JPH1052597A - 物干し挟み及び物干し具 - Google Patents

物干し挟み及び物干し具

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JPH1052597A
JPH1052597A JP8294247A JP29424796A JPH1052597A JP H1052597 A JPH1052597 A JP H1052597A JP 8294247 A JP8294247 A JP 8294247A JP 29424796 A JP29424796 A JP 29424796A JP H1052597 A JPH1052597 A JP H1052597A
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    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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  • Textile Engineering (AREA)
  • Supports Or Holders For Household Use (AREA)
  • Clamps And Clips (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 対象物を確実に挟持でき、且つ取外し作業を
簡便にそしてスムーズに行い得る物干し挟み及び物干し
具を提供する。 【解決手段】 挟み部1は、中間にて枢支される一対の
挟持部材2,2と、該挟持部材2,2夫々の一側に枢支
された回転体3,3と、前記挟持部材2,2の回転体3
を設けた側を閉じる向きに付勢保持する金属製のC型バ
ネ4とを備えている。回転体3は外周部分に断面L字状
の羽根部33,33…を突設し、羽根部33の先端側は
弾圧片を有している。洗濯物は弾圧片にて挟持され、挟
持した洗濯物を取り外す際に、羽根部33が有する弾性
作用により弾圧片が略円周状に変形し、回転体3がスム
ーズに回転する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として洗濯物を
挟む物干し挟み及びそれを用いた物干し具に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、物干し挟みは一対の挟持部材の
中間が枢支され、一側に押圧部を他側につまみ部を有し
て、バネの弾性力により押圧部が接近する方向に付勢さ
れた構造を有している。洗濯後の衣類等を干す際には、
つまみ部を接近させることにより押圧部を開き、該押圧
部に洗濯物の一部を挟んで固定する。洗濯物が乾燥した
後に、再度つまみ部をつまんで押圧部を開き、洗濯物を
取り外す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような作業は洗濯
の都度行なわれ、特に乾燥後の洗濯物を物干し挟みから
外す作業が煩わしかった。これを解決するために、従
来、種々の物干し挟みが提案されている。例えば、押圧
部に回転体を設けた物干し挟みがある。回転体には円板
状若しくは球状を有したもの、又は断面視で三角形若し
くは四角形を有したものがあり、押圧部にて固定された
洗濯物を手で引っ張ることにより回転体を回転せしめ、
指でつまみ部を操作することなく洗濯物を外すことを目
的としたものである。
【0004】図22,図23及び図24は、従来のこの
タイプの物干し挟みの構成を示す正面図である。各図に
示すように、一対の挟持部材42,42が中間で枢支さ
れており、バネ44の弾性力により押圧部45が接近す
る方向に付勢されている。押圧部45には回転体43が
取付けられており、回転体43,43にて洗濯物を挟持
するようになっている。図22は円板状又は球状を有す
る回転体43を、図23は断面視で四角形を有する回転
体43を、図24は断面視で三角形を有する回転体43
を備える場合を示している。このような物干し挟みを使
用する際には、回転体43,43間に洗濯物を挟んで固
定し、乾いた後の洗濯物を引っ張ることにより回転体4
3を回転せしめ、物干し挟みから洗濯物を取り外す。
【0005】しかしながら、従来のこのタイプの物干し
挟み、特に回転体43が断面視で三角形又は四角形を有
