JP2005124978A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 遊技者の特典遊技への期待を向上すべく、遊技の趣向性を向上しうる遊技機を提供する。
【解決手段】 第1の特別遊技貯留モードにおける所定の遊技区間の間に、当選役抽選手段(110)により第2の特別遊技に対応する当選役に当選した場合、第1の特別遊技放出モードに突入した後で、第2の特別遊技制御手段(90)により提供される第2の特別遊技の遊技区間における遊技者の操作結果により、通常遊技より大きな利益を与える確率が大きい特典遊技回数を決定する特典遊技回数決定手段(220)と、第1の特別遊技が終了した後で、特典遊技回数決定手段(220)において決定された回数の特典遊技を提供する特典遊技提供手段(2201)とを備える。
【選択図】 図5

Description

本発明は、特にスロットマシン等の遊技機に関する。
スロットマシンは、遊技者がスタートスイッチを操作した遊技時点でスロットマシン内部で乱数による抽選が行われる。その抽選の結果、所定の当選役に当選し、入賞有効ライン上にその当選役に対応する図柄が揃って停止することにより入賞となる。入賞が発生すれば、クレジットやコイン等の有価媒体、または再遊技(リプレイゲーム)などの有利な遊技価値が遊技者に付与される。また、所定条件の成立により、たとえば、ビッグボーナスゲーム等の、遊技者にとって通常の遊技状態(いわゆる小役に当選し入賞した)状態よりも有利な特別遊技状態となり、他の所定条件の成立によりこの特別遊技状態が終了するものがある。
特別遊技状態は遊技者にとって有利なため、一旦この特別遊技状態に入ると多くの入賞が発生し、遊技者に払出される有価媒体の量が大きくなる。
この特別遊技は、一般的に、特定導入遊技(BBゲーム)と、特定遊技(RBゲーム)と、特定入賞遊技(JACゲーム)とによって大別される。
特定遊技(RBゲーム)は、特定導入遊技(BBゲーム)中に、又は、特定導入遊技(BBゲーム)中で無い場合に、単独で行われる。特定入賞遊技(JACゲーム)は、特定遊技(RBゲーム)中に行われるものである。なお、特別遊技は、上記した特定導入遊技(BBゲーム)、特定遊技(RBゲーム)、特定入賞遊技(JACゲーム)に限定されるものではない。
なお、小役の中にも、通常の小役より遊技者に多くの利益を与えるSB(シングルボーナス)役がある。このSB役は、予め定められている特定の図柄が入賞有効ラインに揃うと次の1ゲームだけJAC(ジャック)ゲーム(後述)ができるものである。
通常遊技において、図示しないが、例えば「7」等の図柄が入賞有効ライン上に3個揃うと、ホッパユニットを介して、例えば15枚のメダルが払い出される。このとき、BBゲームが開始される。このように通常遊技からBBゲームに移行した場合に、通常遊技と同様に最大3枚の遊技メダルの投入によってBBゲームが開始され、ストップスイッチにより3つの回転リールの回転が各々停止した際に、入賞有効ライン上に当選図柄が揃えば、遊技メダルの払い出しを行う。
このBBゲーム中では、通常遊技時よりも小役当選の確率を高くした遊技が毎回行われる。ただし、このBBゲーム中にRBゲームに移行するための特定当選に対応する図柄、例えばリプレイ図柄が入賞有効ライン上に揃った場合には、その後RBゲームに移行する。
なお、通常、BBゲーム中はRBゲームヘの移行が、所定の最大回数、例えば最大3回行われることとなっているおり、1回目のRBゲームが終了した後は、また前述したような小役確率を高くした遊技が行われる。
そして、BBゲームでは、BBゲーム中のRBゲームが所定の最大回数、例えば3回か、或いはBBゲーム中の通常遊技が所定の最大回数、例えば最大30回行われることにより、BBゲームが終了する。
他方、RBゲームに移行すると、遊技メダルが1枚投入となり、回転リールの所定の図柄が図柄表示窓のセンターライン(1つの入賞有効ライン)上に揃った場合に入賞となる。そして、RBゲームでは、当選するか否かの特定当選遊技を最大12回行うことができ、そのうち、最大8回、入賞を行うことが可能である。即ち、最大8回の当選が確定するか、或いは最大12回の特定当選遊技の終了により、RBゲームは終了する。
通常遊技状態は、特別遊技と比較して遊技者にとっては不利な状態であり、特別遊技状態よりも低い所定の範囲の払出比率で遊技が行なわれる。この払出比率で遊技を続けると、遊技者所有の有価媒体を遊技に使用する量が、ゲーム結果にしたがって払出される有価媒体の量よりも大きく、したがって長期間にわたって見ると遊技者所有の有価媒体は減少する。
上記以外に、抽選結果にもとづいて、AT(アシストタイム)等の特典遊技を実行することができるようにしたスロットマシンが知られている。
ここで、本発明のアシストとは遊技者に対して現在の遊技機内部の状態を、何らかの態様で知らせる、ほのめかす概念全てを含むものである。例えば、前述したように、予め定めらたストップスイッチの押し順を遊技者に報知し、入賞しやすくするものや、当選している当選役に対応する図柄を液晶表示部120などを会して遊技者に認識させるようにしてもよい。
上記した従来のATは、いわゆるビッグボーナス(BB)等の特別遊技の終了後、所定の区間、小役等の役が当選した場合に、ストップスイッチの操作順番を告知することで、当該告知に従って遊技者がストップスイッチを操作した場合に限り、当選した役に対応する図柄の組み合わせを有効ライン上に停止制御していた。
しかし、上記した従来のスロットマシンでは、AT等の特典遊技につき、遊技機側で予め用意された所定の抽選の結果だけで、その内容が決定してしまうため、遊技者の力量がその内容に反映されず、遊技者の特典遊技への期待がもの足りないものとなっていた。
そこで、本発明は、遊技者の特典遊技への期待を向上すべく、遊技の趣向性を向上しうる遊技機を提供することにある。
(1) 本発明の遊技機は、周囲に複数の図柄を表示した回転リールと、所定の確率でハズレ及び複数の当選役のいずれかを抽選によって決定する当選役抽選手段と、遊技者によるストップスイッチの操作に対応して回転リールの回転の制御を開始し、前記当選役抽選手段による抽選の結果、当選した場合、表示窓の所定の入賞有効ライン上に前記当選役に対応した図柄が揃い易く停止し、入賞とするように停止制御を行う回転リール停止制御手段とを備えたものであって、遊技種別として、通常遊技とこの通常遊技より遊技者に対して大きな利益を与える入賞の確率が大きい第1および第2の特別遊技とを含み、前記通常遊技を制御する通常遊技制御手段と、前記第1および第2の特別遊技を制御する第1および第2の特別遊技制御手段とを備え、前記第1の特別遊技は、遊技モードとして、特別遊技を行う回数を貯留する第1の特別遊技貯留モードと、この貯留された第1の特別遊技を遊技者に提供する第1の特別遊技放出モードとを有し、前記第1の特別遊技制御手段は、前記第1の特別遊技貯留モードにおいて、前記第1の特別遊技を行う回数を貯留する第1の特別遊技回数貯留手段と、前記第1の特別遊技放出モードに移行するか否かを決定する第1の特別遊技放出モード移行決定手段と、この第1の特別遊技放出モード移行決定手段により移行することが決定された場合、所定の遊技区間だけ前記第1の特別遊技を入賞させないように前記回転リール停止制御手段を制御する第1の特別遊技入賞前兆遊技制御手段と、この所定の遊技区間終了後、前記遊技モードを前記第1の特別遊技放出モードに移行する第1の特別遊技放出モード移行手段とを備え、前記第1の特別遊技放出モードにおいて、前記第1の特別遊技に当選した場合、第1の特別遊技を提供する第1の特別遊技提供手段と、所定の条件により前記第1の特別遊技を終了させる第1の特別遊技終了手段とを備え、前記所定の遊技区間の間に、前記当選役抽選手段により前記第2の特別遊技に対応する当選役に当選した場合、前記第1の特別遊技放出モードに移行した後で、前記第2の特別遊技制御手段により提供される前記第2の特別遊技の遊技区間における遊技者の操作結果により、前記通常遊技より大きな利益を与える確率が大きい特典遊技回数を決定する特典遊技回数決定手段と、前記第1の特別遊技放出モードが終了した後で、前記特典遊技回数決定手段により決定された回数の特典遊技を提供する特典遊技提供手段とを備える。
