JP2005105514A - 蓋版の位置規制をできるようにした側溝ブロック - Google Patents
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Abstract
【課題】降雨時の集排水能力や景観の向上、あるいは車両走行によるガタツキ騒音の低減を図らしめる側溝ブロックを提供する。
【解決手段】側溝ブロック本体および蓋版の上面形状を皿形状や略V形状、あるいは片傾斜形状やL型形状、もしくはフラット形状とし、蓋版の中央部に縦方向あるいは横方向に1〜数個のスリット孔を設け、あるいはスリット孔に連通してなる浅い集水溝を配置し、該側溝ブロック本体には幅方向の位置規制用として半筒状の凸出部を蓋版側面には長さ方向での位置規整用として凸部をそれぞれ形成して構成する。
【選択図】図2
【解決手段】側溝ブロック本体および蓋版の上面形状を皿形状や略V形状、あるいは片傾斜形状やL型形状、もしくはフラット形状とし、蓋版の中央部に縦方向あるいは横方向に1〜数個のスリット孔を設け、あるいはスリット孔に連通してなる浅い集水溝を配置し、該側溝ブロック本体には幅方向の位置規制用として半筒状の凸出部を蓋版側面には長さ方向での位置規整用として凸部をそれぞれ形成して構成する。
【選択図】図2
Description
本発明は、雨水などによる路上の表面水を効率良く排水するコンクリート製の側溝ブロックに係り、蓋版の位置ズレを規制して、車両走行による蓋版のガタツキ騒音を抑制し、蓋版と側溝本体のクリアランスをも適正に保持するとともに、側溝ブロックの耐久性を著しく向上させ、且つ、美感を高めて周囲景観の向上をも図らしめる側溝ブロックを提供するものである。
従来から使用されている側溝ブロックは、蓋版の長さが通常50cm程度で、側溝本体は断面U型や門型断面のものがある。U型断面の側溝は上部が全面開放として形成され側溝内側の上方に蓋版嵌合部を設けた落蓋側溝、門型断面の側溝は、対向する2枚の側壁の上部の両端或いは中央を耐力梁で接合し、上方の開口部に蓋版嵌合部を設け、底部を全面開放として、全面開放された底部に施工現場でコンクリートを打設して水路勾配を自在に形成できる自由勾配側溝と呼ばれ、この側溝も蓋版嵌合部は前記落蓋蓋側溝と同様に単に蓋版を平坦な蓋版嵌合部に載置させただけである。これら側溝ブロックの蓋版載置部の形状の多くが蓋版との当接面を水平な単なる平坦面のものとしている。
いずれの側溝ブロックも道路以外に公園や広場、学校などに広く利用されている。
いずれの側溝ブロックも道路以外に公園や広場、学校などに広く利用されている。
上記のような側溝ブロックは、蓋版の当接部が水平な平坦面で構成されているが、この当接部が完全に水平でないため側溝本体と蓋版との間に常に隙間が生じており、車両の走行や場合によっては人の歩行程度でも蓋版はガタついて、所謂ガタツキ騒音を発生し、周辺住人に騒音による迷惑をかけたり、ガタツキを繰り返すことで側溝ブロックや蓋版が破壊に至ることがあった。また、そこまでいかなくとも蓋版の端部が衝撃を受けることで角欠けを生ずる場合が多く認められていた。
また、蓋版嵌合部には予めクリアランスを設けているが、車両通行によって蓋版はこのクリアランス寸法内で移動し、移動の際に蓋版の端面が蓋版同士あるいは側溝本体と衝突し合って角欠けを生じることが多い。蓋版の本体との当接部を円弧や傾斜面状に形成したものにおいても蓋版の上下方向のガタツキは抑制することはできるが、車両走行によってタイヤの摩擦を伴った回転力が強くあるいは繰り返し蓋版に作用すると、蓋版はタイヤの摩擦力と回転力によって強く蹴り上げられ、蓋版は自身同士や側溝本体の蓋版嵌合部の内壁に激しく衝突して破壊に至ることがある。また、蓋版の当接部が円弧や傾斜面であると前記摩擦力と回転力が横断方向に強く作用した場合、蓋版は円弧や傾斜の当接部に沿って回転しようと働くため蓋版の一端が一瞬本体から飛び出したり、回転、脱落する可能性もある。
一方、側溝蓋版には着脱するためや降雨時において路面流水を側溝内に流し込むためのものとして蓋版の端部に手掛け用溝部が設けられている。しかし、この手掛け部は雨水落とし込みの機能の点で充分なものではない。
路面に降った雨水は道路の縦断及び横断勾配に沿って流下するが、特に平坦な道路では主に横断勾配に沿って道路中央から民地側へ雨水が流れるのに対し、前記手掛け部の溝は水の流れの向きに平行になっており、また溝幅も20〜30mmと狭いので、流下する水の大半を受け止められずに雨水は民地側へ流出するなどし、集水効率は非常に低いものであった。
路面に降った雨水は道路の縦断及び横断勾配に沿って流下するが、特に平坦な道路では主に横断勾配に沿って道路中央から民地側へ雨水が流れるのに対し、前記手掛け部の溝は水の流れの向きに平行になっており、また溝幅も20〜30mmと狭いので、流下する水の大半を受け止められずに雨水は民地側へ流出するなどし、集水効率は非常に低いものであった。
それらを解決させるために本発明者は、特開平14−235365号を出願して蓋版のみを利用した方法で解決方法を模索してきた。要約すると蓋版の4側面に位置規制用の凸状の突起を形成するものである。
ここで、一般的な振動詰めコンクリート2次製品の蓋版の製造方法について説明すると、この種のコンクリート製品は鋼製型枠にコンクリートを打設して生産する。
量産を図る上で蓋版の型枠形状は、多数の鋼製縦板が蓋版の厚み分の間隔を開けて対向して列状に立設され、その側部の開口部は、下部を軸に回動して開閉自在な鋼製の側板が塞いでおり、上部からコンクリートを打設することで、立てた状態の蓋版が数〜10枚程度同時に製造できるようになっている。詰り、コンクリートは蓋版の4側面の何れかの1側面から打設され、そのような状態が水平方向に積層状に構成され、一度に多数の蓋版を製造できるようになっている。これを縦打ちとすると、これに対して蓋版を立てずにコンクリートを蓋版の上面或は下面から打設する方法は前記縦打ちに対して平打ちと呼ばれ、両者は単位面積当たりに製造可能な蓋版の枚数が大きく異なり、当然、縦打ちの方が量産に向いている。