するものにあっては、回転体43が有する内角が90°
以下であるために、洗濯物が強固に挟持されている場合
には回転体43の回転は著しく困難であり、洗濯物を必
要以上に強く引っ張らなければ外すことができない。こ
のとき、回転体43が回転せずに洗濯物を無理矢理引き
離す状態となり、スムーズな取込み作業が行なえない。
また洗濯物に損傷を来したり、回転体43自身が損傷し
たりする問題があった。
【0006】また、回転体43が円板状若しくは球状を
有するものにあっては、濡れて重量が増した洗濯物を挟
持した場合に、回転体43がその重さにより回転する。
これにより、洗濯物が乾燥途中で物干し挟みから脱落す
るという問題があった。さらに、断面視が三角形若しく
は四角形の回転体43を備え、その回転がスムーズに行
える程度に押圧部45の挟持力を弱めたものにあって
は、濡れて重量が増した洗濯物を挟持した場合に、押圧
部の挟持力不足により洗濯物が乾燥途中に物干し挟みか
ら脱落する虞があるという問題があった。
【0007】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、挟持対象物を確実に挟持でき、且つ取込み作
業の際の挟持対象物の取込みを簡便にそしてスムーズに
行い得る回転体を備える物干し挟み及び物干し具を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1発明に係る物干し挟
みは、中間で枢支された一対の挟持部材の夫々の一側に
回転体を取付けた挟み部が、弾性力により前記一側を相
互に接近せしめる方向に付勢され、前記一側にて対象物
を挟持する物干し挟みにおいて、前記回転体は、前記挟
持部材に枢支される基体と、該基体の周面に突設され、
該基体から突出した基部及び該基部と所定角度を有して
周方向に延びる挟持弾圧片を有する複数の羽根部とを備
え、前記挟持弾圧片にて前記対象物を挟持すべくなして
あることを特徴とする。
【0009】第1発明にあっては、対象物を挟持した際
に、2つの回転体の回転に伴って挟持弾圧片がその弾性
力により回転体の基体側に撓む。これにより、挟持弾圧
片が断面視で略円弧状に変形するので、挟持部材に強い
挟持力を付与した場合でも回転体がスムーズに回転す
る。
【0010】第2発明に係る物干し挟みは、第1発明に
おいて、前記各羽根部は、隣合う羽根部の挟持弾圧片
が、前記基体側に120°±10°をなしてあることを
特徴とする。第2発明にあっては、回転体が6つの羽根
部を有する場合に、隣合う挟持弾圧片は略120°を形
成し、挟持弾圧片が鈍角をなしていることにより、回転
体の回転がさらにスムーズに行われる。
【0011】第3発明に係る物干し挟みは、第1発明に
おいて、前記各挟持弾圧片は、その外周面の先端側を外
方向に反らせてあることを特徴とする。第3発明にあっ
ては、対象物を挟持する挟持弾圧片の外周面の先端が、
回転体の対向側に夫々反っているので、対象物をさらに
強固に挟持することができる。
【0012】第4発明に係る物干し挟みは、第3発明に
おいて、前記挟持部材の夫々に枢支された回転体は、回
転位相を異ならせて前記挟持弾圧片を対向せしめてある
ことを特徴とする。第4発明にあっては、回転体の回転
位相が異なるので挟持弾圧片の先端同士がズレて押圧し
合う。これにより、対向側に反らせた挟持弾圧片の先端
が位置をずらせて対象物を挟持するので、さらに強固に
挟持できる。また、対象物を挟持している挟持弾圧片の
下段の挟持弾圧片が、先端を噛み合わせた態様で対象物
を支持するので、対象物をさらに強固に固定する(図1
2参照)。
【0013】第5発明に係る物干し挟みは、第1発明乃
至第4発明のいずれかにおいて、前記各挟持弾圧片は、
隣合う挟持弾圧片の前記基部側の延長線を超えて延設し
てあることを特徴とする。第5発明にあっては、対象物
を挟持している挟持弾圧片の下段の挟持弾圧片が、延設
された先端で対象物を押圧するので、対象物をさらに強
固に固定でき、不本意な脱落を防止する(図12参
照)。
【0014】また本発明にあっては、挟持弾圧片が対象
物を送り出す状態を図示した図13に示すように、対象
物である洗濯物6を挟持している弾圧片33b,33b
が回転体3,3の回転により洗濯物6を離す直前に、上
段の弾圧片33bU ,33b U が洗濯物6を挟持する。
このとき、弾圧片33b,33bは略円弧状に変形して
