JP2005112137A - サポートリング、ホイールリム及びタイヤ組立体 - Google Patents

サポートリング、ホイールリム及びタイヤ組立体 Download PDF

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Abstract

【課題】 装着性を高めつつサポートリングとホイールリムとの相対回転を防止する。
【解決手段】 タイヤと該タイヤをリム組みするホイールリムとが囲むタイヤ内腔内で前記ホイールリムに装着され、かつタイヤの内圧低下時にトレッド部の内面と当接して荷重を支承する弾性体からなる環状のサポートリング4である。サポートリング4は、その内周面4bに、内径が小さい凸部11と、内径が大きい凹部12とが周方向に交互に並ぶ第1の凹凸部13を有する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、タイヤの内圧が低下した場合でも、ある程度の速度でかつ十分な距離を安全に走行しうるタイヤ組立体、およびそれに用いられるサポートリングないしホイールリムに関する。
近年、パンク等によりタイヤの内圧が低下した場合でも、例えば約80km/H程度の速度で数百キロメートルを安全に走行しうるタイヤ組立体が提案されている。代表的な技術は、例えば下記の特許文献に示される。
特開平10−6721号公報 特表平8−504389号公報 特開2001−354002号公報
図13には、上記公報に示される示されるタイヤ組立体の一例を示す。
該組立体は、タイヤaと、該タイヤaをリム組みするホイールリムbと、タイヤaとホイールリムbとが囲むタイヤ内腔i内でホイールリムbに装着されかつタイヤの内圧が低下したときにトレッド部dの内面と当接して荷重を支持する環状のサポートリングeとを含む。
前記ホイールリムbは、タイヤaの第1、第2のビード部f1、f2が装着される第1、第2のシートb1、b2とを有し、それらの間にはサポートリング取付面gと、ビード部fを落とし込み可能なウエル部jとが設けられる。サポートリング取付面gは、中央溝の両側に設けられた第1、第2のサポートリング取付面g1、g2からなっている。各サポートリング取付面g1、g2の外径Dg1又はDg2は、第1のシートb1のリム径Db1より大きい。また第1、第2のサポートリング取付面g1、g2の表面は平滑な円周面である。第2のサポートリング取付面g2の第2のシートb2側の端部には、サポートリングeの軸方向の移動を阻止するための突起物hが設けられる。
前記サポートリングeは、例えば各種のゴム、エラストマーなどの弾性体で構成される。サポートリングeの内周面e1は、ホイールリムbのサポートリング取付面g1、g2に装着される。またその内周面e1は、周方向に平滑な円周面を持っている。
図14(A)〜(C)には、ホイールリムbに、タイヤa、サポートリングeを組み付ける方法の一例を示す。(A)に示すように、サポートリングeは、タイヤaの内側に収められ該タイヤaとともに第1のシートb1側から軸方向に挿入される。サポートリングeは、外径の小さい第1のシートb1を容易に乗り越えることができる。またサポートリングeは、軸方向にスライドさせながらサポートリング取付面g1、g2に取り付けられる。第2のビード部f2は、ウエル部jに一部を落とし込まれながら第2のシートb2に組み付けできる。
このようなタイヤ組立体は、図15に示すように、パンク等によるタイヤaの内圧低下時には、タイヤの縦撓み量が増大してトレッド部dの内面d1がサポートリングeに当接する。タイヤaに作用する荷重は、サポートリングeとホイールリムbとによって支持される。また第1のビード部f1は、サポートリングeとリムフランジとでロックされる。また第2のビード部f2は、リムフランジをハンプkとの間でブロックされる。これにより、車両は通常支障のない走行速度で継続走行が可能となる。このようなタイヤ組立体は、スタンド、修理工場等までの継続した走行を可能とし、路肩でのタイヤ修理を不要とする。またスペアタイヤを排除でき、車両のスペースを有効に活用するのに役立つ。
ところで、サポートリングeは、サポートリング取付面g1、g2に締りばめされる。即ち、サポートリングeの内周面e1は、自由状態での内径がサポートリング取付面g1、g2の外径Dg1又はDg2よりも数ミリ程度小さく製造されており、サポートリング取付面g1、g2への取付時には弾性変形状態にある。これにより、サポートリングeとサポートリング取付面g1、g2との接触部分には、一定の摩擦力が生じる。該摩擦力は、車両の駆動制動時に生じる遠心力によって、サポートリングeとホイールリムb上との間の相対回転(スリップ)による動的アンバランスが生じるのを防ぐのに役立つ。
