JP2005120661A - セグメント用継手構造 - Google Patents

セグメント用継手構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2005120661A
JP2005120661A JP2003355916A JP2003355916A JP2005120661A JP 2005120661 A JP2005120661 A JP 2005120661A JP 2003355916 A JP2003355916 A JP 2003355916A JP 2003355916 A JP2003355916 A JP 2003355916A JP 2005120661 A JP2005120661 A JP 2005120661A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
segment
joint
pin
main girder
segments
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003355916A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Kawaguchi
博行 川口
Takashi Kuhara
高志 久原
Junichi Aikawa
潤一 相川
Sadahiro Taniguchi
禎弘 谷口
Nakaya Nishimura
中也 西村
Taku Ogawa
卓 小川
Nobuyoshi Otomo
信悦 大友
Shusuke Kato
周助 加藤
Takashi Sugimoto
高 杉本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
Original Assignee
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimizu Construction Co Ltd, Shimizu Corp filed Critical Shimizu Construction Co Ltd
Priority to JP2003355916A priority Critical patent/JP2005120661A/ja
Publication of JP2005120661A publication Critical patent/JP2005120661A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Lining And Supports For Tunnels (AREA)

Abstract

【課題】 シールドトンネル等の一次覆工として用いられる鋼製セグメント同士を周方向及び延長方向に容易にかつ確実に連結することができる継手構造を提供する。
【解決手段】 シールドトンネル1のトンネル延長方向に連結されるリング状をなすセグメント3の一方の側の主桁面4に、セグメント3の周方向に位置調整可能な支持部を介して突設された複数の継手ピン10と、セグメントの他の側の主桁面4に、継手ピン10が挿入された際にピン保持部の摩擦抵抗によりピンを内部に保持可能なピン穴部20とを備え、既に組み立てられたセグメント側のピン穴20に、これから組み立てるセグメント3側の継手ピン10を挿入してセグメントの連結を図るようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明はセグメント用継手構造に係り、特にシールドトンネル等の一次覆工として用いられる鋼製セグメント同士を容易にかつ確実に連結することができるようにしたセグメント用継手構造に関する。
シールド工事では、一般に一次覆工としてセグメントがシールド掘削機のテール部で掘削地山面に倣ってリング状等に組み立てられる。セグメントとしては鉄筋コンクリート(RC)セグメント、鋼製セグメント、鋳鉄セグメント、合成セグメント等の各種のセグメントが開発され、トンネル規模等が勘案され、ふさわしい種類のセグメントが採用されている。従来、これらのセグメント間のトンネル延長方向、トンネル周方向(図1参照)の各継手部の連結には両方向ともボルト接合が多く用いられていたが、近年、施工の迅速化のために、トンネル延長方向に関しては、ボルト締結等の手間を省略できるピン−ホゾ構造からなるワンタッチで接合可能な連結具(ワンタッチ継手)が開発されている(特許文献1参照)。このワンタッチ継手を有するセグメントでは、セグメントをエレクタ等の搬入、組立機械を用いて所定の建込み位置に設置し、ピン−ホゾを合わせた状態でシールドジャッキの推進力等を利用してはめ込むことにより既組立セグメントとの連結が容易に行える。
