JP2005119687A - ラベルプリンターのラベル剥離装置 - Google Patents

ラベルプリンターのラベル剥離装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005119687A
JP2005119687A JP2003355247A JP2003355247A JP2005119687A JP 2005119687 A JP2005119687 A JP 2005119687A JP 2003355247 A JP2003355247 A JP 2003355247A JP 2003355247 A JP2003355247 A JP 2003355247A JP 2005119687 A JP2005119687 A JP 2005119687A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
label
mount
rfid
peeling
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003355247A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinsuke Murata
新助 村田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sato Corp
Original Assignee
Sato Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sato Corp filed Critical Sato Corp
Priority to JP2003355247A priority Critical patent/JP2005119687A/ja
Publication of JP2005119687A publication Critical patent/JP2005119687A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
  • Labeling Devices (AREA)

Abstract

【課題】 RFIDラベル3その他のラベルについて剥離および非剥離の態勢を確実に取ることができ、ラベル3への印字、データ書込み、あるいはデータ読込みなどが異状であった場合に、ラベルを的確に排除することができるようにし、連続的な自動貼りを実現可能としたラベルプリンターのラベル剥離装置を提供すること。
【解決手段】 台紙2の台紙転向部26と台紙巻取り部28との間の台紙2が凸状に膨出するような迂回路35を形成することに着目したもので、台紙2をラベルの移送方向とは異なる方向に鋭角に転向させる台紙転向部26と、台紙転向部26で転向させた台紙2を巻き取る台紙巻取り部28と、台紙転向部26から台紙巻取り部28に向かう直線より凸状に台紙2を台紙転向部26から迂回させ、台紙転向部26における転向角度をより鈍角にすることができる台紙迂回部27と、を有することを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明はラベルプリンターのラベル剥離装置にかかるもので、とくにRFIDラベル(非接触でデータ読取り書込み可能なICチップを搭載したラベル)などに印字してこれを台紙から剥離するためのラベルプリンターのラベル剥離装置に関するものである。
従来から、帯状の台紙に複数枚のラベルを仮着して所定移送路を移送し、印字部においてラベルに印字を行う各種のラベルプリンターが開発されている。
印字されたラベルはラベル剥離部において台紙から剥離され、手貼りあるいは自動貼りによって所定の物品に貼り付けられる。
しかしながら、ラベル上への印字状態が異状であったり、あるいは間違いであった場合には、これを判断してこのラベルを取り除くことが望ましいが、連続してラベルへの印字、剥離および貼付けなどを行っている最中には、ラベル除去作業を行うことが実際には困難であるという問題がある。
さらに、非接触でデータ読取り書込み可能なICチップを搭載したラベル、すなわち、RFID(Radio Frequency Identification)ラベルと呼ばれるラベルでは、そのICチップ内に電子的にデータを書き込み、および読み取りすることができる。
