JP2005108689A - 封止用ガラス、電気化学セラミック素子ユニットおよび電気化学セラミック素子ユニットの製造方法 - Google Patents

封止用ガラス、電気化学セラミック素子ユニットおよび電気化学セラミック素子ユニットの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2005108689A
JP2005108689A JP2003341892A JP2003341892A JP2005108689A JP 2005108689 A JP2005108689 A JP 2005108689A JP 2003341892 A JP2003341892 A JP 2003341892A JP 2003341892 A JP2003341892 A JP 2003341892A JP 2005108689 A JP2005108689 A JP 2005108689A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ceramic
glass
electrochemical
ceramic element
sealing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003341892A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4537031B2 (ja
Inventor
Masahide Akiyama
雅英 秋山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP2003341892A priority Critical patent/JP4537031B2/ja
Publication of JP2005108689A publication Critical patent/JP2005108689A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4537031B2 publication Critical patent/JP4537031B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

Landscapes

  • Ceramic Products (AREA)
  • Glass Compositions (AREA)
  • Fuel Cell (AREA)
  • Measuring Oxygen Concentration In Cells (AREA)

Abstract

【課題】電気化学セラミック素子とセラミックスリーブとの隙間を容易にかつ確実に封止することができ、温度サイクルを繰り返してもシール不良が生じない封止用ガラス、これを用いた電気化学セラミック素子ユニットおよび電気化学セラミック素子ユニットの製造方法を提供することである。
【解決手段】周囲のガス組成に応じて電気化学特性が変化する燃料電池セル15と、この燃料電池セル15が挿入された電気絶縁性のセラミックスリーブ16との隙間を封止する、気孔率が5〜40%である封止用ガラス17である。また、この封止用ガラス17を用いた燃料電池セルユニット11である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電気化学セラミック素子とセラミックスリーブとの隙間を封止するための封止用ガラス、電気化学セラミック素子ユニットおよび電気化学セラミック素子ユニットの製造方法に関する。
近年、燃料電池セル、酸素センサ素子などの電気化学セラミック素子の研究開発が精力的に進められている。例えば、固体電解質型燃料電池セルは、その動作温度が900〜1050℃と高温であるため発電効率が高く、第三世代の発電システム用のセルとして大いに期待されている。
一般に、固体電解質型燃料電池セルには、円筒状と平板状の2種類の形状が知られているが、前者の円筒状固体電解質型燃料電池の単セルは、中空円筒状のLaMnO3系材料からなる多孔性の空気極を形成し、この表面にY2O3安定化ZrO2からなる固体電解質を被覆し、さらにこの表面にNi/ジルコニアの燃料極を設けて構成されている。
燃料電池モジュールでは、燃料電池セルの一端が挿入された電気絶縁性のセラミックスリーブ等の取付部材を介して、複数の燃料電池セルが燃料電池モジュールの反応炉内に取り付けられている。これらの燃料電池セルは、LaCrO3系の集電体(インターコネクタ)を介して、隣接する燃料電池セルのNi等からなる燃料極とNiフェルト等を用いて接続されている。そして、各単セルの空気極の内部に空気(酸素)を流し、各単セルの外部に燃料(水素)を流して高温度で発電が行なわれる。この際、セル中心部の温度は700〜1050℃に達する。
このような燃料電池モジュールにおいては、燃料電池セルとセラミックスリーブとの隙間から空気や燃料のガス漏れが生じて空気と燃料が混じり合うのを防止するため、燃料電池セルとセラミックスリーブとの隙間にガラス層(封止用ガラス)を介在させている(例えば、特許文献1,2など)。そして、発電時には、溶融したガラス層または固体のガラス層により、燃料電池セルとセラミックスリーブとの隙間を封止する。
しかしながら、上記した従来の封止方法のうち、発電を行う昇温時毎にガラスを溶融させて封止する場合、隙間が完全に封止されているか否かの確認ができないという問題がある。また、発電時に固体のガラス層で封止する場合には、昇温と冷却の温度サイクルを繰り返すことで、その過程においてガラスにクラックが生じてシール不良が発生し、空気と燃料が混合してセルの出力が低下するという問題があった。また、このシール不良に関しては、モジュール化(燃料電池セルを複数本電気的に接合して束ねた状態にすること)した場合にシール不良の発生頻度が特に高いという問題もあった。
特開平9−213351号公報 特開平5−36426号公報
本発明の課題は、電気化学セラミック素子とセラミックスリーブとの隙間を容易にかつ確実に封止することができ、温度サイクルを繰り返してもシール不良が生じない封止用ガラス、これを用いた電気化学セラミック素子ユニットおよび電気化学セラミック素子ユニットの製造方法を提供することである。