その回転をスムーズにし、また弾圧片33bU ,33b
U は、回転体3,3の軸中心を結ぶ中心線よりも上側に
て洗濯物6を挟持して、回転体3に回転を阻止する方向
の力を付与する。その後、洗濯物6にさらなる引っ張り
力が加わった場合には、弾圧片33b,33bが位相を
異ならせて、その先端で洗濯物6を挟持する。即ち、一
方の弾圧片33bの先端が他方の回転体3の噛み込み空
間34を押圧して洗濯物6を強固に保持する。
【0015】このように上段の挟持弾圧片が中心線より
も上側で対象物を挟持することは、第2発明の挟持弾圧
片が鈍角を形成すること、第3発明の挟持弾圧片の先端
が回転体の対向側に反っていること、及び第5発明の挟
持弾圧片の先端が隣合う挟持弾圧片の基部側の延長線を
超えて延設してあることのうち少なくとも1つを備える
ことにより実現される。また、第4発明の回転体が回転
位相を異ならせていることにより、回転体の中心線より
も下側にて対象物の下方向への移動の阻止を実現する。
このように、回転体の回転に伴って挟持弾圧片が順次、
回転のための変形と対象物の挟持とを繰り返すので、回
転体の回転量に応じて挟持対象物を送り出すことがで
き、回転体の不意の回転により挟持対象物が脱落するこ
とがない。
【0016】第6発明に係る物干し挟みは、第1乃至第
5発明のいずれかにおいて、一端が前記挟み部に係止さ
れ、他端に前記挟み部が挿通可能な寸法のループ部を有
する吊り部を備えることを特徴とする。第6発明にあっ
ては、挟み部を前記ループ部に挿通させることにより、
物干し挟みを物干し竿のような掛止対象箇所に簡便に掛
止することができる。
【0017】第7発明に係る物干し挟みは、第1乃至第
6発明のいずれかにおいて、前記一対の挟持部材の夫々
は挿入片及び受け片を備え、一方の挟持部材の挿入片を
他方の挟持部材の受け片に挿入せしめて枢支してあり、
該挿入片の少なくとも前記回転体側又はその反対側の何
れかに止め部を設けてあり、一方の挟持部材の止め部が
他方の挟持部材の受け片に当接することにより、一対の
挟持部材の枢支部分の前記回転体に向かう方向の相対移
動を止めるべくなしてあることを特徴とする。
【0018】また、第8発明に係る物干し挟みは、第1
乃至第6発明のいずれかにおいて、前記一対の挟持部材
の夫々は挿入片及び受け片を備え、一方の挟持部材の挿
入片を他方の挟持部材の受け片に挿入せしめて枢支して
あり、該受け片の少なくとも前記回転体側又はその反対
側の何れかに止め部を設けてあり、一方の挟持部材の止
め部が他方の挟持部材の挿入片に当接することにより、
一対の挟持部材の枢支部分の前記回転体に向かう方向の
相対移動を止めるべくなしてあることを特徴とする。
【0019】第7発明又は第8発明にあっては、挿入片
と受け片とが結合した枢支位置の回転体側及び/又は枢
支位置を挟んで反対側に止め部を設けることにより、枢
支された挿入片及び受け片の回転体に向かう方向の相対
移動、即ち枢支ずれを阻止できる。例えば突起片状の止
め部を、挿入片の回転体側又はつまみ部側のいずれかに
設けてあっても良いし、両側に設けてあっても良い。ま
たは、受け片の回転体側又はつまみ部側のいずれかに設
けてあっても良いし、両側に設けてあっても良い。
【0020】第9発明に係る物干し具は、中間で枢支さ
れた一対の挟持部材の夫々の一側に回転体を取付けた挟
み部が、弾性力により前記一側を相互に接近せしめる方
向に付勢され、前記一側にて対象物を挟持する物干し挟
みの複数を、吊り部を備える枠体に取付けた物干し具に
おいて、前記物干し挟みの各回転体は、前記挟持部材に
枢支される基体と、該基体の周面に突設され、該基体か
ら突出した基部及び該基部と所定角度を有して周方向に
延びる挟持弾圧片を有する複数の羽根部とを備え、前記
挟持弾圧片にて前記対象物を挟持すべくなしてあること
を特徴とする。
【0021】第9発明にあっては、対象物を確実に挟持
でき、且つ取り外す際には回転体がスムーズに回転可能
な物干し挟みの複数を枠体に取付けてあるので、一定領
域内に多量の対象物を挟持でき、挟持された対象物を短
時間で簡便に取り外すことができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明をその実施の形態を
示す図面に基づき具体的に説明する。図1は本発明に係
る物干し挟みの構成を示す斜視図、図2はその正面図で
あり、図3は物干し挟みが備える回転体の構成を示す斜