図8は、ラベルの一例、とくにRFIDラベル連続体1を示す平面図であって、RFIDラベル連続体1は、帯状の台紙2と、この台紙2に仮着した複数枚のRFIDラベル3と、を有する。
RFIDラベル3は、ラベル本体4と、このラベル本体4に組み込んだICチップ5と、アンテナ6と、を有する。なお台紙2の裏面には、位置検出用マーク7をあらかじめ印刷してある。
図9は、ラベル本体4の表面に印字する印字データ、およびRFIDラベル3(ICチップ5)内のRFIDデータの情報例を示す説明図であって、RFIDデータには、識別コード8があり、この識別コード8に応じた各種の項目のデータが記憶されているとともに、ラベル本体4には、視認可能な印字データおよび識別コード8をバーコード化してバーコード9として印字するようになっている。
しかしながら、ラベル本体4内のICチップ5は、静電気や衝撃に比較的弱く、そのRFIDデータの書き込みののち、当該RFIDデータが正常か否かの検証を行う必要がある。
一般的な従来のラベル上に各種の情報を単純に印字するだけであれば、その印字状態が異状か否かの判断は比較的容易であるが、電子的にデータを入力してあるRFIDラベル3などにおいては、作業者がこれを視認することは事実上不可能である。
そこで、特許文献2のように、印字部の上流側および下流側にRFIDデータ読取り書込み用のアンテナを設けて、RFIDラベルへのデータの書込みおよびその読取りの異状を検知可能としたものがある。
しかしながら、ラベルの異状を検知した上で、どのようにしてこの異状なラベルを排除するかについては、対策がない。
また、特許文献1のように、ラベルの剥離・非剥離切換手段を設けておき、ラベル上へのバーコードの印字が不良の場合には、このラベルを台紙から剥離させないように構成しているものがある。
しかしながら、剥離・非剥離切換手段として、台紙の転向部における半円柱状のシャフトをその軸心のまわりに回動させてエッジ部と円柱面との切替えを行う構成であるため、実際には台紙にかかる張力が大きく、実用にはならない。
特許第2633726号公報 特開2003−132330号公報
本発明は以上のような諸問題にかんがみなされたもので、RFIDラベルその他のラベルについてラベル剥離部における剥離および非剥離の態勢を確実に取ることができるラベルプリンターのラベル剥離装置を提供することを課題とする。
また本発明は、ラベルへの印字、データ書込み、あるいはデータ読込みなどが異状であった場合に、このラベルを的確に排除することができるようにしたラベルプリンターのラベル剥離装置を提供することを課題とする。
また本発明は、台紙からラベルを剥離し、自動貼りする際に、連続的な自動貼りを実現可能としたラベルプリンターのラベル剥離装置を提供することを課題とする。
すなわち本発明は、台紙の台紙転向部と台紙巻取り部との間の台紙が凸状に膨出するような迂回路を形成することにより台紙転向部(ラベル剥離部)における台紙からラベルの剥離作用を阻害するように構成することに着目したもので、台紙に仮着されたラベルに印字を行う印字部と、この印字部の下流側で上記台紙のみを転向させて上記台紙から上記ラベルを剥離するラベル剥離部と、を有するラベルプリンターのラベル剥離装置であって、上記ラベル剥離部は、上記台紙を上記ラベルの移送方向とは異なる方向に鋭角に転向させる台紙転向部と、この台紙転向部で転向させた上記台紙を巻き取る台紙巻取り部と、この台紙転向部およびこの台紙巻取り部との間に設けるとともに、この台紙転向部からこの台紙巻取り部に向かう直線より凸状に上記台紙を上記台紙転向部から迂回させ、上記台紙転向部における転向角度をより鈍角にすることができる台紙迂回部と、を有することを特徴とするラベルプリンターのラベル剥離装置である。
上記台紙迂回部は、上記ラベルを剥離可能な直線位置に上記台紙を巻き取り可能な剥離状態と、上記ラベルを剥離せずに台紙とともに上記台紙巻取り部に巻き取り可能な膨出位置に上記台紙を巻き取り可能な非剥離状態と、に切り替え可能であることができる。
上記台紙迂回部は、上記台紙を凸状に押し出し可能な偏心カムと、この偏心カムを上記台紙に向かって回動させるカム用モーターと、を有することができる。