このように、第1の特別遊技貯留モード中に、第2の特別遊技に当選した場合、第1の特別遊技放出モードで提供される上記第2の特別遊技中の、遊技者の操作により、特典遊技の回数が決められるため、特典遊技への期待感を抱きつつ特別遊技を楽しむことができ、遊技の趣向性が増す。
(2) 特典遊技回数決定手段は、前記第2の特別遊技の遊技区間中の各遊技毎に定められる前記ストップスイッチの操作順序を決定する操作順序決定手段と、この操作順序決定手段により決められた操作順序と前記第2の特別遊技の遊技区間中に遊技者が操作したストップスイッチの前記操作結果とを比較判断する操作順序比較判断手段と、この操作順序比較判断手段による前記比較結果を記憶する比較結果記憶手段とを備えることを特徴とする。
このように、第2の特典遊技中の遊技者のストップスイッチの操作順序の正解結果(一致結果)により特典遊技の回数が決められるため、遊技者は特典遊技への期待感を抱きつつ特別遊技を楽しむことができ、遊技の趣向性が増す。
(3) 第2の特別遊技の遊技区間中に、前記操作順序決定手段により決められた操作順序を予め遊技者に報知する操作順序報知手段を備える。
このように、予め操作順序を報知するため、遊技者は確実に操作順序を正解することができるため、特典遊技に対して遊技者は大きな利益を期待することができる。
(4) 前記所定の遊技区間の間に、前記当選役抽選手段により前記第2の特別遊技に対応する当選役に当選した時に、前記操作順序報知手段による報知態様を決定する報知態様決定手段を備える。
このように、操作順序を報知する場合と報知しない場合とが存在するため、遊技の流れに変化を生じさせることができる。
また遊技者に対しても特典遊技に対しての期待度を変化させることができ、遊技の趣向性が増す。
(5) 前記第1の特別遊技貯留モードにおいて、前記当選役抽選手段により前記第2の特別遊技に対応する当選役に当選した場合、前記第1の特別遊技制御手段は、前記第1の特別遊技放出モードに移行した場合、前記第2の特別遊技制御手段による前記第2の特別遊技が提供された後で、前記第1の特別遊技提供手段により前記第1の特別遊技を提供する。
このように、第1の特別遊技放出モードでまず第2の特別遊技を提供することにより、
遊技者に対してこの第1の特別遊技放出モードの後で提供される特典遊技への期待を高めることができる。
(6) 本発明の遊技機の制御方法は、周囲に複数の図柄を表示した回転リールと、所定の確率でハズレ及び複数の当選役のいずれかを抽選によって決定する当選役抽選手段と、遊技者によるストップスイッチの操作に対応して回転リールの回転の制御を開始し、前記当選役抽選手段による抽選の結果、当選した場合、表示窓の所定の入賞有効ライン上に前記当選役に対応した図柄が揃い易く停止し、入賞とするように停止制御を行う回転リール停止制御手段とを備えた制御方法であって、遊技種別として、通常遊技とこの通常遊技より遊技者に対して大きな利益を与える入賞の確率が大きい第1および第2の特別遊技とを含み、前記通常遊技を制御する通常遊技制御ステップと、前記通第1および第2の特別遊技を制御する第1および第2の特別遊技制御ステップとを備え、前記第1の特別遊技は、遊技モードとして、特別遊技を行う回数を貯留する第1の特別遊技貯留モードと、この貯留された第1の特別遊技を遊技者に提供する第1の特別遊技放出モードとを有し、前記第1の特別遊技制御ステップは、前記第1の特別遊技貯留モードにおいて、前記第1の特別遊技を行う回数を貯留する第1の特別遊技回数貯留ステップと、前記第1の特別遊技放出モードに移行するか否かを決定する第1の特別遊技放出モード移行決定ステップと、この第1の特別遊技放出モード移行決定ステップにおいて移行することが決定された場合、所定の遊技区間だけ前記第1の特別遊技を入賞させないように前記回転リール停止制御手段を制御する第1の特別遊技入賞前兆遊技制御ステップと、この所定の遊技区間終了後、前記遊技モードを前記第1の特別遊技放出モードに移行する第1の特別遊技放出モード移行ステップとを備え、前記第1の特別遊技放出モードにおいて、前記第1の特別遊技に当選した場合、第1の特別遊技を提供する第1の特別遊技提供ステップと、所定の条件により前記第1の特別遊技を終了させる第1の特別遊技終了ステップとを備え、前記所定の遊技区間の間に、前記当選役抽選手段により前記第2の特別遊技に対応する当選役に当選した場合、前記第1の特別遊技放出モードに移行した後で、前記第2の特別遊技制御ステップにおいて提供される前記第2の特別遊技の遊技区間における遊技者の操作結果により、前記通常遊技より大きな利益を与える確率が大きい特典遊技回数を決定する特典遊技回数決定ステップと、前記第1の特別遊技放出モードが終了した後で、前記特典遊技回数決定ステップにおいて決定された回数の特典遊技を提供する特典遊技提供ステップとを備える。
このように、第1の特別遊技貯留モード中に、第2の特別遊技に当選した場合、第1の特別遊技放出モードで提供される上記第2の特別遊技中の、遊技者の操作により、特典遊技の回数が決められるため、特典遊技への期待感を抱きつつ特別遊技を楽しむことができ、遊技の趣向性が増す。
(7) 本発明の遊技機の制御プログラムは、周囲に複数の図柄を表示した回転リールと、所定の確率でハズレ及び複数の当選役のいずれかを抽選によって決定する当選役抽選手段と、遊技者によるストップスイッチの操作に対応して回転リールの回転の制御を開始し、前記当選役抽選手段による抽選の結果、当選した場合、表示窓の所定の入賞有効ライン上に前記当選役に対応した図柄が揃い易く停止し、入賞とするように停止制御を行う回転リール停止制御手段とを備えた制御プログラムであって、遊技種別として、通常遊技とこの通常遊技より遊技者に対して大きな利益を与える入賞の確率が大きい第1および第2の特別遊技とを含み、前記通常遊技を制御する通常遊技制御機能と、前記第1および第2の特別遊技を制御する第1および第2の特別遊技制御機能とを備え、前記第1の特別遊技は、遊技モードとして、特別遊技を行う回数を貯留する第1の特別遊技貯留モードと、この貯留された第1の特別遊技を遊技者に提供する第1の特別遊技放出モードとを有し、前記第1の特別遊技制御機能は、前記第1の特別遊技貯留モードにおいて、前記第1の特別遊技を行う回数を貯留する第1の特別遊技回数貯留機能と、前記第1の特別遊技放出モードに移行するか否かを決定する第1の特別遊技放出モード移行決定機能と、この第1の特別遊技放出モード移行決定機能において移行することが決定された場合、所定の遊技区間だけ前記第1の特別遊技を入賞させないように前記回転リール停止制御手段を制御する第1の特別遊技入賞前兆遊技制御機能と、この所定の遊技区間終了後、前記遊技モードを前記第1の特別遊技放出モードに移行する第1の特別遊技放出モード移行機能とを備え、前記第1の特別遊技放出モードにおいて、前記第1の特別遊技に当選した場合、第1の特別遊技を提供する第1の特別遊技提供機能と、所定の条件により前記第1の特別遊技を終了させる第1の特別遊技終了機能とを備え、前記所定の遊技区間の間に、前記当選役抽選手段により前記第2の特別遊技に対応する当選役に当選した場合、前記第1の特別遊技放出モードに移行した後で、前記第2の特別遊技制御機能において提供される前記第2の特別遊技の遊技区間における遊技者の操作結果により、前記通常遊技より大きな利益を与える確率が大きい特典遊技回数を決定する特典遊技回数決定機能と、前記第1の特別遊技放出モードが終了した後で、前記特典遊技回数決定機能において決定された回数の特典遊技を提供する特典遊技提供機能とを実現する。