視図、図4はその正面図、図5はその側面図である。ま
た図6は、物干し挟みが備える挟持部材の構成を示す斜
視図、図7は挟持部材に回転体を取付けた状態を示す斜
視図である。本実施の形態の物干し挟みは、洗濯物の一
部を挟んで固定する挟み部1とこれを懸吊する吊り部5
とを備えて構成されており、挟み部1は中間にて枢支さ
れる縦長の一対の挟持部材2,2と、該挟持部材2,2
夫々の一端側に枢支された回転体3,3と、前記挟持部
材2,2の回転体3を設けた側を接近せしめる向きに付
勢する金属製のC型バネ4とを備え、C型バネ4を除い
ていずれも合成樹脂製である。
【0023】図1,図2及び図6に示すように、対向せ
しめる挟持部材2,2は、回転体3を取付ける一端側で
は、夫々外側に向けて開口した箱形状の押圧部22c
を、他端側では夫々内側に向けて開口した箱形状のつま
み部23aを有し、その間には押圧部22c及びつまみ
部23aの共通面であり連結面である連結部23cを有
し、押圧部22cの端部には正面及び背面側で回転体3
を支持する軸支部21,21を延設せしめて一体成形さ
れている。軸支部21,21の対向面には回転体3を軸
支する軸21a,21aが突設されている。
【0024】押圧部22cの箱底裏面には連結部23c
寄りに、第1及び第2の合わせ部22a,22bが前後
方向に並設されている。第1の合わせ部22aは、前後
方向に所定長離隔して平行に立設された略半円形状の1
対の受け片であり、第2の合わせ部22bは、前記第1
の合わせ部22aの間隙に挿入可能な寸法の略半円形状
の挿入片である。2つの挟持部材2,2が、第1及び第
2の合わせ部22a,22b同士を対向せしめ、受け片
に挿入片を嵌入して枢支するようになっている。バネ受
け凹部22dが、押圧部22cの箱内底の軸支部21寄
りに設けられている。また、挟持部材2の前後方向略中
央部分には、挟持部材2の長さ方向に沿って長い長円形
状の空間部23bがつまみ部23a,連結部23c及び
押圧部22cに跨がって設けられている。
【0025】各回転体3は、図3,図4及び図5に示す
ように、正面視で6枚羽根の卍形状を有して一体成形さ
れており、正面から背面までの厚みは、挟持部材2の軸
支部21,21間長さに対応している。回転体3は、正
面視で略L字状を有する羽根部33を、略円柱形状を有
する基体32の外周に放射状に突出させており、本実施
の形態では6つの羽根部33,33…が周方向に等間隔
で設けられている。羽根部33は、基体32側の基部3
3aと、該基部33aに所定の角度を有して周方向に延
びる弾圧片33bとを備えている。隣合う弾圧片33
b,33bは基体32側で略120°を形成しており、
弾圧片33bはその外周面たる挟持面33cが、先端部
33d側を所定角度だけ外方向に反らせている。また弾
圧片33bは、先端部33dに近い隣側の羽根部33が
有する挟持面33cの延長線よりも、先端が外側に突出
する程度の長さを有している。弾圧片33bと前記隣の
羽根部33の基部33aとの間には噛み込み空間34が
形成されている。
【0026】回転体3の基体32の中央には厚み方向に
貫通する軸受け孔31が設けられており、軸受け孔31
は挟持部材2の軸21aに対応する径寸法を有してい
る。基体32は軸受け孔31の周囲を正面及び背面に僅
かに突出させており、この外周側の一部には嵌着案内部
35が基体32の正面及び背面にて対応する位置に設け
られている。嵌着案内部35には全幅よりも狭い幅のテ
ーパが形成されており、該テーパは内径側が基体32の
突出面に、外径側が羽根部33の正面又は背面に連続す
る態様で設けられている。
【0027】以上の如き構成の回転体3は、図7に示す
ように、軸21aにて軸受け孔31が遊嵌される態様に
て挟持部材2に取付けられる。回転体3を挟持部材2に
取付ける際には、嵌着案内部35を軸21aに当接せし
め、テーパに沿って軸21aを滑らせて押し嵌めする。
このとき回転体3は、羽根部33の先端部33dが挟持
部材2,2の対向中心側で合わせ部22a,22bに臨
む向きで軸支される。
【0028】図8は、吊り部5の構成を示す斜視図であ
り、図9はC型バネ4の構成を示す正面図であり、図1
0は吊り部5にC型バネ4を取付けた状態を示す斜視図
である。図8に示すように、吊り部5は、杆状本体51
の一端にC型バネ4が遊貫可能なバネ通し孔52を備
え、他端に吊り部5の長さ方向に長いループ部53を備