しかしながら、前記摩擦力は、図14に示した取付時においては、サポートリングeをサポートリング取付面g1、g2に対して軸方向にスライドさせて装着する際の抵抗力ともなり、組み付け作業性を悪化させる。
本発明は、以上のような問題点に鑑み案出なされたもので、請求項1の発明では、サポートリングの内周面に、内径が小さい凸部と、内径が大きい凹部とが周方向に交互に並ぶ第1の凹凸部を設けることを基本として、サポートリングのサポートリング取付面に対する相対回転を防止しつつその装着性を向上しうるサポートリングを提供することを目的とする。
また請求項6の発明では、サポートリング取付面に、外径が大きい凸部と、外径が小さい凹部とが周方向に交互に並ぶ第2の凹凸部を設けることを基本として、同様の目的を達成しうるホイールリムを提供することを目的とする。
さらに請求項12の発明では、サポートリングの内周面に、第1の凹凸部を設けるとともに、ホイールリムのサポートリング取付面に、前記第1の凹凸部と噛み合う第2の凹凸部を設けることを基本として、ホイールリムとサポートリング取付面との相対回転を防止しうるタイヤ組立体を提供することを目的としている。
本発明のうち請求項1記載の発明は、タイヤと該タイヤをリム組みするホイールリムとが囲むタイヤ内腔内で前記ホイールリムに装着され、かつタイヤの内圧低下時にトレッド部の内面と当接して荷重を支承する弾性体からなる環状のサポートリングであって、内周面に、内径が小さい凸部と、内径が大きい凹部とが周方向に交互に並ぶ第1の凹凸部を有することを特徴とする。
また請求項2記載の発明は、前記凸部の最小内径は、前記サポートリング取付面の最大外径よりも0.4〜4.0mm小であり、かつ前記凹部の最大内径が前記凸部の最小内径よりも0.4〜4.0mm大きいことを特徴とする請求項1記載のサポートリングである。
また請求項3記載の発明は、前記第1の凹凸部は、前記凹部が前記内周面の軸方向の一端から他端までのびかつ周方向に並設された複数本の小溝からなるセレーションをなすことを特徴とする請求項1記載のサポートリングである。
また請求項4記載の発明は、前記第1の凹凸部は、前記小溝の溝断面が三角状又は円弧状をなすことにより、断面鋸歯状をなすことを特徴とする請求項3記載のサポートリングである。
また請求項5記載の発明は、前記凹部の周方向の配設ピッチが0.3mm以上かつ4.0mmであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のサポートリングである。
また請求項6記載の発明は、タイヤがリム組みされるとともに、前記タイヤの内圧が低下したときにトレッド部の内面と当接して荷重を支承する環状のサポートリングが装着されるサポートリング取付面を有するホイールリムであって、前記サポートリング取付面は、外径が大きい凸部と、外径が小さい凹部とが周方向に交互に並ぶ第2の凹凸部を有することを特徴とするホイールリムである。
また請求項7記載の発明は、前記凸部の最大外径は、サポートリング取付面の規格外径よりも0.4〜3.0mm大であることを特徴とする請求項6記載のホイールリムである。
ここで「サポートリング取付面の規格外径」とは、この種のタイヤ(例えばミシュラン社のPAXシステム)の規格(例えばETRTO)により定められたリムのサポートリング取付面の最大の外径寸法(通常、呼称リム径dNは460、480、500…(mm)と20ミリメートルきざみで定められており、夫々のサポートリング取付面の最大の最大外径は呼称リム径dN+6〜9mm。)である。
また請求項8記載の発明は、前記凹部の最小外径は、サポートリング取付面の規格外径よりも0.4〜3.0mm小さいことを特徴とする請求項6又は7に記載のホイールリムである。
また請求項9記載の発明は、前記第2の凹凸部は、前記凹部が前記サポートリング取付面の軸方向の一端から他端側にのびかつ周方向に並設された複数本の小溝からなるセレーションをなすことを特徴とする請求項6乃至9のいずれかに記載のホイールリムである。
また請求項10記載の発明は、前記第2の凹凸部は、前記小溝の溝断面が三角状又は円弧状をなすことにより、断面鋸歯状をなすことを特徴とする請求項9記載のホイールリムである。
また請求項11記載の発明は、前記凹部の周方向の配設ピッチが0.3mm以上かつ2.0mmであることを特徴とする請求項6乃至10に記載のホイールリムである。
また請求項12記載の発明は、タイヤと、該タイヤをリム組みするホイールリムと、前記タイヤと前記ホイールリムとが囲むタイヤ内腔内で前記ホイールリムに装着されかつタイヤの内圧が低下したときにトレッド部の内面と当接して荷重を支持する環状のサポートリングとを含むタイヤ組立体であって、前記サポートリングは、前記ホイールリムと当接する内周面に、第1の凹凸部が形成されるとともに、前記ホイールリムは、前記サポートリングの前記内周面と当接するサポートリング取付面に、前記第1の凹凸部と噛み合う第2の凹凸部が形成されたことを特徴とする。