上記台紙迂回部は、上記台紙を凸状に押し出し可能なローラーシャフトと、上記台紙からこのローラーシャフトを離間させるように付勢するシャフト用スプリングと、このローラーシャフトを上記台紙に対して接離させるローラー用ソレノイドプランジャーと、を有することができる。
上記台紙迂回部は、上記ラベルへの印字状態が異状である場合に、これを駆動することができる。
なお、ラベルへの印字状態の異状を検知するためには、特許文献1に示されているようなバーコード読取り装置(スキャナー)その他任意の検知手段を利用することができる。
上記ラベルは、これをRFIDラベルとするとともに、上記台紙迂回部は、上記ラベルへのデータ書込みあるいはデータ読取りの少なくともいずれか一方が異状である場合に、これを駆動することができる。
上記ラベルは、これをRFIDラベルとするとともに、上記ラベルにRFIDデータを書き込み可能なRFIDデータ書込み部と、上記ラベル内のRFIDデータを読み取り可能なRFIDデータ読取り部と、を設けて、書き込んだRFIDデータと読み取ったRFIDデータとを照合可能とし、上記ラベルへのデータ書込みあるいはデータ読取りの少なくともいずれか一方が異状であるかを判断可能とすることができる。
上記ラベル剥離部において剥離された上記ラベルは、上記ラベル剥離部より下流側に設けたラベル貼付け部においてこれを物品に自動的に貼り付け可能とすることができる。
本発明によるラベルプリンターのラベル剥離装置は、従来からのラベル連続体を装填したラベルプリンターにも適用することができることはもちろんであるが、とくにRFIDラベルを装填したラベルプリンターに適用してその特性を発揮することができる。
本発明によるラベルプリンターのラベル剥離装置においては、ラベル剥離部における台紙の台紙転向部と台紙巻取り部との間に台紙迂回部を設けて、台紙が凸状に膨出するような迂回路を形成することにより台紙転向部における台紙からラベルの剥離作用を阻害するように構成したので、台紙転向部から迂回路を介して台紙が巻き取られて鈍角的に転向することになるため、台紙転向部における台紙の鋭角的な転向が行われず、台紙からラベルが剥離されることなく台紙とともに台紙巻取り部に巻き取られ、異状のあるラベルを的確かつ確実に排除することができる。また、台紙転向部とは独立して台紙迂回部を設けたので、台紙の迂回作用を確実に実現し、ラベルの剥離状態および非剥離状態を明確に実現することができる。
したがって、ラベルないしRFIDラベルに異状あるいはエラーがあることが判明した場合には、連続してこれらのラベルを台紙から剥離することなく、台紙とともに巻き取るようにすることができるので、とくに自動貼り式のラベル貼付け装置にラベルプリンターを組み込んだ場合に、連続的に、かつラベルプリンターを停止させることなく、ラベル貼付け作業を行うことができる。
本発明は、RFIDラベルなどについて異状を検知したのちに、この異状ラベルを台紙から剥離することなく、台紙とともに台紙巻取り部に巻き取るようにしたので、正常なラベルのみを剥離し、貼り付けることができるようにしたラベルプリンターないしラベル貼付け装置を実現した。
つぎに本発明の実施例によるラベル剥離装置を装備したラベルプリンターについて、とくにこれをラベル貼付け装置に応用した場合を例に取って、またラベルがRFIDラベルである場合を例に取って図1ないし図7にもとづき説明する。ただし、図8ないし図9と同様の部分には同一符号を付し、その詳述はこれを省略する。
図1は、ラベル貼付け装置10の概略側面図であって、ラベル貼付け装置10は、ラベルプリンター11と、ラベル貼付け部12と、を有する。
上記ラベルプリンター11は、ラベル供給部13と、ラベル移送路14と、ラベル位置検出部15と、RFIDデータ書込み部16と、印字部17と、RFIDデータ読取り部18と、ラベル剥離部19(ラベル剥離装置)と、制御回路20と、を有する。
ラベル供給部13は、RFIDラベル連続体1をロール状に巻いて保持し、ラベル移送路14に帯状に繰り出し可能とする。
ラベル移送路14は、帯状に繰り出されたRFIDラベル連続体1を移送する領域であって、制御回路20によるラベル位置検出部15、RFIDデータ書込み部16、印字部17、RFIDデータ読取り部18およびラベル剥離部19の各種の処理を実行可能とする。