えて一体成形されている。吊り部5は前述したように合
成樹脂製で素材弾力性を有しており、ループ部53はそ
の形状が変形可能であり、挟み部1が挿通可能な程度の
寸法を有している。
【0029】本実施の形態の物干し挟みを組み立てる場
合は、上述した如く回転体3,3を軸支した両挟持部材
2,2を、合わせ部22a,22bにて相互に枢支せし
め(受け片と挿入片とを合わせ)、図10に示す如く吊
り部5を取付けたC型バネ4を該空間部23bに挿通さ
せて、C型バネ4の両端部をバネ受け凹部22dに夫々
挿嵌する。このC型バネ4により、挟み部1の押圧部が
接近する向きに付勢される。上述の如く、吊り部5によ
り掛止されることにより、挟み部1が掛け対象場所に懸
吊される。
【0030】以上の如き構成の物干し挟みで洗濯物を挟
持し、この洗濯物を取り外す際の回転体3の回転状態に
ついて以下に説明する。図11〜図13は、回転体3,
3の位置関係及び回転状態を示す正面図であり、図には
回転体3のみを示している。図11は洗濯物を挟持して
いない状態での回転体3を、図12及び図13は挟持部
材2にて挟んだ洗濯物を取り外す際の回転体3の状態を
示している。いずれも挟み部1を懸吊した状態での上下
方向を図面上での上下方向としている。洗濯物を挟持し
ていない状態では、図11に示すように、回転体3,3
は異なる回転位相で、即ち、対向する羽根部33の先端
部33dを上下方向にずらせた様態にて挟持面33c,
33cを当接させている。当接する羽根部33の下段の
羽根部33L ,33L は、同様に先端部33dL を上下
方向にずらせ、上側にずれた左側(又は右側)の回転体
3の先端部33dL が右側(又は左側)の回転体3の噛
み込み空間34L の開口部分に当接されている。
【0031】洗濯物6を押圧部にて挟んだとき、図12
に示すように、対向する羽根部33の弾圧片33bが洗
濯物6を両側から押圧する。このとき弾圧片33b,3
3bの先端部33d,33dは互いに対向側に反ってい
るので洗濯物6を強固に挟持し、洗濯物6の脱落を防止
する。また、この羽根部33,33の下段の羽根部33
L ,33L の先端部33dL ,33dL は、その位置を
上下にずらせて洗濯物6を挟持しており、特に上側にず
れた左側(又は右側)の先端部33dL は、右側(又は
左側)の噛み込み空間34L に洗濯物6を押圧して洗濯
物6の脱落を防止している。
【0032】洗濯物6を下方向に引っ張った場合には、
図13に示すように、左側の回転体3が時計回りに、右
側の回転体3が半時計回りに回転し、洗濯物6を下側に
送り出す。先ず、図12に示した下段の羽根部33L
先端部33dL が洗濯物6から離れ、次に洗濯物6を挟
持していた弾圧片33bの基端側が離れて先端部33d
のみで洗濯物6を挟持する。このとき、先端部33dは
弾圧片33bの弾性力により軸受け孔31側に撓み、弾
圧片33bは円弧に近い形状となり、これにより回転体
3の回転をスムーズにする、即ち洗濯物6の送り出しが
スムーズになる。さらに回転体3が回転し、先端部33
dが洗濯物6から離れる直前に、上段の羽根部33U
33U が洗濯物6を挟持し、この羽根部33U ,33U
により洗濯物6は再度挟持される。このとき、羽根部3
U ,33U は回転体3,3の軸中心を結ぶ中心線より
も上側にて洗濯物6を挟持し、これにより回転体3に回
転を阻止する方向の力を付与する。その後、洗濯物6に
下向きの力が引き続いて作用しているときには、次に下
段となる羽根部33の先端部33dが洗濯物6から離
れ、上述した回転体3の回転動作が繰り返されて洗濯物
6が下側に送り出される。
【0033】このように、回転体3は、先端部33dが
回転体3の中心よりも上側で洗濯物6を挟持していると
きは、挟持面33cにて洗濯物6を両側から強固に挟持
する。回転体3が回転して先端部33dが中心よりも下
側で洗濯物6を挟持しているときは、弾圧片33bが円
弧に近い形状に変形し、回転体3の回転がスムーズにな
る。回転体3の回転に伴い、複数の羽根部33,33…
が順にこの動作、即ち回転のための変形と挟持面での挟
持とを繰り返すので、洗濯物6を引っ張る力の大きさに
応じた回転力が回転体3に付与され、その回転力に応じ
た長さだけ洗濯物6が送り出される。
【0034】図14は、以上の如き構成の物干し挟みの
使用状態を示した斜視図である。図に示すように、吊り
