JP2005107231A - 診察カードおよび診察カードシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】診察カードに案内情報を印字して次の行き先に患者を案内することができるようにする。
【解決手段】受付窓口においては、端末20−1およびカードリーダライタ30−1により、表面に患者情報等が印字され、裏面に受付窓口から診察室までの案内図を含む案内情報が印字された診察カード40が発行される。診察室窓口では、端末20−2およびカードリーダライタ30−2により診察カード40の裏面に診察順番札が印字される。診察終了後、診察カード40に次の行き先である検査室までの案内図が裏面に印字される。以下同様にして、診察カード40の裏面に患者の次の行き先を示す案内情報が書き換え可能に印字される。
【選択図】図1

Description

本発明は診察カードおよび診察カードシステムに関し、診察カードを用いて患者に予約情報や案内情報を提示する診察カードおよび診察カードシステムに関する。
体調不良の患者にとって慣れない院内の移動には困難を伴うことが多く、受付から診察や各種検査を経て会計窓口までの移動や薬局への移動などが迷わず安全に行えることが望ましい。
従来、可視情報を外部エネルギーで繰り返し書き換え得る情報表示部と情報記録部とを有した診察カードと、情報記録部に記録されている情報の少なくとも読み出しと情報表示部に対する可視情報の書き換えを行うリーダライタと、情報表示部及び情報記録部に対する情報の処理を行うデータ処理手段とを備え、データ処理手段が、患者データの可変情報である医療に関する情報をリーダライタで診察カードの情報表示部に対し書き換えるものがある。
また、病院等の医療機関から来院する患者に配布する診察カードであって、カード基材と、前記カード基材上に表示内容を書き換え可能に表示記録することができる可逆性感熱記録層が設けられ、前記可逆性感熱記録層に再診予約日と前記医療機関側から患者に対するメッセージが書換え可能に表示記録されているものがある。
また、磁気カード又はICカードのカード基体上に、案内図と行き先を表示する書換可能表示部とを設け、行き先の表示と案内図とを見ることにより、迷わずに目的の場所に行くことができるようにしたものがある。即ち、受付、薬局、会計、内科、歯科、検査室等の各部屋に名称とそれに対応した番号が付され、カード基体上の書換可能表示部に表示された行先名および番号と案内図の各部屋に対応した番号とを見ることにより、自分の行こうとする場所が一目で確認でき、初めての場合であっても迷うことなく目的の場所に行くことができるというものである。
特開2002−123601号公報 特開2002−059678号公報 特開平10−44658号公報
しかしながら、従来技術では、患者に対して医療に関する情報や次回の再診予約日等の情報を記録して表示することはできるが、患者を効率よく案内し、患者の移動をスムーズに行うことができないという問題があった。また、案内図と行き先を表示するものがあるが、地図上に印字された番号と行き先の番号とを照らし合わせる必要があり、面倒であるという問題があった。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、診察カードに案内情報を記録表示して患者を効率よく案内し、病院内での移動の手助けをすることができるようにするものである。
請求項1に記載の診察カードは、磁気カードまたはICカードに病院内、または、病院内および病院から薬局までの移動を案内する案内情報および予約情報を表示した診察カードであって、診察カードの表面および/または裏面に、案内情報として、少なくとも現在位置と次の行き先へ案内する案内図を示す案内情報と予約情報とを書き換え可能に表示する記録部を有することを特徴とする。
また、案内情報には、案内図上に現在位置および次の行き先を示すマークおよび/または、現在位置から次の行き先までの経路を示す図形が含まれるようにすることができる。
また、予約情報には待ち人数の情報が含まれるようにすることができる。
また、現在位置を示すマークと次の行き先を示すマークとは、形状および色の少なくともいずれかが異なるようにすることができる。
また、現在位置から行き先までの経路を示す図形は、矢印であるようにすることができる。