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、封止用ガラスにクラックが生じるのは、封止用ガラスとセラミック素子およびセラミックスリーブとの熱膨張係数が異なるために温度サイクルで封止用ガラス内に熱応力が生じるからであるという知見を得た。この知見を基にして、本発明者らは、所定範囲の気孔率を有した封止用ガラスをセラミック素子とセラミックスリーブとの隙間に介在させることによって、温度サイクルに起因して封止用ガラス内に生じる熱応力を緩和することができ、温度サイクルを繰り返してもシール不良が生じることなく部材間の隙間を容易にかつ確実に封止することができるという新たな事実を見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明の封止用ガラス、電気化学セラミック素子ユニットおよび電気化学セラミック素子ユニットの製造方法は、以下の構成からなる。
(1) 周囲のガス組成に応じて電気化学特性が変化する電気化学セラミック素子と、このセラミック素子が挿入された電気絶縁性のセラミックスリーブとの隙間を封止するための封止用ガラスであって、気孔率が5〜40%であることを特徴とする封止用ガラス。
(2) 50〜700℃における熱膨張係数が5×10-6/℃〜7.5×10-6/℃である(1)記載の封止用ガラス。
(3) 平均気孔径が10〜200μmである(1)または(2)記載の封止用ガラス。
(4) 周囲のガス組成に応じて電気化学特性が変化する電気化学セラミック素子と、このセラミック素子が挿入された電気絶縁性のセラミックスリーブとを備えた電気化学セラミック素子ユニットであって、前記セラミック素子とセラミックスリーブとの隙間を、(1)〜(3)のいずれかに記載の封止用ガラスで封止したことを特徴とする電気化学セラミック素子ユニット。
(5) 前記セラミック素子は、固体電解質セラミックスと該固体電解質セラミックスの両面にそれぞれ設けられた一対の電極とを備え、これらの電極に接触するガス組成に応じて電気化学特性が変化する(4)記載の電気化学セラミック素子ユニット。
(6) 前記固体電解質セラミックスがジルコニアおよび/またはセリアを主成分とする(5)記載の電気化学セラミック素子ユニット。
(7) 電気絶縁性のセラミックスリーブに電気化学セラミック素子を挿入する工程と、前記セラミックスリーブとセラミック素子との隙間の一部にセラミックス粉末を注入して前記セラミック素子をセラミックスリーブに固定する工程と、前記隙間に請求項1〜3のいずれかに記載の封止用ガラスを充填する工程と、この封止用ガラスを溶融する工程とを備えたことを特徴とする電気化学セラミック素子ユニットの製造方法。
前記(1)記載の封止用ガラスによれば、燃料電池セルや酸素センサ素子などの電気化学セラミック素子を使用する際に、温度サイクルを繰り返してもシール不良が生じることなくセラミック素子とセラミックスリーブとの隙間を容易にかつ確実に封止することができるので、燃料電池セルの出力が低下したり、酸素センサ素子の測定精度が低下するのを防止することができるという効果がある。
また、一般に用いられているセラミック素子およびセラミックスリーブは、50〜700℃における熱膨張係数が約8×10-6/℃〜10×10-6/℃の範囲にある。本発明の封止用ガラスでは、該封止用ガラスの熱膨張係数を前記(2)記載の範囲にしてセラミック素子およびセラミックスリーブの熱膨張係数よりも小さくすることにより、封止用ガラスに適度な圧縮応力が作用するように調整されている。これにより、温度サイクルによるガラスのクラックを防止することができる。
前記(3)記載の封止用ガラスによれば、平均気孔径が上記範囲にあることで十分な熱応力の緩和効果と、十分な強度を付与することができる。
前記(4)〜(6)記載の電気化学セラミック素子ユニットでは、所定範囲の気孔率を有した封止用ガラスをセラミック素子とセラミックスリーブとの隙間に介在させているので、温度サイクルを繰り返してもシール不良が生じるのを防止することができる。
前記(7)記載の製造方法によれば、電気化学セラミック素子の位置決め精度が向上するとともに、封止用ガラスの充填量が均一になるため、封止用ガラス内の応力分布を均等にすることができる。そして、その結果温度サイクルにより封止用ガラスにクラックや破損が生じてガス漏れが発生するのを防止することができる。
以下、本発明の封止用ガラス、これを用いた電気化学セラミック素子ユニットおよび電気化学セラミック素子ユニットの製造方法について、図面を参照して詳細に説明する。
I.第1の実施形態
図1は本発明の一実施形態にかかる燃料電池セルユニット(電気化学セラミック素子ユニット)を示す一部破断斜視図であり、図2はその断面図である。
図1および図2に示すように、本実施形態にかかる固体電解質型の燃料電池セルユニット11は、空気極12と燃料極13に接触するガス成分、ガス濃度などのガス組成に応じて電気化学特性が変化する燃料電池セル(電気化学セラミック素子)15と、この燃料電池セル15の一端側に外嵌された電気絶縁性のセラミックスリーブ16とを備えている。
燃料電池セル15は、中空円筒状の空気極12の外面に固体電解質セラミックス14を形成し、このセラミックス14の外面に燃料極13を形成することにより得られる。すなわち、固体電解質セラミックス14の両面に空気極12および燃料極13がそれぞれ設けられている。セラミックスリーブ16は、燃料電池セル15を挿入するための凹部16aと、この凹部16aの内径よりも小さい内径を有する貫通孔16bとを備えている。
燃料電池セル15における空気極12の外面の一部には、該空気極12の軸方向と略平行に集電体18が形成されている。この集電体18は、空気極12に電気的に接続されているが、燃料極13とは電気的に接続されていない。集電体18の表面にはNiメッキ層が形成されている。