上記特開平14−235365号は4側面に凸部を形成するものであるが、この方法は製造上の課題を持っていた。その課題とは、蓋版の位置規制用の凸状の突起を蓋版の4側面に一体的に、且つ、一定の形状で形成するためには、蓋版の4側面は型枠に接していなければならず、一般振動詰めコンクリートで製造する場合、コンクリートを打設する1側面は型枠に接していないため、凸状の突起を精度良く一体的に形成できず、蓋版の下面部からコンクリートを打設する平打ちで製造することになり、生産性もそれ程高くないことが判った。
そこで本願発明は縦打ちで生産性を高くするとともに、同様の効果を出せるものを考案したものである。
特開平14−235365号
ここで、一般的な振動詰めコンクリート2次製品の蓋版の製造方法について説明すると、この種のコンクリート製品は鋼製型枠にコンクリートを打設して生産する。
量産を図る上で蓋版の型枠形状は、多数の鋼製縦板が蓋版の厚み分の間隔を開けて対向して列状に立設され、その側部の開口部は、下部を軸に回動して開閉自在な鋼製の側板が塞いでおり、上部からコンクリートを打設することで、立てた状態の蓋版が数〜10枚程度同時に製造できるようになっている。詰り、コンクリートは蓋版の4側面の何れかの1側面から打設され、そのような状態が水平方向に積層状に構成され、一度に多数の蓋版を製造できるようになっている。これを縦打ちとすると、これに対して蓋版を立てずにコンクリートを蓋版の上面或は下面から打設する方法は前記縦打ちに対して平打ちと呼ばれ、両者は単位面積当たりに製造可能な蓋版の枚数が大きく異なり、当然、縦打ちの方が量産に向いている。
上記特開平14−235365号は4側面に凸部を形成するものであるが、この方法は製造上の課題を持っていた。その課題とは、蓋版の位置規制用の凸状の突起を蓋版の4側面に一体的に、且つ、一定の形状で形成するためには、蓋版の4側面は型枠に接していなければならず、一般振動詰めコンクリートで製造する場合、コンクリートを打設する1側面は型枠に接していないため、凸状の突起を精度良く一体的に形成できず、蓋版の下面部からコンクリートを打設する平打ちで製造することになり、生産性もそれ程高くないことが判った。
そこで本願発明は縦打ちで生産性を高くするとともに、同様の効果を出せるものを考案したものである。
そこで本発明は、上記したような従来技術における課題を解消することについて検討を重ねて創案されたものであって、U型側溝や門型形状をした側溝ブロックの開口部に該ブロックの天端を合せたり、あるいは一部突出させて載置する側溝蓋版との組合せてなる側溝ブロックにおいて蓋版を生産する場合に量産の可能な縦打ち方式とすると蓋版の側面側からコンクリートを打設するため、幅規制用の突起を側面に形成できないことにより、それに替わるものとして側溝ブロック本体の蓋載置部の側壁内側の上面あるいは一部下がった面から下面まで蓋版の長さ方向一枚当たり突出高2〜5mmの半筒状の凸部を2〜数個一体的に形成するようにして位置を規制し、蓋版の長さ方向の規制にあっては型枠面であることから蓋版の長さ方向の片面または両側面に1面当たり1〜数個の突出高2〜5mmの凸部を一体的に形成することによって従来技術における課題を適切に解決し、幅方向や長さ方向の蓋版の位置規制をすることに成功したものであって、以下の如くである。
(1) U型側溝や門型形状をした側溝ブロックの開口部に該ブロックの天端を合せたり、あるいは一部突出させて載置する側溝蓋版との組合せてなる側溝ブロックにおいて、側溝ブロック本体の側壁内側に位置する蓋載置部の上面あるいは一部下がった面から下面まで、2〜5mm突出した半筒状の凸部を蓋版と接する片側当たり2〜数個一体的に形成し、蓋版に当っては長さ方向の片面または両側面に1面当り2〜5mmの凸部を1〜数個一体的に形成して蓋版と側溝ブロック本体との幅方向や蓋版と側溝ブロック本体あるいは蓋版同士の長さ方向の隙間を一定に保つことができるようにしたことを特徴とする蓋版の位置規制をできるようにした側溝ブロック。
(2) 門型形状をした側溝ブロックの耐力梁上面や蓋版上面形状を皿形状や略V形状、または片傾斜形状やL型形状、もしくはフラット形状とし、蓋版の中央部に縦方向または横方向に1〜数個の逆Vの漏斗形状としたスリット孔を設けたり、あるいは連通してなる浅い集水溝を形成したり、さらには側溝本体と蓋版あるいは蓋版と蓋版との間に横方向または縦方向に1〜数個の集水溝を形成して集水機能を大幅に向上できるようにしたことを特徴とする前記(1)項に記載の蓋版の位置規制をできるようにした側溝ブロック。
(3) U型形状のコーピンの上面や門型形状の側溝ブロックの耐力梁上面形状および側溝蓋版上面形状の全面または部分的に、同一形状あるいは異なる大きさの組合せた方形状や丸形状や菱形状の模様や、インターロッキング状の模様などを凸型または凹型に施したり、あるいはレンガ状や丸、菱形や波形状などの幾何学模様を溝状に施したり、塗装や含浸あるいは酸化チタンや着色剤を練り込みコンクリートによって大気汚染の浄化に寄与したり周囲の景観に合せカラー化したり、または景観用としてグレードを上げるために種石を使用して洗い出しや磨き出しやブラスト処理したことを特徴とする前記(1)あるい(2)項に記載の蓋版の位置規制をできるようにしたことを特徴とする側溝ブロック。
本発明の側溝ブロックは、雨水の集水効率や景観の向上を図らしめ、更には側溝ブロック本体と同一高さに設置した時には、側溝蓋版の存在によって生じるガタツキ音や破損などの問題が一切生じることがなく、側溝本体より蓋版を一部突出させアスファルト層で押さえ込むことで簡便な暗渠タイプ側溝とすることができるなど、蓋版のみでの位置規制に比べ生産性もよく商業的に効果の大きい、また住民に喜ばれる発明である。