請求項6に記載の診察カードシステムは、病院内、または、病院内および病院から薬局までの移動を案内する案内情報および予約情報を所定の診察カードに記録する診察カードシステムであって、診察カードの表面および/または裏面に、予約情報と次の行き先に案内するための案内情報とを書き換え可能に印字する印字手段と、少なくとも患者のID番号などの患者情報を記憶する記憶手段とを備え、印字手段は、記憶手段から読み込んだ患者情報を元に、案内情報として、少なくとも現在位置から次の行き先までを案内する案内図を印字し、この案内図上には現在位置および次の行き先を示すマークおよび/または、現在位置から次の行き先までの経路を示す図形を印字することを特徴とする。
本発明の診察カードによれば、診察カードの表面および/または裏面に、案内情報として、少なくとも現在位置と次の行き先を案内する案内図を示す次の行き先に案内するための案内情報と予約情報とを書き換え可能に表示する記録部を有するようにしたので、次に行くべき場所へ迷うことなく簡単かつ迅速に移動することができる。
また、案内情報には、案内図上に現在位置および次の行き先を示すマークおよび/または、現在位置から次の行き先までの経路を示す図形が含まれるようにすれば、その経路を示す図形に従って間違いなく次の行き先まで移動することができる。
また、本発明の診察カードシステムによれば、印字手段が、診察カードの表面および/または裏面に、予約情報と次の行き先に案内するための案内情報とを書き換え可能に印字し、記憶手段が、少なくとも患者のID番号などの患者情報を記憶し、印字手段が、記憶手段から読み込んだ患者情報を元に、案内情報として、少なくとも現在位置から次の行き先までを案内する案内図を印字し、この案内図上には現在位置および次の行き先を示すマークおよび/または、現在位置から次の行き先までの経路を示す図形を印字するようにしたので、次に行くべき場所へ迷うことなく簡単かつ迅速に移動することができる。
図1は、本発明を応用した診察カードシステムの一実施の形態の構成例を示すブロック図である。同図に示すように、本実施の形態は、病院内に設置されたホストコンピュータ10と、受付窓口や診察窓口等の各窓口に設置された端末20−1乃至20−6(以下では、端末20−1乃至20−6を特に区別する必要がない場合、適宜単に端末20と記載する)とから構成されている。ホストコンピュータ10と各端末20−1乃至20−6は、インターネットやLAN(local area network)等のネットワーク100で接続され、各種データを送受信することができるようになっている。また、端末20−1乃至20−6には、後述するリーダライタ30−1乃至30−6がそれぞれ接続されている。
ホストコンピュータ10は、各種データやコマンドを入力するための入力部11と、各種データを表示する表示部12と、各部を制御する制御部13と、ネットワーク100を介した各端末20との間の通信を制御する通信制御部14と、後述する患者情報や病院内や病院近辺を案内するための地図情報を含む案内情報等を記憶する記憶装置15等により構成されている。
図2は、端末20−1の構成例を示すブロック図である。同図に示すように、端末20−1には、診察カード40の磁気記録部41に各種データの書き込みおよび読み出しを行うとともに、診察カードの表面と裏面に形成された可逆性感熱記録面に各種データを書き換え可能に記録するカードリーダライタ30−1が接続されている。
端末20−1は、各種データやコマンドを入力するための入力部21−1と、各種データを表示する表示部22−1と、各部を制御する制御部23−1と、ネットワーク100を介したホストコンピュータ10との間の通信を制御する通信制御部24−1と、各種データを記憶する記憶装置25−1と、インタフェース26−1等により構成され、制御部23−1は、インタフェース26−1を介してカードリーダライタ30−1に、診察カード40に書き込むべきデータを送信し、カードリーダライタ30−1によって読み出された診察カード40のデータを、インタフェース26−1を介して受け取るようになっている。なお、その他の端末20−2乃至20−6の構成は、端末20−1の構成および機能と同様であるのでその図示および説明は省略する。
図3は、初めて病院を訪れた患者が診察カード40の発行を受け、診察および検査を受けて次の予約を行い、代金の支払い後に薬局にて処方された薬を受け取るまでの流れを示している。