燃料電池セルユニット11は、一点鎖線で示す仕切板21および仕切板22を備えた図示しない反応容器内に複数収容され、モジュール化されて燃料電池として用いられる。このような燃料電池では、700℃〜1050℃程度の雰囲気下において、空気極12の中空内に空気(酸素)を供給して空気極12に酸素を接触させ、仕切板21と仕切板22に囲まれた領域に水素などの燃料ガスを供給して燃料極13に燃料ガスを接触させる。これにより、固体電解質セラミックス14内を通じて酸素イオンが燃料極13の外面側に移動し、酸素と燃料ガスが反応して発電する。このように、燃料電池に用いられる燃料電池セル15は、空気および燃料ガスの成分、濃度などの組成に応じて電気化学特性が変化するものである。
燃料電池セルユニット11では、燃料電池セル15とセラミックスリーブ16との隙間は、封止用ガラス17で封止されており、空気と燃料が混合しないようになされている。本発明では、発電時に封止用ガラス17が固体状態であることが重要である。したがって、発電時においては、封止用ガラス17の温度が、該封止用ガラス17のガラス転移点未満となるように設定する。
封止用ガラス17としては、BaO-SiO2系ガラス、Al2O3-MgO-ZnO-BaO-B-SiO2系ガラスまたはCaO-MgO-Al2O3-SiO2系ガラスが好適に用いられる。本発明では、封止用ガラス17と、燃料電池セル15およびセラミックスリーブ16との熱膨張係数の差に起因する熱応力を緩和するため、封止用ガラス17内の気孔率を5〜40%、好ましくは10〜30%の範囲に制御することが重要である。
封止用ガラス17の気孔率が5%未満になると、熱応力を緩和する効果が小さくなり温度サイクルでクラックが入りやすくなる。一方、気孔率が40%を越えると、ガラスの強度が低下して温度サイクルで破損しやすくなる。このように封止用ガラス17内に所定量の気孔を分散させることにより、ガラスのヤング率を小さくして熱応力を緩和させることができる。
封止用ガラス17の平均気孔径は10〜200μm、好ましくは20〜50μmであるのがよい。平均気孔径が10μm未満になると、熱応力の緩和効果が小さくなるおそれがある。一方、平均気孔径が200μmを越えると、ガラスの強度が低下して温度サイクルによりガラスが破損しやすくなるおそれがある。
燃料電池用の燃料電池セル15およびセラミックスリーブ16の50〜700℃における熱膨張係数は、一般に約8×10-6/℃〜10×10-6/℃の範囲にある。この場合、封止用ガラス17の熱膨張係数は、燃料電池セル15およびセラミックスリーブ16の熱膨張係数よりも小さくして、常に封止用ガラス17に圧縮応力が作用する状態にするのが好ましい。したがって、封止用ガラス17の50〜700℃における熱膨張係数は、好ましくは5×10-6/℃〜7.5×10-6/℃、より好ましくは6×10-6/℃〜7×10-6/℃であるのがよい。
燃料電池セル15とセラミックスリーブ16との隙間は、2mm以下、好ましくは0.5mm以下であるのがよい。また、図2に示すように、燃料電池セル15とセラミックスリーブ16との隙間には、燃料電池セル15を予め固定するためにセラミック粉末20を注入するのが好ましい。注入するセラミック粉末20としては、平均粒子径が1〜100μmのアルミナ、ジルコニア、スピネル、フォルステライト等の絶縁セラミック粉末材料が好適に用いられる。
固体電解質セラミックス14の材料としては、Ca、Mg若しくは希土類元素を添加したジルコニア、セリア(CeO2)、またはジルコニアとセリアの固溶体などを好適に用いることができる。ジルコニアとセリアの熱膨張係数は同程度であるので、これらの混合物を固体電解質セラミックス14の材料として用いてもよい。
空気極12の材料としては、CaまたはY等の希土類元素を添加したLaMnO3などを好適に用いることができる。
燃料極13の材料としては、Niとジルコニア(希土類元素添加)のサーメットなどを好適に用いることができる。
セラミックスリーブ16の材料としては、アルミナ、スピネル、ジルコニア、フォルステライト等の電気絶縁性材料を好適に用いることができる。
以下、燃料電池セルユニット11の製造方法について説明する。
<燃料電池セルの作製>
まず、自己支持管としての機能を有する空気極12を構成する材料として、LaMnO3のLaの一部をY、Yb等の元素で置換し、Mnの一部をCa、B等の元素で置換した粉末材料を準備する。この粉末材料に、所定量の気孔形成剤とバインダーを添加した後、押し出し成形により円筒状の空気極成形体を得る。この空気極成形体を、1200〜1300℃の温度で脱バインダーと同時に仮焼して、中空円筒状の空気極仮焼支持体を得る。気孔形成剤としては、例えば住友精化社製の「フロービーズ(商品名)」、ガンツ化成社製の「ガンツパール(商品名)」などが好適に用いられる。また、その添加量は、焼成後の気孔率が20〜40%、特に30〜35%になるように添加するのが好ましい。
ついで、Y2O3等の周知の安定化剤により安定化された、平均粒子径0.5〜3μm程度のZrO2からなる固体電解質粉末を用いてスラリーを調製し、このスラリーを用いてドクターブレード法などの方法により固体電解質グリーンシートを作製する。得られたグリーンシートを、空気極仮焼支持体の外周面に密着液を用いて被覆する。このとき、空気極12において集電体18が設けられる部分には、グリーンシートが被覆されないようにする。
ついで、LaCrO3のLaの一部をMg元素で置換したLaCrO3材料からなるスラリー、またはCrの一部をCa若しくはBa元素で置換したLaCrO3材料からなるスラリーを調製し、このスラリーを用いてドクターブレード法などの方法により集電体用グリーンシートを作製する。得られたグリーンシートを、集電体18を形成する所定の位置、すなわち空気極仮焼支持体の外周面において上記固体電解質グリーンシートが被覆されていない部分に密着液を用いて被覆する。
この後、固体電解質グリーンシートおよび集電体用グリーンシートが被覆された空気極仮焼支持体を、大気中1300〜1600℃で3〜15時間程度同時焼成して、円筒状の同時焼結体を得る。
次に、Ni/ジルコニア粉末からなるサーメット粉末を用いて燃料極用のスラリーを調製する。このスラリー中に、上記で得られた同時焼結体を浸漬して、固体電解質セラミックス14の表面部分のみに燃料極用スラリーを付着させた後、1000℃〜1500℃の温度範囲で焼き付けて燃料電池セル15を得る。
<セラミックスリーブの装着>
