JP2008100026A - クリップ - Google Patents
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Abstract
【課題】スプリングやバネの付勢力を用いることなく、把持力が衰えずに操作性に優れ、かつ大量生産が可能で、製造コストの低減を図ることができるクリップを提供することにある。
【解決手段】 可撓性を有する合成樹脂材料によって形成され、その中央部近傍をヒンジ部によって所定間隔に開閉可能に保持された一対のクリップ本体と、クリップ本体の一端に把持部を設け、他端にはつまみ部を設け、クリップ本体と一体に成型されクリップの内外方向に屈曲する押圧部を設けた構造である。また、上記押圧部が、クリップ本体と連結される両端と中央部にインテグラルヒンジを設けて連結され、その中央部に所定の角度を保持できる支持面を設けた構造である。
【選択図】図1
【解決手段】 可撓性を有する合成樹脂材料によって形成され、その中央部近傍をヒンジ部によって所定間隔に開閉可能に保持された一対のクリップ本体と、クリップ本体の一端に把持部を設け、他端にはつまみ部を設け、クリップ本体と一体に成型されクリップの内外方向に屈曲する押圧部を設けた構造である。また、上記押圧部が、クリップ本体と連結される両端と中央部にインテグラルヒンジを設けて連結され、その中央部に所定の角度を保持できる支持面を設けた構造である。
【選択図】図1
Description
この発明はクリップ、特に衣類の洗濯物や紙類等を把持するクリップに関する。
衣類の洗濯物や紙類等を把持するためのクリップには種々の構造のものが市販されているが、従来の上記クリップについて洗濯バサミを例に説明する。
従来の洗濯バサミは樹脂製の本体100の中央部に支持部104を設け、本体の先端を把持部108とし、他端をつまみ部102とし、本体100を両側の円筒状の金属製スプリング106で付勢する構造が一般的に知られている。これを使用する場合にはスプリングの付勢方向(図中B方向)に力を必要とする。
また、つまみ部、爪、支点、バネ等で構成されているクリップであって、アームや支点バネが樹脂等で一体として成型された物干しクリップが開示されている。
この種のクリップに関する技術が特許文献1に開示されている。
特開平11−169596
ところで、前述のように構成されたクリップは、いずれも把持部108を開くためにつまみ部102のストロークが長く(図中L)、力の弱い高齢者や子供には使いづらいという課題があった。また、スプリングが樹脂製の場合には長期間使用しているとスプリングが劣化し、洗濯物がクリップから脱落しやすくなり、劣化を防止するためあらかじめスプリングや支持バネの付勢力を高めると、さらに開きづらく使いにくくなるという課題があった。
この発明は、前記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、スプリングやバネの付勢力を用いることなく、把持力が衰えずに操作性に優れたクリップを提供することにある。
この発明は前記目的を達成するために、可撓性を有する合成樹脂材料によって形成され、その中央部近傍をヒンジ部によって所定間隔に開閉可能に保持された一対のクリップ本体と、クリップ本体の一端に把持部を設け、他端にはつまみ部を設け、クリップ本体と一体に成型されクリップの内外方向に屈曲する押圧部を設けた構成とする。また、上記押圧部が、クリップ本体と連結される両端と中央部にインテグラルヒンジを設けて連結され、その中央部に所定の角度を保持できる支持面を設けた構成とする。
ここで、重要なことは、前記クリップ本体、ヒンジ部、押圧部、把持部は可撓性を有する合成樹脂材料によって一体成形された1部品で構成されており、この状態で把持部は所定の寸法を開けて離間していることである。
把持部はあらかじめ離間しているから、この開いた把持部間に洗濯物、紙類等を介在させ、この状態でクリップ本体の一端の押圧部を指でヒンジ部方向に押すと押圧部がヒンジ部側に移動する。このとき把持部が閉まっていくとともに、押圧部がクリップ本体とほぼ垂直位置となる位置を通過したとき、押圧部は反転し把持部に力がかかった状態でクリップ本体の形が保持される。したがって、洗濯物、紙類等を少ない力で把持することができる。
以上説明したように、この発明によれば、可撓性を有する合成樹脂材料によってクリップを一体に形成したから、大量生産が可能で、製造コストの低減を図ることができる。また、把持部があらかじめ離間しているため、洗濯物、紙類等を少ない力で把持、解除することができ、操作性の向上を図ることができるとともに、把持力を維持することができる。
以下、この考案の一実施例を図面に基いて説明する。
図1および図2は、可撓性を有する合成樹脂材料、例えばポリプロピレン等によって一体に成形されたクリップの全体を示す。1はクリップ本体である。クリップ本体1の内側中央部近傍にはヒンジ部2が一体に設けられ、このヒンジ部2によってクリップ本体1が所定の間隔をおいて開閉自在に連結されており、非使用状態においては、図3(a)に示すように略U状になっている。また、クリップ本体1は押圧部5でいわゆるインテグラルヒンジ状に回動可能に連結されている。
図1および図2は、可撓性を有する合成樹脂材料、例えばポリプロピレン等によって一体に成形されたクリップの全体を示す。1はクリップ本体である。クリップ本体1の内側中央部近傍にはヒンジ部2が一体に設けられ、このヒンジ部2によってクリップ本体1が所定の間隔をおいて開閉自在に連結されており、非使用状態においては、図3(a)に示すように略U状になっている。また、クリップ本体1は押圧部5でいわゆるインテグラルヒンジ状に回動可能に連結されている。