部5の杆状本体51を物干し竿7に掛け、ループ部53
に挟み部1を挿通せしめることにより吊り部5を物干し
竿7に掛止する。押圧部で洗濯物6を挟持して乾燥させ
る。洗濯物6を取り込む際には、洗濯物6を引っ張るこ
とにより回転体3が回転し、上述した如く洗濯物6を物
干し挟みからスムーズに外すことができ、洗濯物6が損
傷することもない。このように、本実施の形態の物干し
挟みは、洗濯物6を強固に挟持でき、且つ回転体3をス
ムーズに回転させて洗濯物6の取込み作業を円滑に行な
うことができる。また、洗濯物6を引っ張る力の大きさ
に応じた回転力で回転体3が回転するので、例えば、乾
燥中に洗濯物6が他の洗濯物と衝突するなどして引っ張
られ、この小さな引っ張り力により回転体3が回転して
不本意に脱落する虞がない。
【0035】また、図15は本発明の物干し挟みを用い
た物干し具の構成を示した斜視図である。図15に示し
た物干し具は、複数の物干し挟み10,10…を吊り枠
8に並吊して構成したものであり、一定領域内にて多数
の洗濯物を干すことができる。これらの物干し挟み10
は、挟み部を吊り枠8に取付ける吊り部9の構造が異な
る以外は、図1に示す物干し挟みと同様であり、対応す
る部分に対応する符号を付して説明を省略する。この物
干し挟み10,10…に洗濯物(図示せず)を挟持して
乾燥させた後、洗濯物を引っ張って回転体3,3を回転
せしめ、洗濯物を物干し挟み10から取り外す。このよ
うな物干し具にあっては、上述した実施の形態と同様の
効果を得ることができる。
【0036】さらに、上述したように図1に示す物干し
挟みは、受け片である第1の合わせ部22aに挿入片で
ある第2の合わせ部22bを挿入して挟み部1の略中央
で枢支してある。この枢支部分は突起片を溝に挿入した
態様であるために、対向する挟持部材2,2は、突起片
が溝に沿って移動する方向即ち挟持部材2の長さ方向に
ずれ移動が可能である。例えば、図14に示す如く物干
し挟みに挟んだ洗濯物6を取り入れる際に、洗濯物6を
これを外す方向と異なる方向に無理矢理引っ張った場合
には、回転体3,3の対向位置が上下方向にずれて枢支
部分が外れる可能性がある。図16は、この枢支部分の
ずれを防止できる構造の物干し挟みを示した斜視図であ
る。
【0037】図16に示すように、挟み部11は、略中
央にて枢支される一対の挟持部材20,20と、該挟持
部材20夫々の一端側に軸支された回転体3,3と、挟
持部材20の回転体3を設けた側を接近せしめる向きに
付勢するC型バネ4とを備えて構成されている。図17
は対をなす挟持部材20の片方の構造を示す斜視図であ
り、同構造を有する挟持部材20が対をなして枢支され
るようになっている。
【0038】図16及び図17に示すように、挟持部材
20の対向側略中央には第1の合わせ部22a及び第2
の合わせ部22bが前後方向に並設されている。第2の
合わせ部22bの回転体3に近い側には、挟持部材20
の箱底裏面から対向側に向かって突出する略三角片状の
止め部24が設けられている。止め部24は第2の合わ
せ部22bと同程度の突出高さを有し、挟持部材20,
20が枢支された状態で、対向する挟持部材20の第1
の合わせ部22aの回転体3を向く側面に沿った形状を
有している。その他の構造は図1に示した物干し挟みと
同様であり、同部分に同符号を付し、その説明を省略す
る。
【0039】図18は、このような構造の物干し挟みに
挟んだ洗濯物6を取り外す状態を説明する図である。物
干し挟みのつまみ部23aを操作することなく洗濯物6
を下方向に引っ張ることにより回転体3,3が回転し、
この回転に伴って洗濯物6が抜き取られる動作及びその
効果は図1に示す物干し挟みと同様であり、その説明は
省略する。洗濯物6を真下方向ではなく、左方向(又は
右方向)に無理矢理引っ張った場合に、左側(又は右
側)の挟持部材20に左(又は右)方向及び下方向への
力が付加され、第1及び第2の合わせ部22a,22b
の嵌まり寸法が浅くなる。このとき右側(又は左側)の
挟持部材22の止め部24は、左側(又は右側)の挟持
部材20の第1の合わせ部22a側に突き出ており、左
側の第1の合わせ部22aに当接してその下方向への移
動を阻止する。また、左側(又は右側)の挟持部材20
の上方向への移動は、左側(又は右側)の挟持部材20
が備える止め部24が右側(又は左側)の挟持部材20
の第2の合わせ部22bに当接することにより阻止され
る。
【0040】このように、挟持部材20,20に止め部
24,24を備えることにより、洗濯物6を取り外す際
に生じる虞がある枢支部分のずれを防止することができ
る。
【0041】以上の如き構成の止め部24は、第2の合
わせ部22bの回転体3側に設けた場合を説明している
が、これに限るものではない。例えば、図19に示すよ
うに、第1の合わせ部22bの回転体3側に形成してあ
っても同様の効果を得ることができる。図19は対をな
す挟持部材20の片方の構造を示す斜視図である。この
とき、止め部24は図17と同様の形状を有しており、
挟持部材20,20が枢支された状態で、対向する挟持
部材20の第2の合わせ部22bの回転体3を向く側面
に沿った形状を有する。
【0042】また、図20に示すように、第2の合わせ
部22bのつまみ部23a側に形成してあっても良い
し、図21に示すように、第1の合わせ部22aのつま
み部23a側に形成してあっても同様の効果を得ること
ができる。図20及び図21は夫々対をなす挟持部材2
0の片方の構造を示す斜視図である。このとき、止め部
24は図17及び図19と同様の形状を有している。但
し、挟持部材20,20が枢支された状態で、止め部2
4は対向する合わせ部のつまみ部23aを向く側面に沿
った形状を有している。
【0043】さらに、止め部24は、第1の合わせ部2
2aの回転体3側とつまみ部23a側との両側に夫々形
成してあっても良く、さらにまた、止め部24は第2の
合わせ部22bの回転体3側及びつまみ部23a側の両
側に形成してあっても同様の効果を得ることができる。
【0044】なお、上述した本実施の形態の物干し挟み
は、回転体が6枚の羽根部を有する場合を例に挙げて説
明しているが、これに限るものではなく、複数の羽根部
を有していれば良い。
【0045】
【発明の効果】以上のように、本発明においては、挟持
部材に枢支された回転体が複数の羽根部を備えているの
で、該羽根部の挟持弾圧片の弾性力により対象物を強固
に挟持でき、且つ取り外す際には回転体をスムーズに回
転せしめることが可能である。また、羽根部の先端が外
側に反っているので、対象物の挟持をさらに強化でき
る。さらに、対象物を挟持している羽根部の下段が、そ
の先端で挟持対象物を挟持するので、対象物の挟持をさ
らに強化できる。さらにまた、吊り部の一端に設けたル
ープ部に挟み部を挿通せしめることにより、例えば物干
し竿に簡単に物干し挟みを掛止することができる。さら
にまた、このような物干し挟みを枠体に複数取付けるこ
とにより、一定領域で多量の対象物を挟持することがで
き、その取込み作業が短時間にスムーズに行なえる等、
本発明は優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る物干し挟みの構成を示す斜視図で
ある。
【図2】図1の正面図である。
【図3】図1の物干し挟みが備える回転体の構成を示す
斜視図である。
【図4】図3の正面図である。
【図5】図3の側面図である。
【図6】図1の物干し挟みが備える挟持部材の構成を示
す斜視図である。
【図7】図6の挟持部材に回転体を取付けた状態を示す
斜視図である。
【図8】本発明の物干し挟みの吊り部の構成を示す斜視
図である。
【図9】本発明の物干し挟みのC型バネの構成を示す正
面図である。
【図10】吊り部にC型バネを取付けた状態を示す斜視
図である。
【図11】回転体の位置関係及び回転状態を示す正面図
である。
【図12】回転体の位置関係及び回転状態を示す正面図
である。
【図13】回転体の位置関係及び回転状態を示す正面図
である。
【図14】本発明の物干し挟みの使用状態を示した斜視
図である。
【図15】本発明の物干し挟みを用いた物干し具の構成
を示した斜視図である。
【図16】本発明に係る他の物干し挟みの構成を示す斜
視図である。
【図17】図16の物干し挟みが備える挟持部材及び回
転体の構成を示す斜視図である。
【図18】図16の物干し挟みの使用状態を示した斜視
図である。
【図19】本発明のさらに他の物干し挟みが備える挟持
部材及び回転体の構成を示す斜視図である。
【図20】本発明のさらに他の物干し挟みが備える挟持
部材及び回転体の構成を示す斜視図である。
【図21】本発明のさらに他の物干し挟みが備える挟持
部材及び回転体の構成を示す斜視図である。
【図22】従来の物干し挟みの構成を示す正面図であ
る。
【図23】従来の物干し挟みの構成を示す正面図であ
る。
【図24】従来の物干し挟みの構成を示す正面図であ
る。
【符号の説明】
1 挟み部 2 挟持部材 3 回転体 4 C型バネ 5 吊り部 6 洗濯物 8 吊り枠 10 物干し挟み 21 軸支部 21a 軸 22c 押圧部 23a つまみ部 24 止め部 31 軸受け孔 32 基体 33 羽根部 33a 基部 33b 弾圧片 33c 挟持面 33d 先端部 34 噛み込み空間 53 ループ部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中間で枢支された一対の挟持部材の夫々
    の一側に回転体を取付けた挟み部が、弾性力により前記
    一側を相互に接近せしめる方向に付勢され、前記一側に
    て対象物を挟持する物干し挟みにおいて、 前記回転体は、前記挟持部材に枢支される基体と、該基
    体の周面に突設され、該基体から突出した基部及び該基
    部と所定角度を有して周方向に延びる挟持弾圧片を有す
    る複数の羽根部とを備え、前記挟持弾圧片にて前記対象
    物を挟持すべくなしてあることを特徴とする物干し挟
    み。
  2. 【請求項2】 前記各羽根部は、隣合う羽根部の挟持弾
    圧片が、前記基体側に120°±10°をなしてある請
    求項1記載の物干し挟み。
  3. 【請求項3】 前記各挟持弾圧片は、その外周面の先端
    側を外方向に反らせてある請求項1記載の物干し挟み。
  4. 【請求項4】 前記挟持部材の夫々に枢支された回転体
    は、回転位相を異ならせて前記挟持弾圧片を対向せしめ
    てある請求項3記載の物干し挟み。
  5. 【請求項5】 前記各挟持弾圧片は、隣合う挟持弾圧片
    の前記基部側の延長線を超えて延設してある請求項1乃
    至請求項4のいずれかに記載の物干し挟み。
  6. 【請求項6】 一端が前記挟み部に係止され、他端に前
    記挟み部が挿通可能な寸法のループ部を有する吊り部を
    備える請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の物干し
    挟み。
  7. 【請求項7】 前記一対の挟持部材の夫々は挿入片及び
    受け片を備え、一方の挟持部材の挿入片を他方の挟持部
    材の受け片に挿入せしめて枢支してあり、該挿入片の少
    なくとも前記回転体側又はその反対側の何れかに止め部
    を設けてあり、一方の挟持部材の止め部が他方の挟持部
    材の受け片に当接することにより、一対の挟持部材の枢
    支部分の前記回転体に向かう方向の相対移動を止めるべ
    くなしてある請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の
    物干し挟み。
  8. 【請求項8】 前記一対の挟持部材の夫々は挿入片及び
    受け片を備え、一方の挟持部材の挿入片を他方の挟持部
    材の受け片に挿入せしめて枢支してあり、該受け片の少
    なくとも前記回転体側又はその反対側の何れかに止め部
    を設けてあり、一方の挟持部材の止め部が他方の挟持部
    材の挿入片に当接することにより、一対の挟持部材の枢
    支部分の前記回転体に向かう方向の相対移動を止めるべ
    くなしてある請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の
    物干し挟み。
  9. 【請求項9】 中間で枢支された一対の挟持部材の夫々
    の一側に回転体を取付けた挟み部が、弾性力により前記
    一側を相互に接近せしめる方向に付勢され、前記一側に
    て対象物を挟持する物干し挟みの複数を、吊り部を備え
    る枠体に取付けた物干し具において、 前記物干し挟みの各回転体は、前記挟持部材に枢支され
    る基体と、該基体の周面に突設され、該基体から突出し
    た基部及び該基部と所定角度を有して周方向に延びる挟
    持弾圧片を有する複数の羽根部とを備え、前記挟持弾圧
    片にて前記対象物を挟持すべくなしてあることを特徴と
    する物干し具。
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