次に、アルミナなどの材料を用いて、公知の方法により凹部16aおよび貫通孔16bを有するセラミックスリーブ16を作製する。このセラミックスリーブ16の凹部16aに、燃料電池セル15を挿入した後、この燃料電池セル15とセラミックスリーブ16との隙間の一部に、セラミックス粉末20を注入して燃料電池セル15をセラミックスリーブ16内に固定する。
ついで、セラミック粉末20を注入した隙間に、さらに封止用ガラス17を形成するガラス粉末を充填した後、大気中において900℃〜1200℃の温度範囲で0.5〜2時間程度加熱しガラスを溶融させて隙間を封止用ガラス17で封止する。封止用ガラス17中に所定範囲の気孔率および所定範囲の平均気孔径を有した気孔を形成するには、例えばガラスを溶融する際に燃焼して消失する有機物からなる種々の気孔形成剤を予め添加しておけばよい。気孔形成剤としては、例えば住友精化社製の「フロービーズ(商品名)」、ガンツ化成社製の「ガンツパール(商品名)」などを用いることができる。その添加量は、焼成後の気孔率が5〜40%、特に10〜30%になるように添加するのが好ましい。これにより、燃料電池セルユニット11を得ることができる。
本実施形態の燃料電池セルユニット11では、該燃料電池セルユニット11の両端にN2ガスで1kg/cm2の差圧を加えた場合に、ガスの漏れ量が室温で1cc/分以下、好ましくは0.5cc/分以下であるのがよい。
II.第2の実施形態
本発明の封止用ガラスは、例えば自動車用途などで、酸素センサ素子をセラミックスリーブに挿入しこれらの隙間を封止するような場合にも好適である。図3は酸素センサ素子を示す断面図であり、図4はその分解斜視図である。また、図5は、図3,4の酸素センサ素子を備えた、本発明の他の実施形態にかかる酸素センサ素子ユニット(電気化学セラミック素子ユニット)を示す断面図である。
図3,4に示すように、酸素センサ素子81は、内部に空気導入孔63を有するセラミック構造体61と、このセラミック構造体61の下面に取り付けられたヒータ部72とを備えている。
セラミック構造体61は、空気導入孔63の上部に面する固体電解質層(固体電解質セラミックス)64と、セラミック層65,66とを積層した積層体からなる。固体電解質層64の上面には測定電極62が形成され、固体電解質層64の下面には基準電極67が形成されている。
測定電極62および基準電極67には電極リード68,69がそれぞれ接続されている。電極リード68は固体電解質層64の表面に形成された引出電極70に接続され、電極リード69は固体電解質層64の厚み方向に形成されたスルーホール(図示せず)を通じて、固体電解質層64の表面に形成された引出電極71に接続されている。
測定電極62、基準電極67、電極リード68,69および引出電極70,71は、焼成後に固体電解質層64となるセラミックグリーンシートにスクリーン印刷などにより電極材料を印刷することによって形成することができる。電極材料としては、例えば白金、あるいは白金とロジウム、パラジウム、ルテチウムおよび金からなる群より選ばれる1種との合金などが使用可能である。
ヒータ部72は給電リード73とともに、セラミック層66の下面に配置した絶縁層74,75に挟持され、ヒータ基板76に取り付けられている。給電リード73は、絶縁層75およびヒータ基板76に形成されたスルーホール77を通じて、ヒータ基板76の下面に取り付けられた給電パッド78に電気的に接続されている。
固体電解質層64は固体電解質で形成されている。本発明で使用可能な固体電解質としては、例えばジルコニアを含有するセラミックスからなり、安定化剤としてY23、Yb23、Sc23、Sm23、Nd23、Dy23などの希土類酸化物を酸化物換算で3〜15モル%含有する部分安定化ZrO2または安定化ZrO2などが挙げられる。また、セラミック層65,66およびヒータ基板76の材質としては、種々のセラミック材料が使用可能である。また、絶縁層74,75は、セラミック層66と、ヒータ基板76上のヒータ部72および給電リード73との間を、電気的に絶縁するためにアルミナ含有材料により構成されている。
上記のように酸素センサ素子81は、固体電解質と該固体電解質の両面にそれぞれ設けられた測定電極62,基準電極67とを備え、これらの電極に接触するガス組成(酸素ガスの濃度)に応じて電気化学特性が変化するものである。すなわち、ヒータを加熱することによりジルコニア固体電解質を400〜1000℃程度に加熱し、固体電解質の両端で発生する起電力を測定して、排気ガス中の酸素濃度を検出する仕組みとなっている。
本実施形態の酸素センサ素子ユニット91は、図5に示すように、酸素センサ素子81と、この酸素センサ素子81が挿入された電気絶縁性のセラミックスリーブ82とを備えている。また、酸素センサ素子81の空気導入孔63の開口部63a側と、測定電極62側とは一点鎖線で示す仕切板85で仕切られており、しかも酸素センサ素子81とセラミックスリーブ82との隙間が、セラミック粉末84で固定され、本発明の封止用ガラス83で封止されている。これにより、基準電極62に接触する酸素と、測定電極62に接触する酸素とが混合しないようになされている。本発明では、酸素濃度測定時に封止用ガラス83が固体状態であることが重要である。したがって、酸素濃度測定時におけるヒータの加熱条件は、封止用ガラス83の温度が、該封止用ガラス83のガラス転移点未満となるように設定する。
セラミックスリーブ82、封止用ガラス83、セラミック粉末84等の材料としては、燃料電池セルユニット11と同様のものが使用可能である。また、酸素センサ素子81にセラミックスリーブ82を装着するには、燃料電池セルユニット11の場合と同様に、以下のようにすればよい。
<セラミックスリーブの装着>
アルミナなどの材料を用いて、公知の方法により貫通孔82aを有するセラミックスリーブ82を作製する。このセラミックスリーブ82の貫通孔82aに、酸素センサ素子81を挿入した後、この酸素センサ素子81とセラミックスリーブ16との隙間の一部に、セラミックス粉末84を注入して酸素センサ素子81をセラミックスリーブ82内に固定する。