ラベル位置検出部15は、光反射型センサー21を有し、この光反射型センサー21がRFIDラベル連続体1(台紙2)の裏面の位置検出用マーク7を検出して、RFIDラベル3の位置を検出する。
RFIDデータ書込み部16は、上流側アンテナ22を有し、上流側アンテナ22を介してRFIDラベル連続体1(RFIDラベル3)のICチップ5に所定の情報(RFIDデータ)を書き込むことができる。
印字部17は、サーマルヘッド23およびプラテンローラー24を有し、プラテンローラー24の回転駆動によりRFIDラベル連続体1をラベル移送路14上に移送するとともに、サーマルヘッド23によりRFIDラベル3(ラベル本体4)の表面に所定の印字データを印字する。
RFIDデータ読取り部18は、下流側アンテナ25を有し、下流側アンテナ25を介してRFIDラベル連続体1(RFIDラベル3)のICチップ5から所定の情報(RFIDデータ)を読み取ることができる。
ラベル剥離部19(ラベル剥離装置)は、台紙転向部26と、台紙迂回部27と、台紙巻取り部28と、を有する。
台紙転向部26は、剥離板29を有し、剥離板29の先端部をRFIDラベル連続体1の台紙2のみが鋭角に転向するとともに台紙巻取り部28による台紙巻き取り動作により、RFIDラベル3がそれ自体の剛性によってラベル貼付け部12方向に剥離されるものである。
台紙迂回部27は、台紙転向部26および台紙巻取り部28との間に設けてあるもので、台紙2を台紙転向部26から台紙巻取り部28に向かう直線より凸状に台紙2を膨出して迂回させ、台紙2からRFIDラベル3の剥離状態あるいは非剥離状態を切り替えるものである。
図2および図3は、この台紙迂回部27の一例を示し、図2は、台紙迂回部27の概略斜視図、図3は、同、概略平面図である。
台紙迂回部27は、偏心カム30と、DCモーターあるいはパルスモーターなどによるカム用モーター31と、スリット円板32と、光透過型センサー33と、磁気センサー34と、を有する。
スリット円板32には、その直径方向反対側に第1のスリット32Aおよび第2のスリット32Bを形成してあり、これらを光透過型センサー33により検出することにより、RFIDラベル3の剥離状態(偏心カム30の半径が短い場合であって、台紙2から退避している状態)あるいは非剥離状態(偏心カム30の半径が長い場合であって、台紙2を押し出し可能な状態)の停止位置決めを行う。
スリット円板32の円周上には、第1のスリット32Aおよび第2のスリット32Bの中間位置に小さな円形あるいは四角形状の磁石32Cを設けてあり、磁気センサー34によりこれを検出し、スリット円板32すなわち偏心カム30の初期位置を検出する。
したがって、RFIDラベル3のICチップ5へのRFIDデータ書込み部16による書込みが正常であると判断されたときには、カム用モーター31を駆動することなく、すなわち、偏心カム30はそのカム軸30Aのまわりに回動することなく台紙2から退避した状態にあり、台紙2は台紙転向部26から台紙巻取り部28に向かって直線的に移送され、剥離板29による台紙2の鋭角的な転向により台紙2からRFIDラベル3が剥離される。
RFIDラベル3のICチップ5へのRFIDデータ書込み部16による書込みが異状であると判断されたとき、RFIDデータ読取り部18による読込みが異状であると判断されたとき、あるいは書込みデータと読取りデータとの照合エラーがあるとき、さらにはRFIDラベル3上の識別コード8の読取りエラーなど、何らかのエラーがあったときには、カム用モーター31を駆動して、偏心カム30をそのカム軸30Aのまわりに回動して、図2に示すように、台紙2の裏面に当接してこれを表面方向に押し出し、台紙迂回部27は台紙2を凸状に膨出させるような迂回路35(図2中、仮想線)を形成して、台紙転向部26の剥離版29において台紙2が鈍角に転向するようにして、RFIDラベル3を台紙2から非剥離状態とする。すなわち、RFIDラベル3は台紙2とともに台紙巻取り部28に巻き取られる。
なお、台紙迂回部27における台紙2の迂回の程度は、RFIDラベル3の剛性あるいはその接着剤の強度などに応じて、これを設定すればよい。
図4および図5は、ラベル剥離部19における台紙迂回部の他例(台紙迂回部40)を示し、図4は、台紙迂回部40の概略斜視図、図5は、同、概略平面図である。