特許文献1に記載のワンタッチ継手は、雄部材としての継手ピンと、継手ピン外径よりわずかに小さな円孔が中心位置に形成され、円孔周縁に、継手ピンの挿入によってわずかに折れて変形する爪が形成された複数枚の嵌合金具としての薄鋼板と、嵌合金具間のスペーサとしての有孔薄鋼板とを交互に積層してハウジングの中に収めてなる雌部材としてのピン穴(ホゾ)とから構成され、組み立てられるセグメントの接合側端面に設けられた継手ピンを、リング状に組み立てられ、覆工の一部となっているセグメント(以下、既組立セグメントと記す。)の端面に設けられたピン穴に挿入するだけでセグメントの連結が容易に行える。
ところで、一次覆工としてトンネル形状に合わせてリング状をなすように周方向に連結された複数のセグメントおよびセグメントの各継手位置には土圧等によって曲げモーメントが作用し、大きな曲げ応力が作用することが予想される。たとえば鋼製セグメントの場合、隣接したセグメントの継手板としてのウェブ同士を突合わせて両者を接合ボルトで締結するようになってだけであり、接合部が弱点となっていた。これを解消するために、セグメントの周方向の接合部位置で合わされる継手板をボルト接合するとともに、接合によって連続する主桁に接合プレートを宛うようにして補強し、主桁と接合プレートとを高力ボルトで締結することによって高力ボルト摩擦接合を果たすようにしたセグメントの継手構造が開示されている(特許文献2参照)。
特開平10−231695号公報。
特開平11−200789号公報。
上述したワンタッチ継手等のような連結が容易な構造の継手構造は、RCセグメント内に埋設された継手ボックス内に組み込まれて使用されるものがほとんどで、鋼板を組み立てて製作する鋼製セグメントでは、主桁面同士を突合わせ、多数の短ボルトを用いたボルト接合が行われている。しかし、大断面シールドトンネルの一次覆工に使用される鋼製セグメントでは、十分な応力伝達のために1リング当たりに非常に多い本数のボルトが使用され、またボルト径も太くなる。このため、手作業によるボルト締結作業は効率が悪い上、作業員の負担が多い。また大断面トンネルではセグメントの締結作業が足場を使った高所作業となるため、安全面でも十分な配慮が必要となる。
同様に、セグメントの周方向の接合においても接合プレートの取付のために多数のボルト締結作業を要し、迅速なセグメント組み立て作業が行えないという問題を有する。そこで、本発明の目的は上述した従来の技術が有する問題点を解消し、鋼製セグメントの継手部接合において、簡単にかつ確実にセグメントの連結ができるようにしたセグメント用継手構造を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明はトンネル延長方向に連結されるリング状をなすセグメントの一方の側の主桁面に、該セグメントの周方向に位置調整可能な支持部を介して突設された複数の継手ピンと、セグメントの他の側の主桁面に、前記継手ピンが挿入された際にピン保持部の摩擦抵抗によりピンを内部に保持可能なピン穴部とを備え、既組立セグメント側の前記ピン穴に、組立セグメント側の前記継手ピンを挿入して前記セグメントを連結するようにしたことを特徴とする。
トンネル延長方向に連結されるリング状をなすセグメントの一方の側の主桁面に固着された複数の継手ピンと、セグメントの他の側の主桁面に、該セグメントの周方向に位置調整可能な支持部を介して設けられた、前記継手ピンが挿入された際にピン保持部の摩擦抵抗によりピンを内部に保持可能なピン穴部とを備え、既組立セグメント側の前記ピン穴に、組立セグメント側の前記継手ピンを挿入して前記セグメントを連結するようにしたことを特徴とする。
トンネル延長方向に連結されるリング状をなすセグメントの一方の側の主桁面に、該セグメントの周方向に位置調整可能な支持部を介して突設された複数の継手ピンと、セグメントの他の側の主桁面に、前記継手ピンが挿入される開口と、該開口に挿入されて突出した前記継手ピンの先端に係止して前記継手ピンの脱落を阻止する留め金部材とを備え、既組立セグメント側の前記開口に、組立セグメント側の前記継手ピンを挿入し、前記留め金部材による固定により、前記セグメントを連結するようにしたことを特徴とする。
トンネル周方向にリング状をなすように連結されるセグメントの周方向端面の主桁と面板に沿って設けられた継手板と、前記主桁に沿って形成された継手板を挟持し、継手部形状がクサビ状となるように取り付けられるクサビ状部材と、該クサビ状部材を覆う締付け部材とを備え、該締付け部材を前記クサビ状部材で挟持された前記継手部に押圧固定して前記セグメントの連結を行うようにしたことを特徴とする。
前記継手ピンあるいは前記ピン穴部は、前記主桁面に形成された長孔内にスペーサを介して前記支持部の所定位置に位置保持されるようにすることが好ましい。
前記クサビ部材に、前記主桁に沿って形成された継手板に形成された切欠部に嵌合するせん断突起を設けることが好ましい。
本発明によれば、シールドトンネルの一次覆工を構成するセグメントの、トンネル延長方向と周方向の連結を容易かつ確実に行うことができ、作業時間の短縮、作業時の安全性、締結部材の低減等を図れるという効果を奏する。
以下、本発明のセグメント用継手構造の実施するための最良の形態として、以下の実施例について添付図面を参照して説明する。図1は、シールドトンネル工事において、図示しないシールド掘削機のテール位置でリング状に組み立てられたセグメント2(既組立セグメント)によるトンネル部1及び組立途中のセグメント3とを示した模式斜視図である。同図に示したように、各セグメント2,3には、トンネル延長方向に連結するために主桁4(4A,4B)の外面の所定位置に設けられた2組の継手構造10,20が周方向に所定の間隔をあけて配設され、さらにトンネル周方向に連結するために端面の継手板5と主桁4の端部とを覆うようにクサビ形状の継手構造50が設けられている。以下、トンネル延長方向のセグメント連結とトンネル周方向のセグメント連結に用いられるそれぞれの継手構造の構成の実施例について分けて説明する。
[トンネル延長方向のセグメント用継手構造]
図2は、図1に示したセグメント3の一部(○印部)を拡大して示した部分断面図である。図2に示したように、セグメント3は、トンネル掘進方向の前方側の主桁4Aの所定位置に継手構造としてのピン穴10が設けられ、ピン穴10の軸線に一致する軸線上の後方側の主桁4Bに継手構造としての継手ピン20が設けられている。ピン穴10は、主桁4Aに形成された所定径の貫通穴6に嵌着された、一端が蓋板12で閉塞された円筒形のハウジング11内に収容され所定位置に保持された公知のピン保持部13から構成されている。ピン保持部13は後述する継手ピン20の外径よりわずかに小さい口径の円孔が形成されたリング状の薄板鋼板製のブレード15とブレード15の円孔よりわずかに大きな口径の円孔を有するスペーサ16とを交互に軸線方向に複数枚積層した構造からなり、ハウジング11内で口金リング17とリテーナリング18との間に保持されている。本実施例ではリテーナリング18はハウジング11内に嵌着され、口金リング12は螺着されている。
このピン保持部13は、公知のピン保持機構と同様の構成からなる。すなわちリング状のブレード15の円孔周縁には周方向に沿って複数個所の放射方向の切欠(図示せず)が形成されており、この切欠間の円孔周縁部が円弧状の爪(図示せず)となっている。このピン保持部13の複数枚積層されたブレード15の円孔の周縁に形成された爪は、ピン穴10に継手ピン20のピン本体21が挿入された際、ピン本体21に押されて順次1枚ずつ変形していき、継手ピン20は小さな押込み力で挿入される。また継手ピン20がピン穴10に完全に挿入された状態では、ピン保持部13のすべてのブレード15の爪が継手ピン20の表面に密着して引抜き抵抗力を発揮するので、大きな引抜き抵抗力が発揮される。
一方、継手ピン20は、図2に示したように、ピン穴10の軸線と同軸上の後方側主桁4Bに取り付けられている。ピン本体21はピン穴挿入部21aと、ピン穴挿入部21aより細径のネジ部21bとからなり、ネジ部21bは、主桁4Bに形成された長孔7を塞ぐように取り付けられる所定寸法のスペーサ22によって長孔7内の適正な位置に位置決め調整できる。この位置調整機構によりセグメント3の継手ピン20と既組立セグメント2のピン穴10との位置合わせを容易に行え、セグメントのローリングによって生じた位置ずれを容易に修正することができる。このためにネジ部21bを挟むように取り付けられるスペーサ22(22A,22B)は、継手ピン20位置に合致し、長孔7を閉塞できる2種の寸法のピース22A,22Bを組み合わせて取り付けることが好ましい(図2(c))。セグメント4Bの内面には矩形ワッシャ23が溶接されている(図2(b))。矩形ワッシャ23には長孔24が形成されるとともに、長手方向縁に沿ってフランジ25が形成されている。このフランジ25によって継手ピン20を固定するナット26の共回りを防止できる。
図3各図は、図2に示したセグメントを既組立セグメントに建て込む際の継手構造の状態を示した説明図である。図3(a)に示したように、エレクタ(図示せず)に支持されたセグメントの継手ピン20の位置を既組立セグメント2の主桁4Aのピン穴10の芯に合わせるようにして、図示しないシールドジャッキ等の推進により、主桁4A,4Bの外面を接するように押圧することにより容易かつ確実に継手部が結合する。セグメントの連結後に図3(b)に示したように、止水ボックス27でナット26の取付け面を覆い、トンネル周囲の地下水が主桁外面、ネジ部を伝わってセグメント内部に浸水するのを防止することが好ましい。