上記したような本発明によるものの具体的な実施態様を、添付図面に示すものについて説明すると、図1に示すものは表面を緩い傾斜面17によるV型形状とした側溝蓋版1で、中央部に縦方向のスリット孔15を1個形成し、長さ方向の位置規整として長さ方向の端部となる片側側面に2個の凸状の突起部14aを設けたもので、長さを1mとして従来のものより長くしてある。無論、この蓋版の長さは、将来施工の省力化等で1.5mや2mもしくは3mと長くすることについては何ら問題ない。この凸部は耐力壁を有する門型の自由勾配側溝などにあっては長さ方向で側溝本体の耐力壁と蓋版のクリアランスが一般的に5mm程度であるので、製造上の誤差も加味して径が10〜30mm、突出高が2〜5mmで構成される。またこの形状は丸でも矩形でも、あるいは半球、半円、台形状、あるいは厚み方向の余高での凸部としても、同様の効果を期待できることは説明するまでもないことである。
図2に示すものは、幅方向での蓋版の位置規制をできるようにした側溝ブロック7の一例であり蓋載置部の側溝内側35に幅方向での位置規整用として長さ方向と平行になる側面に側溝長さが2m製品とした場合、1m蓋版の長さ方向当たり2個の幅規制用凸部14を両面合わせて8個の半筒状の凸部14を側溝内側35の上端より少し下がった位置より下端まで設けたもので、蓋版と同じく、この半筒状の凸部は側溝本体と蓋版のクリアランスが一般的に5mm程度であるので、製造上の誤差も加味して幅が10〜30mmの半筒状体で、突出高が2〜5mmで構成される。またこの断面形状は半円、楕円、三角、台形状としても、あるいは側溝内側35の上端からの筒状体としても、同様の効果を期待できることは説明するまでもない、さらには半筒状の凸部の数は側溝ブロック本体の長さや蓋版の長さに応じて側溝ブロックに載置できる枚数が変化するので、それに合わせて増減できることは云うまでもない。
図3に示すものは図2に示した側溝ブロック7に側溝蓋版1を載置した状態を示す断面図で、半筒状の凸部14で側溝側壁にかかる土圧による水路内内側へのたわみや蓋版の長さ方向の凸部14aで車両走行による蓋版の浮き上がりや移動が規制され騒音の発生が抑えられる。またスリット孔15の形状を下方に向け広げた逆V状の漏斗形状とすることで、雨水と一緒に流下した土砂がスリット孔に詰まりにくい構造になっている。また、図4は図3に示した別例として側溝ブロック7aの天端より側溝蓋版1を突出させ、アスファルト舗装で蓋版の側面を押さえた状態を示す断面図で、車両走行による蓋版のガタツキ騒音や位置ズレをより強固に抑制するものである。
更に図5では縦断図でその使用状況を示しており、凸部14aによって蓋版の長さ方向のクリアランスを一定に保持するとともに位置ズレを規制し、車両走行によってタイヤの摩擦力と回転力が蓋版に作用しても蓋版の位置ズレを生じず、蓋版の端部同士がぶつかることがないので角欠けを防止することができ、クリアランスも一定に保持されることでその隙間からも雨水を落とし込むことができる。
図6は、蓋版の上面を皿形状18とし、蓋版中央部の縦断方向にスリット孔15を2個配置したもので、蓋版の長手方向両端に集水溝16を設け、長手方向の位置規制用に凸部14aを蓋版の中心を境にして両端面に1個ずつ左右違いに設けたものである。
この蓋版同士を並べると、一方の蓋版の突部がもう一方の蓋版の端面の凸部のない側に接触し、端面全体においては対になった凸部によって位置ズレを規制するものである。
この蓋版同士を並べると、一方の蓋版の突部がもう一方の蓋版の端面の凸部のない側に接触し、端面全体においては対になった凸部によって位置ズレを規制するものである。
次に、歩道部に設置される側溝においては、前述の皿形状や略V型形状では歩行の際に違和感がある、それは車椅子や乳母車などが片輪が傾いてしまって走りにくいので、表面をフラット形状として長さ方向に集水溝19を形成して集水機能を付加したものについて説明する。図7に示すものは、表面がフラット形状でありスリット孔15のみではある程度の雨水の集水に対処しにくいため、集水溝19をスリット孔に連通させて歩行者などに配慮して片方側に寄せて設けたものであり、横方向に流下する雨水を集水溝19で受け止め、スリット孔15へ導く効果がある。なお、溝の深さも5〜15mmと浅くして蓋版の強度に支障のないようにしており、また表面がフラット形状であるのでこの上を人が歩いてもほとんど違和感がなく、溝幅を10〜15mmと狭くすることで自転車や車椅子などでの移動にも支障が出ず、最近世間で重要視されているユニバーサルに対処したものとすることができる。なお、この集水溝19は、左右対称として中央部に形成しても良く、更に歩道以外に使用する前述の皿形状の蓋版や略V形状、片傾斜形状の蓋版にも採用して形成することでより効果が上がることは云うまでもないことである。
また、車道用側溝ブロックの蓋掛り部23を円弧状や傾斜面状とし、蓋版の当接部の形状も円弧状や傾斜面状と夫々工夫して、点接点や線接触等の効果によって騒音の発生を抑えるように工夫された側溝ブロックがある。 図8、図9に示す蓋版は、斯様な機構を採用したものの一例であり、これらの機構を採用した側溝ブロック図10乃至図12、図14、図15は、自動車走行などによって側溝ブロックの幅方向の一方に偏った荷重が作用すると、蓋版の当接部が円弧や傾斜であることから、蓋版は回転しようと働く。この場合においても蓋版載置部の側壁内面に凸部14を設けることで蓋版の回転移動を規制し、回転を防止する。
また、前述したように蓋版載置部の当接部を円弧状や傾斜面にした側溝ブロックにおいても、自動車のタイヤによる強い摩擦力や回転力が蓋版に作用し、その作用方向が側溝本体の長手方向に沿ったものであると、蓋版はタイヤによって蹴り上げられ、蓋版の端面が後方の蓋版端面や門型側溝の場合は耐力梁の端面に衝突し角欠けを生ずるとともに、一側に蓋版が寄せられるため適正なクリアランスを保持できず、一方ではクリアランスの間隔が全く無くなり、他方その反対側のクリアランスの隙間は極大に達する。