患者は、まず、受付窓口において、氏名、年齢、性別、住所等の連絡先、受けたい診察内容や検査内容と簡単な症状を申告する。受付窓口の担当者は、患者が申告した内容を患者情報として端末20−1の入力部21−1を操作して入力する。入力された患者情報は、制御部23−1の制御により一旦記憶装置25−1に供給され、記憶される。その後、制御部23−1の制御下、通信制御部24−1を介し、ネットワーク100を経由してホストコンピュータ10に送信される。
ホストコンピュータ10の制御部13は、端末20−1から送信されてきた患者情報を通信制御部14を介して受信すると、その患者情報に固有のID番号を付加し、記憶装置15に記憶させる。次に、担当者が、入力部11を操作して診察室の番号を入力し、診察カード40の発行を指示すると、制御部13は、診察カード40の表と裏に印字すべき印字データを作成し、端末20−1にネットワーク100を介して送信する。この印字データには、入力部11より入力された番号に対応する診察室までの案内図が含まれている。
この案内図は、病院内のある場所からある場所へ移動するときの経路を示すものであり、制御部13がその都度作成してもよいし、予め作成しておき、必要に応じて読み出すようにしてもよい。その都度作成する場合、ホストコンピュータ10の記憶装置15には、病院の間取り図等の地図情報と各診察室、検査室、各窓口の位置を示す位置情報を記憶しておき、制御部13がこれらの情報に基づいて案内図を作成する。また、予め案内図を記憶しておく場合、移動元の場所と移動先の場所の組み合わせ毎に案内図を用意しておく。
端末20−1の制御部23−1は、ホストコンピュータ10から送信されてきた印字データを通信制御部24−1を介して受信すると、この印字データをリーダライタ30−1に供給する。リーダライタ30−1は、端末20−1から供給された印字データをカードに印字し、診察カード40として発行する。
図4は、受付窓口に設置された端末20−1に接続されたカードリーダライタ30−1によって発行された診察カード40の表面の印字例を示している。この例では、診察カード40の表面には、タイトル「診察カード」と、ID番号「123456」と、発行日「2003年08月20日」と、名前「佐藤太郎」と、性別「男」と、生年月日「昭和43年03月10日」と、病院名「医療法人佐藤病院」と、所在地「東京都渋谷区恵比寿4−9−10」と、受付日「2003年08月20日」と、受付番号「501」と、が書き換え可能に印字されている。また、診察カード40の内部には、磁気記録部41が設けられ、各種データを記録することができるようになっている。図4では磁気記録部41を斜線で示したが、実際にはその上に印刷層等が形成されており、目視で確認することはできない。
図5は、診察カード40の裏面の印字例を示している。診察カード40の裏面には、可視情報を外部エネルギーによって繰り返し書き換え可能な可逆表示素子からなる可逆性感熱記録層が形成されている。可逆表示素子としては、外部エネルギーである熱、電解、磁界等を使用して可視情報を可逆的に繰り返し書き換えることができる一般的に知られたものを用いることができるが、ここでは、熱によって可視情報を可逆的に繰り返し書き換え可能な一般的な可逆表示素子を用いている。このようなものとしては、例えばロイコ染料と、加熱することによりロイコ染料を発色させる酸性基と消色させる塩酸性基とを含む化合物と、バインダなどで構成されたものがある。この例では、診察カード40の裏面には、次の行き先「第31診察室」と、受付から第31診察室までの案内図が印字されている。患者は、診察カード40の裏面に印字された案内図を見て、第31診察室に迷うことなく行くことができる。
第31診察室に到着後、患者または窓口担当者が診察室窓口に設置された端末20−2に接続されたリーダライタ30−2に診察カード40を挿入すると、カードリーダライタ30−2によって診察カード40に記録された患者情報が読み出され、端末20−2の制御部23−2にインタフェース26−2を介して供給される。端末20−2の制御部23−2は、この患者情報と所定のカウンタの値とに基づいて、診察順番札を印字するための印字データを作成し、インタフェース26−2を介してカードリーダライタ30−2に供給する。カードリーダライタ30−2は、端末20−2の制御部23−2よりインタフェース26−2を介して供給された印字データを診察カード40に印字する。そして、このカウンタの値をホストコンピュータ10に送信する。ホストコンピュータ10は、端末20−2より送信されてきたカウンタの値を記憶装置15に記憶させる。このカウンタの値は、送信元が端末20−2であることが分かるように、端末20−2の識別情報とともに記憶される。