上述したように、請求項1記載の発明では、サポートリングは、内周面に、内径が小さい凸部と、内径が大きい凹部とが周方向に交互に並ぶ第1の凹凸部を有することにより、凸部を用いてサポートリング取付面に装着でき、これにより、サポートリングの内周面とサポートリング取付面との間に発生する摩擦力で、制動駆動時に生じる遠心力による相対回転を防止できる。また凹部は、サポートリング取付面への挿入に際して摩擦力を減じ装着性を改善させるのに役立つ。このように、本発明のサポートリングは、装着性の向上と、サポートリング取付面に対する相対移動の防止とを両立できる。
また請求項2記載の発明のように、凸部の最小内径は、サポートリング取付面の最大外径よりも0.4〜4.0mm小であり、かつ凹部の最大内径が前記凸部の最小内径よりも0.4〜4.0mm大きいときには、より確実に装着性の向上と、サポートリング取付面に対する相対移動の防止とを両立できる。
また請求項3記載の発明のように、第1の凹凸部は、凹部が前記内周面の軸方向の一端から他端までのびかつ周方向に並設された複数本の小溝からなるセレーションをなすときには、より効果的に軸方向の摩擦力を主に低減することが可能になるため、前記相対移動の防止効果を維持させつつも、サポートリング取付面への挿入がより円滑化でき、さらに装着性を向上できる。
また請求項4記載の発明のように、第1の凹凸部は、前記小溝の溝断面が三角形状又は円弧状をなすことにより、断面鋸歯状をなすときには、エッジによって周方向摩擦力の低下を補い、さらに相対回転をより確実に防止しうる。また請求項5記載の発明のように、凹部の周方向の配設ピッチを限定したときには、より最適な具体的な摩擦力を得ることができる。
また請求項6記載の発明では、サポートリング取付面は、外径が大きい凸部と、外径が小さい凹部とが周方向に交互に並ぶ第2の凹凸部を有することにより、凸部を用いてサポートリングを装着でき、これにより、サポートリングの内周面とサポートリング取付面との間に発生する摩擦力で、制動駆動時に生じる遠心力による相対回転を防止できる。また凹部は、サポートリングをサポートリング取付面へ挿入するに際して摩擦力を減じ装着性を向上できる。
また請求項7記載の発明のように、凸部の最大外径は、サポートリング取付面の規格外径よりも0.4〜3.0mm大としたときには、より確実にサポートリングを締まりばめできる。また請求項8記載の発明のように、凹部の最小内径は、サポートリング取付面の規格外径よりも0.4〜3.0mm小さいときには、より確実にサポートリングとの摩擦力を減じることができる。
また請求項9記載の発明のように、第2の凹凸部は、凹部が前記サポートリング取付面の軸方向の一端から他端側にのびかつ周方向に並設された複数本の小溝からなるセレーションをなすときには、エッジによって周方向摩擦力の低下を補い、さらに相対回転をより確実に防止しうる。
また請求項10記載の発明のように、第2の凹凸部は、前記小溝の溝断面が三角状又は円弧状をなすことにより、断面鋸歯状をなすときには、エッジによって周方向摩擦力の低下を補い、さらに相対回転をより確実に防止しうる。また請求項11記載の発明のように、凹部の周方向の配設ピッチを限定したときには、より最適な摩擦力を得ることができる。
また請求項12記載の発明のように、サポートリングの内周面に、第1の凹凸部が形成されるとともに、ホイールリムのサポートリング取付面に、前記第1の凹凸部と噛み合う第2の凹凸部が形成されたときには、サポートリングとホイールリムとの間でより効果的に周方向の摩擦力を増大させて相対回転を防止しうると同時に軸方向の摩擦力を低減することができるため、装着性がより一層向上しうる。
以下本発明の実施の一形態を図面に基づき説明する。
図1には、本実施形態のタイヤ組立体1の断面図を例示している。該タイヤ組立体1は、タイヤ2と、該タイヤ2をリム組みするホイールリム3と、前記タイヤ2と前記ホイールリム3とが囲むタイヤ内腔i内で前記ホイールリム3に装着された環状のサポートリング4とから構成されている。
タイヤ2は、路面と接地して走行するトレッド部2aと、その両端部からタイヤ半径方向内方にのびる一対のサイドウォール部2bと、該サイドウォール部2bの半径方向の内方端に形成されたビード部2dとを有するトロイド状で形成される。なお本実施形態のタイヤ2は、その内腔面に空気を透過し難いインナーライナーゴムが配されたチューブレスの空気入りタイヤとして形成される。またタイヤ2は、トレッド部2aからサイドウォール部2bを経てビード部2dのビードコア2eに係止されラジアル方向にのびるコードを配したカーカス2fと、該カーカス2fのタイヤ半径方向外側かつトレッド部2aの内部に配置された例えばスチールコードよりなるベルト層2gとを具えたラジアルタイヤとして形成されている。