斯様な場合においても、図8、図9に示すように蓋版の長手方向の端面に突部14を設けることで蓋版のクリアランスは常時一定に保持され、ブロックの端面同士が直接衝突することがないから角欠けも生じない。
また、前述したように蓋版載置部の当接部を円弧状や傾斜面にした側溝ブロックにおいても、自動車のタイヤによる強い摩擦力や回転力が蓋版に作用し、その作用方向が側溝本体の長手方向に沿ったものであると、蓋版はタイヤによって蹴り上げられ、蓋版の端面が後方の蓋版端面や門型側溝の場合は耐力梁の端面に衝突し角欠けを生ずるとともに、一側に蓋版が寄せられるため適正なクリアランスを保持できず、一方ではクリアランスの間隔が全く無くなり、他方その反対側のクリアランスの隙間は極大に達する。
斯様な場合においても、図8、図9に示すように蓋版の長手方向の端面に突部14を設けることで蓋版のクリアランスは常時一定に保持され、ブロックの端面同士が直接衝突することがないから角欠けも生じない。
各図についてより詳細に説明する。
図8に示すものは、図1のものと同様に上面形状を略V形状としスリット孔を縦断方向に長く設けた蓋版である。蓋版の下面両端の側溝ブロック本体との当接部を円弧状とし、図11に示したような円弧状の蓋掛り部23aを有する側溝ブロック本体と組合せて使用することでブロックのネジレを吸収する線接点の構造となり、車両走行によるガタツキ騒音を発生しにくくしたものである。蓋版の上面には周囲の景観に調和させるため矩形突出模様21を形成して美感の向上を図ったものであり、歩行時の靴底の滑りを防止する効果も兼ね備えている。またこの突出模様は蓋版の中央付近には設けておらず、蓋版の中央に集水された雨水の流れを妨げずにスムーズにスリット孔に落とし込むものとなっており、このことも図8に示した蓋版の特徴となっている。
図8に示すものは、図1のものと同様に上面形状を略V形状としスリット孔を縦断方向に長く設けた蓋版である。蓋版の下面両端の側溝ブロック本体との当接部を円弧状とし、図11に示したような円弧状の蓋掛り部23aを有する側溝ブロック本体と組合せて使用することでブロックのネジレを吸収する線接点の構造となり、車両走行によるガタツキ騒音を発生しにくくしたものである。蓋版の上面には周囲の景観に調和させるため矩形突出模様21を形成して美感の向上を図ったものであり、歩行時の靴底の滑りを防止する効果も兼ね備えている。またこの突出模様は蓋版の中央付近には設けておらず、蓋版の中央に集水された雨水の流れを妨げずにスムーズにスリット孔に落とし込むものとなっており、このことも図8に示した蓋版の特徴となっている。
図9の蓋版は、図6に示した蓋版と同様に上面を皿形状とし、スリット孔を2個設けた蓋版である。蓋版下面両端は、側溝本体の蓋掛り部との当接部形状を傾斜面22aとしたもので、図10に示した傾斜面による本体当接面23cを有する側溝ブロックや、図12に示したように上に凸の円弧状に形成した蓋掛り部の蓋版当接部23bを有する側溝ブロックと組合せて使用することで点接触や楔効果、あるいは線接触等の騒音防止効果が得られることができるようにしたものである。
蓋版の表面には、菱形突出模様21aを形成して周囲の景観に配慮したものである。なお蓋版や側溝ブロックの表面は、必要に応じて単に図8や図9に示したパターン模様を施すだけではなく、梨地状の微細なザラザラ面にして美感と滑り止め効果をより高めることもでき、これらの他、塗装や無機顔料を含浸又は練り込みさせてカラフルに着色したり、陶器や本石のタイルを埋め込んで、より美感を求めることもできる。
更に種石を使用して洗い出し仕上げや、研磨仕上げ、ブラスト仕上げ、こたたき仕上げ、ビシャン仕上げなどの表面処理をすることで、質感を高め、より景観性を向上させることができる。
なお、酸化チタンなどに代表される光触媒物質を側溝ブロック表面に付着させたり、これらの物質が含まれるタイルを埋め込むことで、大気中の有機不純物を酸化分解し、浄化させることもでき、保湿性を有する物質やゼオライトなどの多孔質物質をコンクリートと混合することで、ゼオライトの吸着による浄化効果が得られるだけでなく、コンクリート内部の保湿材から徐々に水分を大気中に蒸散することで気化熱を奪って周辺の気温を下げ、ヒートアイランド現象に好ましい効果も期待できる。
蓋版の表面には、菱形突出模様21aを形成して周囲の景観に配慮したものである。なお蓋版や側溝ブロックの表面は、必要に応じて単に図8や図9に示したパターン模様を施すだけではなく、梨地状の微細なザラザラ面にして美感と滑り止め効果をより高めることもでき、これらの他、塗装や無機顔料を含浸又は練り込みさせてカラフルに着色したり、陶器や本石のタイルを埋め込んで、より美感を求めることもできる。
更に種石を使用して洗い出し仕上げや、研磨仕上げ、ブラスト仕上げ、こたたき仕上げ、ビシャン仕上げなどの表面処理をすることで、質感を高め、より景観性を向上させることができる。
なお、酸化チタンなどに代表される光触媒物質を側溝ブロック表面に付着させたり、これらの物質が含まれるタイルを埋め込むことで、大気中の有機不純物を酸化分解し、浄化させることもでき、保湿性を有する物質やゼオライトなどの多孔質物質をコンクリートと混合することで、ゼオライトの吸着による浄化効果が得られるだけでなく、コンクリート内部の保湿材から徐々に水分を大気中に蒸散することで気化熱を奪って周辺の気温を下げ、ヒートアイランド現象に好ましい効果も期待できる。
これら蓋版を載置させる落蓋式U形側溝のひとつとして、図10に示すものは蓋載置部を斜面状23cとして蓋を本体蓋載置部にクサビ状に食い込ませてガタツキ騒音の防止を図ったもので、蓋版の回転防止と幅方向での位置規制として半筒状の凸部14を設けた側溝ブロックの一例である。底部には、現場でコンクリートを打設することで自由に水路勾配を形成できるように開口部25を設けて、図13のようにインバートコンクリート11と側溝本体が一体化されるようにしたものである。開口部25によって側溝ブロック本体の軽量化も実現できる。