図4,図5は他の実施例としてピン穴10側のピン保持部13の位置調整を行うようにした継手構造を示した部分断面図である。図4は組立セグメント3の継手ピン20と既組立セグメント2のピン穴10との接合状態を示した側面断面図を、図5は継手構造全体の平断面と、ピン保持部13を支持するハウジング支持プレート32、ベースプレート36の正面図を合わせて示している。
本実施例では、継手ピン20は、図4(a)に示したように、ピン穴挿入部21aと細径ネジ部21bとが一体的に形成された構成からなり、セグメント3の主桁4Bの外面に形成された雌ネジ部に直接ネジ止めされている。一方、既組立セグメント2側に設けられたピン穴10は、図2に示したピン保持部13と同じ構成が組み込まれたハウジング11が、同図(a)の右半及び図5に示したように、主桁4Aに形成された長方形状の開口8に組み込まれたハウジング支持プレート32の開口に固着された構成からなる。このハウジング支持プレート32は、図5に示したように、セグメント周方向長さが開口8の幅より短く設定されるとともに、長孔34に挿通された貫通ボルト35によりセグメント外側に配置されたベースプレート36に対してセグメント周方向の位置調整可能に支持されている。そしてピン保持部13が所定位置に固定され、ハウジング支持プレート32の両側に生じている隙間がスペーサ37で閉塞され、図4(b)に示したように、継手ピン20がピン保持部13に挿入される。最終的にベースプレート36はセグメント外面に溶接等により固定される。
図6,図7は、上述した円柱状の継手ピン20とこの継手ピン20が挿入保持されるピン保持部13に代えて、係止ピン41と係止ピン41の先端41aを固定する留め金部材47とからなる継手構造40の実施例を示している。係止ピン41は、図7両図に示したように、ピン根元部42から2本の平行なピン本体が延びた平面視してΠ(パイ)字形に加工された溶接構造用鋼材(SM材)で、図6(a),図7(a)に示した既組立セグメント2側に形成されたピン保持開口9にその先端41aが挿入され、図6(b),図7両図に示したように、開口9から突出した先端41aに留め金部材47が固着されるようになっている。ピン根元部42は図7(a)に示したように、セグメント周方向長さが開口8の幅より短く設定されるとともに、貫通ボルト43によりセグメント内側に配置されたベースプレート44に対してセグメント周方向に位置調整可能に支持されている。そして係止ピン41が所定位置に固定された状態で、ピン根元部42の両側の隙間がスペーサ45で閉塞される。
このとき係止ピン41の先端41aに留め金部材47を確実に固定するために、係止ピン41と留め金部材47とが当接する面を目粗ししておき、係止時の摩擦抵抗を大きくするとともに、留め金部材47にわずかにテーパをつけて2本の係止ピン41に係止させる際にクサビ効果を発揮させ、留め金部材47が係止部分から脱落しないようにすることが好ましい。
留め金部材47の形状としては、2本の係止ピンの間に挟むように係止するH字形タイプ(図7(a))、2本の係止ピンの外側にはめ込むように係止する□形タイプ(図7(b))がある。
[トンネル周方向のセグメント用継手構造]
シールドトンネルの一次覆工では、図1に示したように、トンネル延長方向に複数のリング状のセグメントが連続して連結され、トンネルが構築されるが、セグメントがリング状になるように、複数基のセグメントを周方向に連結する際、各セグメントの周方向の端面を突け合わせてセグメントを連結するための継手構造について、図8〜図10を参照して説明する。
図8は、隣接した2基のセグメントの周方向の端部を拡大して示した斜視図である。セグメントの端面には両側の主桁4A,4B及び面板3Aに沿って略コ字形をなすリブ状の継手板5が取り付けられる。この継手板5は図8に示したように、主桁4A,4Bに沿った辺5aの中間位置に四角形状の切欠部5cが形成されている。そして継手板5の辺5aに沿って鋼製(たとえばSM材)のクサビ部材51,52が皿ねじ53によって固定されている。このクサビ部材51,52は、図示したように、ともに面板3A側がわずかに厚いテーパ状をなし、クサビ部材52は、図8,図10(a)に示したように、凸状突起52aが形成され、この突起52aが継手板5の切欠部5cに嵌合して、せん断キーとしての役目及びセグメント連結時の調芯機能の役目を果たすことができる。皿ねじ53の頭部はクサビ部材51,52内に完全にねじ込まれるため、クサビ部材51,52の取付完了後、主桁に沿って一体化した継手部54状は側面視して台形状をなす角錐台となる。なお、図8では継手板5の近傍に取り付けられた縦リブ58(図9参照)の図示を省略している。
この略角錐台状のクサビ状をした継手部54には、図8に示したように、締付け金物55が被せられ、継手部54全体の固定が図られる。この締付け金物55は、内部に継手部54とほぼ同形の内空部56を有した、同様の略角錐台形状部材で、本実施例では鋳造部材(FCD材)が用いられている。この締付け金物55は、図8に示したように、クサビ部材51,52が取り付けられた継手部54に被せられ、図示しない圧入ジャッキで継手部54全体を完全に覆うまで押圧され、固定される。これにより、図9、図10(b)に示したように、隣接したセグメントの主桁4A,4Bの継手板5aが確実に一体化し、連結される。
本発明の継手構造を用いて組み立てられたセグメントからなるシールドトンネルの一次覆工の斜視図。 図1に示したセグメントの延長方向の継手構造部分を拡大して示した部分断面図及び端面図。 図2に示したセグメントの継手構造の連結状態を側方から見た断面図。 第2実施例のセグメントの継手構造による連結状態を側方から見た断面図。 図4に示した継手構造を平面視した断面図およびセグメント内外面から見た端面図。 第3実施例のセグメントの継手構造の連結状態を側方から見た断面図。 図6に示した継手構造を平面視した断面図およびセグメント内面から見た端面図。 周方向継手構造の組立状態を示した斜視図。 図8に示した継手構造による連結状態を示した斜視図。 図8,図9に示した継手構造の端面を示した部分端面図。
符号の説明
1 シールドトンネル
2 既組立セグメント
3 組立セグメント
4,4A,4B 主桁
5 継手板
7,8,9 開口
10 ピン穴(継手構造)
11 ハウジング
13 ピン保持部
20 継手ピン(継手構造)
21 ピン本体
22,37,45 スペーサ
23 矩形ワッシャ
24,34 長孔
30,40,50 継手構造
32 ハウジング支持プレート
35,43 貫通ボルト
36,44 ベースプレート
41 係止ピン
47 留め金部材
51,52 クサビ部材
54 継手部
55 締付け金物

Claims (7)

  1. トンネル延長方向に連結されるリング状をなすセグメントの一方の側の主桁面に、該セグメントの周方向に位置調整可能な支持部を介して突設された複数の継手ピンと、セグメントの他の側の主桁面に、前記継手ピンが挿入された際にピン保持部の摩擦抵抗によりピンを内部に保持可能なピン穴部とを備え、既組立セグメント側の前記ピン穴に、組立セグメント側の前記継手ピンを挿入して前記セグメントを連結するようにしたことを特徴とするセグメント用継手構造。
  2. トンネル延長方向に連結されるリング状をなすセグメントの一方の側の主桁面に固着された複数の継手ピンと、セグメントの他の側の主桁面に、該セグメントの周方向に位置調整可能な支持部を介して設けられた、前記継手ピンが挿入された際にピン保持部の摩擦抵抗によりピンを内部に保持可能なピン穴部とを備え、既組立セグメント側の前記ピン穴に、組立セグメント側の前記継手ピンを挿入して前記セグメントを連結するようにしたことを特徴とするセグメント用継手構造。
  3. トンネル延長方向に連結されるリング状をなすセグメントの一方の側の主桁面に、該セグメントの周方向に位置調整可能な支持部を介して突設された複数の継手ピンと、セグメントの他の側の主桁面に、前記継手ピンが挿入される開口と、該開口に挿入されて突出した前記継手ピンの先端に係止して前記継手ピンの脱落を阻止する留め金部材とを備え、既組立セグメント側の前記開口に、組立セグメント側の前記継手ピンを挿入し、前記留め金部材による固定により、前記セグメントを連結するようにしたことを特徴とするセグメント用継手構造。
  4. トンネル周方向にリング状をなすように連結されるセグメントの周方向端面の主桁と面板に沿って設けられた継手板と、前記主桁に沿って形成された継手板を挟持し、継手部形状がクサビ状となるように取り付けられるクサビ状部材と、該クサビ状部材を覆う締付け部材とを備え、該締付け部材を前記クサビ状部材で挟持された前記継手部に押圧固定して前記セグメントの連結を行うようにしたことを特徴とするセグメント用継手構造。
  5. 前記継手ピンは、前記主桁面に形成された長孔内にスペーサを介して前記支持部の所定位置に位置保持されたことを特徴とする請求項1または請求項3に記載のセグメント用継手構造。
  6. 前記ピン穴部は、前記主桁面に形成された長孔内にスペーサを介して前記支持部の所定位置に位置保持されたことを特徴とする請求項2に記載のセグメント用継手構造。
  7. 前記クサビ部材は、前記主桁に沿って形成された継手板に形成された切欠部に嵌合するせん断突起を備えたことを特徴とする請求項4に記載のセグメント用継手構造。
JP2003355916A 2003-10-16 2003-10-16 セグメント用継手構造 Pending JP2005120661A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003355916A JP2005120661A (ja) 2003-10-16 2003-10-16 セグメント用継手構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003355916A JP2005120661A (ja) 2003-10-16 2003-10-16 セグメント用継手構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005120661A true JP2005120661A (ja) 2005-05-12

Family

ID=34613316

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003355916A Pending JP2005120661A (ja) 2003-10-16 2003-10-16 セグメント用継手構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005120661A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010248774A (ja) * 2009-04-15 2010-11-04 Nishimatsu Constr Co Ltd セグメント及び覆工の構築方法
CN102661153A (zh) * 2012-05-02 2012-09-12 上海隧道工程股份有限公司 盾构机的管片稳定机构
JP2019108738A (ja) * 2017-12-19 2019-07-04 清水建設株式会社 セグメントのローリング制御構造及びセグメントのローリング制御方法
CN114151102A (zh) * 2021-11-25 2022-03-08 中铁第四勘察设计院集团有限公司 连接组件、盾构管片连接结构以及盾构管片

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010248774A (ja) * 2009-04-15 2010-11-04 Nishimatsu Constr Co Ltd セグメント及び覆工の構築方法
CN102661153A (zh) * 2012-05-02 2012-09-12 上海隧道工程股份有限公司 盾构机的管片稳定机构
JP2019108738A (ja) * 2017-12-19 2019-07-04 清水建設株式会社 セグメントのローリング制御構造及びセグメントのローリング制御方法
JP7032119B2 (ja) 2017-12-19 2022-03-08 清水建設株式会社 セグメントのローリング制御構造及びセグメントのローリング制御方法
CN114151102A (zh) * 2021-11-25 2022-03-08 中铁第四勘察设计院集团有限公司 连接组件、盾构管片连接结构以及盾构管片
CN114151102B (zh) * 2021-11-25 2023-06-30 中铁第四勘察设计院集团有限公司 连接组件、盾构管片连接结构以及盾构管片

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006226102A (ja) 鋼管の接合継手
JP2007032159A (ja) 鋼板コンクリート構造体の連結構造
JP2005120661A (ja) セグメント用継手構造
JP3336430B2 (ja) 鋼管矢板等の縦継ぎ装置
JP4474430B2 (ja) 杭の継ぎ手構造
JP7190383B2 (ja) 鋼管接続構造
JP4448816B2 (ja) コンクリート製管体および推進工法
JP5999546B2 (ja) 継手部構造
JP2000213289A (ja) 接合構造
JP5245547B2 (ja) セグメント及びその製造方法
JP4895980B2 (ja) セグメントの継手構造
JP4347149B2 (ja) 緩み防止手段を備えた杭の縦継ぎ装置の機械継手
JP3474388B2 (ja) セグメントの継手構造
JP2868129B2 (ja) プレキヤスト部材の連結装置
JP3979296B2 (ja) 鋼製円柱体の継手構造
JP7297206B2 (ja) トンネル支保工の接続構造および接続工法
JPH11287093A (ja) セグメントの接合構造
JP4189418B2 (ja) 鋼材の接合構造
JP3450910B2 (ja) セグメント継手
JP2006188889A (ja) 杭の継手構造
JP2022094129A (ja) Rcセグメントを含むプレキャスト部材の挿入型継手及びこれを備えるセrcグメントを含むプレキャスト部材
JP3488806B2 (ja) セグメントの継手構造
JPH10176494A (ja) セグメントの継手構造
JPH08177393A (ja) シールドセグメント
JP4239610B2 (ja) 鋼管の接合方法