JP2005103143A - 洗濯ばさみ - Google Patents
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Abstract
【課題】二つの洗濯物の厚さに大きな差がある場合でも、二つの掴み部によってそれぞれしっかりと止めることができる洗濯ばさみを得る。
【解決手段】洗濯ばさみ1を、支点となる開閉軸2によって開閉自在に連結された一対の挟持部材3からなり、各挟持部材3に、開閉軸2を挟んで開閉操作部4と二つのピンチ部5とを設け、対面する上記ピンチ部5が2組の掴み部8を形成し、上記2組の掴み部8のそれぞれに、上記開閉軸2を設けると共に、対面する上記ピンチ部5が互いに閉じ合うように付勢するばね9を取り付けた構成とした。
【選択図】図2
【解決手段】洗濯ばさみ1を、支点となる開閉軸2によって開閉自在に連結された一対の挟持部材3からなり、各挟持部材3に、開閉軸2を挟んで開閉操作部4と二つのピンチ部5とを設け、対面する上記ピンチ部5が2組の掴み部8を形成し、上記2組の掴み部8のそれぞれに、上記開閉軸2を設けると共に、対面する上記ピンチ部5が互いに閉じ合うように付勢するばね9を取り付けた構成とした。
【選択図】図2
Description
この発明は、洗濯物を挟持する洗濯ばさみに関する。
従来から、物干し竿に架けられた洗濯物を竿越しに挟持するものとして、図1(a)、(b)に示すような洗濯ばさみ21がある。
この洗濯ばさみ21は、支点となる開閉軸22を挟んで開閉操作部23と二股のピンチ部24とを有する同一形状をした一対の挟持部材25からなり、この一対の挟持部材25を対向させて、支点となる開閉軸22を互いに開閉可能に連結し、一対の挟持部材25の対面する二股のピンチ部24が互いに閉じ合うように、一対の挟持部材25間にバネを設けたものである。
この洗濯ばさみ21は、支点となる開閉軸22を挟んで開閉操作部23と二股のピンチ部24とを有する同一形状をした一対の挟持部材25からなり、この一対の挟持部材25を対向させて、支点となる開閉軸22を互いに開閉可能に連結し、一対の挟持部材25の対面する二股のピンチ部24が互いに閉じ合うように、一対の挟持部材25間にバネを設けたものである。
この洗濯ばさみ21は、一対の挟持部材25の対面する二股のピンチ部24によって、二つの掴み部24a、24bが形成される。したがって、干し竿に並んで干した洗濯物の間に、一つの洗濯ばさみ21を配置することにより、二つの洗濯物を二つの掴み部24a、24bによってそれぞれ止めることができるという利点を有する。
しかしながら、二つの洗濯物の厚みに差がある場合、二つの掴み部24a、24bのうち、厚い方を挟んでいる掴み部24aが洗濯物の厚みに応じて開くと、薄い方の洗濯物を挟んでいる掴み部24bも連動して開くため、薄い方の洗濯物を挟んでいる掴み部24bに、十分な挟持力が生じず、薄い方の洗濯物が止められない、という問題がある。
そこで、この発明の課題は、厚さに大きな差のある二つの洗濯物であっても二つの掴み部によってそれぞれしっかりと止めることができる洗濯ばさみを得ることにある。
上記の課題を解決するため、この発明は、洗濯ばさみを、支点となる開閉軸によって開閉自在に連結された一対の挟持部材からなり、各挟持部材に、開閉軸を挟んで開閉操作部とピンチ部とを設け、対面する上記ピンチ部が2組の掴み部を形成し、上記2組の掴み部のそれぞれに、上記開閉軸を設けると共に、対面する上記ピンチ部が互いに閉じ合うように付勢するばねを取り付けた構成とした。
上記の構成によれば、各挟持部材に、開閉軸を挟んで開閉操作部と二つのピンチ部とを設け、対面する上記ピンチ部が2組の掴み部を形成し、上記2組の掴み部のそれぞれに、上記開閉軸を設けると共に、対面する上記ピンチ部が互いに閉じ合うように付勢するばねを取り付けた構成なので、上記掴み部の各組は、それぞれ容易に開閉しやすくなると共に、各々に付勢力が作用するようになる。
このため、この発明の洗濯ばさみは、二つの洗濯物の厚さに大きな差がある場合でも、対面するピンチ部が、それぞれ干し竿に押し付けられるので、薄い方の洗濯物を挟む掴み部が洗濯物から浮き上がることを防止でき、しっかりと挟むことができる。
この発明を実施するための最良の形態を図2〜5に基き説明する。図2、3に示すように、洗濯ばさみ1は、支点となる開閉軸2によって開閉自在に連結された一対の挟持部材3からなる。
洗濯ばさみ1の分解図を側面表示した図4、挟持部材3の底面を示した図5に示すように、各挟持部材3は、同一の形状を有し、開閉軸2を挟んで開閉操作部4と二つのピンチ部5とを有する。
挟持部材3の底面には、一対の支持板6、6と挿入板7とが左右両側に離れて設けられている。各支持板6は、側端部が側面から見て半円に形成されている。挿入板7は、一対の支持板6、6間に挿し込まれる挿入部を有し、その両側に、支持板6、6の側端部を受ける滑り受面7a、7aが形成されている。開閉軸2は、各挟持部材3を対面させ、互いに一対の支持板6、6間に相手の挿入板7を挿し合うことによって形成される。
開閉操作部4は、支持板6と挿入板7のそれぞれの基部から上方に、かつ外方に反らしながら一定距離を延ばし、それぞれの延設部の上端で連結することにより形成されている。また、ピンチ部5は、支持板6と挿入板7のそれぞれの基部から下方に、かつ外方に湾曲させながら形成されている。