このように、第1の特別遊技放出モードでまず第2の特別遊技を提供することにより、
遊技者に対してこの第1の特別遊技放出モードの後で提供される特典遊技への期待を高めることができる。
(8) 本発明のコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、周囲に複数の図柄を表示した回転リールと、所定の確率でハズレ及び複数の当選役のいずれかを抽選によって決定する当選役抽選手段と、遊技者によるストップスイッチの操作に対応して回転リールの回転の制御を開始し、前記当選役抽選手段による抽選の結果、当選した場合、表示窓の所定の入賞有効ライン上に前記当選役に対応した図柄が揃い易く停止し、入賞とするように停止制御を行う回転リール停止制御手段とを備えた遊技機の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、遊技種別として、通常遊技とこの通常遊技より遊技者に対して大きな利益を与える入賞の確率が大きい第1および第2の特別遊技とを含み、前記通常遊技を制御する通常遊技制御機能と、前記第1および第2の特別遊技を制御する第1および第2の特別遊技制御機能とを備えた遊技機の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体において、前記第1の特別遊技は、遊技モードとして、特別遊技を行う回数を貯留する第1の特別遊技貯留モードと、この貯留された第1の特別遊技を遊技者に提供する第1の特別遊技放出モードとを有し、前記第1の特別遊技制御機能は、前記第1の特別遊技貯留モードにおいて、前記第1の特別遊技を行う回数を貯留する第1の特別遊技回数貯留機能と、前記第1の特別遊技放出モードに移行するか否かを決定する第1の特別遊技放出モード移行決定機能と、この第1の特別遊技放出モード移行決定機能において移行することが決定された場合、所定の遊技区間だけ前記第1の特別遊技を入賞させないように前記回転リール停止制御手段を制御する第1の特別遊技入賞前兆遊技制御機能と、この所定の遊技区間終了後、前記遊技モードを前記第1の特別遊技放出モードに移行する第1の特別遊技放出モード移行機能とを備え、前記第1の特別遊技放出モードにおいて、前記第1の特別遊技に当選した場合、第1の特別遊技を提供する第1の特別遊技提供機能と、所定の条件により前記第1の特別遊技を終了させる第1の特別遊技終了機能とを備え、前記所定の遊技区間の間に、前記当選役抽選手段により前記第2の特別遊技に対応する当選役に当選した場合、前記第1の特別遊技放出モードに移行した後で、前記第2の特別遊技制御機能において提供される前記第2の特別遊技の遊技区間における遊技者の操作結果により、前記通常遊技より大きな利益を与える確率が大きい特典遊技回数を決定する特典遊技回数決定機能と、前記第1の特別遊技放出モードが終了した後で、前記特典遊技回数決定機能において決定された回数の特典遊技を提供する特典遊技提供機能とを実現する。
本発明の遊技機によれば、第1の特別遊技貯留モード中に、第2の特別遊技に当選した場合、第1の特別遊技放出モードで提供される上記第2の特別遊技中の、遊技者の操作により、特典遊技の回数が決められるため、特典遊技への期待感を抱きつつ特別遊技を楽しむことができ、遊技の趣向性が増す。
更に、上記効果に加え、第2の特典遊技中の遊技者のストップスイッチの操作順序の正解結果(一致結果)により特典遊技の回数が決められるため、遊技者は特典遊技への期待感を抱きつつ特別遊技を楽しむことができ、遊技の趣向性が増す。
更に、上記効果に加え、予め操作順序を報知するため、遊技者は確実に操作順序を正解することができるため、特典遊技に対して遊技者は大きな利益を期待することができる。
更に、上記効果に加え、操作順序を報知する場合と報知しない場合とが存在するため、遊技の流れに変化を生じさせることができ、また遊技者に対しても特典遊技に対しての期待度を変化させることができ、遊技の趣向性が増す。
更に、上記効果に加え、第1の特別遊技放出モードでまず第2の特別遊技を提供することにより、
遊技者に対してこの第1の特別遊技放出モードの後で提供される特典遊技への期待を高めることができる。
本発明の遊技機の制御方法によれば、第1の特別遊技貯留モード中に、第2の特別遊技に当選した場合、第1の特別遊技放出モードで提供される上記第2の特別遊技中の、遊技者の操作により、特典遊技の回数が決められるため、特典遊技への期待感を抱きつつ特別遊技を楽しむことができ、遊技の趣向性が増す。
本発明の遊技機の制御プログラムを実施すれば、第1の特別遊技貯留モード中に、第2の特別遊技に当選した場合、第1の特別遊技放出モードで提供される上記第2の特別遊技中の、遊技者の操作により、特典遊技の回数が決められるため、特典遊技への期待感を抱きつつ特別遊技を楽しむことができ、遊技の趣向性が増す。
以下、本発明に係る1つの実施形態を図面を用いて詳細に説明する。
なお、本発明のスロットマシンは、第1の特別遊技たるBBに当選しても、直ちに有価媒体を放出しやすい状態(BB放出モード)に移行せず、所定の遊技区間だけ遊技毎にBBに当選したらその回数を貯留していく遊技区間(BB貯留モード)を遊技者に対して提供し、なんらかの契機が発生した場合、BB貯留モードの終了条件が満たされることにより、上記貯留したBBゲームを遊技者に提供するモード(BB放出モード)に移行する、いわゆるストック機を前提にしたものである。ストック機の動作の詳細については後述する。
なお、本発明はこの実施形態に限定されるものでない。
図1は、本発明に係るスロットマシンの外観を示した正面図である。スロットマシン10は、図1に示すように、四角箱状の筐体11を有している。
筐体11はその上部で遊技者に対して対向する方向で移動可能な上パネル12aと、その下部で開閉可能な下パネル12bとを備えている。
筐体11の上部に位置する上パネル12aには、液晶表示部(LCD)120が設置されており、当選の報知等の各種報知を行う際に用いられる。具体的には、液晶表示部120に、その報知内容に応じて異なる映像を表示させることにより、遊技者の興味を高めると共に、当選等を遊技者に容易に判断させる役割を有している。
また、上パネル12aには、左回転リール43、中回転リール44、及び右回転リール45からなる回転リール40と、その図柄61を見ることができる図柄表示窓13と、遊技メダルを投入するためのメダル投入口25と、回転リール40の回転動作をスタートさせるスタートスイッチ30と、各回転リール40を停止させるストップスイッチ50と、貯蓄メダル数をメダル投入に代えるベットスイッチ16と、貯蓄メダルの払い戻しを行う精算スイッチ17と、遊技メダルが出てくるメダル払い戻し口62とが設けられている。
