを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の車両用傘立て。
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