図6は、診察室窓口に設置された端末20−2に接続されたカードリーダライタ30−2によって印字された診察カード40の裏面の印字例を示している。この例では、タイトル「診察順番札」と、科名である「第3内科」と、担当医である「佐藤医長」と、診察室の名称である「第31診察室」と、患者名である「サトウタロウ」と、ID番号「123456」と、受付番号「501」と、発行時間である「8月20日13:46」と、待ち人数「5人」と、待ち時間「約20分」が書き換え可能に印字されている。
診察終了後、患者または窓口担当者は、再度、診察カード40をカードリーダライタ30−2に挿入する。そして、診察室窓口の担当者が次に患者が行くべき場所として第2検査室を入力部21−2を操作して入力すると、制御部23−2は、ホストコンピュータ10から読み出した地図情報等に基づいて、第31診察室から第2検査室までの案内図を含む印字データを作成し、インタフェース26−2を介してカードリーダライタ30−2に供給する。カードリーダライタ30−2は、端末20−2の制御部23−2から供給された印字データを診察カード40に印字する。
また、待ち人数の表示は以下のようにして行われる。即ち、端末20−2の制御部23−2は、診察順番札を印字する度に上記カウンタの値を1ずつ増加させる。ついで、診察終了後に、診察カード40を患者または窓口担当者がカードリーダライタ30−2に差し込む毎に、カウンタの値を1ずつ減少させる。このようにすれば、カウンタの値が待ち人数を表すことになる。このカウンタの値をホストコンピュータ10に送信すれば、ホストコンピュータ10は各診察室の混み具合を一括管理することができる。また、診察室窓口において患者は受付番号によって管理され、窓口担当者は、順番が来た患者を受け付け番号で呼び出す。即ち、順番待ちをしている患者の受付番号が、カードリーダライタ30−2に差し込まれた順番に端末20−1によって記憶されており、その順番に呼び出しが行われる。また、診察が終了した患者の受付番号は削除される。この待ち人数の表示処理および受付番号による呼び出しは、他の検査窓口等においても同様の手順で行われる。また、経験的に得た一人の診察に要する時間を予め設定しておき、待ち人数と一人に要する診察時間とから待ち時間を計算し、表示する。
図7は、診察室窓口に設置された端末20−2に接続されたカードリーダライタ30−2によって診察後に印字された診察カード40の印字例を示している。この例では、次の行き先である「第2検査室」と、検査項目である「採血」と、第31診察室から第2検査室までの道順を示す案内図が印字されている。患者は、この診察カード40に印字された案内図に従って迷うことなく第2検査室に行くことができる。
第2検査室に到着後、患者または窓口担当者が検査室窓口に設置された端末20−3に接続されたリーダライタ30−3に診察カード40を挿入すると、カードリーダライタ30−3によって診察カード40に記録された患者情報が読み出され、端末20−3の制御部23−3にインタフェース26−3を介して供給される。端末20−3の制御部23−3は、この患者情報と所定のカウンタの値とに基づいて、検査順番札を印字するための印字データを作成し、インタフェース26を介してカードリーダライタ30−3に供給する。カードリーダライタ30−3は、端末20−3の制御部23−3よりインタフェース26−3を介して供給された印字データを診察カード40に印字する。そして、このカウンタの値をホストコンピュータ10に送信する。ホストコンピュータ10は、端末20−3より送信されてきたカウンタの値を記憶装置15に記憶させる。このカウンタの値は、送信元が端末20−3であることが分かるように、端末20−3の識別情報とともに記憶される。
図8は、診察室窓口に設置された端末20−3に接続されたカードリーダライタ30−3によって印字された診察カード40の印字例を示している。この例では、タイトル「検査順番札」と、科名である「第3内科」と、担当技師である「佐藤技師」と、検査室の名称である「第2検査室」と、患者名である「サトウタロウ」と、ID番号「123456」と、受付番号「501」と、発行時間である「8月20日13:55」と、待ち人数「3人」と、待ち時間「約10分」が書き換え可能に印字されている。
