JP2005119881A - 繊維機械のためのボビンクリール - Google Patents
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Abstract
【課題】 一方の糸巻きボビンの糸が無くなった際にスムーズに他方の糸巻きボビンに移行する。
【解決手段】 取付け軸(8)の軸線がほぼ水平に整合され、糸ガイド部材(21)が長穴(21.1)を有し、長穴の端部が取付け軸の軸線の略延長線上にあるように、長穴の長さが取付け軸の軸線間の垂直方向距離に略相当するようにされ、2つの細長い糸案内要素(22、23)が糸ガイド部材の取付け軸へ向いた側において、長穴の端部の領域内で長穴の側方隣りで糸ガイド部材に取り付けられ、その自由端部にそれぞれ長穴(21.1)の方向へ側方に開口した糸通し(22.1;23.1)を有し、糸通しは取付け軸上に取り付けられたボビンに巻かれた糸巻きボビン(Sp)が最大な時の外径より外側に位置し、糸保持部材(24)が2つの取付け軸の中間で取付け軸の軸線により規定される面から側方に離間して配置される。
【選択図】 図2
【解決手段】 取付け軸(8)の軸線がほぼ水平に整合され、糸ガイド部材(21)が長穴(21.1)を有し、長穴の端部が取付け軸の軸線の略延長線上にあるように、長穴の長さが取付け軸の軸線間の垂直方向距離に略相当するようにされ、2つの細長い糸案内要素(22、23)が糸ガイド部材の取付け軸へ向いた側において、長穴の端部の領域内で長穴の側方隣りで糸ガイド部材に取り付けられ、その自由端部にそれぞれ長穴(21.1)の方向へ側方に開口した糸通し(22.1;23.1)を有し、糸通しは取付け軸上に取り付けられたボビンに巻かれた糸巻きボビン(Sp)が最大な時の外径より外側に位置し、糸保持部材(24)が2つの取付け軸の中間で取付け軸の軸線により規定される面から側方に離間して配置される。
【選択図】 図2
Description
本発明は、少なくとも2つの互いに重ねて配置されたボビン取付け軸を有し、それらボビン取付け軸が、架台に固定されたホルダに取り付けられており、そのホルダが下方位置と上方位置の間で揺動可能である、ボビンクリールに関するものである。
この種のボビンクリールは、例えば、特許文献1に記載されている。この種のボビンクリールでは、それぞれフルに糸が巻かれ、糸リザーブを有する糸巻きボビンが取り付けられ、第1のボビンが空になった後に第2のボビンから糸の引出しが行われ、第1の糸巻きボビンの糸の終端は、第2の糸巻きボビンの糸の始端と結合される。
また、特許文献2に記載されているボビンホルダは、糸が無くなったボビンの糸の終端が予備の糸巻きボビンの糸の始端と結合されていることにより、糸を使いきった後に糸を引き出す際に、引き出しプロセスが連続的におこなわれ、停止状態が回避されるように、考えられている。この目的のために、複数の、たとえば2つの取付け軸が設けられたボビンホルダが設けられており、そのボビンホルダは2つの取付け軸の間の中央に位置する軸を中心に回転可能にされている。
比較的複雑な制御機構の他に、この既知のボビンホルダの重大な欠点は、取付け軸の軸線が常に、取付け軸上に取り付けられた2つのボビンに共通の、ほぼ正確に糸ガイド穴に設けられた、所定の点へ向けられるようにするために、取付け軸がボビンホルダにリンク的に軸承されなければならないことにある。
また、特許文献3に記載されているボビンクリールは、互いに隣接して、かつ、一方が他方に重ね合わせて配置された、糸巻きボビンのための、複数の取付け軸を有しており、それぞれ2つのボビンが互いに対して対応づけられて、第1の糸巻きボビンの糸の終端部が、予備の糸巻きボビンを形成する第2の糸巻きボビンの糸の始端部と結合されている。個々のボビン取付け軸は、ほぼ上方へ向けられた軸線を有して、それによって特にボビンの取付けが困難になるのであるが、ホルダに固定されており。そのホルダは水平軸を中心にほぼ垂直の位置から機械前側に対して斜め上方へ向けられた位置へ揺動可能とされ、空になったボビンを新しい予備の糸巻きボビンと交換することを容易にしようとしている。
ランアウトユニットとして一緒に配設されている各対にされた糸巻きボビンを支持している取付け軸の各対に対して、システマテイックな糸の引き出しを可能にするように、糸ガイド穴が提供され、それらは一方は取付け軸の上方に、他方は取付け軸の下方に設けられている。
しかし、この既知のボビンクリールは、互いに対応づけられたボビンのための少なくとも2つの、互いに一方が他方の上にあるように配置された、ボビン取付け軸が、架台に固定されたホルダに取り付けられて、そのホルダが下方位置と上方位置の間で揺動することができるような、本発明のボビンクリールとは異なる。
しかし、この既知のボビンクリールは、互いに対応づけられたボビンのための少なくとも2つの、互いに一方が他方の上にあるように配置された、ボビン取付け軸が、架台に固定されたホルダに取り付けられて、そのホルダが下方位置と上方位置の間で揺動することができるような、本発明のボビンクリールとは異なる。
本発明の課題は、特許請求項1の上位概念に記載のボビンクリールを、一方の糸巻きボビンが空になった後に、予備の糸巻きボビンを形成する第2の糸巻きボビンから確実に糸を引出せるボビンクリールを、特許文献3に記載されているボビンクリールよりも簡単な構造で提供することである。
この課題を解決するために、本発明によるボビンクリールは、
取付け軸の軸線が、互いに対して平行にほぼ水平に向けられていて、
長穴を有する糸ガイド部材を有し、その長穴の長さは、長穴の端部を取付け軸軸線のほぼ延長上にある位置へ移動させることができるように、取付け軸の軸線の間の垂直方向の距離にほぼ相当するようにされ、
2つの細長い糸案内要素を有し、糸案内要素は糸ガイド部材の、取付け軸へ向いた側で、長穴の端部の領域の長穴の側方隣りにおいて、糸ガイド部材に固定されており、かつその自由端部にそれぞれ、長穴の方向へ側方に開口する糸通しを有しており、その糸通しは、取付け軸上に取り付けられた糸巻きボビンの最大径のよりも外側にくるように、設けられており、かつ
取付け軸の軸線によって定められる平面から側方に距離をおいて、略2つの取付け軸の中間にある、糸保持部材を有する、
ことを特徴としている。
取付け軸の軸線が、互いに対して平行にほぼ水平に向けられていて、
長穴を有する糸ガイド部材を有し、その長穴の長さは、長穴の端部を取付け軸軸線のほぼ延長上にある位置へ移動させることができるように、取付け軸の軸線の間の垂直方向の距離にほぼ相当するようにされ、
2つの細長い糸案内要素を有し、糸案内要素は糸ガイド部材の、取付け軸へ向いた側で、長穴の端部の領域の長穴の側方隣りにおいて、糸ガイド部材に固定されており、かつその自由端部にそれぞれ、長穴の方向へ側方に開口する糸通しを有しており、その糸通しは、取付け軸上に取り付けられた糸巻きボビンの最大径のよりも外側にくるように、設けられており、かつ
取付け軸の軸線によって定められる平面から側方に距離をおいて、略2つの取付け軸の中間にある、糸保持部材を有する、
ことを特徴としている。
この種のボビンクリールがその機能を発揮できるように、2つのフルに巻かれたボビンが、対応する糸の端部の結合の終了後に、取り付けた後に、次のように処理される:
−糸が上方の糸巻きボビンから引き出される場合に、糸リザーブの領域内にある糸の終端部は、通常、フルに巻かれた下方の糸巻きボビンの自由な糸の始端部と結合され、たとえば撚り継ぎされ、あるいは結ばれ、上方の糸巻きボビンから山越えするように引き出された糸が、この糸巻きボビンに対応づけられた糸案内要素の上方で、糸ガイド部材の長穴内へ進入するようにされる。
−2つのボビン間にある糸部分が、糸保持部材によってしっかりと挟持される;
−糸片は、その後上方から糸穴内へ挿入されて、下方へ案内され、下から下方の糸穴をくぐらされる。
−糸が上方の糸巻きボビンから引き出される場合に、糸リザーブの領域内にある糸の終端部は、通常、フルに巻かれた下方の糸巻きボビンの自由な糸の始端部と結合され、たとえば撚り継ぎされ、あるいは結ばれ、上方の糸巻きボビンから山越えするように引き出された糸が、この糸巻きボビンに対応づけられた糸案内要素の上方で、糸ガイド部材の長穴内へ進入するようにされる。
−2つのボビン間にある糸部分が、糸保持部材によってしっかりと挟持される;
−糸片は、その後上方から糸穴内へ挿入されて、下方へ案内され、下から下方の糸穴をくぐらされる。
このようにしておくことにより、上方のボビンの糸が無くなると、糸保持部材から解放され、下方の糸巻きボビンから糸がスムースに引出され、下方の糸巻きボビンから山越えするように引き出された糸が、下方のボビンに対応づけられた糸ガイド部材の下方で、長穴へ進入するようにされる。
以下、図面を用いて本発明を詳細に説明する。
図1に概略的に示す繊維機械1は、たとえば機械長手方向両側にプライツイストスピンドル2を備えたプライツイスターである。個々のプライツイストスピンドル2に対応づけられたボビンクリール3は、たとえば四リンク4によって架台5の上側に揺動可能に軸承されている。個々のボビンクリール3は、通常、ダブルボビンクリールとして、各ボビンクリールに4つの糸巻きボビンSpを搭載、或は、装填することができるように形成することもできるので、プライツイスターのそれぞれ2つの隣接し合うプライツイストスピンドル2を個々のボビンクリールによって操作することができる。糸巻きボビンSpは、プライツイストプロセスの外糸のための、いわゆるシングル糸巻きボビンである。
図1に概略的に示す繊維機械1は、たとえば機械長手方向両側にプライツイストスピンドル2を備えたプライツイスターである。個々のプライツイストスピンドル2に対応づけられたボビンクリール3は、たとえば四リンク4によって架台5の上側に揺動可能に軸承されている。個々のボビンクリール3は、通常、ダブルボビンクリールとして、各ボビンクリールに4つの糸巻きボビンSpを搭載、或は、装填することができるように形成することもできるので、プライツイスターのそれぞれ2つの隣接し合うプライツイストスピンドル2を個々のボビンクリールによって操作することができる。糸巻きボビンSpは、プライツイストプロセスの外糸のための、いわゆるシングル糸巻きボビンである。
ボビンクリール3は、支持プレート6を有しており、その支持プレートの両側にそれぞれほぼ垂直に向けられた保持プレート7が固定されており、その保持プレートが2つの垂直に重なりあって、前方へ向けられた、糸巻きボビンSpを取り付けるための取付け軸8を支持している。取付け軸8は、取り付けられた糸巻きボビンSpが外れないようにするために、水平に対して5−10°の範囲内の角度だけ前方へ向かって斜めに上昇している。
保持プレート7には、前方へ向けられたアーム9が固定されており、アーム9は、個々の糸巻きボビンSpから引き出された糸F1を下方の機械領域へ、すなわちプライツイストスピンドル2の方向へ方向変換させるために、糸方向変換穴10を支持している。この糸F1は、通常のプライツイストプロセスに従って糸ガイド穴11の領域内で、プライツイストスピンドル2の内部にある糸巻きボビンSpから山を越えるように引き出された糸F2と合体される。プライツイストスピンドルの上方には、通常、糸供給装置12と糸巻取り装置13が配設されている。
アーム9には、糸ガイド部材21を形成するプレートが固定されており、そのプレートには長穴21.1が形成されており、その長穴21.1の長さは、取付け軸8の軸線間の垂直方向の距離にほぼ相当する。プレート21は、長穴21.1の端部が取付け軸8の軸線の延長上に来るように、位置決めされている。プレート21は、2つの細長い糸案内要素22、23を支持しており、それら糸案内要素22、23はプレート21の、取付け軸8へ向いた側の、長穴21.1の端部の領域内で、長穴21.1の側方の隣りに固定されており、かつ長穴21.1を横切るような向きにされている。
個々の糸案内要素22、23は、一方の端部においてプレート21に固定されたワイヤからなり、そのワイヤの自由端部はフック22.1、23.1として屈曲されており、そのフックが長穴21.1の方向へ側方に開口した糸通しを形成している。各糸案内要素22、23は、糸通しを形成するフック22.1、23.1が取付け軸8上に取り付けられる糸巻きボビンSpの最大の直径よりも外側にくるような長さを有している。糸案内要素22、23は、長穴21.1の端部の少し前でプレート21に取り付けられているが、この糸案内要素22、23が長穴21.1の端部の領域内で長穴21.1と共に、取付け軸8の延長上において糸引出しの穴を画成するようにされている。
取付け軸8の中間において、保持プレート7にセパレータ面25が取り付けられている。セパレータ面25には、取付け軸8の軸線によって定められる面から側方に距離をおいて、糸保持部材24が固定されている。糸保持部材24は好ましくは糸クランプとして形成されており、かつ、少なくとも1つの、支持機構24.1に対して弾性的に添接するクランプ舌片24.2を有している。糸保持部材24の保持力は、この糸保持部材24に保持された糸が、糸Fの引出し力に相当する力が加わった場合に解放されるように、糸巻きボビンSpから糸Fを引き出す引張り力よりわずかに小さくなるように、調節されている。
次に、図2〜4を用いて、上方の糸巻きボビンSpから下方の糸巻きボビンSpへ、また、下方の糸巻きボビンSpから上方の糸巻きボビンSpへ、糸の引出しを移行させる間の、本発明に基づく装置の作動について説明する。
図2は、糸Fが上方の糸巻きボビンSpから引き出されて、その糸巻きボビンSpの糸が無くなる直前の状態を示している。その場合に上方の糸巻きボビンSpから山を越えるように引き出された糸Fは、長穴21.1の上方の端部の領域内にある下端が上方のワイヤ状の糸案内要素23によって画成されている穴を通して引き出される。上方の糸巻きボビンSpから来る糸の終端部は、下方のフルに巻かれた糸巻きボビンSpから来る糸の始端部とFnにおいて結合されている。2つの糸巻きボビンSpの間にある糸部分は、糸保持部材24内へ挿入されてから、上方のフック23.1に通されて、次に下方のフック22.1を通される。
上方の糸巻きボビンSpが無くなった後に、長穴21.1の上方の穴を通して糸を引くと、糸は糸保持部材24から離脱して、次にフック23.1から離脱し、次に下方の糸案内要素22に沿って、長穴21の下方端部の領域の、下方の糸案内要素22により上端が画成される穴の方向へ滑り移動することができ、ついには図3に示す状態に達して、糸は下方の糸巻きボビンSpから山を越えるようにして引き出されるようになる。
重要なことは、糸穴を形成するフック22.1、23.1がプレート21の方向へ向かって、かつ保持機構24から離れる方向に開口していることである。
一方、逆に、下方の糸巻きボビンSpから上方の糸巻きボビンSpへの糸交換、あるいは、糸移行する際には、図4に示すように、下方の糸巻きボビンSpの糸リザーブからの糸の終端部が、上方のフルに巻かれている糸巻きボビンSpからの糸の始端部と結合される。2つの糸巻きボビンSpの間にある糸部分は、糸保持部材24内へ挿入されて、その後、外側下方から内側上方へ向かってフック22.1を通り、その後、下方内側から上方外側へ向かって上方のフック23.1を通される。
糸を引出す間に、空のボビンをフルに巻かれたボビンと交換することができるようにするために、ボビン取付け軸8は、好ましくは側方へ揺動可能である。
3 ボビンクリール
8 取付け軸
9 アーム
10 糸方向変換穴
11 糸ガイド穴
12 糸供給装置
13 糸巻取り装置
21 プレート(糸ガイド部材)
21.1 長穴
22,23 糸案内要素
22.1、23.1 フック(糸通し)
8 取付け軸
9 アーム
10 糸方向変換穴
11 糸ガイド穴
12 糸供給装置
13 糸巻取り装置
21 プレート(糸ガイド部材)
21.1 長穴
22,23 糸案内要素
22.1、23.1 フック(糸通し)
Claims (10)
- 少なくとも2つの、一方が他方の上に重ねて配置される、ボビン取付け軸を有し、取付け軸が架台に固定されたホルダに取り付けられており、前記ホルダが上方位置と下方位置の間で揺動可能である、ボビンクリールにおいて、
取付け軸(8)の軸線がほぼ水平に整合されていて、
糸ガイド部材(21)であって、長穴(21.1)を有し、長穴の端部が取付け軸の軸線のほぼ延長線上にある位置にくるように、長穴の長さが取付け軸(8)の軸線の間の垂直方向の距離にほぼ相当するようにされている糸ガイド部材(21)と、
2つの細長い糸案内要素(22、23)であって、糸ガイド部材(21)の、取付け軸(8)へ向いた側において、長穴(21.1)の端部の領域内で長穴(21.1)の側方隣りにおいて糸ガイド部材(21)に取り付けられており、かつその自由端部にそれぞれ長穴(21.1)の方向へ側方に開口した糸通し(22.1;23.1)を有しており、糸通し(22.1;23.1)が取付け軸(8)上に取り付けられた糸巻きボビン(Sp)が最大な時の外径の外側に位置している糸案内要素(22、23)と、
糸保持部材(24)であって、2つの取付け軸(8)の中間で、2つの取付け軸(8)の軸線によって定められる面から側方に離間し、かつその保持力がそれぞれの糸巻きボビンから糸を引き出す引張り力より小さくされている、糸保持部材(24)と、を具備する、
ことを特徴とする、ボビンクリール。 - 各糸案内要素(22、23)が、その一方の端部において糸ガイド部材(21)に固定されたワイヤからなり、そのワイヤの自由端部が、糸通し(22.1;23.1)を形成する、長穴(21.1)の方向へ開口したフック(22.1、23.1)として屈曲されている、ことを特徴とする請求項1に記載のボビンクリール。
- 糸保持部材(24)が、取付け軸(8)の後方の端部によって定められる、取付け軸(8)の軸線に対してほぼ垂直に位置する平面内に配置されている、ことを特徴とする請求項ことを特徴とする請求項1または2に記載のボビンクリール。
- 糸保持部材(24)が、糸クリップとして形成されている、ことを特徴とする請求項3に記載のボビンクリール。
- 糸保持部材(24)が、少なくとも1つの弾性的な、支持面(24.1)に対して添接するクリップ機構(24.2)を有している、ことを特徴とする請求項4に記載のボビンクリール。
- 2つの取付け軸(8)の中間に取り付けられた、セパレータ面(25)を有する、ことを特徴とする特許請求の範囲1から5のいずれか1項に記載のボビンクリール。
- 糸保持部材(24)が、セパレータ面(25)に取り付けられている、ことを特徴とする請求項6に記載のボビンクリール。
- 取付け軸(8)が、水平に対して約5−10°の範囲内の角度だけ傾斜されている、ことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載のボビンクリール。
- 取付け軸(8)を支持するホルダが、長穴(21.1)を有する糸ガイド部材(21)に対して変位可能である、ことを特徴とする請求項6から8のいずれか1項に記載の装置。
- 取付け軸(8)が揺動可能に軸承されている、ことを特徴とする請求項6から8のいずれか1項に記載の装置。
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