この台紙迂回部40は、ローラーシャフト41と、シャフト用ソレノイドプランジャー42と、シャフト用スプリング43と、を有する。なお、シャフト用ソレノイドプランジャー42およびシャフト用スプリング43は、ローラーシャフト41の両方の端部にそれぞれこれらを設けているが、図5においては、ローラーシャフト41の一方の端部側のみを描いてある。
ローラーシャフト41は、両側に設けたサイドプレート44の長窓45に、そのシャフト軸41Aを往復動可能にはめ込んであるとともに、シャフト用スプリング43により剥離状態にこれを付勢するようにバイアスをかけ、RFIDラベル3に異状がある場合には、シャフト用スプリング43の付勢力に抗してシャフト用ソレノイドプランジャー42によりローラーシャフト41を非剥離状態に引くことにより、台紙2を迂回路35側に移動させることができる。
したがって、RFIDラベル3のICチップ5へのRFIDデータ書込み部16による書込みが正常であると判断されたときには、台紙迂回部40を駆動することなく、すなわち、ローラーシャフト41はシャフト用スプリング43による付勢力で原位置に保持され、台紙2はラベル剥離部19から台紙巻取り部28に向かって直線的に移送され、剥離板29による鋭角的な転向により台紙2からRFIDラベル3が剥離される。
RFIDラベル3のICチップ5へのRFIDデータ書込み部16による書込みが異状であると判断されたとき、その他既述した各種のエラーがあると判断されたときには、シャフト用ソレノイドプランジャー42を駆動して、ローラーシャフト41を外方に引っ張って、図4に示すように、台紙2を凸状に膨出させ、迂回路35(図2中、仮想線)を形成して、台紙転向部26の剥離版29において台紙2が鈍角に転向するようにして、RFIDラベル3を台紙2から非剥離状態とする。
前記台紙巻取り部28(図1)は、RFIDラベル3を剥離した状態の台紙2、およびRFIDデータの書込みあるいは読取りが不成功であった異状状態のRFIDラベル3を台紙2から剥離しないまま仮着した状態の台紙2を巻き取る。
図6は、制御回路20のブロック回路図であって、制御回路20は、CPU50と、ROM51と、RAM52と、入力用操作パネル制御回路53と、オンライン通信制御回路54と、ラベル移送制御回路55と、サーマルヘッド制御回路56と、位置検出用マーク検出および上流側アンテナアクセス制御回路57と、下流側アンテナアクセス制御回路58と、偏心カム位置決め制御回路59と、ラベル貼付け部制御回路60と、を有し、それぞれをバス61により接続してある。
CPU50は、ROM51に記憶している各種の制御プログラムにしたがって上記各部分を制御する。
ROM51は、ラベルプリンター11、ラベル貼付け部12さらにはオンライン全体の制御プログラム、ならびに各種固定データ、制御テーブルデータおよびIO定数などを記憶している。
RAM52は、フラグ、ワークエリアおよび印字展開エリアなどを有し、RFIDラベル3への書込み情報および読取り情報を記憶する。
入力操作用パネル制御回路53は、各種のデータ入力およびコマンド入力を行うテンキーおよびコマンドキーならびに表示パネルなどを供えた表示部62を制御する。
オンライン通信制御回路54は、ホストコンピューター63との間のデータの授受を行う。
ラベル移送制御回路55は、プラテンローラー24および台紙巻取り部28の駆動を制御する。
サーマルヘッド制御回路56は、サーマルヘッド23の駆動を制御する。
位置検出マーク検出および上流側アンテナアクセス制御回路57は、光反射型センサー21からの検出信号を受信するとともに、RFIDデータ書込み部16の上流側アンテナ22の制御を行う。
下流側アンテナアクセス制御回路58は、RFIDデータ読取り部18の下流側アンテナ25の駆動を制御する。
偏心カム位置決め制御回路59は、ラベル剥離部19のカム用モーター31(図2、図3)を制御する。ただし、台紙迂回部40(図4、図5)を採用した場合には、シャフト用ソレノイドプランジャー42を制御する。
ラベル貼付け部制御回路60は、ラベル貼付け部12を制御する。
このラベル貼付け部12(図1)は、ラベル剥離部19において台紙2から剥離されたRFIDラベル3を吸引し、所定の物品にRFIDラベル3を自動的に貼り付ける。
図7は、ラベル貼付け装置10(ラベルプリンター11、ラベル貼付け部12、ラベル剥離部19)の制御を示すフローチャート図であって、ステップS1においてホストコンピューター63から印字データおよびRFIDデータを受信する。