前記カーカス2fは、一対のビードコア2e、2e間をトロイド状に跨る本体部の両側に、ビードコア2eのタイヤ半径方向の内方を通ってタイヤ半径方向に外側に折り返された後にループ状に折り曲げられ再びビードコアの内方を通って本体部に沿って終端する折返し部を設けたものが例示される。これにより、本体部に張力が作用すると、ループ状の折返し部分で包囲されたゴムがビードコア2eとホイールリム3のシート3a又は3bとの間に引き込まれて楔の如く作用してビード部2dをホイールリムにロックし、ホイールリム3からビード部2dが外れるのを効果的に防止しうる。かかる構成についての詳細については例えば特表平9−509122号公報に詳細に記載される。
ホイールリム3は、タイヤ2の各ビード部2dが装着される第1、第2のシート3a、3bを有し、それらの間にはサポートリング4を装着するためのサポートリング取付面3gと、タイヤの装着時にビード部2dが落とし込まれる小径のウエル部3dとが設けられる。
第1のシート3a、第2のシート3bは、タイヤ軸を含む子午線断面において、従来のホイールリムのシートの方向とは反対方向に傾斜したものが示される。即ち、軸方向外側に向かって外径が漸減している。また、第1のシート3aの最小外径は、第2のシート3bの最小外径よりも小で形成される。なおタイヤ2のビード部2dも、この第1のシート3a、第2のシート3bに合致するように径を違えて設計されているのは言うまでもない。
前記サポートリング取付面3gは、本例では中央溝3eの両側に設けられた第1、第2のサポートリング取付面3g1、3g2で構成される。中央溝3eは必須ではない。従って、取付面3gは軸方向に連続した単一のものでも良い。本実施形態においては、各サポートリング取付面3g1、3g2の最大外径Dg1及びDg2は、本例ではともに等しく(この最大外径をDgと表すときがある。)、かつ第1のシート3aの軸方向端を区画するフランジの外端径Daより大きく形成されている。また第2のサポートリング取付面3g2の第2のシート3b側の端部には、サポートリング4の軸方向の移動を阻止するための円周方向にのびる突起物3fが設けられている。
図2はサポートリング4の全体斜視図、図3はその部分側面図、図4はそのA−A断面図をそれぞれ示す。本実施形態のサポートリング4は、図2に示すように、全体として環状をなし、トレッド部2aの内面と当接しうる外周面4aを有しかつ半径方向外側に位置する外のリング体5と、ホイールリム3のサポートリング取付面3gに装着される内周面4bを有しかつ半径方向内側に位置する内のリング体6と、外のリング体5と内のリング体6との間を半径方向で継ぎかつ周方向に連続してのびる支持壁部7とを一体に有するものが例示される。
前記外のリング体5は、断面が軸方向に長い扁平形状をなし、前記外周面4bには周方向にのびる複数本の周溝10が形成されたものを示している。該周溝10は、外周面4bがトレッド部2aの内面と接触した際に該外のリング体5を路面に合わせて柔軟に変形させ接地性を向上させるとともに、摩擦熱を放熱するなど耐久性を向上させるのに役立つ。また前記内のリング体6は、断面が軸方向に長い扁平形状をなし、本例ではサポートリング4よりも僅かに広巾で形成されたものを示す。該内のリング体6には、例えばタイヤ周方向に沿ってのびるコードプライ(図示省略)などを配することによって補強することもできる。これにより、内のリング体6の周方向剛性を高め、サポートリング取付面3gからの容易な外れ落ちを防止する。
前記支持壁部7は、本実施形態では、サポートリング4の軸方向の一方側で、該軸方向に沿ってのびかつタイヤ周方向に隔設された第1の支持壁7aと、軸方向の他方側で軸方向に沿ってのびかつ前記第1の支持壁部7aと周方向に同ピッチでしかも位相を半ピッチずらせてタイヤ周方向に隔設された小長さの第2の支持壁7bと、前記第1の支持壁部7aと第2の支持壁部7bとの軸方向の各内端を継ぎながら周方向にジグザグ状で連続してのびる第3の支持壁部7cとから構成されたものを例示している。
これにより、サポートリング4は、外のリング体5と内のリング体6との間に、前記各支持壁部7a〜7cが介在することなく内、外のリング体5、6が半径方向で向き合う空所9が隔設されたものが例示される。該空所9は、低内圧走行状態において、外のリング体5を均一に支持しうることができるのに充分な個数と大きさを持っている。また空所9は、サポートリング4の重量を大幅に軽減しうるとともに、放熱効果を高め走行時にサポートリング4に大きな熱量が蓄積されるのを防ぐのに役立つ。好ましい実施形態では、各支持壁部H(図1に示す)の厚さは5〜10mm程度とし、第1、第2の支持壁部7a、7bの周方向の繰り返しピッチは15〜25mm程度とするのが望ましい。