検査終了後、患者は、再度、診察カード40をカードリーダライタ30−3に挿入する。そして、検査室窓口の担当者が次に患者が行くべき場所として予約窓口を入力部21−3を操作して入力すると、制御部23−3は、ホストコンピュータ10から読み出した地図情報等に基づいて、第2検査室から予約窓口までの案内図を含む印字データを作成し、インタフェース26を介してカードリーダライタ30−3に供給する。カードリーダライタ30−3は、端末20−3の制御部23−3から供給された印字データを診察カード40に印字する。
なお、待ち人数の表示は、次のようにして行われる。即ち、端末20−3の制御部23−3は、検査順番札を印字するたびに上記カウンタの値を1ずつ増加させる。また、検査室から患者が出て、診察カード40をカードリーダライタ30−3に差し込む度に、1ずつ減少させる。このようにすれば、カウンタの値が待ち人数を表すことになる。このカウンタの値をホストコンピュータ10に送信し、ホストコンピュータ10が各検査室の混み具合を一括管理することもできる。また、経験的に得た一人の検査に要する時間を予め設定しておき、待ち人数と一人に要する検査時間とから待ち時間を計算し、表示する。
図9は、検査室窓口に設置された端末20−3に接続されたカードリーダライタ30−3によって印字された診察カード40の印字例を示している。この例では、次の行き先である「予約窓口」と、第2検査室から予約窓口までの道順を示す案内図が印字されている。患者は、この診察カード40に印字された案内図に従って迷うことなく予約窓口に行くことができる。
予約窓口に到着後、患者が予約窓口に設置された端末20−4に接続されたリーダライタ30−4に診察カード40を挿入すると、カードリーダライタ30−4によって診察カード40に記録された患者情報が読み出され、端末20−4の制御部23−4にインタフェース26−4を介して供給される。端末20−4の制御部23−4は、この患者情報をホストコンピュータ10に送信する。次に、予約窓口の担当者は、患者の意向を考慮して次回の来院希望日を入力部21−4を操作して入力し、ホストコンピュータ10に送信する。
ホストコンピュータ10の制御部13は、記憶装置15に記憶されている予約状況を参照し、次回の来院日を決定し、端末20−4に送信する。端末20−4の制御部23−4は、ホストコンピュータ10から送られてきた来院日を表示部12に表示するとともに、カードリーダライタ30−4を介して診察カード40に次回来院日を印字し、さらに、次の行き先である会計窓口までの道順を示す案内図を印字する。図10は、予約窓口に設置された端末20−4に接続されたカードリーダライタ30−4によって印字された診察カード40の印字例を示している。この例では、次の来院日である「2003年08月25日」と、予約窓口から会計窓口までの道順を示す案内図が印字されている。患者は、この診察カード40に印字された案内図に従って迷うことなく会計窓口に行くことができる。
会計窓口に到着後、患者が会計窓口に設置された端末20−5に接続されたリーダライタ30−5に診察カード40を挿入すると、カードリーダライタ30−5によって診察カード40に記録された患者情報が読み出され、端末20−5の制御部23−5にインタフェース26−5を介して供給される。端末20−5の制御部23−5は、この患者情報をホストコンピュータ10に送信するとともに会計処理を行うよう指示するコマンドを送信する。この患者情報に基づいて、ホストコンピュータ10の制御部13は、この患者の診察料を計算し、会計窓口の端末20−5に送信する。端末20−5の制御部23は、ホストコンピュータ10から送られてきた診察料を表示部12に表示する。
会計窓口の担当者は、患者との間で診察料の授受を行った後、入力部11を操作して精算の終了を示すコマンドを入力し、再度診察カード40をカードリーダライタ30−5に挿入すると、図11に示すように、薬局の場所を示す案内図が診察カード40に印字される。患者はこの診察カード40に印字された案内図に基づいて薬局に迷うことなく行くことができる。
薬局において処方された薬を受け取り、精算が終了した後、診察カード40を薬局に設置された端末20−6に接続されたカードリーダライタ30−6に挿入すると、図12に示すように、次回来院日と最寄りの駅等から病院までの案内図が印字される。