なお、開口部25にコンクリートを打設せずに、雨水を地下浸透させる浸透用
ブロックとしても利用できる。
なお、開口部25にコンクリートを打設せずに、雨水を地下浸透させる浸透用
ブロックとしても利用できる。
図11は前述の蓋載置部を円弧状23aのように線接触として騒音ガタツキ防止を図れるようにしたもので、蓋版の回転防止と幅方向の位置規制として凸部14を設けた側溝ブロックの1例であると同時に、側溝の底版を図10のものとは異なり、インバートコンクリートをある程度の強さで一体化できるよう貫通孔でなく凹部25aを形成したものである。また、蓋載置部や底版の形状に関係なく、本発明の側溝ブロックは、図11に示す如く土留用の踵部26を設け、図14で示されるように擁壁を兼ねた使用も可能な側溝と組合せることもあり、土地の有効利用が図られる。
図12は前述の蓋載置部を凸状の円弧状とし図11とは異なる線接触としてガタツキ騒音の防止を図れるようにしたもので、蓋版の回転防止と幅方向の位置規制として凸部14を設けた側溝ブロックの一例であると同時に、側溝の底版を図10、図11で示したものよりもインバートコンクリートをより強固に一体化させるために鉄筋を露出させた底版開口部25bを設けたもので、図15に示したように一体性の強い水路底版を形成することができる。また、蓋載置部や底版の形状に関係なく、側溝の比較的深いサイズのものにおいては側壁面の中央部の肉厚を削ることにより凹部27を形成し、額縁形状とすることで側溝の重量を軽減し経済的な商品とすることができる。本発明の蓋版は、このような額縁形状の側溝と組合せることもある。また、額縁状に限らず、側壁をリブで補強し、額縁状のものと同様の効果を得ることもできる。本発明の側溝ブロックは、一般的に市場にある従来の側溝ブロック全般に応用することができる。
次に一般的な従来型の側溝ブロックにおける使用状態での問題点についての仔細を説明する。図13は、図2に示す側溝ブロック7の蓋掛り部と同様に単なるフラット状の当接面23とし、底部にコンクリートを打設して水路勾配を自在に形成できるようにした側溝ブロック7cで、側壁35に半筒状の凸部14を設けていない従来から利用されている一般的な側溝ブロックである。
土中に埋設された側溝の側壁が受ける水平方向の土圧には、三角形状で示される土砂の自重による土圧と半ラッパ形状で示される車輪10の荷重による土圧がある。これらによる土圧、特に輪荷重による上部への大きな集中荷重が載荷すると、従来からの単なるU形の側溝本体では破線で示したように水路内側の方向へ側壁がたわみ、内側にたわんだ側壁によって側溝蓋版が挟み込まれ、蓋版の側面全面が圧着されることになるので蓋版の脱着が非常に困難となる。また、このたわみによって側壁下部や底版外側が引張力を受け、水路底部にヒビワレが発生するなど破損や漏水の一因ともなる
土中に埋設された側溝の側壁が受ける水平方向の土圧には、三角形状で示される土砂の自重による土圧と半ラッパ形状で示される車輪10の荷重による土圧がある。これらによる土圧、特に輪荷重による上部への大きな集中荷重が載荷すると、従来からの単なるU形の側溝本体では破線で示したように水路内側の方向へ側壁がたわみ、内側にたわんだ側壁によって側溝蓋版が挟み込まれ、蓋版の側面全面が圧着されることになるので蓋版の脱着が非常に困難となる。また、このたわみによって側壁下部や底版外側が引張力を受け、水路底部にヒビワレが発生するなど破損や漏水の一因ともなる
しかし、図14に示すように側溝本体の蓋載置部の側壁内側に半筒状の凸部14を設けることにより、側溝本体のたわみを押さえることができ、そのことによって側溝底版の破損を防止できる。また蓋版が挟まれたとしても接点が凸部だけの線接点であるため、蓋版を持ち上げる際の摩擦が小さく、側溝掃除の際など簡単に蓋版を取出すことができる。しかしながら、この側壁内側の凸部や蓋版の長さ方向の突起部は車両走行の度に本体側壁内側と蓋版あるいは蓋版同士においても多少動いて長期間の間には擦れて凸部や突起部が小さくなったり掃除の際、取り扱いが悪く欠けたりすることもあり、この対策として一体形成するコンクリートの凸部や突起部に替えてプラスチックや木や金属の材料にして両面テープや接着材で貼り付けて一体的に形成することで摩擦や欠けが出た場合に部分的に取り替えることで多少高くなることを除けばメンテナス効果を期待することができる。この方法は、以後の説明においても同様にあてはまるので省く。
なお、図8および図11に示す側溝ブロック本体や蓋版など、蓋掛り形状が円弧状の場合、特に深いサイズになると輪荷重などによる側圧によって側壁が内側へ押しやられ、円弧部に蓋版を浮き上がらせようとする荷重が大きく作用し、円弧状の曲面に沿って蓋版がずり上がって側溝本体から浮き上がり、更に側壁が大きくたわんでひび割れに至るが、図14に示すように側溝本体の蓋載置部の側壁内側に半筒状の凸部14を設けることでこれを防止することができる。
また、街路でよく使用される例として図15に示すように側溝に歩車道境界ブロック12aを添えて設置する場合がある。図15は、図12に示した蓋版載置部23bと図9に示した斜めの蓋掛り部22aとして車両走行による騒音に対処したものであるが、図14の施工例同様、側溝ブロック本体の蓋載置部の側壁内側に半筒状の凸部14を設け、更に蓋版を側溝天端より突出させ、突出した側面部をアスファルト舗装で押さえ込んだものである。また、側溝本体を深いサイズの使用例として図示しており、深いサイズは経済性を高めるために側壁に凹部27を形成し額縁状として経済性を高めている。
次に図16に示すものは、縦断方向のスリット孔15を3個形成し、矩形の突出模様21を施した蓋版に歩車道境界ブロック形状の縁石部12eを蓋版と一体化させてL形状としたものである。これを図17に示すように側溝ブロック本体より蓋版上部を一部突出させてその突出部をアスファルト舗装で押さえることで一種の暗渠型の自由勾配側溝とすることができる、さらに縁石部12eに通水用の切欠き凹部13を設けておくことで、境界ブロックの左右両方からの雨水を効率よく集水できる。