サポートリング4の半径方向の高さH(図1に示す)は、タイヤ2が適正な内圧を保っている通常使用時においては、一時的に大荷重が作用しても、トレッド部2の内面に接触することがないように設定するのが良い。該高さHは、タイヤ内腔高さHの40〜60%程度とするのが望ましい。但し、サポートリング4の形状は、タイヤ2の内圧低下時にトレッド部2aの内面と当接して荷重を支承しうる弾性体であれば、その形状は何ら限定されるものではない。なおサポートリング4の耐久性を向上するため、タイヤ2の内腔面には、潤滑剤を予め塗布しておき、内圧低下走行時の両者の摩擦を軽減することが望ましい。
またこのようなサポートリング4は、例えば各種のゴム、ポリウレタン、EPDM等のエラストマーなどの弾性体で構成される。より具体的には、JIS硬さが80°以上(ゴムの場合85°程度、ポリウレタンでは95°程度)、伸長性(EB)は200%以上、より好ましくは250〜350%、損失正接tan δは0.15以下、より好ましくは0.10以下が特に望ましい。
本発明の第1の実施形態では、サポートリング4は、その内周面4bに、内径が小さい凸部11と、内径が大きい凹部12とが周方向に交互に並ぶ第1の凹凸部13を有するものが示され、他の部分、即ち、タイヤ2やホイールリム3には従来と同様のものが用いられた組立体が例示される。図5には内のリング体6を軸方向と直角な断面で切断した部分拡大断面図を示す。図2、図5に示すように、本実施形態では、凹部12が前記内周面4bの軸方向の一端から他端までのびかつ周方向に並設された複数本の小溝14から構成されている。これにより、第1の凹凸部13は、いわゆるセレーションとなっている。このようなセレーションは、軸方向に離間可能な左右の割型によって容易に成形できる点でも好ましい。
凸部11を連ねる最小内径Dmin は、本実施形態では、ホイールリム3のサポートリング取付面3gの最大外径Dgよりも0.4〜4.0mm小に形成されたものを示す。これにより、凸部11が設けられた部分は、サポートリング取付面3gに対していわゆる締まりばめとなり、両者の間に摩擦力を発生させることができる。これにより、サポートリング4とサポートリング取付面3gとの間での相対回転を効果的に防止できる。ここで、前記内径Dmin とサポートリング取付面3gの最大外径Dgとの差が0.4mm未満であると、前記摩擦力が小さく相対移動を抑制する効果が低下しやすい傾向があり、逆に4.0mmを超えると、摩擦力が大となってサポートリング取付面3gへの装着が困難な傾向がある。特に好ましくは、最小内径Dmin は、サポートリング取付面3gの最大外径Dgよりも0.6〜3.0mm小に形成することが特に望ましい。
また凹部12の最深部を連ねる内周面4bの最大内径Dmax は、本実施形態では凸部11を連ねる最小内径Dmin よりも0.4〜4.0mm大で形成されたものを示している。これにより、凹部12が設けられた部分では、サポートリング取付面3gに対する摩擦力が軽減される。実質的には、サポートリング4のサポートリング取付面3gへの装着時には凸部11が弾性変形し、凹部12とサポートリング取付面3gとの間の隙間を埋めるが、いずれにせよ凹部12の摩擦力は凸部11の部分に比して小さとしうる。このため、サポートリング4のサポートリング取付面3gへの装着性を向上させることができる。かかる観点より、前記最大内径Dmax は、前記最小内径Dmin よりも0.6〜3.0mm大で形成するのが特に望ましい。
とりわけ本実施形態のように、凹部12を軸方向に連続してのびる小溝14とした場合には、取付に際してサポートリング取付面3gと内周面4bとは、従来の面接触から、間欠的な軸方向の線接触へと近づく。これは、サポートリング4をサポートリング取付面3gに装着する際の軸方向の摩擦力だけを主に低減させ、装着性をより一層向上させるのに役立つ。また本例の小溝14は、図5に示すごとく、溝断面が三角状をなすことにより、第1の凹凸部13が断面鋸歯状で形成されている。断面鋸歯状の内周面4bは、その溝縁等のエッジによって周方向の摩擦力を高め、凹部12によって低下された摩擦力の低下を補い、前記相対回転をより確実に防止しうる。
また凹部12の周方向の配設ピッチPaを限定すると、より最適な摩擦力を得ることができる。本実施形態では、小溝14は、その溝巾GWaに等しいピッチPaで周方向に並設されたものを示す。これは、凸部11の頂点を鋭なエッジとし、さらに効果的に軸方向の摩擦力を主に低減するほか、周方向の摩擦力の低下を抑制できる。好ましくは、凹部12の溝巾GWaは、0.3〜3.0 mmであり、凹部12の周方向の配設ピッチPaは、0.3mm以上かつ4.0mmであることが望ましい。とりわけ、溝巾GWaと配設ピッチPaとの比(GWa/Pa)は、好ましくは0.2〜1.0、さらに好ましくは0.4〜1.0とするのが望ましい。
図6、図7には、第1の凹凸部13の他の実施形態を示している。