上パネル12aの筐体側内部には、リールユニット(図示せず)が設けられており、リールユニットは、枠体に固定又は支持された3個のモータと、各々のモータの出力軸に固定された3個の回転リール43〜45とで構成されている。各回転リール43〜45は、合成樹脂からなる回転ドラムと、この回転ドラムの周囲に貼付されるテープ状のリールテープ42とを備えており、このリールテープ42の外周面には、複数個(例えば21個)の図柄61が表示されている。
図柄表示窓13は、スロットマシン10正面より、回転リール40の図柄61が各3つずつ視認可能な透明な表示窓により構成されている。図柄表示窓13には、横方向に3ライン67b,67c,67d、斜め方向に2ライン67a,67eと、入賞有効ラインが付されており、この入賞有効ライン上に、例えば「7」等の特定の図柄が揃うことにより、当選が確定するように設定されている。
メダル投入口25は、図柄表示窓13の右下に設けられており、このメダル投入口25に遊技メダルが投入されると、メダル投入口25の内部に設置された投入スイッチ18が、投入された遊技メダルを検知し、投入された遊技メダル数をカウントする。
ベットスイッチ16a,16bは、回転リール40の下方に位置するスイッチであって、
このスイッチを押下することにより、貯留されていた遊技メダル数が減じて、メダル投入に代えられる。
精算スイッチ17は、回転リール40の斜め下方に位置するスイッチであって、このスイッチを押下することにより、貯留した遊技メダルが払い出される。
スタートスイッチ30は、回転リール40の斜め下方に位置するレバー式のスイッチであり、遊技メダルの投入若しくはベットスイッチ16の押下を条件に、又は「リプレイ(Replay)」時には前遊技からの所定時間の経過を条件に、回転リール40の駆動を開始させる。
ストップスイッチ50は、回転リール43〜45の駆動を停止させるためのスイッチである。ストップスイッチ50は、各回転リール43〜45に対応した3個のスイッチから構成されており、各回転リール43〜45の下方に1個ずつ配置されている。回転リール40に対応したストップスイッチ50を押下することにより、当該対応した回転リール40が回転を停止するように設定されている。
また、筐体11の下パネル12bの下方にメダル払い戻し口62が設置されている。遊技結果に基づいて、遊技者に遊技メダルを払い戻す際に、ホッパユニットから排出されたメダルが、このメダル払い戻し口62から払い戻される。このメダル払い戻し口62の内部には払い戻される遊技メダルを検出するホッパユニットが設けられている。
さらに、筐体11には、スピーカや表示ランプ等の演出装置が複数設置されており、液晶表示部120と相まって、遊技者に入賞等を報知する役割を有している。具体的には、当選時にスピーカから当選音等を発生させ、表示ランプを点灯又は点滅させることにより、遊技者に入賞等を報知させる。
図2は、スロットマシンの構成を示したブロック図であり、入力部と,制御部20と,出力部とによって構成されている。
入力部は、前述した、投入スイッチ15、ベットスイッチ16、精算スイッチ17、スタートスイッチ30、ストップスイッチ50とで構成され、各スイッチを介して入力された信号が、制御部20に送られる。なお、入力部の構成は、これらスイッチ類に限定されるものではない。
出力部は、リールユニットと、ホッパユニットなどで構成されている。なお、出力部に接続されるパーツは、これらのパーツに限定されるものではない。
制御部20は、スロットマシン10の内部に設置されており、スロットマシン10の全体動作を制御する役割を有している。制御部20は、中央処理装置(CPU)を中心に構成され、リード・オンリ・メモリ(ROM)、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、入出力(I/O)ポート等を備えている。そして、CPUがROMに記憶されたプログラムを読み込むことで、制御部内の動作を制御する。
制御部20は、遊技制御部21と演出制御部22とを有している。遊技制御部21は、スタートスイッチ30及びストップスイッチ50の操作に基づいて回転リール40の回転及び停止等を制御する装置である。
演出制御部22は、ランプ、スピーカ等の演出装置及び表示装置を制御する装置であり、ATを制御するアシスト遊技制御部220を含んでいる。
また、これらの制御を行うCPUの個数は1個に限定されず、これらの装置が2個以上のCPUにより制御されてもよい。
遊技制御部21は、通常遊技制御部70と、第1の特別遊技制御部(BB制御部)80と、第2の特別遊技制御部(RB制御部)90と、回転リール停止制御部180と、抽選部105とを備えている。
通常遊技制御部70は、通常遊技を行わせるために通常遊技に関する制御を行うものであり、抽選部105は当選役の抽選を行うものであり、当選役抽選部110を備えている。
第1の特別遊技制御部80は、BBに対応する当選役に当選した場合、第1の特別遊技貯留モードおよび第1の特別遊技放出モードを制御する第1の特別遊技貯留モード制御部800および第1の特別遊技放出モード制御部810を有する。第1の特別遊技貯留モード制御部800は、第1の特別遊技に対応する当選役に当選し、その遊技の回数を貯留する制御を行うものであり、特別遊技放出モード制御部810は、特別遊技貯留モードで貯留された第1の特別遊技を遊技者に提供する制御を行うものである。
回転リール停止制御部180は回転リール40の停止の制御を行っている。
なお、遊技制御部21は、上記の制御部のみに限定されるものではなく、他の制御部を含んでいてもよい。
通常遊技制御部70は、遊技者に通常遊技を行わせるためのものである。即ち、メダルの投入若しくはベットスイッチ16の押下を条件に、又は「再遊技(Replay)」に入賞した時には前遊技から所定時間の経過を条件に、遊技者がスタートスイッチ30を操作すると、リールユニットの駆動によって、3個の回転リール40の回転が開始する。その後、遊技者により3個のストップスイッチ50のうちの1つが操作されると、このストップスイッチ50に対応する回転リール40の回転が回転リール停止制御部180に制御されて停止する。
そして、遊技者によりストップスイッチ50の3個全てが操作されると、3個の回転リール40の回転が全て停止することになる。このとき、中央部の図柄表示窓13の入賞有効ライン67上に、予め設定された図柄61が停止すると(この状態を入賞という)、ホッパユニットを介して所定枚数のメダルが払い出される。
当選役には、遊技者に利益を付与する小役当選(以下、通常小役当選という)と、この小役当選よりもさらに大きな利益を遊技者に付与する特別当選と、遊技メダルの払い出しは無いが、遊技メダルを新たに投入することなく再度の遊技を行うことができる再遊技当選(Replay、以下リプレイ当選という)とがある。そして、その抽選結果がいずれかの当選となった場合、その当選に対応した当選フラグが成立する。そして抽選結果が特別当選である場合に、特別当選フラグが成立する。この特別当選フラグの成立中に、リールユニットの回転リール40の停止図柄の組み合わせが、予め定められた所定の特別当選に対応する図柄と一致したことを条件として入賞し、液晶表示部120等により、遊技者に対して入賞の報知が行われる。遊技者はこの入賞により特別遊技を行うことが可能となる。そして、抽選により特別当選フラグが成立したが、回転リール40の停止図柄の組み合わせが特別当選に対応する図柄と一致していない場合、該当当選役の内部フラグ持ち越し可能となるように設定されている。
