JP2004173909A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】趣向性の高いスロットマシンを提供する。
【解決手段】第1の移行契機により、入賞となるように遊技者の操作をアシストする第1の特殊遊技を提供するか否かを決定する第1の特殊遊技移行決定手段と、第1の特殊遊技を提供する第1の特殊遊技提供手段と、第1の特殊遊技が提供されている間に、第2の移行契機により、入賞となるように遊技者の操作をアシストする第2の特殊遊技に移行するか否かを決定する第2の特殊遊技移行決定手段と、第2の特殊遊技を提供する第2の特殊遊技提供手段とを備える。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技機特にスロットマシンに関する。
【従来の技術】
スロットマシンは、遊技者がスタートスイッチを操作した時点でスロットマシン内部で乱数による抽選が行われる。その抽選の結果、所定の当選役に当選し、入賞有効ライン上にその当選役に対応する図柄が揃って停止することにより入賞となる。入賞が発生すれば、クレジットやコイン等の有価媒体、または再ゲーム(リプレイゲーム)などの有利な遊技価値が遊技者に付与される。また、所定条件の成立により、たとえば、ビッグボーナスゲーム等の、遊技者にとって通常の遊技状態よりも有利な特別遊技状態となり、他の所定条件の成立によりこの特別遊技状態が終了するものがある。
【0002】
特別遊技状態は遊技者にとって有利なため、一旦この特別遊技状態に入ると多くの入賞が発生し、遊技者に払出される有価媒体の量が大きくなる。
【0003】
一方、通常遊技状態は、特別遊技状態と比較して遊技者にとっては不利な状態であり、特別遊技状態よりも低い所定の範囲の払出比率で遊技が行なわれる。この払出比率で遊技を続けると、遊技者所有の有価媒体を遊技に使用する量が、ゲーム結果にしたがって払出される有価媒体の量よりも大きく、したがって長期間にわたって見ると遊技者所有の有価媒体は減少する。
【0004】
この通常遊技状態における遊技者所有の有価媒体の減少を、遊技者の技量によって防ぐことを可能にし、それによって遊技の興趣を向上させる技術としてAT(Assist Time、アシストタイム)と呼ばれる特殊遊技が導入されている。一般的なスロットマシンでは、賭数を入力した後、スタートスイッチを押した時点で内部的に発生させた乱数を用いて内部当選の発生を許容するか否かを事前に抽選することで決定し、その抽選結果に従い各回胴リールを停止制御する。このスロットマシン内部で行われる抽選の結果を遊技者が知ることはできない。
【0005】
AT機能とは、この内部の抽選の結果の情報を何らかの形式により、遊技者に報知することにより、入賞の確率をアシストするものである。
【0006】
例えば、内部抽選の結果、ある当選役(小役)に当選した場合、その当選役に対応する図柄を表示することにより報知する機能がある(小役報知機能)。遊技者はこの図柄が入賞有効ライン上で揃って停止するように、すなわち入賞となるように、いわゆる目押しを試みることができる。したがって、遊技者の技量にしたがって、入賞する確率が比較的高い率で可能となる。
【0007】
他のAT状態の態様として、いわゆる押し順アシストといわれるものがある。これは、スタートスイッチを操作した後、3つの各リールの停止スイッチを操作する順番を遊技者に告知するものである。この告知された順番通りに停止スイッチを操作すれば、スロットマシン内部で抽選された所定の小役に対応する図柄が入賞有効ライン上で揃って停止するように制御され(いわゆる引込み制御)、高い確率で入賞することができる。この押し順アシスト機能により、AT状態において、遊技者は高い確率で有価媒体を得ることが可能になる。
【発明が解決しようとする課題】
従来のスロットマシンでは、AT遊技を開始する条件である契機(AT突入条件)が満たされると、所定回数だけAT遊技を遊技者に提供するものや、一旦AT遊技をある回数だけ提供し、この遊技が所定回数分消化される毎に、AT遊技を継続するか否かの抽選を実行し、その抽選の結果、「継続」となれば、更に所定回数だけAT遊技を提供する(以下、この繰返し)ものがある。このAT遊技を開始する条件として、例えば「リプレイ」入賞が3回連続して発生したときがある。
【0008】
しかし、従来のようにAT遊技を提供する契機が所定の小役に所定回数連続して入賞する時のみであるため、遊技確率的にAT遊技に突入するチャンスが小さい。更に、AT遊技の態様が画一的で面白みに欠ける場合があるという問題点があった。
【0009】
本発明はこのような事情に対処するため、AT遊技の態様を多彩な条件で変化し得る趣向性の高いスロットマシンを提供することである。