図6の実施形態では、凹部12の最深部を連ねる最大内径Dmax が、サポートリング取付面3gの最大外径Dgと実質的に等しく設定されたものを示す。凸部11を連ねた内周面4bの最小内径Dmin は、前記最大外径Dgよりも小で形成されている。このような実施態様においても、装着性を向上しつつサポートリング4のホイールリム3に対する相対移動を防止でき、特に後者を重視する場合に好適である。
また図7の実施形態の第1の凹凸部13では、凹部12の最深部を連ねる最大内径Dmax が、サポートリング取付面3gの最大外径Dgよりも大で設定され、また凸部11を連ねた内周面4bの最小内径Dmin は、前記最大外径Dgとほぼ等しく形成されている。このような実施態様は、サポートリング取付面3gの表面が平滑な場合、装着性はより一層向上しうるが、サポートリング4とホイールリム3との間の周方向の摩擦力が不足しやすい。従って、かかる実施形態あるいは、Dmin >Dgの態様のサポートリング4は、サポートリング取付面3gに、該第1の凹凸部13と噛み合う第2の凹凸部15(後述)を有するホイールリム3に組み合わせるのが特に好ましい。
上記各実施形態では、第1の凹凸部13が、セレーションからなっているが、例えば図8(A)に示すように、網目状の凹部12とこの凹部12から突出する直方体形状の凸部11とから構成されても良い。また図8(B)に示すように、ディンプル状の凸部又は凹部(この例では凸部11)を含む凹凸部13とすることもでき、凹凸部の形状は種々変更できる。さらに、前記第1の凹凸部13は、図示はしないが、前記小溝の溝断面が円弧状をなす断面鋸歯状としても良い。
本発明の第2の実施形態では、図9及びそのB−B部分拡大断面図である図10に示すように、ホイールリム3のサポートリング取付面3gに、外径が大きい凸部16と、外径が小さい凹部17とが周方向に交互に並ぶ第2の凹凸部15が設けられ、これ以外の部分、即ち、タイヤ2とサポートリング4とについては、従来の技術で説明したものとほぼ同様のものが用いられたタイヤ組立体が例示される。
図9、図10から明らかなように、本実施形態では、凹部17がサポートリング取付面3g1、3g2のそれぞれにおいて、軸方向の一端から他端までのびかつ周方向に並設された複数本の小溝19から構成されている。これにより、サポートリング取付面3gに設けられた第2の凹凸部15は、いわゆるセレーションを形成している。
凸部16の頂部を連ねたサポートリング取付面3gの最大外径Dgは、本実施形態では、サポートリング取付面3gの規格外径Drよりも0.4〜3.0mm大に形成されたものを示す。前記差が0.4mm未満であると、サポートリング4との間で摩擦力が得られ難い傾向があり、逆に3.0mmを超えると、摩擦力が過大となって、装着性が低下する傾向がある。このような観点より、最大外径Dgは、サポートリング取付面3gの規格外径Drよりも0.5〜2.5mm大に形成するのが望ましい。
また、凹部17の最深部を連ねるサポートリング取付面3gの最小外径Dgmin は、本実施形態ではサポートリング取付面3gの規格外径Drよりも0.4〜3.0mm小で形成されたものを示している。これにより、凹部17が設けられた部分では、サポートリング4に対する摩擦力が軽減される。実質的には、サポートリング4のサポートリング取付面3gへの装着時には、サポートリング4の内周面4bが弾性変形し、凹部17内へ進入し隙間を一部ないし全部埋めるが、いずれにせよ凹部17での摩擦力は凸部16の部分に比して小としうる。このため、サポートリング4のサポートリング取付面3gへの装着性を向上させることができる。
本実施形態のように、凹部17を軸方向に連続してのびる小溝19とした場合には、サポートリング4の場合と同様の作用、即ちサポートリング取付面3gとサポートリング4の内周面4bとは、従来の面接触から、間欠的な軸方向の線接触へと近づき、サポートリング4を装着する際の軸方向の摩擦力だけを主に低減させ、装着性をより一層向上させる。また本実施形態のように、小溝19の溝断面が三角状をなすときには、第2の凹凸部15が断面鋸歯状で形成できる。これは、その溝縁等のエッジによって周方向の摩擦力を高め、摩擦力の低下を補い、前記相対回転をより確実に防止しうる。
また凹部17(小溝19)の周方向の配設ピッチPbを限定すると、より最適な摩擦力を得ることができる。本実施形態では、小溝19は、その溝巾GWbに等しいピッチPbで周方向に並設されたものを示す。これは、凸部16の頂点を鋭なエッジとし、さらに軸方向の摩擦力を主に低減する他、周方向の摩擦力の低下を抑制できる。好ましくは、凹部17の溝巾GWbは、0.3〜2.0mmであり、凹部17の周方向の配設ピッチPbは、0.3mm以上かつ4.0mmであることが望ましい。とりわけ、溝巾GWbと配設ピッチPbとの比(GWb/Pb)は、好ましくは0.2〜1.0、さらに好ましくは0.4〜1.0とするのが望ましい。