また、いずれかの当選フラグが成立している間に、当選役に対応する図柄を入賞有効ライン上に揃えることができるか否かは、回転リール40の回転速度が一定の場合、ストップスイッチ50を操作するタイミングによって左右される。具体的には、ストップスイッチ50を操作した後、190ms以内に回転リール40が停止するように設定されているため、ストップスイッチ50を操作した後、そのまま停止させるか、又は190ms以内に停止可能な回転リール40の円周上の引き込み可能図柄61、例えば停止図柄から連続する4個の引き込み可能図柄61の中に、対応する図柄が含まれているような場合には、停止するまでの時間を遅らせるように回転リール停止制御部180が制御して、回転リール40は入賞有効ライン上にその図柄61を引き込んで停止する(いわゆる引き込み制御)。一方、3個の引き込み可能図柄61の中に、対応する図柄が含まれていないような場合には、入賞有効ライン上にその図柄を引き込んで停止することができない。
また、ストップスイッチ50を押すタイミングで所定の停止制御テーブルに従って回転リール40の停止位置を決定する方法がある。この場合にも、当選フラグが成立しているときには、その当選フラグに対応する図柄61が入賞有効ライン上に揃うように予めテーブルの上で停止位置が決定されている。これも引き込み制御(設定)の一種である。
本実施の形態は、通常遊技制御部70は、第1の特別遊技たるBBゲームに対応する当選役に当選した場合、通常遊技状態から第1の特別遊技状態に移行させる。
第1の特別遊技貯留モード制御部800は、図3のブロック図に示すように、特別遊技貯留モードにおいて、第1の特別遊技(BBゲーム)に当選した場合、第1の特別遊技を行う回数を貯留する特別遊技回数貯留部8001と、通常遊技から特別遊技貯留モードに移行された場合、特別遊技貯留モードから特別遊技放出モードへ移行するか否か決定する第1の特別遊技放出モード移行決定部8002と、この第1の特別遊技放出モード移行決定部8002により、特別遊技放出モードへ移行することが決定された場合、所定の遊技区間だけ引き続き特別遊技貯留モードを継続させる第1の特別遊技入賞前兆遊技制御部8003と、この所定の遊技区間が消化された場合、遊技モードを特別遊技放出モードに移行する第1の特別遊技放出モード移行部8004とを備える。
第1の特別遊技放出モード制御部810は、図4のブロック図に示すように、貯留された特別遊技を遊技者に対して提供する特別遊技提供部8101と、特別遊技放出モードが終了しするか否かを決定する第1の特別遊技放出モード終了決定部8102とを備える。
演出制御部22は、図5のブロック図に示すように、上記第1の特別遊技放出モードにおいて、第2の特別遊技たるRBが提供(放出)されているときに、特典遊技を制御するアシスト遊技制御部220を含んでいる。
アシスト遊技制御部220は、第1の特別遊技放出モードが終了した後で、遊技者が入賞しやすくなるようにアシストするアシスト遊技提供部(特典遊技提供部)2201と、第1の特別遊技放出モードにおいて、第2の特別遊技が提供されている間の遊技者のストップスイッチの操作により上記アシスト遊技提供部を起動する回数、すなわち第1の特別遊技放出モードが終了した後に提供されるアシスト遊技回数を決定するアシスト遊技回数決定部2202と、上記第2の特別遊技が提供されている間にストップスイッチの操作順序を報知するか否か、報知するとしてどのような態様で報知するかを決定する報知態様決定部2204と、この報知態様決定部2204による決定に従い、上記第2の特別遊技が提供されている間にストップスイッチの操作順序を報知する操作順序報知部2203とを有する。
ここで、この実施の形態の動作の概要を図6および図7のフローチャートを参照して説明し、更に詳細な説明を図8以降を参照して説明する。
図6において、通常遊技制御部70により通常遊技が提供される(S601)。ここで、当選役抽選部110による抽選の結果、BBに対応する当選役に当選した場合(S602)、第1の特別遊技(BB)貯留モード(以降、RT(リプレイタイム)という)に突入(移行)する(S603)。
ここでRT(リプレイタイム)について説明する。リプレイタイムは、BBが当選したことを条件として通常遊技から移行され、その終了条件としては、例えば、ゲームの繰り返し回数が予め定められた所定ゲーム数に達する場合がある。また、リプレイタイム下のゲームでは、メダルの投入なしに同じベット数で次回のゲームが可能となるリプレイ入賞の確率が高くなるため、リプレイタイム中においては、リプレイとBBが常時当選している状態になる。また、リプレイとBBとの入賞はリプレイが優先されるとともに、リプレイは配列上取りこぼしが生じにくくなっているため、リプレイタイム中にBBに対応する図柄が揃いづらくなっている。また、リプレイタイム中にBBが当選すると、そのBBが第1の特別遊技回数貯留部8001により貯留される。一般にリプレイタイムが終了すると、放出モードに移行させる。リプレイタイムのゲームでは、リプレイ入賞の確率が高くなっているので、メダルが減りにくい状態でゲームを行うことができ、また、BBの当選回数が多い場合、リプレイタイム終了後、後述する放出モードにてBBゲームを繰り返し行うことができる。
リプレイタイムにおいて、第1の特別遊技放出モード移行決定部8002が上述したリプレイタイムの終了の契機か否かを判断し(S604)、終了の契機であるならば第1の特別遊技入賞前兆遊技制御部8003が、所定の遊技区間(例えば5ゲーム)入賞前兆遊技を制御し、入賞前兆リプレイタイム(RT)に突入する(S605)。
この入賞前兆RT中に、当選役抽選部110による抽選の結果、第2の特別遊技たるRBに対応する当選役に当選すれば(S606)、第1の特別遊技放出モードで提供されるこのRBの報知態様を報知態様決定部2204が決定する(S607、この報知態様については後で詳述する)。
入賞前兆RTが終了したら、第1の特別遊技放出モード移行部8004は遊技モードを第1の特別遊技放出モードに移行させ、第1の特別遊技放出モードに突入する(S608、図7のS701)。
この放出モードでは、当選役抽選部110による上記所定の乱数抽選の確率、すなわちリプレイタイムを強制的に終了させるパンク確率(例えば、1/1.4程度)を大きくして、BBに対応する図柄を入賞しやすくしている。
この第1の特別遊技放出モードにおいて、第1の特別遊技放出モード制御部800は、第1の特別遊技回数貯留部8001に貯留されているBBを放出(提供)する前に、上記入賞前兆RT区間中に第2の特別遊技たるRBに当選していた場合、まずこのRBを、第2の特別遊技提供部900を起動して提供(放出)する(S703)。このとき、特典遊技回数(AT遊技回数)を遊技者のストップスイッチの操作結果により決定する(後で
詳細に説明する)。
RBの放出が終了したら、第1の特別遊技提供部8101は、第1の特別遊技回数貯留部8001に貯留されているBBを放出(提供)する。第1の特別遊技回数貯留部8001に貯留されているBBが全て放出し終わったか否かを、第1の特別遊技終了決定部8102が決定し(S704)、第1の特別遊技放出モードは終了し、もし、S704にてAT遊技が提供されることが決定されていれば(後で図9で詳述する)、S703にて決定された回数のAT遊技がアシスト提供部2201により提供され(S705)、その後、通常遊技に移行する(図6のS601)。
ここで、RBの放出(提供)時の動作の詳細を図8、図9のフローチャートおよび図10を参照して説明する。
まずRBゲームについて説明する。