ステップS2において、位置検出用マーク7を検出することによりRFIDラベル3の位置を検出する。
ステップS3において、RFIDデータ書込み部16(上流側アンテナ22)によるRFIDデータのRFIDラベル3(ICチップ5)への書込みを行う。
ステップS4において、上記RFIDデータにもとづくRFIDラベル3(ラベル本体4)への印字(バーコード9その他)を行う。
ステップS5において、RFIDデータ読取り部18(下流側アンテナ25)によるRFIDデータのRFIDラベル3(ICチップ5)からの読取りを行う。
ステップS6において、RFIDラベル3に書き込まれたRFIDデータが正常であるか否かを判断し、正常であれば、ステップS7において、ラベル剥離部19における剥離板29で台紙2のみを転向して台紙巻取り部28により台紙2を引いて台紙2からRFIDラベル3を剥離し、ステップS8においてラベル貼付け部12によるRFIDラベル3の吸引および貼付け操作を行う。
ステップS6において、RFIDラベル3のRFIDデータが異状と判断されるか、何かしらのエラーがあると判断されれば、ステップS9において、台紙迂回部27(あるいは台紙迂回部40)を駆動し、台紙2を迂回路35に迂回させて、剥離板29においてRFIDラベル3が台紙2から剥離させないようにして、ステップS10において、RFIDラベル3を台紙2に仮着したままの状態で台紙巻取り部28に巻き取る。
したがって、不具合ないしはエラーのあるRFIDラベル3をラベル貼付け部12に供給することなく、連続的かつ自動的に正常なRFIDラベル3のみを物品に貼り付けることができる。
本発明の実施例によるラベル剥離装置(ラベル剥離部19)を装備したラベルプリンター11およびラベル貼付け装置10の概略側面図である。 同、台紙迂回部27の概略斜視図である。 同、台紙迂回部27の概略平面図である。 同、台紙迂回部40の概略斜視図である。 同、台紙迂回部40の概略平面図である。 同、制御回路20のブロック回路図である。 同、ラベル貼付け装置10(ラベルプリンター11、ラベル貼付け部12、ラベル剥離部19)の制御を示すフローチャート図である。 従来のラベルの一例、とくにRFIDラベル連続体1を示す平面図である。 同、ラベル本体4の表面に印字する印字データ、およびRFIDラベル3(ICチップ5)内のRFIDデータの情報例を示す説明図である。
符号の説明
1 RFIDラベル連続体(図1、図8)
2 台紙
3 RFIDラベル(ラベル)
4 ラベル本体
5 ICチップ
6 アンテナ
7 位置検出用マーク
8 識別コード
9 バーコード
10 ラベル貼付け装置(図1)
11 ラベルプリンター
12 ラベル貼付け部
13 ラベル供給部
14 ラベル移送路
15 ラベル位置検出部
16 RFIDデータ書込み部
17 印字部
18 RFIDデータ読取り部
19 ラベル剥離部(ラベル剥離装置、実施例、図2、図3:図4、図5)
20 制御回路(図6)
21 光反射型センサー(図1)
22 上流側アンテナ
23 サーマルヘッド
24 プラテンローラー
25 下流側アンテナ
26 台紙転向部
27 台紙迂回部(図2、図3)
28 台紙巻取り部
29 剥離板
30 偏心カム(図2、図3)
30A 偏心カム30のカム軸
31 カム用モーター
32 スリット円板
32A スリット円板32の第1のスリット
32B スリット円板32の第2のスリット
32C スリット円板32の磁石
33 光透過型センサー
34 磁気センサー
35 迂回路
40 台紙迂回部(図4、図5)
41 ローラーシャフト
41A ローラーシャフト41のシャフト軸
42 シャフト用ソレノイドプランジャー
43 シャフト用スプリング
44 サイドプレート
45 サイドプレート44に形成した長窓
50 CPU(図6)
51 ROM
52 RAM
53 入力操作用パネル制御回路
54 オンライン通信制御回路
55 ラベル移送制御回路
56 サーマルヘッド制御回路
57 位置検出マーク検出および上流側アンテナアクセス制御回路
58 下流側アンテナアクセス制御回路
59 偏心カム位置決め制御回路
60 ラベル貼付け部制御回路
61 バス
62 表示部
63 ホストコンピューター