クリップ本体1の下端部における内側には把持部3が一体に設けられる。クリップ本体1の上端部付近にはつまみ部4を設ける。クリップ本体1のつまみ部側の端部には押圧部5が一体成型されている。クリップ本体1と押圧部5はインテグラルヒンジで回動可能に連結されている。押圧部5は中央部にインテグラルヒンジを設けクリップ本体1の内外方向に回動可能になっている。上記中央部には連結部2を支点として把持部3を付勢するようにクリップ本体1を支持する支持面5aを設ける。
図3は押圧部の動きを示す拡大図である。押圧部5の端末部は、図3(a)に示すように非使用状態でクリップ本体1が略U状(互いに平行に)なるように外側に屈曲した状態で保持される。図3(b)は押圧部5の中央部分5aがクリップ本体側(内側)に屈曲し垂直位置となる位置を示しており、この点を通過したとき押圧部は反転する。次に図3(c)に示すように把持部に力が加わった状態でクリップ本体が保持されるように中央部分5aの面角度が構成される。上記の実施形態では、押圧部5にインテグラルヒンジを用いたがこれに限られるものではなく、屈曲性を有し反転することで付勢と解除ができる素材、構造を含むものである。
クリップを使用する場合は、把持部3に洗濯物、紙類等を挟む。このとき、クリップ本体1は左右互いに平行状態にあり把持部3はあらかじめ開状態となっている。次に、押圧部5の中央部を指で押す。すると押圧部5の中央部分は内側に屈曲しクリップ本体とほぼ垂直位置となる位置を通過したとき、押圧部5は反転し把持部に力がかかった状態でクリップ本体1の形状を保持する。すなわち、クリップ本体1がヒンジ部2を中心として回転し、てこの原理で把持部3を押圧する状態で保持される。
把持部を開状態にする場合は上記の動作と逆の手順となる。すなわち、押圧部5を指でクリップ本体1の外側に押圧する。すると、ヒンジ部2の可撓性により押圧部5が回動し、押圧部5の中央部分はクリップ1の外側に向かって屈曲し始め、クリップ本体とほぼ垂直位置となる位置を通過したとき、押圧部5は反転し把持部3に力がかからない状態でクリップ本体1が互いに平行になる形で保持される。
図4は第2の実施例を示す。押圧部5の中央部分が内側に屈曲し、把持部3に力がかかった状態で押圧部5の先端がヒンジ部2に当接し、ヒンジ部2がストッパとなりクリップ本体1の形状をより確実に保持できる構造としたものである。
図5は第3の実施例を示す。ヒンジ部2に直角にクリップの外側に向かって突片を設け押圧部5の中央部分が内側に屈曲し、把持部3に力がかかった状態で押圧部5の先端がストッパ6に当接しクリップ本体1の形状をより確実に保持できる構造としたものである。
1 クリップ本体
2 ヒンジ部
3 把持部
4 つまみ部
5 押圧部
5a 支持面
6 ストッパ
2 ヒンジ部
3 把持部
4 つまみ部
5 押圧部
5a 支持面
6 ストッパ
Claims (2)
- 可撓性を有する合成樹脂材料によって形成され、その中央部近傍をヒンジ部によって所定間隔に開閉可能に保持された一対のクリップ本体と、クリップ本体の一端に把持部を設け、他端にはつまみ部を設け、クリップ本体と一体に成型されクリップの内外方向に屈曲する押圧部を設けたことを特徴とするクリップ。
- 上記押圧部が、クリップ本体と連結される両端と中央部にインテグラルヒンジを設けて連結され、その中央部に所定の角度を保持できる支持面を設けたことを特長とする請求項1に記載のクリップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006312191A JP2008100026A (ja) | 2006-10-20 | 2006-10-20 | クリップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006312191A JP2008100026A (ja) | 2006-10-20 | 2006-10-20 | クリップ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008100026A true JP2008100026A (ja) | 2008-05-01 |
Family
ID=39434815
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006312191A Pending JP2008100026A (ja) | 2006-10-20 | 2006-10-20 | クリップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008100026A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012023890A1 (en) * | 2010-08-20 | 2012-02-23 | Gepro Ab | Self-locking clamp |
-
2006
- 2006-10-20 JP JP2006312191A patent/JP2008100026A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2012023890A1 (en) * | 2010-08-20 | 2012-02-23 | Gepro Ab | Self-locking clamp |
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