図10に示すように1つのRBゲームは、入賞区間として8回のJACゲーム、すなわち入賞のチャンスが与えられている。その中で1回目から5回目まではチャレンジゾーンといい、このチャレンジゾーンにおいて、各遊技前に操作順序決定部2202aにより定められるストップスイッチの操作順序(3つのストップスイッチがあるため、3の階乗=6通りとなる。すなわち6択となる)と、実際に遊技者が各遊技で操作した順序とが合致しているか否か操作順序比較判断部2202bが判断し、その正解回数により、ストックモードが終了した後で行われるAT遊技回数が決められる。また、このチャンスゾーンでは、もし上記報知態様決定部2204で報知することが決定されていた場合、操作順序報知部2203は所定の態様で操作順序決定部2202aにより定められるストップスイッチの操作順序を遊技者に報知する。これにより、遊技者はほぼ100%の確率で入賞できる(引き込み制御)と共に、より多い回数のAT遊技を楽しむことができる。
残りの3回分、すなわち、6回目から8回目はAT実行抽選・回数抽選ゾーンであり、遊技機内部の状態(例えば、高確率モード/低確率モード)により、操作順序決定部2202aにより定められるストップスイッチの操作順序が遊技者に報知されたりされなかったりする。このAT実行抽選・回数抽選ゾーンでは、6回目から8回目までの遊技者の操作順序の正解総数に依存して、最後の遊技(8回目終了時)に、AT遊技回数が抽選により決定され、その決定された回数が上記チャンスゾーンで決定された回数に加算される。また、最後の遊技(8回目終了時)に、6回目から8回目までの遊技者の操作順序の正解総数に依存して、放出モード終了後に、上記チャンスゾーンとAT実行抽選・回数抽選ゾーンとで加算された回数のAT遊技を提供するか否かの抽選も実行される。
以上の動作を図8のフローチャートを参照して説明する。
第2の特別遊技提供部900がRBの放出を開始する(S801、図7のS703に対応する)。遊技者がスタートスイッチを操作した後(S802)、操作順序決定部2202aによりストップスイッチの操作順序が決定される(S803)。
次にアシスト制御部220は、現在の遊技がチャンスゾーン(1回目から5回目まで)内のものか否かを判断し(S804)、もしチャンスゾーン内ならば、操作順序報知部2203が、報知態様決定部2204により報知することが決定されていれば(S805)、その操作順序を遊技者に報知し、S807に移る(S806)。他方、決定されていなければ、その操作順序を遊技者に報知しないで、S807に移る。
次に、操作判断比較部2202bが遊技者の操作順序と操作順序決定部2202aの操作順序を比較し(S807)、その結果を比較結果記憶部2202cに記憶する(S808)。アシスト遊技回数決定部2202は、この比較結果記憶部2202cを基にAT遊技回数を抽選(加算)して決定する(S810)。なお、アシスト遊技回数決定部2202によるAT遊技回数の決定方法は、後で説明する。
チャンスゾーン内でなければ、すなわちAT実行抽選・回数抽選ゾーンならば、図9のS901に移る(S804,S901。後述する)。
次に、RBが終了しているか否か第2の特別遊技提供部900が判断し(S811)、終了していなければS802へ移り、終了していればS812(図7のS703)に移る。
ここで、チャンスゾーンにおける、AT遊技回数の決定方法について説明する(S810に対応する)。
アシスト遊技回数決定部2202は、チャンスゾーンにおいて、操作順序決定部2202aにより選択された操作順番と、遊技者がストップスイッチを操作した操作順番とが一致して正解する度に、アシスト遊技回数決定部2202が、AT遊技回数の抽選を実行する。
すなわち、チャンスゾーンにおける遊技で、遊技者の操作順序が正解した場合、図11に示すチャンスゾーン用AT遊技回数加算抽選テーブルを参照してAT遊技回数を決定する。図示するように、1回正解すれば、少なくとも1回から最大で29492回のAT遊技回数(連荘回数)が決定される。この抽選の結果決定された回数が、チャンスゾーン(RBの1回目から5回目まで)中で遊技者が正解する毎に、加算されることになる。
このとき上記報知態様決定部2204により操作順序を報知することが決められていれば、遊技者はほぼ確実に5回とも正解に達することが可能になり、遊技者は大きな利益を期待できる。
次に、図9のフローチャートを参照して、RBの6回目から8回目までのAT実行抽選・回数抽選ゾーンでの動作を説明する。
操作判断比較部2202bが遊技者の操作順序と操作順序決定部2202aの操作順序を比較し(S901)、その結果を比較結果記憶部2202cに記憶する(S902)。 次に、アシスト遊技回数決定部2202は、AT実行抽選・回数抽選ゾーンの最後の遊技(8回目)か否か判断し(S903)、まだ遊技が残っていればS906(図8のS811)に移る。最後の遊技ならば、6回目から8回目(AT実行抽選・回数抽選ゾーン)の正解総数に応じてAT遊技回数(連荘回数)を抽選し加算する(S904)。
例えば、正解総数が1回ならば図12に示すAT実行抽選・回数抽選ゾーン用AT遊技回数加算テーブルを、正解総数が2回ならば図13に示すAT実行抽選・回数抽選ゾーン用AT遊技回数加算テーブルを参照して、正解総数が3回ならば図14に示すAT実行抽選・回数抽選ゾーン用AT遊技回数加算テーブルを参照して、AT遊技回数(連荘回数)を抽選し、上記チャンスゾーンで既に決定されている回数に加算する。
次に、アシスト遊技回数決定部2202は、6回目から8回目(AT実行抽選・回数抽選ゾーン)の正解総数に応じて、放出モード終了後に、上記AT遊技(回数)を提供するか否かの実行抽選を、6回目から8回目(AT実行抽選・回数抽選ゾーン)の正解総数に応じて決定する(S905)。この実行抽選は、例えば図15の実行抽選テーブルに示すように、正解総数が多くなるに従い、AT遊技が提供される確率が高くなっている(正解総数が2回を超えれば100%確実にAT遊技が提供される)。その後、S906に移る。
なお、従来の技術として、例えばRBやBB等の特別遊技のうち、例えばRBの遊技履歴を、例えばAT等の特典遊技に反映することができるようにし、RBにおいて、ストップスイッチの操作順番を告知することで、特別遊技を遊技者に有利に進行させることができるようにしたものや、これに加えて、操作順番を告知する告知区間と、操作順番を告知しない非告知区間とを設定することができるようにしたもの、さらに、上記非告知区問の操作順番の正解回数を、例えばAT等の特典遊技に反映することができるようにしたものがある。
しかし、本実施の形態は、BBのストック機において、貯留モード中にRBに当選したことを契機に、BBの放出モードで、BBを放出する前に、まずこのRBを放出(提供)し、そのRB中の遊技者の操作順番の正解回数によりBBが放出された後で提供されるAT遊技回数を決定するため、AT等の特典遊技へ至る遊技の流れにバリエーションが増えるため、遊技の趣向性が増す。
また、上記RBの放出している遊技区間において、操作順番を告知する区間を設けるため(告知しない場合もある)、遊技者は大きな利益を期待することができる。
以上述べた遊技機の制御方法は、中央演算装置(CPU)を中心に構成され、リード・オンリ・メモリ(ROM)、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、入出力(I/O)ポートなどを備えて構成される制御部20を動作させて本スロットマシン10を動作させるプログラムによって実現することができる。そのようなプログラムは、CPUがROMに記憶されたプログラムを読み込むことで、制御部20の動作を制御する。