Claims (8)

  1. 台紙に仮着されたラベルに印字を行う印字部と、
    この印字部の下流側で前記台紙のみを転向させて前記台紙から前記ラベルを剥離するラベル剥離部と、を有するラベルプリンターのラベル剥離装置であって、
    前記ラベル剥離部は、
    前記台紙を前記ラベルの移送方向とは異なる方向に鋭角に転向させる台紙転向部と、
    この台紙転向部で転向させた前記台紙を巻き取る台紙巻取り部と、
    この台紙転向部およびこの台紙巻取り部との間に設けるとともに、この台紙転向部からこの台紙巻取り部に向かう直線より凸状に前記台紙を前記台紙転向部から迂回させ、前記台紙転向部における転向角度をより鈍角にすることができる台紙迂回部と、
    を有することを特徴とするラベルプリンターのラベル剥離装置。
  2. 前記台紙迂回部は、
    前記ラベルを剥離可能な直線位置に前記台紙を巻き取り可能な剥離状態と、
    前記ラベルを剥離せずに台紙とともに前記台紙巻取り部に巻き取り可能な膨出位置に前記台紙を巻き取り可能な非剥離状態と、
    に切り替え可能であることを特徴とする請求項1記載のラベルプリンターのラベル剥離装置。
  3. 前記台紙迂回部は、
    前記台紙を凸状に押し出し可能な偏心カムと、
    この偏心カムを前記台紙に向かって回動させるカム用モーターと、を有することを特徴とする請求項1記載のラベルプリンターのラベル剥離装置。
  4. 前記台紙迂回部は、
    前記台紙を凸状に押し出し可能なローラーシャフトと、
    前記台紙からこのローラーシャフトを離間させるように付勢するシャフト用スプリングと、
    このローラーシャフトを前記台紙に対して接離させるローラー用ソレノイドプランジャーと、を有することを特徴とする請求項1記載のラベルプリンターのラベル剥離装置。
  5. 前記台紙迂回部は、
    前記ラベルへの印字状態が異状である場合に、これを駆動することを特徴とする請求項1記載のラベルプリンターのラベル剥離装置。
  6. 前記ラベルは、これをRFIDラベルとするとともに、
    前記台紙迂回部は、
    前記ラベルへのデータ書込みあるいはデータ読取りの少なくともいずれか一方が異状である場合に、これを駆動することを特徴とする請求項1記載のラベルプリンターのラベル剥離装置。
  7. 前記ラベルは、これをRFIDラベルとするとともに、
    前記ラベルにRFIDデータを書き込み可能なRFIDデータ書込み部と、
    前記ラベル内のRFIDデータを読み取り可能なRFIDデータ読取り部と、を設けて、
    書き込んだRFIDデータと読み取ったRFIDデータとを照合可能とし、前記ラベルへのデータ書込みあるいはデータ読取りの少なくともいずれか一方が異状であるかを判断可能とすることを特徴とする請求項1記載のラベルプリンターのラベル剥離装置。
  8. 前記ラベル剥離部において剥離された前記ラベルは、
    前記ラベル剥離部より下流側に設けたラベル貼付け部においてこれを物品に自動的に貼り付け可能とすることを特徴とする請求項1記載のラベルプリンターのラベル剥離装置。
JP2003355247A 2003-10-15 2003-10-15 ラベルプリンターのラベル剥離装置 Pending JP2005119687A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003355247A JP2005119687A (ja) 2003-10-15 2003-10-15 ラベルプリンターのラベル剥離装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003355247A JP2005119687A (ja) 2003-10-15 2003-10-15 ラベルプリンターのラベル剥離装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005119687A true JP2005119687A (ja) 2005-05-12