図13は、第31検査室が2階にある場合の案内図を示している。移動元と移動先が異なる階に有る場合でも、移動元のフロアと移動先のフロアを並べて表示することにより、道順を分かりやすく表示することができる。
また、行き先に迷った場合は、患者または窓口担当者が近くの窓口にある端末20に接続されたリーダライタ30に診察カード40を挿入すると、カードリーダライタ30によって診察カード40に記録された患者情報が読み出されてホストコンピュータ10に送信され、端末20の制御部23は、ホストコンピュータ10から読み出した地図情報等に基づいて、現在地から行き先までの案内図を含む印字データを作成し、インタフェース26を介してカードリーダライタ30に供給する。カードリーダライタ30は、端末20の制御部23から供給された印字データを診察カード40に印字する。このようにして現在地から行き先までの案内図を改めて表示することが可能となる。
図14は、受付窓口に設置された端末20−1に接続されたカードリーダライタ30−1によって発行された診察カード50の表面の印字例を示している。この例では、診察カード50の表面には、タイトル「診察カード」と、ID番号「123456」と、発行日「2003年08月20日」と、名前「佐藤太郎」と、性別「男」と、生年月日「昭和43年03月10日」と、病院名「医療法人佐藤病院」と、所在地「東京都渋谷区恵比寿4−9−10」と、受付日「2003年08月20日」と、受付番号「501」とが書き換え可能に印字されている。また、診察カード50の内部には、ICチップ51が設けられ、各種データを記録することができるようになっている。図14ではICチップ51を点線で囲んだ矩形で示したが、実際にはその上に印刷層等が形成されており、目視で確認することはできない。
以下、ICチップ51が設けられた診察カード50を用いて、ICチップ51に案内情報や予約情報を記録する場合について説明する。ICチップ51には、図4に示した診察カード40の磁気記録部41と比較して、大量のデータを記録することができるので、診察カード50には、発行時に案内図を示すデータを記録しておくようにする。上述したように、この案内図は、病院内のある場所からある場所へ移動するときの経路を示すものであり、端末20−1の制御部23−1がその都度作成してもよいし、予め作成してICチップ51に記憶させておき、必要に応じてICチップ51から読み出すようにしてもよい。その都度作成する場合、ICチップ51には、病院の間取り図等の地図情報と各診察室、検査室、各窓口の位置を示す位置情報を記憶させておき、制御部23−1がこれらの情報に基づいて案内図を作成する。また、予め案内図を記憶しておく場合、移動元の場所と移動先の場所の組み合わせ毎に案内図を用意しておく。
ICチップ51を有する診察カード50を用いた場合、各端末20−1の制御部23−1は、診察カード50のICチップ51に記録された地図情報と位置情報を読み出して案内図を作成し、カードリーダライタ30−1を介して案内図を印字する。また、患者の診察履歴が診察カード50のICチップ51に記録される。その他の動作は、診察カード40を用いた場合と同様であるのでその説明は省略する。
ICチップ51を有する診察カード50を用いることにより、患者の診察履歴をICチップ51に記録することができる。また、地図情報をICチップ51に記録することができるので、ホストコンピュータ200と通信を行うことなく、端末20−1がICチップ51の地図情報に基づいて案内図を作成し、診察カード50の裏面に印字することができる。
また、診察カード50の裏面に、図15に示すように、現在位置である受付から次の行き先である第31診察室までの詳細な案内図(部分図)を印字するようにしてもよい。同様に、図16に示すように、現在位置である第31診察室から次の行き先である第2検査室までの詳細な案内図を印字するようにしてもよい。
また、診察カード40および50に病院等のエリアの案内図を印字する場合、書き換えが不要な部分を印刷によって記録し、書き換えが必要な診察室や検査室等を示す図形(この例では矩形)や経路を示す図形(この例では矢印)等を書き換え可能に印字するようにしてもよい。また、印刷によって記録した部分の色と、書き換え可能に印字した部分の色が互いに異なるようにすることもできる。また、現在位置と行き先とを異なる形状や色で印字するようにしてもよい。