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る遊技機は、周囲に図柄を表示した回転リールと、所定の確率でハズレ及び複数の当選役のいずれかを抽選により決定する当選役抽選手段と、遊技者の操作に対応して前記回転リールの制御を開始し、前記当選役抽選手段による抽選の結果、当選した場合、前記各回転リールに対応して設けられたストップスイッチを遊技者が操作したときに、所定の入賞有効ライン上に前記当選役に対応した入賞図柄が揃い易く停止するように停止制御を行い、入賞とする回転リール停止制御手段と、前記当選役の中で通常遊技よりも高い確率でより多くの利益を与える特別遊技に当選したときに、その特別遊技に移行する特別遊技移行手段とを備えたものであって、第1の移行契機により、入賞となるように遊技者の操作をアシストする第1の特殊遊技を提供するか否かを決定する第1の特殊遊技移行決定手段と、この第1の特殊遊技を提供する第1の特殊遊技提供手段と、第1の特殊遊技が提供されている間に、第2の移行契機により、入賞となるように遊技者の操作をアシストする第2の特殊遊技に移行するか否かを決定する第2の特殊遊技移行決定手段と、第2の特殊遊技を提供する第2の特殊遊技提供手段とを備えることを特徴とする。
【0010】
請求項2に係る遊技機は、請求項1に記載のものであって、第1の特殊遊技と第2の特殊遊技とのアシストの態様が異なることを特徴とする。
【0011】
請求項3に係る遊技機は、請求項1または請求項2に記載のものであって、第2の特殊遊技中に前記特別遊技当選状態から高付加価値特別遊技に移行する確率が、前記第1の特殊遊技中に前記特別遊技当選状態から高付加価値特別遊技に移行する確率よりも、高いことを特徴とする。
【0012】
請求項4に係る遊技機は、請求項1から請求項3のいずれかに記載のものであって、第2の特殊遊技移行決定手段により、第2の特殊遊技に移行しないことが決定された場合、第1の延長契機により、第1の特殊遊技を提供する回数を抽選し決定する第1の特殊遊技延長回数抽選決定手段と、この第1の特殊遊技延長回数抽選決定手段により決定された回数を記憶する第1の特殊遊技回数記憶手段とを備えることを特徴とする。
請求項5に係る遊技機は、第2の特殊遊技が提供されている間に、第2の延長契機により、第2の特殊遊技を提供する回数を抽選し決定する第2の特殊遊技延長回数抽選決定手段と、この第2の特殊遊技延長回数抽選決定手段により決定された回数を記憶する第2の特殊遊技回数記憶手段とを備えることを特徴とする。
請求項6に係る遊技機は、請求項1に記載のものであって、第1の移行契機が当選役抽選手段による抽選の結果、ハズレとなりかつ所定の確率で満たされるものであることを特徴とする。
【0013】
請求項7に係る遊技機は、請求項1に記載のものであって、第2の移行契機が第1の特殊遊技が提供されている間に、当選役抽選手段による抽選の結果、ハズレとなる場合であることを特徴とする。
【0014】
請求項8に係る遊技機は、請求項4に記載のものであって、第1の延長契機が、当選役抽選手段による抽選の結果、特別遊技に当選した場合またはこの特別遊技中に当選できなかった場合であることを特徴とする。
【0015】
請求項9に係る遊技機は、請求項5に記載のものであって、第2の延長契機が、当選役抽選手段による抽選の結果、特別遊技に当選した場合、この特別遊技中に当選できなかった場合、および当選役抽選手段による抽選の結果、ハズレとなる場合であることを特徴とする。
【0016】
請求項10に係る遊技機の制御方法は、周囲に図柄を表示した回転リールと、所定の確率でハズレ及び複数の当選役のいずれかを抽選により決定する当選役抽選手段と、遊技者の操作に対応して回転リールの制御を開始し、当選役抽選手段による抽選の結果、当選した場合、各回転リールに対応して設けられたストップスイッチを遊技者が操作したときに、所定の入賞有効ライン上に前記当選役に対応した入賞図柄が揃い易く停止するように停止制御を行い、入賞とする回転リール停止制御手段と、前記当選役の中で通常遊技よりも高い確率でより多くの利益を与える特別遊技に当選したときに、その特別遊技に移行する特別遊技移行手段とを備えた制御方法であって、第1の移行契機により、入賞となるように遊技者の操作をアシストする第1の特殊遊技を提供するか否かを決定する第1の特殊遊技移行決定ステップと、この第1の特殊遊技を提供する第1の特殊遊技提供ステップと、第1の特殊遊技が提供されている間に、第2の移行契機により、入賞となるように遊技者の操作をアシストする第2の特殊遊技に移行するか否かを決定する第2の特殊遊技移行決定ステップ゜と、第2の特殊遊技を提供する第2の特殊遊技提供ステップとを備えることを特徴とする。
【0017】
請求項11に係る遊技機の制御プログラムは、コンピュータに、周囲に図柄を表示した回転リールと、所定の確率でハズレ及び複数の当選役のいずれかを抽選により決定する当選役抽選機能と、遊技者の操作に対応して前記回転リールの制御を開始し、前記当選役抽選手段による抽選の結果、当選した場合、前記各回転リールに対応して設けられたストップスイッチを遊技者が操作したときに、所定の入賞有効ライン上に前記当選役に対応した入賞図柄が揃い易く停止するように停止制御を行い、入賞とする回転リール停止制御機能と、前記当選役の中で通常遊技よりも高い確率でより多くの利益を与える特別遊技に当選したときに、その特別遊技に移行する特別遊技移行機能と、第1の移行契機により、入賞となるように遊技者の操作をアシストする第1の特殊遊技を提供するか否かを決定する第1の特殊遊技移行決定機能と、この第1の特殊遊技を提供する第1の特殊遊技提供機能と、前記第1の特殊遊技が提供されている間に、第2の移行契機により、入賞となるように遊技者の操作をアシストする第2の特殊遊技に移行するか否かを決定する第2の特殊遊技移行決定機能と、前記第2の特殊遊技を提供する第2の特殊遊技提供機能とを備える、機能を実現する。