Family

ID=34612909

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003355247A Pending JP2005119687A (ja) 2003-10-15 2003-10-15 ラベルプリンターのラベル剥離装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005119687A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2033897A1 (en) 2007-09-07 2009-03-11 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Printer-labeler and labeler
CN101934645A (zh) * 2010-08-10 2011-01-05 山东新北洋信息技术股份有限公司 打印控制方法及打印机
CN102442576A (zh) * 2010-10-06 2012-05-09 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 剥离机
DE102017107735A1 (de) * 2017-04-10 2018-10-11 Herma Gmbh Spendevorrichtung

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56131309U (ja) * 1980-03-05 1981-10-05
JPH04173534A (ja) * 1990-10-29 1992-06-22 Nitto Denko Corp ラベルプリンタ
JP2003132330A (ja) * 2001-10-25 2003-05-09 Sato Corp Rfidラベルプリンタ

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56131309U (ja) * 1980-03-05 1981-10-05
JPH04173534A (ja) * 1990-10-29 1992-06-22 Nitto Denko Corp ラベルプリンタ
JP2003132330A (ja) * 2001-10-25 2003-05-09 Sato Corp Rfidラベルプリンタ

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2033897A1 (en) 2007-09-07 2009-03-11 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Printer-labeler and labeler
JP2009062087A (ja) * 2007-09-07 2009-03-26 Toshiba Tec Corp プリンタラベラ装置及びラベラ
US7935199B2 (en) 2007-09-07 2011-05-03 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Printer-labeler and labeler
CN101934645A (zh) * 2010-08-10 2011-01-05 山东新北洋信息技术股份有限公司 打印控制方法及打印机
CN102442576A (zh) * 2010-10-06 2012-05-09 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 剥离机
DE102017107735A1 (de) * 2017-04-10 2018-10-11 Herma Gmbh Spendevorrichtung

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4892440B2 (ja) プリンタラベラ装置及びラベラ
JP4799050B2 (ja) 印字装置
JP2633726B2 (ja) バーコードラベルプリンタ
EP1698999B1 (en) Apparatus and method for inspecting rfid label
WO2006046359A1 (ja) プリンタ
US7782211B2 (en) RFID label with increased readability of printed images
JP4593340B2 (ja) ラベルプリンタおよびラベルプリンタの制御方法
US20240176967A1 (en) Printer, printer control method of printer and non-transitory computer-readable medium
JP4412960B2 (ja) ラベル貼付装置
JP2010082915A (ja) ラベルプリンタ
US7563044B2 (en) Identifying compatible combination for a thermal printer
JP6443434B2 (ja) 用紙類発行装置、用紙ロール保持部
JP2005119687A (ja) ラベルプリンターのラベル剥離装置
EP1842816B1 (en) Print sheet winder
JP6094651B2 (ja) 印刷媒体
JP5825251B2 (ja) 印刷装置
JP4576105B2 (ja) ラベル貼付装置
JP5871492B2 (ja) Rfid用紙用プリンター
JP4143001B2 (ja) ラベル連続体およびプリンタ
JP4587686B2 (ja) ラベル発行装置
JP4473559B2 (ja) ラベル貼付装置
JP4755899B2 (ja) Rfidラベル発行装置
JP2006031456A (ja) Rfidラベル作成方法
JP2008126648A (ja) 印字装置及び印字方法
JPH11322148A (ja) ロール紙の判別装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061012

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090911

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20090928

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Effective date: 20091027

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A02 Decision of refusal

Effective date: 20100405

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02