ついで、セラミック粉末84を注入した隙間に、さらに封止用ガラス83を形成するガラス粉末を充填した後、大気中において900℃〜1200℃の温度範囲で0.5〜2時間程度加熱しガラスを溶融させて隙間を封止用ガラス83で封止する。封止用ガラス83中に所定範囲の気孔率および所定範囲の平均気孔径を有した気孔を形成するには、例えばガラスを溶融する際に燃焼して消失する有機物からなる種々の気孔形成剤を予め添加しておけばよい。これにより、酸素センサ素子ユニット91を得ることができる。
なお、本発明では、酸素センサ素子は平板状の素子の他、円筒状の素子を使用することもできる。また、本発明の封止用ガラスは、燃料電池セルユニット、酸素センサ素子ユニットの他、周囲のガス組成に応じて電気化学特性が変化する電気化学セラミック素子とこのセラミック素子が挿入された電気絶縁性のセラミックスリーブとの隙間を封止する種々の用途に適用することができる。
以下、実施例を挙げて本発明をさらに詳細に説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
純度99.9%以上で平均粒子径が5μmのLa0.8Ca0.2MnO3粉末と、平均粒子径が0.5μmの8mol%Y2O3含有する安定化ZrO2粉末と、純度が99.9%以上で平均粒子径が0.8μmのLa(Mg0.3Cr0.70.97O3粉末と、8mol%Y2O3含有する安定化ZrO2粉末を20体積%含有するNiOの混合粉末と、純度が99%で平均粒子径が3μmのアルミナ粉末とをそれぞれ準備した。
また、封止用ガラスとして、平均粒子径が約20μmのBaO-SiO2とCaO-MgO-Al2O3-SiO2の2種類のガラス粉末を準備した。これらのガラス中には溶解後気孔率が約2〜62%に、平均気孔径が約5〜350μmなるように、燃焼して消失する有機物からなる種々の気孔形成剤を添加した。
まず、燃料電池セルを共焼結により作製するため、まず中空円筒状の空気極成形体を以下のようして作製した。すなわち、La0.8Ca0.2MnO3粉末にバインダーを添加し、押し出し成形法で中空円筒状の空気極成形体を作製した。ついで、この空気極成形体を乾燥した後、1250℃で10時間脱バインダー処理および仮焼して円筒状の空気極仮焼体を作製した。
次に、8mol%Y2O3含有する安定化ZrO2粉末と、La(Mg0.3Cr0.70.97O3粉末にトルエンとバインダーを添加してスラリーを調整し、ドクターブレード法により厚み約100μmの電解質シートと集電体シートをそれぞれ作製した。
その後、上記の円筒状の空気極仮焼体表面に電解質シートと集電体シートをそれぞれ巻きつけ接合した後、大気中1500℃で1時間共焼結して空気極と固体電解質と集電体からなる円筒状の共焼結体を得た。
さらに、8mol%Y2O3含有する安定化ZrO2粉末を20体積%含有するNiOの燃料極の混合粉末を、固体電解質表面に50μmの厚みになるように塗布した後、1200℃で1時間加熱して燃料極を電解質に焼き付けた、燃料電池セルを得た。
次に、図1に示すような形状のアルミナからなるセラミックスリーブ中に燃料電池セルを挿入して、燃料電池セルとセラミックスリーブとの隙間にアルミナ粉末を注入してセルを固定した後、上述の気孔形成剤を含む2種類の封止用ガラス粉末のいずれかを充填して、1000℃で1時間過熱してガラスを溶融させた。これにより、燃料電池セルとセラミックスリーブとの隙間を封止用ガラスにより封止した。試料No.1〜20の各サンプルはそれぞれ10個づつ作製した。
封止用ガラスによるガラスシール性能の評価は、封止部を室温から700℃まで1時間で昇温させ、700℃で1時間保持した後、室温まで1時間で冷却するという操作を1サイクルとして、これを1000サイクル行なった時のガラス封止部のガスリーク量を求めることにより行った。その結果を表1に示す。
なお、ガスリーク量の測定にはN2ガスを用い、1kg/cm2の圧力で加圧した時に反対側から漏れ出すガス量をガスリーク量とした。また、封止用ガラス中の気孔率はガラス断面の走査型電子顕微鏡写真(1000倍)から計測した全気孔面積が写真の全視野に占める割合とした。また、平均気孔径は、上記の走査型電子顕微鏡写真から各気孔径を計測し、それらの平均を算出することにより得た。また、50℃〜700℃の温度範囲におけるガラスの熱膨張係数も測定し、表1に示した。熱膨張係数の測定は、熱機械分析法(TMA)により行った。なお、いずれの試料とも試料作製直後のガスリーク量はゼロであった。
Figure 2005108689
表1から、封止用ガラスの組成によらず、気孔率が5%より小さい試料No.1およびNo.14は、温度サイクルによりガラスにクラックが生じ、ガスリーク量が多くなっていることがわかる。また、気孔率が50%を越える試料No.7およびNo.20においても、ガラスの強度が低下してクラックが生じやすく、ガスリーク量が多くなっている。
以上の結果、封止用ガラスの耐熱性および耐久性はガラスの気孔率に依存し、気孔率が5〜40%の範囲にある試料が優れていることがわかる。また、気孔の大きさに関しては、平均気孔径が10μmより小さい場合、または200μmを越えるとガスリークし易い傾向を有していることがわかる。さらに、本発明の封止ガラスは熱衝撃性、耐久性に優れたガスシール性の高いガラス封止材であると言える。
本発明の一実施形態にかかる燃料電池セルユニット(電気化学セラミック素子ユニット)を示す一部破断斜視図である。 本発明の一実施形態にかかる燃料電池セルユニットを示す断面図である。 酸素センサ素子を示す断面図である。 酸素センサ素子を示す分解斜視図である。 図3,4の酸素センサ素子を備えた、本発明の他の実施形態にかかる酸素センサ素子ユニット(電気化学セラミック素子ユニット)を示す断面図である。
符号の説明
11 燃料電池セルユニット
12 酸素極
13 燃料極
14 固体電解質セラミックス
15 燃料電池セル
16 セラミックスリーブ
16a 凹部
16b 貫通孔
17 封止用ガラス
18 集電体
61 セラミック構造体
62 測定電極
63 空気導入孔
64 固体電解質層
65,66 セラミック層
67 基準電極
68,69 電極リード
70,71 引出電極
72 セラミックヒータ
73 給電リード
74,75 絶縁層
76 ヒータ基板
81 酸素センサ素子
82 セラミックスリーブ
83 封止用ガラス
84 セラミック粉末
85 仕切板
91 酸素センサ素子ユニット