また、上記実施の形態の構成及び動作は例であって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することができることは言うまでもない。
本発明の一実施の形態の構成例を示すブロック図である。 端末の構成例を示すブロック図である。 病院内での診察および検査の流れを示す図である。 診察カードの表の印字例を示す図である。 受付窓口での診察カードの裏面の印字例を示す図である。 診察室窓口での診察カードの裏面の印字例を示す図である。 診察室窓口での診察カードの裏面の印字例を示す図である。 検査室窓口での診察カードの裏面の印字例を示す図である。 検査室窓口での診察カードの裏面の印字例を示す図である。 予約窓口での診察カードの裏面の印字例を示す図である。 会計窓口での診察カードの裏面の印字例を示す図である。 薬局での診察カードの裏面の印字例を示す図である。 現在位置の階と行き先の階が異なる場合の診察カードの裏面の印字例を示す図である。 ICチップを有する診察カードの表の印字例を示す図である。 受付窓口から第31診察室までの詳細な案内図の印字例を示す図である。 第31診察室から第2検査室までの詳細な案内図の印字例を示す図である。
符号の説明
10 ホストコンピュータ
11,21 入力部
12,22 表示部
13,23 制御部
14,24 通信制御部
15,25 記憶装置
20−1乃至20−6 端末
30−1乃至30−6 カードリーダライタ
40 診察カード
41 磁気記録部

Claims (6)

  1. 磁気カードまたはICカードに病院内、または、病院内および病院から薬局までの移動を案内する案内情報および予約情報を表示した診察カードであって、
    前記診察カードの表面および/または裏面に、前記案内情報として、少なくとも現在位置と次の行き先へ案内する案内図を示す前記案内情報と前記予約情報とを書き換え可能に表示する記録部を有する
    ことを特徴とする診察カード。
  2. 前記案内情報には、前記案内図上に前記現在位置および前記次の行き先を示すマークおよび/または、前記現在位置から前記次の行き先までの経路を示す図形が含まれる
    ことを特徴とする請求項1に記載の診察カード。
  3. 前記予約情報には待ち人数の情報が含まれる
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の診察カード。
  4. 前記現在位置を示す前記マークと前記次の行き先を示す前記マークとは、形状および色の少なくともいずれかが異なる
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の診察カード。
  5. 前記現在位置から前記行き先までの経路を示す前記図形は、矢印である
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の診察カード。
  6. 病院内、または、病院内および病院から薬局までの移動を案内する案内情報および予約情報を所定の診察カードに記録する診察カードシステムであって、
    前記診察カードの表面および/または裏面に、前記予約情報と次の行き先に案内するための前記案内情報とを書き換え可能に印字する印字手段と、少なくとも患者のID番号などの患者情報を記憶する記憶手段とを備え、
    前記印字手段は、前記記憶手段から読み込んだ患者情報を元に、前記案内情報として、少なくとも現在位置から次の行き先までを案内する案内図を印字し、この案内図上には前記現在位置および前記次の行き先を示すマークおよび/または、前記現在位置から前記次の行き先までの経路を示す図形を印字する
    ことを特徴とする診察カードシステム。
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WO2013030460A1 (en) * 2011-08-31 2013-03-07 Jouni Hirvonen Navigation system and method
JP2015230612A (ja) * 2014-06-05 2015-12-21 富士通株式会社 経路表示制御プログラム、経路表示制御方法およびシステム

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