またサポートリング取付面3gにおいても、図11、図12に示すように、サポートリング取付面3gの規格外径Drに対する凸部16、凹部17の相対位置を種々変化させることができるの言うまでもない。図11の実施形態では、凸部16の最大外径Dgが、サポートリング取付面3gの規格外径Drと実質的に等しく設定されたものを示す。また図12に示す実施形態では、凹部17の最小外径Dgmin が、サポートリング取付面の規格外径Drと等しく設定されたものを示す。前者のものでは、サポートリング4の装着性をより向上でき、後者の実施形態では、相対移動の防止に特に効果を発揮しうる。また上記各実施形態では、第2の凹凸部15が、セレーションからなっているが、例えば図8(A)、(B)に示したように、サポートリング4の第1の凹凸部13と同様の変形例を用いることが可能である。
第3の実施形態では、タイヤ2と、内周面4bに第1の凹凸部13を設けたサポートリング4と、サポートリング取付面3gに第2の凹凸部15を設けたホイールリム3とを用いてタイヤ組立体1が構成される。また第1の凹凸部13と第2の凹凸部15とは噛み合うように形成される。特に好適には、第1の凹凸部13、第2の凹凸部15はいずれも図5、図10に示したセレーションで形成される。このようなタイヤ組立体1は、ホイールリム3とサポートリング4との機械的な噛み合いによって周方向の摩擦力を大きなものとし、両者の相対移動をより確実に防止できる。またセレーションによって軸方向の摩擦力を低減しうるため、装着性が良好となる。
前記噛み合いは、サポートリング4の自然状態における内周面4bの輪郭と、ホイールリム3のサポートリング取付面3gの輪郭とが完全に一致しているものを含むのは勿論であるが、これに限定されるものではなく、サポートリング取付面3gにサポートリング4を装着した状態において、内周面4bの凸部11がサポートリング取付面3gの凹部17に進入しかつサポートリング取付面3gの凸部16が内周面4bの凹部12に進入していれば足りる趣旨である。
(第1実施例)
内周面に溝断面を三角形とした凹溝を周方向に並設したセレーションの第1の凹凸部を設けたサポートリングを使用し、ホイールリムについては、従来のものを使用してタイヤの組立体を製造した。そして、サポートリング取付面とサポートリング内周面との間の締付力、サポートリング取付面への装着性、サポートリングとサポートリング取付面との間で相対移動が発生する回転ズレ発生速度をそれぞれ測定し性能を比較した。
ホイールサイズは225×460A、サポートリングサイズは80−460(45)である。なお「80」はサポートリングの呼称巾(mm)、「460」は呼称径(mm)、「45」はタイヤ半径方向の高さ(mm)である。またサポートリングは、図2の基本形態を有し、本例ではポリウレタンから製造されたものを用いた。テスト方法は次の要領にて行った。
<締付力>
サポートリング取付面とサポートリング内周面との間の締付力については、第2のサポートリング取付面とサポートリングの内周面との間の締付力を、周上6カ所で測定し、その平均値を示した。
<サポートリングの装着性>
サポートリングをサポートリング取付面へ軸方向にスライドさせながら装着する際の作業性について、作業員の官能により評価した。
<回転ズレ発生速度>
サポートリングを取り付けたホイールリムを高速回転させるとともに3秒以内に停止させる。このとき、サポートリングとサポートリング取付面との間に周方向のずれが発生した最低速度を記録した。テストの結果などを表1に示す。
Figure 2005112137
テストの結果、実施例のものは、比較例と比べると、装着性に優れかつ回転ズレの発生速度も大きいことが確認できた。
(第2実施例)
サポートリング取付面に溝断面が三角形をなす小溝を周方向に並設した第2の凹凸部を設けたホイールリムを使用し、サポートリングについては、従来のものを使用してタイヤの組立体を製造した。そして、第1実施例と同様にサポートリング取付面とサポートリング内周面との間の締付力、サポートリング取付面への装着性、サポートリングとサポートリング取付面との間で相対移動が発生する回転ズレ発生速度をそれぞれ測定し性能を比較した。ホイールサイズとは同じとした。テストの結果などを表2に示す。
Figure 2005112137
このテストの結果においても、実施例のものは、比較例と比べると、装着性に優れかつ回転ズレの発生速度も大きいことが確認できた。
(第3実施例)
内周面にセレーションからなる第1の凹凸部を設けたサポートリングと、サポートリング取付面にセレーションからなる第2の凹凸部を設けたホイールリムとを使用し、第1ないし第2実施例と同様にサポートリング取付面とサポートリング内周面との間の締付力、サポートリング取付面への装着性、サポートリングとサポートリング取付面との間で相対移動が発生する回転ズレ発生速度をそれぞれ測定し性能を比較した。ホイールサイズは前回と同じとした。テストの結果などを表3に示す。