また、図示した縁石部12eは一例で、縁石部の形状は自動車の乗入れや横断歩道の乗入れ箇所に合わせて低頭化したり、スリット孔の形状、数、大きさは適宜変更でき、突出模様は図示した形状のものに限定するものではなく、種々の模様や滑り止め加工を施すことができる。
また、図示した縁石部12eは一例で、縁石部の形状は自動車の乗入れや横断歩道の乗入れ箇所に合わせて低頭化したり、スリット孔の形状、数、大きさは適宜変更でき、突出模様は図示した形状のものに限定するものではなく、種々の模様や滑り止め加工を施すことができる。
この境界ブロックと蓋版を一体化させたものとは別に、後から蓋版上に歩車道ブロックを据え付けるものとしては、図18に示すように幅方向の端部に歩車道境界ブロック載置部20を設けたものがあり、集水効率や景観の向上のため、蓋版の上面を緩い斜面に形成し丸形模様21bを設けてある。この蓋版を使用することで図21のように歩車道境界ブロック12を配置し背面を土盛りして歩道部を一段高く形成するマウンドアップ方式にすることができ、また蓋版のガタツキをより強く押さえるためアスファルト舗装31で蓋版をアスファルト中に固定してある。
歩車道境界ブロックの背面を土盛りしないフラット方式の路面を構築する場合は、マウンドアップ方式のように歩車道境界ブロックの背面を支える土盛りがないため歩車道境界ブロックが動かないように強固に固定する必要があり、図19に示すように歩車道境界ブロック載置部20に嵌合凹部20aを設け、図22のようにブロックの下面よりアンカー筋20dを突出させた歩車道境界ブロック12bをモルタルまたは接着剤で強力に側溝本体に固定させたり、図23のように接合面に嵌合凸部を設けた歩車道境界ブロック12cを同様の方法で一体化させることもできる。
更に、別の方法によって強固に固定する方法として図24のように
この嵌合凹部に代えてインサート20bを埋設しておき、通し孔を設けた歩車道境界ブロック12dを上下に通しボルト20cで一体化させて固定する方法もある。
この嵌合凹部に代えてインサート20bを埋設しておき、通し孔を設けた歩車道境界ブロック12dを上下に通しボルト20cで一体化させて固定する方法もある。
蓋版の形状としては、図3や図13および図14に示すように蓋版を側溝内に完全に落し込むものや、図15、図17、図21、図22に示すように側溝上面より多少突出させてアスファルト舗装で押さえて固定するもの、更には図23、図24に示すように蓋版の幅を側溝の総幅と同じにして下面に段部を形成して落としこみ、突き出る部分を多くしてアスファルト舗装内に深く固定する構造のものがあり、強く固定することでより安全性が増すことになる。また、側溝の底版の形状についても図23の如く半円にして掃流性を向上できるようにしたり、図24のように底部に凹部25aを設け、インバートコンクリート11を打設して自由な排水勾配を形成できるようにするなどいろいろ組合せることができる。更に、半円形の底部に凹部25を組み合わせることもでき、本発明は市場に流通する一般的な従来型の側溝のほぼ全般に応用でき、従って水路底部形状をほとんど限定するものでないことは言うまでもない。
図20は、図19の蓋版に形成したスリット孔の表面部分に埋設するスリット用補強材24を示したものであり、金属質または樹脂質のものとすることでスリット孔部の車両走行による角欠けを防止して耐久性を向上させることができる。またこのスリット用補強材24に配色することで景観も向上し、更には注意を促す黄色や蛍光色または夜光性色とすることで走行車両の運転者に車道部と歩道部との境界の認識を促し、交通安全の一助としても機能させ得る。なお、当然ながら、スリット孔破損の恐れのない歩道などでは、このスリット用補強材を使用しないでスリット孔を形成することになる。
蓋版に形成するスリット孔は、その向きを水の流れと直交する方向に長くすることで流下してくる水をより幅広く受け入れることができるが、図18に示した蓋版を図21のように配置してL型形状を形成する場合は、流下してくる雨水は一度歩車道境界ブロックの手前で溜まった後にスリット孔に流下していくことになるので、縦断方向のスリット孔15aでも充分な集水効果が得られる。更に蓋版の長さ方向の端部に切り込み凹部16を形成することで、蓋版布設後横断方向のスリット孔となり、集水効率を更に向上させる。
次に歩車道境界ブロックを使用せず、歩道端に設置することで、同様の効果を期待できるものについて説明する。図25に示すものは上面を片傾斜させ横方向にスリット孔を設けた蓋版であり、これを図26のように設置することで、車道および歩道部の雨水が路面を横断方向に流下して一度蓋版の低い側に溜まり、その水が横方向のスリット孔から側溝内に流下して効率よく集水することができるものである。また、蓋版の側溝本体への載置方法は、その逆としても同様の効果を得ることが出来、路面流水が民地側に流れ込まないものとなっている。また、この蓋版は歩道用としており、強度は車道用のものほど必要としないので、蓋版の裏側を逆U型に削って薄肉形状として経済性を高めており、表面にはインターロッキング模様21dを形成し景観にも配慮しているものの例でもある。
これまではU型の側溝について述べてきたが、上面に耐力梁を有し
底版を開放させた門型の自由勾配側溝でも同様に使用することができる。この例を述べると、図27は幅方向での位置規制用の突起として台形状の凸部14を側壁内側に位置する蓋載置部の上面から下面まで設置した状態を示すもので、耐力梁29を長くして中央に配置し、載置する図6の蓋版2の形状に合わせて、耐力梁の上面を皿形状とし、スリット孔を設けた自由勾配側溝9で、図28は蓋版と組合せて底部にインバートコンクリートを打設した使用状態を示した図である。この他に、図29、図31に示すように、自由勾配側溝の耐力梁29a、29bの上面も載置する蓋版と同様の形状とすることで全延長にわたって同一形状に形成できる。
底版を開放させた門型の自由勾配側溝でも同様に使用することができる。この例を述べると、図27は幅方向での位置規制用の突起として台形状の凸部14を側壁内側に位置する蓋載置部の上面から下面まで設置した状態を示すもので、耐力梁29を長くして中央に配置し、載置する図6の蓋版2の形状に合わせて、耐力梁の上面を皿形状とし、スリット孔を設けた自由勾配側溝9で、図28は蓋版と組合せて底部にインバートコンクリートを打設した使用状態を示した図である。この他に、図29、図31に示すように、自由勾配側溝の耐力梁29a、29bの上面も載置する蓋版と同様の形状とすることで全延長にわたって同一形状に形成できる。
図29は本体中央部に開口部を設けた自由勾配側溝9aに幅方向で
の位置規制用の半筒状の凸部14を側壁内側に位置する蓋載置部の上面から下面まで設置した状態を示すもので、図19に示した形状の蓋版を載置するもので、歩車道境界ブロックを直接載置できるように上面に嵌合凹部20aを設け、景観の向上のために頂版の表面に矩形模様21を設けてある。また、縦方向のスリット孔に代えて長さ方向の端部に横方向の切り込み凹部16を形成してあり、蓋版のスリット孔との兼用で集水の機能を充分に発揮することができる。この施工例を図30に示した。
の位置規制用の半筒状の凸部14を側壁内側に位置する蓋載置部の上面から下面まで設置した状態を示すもので、図19に示した形状の蓋版を載置するもので、歩車道境界ブロックを直接載置できるように上面に嵌合凹部20aを設け、景観の向上のために頂版の表面に矩形模様21を設けてある。また、縦方向のスリット孔に代えて長さ方向の端部に横方向の切り込み凹部16を形成してあり、蓋版のスリット孔との兼用で集水の機能を充分に発揮することができる。この施工例を図30に示した。
図31は自由勾配側溝の上面開口部を長さ方向の中央と端部に設けて側溝自体を長尺化し、現場施工の簡素化を図ったものであるとともに、集水効率向上のために耐力梁表面の形状を緩い傾斜面とし、表面にインターロッキング模様21dを形成したものである。また、蓋載置部両側の段部を門型の自由勾配側溝9や9aのものより低く形成し、図23、図24に示した蓋版4b、4cと同様に蓋版下面端部に段差を設け、側溝本体と総幅を同じとした図32に示す蓋版5aと組み合わせることで、自由勾配側溝でも図32に示すようにアスファルト舗装で蓋版を固定した側溝を形成することができる。当然ながら、蓋版5aの表面は自由勾配側溝9bの耐力梁上面と同様とすることで前延長にわたって同一形状となり、また図21の場合と同様に側溝本体の横に歩車道境界ブロックを設置してL型形状とすることで、横方向のスリット孔15aで充分な集水能力が得られることは前述の落蓋側溝の場合と同様である。
尚、図示はしていないが門型の自由勾配側溝においては、耐力壁を有していることから長さ方向の蓋版の位置規制の突出部を蓋版に替えて、蓋版の長さ方向の端面に接する筒状の凸部を耐力梁の端面に2個以上一体的に形成することで蓋版に設けた突部と同様に長さ方向での位置規制ができる。
以上説明してきたように、本発明の側溝ブロックの蓋版は、上面を皿形状や略V字形状、L型形状や片傾斜形状など、雨水をスリット孔に導きやすい形状をしており、且つ、スリット孔は逆Vの漏斗形状として目詰まりを起こしにくくしており、従来の蓋版より効率よく側溝内に排水することができる。また蓋版上に形成するスリット孔の配置方法は縦方向に1箇所としたり、2箇所、更には3箇所としたり、連通する浅い溝を形成したりすることができ、またL型形状として使用する場合などでは横方向に2〜3箇所としたり、更には蓋版の長さ方向の端部に集水用の切欠き凹部を設けることなどで、使用条件や集水能力に合わせたスリット孔の位置や個数、あるいは連通する溝を設定できることは前述の通りである。
また本発明の集水機能を付加した蓋版は、土圧による側壁のたわみを防止して側溝ブロック本体と蓋版の隙間を一定に保つために幅方向での位置規制用の凸部14を形成したU型の落蓋側溝や踵部を有し擁壁と兼用できる側溝、更には深いタイプなどで側面を額縁状の凹み27を設けて経済性を高めた側溝、もしくは上部に耐力梁を設け底部を開放とした自由勾配側溝などと組合せて使用するものである。
このように、蓋版の生産性を高めるため縦打ちの製造方法を採用するに当たって、側溝ブロック本体の蓋載置部の側壁内側に幅方向での位置規制用の凸部を設けると共に、蓋版の長さ方向端面に長さ方向での位置規制用の凸部を設けることにより、側溝本体に載置された蓋版は幅および長さ方向ともにしっかりと位置規整されるので、車両走行による蓋版のズレや跳ね上がりが防止され、ガタツキ騒音がほとんどなくなり、また蓋版同士や蓋版と側溝本体とに一定の隙間が確保されるので、比較的壊れやすい蓋版の角部分での接触がなくなり、角欠け等の破損を未然に防ぐことも出来る。更には側溝本体の内側へのたわみを抑えて側壁および底版へのひび割れも防ぐことが出来、施工後長期間経過しても、蓋版と側溝本体が従来の面接触に対して点接触であるため、掃除等を目的とした蓋版の取り外しも容易であるなどの様々な利点がある。以上のように、蓋版のガタツキ騒音による苦情や蓋版の破損による景観の悪化、および破損した蓋版の取替え手間などが一切なくなり、社会的メリットも大きいものである。
また、近年は忙しい住民に代わって、役所から委託された清掃業者が蓋版を取り外さずにバキューム車などを使用して側溝を掃除するようになってきており、そのことで蓋版のない箱型形状の側溝も多く使用されてきている。しかし、このような価格の高い箱型形状の側溝は、わざわざ作らなくても、U型または門型の側溝から蓋版を多少突出させるように設置し、アスファルト舗装で蓋版を押さえることで、安価に形成することができるので、本発明の蓋版はこのように経済効果の高いものともなる。また、蓋版をほとんど取り外さない場合では、施工の省力化等を図り経済効果を上げるため、蓋版の長さを1.5mや2mもしくは3mと長尺化としても、これまで説明してきた集水効率やガタツキ騒音に対する効果も同様に得ることが出来る。
更に、本発明の蓋版の上面を矩形模様、菱形模様、更には円形模様やインターロッキング模様などとしたり、カラー化したり、種石使用による洗い出しや磨き出しやブラスト処理して高級感を出したり、スリット孔にはカラフルなスリット用補強材を用いたりすることで景観や耐久性を向上させたり、車道、歩道の境界を明確にさせるなど交通安全にも効果を発揮するものであり、酸化チタンを表面に塗ったり含浸したり練り混ぜたものは、走行車両から発せられる大気汚染物質である窒素酸化物や硫黄酸化物を浄化する効果を発揮するものであり、ガタツキ騒音防止のみならず地域空気環境をも改善できるものである。
また、本発明の側溝ブロックにゼオライトや保湿材を含んだものは、ゼオライトの吸着性によって大気汚染物質を吸着して浄化を図り、保湿材によって大気中に水分を徐々に蒸散して気化熱を利用することで温度上昇を抑制し、ヒートアイランド現象に好ましい効果を期待できる。
本願発明は、蓋版と側溝ブロック本体との組合せに限らず、グレーチングと側溝本体との組合せにおいても、グレーチングの長さ方向に凸部を設けることでガタツキを押さえたり、側溝本体の側壁のたわみを防止するなど蓋版の場合と同様の効果を得ることができる。
1〜1a 表面を緩いV型形状とした側溝蓋版
2〜2a 表面を皿型形状とした側溝蓋版
3 表面をL型形状とした側溝蓋版
4〜4c 表面に歩車道ブロック取り付け部を設けた側溝蓋版
5〜5a 表面を片傾斜形状とした側溝蓋版
6〜6a 表面をフラット形状とした側溝蓋版
7〜7c 落蓋式側溝本体
8 土留用落蓋式側溝本体
9〜9b 自由勾配側溝本体
10 車輪
11 インバートコンクリート
12〜12d 歩車道境界ブロック
12e 突出部
13 通水凹部
14〜14a 凸部
15〜15a スリット孔
16 切り込み凹部
17 V型面
18 皿型面
19 集水溝
20 歩車道境界ブロック載置部
20a 嵌合凹部
20b インサート
20c 通しボルト
20d アンカー筋
21〜21d 模様
22〜22a 蓋掛り部
23〜23c 蓋版載置部
24 スリット用補強材
25 底版開口部
25a 底版凹部
25b 鉄筋露出底版開口部
26 踵部
27 側壁面凹部
28 半円状底版
29〜29b 耐力梁
30〜30b 開口部
31 アスファルトコンクリート
32 モルタル
33 基礎砕石
34 基礎コンクリート
35 側溝内側
2〜2a 表面を皿型形状とした側溝蓋版
3 表面をL型形状とした側溝蓋版
4〜4c 表面に歩車道ブロック取り付け部を設けた側溝蓋版
5〜5a 表面を片傾斜形状とした側溝蓋版
6〜6a 表面をフラット形状とした側溝蓋版
7〜7c 落蓋式側溝本体
8 土留用落蓋式側溝本体
9〜9b 自由勾配側溝本体
10 車輪
11 インバートコンクリート
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12e 突出部
13 通水凹部
14〜14a 凸部
15〜15a スリット孔
16 切り込み凹部
17 V型面
18 皿型面
19 集水溝
20 歩車道境界ブロック載置部
20a 嵌合凹部
20b インサート
20c 通しボルト
20d アンカー筋
21〜21d 模様
22〜22a 蓋掛り部
23〜23c 蓋版載置部
24 スリット用補強材
25 底版開口部
25a 底版凹部
25b 鉄筋露出底版開口部
26 踵部
27 側壁面凹部
28 半円状底版
29〜29b 耐力梁
30〜30b 開口部
31 アスファルトコンクリート
32 モルタル
33 基礎砕石
34 基礎コンクリート
35 側溝内側
Claims (3)
- U型側溝や門型形状をした側溝ブロックの開口部に該ブロックの天端を合せたり、あるいは一部突出させて載置する側溝蓋版との組合せてなる側溝ブロックにおいて、側溝ブロック本体の側壁内側に位置する蓋載置部の上面あるいは一部下がった面から下面まで、2〜5mm突出した半筒状の凸部を蓋版と接する片側当たり2〜数個一体的に形成し、蓋版に当っては長さ方向の片面または両側面に1面当り2〜5mmの凸部を1〜数個一体的に形成して蓋版と側溝ブロック本体との幅方向や蓋版と側溝ブロック本体あるいは蓋版同士の長さ方向の隙間を一定に保つことができるようにしたことを特徴とする蓋版の位置規制をできるようにした側溝ブロック。
- 門型形状をした側溝ブロックの耐力梁上面や蓋版上面形状を皿形状や略V形状、または片傾斜形状やL型形状、もしくはフラット形状とし、蓋版の中央部に縦方向または横方向に1〜数個の逆Vの漏斗形状としたスリット孔を設けたり、あるいは連通してなる浅い集水溝を形成したり、さらには側溝本体と蓋版あるいは蓋版と蓋版との間に横方向または縦方向に1〜数個の集水溝を形成して集水機能を大幅に向上できるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の蓋版の位置規制をできるようにした側溝ブロック。
- U型形状のコーピンの上面や門型形状の側溝ブロックの耐力梁上面形状および側溝蓋版上面形状の全面または部分的に、同一形状あるいは異なる大きさの組合せた方形状や丸形状や菱形状の模様や、インターロッキング状の模様などを凸型または凹型に施したり、あるいはレンガ状や丸、菱形や波形状などの幾何学模様を溝状に施したり、塗装や含浸あるいは酸化チタンや着色剤を練り込みコンクリートによって大気汚染の浄化に寄与したり周囲の景観に合せカラー化したり、または景観用としてグレードを上げるために種石を使用して洗い出しや磨き出しやブラスト処理したことを特徴とする請求項1〜2の何れか1つに記載の蓋版の位置規制をできるようにした側溝ブロック。
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