Claims (7)

  1. 周囲のガス組成に応じて電気化学特性が変化する電気化学セラミック素子と、このセラミック素子が挿入された電気絶縁性のセラミックスリーブとの隙間を封止するための封止用ガラスであって、
    気孔率が5〜40%であることを特徴とする封止用ガラス。
  2. 50〜700℃における熱膨張係数が5×10-6/℃〜7.5×10-6/℃である請求項1記載の封止用ガラス。
  3. 平均気孔径が10〜200μmである請求項1または2記載の封止用ガラス。
  4. 周囲のガス組成に応じて電気化学特性が変化する電気化学セラミック素子と、このセラミック素子が挿入された電気絶縁性のセラミックスリーブとを備えた電気化学セラミック素子ユニットであって、
    前記セラミック素子とセラミックスリーブとの隙間を、請求項1〜3のいずれかに記載の封止用ガラスで封止したことを特徴とする電気化学セラミック素子ユニット。
  5. 前記セラミック素子は、固体電解質セラミックスと該固体電解質セラミックスの両面にそれぞれ設けられた一対の電極とを備え、これらの電極に接触するガス組成に応じて電気化学特性が変化する請求項4記載の電気化学セラミック素子ユニット。
  6. 前記固体電解質セラミックスがジルコニアおよび/またはセリアを主成分とする請求項5記載の電気化学セラミック素子ユニット。
  7. 電気絶縁性のセラミックスリーブに電気化学セラミック素子を挿入する工程と、前記セラミックスリーブとセラミック素子との隙間の一部にセラミックス粉末を注入して前記セラミック素子をセラミックスリーブに固定する工程と、前記隙間に請求項1〜3のいずれかに記載の封止用ガラスを充填する工程と、この封止用ガラスを溶融する工程とを備えたことを特徴とする電気化学セラミック素子ユニットの製造方法。
JP2003341892A 2003-09-30 2003-09-30 電気化学セラミック素子ユニットおよび電気化学セラミック素子ユニットの製造方法 Expired - Fee Related JP4537031B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003341892A JP4537031B2 (ja) 2003-09-30 2003-09-30 電気化学セラミック素子ユニットおよび電気化学セラミック素子ユニットの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003341892A JP4537031B2 (ja) 2003-09-30 2003-09-30 電気化学セラミック素子ユニットおよび電気化学セラミック素子ユニットの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005108689A true JP2005108689A (ja) 2005-04-21
JP4537031B2 JP4537031B2 (ja) 2010-09-01