【0018】
請求項12に係る遊技機の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、コンピュータに、周囲に図柄を表示した回転リールと、所定の確率でハズレ及び複数の当選役のいずれかを抽選により決定する当選役抽選機能と、遊技者の操作に対応して回転リールの制御を開始し、当選役抽選手段による抽選の結果、当選した場合、各回転リールに対応して設けられたストップスイッチを遊技者が操作したときに、所定の入賞有効ライン上に前記当選役に対応した入賞図柄が揃い易く停止するように停止制御を行い、入賞とする回転リール停止制御機能と、当選役の中で通常遊技よりも高い確率でより多くの利益を与える特別遊技に当選したときに、その特別遊技に移行する特別遊技移行機能と、第1の移行契機により、入賞となるように遊技者の操作をアシストする第1の特殊遊技を提供するか否かを決定する第1の特殊遊技移行決定機能と、この第1の特殊遊技を提供する第1の特殊遊技提供機能と、前記第1の特殊遊技が提供されている間に、第2の移行契機により、入賞となるように遊技者の操作をアシストする第2の特殊遊技に移行するか否かを決定する第2の特殊遊技移行決定機能と、第2の特殊遊技を提供する第2の特殊遊技提供機能とを備える機能を実現させる。
【0019】
このように本発明によれば、趣向性の高い遊技機を提供することができる。
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る遊技機を図面を用いて詳細に説明する。
【0020】
図1は、本発明に係るスロットマシンの外観を示した正面図である。スロットマシン10は、図1に示すように、四角箱状の筐体11を有している。筐体11の中央部及び上部には、遊技者を臨む四角窓状の表示窓12a,12bが形成されている。
【0021】
筐体11の上部に位置する表示窓12aには、2つの液晶表示部(LCD)120が左右対象に設置されており、当選の報知等の各種報知を行う際に用いられる。具体的には、液晶表示部120に、その報知内容に応じて異なる映像を表示させることにより、遊技者の興味を高めると共に、当選等を遊技者に容易に判断させる役割を有している。
【0022】
また、筐体11には、左回転リール43、中回転リール44、及び右回転リール45を有するリールユニット40と、その図柄61を見ることができる図柄表示窓13と、遊技メダルを投入するためのメダル投入口25と、回転リール43〜45の回転動作をスタートさせるスタートスイッチ30と、各回転リール43〜45を停止させるストップスイッチ50と、貯蓄メダル数をメダル投入に代えるベットスイッチ16と、貯蓄メダルの払い戻しを行う精算スイッチ17と、遊技メダルが出てくるメダル払い戻し口62とが設けられている。
【0023】
表示窓12bの筐体側内部には、リールユニット40が設けられており、リールユニット40は、枠体に固定又は支持された3個のモータと、各々のモータの出力軸に固定された3個の回転リール43〜45とで構成されている。各回転リール43〜45は、合成樹脂からなる回転ドラムと、この回転ドラムの周囲に貼付されるテープ状のリールテープ42とを備えており、このリールテープ42の外周面には、複数個(例えば21個)の図柄61が表示されている。
【0024】
図柄表示窓13は、スロットマシン10正面より、回転リール43〜45の図柄61が各3つずつ視認可能な透明な表示窓により構成されている。図柄表示窓13には、横方向に3ライン67b,67c,67d、斜め方向に2ライン67a,67eと、入賞有効ラインが付されており、この入賞有効ライン上に、例えば「7」等の特定の図柄が揃うことにより、当選が確定するように設定されている。
【0025】
メダル投入口25は、表示窓12bの右下に設けられており、このメダル投入口25に遊技メダルが投入されると、メダル投入口25の内部に設置された投入スイッチ15が、投入された遊技メダルを検知し、投入された遊技メダル数をカウントする。
【0026】
ベットスイッチ16は、回転リール43〜45の下方に位置するスイッチであって、
このスイッチを押下することにより、貯留されていた遊技メダル数が減じて、メダル投入に代えられる。
【0027】
精算スイッチ17は、回転リール43〜45の斜め下方に位置するスイッチであって、このスイッチを押下することにより、貯留した遊技メダルが払い出される。
【0028】
スタートスイッチ30は、回転リール43〜45の斜め下方に位置するレバー式のスイッチであり、遊技メダルの投入若しくはベットスイッチ16の押下を条件に、又は「リプレイ(Replay)」時には前遊技からの所定時間の経過を条件に、回転リール43〜45の駆動を開始させる。
【0029】
ストップスイッチ50は、回転リール43〜45の駆動を停止させるためのスイッチである。ストップスイッチ50は、各回転リール43〜45に対応した3個のスイッチから構成されており、各回転リール43〜45の下方に1個ずつ配置されている。回転リール43〜45に対応したストップスイッチ50を押下することにより、当該対応した回転リール43〜45が回転を停止するように設定されている。
【0030】
また、メダル払い戻し口62は、筐体11の下方に設置されており、遊技結果に基づいて、遊技者に遊技メダルを払い戻す際に、ホッパユニットから排出されたメダルが、このメダル払い戻し口62から遊技メダルの払い戻しが行われる。このメダル払い戻し口62の内部には払い戻される遊技メダルを検出するホッパユニットが設けられている。
【0031】
さらに、筐体11には、スピーカや表示ランプ等の演出装置66が複数設置されており、液晶表示部120と相まって、遊技者に入賞等を報知する役割を有している。具体的には、当選時にスピーカから当選音等を発生させ、表示ランプを点灯又は点滅させることにより、遊技者に入賞等を報知させる。
【0032】
図2は、スロットマシンの構成を示したブロック図であり、入力部と,制御部20と,出力部とによって構成されている。
【0033】
入力部は、前述した、投入スイッチ15、ベットスイッチ16、精算スイッチ17、スタートスイッチ30、ストップスイッチ50とで構成され、各スイッチを介して入力された信号が、制御部20に送られる。なお、入力部の構成は、これらスイッチ類に限定されるものではない。
【0034】
出力部は、リールユニット40と、ホッパユニットと、演出装置(ランプ、スピーカ)66と、液晶表示部120とで構成されている。なお、出力部に接続されるパーツは、これらのパーツに限定されるものではない。
【0035】
制御部20は、スロットマシン10の内部に設置されており、スロットマシン10の全体動作を制御する役割を有している。制御部20は、中央処理装置(CPU)を中心に構成され、リード・オンリ・メモリ(ROM)、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、入出力(I/O)ポート等を備えている。そして、CPUがROMに記憶されたプログラムを読み込むことで、制御部内の動作を制御する。
【0036】
制御部20は、遊技制御部21と演出制御部22とを有している。遊技制御部21は、スタートスイッチ30及びストップスイッチ50の操作に基づいて回転リール43〜45の回転及び停止等を制御する装置であり、演出制御部22は、ランプ、スピーカ等の演出装置66及び表示装置120等を制御する装置である。また、これらの制御を行うCPUの個数は1個に限定されず、これらの装置が2個以上のCPUにより制御されてもよい。
【0037】
遊技制御部21は、通常遊技制御部70と、特別遊技制御部80と、抽選部105と、回転リール停止制御部180と、第1及び第2の特殊遊技制御部90a,90bとを備えている。通常遊技制御部70は、通常遊技を行わせるために通常遊技に関する制御を行うものであり、特別遊技制御部80は、特別遊技を行わせるために特別遊技に関する制御を行うものである。また、抽選部105は当選役の抽選を行うものである。回転リール停止制御部180は回転リールの停止制御を行うものである。
【0038】
第1及び第2の特殊遊技(以下AT遊技という)制御部90a,90bは各ATモードに移行する抽選、AT遊技延長回数の抽選、そのストック、遊技者へのアシスト(報知態様)の制御を行うものである。
【0039】
なお、遊技制御部21は、上記の制御部のみに限定されるものではなく、他の制御手段を含んでいてもよい。
【0040】
通常遊技制御部70は、遊技者に通常遊技を行わせるためのものである。即ち、メダルの投入若しくはベットスイッチ16の押下を条件に、又は「再遊技(Replay)」に入賞した時には前遊技から所定時間の経過を条件に、遊技者がスタートスイッチ30を操作すると、リールユニット40の駆動によって、3個の回転リール43〜45の回転が開始する。その後、遊技者により3個のストップスイッチ50のうちの1つが操作されると、このストップスイッチ50に対応する回転リール43〜45の回転が停止する。
【0041】
そして、遊技者によりストップスイッチ50の3個全てが操作されると、3個の回転リール43〜45の回転が全て停止することになる。このとき、中央部の図柄表示窓13の入賞有効ライン67上に、予め設定された図柄61が停止すると(この状態を入賞という)、ホッパユニットを介して所定枚数のメダルが払い出される。
当選役には、遊技者にメダルを払い戻す利益を付与する小役当選(以下、通常小役当選という)と、この小役当選よりもさらに大きな利益を遊技者に付与する特別当選と、遊技メダルの払い出しは無いが、遊技メダルを新たに投入することなく再度の遊技を行うことができる再遊技当選(Replay、以下リプレイ当選という)とがある。そして、その抽選結果がいずれかの当選となった場合、その当選に対応した当選フラグが成立する。そして抽選結果が特別当選である場合に、特別当選フラグが成立する。この特別当選フラグの成立中に、リールユニット40の回転リール43〜45の停止図柄の組み合わせが、予め定められた所定の特別当選図柄(例えば、入賞有効ライン上に「7」が3個揃うもの)と一致したことを条件として入賞し、液晶表示部120等により、遊技者に対して入賞の報知が行われる。遊技者はこの入賞により特別遊技を行うことが可能となる。そして、抽選により特別当選フラグが成立したが、回転リール43〜45の停止図柄の組み合わせが特別当選図柄と一致していない場合、該当当選役の内部フラグ持ち越しが可能であるように設定されている。
【0042】
なお、子役の中にも、予め定められている特定の図柄が入賞有効ラインに揃うと次の1ゲームだけJAC(ジャック)ゲーム(後述)ができるSB(シングルボーナス)役がある。
【0043】
しかし、上述したように通常小役に対応する当選フラグについては、当選フラグが成立した遊技で入賞できないときは、該当のフラグを次の遊技へ持ち越すことはできない。
【0044】
また、いずれかの当選フラグが成立している間に、当選役に対応する図柄を入賞有効ライン上に揃えることができるか否かは、回転リール43〜45の回転速度が一定の場合、ストップスイッチ50を操作するタイミングによって左右される。具体的には、ストップスイッチ50を操作した後、190ms以内に回転リール43〜45が停止するように設定されているため、ストップスイッチ50を操作した後、そのまま停止させるか、又は190ms以内に停止可能な回転リール43〜45の円周上の引き込み可能図柄61、例えば停止図柄から連続する4個の引き込み可能図柄61の中に、対応する図柄が含まれているような場合には、停止するまでの時間を遅らせて、回転リール43〜45は入賞有効ライン上にその図柄61を引き込んで停止する。一方、4個の引き込み可能図柄61の中に、対応する図柄が含まれていないような場合には、入賞有効ライン上にその図柄を引き込んで停止することができない。
【0045】
また、ストップスイッチ50を押すタイミングで所定の停止制御テーブルに従って回転リール43〜45の停止位置を決定する方法がある。この場合にも、当選フラグが成立しているときには、その当選フラグに対応する図柄61が入賞有効ライン上に揃うように予めテーブルの上で停止位置が決定されている。これも引き込み設定の一種である。
【0046】
特別遊技制御部80は、抽選部105の抽選結果に基づいて、遊技者に有利な特別遊技を行わせるためのものである。特別遊技は、一般的に、特定導入遊技(BBゲーム)と、特定遊技(RBゲーム)と、特定入賞遊技(JACゲーム)とによって大別される。
【0047】
特定遊技(RBゲーム)は、特定導入遊技(BBゲーム)中に、又は、特定導入遊技(BBゲーム)中で無い場合に、単独で行われる。特定入賞遊技(JACゲーム)は、特定遊技(RBゲーム)中に行われるものである。なお、特別遊技は、上記した特定導入遊技(BBゲーム)、特定遊技(RBゲーム)、特定入賞遊技(JACゲーム)に限定されるものではない。
【0048】
通常遊技において、図示しないが、例えば「7」等の図柄61が入賞有効ライン上に3個揃うと、ホッパユニットを介して、例えば15枚のメダルが払い出される。このとき、BBゲームが開始される。
【0049】
特別遊技制御部80は、大別すると、特定導入遊技制御部及び特定遊技制御部(図示せず)とを備えている。
【0050】
特定導入遊技制御部は、BBゲームを制御するためのものであり、具体的には、通常遊技からBBゲームに移行した場合に、通常遊技と同様に最大3枚の遊技メダルの投入によってBBゲームが開始され、ストップボタン50により3つの回転リール43〜45の回転が各々停止した際に、入賞有効ライン上に当選図柄が揃っているか否かによって、遊技メダルの払い出しを行うように制御する役割を有している。このBBゲーム中では、通常遊技時よりも小役確率を高くした遊技が毎回行われる。ただし、このBBゲーム中にRBゲームに移行するための特定当選図柄が入賞有効ライン上に揃った場合には、その後RBゲームに移行する。
【0051】
なお、通常、BBゲーム中はRBゲームヘの移行が、所定の最大回数、例えば最大3回行われることとなっており、1回目のRBゲームが終了した後は、また前述したような小役確率を高くした遊技が行われる。
【0052】
そして、BBゲームでは、BBゲーム中のRBゲームが所定の最大回数、例えば3回か、或いはBBゲーム中の通常遊技が所定の最大回数、例えば最大30回行われることにより、BBゲームが終了する。
【0053】
特定遊技制御部は、RBゲームを制御するためのものである。具体的には、RBゲームに移行すると、遊技メダルが1枚投入となり、回転リール43〜45の所定の図柄61が図柄表示窓13のセンターライン67c上に揃った場合に当選が確定となる。そして、RBゲームでは、当選するか否かの特定当選遊技を最大12回行うことができ、そのうち、最大8回、入賞することが可能である。即ち、最大8回の当選が確定するか、或いは最大12回の特定当選遊技の終了により、RBゲームは終了する。
【0054】
以下、本発明によるAT遊技を提供する1つの実施の形態を図2のブロック図および図3〜4のフローチャートを参照して説明する。
図3に示すように、本実施例の1つのモードを提供する第1のAT遊技制御部90aは、通常遊技からこの第1のATモードに移行するか否か決定する第1のAT遊技移行決定部901aと、第1のATモート゛突入した後、遊技者にこの第1のAT遊技を提供する第1のAT遊技提供部902aと、このAT遊技回数を抽選により決定する第1のAT遊技延長回数抽選決定部903a、第1のAT遊技延長回数抽選決定部903aにより延長が決定された場合、その延長回数を記憶する第1のAT遊技回数記憶部904aとを有する。
同様に、本実施例の他方のモードを提供する第2のAT遊技制御部90bは、通常遊技からこの第2のATモードに移行するか否か決定する第2のAT遊技移行決定部901bと、第2のATモート゛突入した後、遊技者にこの第2のAT遊技を提供する第2のAT遊技提供部902bと、このAT遊技回数を抽選により決定する第2のAT遊技延長回数抽選決定部903b、第2のAT遊技延長回数抽選決定部903bにより延長が決定された場合、その延長回数を記憶する第2のAT遊技回数記憶部904bとを有する。
次にこれら各AT遊技の動作を図3〜4のフローチャートを参照して説明する。まず、通常遊技制御部70による通常遊技が実施され(図3のS301)、当選役抽選部110による抽選が行われる。第1のAT遊技移行決定部901aは、抽選結果が、ハズレ(不当選)であった場合、所定の確率、例えば1/8の確率で第1のAT遊技への契機の条件が満たされたと判断して(図3のS303)、第1のAT遊技モードに突入する(図3のS304)。この第1のAT遊技への契機の条件が満たされなければ一般遊技に戻る(図3のS303,図3のS301)。
この第1のAT遊技は、第1のAT遊技提供部902aにより所定遊技回数分、例えば20ゲームだけ提供される(この20ゲームは後述する第1のAT遊技回数記憶部904aに記憶されている)。アシスト態様としては、例えば3つのストップスイッチの操作順序を演出制御部22を介して、何らかの態様で報知(アシストあるいはナビゲイト)し、その順序通りに遊技者がストップスイッチを操作すれば、当選役の1つである子役「ベル」に入賞できるようにするものである。
第1のAT遊技モードに突入すると、この第1のAT遊技よりもより遊技者にとり利益の大きい第2のAT遊技モード(後述する)に移行するか否かの抽選が行われる(図3のS305)。この第2のAT遊技モードに移行する契機は、例えば当選役抽選部110による抽選の結果、ハズレ(不当選)となった場合である。第2の特殊遊技移行決定部901bはこの第2のAT遊技モードに移行する契機が満たされれば第2のAT遊技モードへと遊技のモードを移す(図3のS306,図4のS401)。
もし移行契機が満たされなければ、第1のAT遊技延長回数抽選決定部903aは、第1のAT遊技の延長回数を抽選により決定する(図3のS307)。この第1の延長契機は、例えば当選役抽選部110による抽選による結果、BBゲームあるいはRBゲームに当選した場合、あるいはBBゲーム中にハズレ(不当選)になった場合(高付加価値BBゲーム、いわゆるスーパーBBゲーム突入条件)である(図3のS308)。第1のAT遊技延長回数抽選決定部903aは第1のAT遊技延長回数を例えば5ゲーム、20ゲーム、60ゲームのいずれから選択し、第1のAT遊技回数記憶部904aに選択したゲーム数を加算する(図3のS309)。次に、第1のAT遊技制御部90aは第1のAT遊技回数記憶部904aに記憶されている遊技回数から1だけ減算する(図3のS310)。この減算の結果、遊技回数が残っていればの第1のAT遊技モードに再び戻る(図3のS304)。遊技回数が残っていなければ、第1のAT遊技モードを終了し、一般遊技へ移る(図3のS301)。
次に第2のAT遊技モードの動作を図4のフローチャートを参照して説明する。
【0055】
この第2のAT遊技は、第2のAT遊技提供部902bにより所定遊技回数分、例えば20ゲームだけ提供される(この20ゲームは後述する第2のAT遊技回数記憶部904bに記憶されている)。アシスト態様としては、例えば3つのストップスイッチの操作順序を演出制御部22を介して、何らかの態様で報知(アシストあるいはナビゲイト)し、その順序通りに遊技者がストップスイッチを操作すれば、当選役の1つである子役「ベル」またはシングルボーナス(SB)に入賞できるようにするものである。このように第2のAT遊技では、遊技者に対して、第1のAT遊技より多くの利益を与えるように当選役をアシストする。
第2のAT遊技モードに突入すると(図4のS401)、第2のAT遊技延長回数抽選決定部903bは、第2のAT遊技の延長回数を抽選により決定する(図4のS402)。この第2の延長契機は、例えば当選役抽選部110による抽選による結果、BBゲームあるいはRBゲームに当選した場合、あるいはBBゲーム中にハズレ(不当選)になった場合(高付加価値BBゲーム、いわゆるスーパーBBゲーム突入条件)、またはハズレ(不当選)の場合である(図4のS403)。このように第2のAT遊技では、遊技者に対して、第1のAT遊技よりも大きな利益を与えるように、延長回数の抽選が行われる。
【0056】
第2のAT遊技延長回数抽選決定部903bは第2のAT遊技延長回数を例えば5ゲーム、20ゲーム、60ゲームのいずれから選択し、第2のAT遊技回数記憶部904bに選択したゲーム数を加算する(図4のS404)。次に、第2のAT遊技制御部90bは第2のAT遊技回数記憶部904bに記憶されている遊技回数から1だけ減算する(図4のS405)。この減算の結果、遊技回数が残っていればの第2のAT遊技モードに再び戻る(図4のS406,S401)。遊技回数が残っていなければ、第2のAT遊技モードを終了し、一般遊技へ移る(図4のS406、図3のS301)。
【0057】
このように、アシスト態様の異なる、あるいは遊技者に対して与える利益が異なるAT遊技を複数提供し、1つのAT遊技中から別のAT遊技に移行し、提供することにより、遊技に変化を持たせることが可能になり、遊技の趣向性を増すことができる。
【0058】
なお、本実施例では、2つのAT遊技を前提にし、第1のAT遊技から第2の遊技に移行する形態を説明したが、第1のAT遊技から第2のAT遊技、第2のAT遊技から第3のAT遊技へ、......、と3種類以上のAT遊技を順次提供していってもかまわない。
【0059】
またAT遊技種別として、上述したいわゆる押し順アシスト機能を持つものに限られず、上述した小役報知機能等の様々なものも含まれる。
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、このように本発明によれば、趣向性の高い遊技機を提供することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスロットマシンを示す全体正面図である。
【図2】スロットマシンに用いられている制御回路を示すブロック図である。
【図3】本発明に係る1つの実施形態を示すフローチャートである。
【図4】本発明に係る1つの実施形態を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 スロットマシン
11 筐体
12a,12b 表示窓
13 図柄表示窓
15 投入スイッチ
16 ベットスイッチ
17 精算スイッチ
20 制御部
21 遊技制御部
22 演出制御部
25 メダル投入口
40 リールユニット
43〜45 回転リール
42 リールテープ
50 ストップスイッチ
61 図柄
62 メダル払い戻し口
70 通常遊技制御部
80 特別遊技制御部
90a,90b 第1及び第2のAT遊技制御部
105 抽選部
180 回転リール停止制御部
901a,901b 第1及び第2のAT遊技移行決定部
902a,902b 第1及び第2のAT遊技提供部
903a,903b 第1及び第2のAT遊技延長回数抽選決定部
904a,904b 第1及び第2のAT遊技回数記憶部

Claims (12)

  1. 周囲に図柄を表示した回転リールと、所定の確率でハズレ及び複数の当選役のいずれかを抽選により決定する当選役抽選手段と、遊技者の操作に対応して前記回転リールの制御を開始し、前記当選役抽選手段による抽選の結果、当選した場合、前記各回転リールに対応して設けられたストップスイッチを遊技者が操作したときに、所定の入賞有効ライン上に前記当選役に対応した入賞図柄が揃い易く停止するように停止制御を行い、入賞とする回転リール停止制御手段と、前記当選役の中で通常遊技よりも高い確率でより多くの利益を与える特別遊技に当選したときに、その特別遊技に移行する特別遊技移行手段とを備えた遊技機であって
    第1の移行契機により、入賞となるように遊技者の操作をアシストする第1の特殊遊技を提供するか否かを決定する第1の特殊遊技移行決定手段と、
    この第1の特殊遊技を提供する第1の特殊遊技提供手段と、
    前記第1の特殊遊技が提供されている間に、第2の移行契機により、入賞となるように遊技者の操作をアシストする第2の特殊遊技に移行するか否かを決定する第2の特殊遊技移行決定手段と、
    前記第2の特殊遊技を提供する第2の特殊遊技提供手段と
    を備えることを特徴とすることを遊技機。
  2. 前記第1の特殊遊技と第2の特殊遊技とのアシストの態様が異なることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記第2の特殊遊技中に前記特別遊技当選状態から高付加価値特別遊技に移行する確率が、前記第1の特殊遊技中に前記特別遊技当選状態から高付加価値特別遊技に移行する確率よりも、高いことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記第2の特殊遊技移行決定手段により、前記第2の特殊遊技に移行しないことが決定された場合、第1の延長契機により、前記第1の特殊遊技を提供する回数を抽選し決定する第1の特殊遊技延長回数抽選決定手段と、
    この第1の特殊遊技延長回数抽選決定手段により決定された回数を記憶する第1の特殊遊技回数記憶手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の遊技機。
  5. 前記第2の特殊遊技が提供されている間に、第2の延長契機により、第2の特殊遊技を提供する回数を抽選し決定する第2の特殊遊技延長回数抽選決定手段と、