さらには、そのようなプログラムは、ROMをはじめとする記憶媒体に記憶させておくことができる。なお、記憶媒体はROMに限らず、フラッシュメモリ、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスクあるいは他のいかなる記憶媒体であってもよい。
スロットマシンを示す全体正面図である。 スロットマシンに用いられている制御回路を示すブロック図である。 第1の特別遊技貯留モード制御部を説明するためのブロック図である 第1の特別遊技放出モード制御部を説明するためのブロック図である 演出制御部を説明するためのブロック図である 一つの実施の形態の動作を説明するためのフローチャートである。 一つの実施の形態の動作を説明するためのフローチャートである。 一つの実施の形態の動作を説明するためのフローチャートである。 一つの実施の形態の動作を説明するためのフローチャートである。 第2の特別遊技(RB)の流れを説明するための図である。 チャンスゾーンにおけるAT遊技回数を抽選・加算する動作を説明するための図である。 AT実行抽選・回数抽選ゾーンでの正解総数が1回の場合のAT遊技回数を抽選・加算する動作を説明するための図である。 AT実行抽選・回数抽選ゾーンでの正解総数が2回の場合のAT遊技回数を抽選・加算動作を説明するための図である。 AT実行抽選・回数抽選ゾーンでの正解総数が3回の場合のAT遊技回数を抽選・加算動作を説明するための図である。 AT実行抽選・回数抽選ゾーンでの正解総数とAT遊技実行抽選の関係を説明するための図である。
符号の説明
10 スロットマシン
11 筐体
12a,12b 表示窓
13 図柄表示窓
15 投入スイッチ
16 ベットスイッチ
17 精算スイッチ
20 制御部
21 遊技制御部
22 演出制御部
25 メダル投入口
40,43〜45 回転リール
42 リールテープ
50 ストップスイッチ
61 図柄
62 メダル払い戻し口
70 通常遊技制御部
80 第1の特別遊技制御部
90 第2の特別遊技制御部
105 抽選部
110 当選役抽選部
120 液晶表示部
180 回転リール停止制御部
220 アシスト遊技制御部
800 第1の特別遊技貯留モード制御部
810 第1の特別遊技放出モード制御部
900 第2の特別遊技提供部
2202 アシスト遊技回数決定部
2202a 操作順序決定部
2202b 操作順序比較判断部
2202c 比較結果記憶部
2203 操作順序報知部
2204 報知態様決定部
8001 第1の特別遊技回数貯留部
8002 第1の特別遊技放出モード移行決定部
8003 第1の特別遊技入賞前兆遊技制御部
8004 第1の特別遊技放出モード移行部
8101 第1の特別遊技提供部
8102 第1の特別遊技終了決定部

Claims (8)

  1. 周囲に複数の図柄を表示した回転リールと、所定の確率でハズレ及び複数の当選役のいずれかを抽選によって決定する当選役抽選手段と、遊技者によるストップスイッチの操作に対応して回転リールの回転の制御を開始し、前記当選役抽選手段による抽選の結果、当選した場合、表示窓の所定の入賞有効ライン上に前記当選役に対応した図柄が揃い易く停止し、入賞とするように停止制御を行う回転リール停止制御手段とを備えた遊技機であって、
    遊技種別として、通常遊技とこの通常遊技より遊技者に対して大きな利益を与える入賞の確率が大きい第1および第2の特別遊技とを含み、
    前記通常遊技を制御する通常遊技制御手段と、前記第1および第2の特別遊技を制御する第1および第2の特別遊技制御手段とを備えた遊技機において、
    前記第1の特別遊技は、遊技モードとして、特別遊技を行う回数を貯留する第1の特別遊技貯留モードと、この貯留された第1の特別遊技を遊技者に提供する第1の特別遊技放出モードとを有し、
    前記第1の特別遊技制御手段は、
    前記第1の特別遊技貯留モードにおいて、前記第1の特別遊技を行う回数を貯留する第1の特別遊技回数貯留手段と、前記第1の特別遊技放出モードに移行するか否かを決定する第1の特別遊技放出モード移行決定手段と、この第1の特別遊技放出モード移行決定手段により移行することが決定された場合、所定の遊技区間だけ前記第1の特別遊技を入賞させないように前記回転リール停止制御手段を制御する第1の特別遊技入賞前兆遊技制御手段と、この所定の遊技区間終了後、前記遊技モードを前記第1の特別遊技放出モードに移行する第1の特別遊技放出モード移行手段とを備え、
    前記第1の特別遊技放出モードにおいて、前記第1の特別遊技に当選した場合、第1の特別遊技を提供する第1の特別遊技提供手段と、所定の条件により前記第1の特別遊技を終了させる第1の特別遊技終了手段とを備え、
    前記所定の遊技区間の間に、前記当選役抽選手段により前記第2の特別遊技に対応する当選役に当選した場合、前記第1の特別遊技放出モードに移行した後で、前記第2の特別遊技制御手段により提供される前記第2の特別遊技の遊技区間における遊技者の操作結果により、前記通常遊技より大きな利益を与える確率が大きい特典遊技回数を決定する特典遊技回数決定手段と、
    前記第1の特別遊技放出モードが終了した後で、前記特典遊技回数決定手段により決定された回数の特典遊技を提供する特典遊技提供手段とを
    備えることを特徴とする遊技機。
  2. 特典遊技回数決定手段は、前記第2の特別遊技の遊技区間中の各遊技毎に定められる前記ストップスイッチの操作順序を決定する操作順序決定手段と、この操作順序決定手段により決められた操作順序と前記第2の特別遊技の遊技区間中に遊技者が操作したストップスイッチの前記操作結果とを比較判断する操作順序比較判断手段と、この操作順序比較判断手段による前記比較結果を記憶する比較結果記憶手段とを備えることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記第2の特別遊技の遊技区間中に、前記操作順序決定手段により決められた操作順序を予め遊技者に報知する操作順序報知手段を備えたことを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記所定の遊技区間の間に、前記当選役抽選手段により前記第2の特別遊技に対応する当選役に当選した時に、前記操作順序報知手段による報知態様を決定する報知態様決定手段を備えることを特徴とする請求項3に記載の遊技機。
  5. 前記第1の特別遊技貯留モードにおいて、前記当選役抽選手段により前記第2の特別遊技に対応する当選役に当選した場合、前記第1の特別遊技制御手段は、前記第1の特別遊技放出モードに移行した場合、前記第2の特別遊技制御手段による前記第2の特別遊技が提供された後で、前記第1の特別遊技提供手段により前記第1の特別遊技を提供するものである
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の遊技機
  6. 周囲に複数の図柄を表示した回転リールと、所定の確率でハズレ及び複数の当選役のいずれかを抽選によって決定する当選役抽選手段と、遊技者によるストップスイッチの操作に対応して回転リールの回転の制御を開始し、前記当選役抽選手段による抽選の結果、当選した場合、表示窓の所定の入賞有効ライン上に前記当選役に対応した図柄が揃い易く停止し、入賞とするように停止制御を行う回転リール停止制御手段とを備えた遊技機の制御方法であって、
    遊技種別として、通常遊技とこの通常遊技より遊技者に対して大きな利益を与える入賞の確率が大きい第1および第2の特別遊技とを含み、