上記の構成により、対面するピンチ部5が2組の掴み部8を形成し、各組の掴み部8に開閉軸2を設けることができる。さらに、各組の掴み部8には、ばね9が対面するピンチ部5が互いに閉じ合うように取り付けられている。ばね9は、C形の線加工ばねであり、開閉操作部4に形成された通し孔4aに挿通され、開閉軸2を跨いで対面するピンチ部5を挟むように固定されている。
このように、各組の掴み部8に開閉軸2を形成し、各組の掴み部8にばね9を設けると、各組の掴み部8は、開閉しやすくなると共に、それぞれ洗濯物を挟むように付勢されるので、洗濯物をしっかりと止めることができる。
なお、ばね9の固定は、ばね9の付勢力の作用点が対面するピンチ部5に存在すればよく、ピンチ部5の平面、側面などいずれの面上に固定してもよいし、ピンチ部5の下端部に固定してもよい。また、ばね9には、線加工ばねだけでなく、薄板ばね等を用いることもできる。
各挟持部材3は、可撓性を有する素材からなり、例えば、ポリプロピレンなどの弾性樹脂製とすることができる。
以上の構成を有する洗濯ばさみ1は、いずれのピンチ部5も干し竿に押し付けられるので、二つの洗濯物の厚さに大きな差がある場合でも、各組の掴み部8毎にそれぞれの洗濯物をしっかりと挟むことができる。
1 洗濯ばさみ
2 開閉軸
3 挟持部材
4 開閉操作部
5 ピンチ部
6 支持板
7 挿入板
8 掴み部
9 ばね
2 開閉軸
3 挟持部材
4 開閉操作部
5 ピンチ部
6 支持板
7 挿入板
8 掴み部
9 ばね
Claims (1)
- 支点となる開閉軸によって開閉自在に連結された一対の挟持部材からなり、各挟持部材に、開閉軸を挟んで開閉操作部と二つのピンチ部とを設け、対面する上記ピンチ部が2組の掴み部を形成し、上記2組の掴み部のそれぞれに、上記開閉軸を設けると共に、対面する上記ピンチ部が互いに閉じ合うように付勢するばねを取り付けた洗濯ばさみ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003343476A JP2005103143A (ja) | 2003-10-01 | 2003-10-01 | 洗濯ばさみ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003343476A JP2005103143A (ja) | 2003-10-01 | 2003-10-01 | 洗濯ばさみ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005103143A true JP2005103143A (ja) | 2005-04-21 |
Family
ID=34537434
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003343476A Pending JP2005103143A (ja) | 2003-10-01 | 2003-10-01 | 洗濯ばさみ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005103143A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007130432A (ja) * | 2005-11-11 | 2007-05-31 | Hiroshi Matsumoto | カップ麺蓋閉じバサミ |
JP2007166992A (ja) * | 2005-12-22 | 2007-07-05 | Noji Kumiai Hojin Mikuni Bio Nojo | 接木用クリップ |
JP2011250968A (ja) * | 2010-06-02 | 2011-12-15 | Hiroshi Ishizaka | 竿ピンチ |
KR20160097528A (ko) * | 2015-02-09 | 2016-08-18 | 김영석 | 비닐하우스의 보온덮개용 집게 |
-
2003
- 2003-10-01 JP JP2003343476A patent/JP2005103143A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007130432A (ja) * | 2005-11-11 | 2007-05-31 | Hiroshi Matsumoto | カップ麺蓋閉じバサミ |
JP4665745B2 (ja) * | 2005-11-11 | 2011-04-06 | 浩 松本 | カップ麺蓋閉じバサミ |
JP2007166992A (ja) * | 2005-12-22 | 2007-07-05 | Noji Kumiai Hojin Mikuni Bio Nojo | 接木用クリップ |
JP4682038B2 (ja) * | 2005-12-22 | 2011-05-11 | 農事組合法人三国バイオ農場 | 接木用クリップ |
JP2011250968A (ja) * | 2010-06-02 | 2011-12-15 | Hiroshi Ishizaka | 竿ピンチ |
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KR101701593B1 (ko) * | 2015-02-09 | 2017-02-01 | 김영석 | 비닐하우스의 보온덮개용 집게 |
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