    この第2の特殊遊技延長回数抽選決定手段により決定された回数を記憶する第2の特殊遊技回数記憶手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  6. 前記第1の移行契機は前記当選役抽選手段による抽選の結果、ハズレとなりかつ所定の確率で満たされるものであることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  7. 前記第2の移行契機は前記第1の特殊遊技が提供されている間に、前記当選役抽選手段による抽選の結果、ハズレとなる場合であることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  8. 前記第1の延長契機は、前記当選役抽選手段による抽選の結果、前記特別遊技に当選した場合またはこの特別遊技中に当選できなかった場合であることを特徴とする請求項4に記載の遊技機。
  9. 前記第2の延長契機は、前記当選役抽選手段による抽選の結果、前記特別遊技に当選した場合、この特別遊技中に当選できなかった場合、および前記当選役抽選手段による抽選の結果、ハズレとなる場合であることを特徴とする請求項5に記載の遊技機。
  10. 周囲に図柄を表示した回転リールと、所定の確率でハズレ及び複数の当選役のいずれかを抽選により決定する当選役抽選手段と、遊技者の操作に対応して前記回転リールの制御を開始し、前記当選役抽選手段による抽選の結果、当選した場合、前記各回転リールに対応して設けられたストップスイッチを遊技者が操作したときに、所定の入賞有効ライン上に前記当選役に対応した入賞図柄が揃い易く停止するように停止制御を行い、入賞とする回転リール停止制御手段と、前記当選役の中で通常遊技よりも高い確率でより多くの利益を与える特別遊技に当選したときに、その特別遊技に移行する特別遊技移行手段とを備えた遊技機の制御方法であって、
    第1の移行契機により、入賞となるように遊技者の操作をアシストする第1の特殊遊技を提供するか否かを決定する第1の特殊遊技移行決定ステップと、
    この第1の特殊遊技を提供する第1の特殊遊技提供ステップと、
    前記第1の特殊遊技が提供されている間に、第2の移行契機により、入賞となるように遊技者の操作をアシストする第2の特殊遊技に移行するか否かを決定する第2の特殊遊技移行決定ステップ゜と、
    前記第2の特殊遊技を提供する第2の特殊遊技提供ステップと
    を備えることを特徴とすることを遊技機の制御方法。
  11. コンピュータに、周囲に図柄を表示した回転リールと、所定の確率でハズレ及び複数の当選役のいずれかを抽選により決定する当選役抽選機能と、遊技者の操作に対応して前記回転リールの制御を開始し、前記当選役抽選手段による抽選の結果、当選した場合、前記各回転リールに対応して設けられたストップスイッチを遊技者が操作したときに、所定の入賞有効ライン上に前記当選役に対応した入賞図柄が揃い易く停止するように停止制御を行い、入賞とする回転リール停止制御機能と、前記当選役の中で通常遊技よりも高い確率でより多くの利益を与える特別遊技に当選したときに、その特別遊技に移行する特別遊技移行機能と、第1の移行契機により、入賞となるように遊技者の操作をアシストする第1の特殊遊技を提供するか否かを決定する第1の特殊遊技移行決定機能と、この第1の特殊遊技を提供する第1の特殊遊技提供機能と、前記第1の特殊遊技が提供されている間に、第2の移行契機により、入賞となるように遊技者の操作をアシストする第2の特殊遊技に移行するか否かを決定する第2の特殊遊技移行決定機能と、前記第2の特殊遊技を提供する第2の特殊遊技提供機能とを備える、
    機能を実現するための遊技機の制御プログラム。
  12. コンピュータに、周囲に図柄を表示した回転リールと、所定の確率でハズレ及び複数の当選役のいずれかを抽選により決定する当選役抽選機能と、遊技者の操作に対応して前記回転リールの制御を開始し、前記当選役抽選手段による抽選の結果、当選した場合、前記各回転リールに対応して設けられたストップスイッチを遊技者が操作したときに、所定の入賞有効ライン上に前記当選役に対応した入賞図柄が揃い易く停止するように停止制御を行い、入賞とする回転リール停止制御機能と、前記当選役の中で通常遊技よりも高い確率でより多くの利益を与える特別遊技に当選したときに、その特別遊技に移行する特別遊技移行機能と、第1の移行契機により、入賞となるように遊技者の操作をアシストする第1の特殊遊技を提供するか否かを決定する第1の特殊遊技移行決定機能と、この第1の特殊遊技を提供する第1の特殊遊技提供機能と、前記第1の特殊遊技が提供されている間に、第2の移行契機により、入賞となるように遊技者の操作をアシストする第2の特殊遊技に移行するか否かを決定する第2の特殊遊技移行決定機能と、前記第2の特殊遊技を提供する第2の特殊遊技提供機能とを備える
    機能を実現させるための遊技機の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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