    通常遊技を制御する通常遊技制御ステップと、前記第1および第2の特別遊技を制御する第1および第2の特別遊技制御ステップとを備えた遊技機の制御方法において、
    前記第1の特別遊技は、遊技モードとして、特別遊技を行う回数を貯留する第1の特別遊技貯留モードと、この貯留された第1の特別遊技を遊技者に提供する第1の特別遊技放出モードとを有し、
    前記第1の特別遊技制御ステップは、
    前記第1の特別遊技貯留モードにおいて、前記第1の特別遊技を行う回数を貯留する第1の特別遊技回数貯留ステップと、前記第1の特別遊技放出モードに移行するか否かを決定する第1の特別遊技放出モード移行決定ステップと、この第1の特別遊技放出モード移行決定ステップにおいて移行することが決定された場合、所定の遊技区間だけ前記第1の特別遊技を入賞させないように前記回転リール停止制御手段を制御する第1の特別遊技入賞前兆遊技制御ステップと、この所定の遊技区間終了後、前記遊技モードを前記第1の特別遊技放出モードに移行する第1の特別遊技放出モード移行ステップとを備え、
    前記第1の特別遊技放出モードにおいて、前記第1の特別遊技に当選した場合、第1の特別遊技を提供する第1の特別遊技提供ステップと、所定の条件により前記第1の特別遊技を終了させる第1の特別遊技終了ステップとを備え、
    前記所定の遊技区間の間に、前記当選役抽選手段により前記第2の特別遊技に対応する当選役に当選した場合、前記第1の特別遊技放出モードに移行した後で、前記第2の特別遊技制御ステップにおいて提供される前記第2の特別遊技の遊技区間における遊技者の操作結果により、前記通常遊技より大きな利益を与える確率が大きい特典遊技回数を決定する特典遊技回数決定ステップと、
    前記第1の特別遊技放出モードが終了した後で、前記特典遊技回数決定ステップにおいて決定された回数の特典遊技を提供する特典遊技提供ステップとを
    備えることを特徴とする遊技機の制御方法。
  7. 周囲に複数の図柄を表示した回転リールと、所定の確率でハズレ及び複数の当選役のいずれかを抽選によって決定する当選役抽選手段と、遊技者によるストップスイッチの操作に対応して回転リールの回転の制御を開始し、前記当選役抽選手段による抽選の結果、当選した場合、表示窓の所定の入賞有効ライン上に前記当選役に対応した図柄が揃い易く停止し、入賞とするように停止制御を行う回転リール停止制御手段とを備えた遊技機の制御プログラムであって、
    遊技種別として、通常遊技とこの通常遊技より遊技者に対して大きな利益を与える入賞の確率が大きい第1および第2の特別遊技とを含み、
    前記通常遊技を制御する通常遊技制御機能と、前記第1および第2の特別遊技を制御する第1および第2の特別遊技制御機能とを備えた遊技機の制御プログラムにおいて、
    前記第1の特別遊技は、遊技モードとして、特別遊技を行う回数を貯留する第1の特別遊技貯留モードと、この貯留された第1の特別遊技を遊技者に提供する第1の特別遊技放出モードとを有し、
    前記第1の特別遊技制御機能は、
    前記第1の特別遊技貯留モードにおいて、前記第1の特別遊技を行う回数を貯留する第1の特別遊技回数貯留機能と、前記第1の特別遊技放出モードに移行するか否かを決定する第1の特別遊技放出モード移行決定機能と、この第1の特別遊技放出モード移行決定機能において移行することが決定された場合、所定の遊技区間だけ前記第1の特別遊技を入賞させないように前記回転リール停止制御手段を制御する第1の特別遊技入賞前兆遊技制御機能と、この所定の遊技区間終了後、前記遊技モードを前記第1の特別遊技放出モードに移行する第1の特別遊技放出モード移行機能とを備え、
    前記第1の特別遊技放出モードにおいて、前記第1の特別遊技に当選した場合、第1の特別遊技を提供する第1の特別遊技提供機能と、所定の条件により前記第1の特別遊技を終了させる第1の特別遊技終了機能とを備え、
    前記所定の遊技区間の間に、前記当選役抽選手段により前記第2の特別遊技に対応する当選役に当選した場合、前記第1の特別遊技放出モードに移行した後で、前記第2の特別遊技制御機能において提供される前記第2の特別遊技の遊技区間における遊技者の操作結果により、前記通常遊技より大きな利益を与える確率が大きい特典遊技回数を決定する特典遊技回数決定機能と、
    前記第1の特別遊技放出モードが終了した後で、前記特典遊技回数決定機能において決定された回数の特典遊技を提供する特典遊技提供機能とを
    実現するための遊技機の制御プログラム。
  8. 周囲に複数の図柄を表示した回転リールと、所定の確率でハズレ及び複数の当選役のいずれかを抽選によって決定する当選役抽選手段と、遊技者によるストップスイッチの操作に対応して回転リールの回転の制御を開始し、前記当選役抽選手段による抽選の結果、当選した場合、表示窓の所定の入賞有効ライン上に前記当選役に対応した図柄が揃い易く停止し、入賞とするように停止制御を行う回転リール停止制御手段とを備えた遊技機の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    遊技種別として、通常遊技とこの通常遊技より遊技者に対して大きな利益を与える入賞の確率が大きい第1および第2の特別遊技とを含み、
    前記通常遊技を制御する通常遊技制御機能と、前記第1および第2の特別遊技を制御する第1および第2の特別遊技制御機能とを備えた遊技機の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体において、
    前記第1の特別遊技は、遊技モードとして、特別遊技を行う回数を貯留する第1の特別遊技貯留モードと、この貯留された第1の特別遊技を遊技者に提供する第1の特別遊技放出モードとを有し、
    前記第1の特別遊技制御機能は、
    前記第1の特別遊技貯留モードにおいて、前記第1の特別遊技を行う回数を貯留する第1の特別遊技回数貯留機能と、前記第1の特別遊技放出モードに移行するか否かを決定する第1の特別遊技放出モード移行決定機能と、この第1の特別遊技放出モード移行決定機能において移行することが決定された場合、所定の遊技区間だけ前記第1の特別遊技を入賞させないように前記回転リール停止制御手段を制御する第1の特別遊技入賞前兆遊技制御機能と、この所定の遊技区間終了後、前記遊技モードを前記第1の特別遊技放出モードに移行する第1の特別遊技放出モード移行機能とを備え、
    前記第1の特別遊技放出モードにおいて、前記第1の特別遊技に当選した場合、第1の特別遊技を提供する第1の特別遊技提供機能と、所定の条件により前記第1の特別遊技を終了させる第1の特別遊技終了機能とを備え、
    前記所定の遊技区間の間に、前記当選役抽選手段により前記第2の特別遊技に対応する当選役に当選した場合、前記第1の特別遊技放出モードに移行した後で、前記第2の特別遊技制御機能において提供される前記第2の特別遊技の遊技区間における遊技者の操作結果により、前記通常遊技より大きな利益を与える確率が大きい特典遊技回数を決定する特典遊技回数決定機能と、
    前記第1の特別遊技放出モードが終了した後で、前記特典遊技回数決定機能において決定された回数の特典遊技を提供する特典遊技提供機能と
    を実現する実現するための遊技機の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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