Figure 2005112137
このテストの結果においても、実施例のものは、比較例と比べると、装着性に優れかつ回転ズレの発生速度も大きいことが確認できた。
本実施形態のタイヤ組立体を例示する内圧を有する状態での断面図である。 サポートリングの一例を示す全体斜視図である。 その部分側面図である。 そのA−A断面図である。 サポートリングの内周面の部分拡大断面図である。 他の実施形態を示すサポートリングの内周面の部分拡大断面図である。 他の実施形態を示すサポートリングの内周面の部分拡大断面図である。 本発明の他の実施形態を示すホイールリムの正面図である。 そのB−B部分拡大図である。 他の実施形態を示す図9のB−B部分拡大図である。 他の実施形態を示す図9のB−B部分拡大図である。 他の実施形態を示す図9のB−B部分拡大図である。 従来のタイヤ組立体の断面図である。 (A)〜(C)は、タイヤのリム組みを説明する断面略図である。 タイヤ組立体の低内圧状態を示す断面図である。
符号の説明
1 タイヤ組立体
2 タイヤ
3 ホイールリム
4 サポートリング
4a 外周面4b
4b 内周面4b
5 外のリング体
6 内のリング体
7 支持壁部
11 凸部
12 凹部
13 第1の凹凸部
15 第2の凹凸部

Claims (12)

  1. タイヤと該タイヤをリム組みするホイールリムとが囲むタイヤ内腔内で前記ホイールリムに装着され、
    かつタイヤの内圧低下時にトレッド部の内面と当接して荷重を支承する弾性体からなる環状のサポートリングであって、
    内周面に、内径が小さい凸部と、内径が大きい凹部とが周方向に交互に並ぶ第1の凹凸部を有することを特徴とするサポートリング。
  2. 前記凸部の最小内径は、前記ホイールリムのサポートリング取付面の最大外径よりも0.4〜4.0mm小であり、かつ前記凹部の最大内径が前記凸部の最小内径よりも0.4〜4.0mm大きいことを特徴とする請求項1記載のサポートリング。
  3. 前記第1の凹凸部は、前記凹部が前記内周面の軸方向の一端から他端までのびかつ周方向に並設された複数本の小溝からなるセレーションをなすことを特徴とする請求項1記載のサポートリング。
  4. 前記第1の凹凸部は、前記小溝の溝断面が三角状又は円弧状をなすことにより、断面鋸歯状をなすことを特徴とする請求項3記載のサポートリング。
  5. 前記凹部の周方向の配設ピッチが0.3mm以上かつ4.0mmであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のサポートリング。
  6. タイヤがリム組みされるとともに、前記タイヤの内圧が低下したときにトレッド部の内面と当接して荷重を支承する環状のサポートリングが装着されるサポートリング取付面を有するホイールリムであって、
    前記サポートリング取付面は、外径が大きい凸部と、外径が小さい凹部とが周方向に交互に並ぶ第2の凹凸部を有することを特徴とするホイールリム。
  7. 前記凸部の最大外径は、サポートリング取付面の規格外径よりも0.4〜3.0mm大であることを特徴とする請求項6記載のホイールリム。
  8. 前記凹部の最小外径は、サポートリング取付面の規格外径よりも0.4〜3.0mm小さいことを特徴とする請求項6又は7に記載のホイールリム。
  9. 前記第2の凹凸部は、前記凹部が前記サポートリング取付面の軸方向の一端から他端側にのびかつ周方向に並設された複数本の小溝からなるセレーションをなすことを特徴とする請求項6乃至9のいずれかに記載のホイールリム。
  10. 前記第2の凹凸部は、前記小溝の溝断面が三角状又は円弧状をなすことにより、断面鋸歯状をなすことを特徴とする請求項9記載のホイールリム。
  11. 前記凹部の周方向の配設ピッチが0.3mm以上かつ2.0mmであることを特徴とする請求項6乃至10に記載のホイールリム。
  12. タイヤと、該タイヤをリム組みするホイールリムと、前記タイヤと前記ホイールリムとが囲むタイヤ内腔内で前記ホイールリムに装着されかつタイヤの内圧が低下したときにトレッド部の内面と当接して荷重を支持する環状のサポートリングとを含むタイヤ組立体であって、
    前記サポートリングは、前記ホイールリムと当接する内周面に、第1の凹凸部が形成されるとともに、
    前記ホイールリムは、前記サポートリングの前記内周面と当接するサポートリング取付面に、前記第1の凹凸部と噛み合う第2の凹凸部が形成されたことを特徴とするタイヤ組立体。
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