Family

ID=34536339

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003341892A Expired - Fee Related JP4537031B2 (ja) 2003-09-30 2003-09-30 電気化学セラミック素子ユニットおよび電気化学セラミック素子ユニットの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4537031B2 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100892498B1 (ko) * 2007-05-31 2009-04-10 현대자동차주식회사 자동차의 도어 래치 록 방지구조
JP2009129718A (ja) * 2007-11-23 2009-06-11 Toto Ltd 燃料電池セルスタック、それを備える燃料電池モジュール、及びそれを備える燃料電池
JP2009146623A (ja) * 2007-12-11 2009-07-02 Toto Ltd 燃料電池セルスタック、それを備える燃料電池モジュール、及びそれを備える燃料電池
JP2010101723A (ja) * 2008-10-23 2010-05-06 Denso Corp ガスセンサ
JP2011151252A (ja) * 2010-01-22 2011-08-04 Tdk Corp 電子部品
JP2011154935A (ja) * 2010-01-28 2011-08-11 Kyocera Corp 横縞型固体酸化物形燃料電池セルスタックおよび燃料電池
JP2012146649A (ja) * 2011-01-12 2012-08-02 Samsung Electro-Mechanics Co Ltd 固体酸化物燃料電池用の密封部材及びそれを採用した固体酸化物燃料電池
JP2013045772A (ja) * 2011-08-25 2013-03-04 Robert Bosch Gmbh 不活性支持体式の円筒型の燃料電池
JP2014049248A (ja) * 2012-08-30 2014-03-17 Kyocera Corp セルスタック装置、燃料電池モジュールおよび燃料電池装置
JP2020506397A (ja) * 2017-02-13 2020-02-27 ヘレウス ネクセンソス ゲーエムベーハーHeraeus Nexensos GmbH ガス分析センサ

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103963009B (zh) * 2014-01-17 2016-04-27 宁波吉利罗佑发动机零部件有限公司 一种拆装传感器的专用工具

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0696780A (ja) * 1992-02-28 1994-04-08 Ceramatec Inc セラミック電解質を通してイオンを輸送する電気化学的ソリッドステート装置および前記装置を用いて濃縮酸素を製造する方法
JPH10189016A (ja) * 1996-12-27 1998-07-21 Kyocera Corp 固体電解質型燃料電池セル
JPH11154525A (ja) * 1997-11-19 1999-06-08 Fujikura Ltd 固体電解質型燃料電池とその製造方法
JP2001274498A (ja) * 2000-03-27 2001-10-05 Kyocera Corp 光半導体素子収納用パッケージ

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0696780A (ja) * 1992-02-28 1994-04-08 Ceramatec Inc セラミック電解質を通してイオンを輸送する電気化学的ソリッドステート装置および前記装置を用いて濃縮酸素を製造する方法
JPH10189016A (ja) * 1996-12-27 1998-07-21 Kyocera Corp 固体電解質型燃料電池セル
JPH11154525A (ja) * 1997-11-19 1999-06-08 Fujikura Ltd 固体電解質型燃料電池とその製造方法
JP2001274498A (ja) * 2000-03-27 2001-10-05 Kyocera Corp 光半導体素子収納用パッケージ

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100892498B1 (ko) * 2007-05-31 2009-04-10 현대자동차주식회사 자동차의 도어 래치 록 방지구조
JP2009129718A (ja) * 2007-11-23 2009-06-11 Toto Ltd 燃料電池セルスタック、それを備える燃料電池モジュール、及びそれを備える燃料電池
JP2009146623A (ja) * 2007-12-11 2009-07-02 Toto Ltd 燃料電池セルスタック、それを備える燃料電池モジュール、及びそれを備える燃料電池
JP2010101723A (ja) * 2008-10-23 2010-05-06 Denso Corp ガスセンサ
JP2011151252A (ja) * 2010-01-22 2011-08-04 Tdk Corp 電子部品
JP2011154935A (ja) * 2010-01-28 2011-08-11 Kyocera Corp 横縞型固体酸化物形燃料電池セルスタックおよび燃料電池
JP2012146649A (ja) * 2011-01-12 2012-08-02 Samsung Electro-Mechanics Co Ltd 固体酸化物燃料電池用の密封部材及びそれを採用した固体酸化物燃料電池
JP2013045772A (ja) * 2011-08-25 2013-03-04 Robert Bosch Gmbh 不活性支持体式の円筒型の燃料電池
JP2014049248A (ja) * 2012-08-30 2014-03-17 Kyocera Corp セルスタック装置、燃料電池モジュールおよび燃料電池装置
JP2020506397A (ja) * 2017-02-13 2020-02-27 ヘレウス ネクセンソス ゲーエムベーハーHeraeus Nexensos GmbH ガス分析センサ
US11054378B2 (en) 2017-02-13 2021-07-06 Heraeus Nexensos Gmbh Sensor for analyzing gases
JP7090629B2 (ja) 2017-02-13 2022-06-24 ヘレウス ネクセンソス ゲーエムベーハー ガス分析センサ

Also Published As

Publication number Publication date
JP4537031B2 (ja) 2010-09-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6533426B2 (ja) ガスセンサ素子及びガスセンサ
JP5727086B1 (ja) 燃料電池の構造体、及び、燃料電池のスタック構造体
JP2013101924A (ja) 燃料電池のスタック構造体
JP2004146334A (ja) 燃料電池セル及び燃料電池
JP5839756B1 (ja) 燃料電池のスタック構造体
JP4537031B2 (ja) 電気化学セラミック素子ユニットおよび電気化学セラミック素子ユニットの製造方法
JP5417516B1 (ja) 燃料電池
EP3200266B1 (en) Cell, cell stack device, module and module-containing device
JP5662613B1 (ja) 燃料電池のスタック構造体
JP5599956B1 (ja) 燃料電池のスタック構造体
JP4502991B2 (ja) 酸素センサ
JP2010257744A (ja) 横縞型燃料電池セルスタックおよびその製法ならびに燃料電池
JP4980996B2 (ja) ガスセンサ素子及びガスセンサ
JP6216101B1 (ja) セル、セルスタック装置、モジュールおよびモジュール収納装置
JP5314511B2 (ja) 固体電解質型燃料電池インターコネクタ用材料、固体電解質型燃料電池セル、及び、固体電解質型燃料電池
US20070122674A1 (en) Solid oxide fuell cell and method for manufacturing the same
JP2008300269A (ja) 固体酸化物型燃料電池およびその製造方法
JP5501484B1 (ja) 燃料電池のスタック構造体
JP2004325196A (ja) 酸素センサ素子
JP2001281219A (ja) 空燃比センサ素子
JP5351688B2 (ja) 固体酸化物形燃料電池セルスタック及びその作製方法
US6426631B1 (en) Oxygen sensor device incorporating a heater therein
JP2004265742A (ja) 集電部材の表面処理方法
JP5599923B1 (ja) 接合材、及び、その接合材を用いた燃料電池のスタック構造体
JP2009238506A (ja) 電気化学セル

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060912

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090304

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090317

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090515

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100223

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100421

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100525

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100617

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130625

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees